令丈ヒロ子のレビュー一覧

  • 病院図書館の青と空

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    大好きな本の世界へ行けたら。まさに読書好きの夢が叶うお話。現実がつらくて本の世界に閉じこもりたい空花と青。ただ空花はアオに叱られたことで現実と向き合うようになり、本に閉じこもったままの青を引っ張り出す。誰だって辛い現実よりは楽しい空想の方がいいもの。それでも小学5年生で塞ぎ込んだ友だちを「あなたの居場所はここだよ!」と自分の胸を叩けるなんてこの2人の友情は本物だ。もう本の世界に入り込むことは出来ないけれど、これからは現実の世界で友情を育んでいく2人の話をもっと読みたい。

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    2022年06月07日
  • 若おかみは小学生!(1)

    購入済み

    懐かしい!

    青い鳥文庫で読んでいた小説だったので漫画も読んでみようと思っていたのですが、久々に読んだのでとっても懐かしい気持ちになりました!
    アニメも映画も面白かったです。

    #ドキドキハラハラ #ほのぼの

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    2022年09月29日
  • よみきかせ日本昔話 かもとりごんべえ

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    表紙を見て、これまんぷくでぇの絵だと。
    長谷川さん絵が好きみたいです
    かもや傘で空に飛んでくところで笑う息子
    五重塔から落ちて歯がぬけて
    はなし
    このオチ少し理解できたようです

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    2022年01月19日
  • 妖怪コンビニでバイトはじめました。

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    ファンタジーなんだけど、変に現実的なところも感じさせるコンビニ。子どもは大人が思ってるよりたくさん考えてる。イズミ、コア、タカジュンをみてて思った。命の光が弱っているとき、こんなコンビニに出会えたら救われるのかもしれない。

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    2021年12月21日
  • クルミ先生とまちがえたくないわたし 藤島クリニック再生計画

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    まちがいはダメ、難しいなぁ。大人になるにつれ、正解か間違いかハッキリできないものが増えてくる。
    クルミ先生もモトキも、お互い関わっていくことで成長していくのかな。

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    2021年09月16日
  • 若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー

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    ネタバレ

    おっこは事故にあったからウリ坊というユウレイに会えて、話すことが出来てすごいと思いました。私もユウレイと話せるようになりたいです。

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    2021年08月09日
  • パンプキン! 模擬原爆の夏

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    知ってる町並みが出てきて、親しみを持って読むことができた。読みやすく2日で読み終えた。原爆が投下される経緯がわかって、深く考えさせられたし、いろんなことを知ることができた。時間があれば、ぶらりと現地に行ってみよう。

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    2021年06月30日
  • 人類滅亡フラグがたちました! ぼくらが決める七つの未来(アクム)

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    宇宙人に拉致された7人の中学生は、地球滅亡、人類滅亡を阻止するにはどうしたらいいか?どのような未来なら人類は滅亡せずにいられるか?という宇宙人の問いに、それぞれ答えていきます。
    宇宙人がそれを実際にシュミレーションしてみせますが、ことごとく人類は滅亡してしまいます。
    7人の中学生が選択した未来が語られていくSF短編集方式です。

    最後は読者に選択を投げかけるの。
    どんな未来が「正解」でしょうか?

    重ためのテーマをさくっと読ませる感じがお見事。
    ブラックユーモアと、宇宙人のめちゃくちゃなこじつけ滅亡パターンがじわじわと面白い。

    どんな未来なら人類は滅亡しないのか?
    これを読んだ小中学生が出す

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    2021年05月30日
  • 長浜高校水族館部!

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    登場人物はフィクションでも、実績はノンフィクション!
    高校生、勉強しながらの飼育や手入れ、研究にお客さんのおもてなしとやる事だらけで凄いな…と思いつつ読み進めたところ、スピード感のある展開で一気に読み終えてしまった。
    ハプニングが色々ありつつも、少しずつ乗り越えて頑張るみんなに感化され、自分もがむしゃらに何かに打ち込みたい気にさせられた。
    いつか遊びに行けるといいな。

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    2021年05月07日
  • 妖怪コンビニでバイトはじめました。

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    キャッチーなタイトルだけど、
    中身はしっかりとしたYA、児童文学でした。
    さすが令丈ヒロ子さん。

    人外コンビニを見つけてしまうのが
    人間の(霊感のある)少年、イズミ。
    そこで、幽霊の少年や、
    死にたい気持ちを抱える少女に出会って、
    ドタバタといろんな事件がおきる。
    落としどころもしっかりしていて、
    イズミの心の変化にほっとさせられました。

    生身の人間は使えない「人外ペイ」だとか
    妖怪コンビニならではの商品のオンパレードで、
    読ませる仕掛けが盛りだくさん。
    中学年から読めるボリュームで、とても面白いストーリーでした。この読みやすさがなー。さすがだなー。

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    2021年04月11日
  • 若おかみは小学生!(3) 花の湯温泉ストーリー

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    ネタバレ

    最後らへんまつきとそうたさんが、握手をしていて、耳を引っ張りたいところだが、大きな手に包まれていて引っ張れなかった時のまつき可愛い

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    2021年02月22日
  • 若おかみは小学生!(1)

    匿名

    購入済み

    小学生のときに、原作の青い鳥文庫の同タイトルを愛読していました。
    マンガ版も絵がかわいくて懐かしい気持ちになりました。

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    2021年02月01日
  • 若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー

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    むすめの借りた本を横から。
    なかなか面白かった。
    おっこもウリ坊も良い子。
    次の巻も楽しみ。学校で読み終えないで母にも貸してくれ。

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    2020年08月13日
  • 若おかみは小学生!(1) 花の湯温泉ストーリー

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    交通事故で両親を亡くし、母方の祖母の経営する旅館・春の屋に引きとられた小学校6年生の女の子・関織子(おっこ)が、ひょんなことから“若おかみ”修業を始めるというコメディシリーズの一作目である。慣れない仕事に失敗を重ねながらも、前向きに進んでいくおっこの姿が描かれている。この巻でメインとなるエピソードは、おっこが修業を始めたきっかけと花の湯温泉名物菓子コンテスト。
    映画の評判がいいので気になっていた作品だったのだが、おっこをはじめ、春の屋に住みついているユーレイ少年・ウリ坊、大旅館の跡取り娘・ピンふりなど、メインのキャラクターはいずれもいい感じで、楽しく読むことができた。特にピンふりは、いかにもな

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    2020年08月10日
  • 長浜高校水族館部!

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    とてもおもしろく、興味深く読みました。こんなにおもしろくて、町ぐるみで盛り上げてて、毎年研究論文が高評価されてるような部がある学校なのに廃校の危機にあってるなんて、少子化で仕方がないないとはいえ、納得いかないというか、もったいないなと思ってしまいます。なんとかって、ずっと続いてほしいですね。水族館部。

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    2020年01月23日
  • 手をつないだまま さくらんぼの館で

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    作者が「若おかみ」シリーズで小学生に大人気の作家で、この作品は初めての一般書として書いたという情報だけで読んだ。
    始めのりりなと颯太の部分は昔の少女マンガみたいで、正直「こんなもんか、やっぱり」と思いつつ読んだのだが、後半は良かった。
    ストーリーは大島弓子みたいだな(私としてはかなり褒め言葉)、と。(「金髪の草原」とか、黄金期の名作の雰囲気)終わり方は、ちょっと児童文学臭がしたけど。もしかして作者は大島弓子ファンなのではとすら思った。
    もう少し終わりの説教じみたところをどうにかしてくれたら、随分いいのではないかと。
    一般書とは言うけど、中高生でもいいと思う。(恋人が親のいない日に泊まりに来るシ

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    2019年04月30日
  • 長浜高校水族館部!

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    愛媛県立長浜高等学校には「水族館部」がある。様々な水の生き物を飼育し、繁殖させ、地域の人たちと一緒に楽しむイベントを企画する、全国でも珍しい部活だ。ぼく井波あきらは、部長として頑張っているが、思いがけないトラブル続きで、悩みは尽きない。
    全力で頑張る高校生たちの姿が生き生きと描かれた物語。実在の「水族館部」を取材して生まれた力作です。

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    2019年04月28日
  • 手をつないだまま さくらんぼの館で

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    この本は何なんだ!
    ハンマーで打ちのめされ、マシンガンで吹き飛ばされる!!
    読後~何とも言えない気持ちになる!!!

    この子供はどうゆう子だ!
    頭に来る~~! と思っていたら
    後半まったく違う展開に突入!
    どうなるんだ!

    勇気をもらえた小説です。

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    2019年03月04日
  • 手をつないだまま さくらんぼの館で

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    大学生作家の颯太は遠縁のおばあさんの家「白桜館」の管理を任される。白桜館での生活を楽しんでいたある日、おばあさんの孫だという10歳の女の子りりなが現れた。りりなは颯太にあれこれとワガママを言うのだった。

    白桜館でのほのぼのとしつつも、りりなとのドタバタな毎日を描いた作品。かと思いきや、物語は急展開を遂げます。白桜館での生活が理想であったからこそ、その後の展開のもつ意味が際立たされます。
    「喪失と再生」喪ったものはもう二度と手には入れられないけれど、完全に無になる訳ではないのかもしれない。起こったことはなかったことにはできない。記憶の奥に仕舞い込んでも、なかったことにはならない。喪ってもそこか

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    2019年03月03日
  • 手をつないだまま さくらんぼの館で

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    ネタバレ

    プロローグでなんだか可愛いなあと思う反面、少し怖い思いを抱きながら本文へ。
    穏やかなお話なんだと思いました。最初は。笑
    読み進めていくと、兄と恋人、大切な2人を失ってしまった颯太の事がどんどん分かっていきました…。
    それでもりりなは、那亜里は、颯太に強くなってほしいと伝えました。
    前半の夢は穏やかな日常のお話なんかじゃなかった。
    那亜里が伝えたかったことが詰まっていた。
    個人的に、颯太がバスの中で那亜里の最初で最後の本を読んでいるシーンがとても大好きです。
    虚しい切なさに晒されながらも、読みきりました。
    読み終わった後で、プロローグと書名の意味が分かり、とても苦しくなりました。

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    2019年02月19日