西田佳子のレビュー一覧
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いやー忘れるわー
1年ぶりの新作だもんこれまでの話忘れるわー
読みながらちょっとづつ思い出したけどね
というわけでスカンダーです
ユニコーンライダーです
なんかもう色々ありました!
登録者の少ない物語はなるべく内容が分かるようなレビューにしたいなーと思ってるんですが、なんかもう色々あり過ぎてまとめるのめんどくさい(出た)
仲間たちの力を借りながら、運命にあがらい、強大な敵に立向かう古き良き王道ファンタジーです
イギリス人が好きそうなやーつです
ということはひまわりめろんさんの好きそうなやーつということです(謎理論)
そして話の展開も王道です
ハリー・ポッターとか好きな人は好きそう -
Posted by ブクログ
ネタバレ『むらさきのスカートの女』(今村夏子)を思い出すために読もうと、キーワードで選んだ『ぼくがスカートをはく日』(エイミ・ポランスキー)。
今回は【トランスジェンダーの小学生6年生が持つ苦悩の話】でした。
偶然ハトシェプスト興味で選んだ『碧いホルスの眼』(犬童千絵)を並行して読んでいる事もあって、
「この事で悩む人は昔からいるんだな」って思ったかな。
さらに主人公の場合、自身の考えを尊重してくれた両親を交通事故で早くに亡くしており、心情はさらに複雑なもの。
先日読んだ『違国日記』(ヤマシタトモコ)では高校生主人公も似たような境遇にあった事を思い出し、読後こんな近日中に類似ストーリーを読む -
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「内向型は、発言するよりは、黙って流れを見守る方が好きです。発言すべきときがあれば、そのときだけ発言します。」p.9
「内向型の多くは、親しい友達と一緒にいるときや、自分が関心を持っているテーマで話しあっているときは、そうでないときよりも外交的にふるまうと言います。また、たくさんの人に囲まれているのを好む外向型も、そのほとんどは、気持ちをクールダウンさせる時間が必要だと言います。」p.11
「どれであってもかまいません。快適に暮らしていくための鍵は、自分がどういうタイプかを知ることにあるのです。」p.14
「どういう状況で力を発揮したりリラックスしたりできるか、ということがわかれば、気持 -
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一般的に女性は男性よりも優れていないと同等の役職やチャンスを手に入れられないといわれる。
30余年生きてきた私も、そのとおりであると思う。
総合職の男女比は厚労省“職種別正社員・正職員の状況”によると
平成28年(2016年)、男女ともに採用する企業は約4割しかなく、約2割は女性のみ、約4割は男性のみ。
管理職に占める女性の割合は1割程度。男性と比較すると門戸の狭さもさることながら、出世のチャンスも限られている。
さらに、あくまで日本の状況であるが、本書のアーダーン首相への女性記者からの質問へもあるように
「子どもを持ちながら仕事をするか、子どもをあきらめて仕事だけをとるか」や
首相に在任 -
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自分は立場や年齢的にサリーおばさんが一番近い立場なんだけど。この本の登場人物の中でサリーおばさんが一番理解できなかった。
「どうしてこんなにもグレイソンを否定するんだろう?」「なぜ、グレイソンのチクチクしている気持ちに気がつかないのだろう?」「自分の価値観を押し付けて振り回し、グレイソンの世界をメチャクチャにするのはなぜ?しかも、PTAを巻き込むとか。この行動力なんなの?」と。わからない事だらけで。
なので、まあ、サリーの立場とサリーを俯瞰した視点で考えてみたんですが。
サリーは「グレイソンが否定的な目で見られることはかわいそう」と言っていますが、サリーの一番の不安は「否定的な目で見られるグレ -
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クライマックスには演劇のシーン。主役のペルセポネを演じるグレイソン。
この本のストーリー構成から、映画「ボヘミアン・ラプソディ」を連想した。
フレディ・マーキュリーの半生が描かれた後、クライマックスのライブエイドのステージで「エィヨ、イーヨ、オールライト!」と観客にコールするフレディ。「ありのまま」に生きようとフレディが宣言するかのような名シーンだと思う。
グレイソンにとって、ライトの光が当たる学校の舞台に、ペルセポネとして黄金色のドレスを着て観客の前に現われたときも、同じような心境だったのかもしれない。
グレイソンもフレディも、「ありのまま」であり続けるための悩みや葛藤を多く経験し、そし -
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ネタバレまず一言…
ペイジごめんなさい。
最後まで疑ってました…
LGBTへの見方が変わった1冊。
今までもLGBTには特に偏見は無かったがこの本を読んでより理解を深めることが出来た。
読んでいて途中凄く心苦しくなるところがあるが、その場面を乗り越えてこそこの本の意味があるし、得るものがある。
グレイソンの母親のような広い心を持っていたい
12歳のグレイソンの勇気に感銘を受けた
サリーおばさん…もう少しグレイソンを受け止めて欲しかった
~心に残った言葉~
・沈黙ってこんなにも自己主張の激しいものだったのか
・リスクは伴うがそれ以上のものが得られる -
Posted by ブクログ
子どもが借りた本。表紙の絵とタイトルに惹かれて手に取った。
これは、トランスジェンダーと思われる12歳の少年の目線で、彼の学校での日々や心に降り積もる思いが書かれた物語だ。
日本では、多感な中高生時代にLGBTの当事者がカミングアウトするということは、ほとんどないだろう。その多くはきっと誰にも心の内を話せないまま、自分にも周りにも違和感を抱えながら学校という狭い枠の中で苦しい毎日を過ごしているのだと思う。
主人公のグレイソンは、一番の理解者であったはずの両親を幼い頃に亡くしており、心の支えがない中なんとか周囲に怪しまれないように、自分を殺して通学している。しかし、あるきっかけにより、校内の -
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読み終わるのがさみしい、と久々に思えた作品。
ペットのワニ、アルバートとさよならする旅のはずが、破天荒な脱線の連続...アルバートは球団のマスコットになったり、映画に出演したり...で、湿っぽい別れの予感はどこへやら。ヒッカム夫妻の思惑も(それに職業も)刻々と移ろって落ち着かず。アルバートを本当に手放すのか (手放さないでほしい!)も含め、ギリギリまで結末が読めません。
しっくりいかない夫婦関係と、その鍵を握るアルバートに寓意を読み取ることもできそうですが、実話に基づいているというからニクい。
アルバートの一挙一動と「ヤーヤーヤー」(鳴き声!)に和み、小気味好いジョークに脱力し、最後はホロ -
Posted by ブクログ
デボラ・クロンビーの警視キンケイド&ジェマのシリーズ。17作目。
14作目「警視の挑戦」に始まる陰謀の様相が明らかに。
前作「警視の謀略」で、ダンカン・キンケイド警視は、突然スコットランド・ヤードからホルボン署へ異動させられた。
それは悪い想像通り、その前の事件で、警察内部の闇に触れたためだった。
妻のジェマは、かっての同僚で、名コンビだった女性。
キンケイドが思わぬ深層に分け入ったのは、ジェマを守るためでもあったことは知らないでいます。
もう違う部署に勤めているジェマは、ロンドンで昇進しているのですが。
とある庭園に囲まれた高級住宅街で、若い女性の死体が発見された。
美しい庭に思わず感嘆