あらすじ
1987年、地方都市の平凡な男子高校生だった山口は宇部と出会う。共通点はテレビアニメ。地方で暮らすアニメ好きの青年にとって、共通の話ができる友人はかけがえのないものになった。深夜に待ち合わせて『王立宇宙軍 オネアミスの翼』封切のために並んだり、放課後に「『風の谷のナウシカ』鑑賞会」をしたり……いつしかふたりはプロのアニメーターへの道を進み始める。『機動旅団八福神』、『星屑ニーナ』に続く福島聡の長編新作は、男ふたりのアニメと友情の物語! 分冊版第1弾。
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懐古懐古懐古
正にその時代に高校生でアニメに夢中だった。
彼らの心理描写が良い。
もちろんスマホや携帯など無く、リアルな人間関係が全てだった。
言葉を選んだり、飲み込んだり、言い間違えたり、直球だったり、
液晶の文字ではなく、相手の表情や息遣いなどで気持ちを読む。
未完成な高校生だからこそのやりとりに、胸が熱くなる。