西田佳子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
偶然手にした一冊。奇妙なタイトルと表紙の絵が気になって読んでみた。著者(知らなかったが著名な作家らしい)の両親の若い頃の破天荒なエピソードで、どこまで本当でどこからが作り話なのか分からないが、スタインベックやヘミングウェイも出てくる。大恐慌の6年後の1935年に自動車で1000kmの旅をするというのは、相当の大冒険だったのだろう。長編のロードムービーのようで、(アメリカ小説をそれほど読んでいないにも関わらず)いかにもアメリカ小説という感じがする。「両親と1匹のワニがぼくに教えてくれた、大切なこと」というのがサブタイトルだが、その「大切なこと」をどう理解するかは読み手次第といったところか。かなりの長編(450ページあまり)だが、一気に読んでしまった。