あらすじ
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藤島基季(ふじしまもとき)、小学5年生。自分でいうのもなんだけど、わたしは「まちがえないこと」には自信がある。学校生活も、父子家庭の運営も、キチンと計画的にやっている。そんなある日、親戚のお医者さん、クルミ先生の家で数日をすごすことになって、「まちがえない」わたしの人生に、一大事件がまきおこる――! 思う通りにならないこともあるけれど、読めば明日が楽しみになる物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
父親の出張で、親戚の、開業したばかりのお医者さんだというクルミ先生の家に4日間だけあずられることになった小学5先生の女の子、モトキ。
腕はいいのにあまり流行っていない病院の様子を見たモトキは、クリニック再生計画を立てる。
素材はとてもいいのに、とにかく話が短い。主人公も先生も医院の人たちも、みんなキャラがよくて、もっともっと深く読みたいのに、ばたばたと話がまとまってあっという間に終わってしまう。児童書だから仕方ないとはいえ、あまりにももったいない!
モトキの家庭のことも、もっと掘り下げて書けるはずだし、もっともっとこの人たちの話が読みたい。
挿し絵もめちゃかわいいので、このままの雰囲気を大事に。シリーズ化するつもりで、もう一回最初から書き直しましょう。
要するに、令丈ヒロ子さん、さすがですっていう話です。
Posted by ブクログ
まちがいはダメ、難しいなぁ。大人になるにつれ、正解か間違いかハッキリできないものが増えてくる。
クルミ先生もモトキも、お互い関わっていくことで成長していくのかな。