あらすじ
コンビニなのに薄暗い。 そんなコンビニに、なにげなく入った少年イズミ。 イズミは、霊感が強く、幽霊や妖怪が見える。 そのコンビニは、幽霊や妖怪専用のコンビニだった。 イズミは、この店でバイトをすることになる。ある日、死んだばかりの美少年の幽霊が入ってきた。 美少年の名は、タカジュン。アイドル志望でダンスが得意だった。
タカジュンは、生きる希望をなくした少女と一緒にパフォーマンスを演じ、店は大変盛り上がる。そんな中、タカジュンの葬儀が行われることになり、イズミも出席することになる。 タカジュンは、自分の葬儀をながめていたところ、重大なことに気がついた … …。 面白く読めて、読者に様々な生きるヒントを感じさせる物語。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
父さんと二人暮らしの静かな生活をしているイズミには、不思議な力が備わっていた。いわゆる霊感があると言うか見えると言うか、プラス人の心のエネルギー色が見えることによりその人の本質がわかる。
ふとしたことから、妖怪コンビニで働き始め.....。
令状ヒロ子さんらしい暖かく軽く楽しんで読める一冊でした。
#小学生#中学生
Posted by ブクログ
面白かったーーー!
読みやすいし、夢中になって一気読み!!
幽霊や妖怪のコンビニってのが面白い。
ただ少々浅いなーと思う場面もあったのでほし4つ。
始めて読む作家さんやって、他の作品も読みたいと思った!
Posted by ブクログ
昔から幽霊や妖怪などが視える体質の主人公。妖怪コンビニに偶然迷い込み、そこでアルバイトをすることに。事故で死んでしまった少年や、SNS炎上で死にたいと思う少女と出会い彼らの問題を解決していく。ただ、主人公の出自には結構闇がありそうなので今後、そこが解き明かされていく展開だろうか。
Posted by ブクログ
ファンタジーなんだけど、変に現実的なところも感じさせるコンビニ。子どもは大人が思ってるよりたくさん考えてる。イズミ、コア、タカジュンをみてて思った。命の光が弱っているとき、こんなコンビニに出会えたら救われるのかもしれない。
Posted by ブクログ
キャッチーなタイトルだけど、
中身はしっかりとしたYA、児童文学でした。
さすが令丈ヒロ子さん。
人外コンビニを見つけてしまうのが
人間の(霊感のある)少年、イズミ。
そこで、幽霊の少年や、
死にたい気持ちを抱える少女に出会って、
ドタバタといろんな事件がおきる。
落としどころもしっかりしていて、
イズミの心の変化にほっとさせられました。
生身の人間は使えない「人外ペイ」だとか
妖怪コンビニならではの商品のオンパレードで、
読ませる仕掛けが盛りだくさん。
中学年から読めるボリュームで、とても面白いストーリーでした。この読みやすさがなー。さすがだなー。
Posted by ブクログ
2021年出版。児童書、なのかな? 字の印刷密度が低くて、簡単な感じにまで読み仮名が。絵は無いけど絵本的な文章。それでも意外と面白くて順調に読み進めたが、何やら終盤で如何にもなハッピーエンド展開に。むず痒くて読み飛ばしてしまった…。シリーズ化しているようだが、自分にとってはこれだけで十分かな。
Posted by ブクログ
面白かった。妖怪向けのコンビニでバイトを始めた人間の話。お互いの利害関係がマッチした設定が良かった。妖怪コンビニシリーズが続いてるようだけど違うお店っぽい。この続きは出ないのかしら。