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ダンカン・キンケイド警視が異動後初めて挑むのは、セント・パンクラス駅で起きた爆破テロ! ロンドンの主要駅で爆破テロが発生。 キンケイド警視は、本来使用されるはずだった発煙筒が、何者かによって手榴弾にすり替えられたため爆発が起きたことを突き止める。誰の謀略か。 爆死した実行犯の周辺を捜査する中で、ある男の存在が浮かび上がる。なぜか記録上“存在しない”男の正体とは。 衝撃の真実に戦慄せよ! 大人気シリーズ最新刊!
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Posted by ブクログ
スコットランドヤードの警視として活躍していたダンカン。前作での上司との衝突の影響なのか、所轄署で、同じ警視として異動となってしまいました。階級は同じだけど、実質左遷だそうです。異動先には、一癖ある部下。大変ですね。 なんか本作あたりから、急にほのぼの(とまでは言えないかもだけど)した話から、エスピ...続きを読むオナージ臭が漂い始めますね。そもそも、この作品も、テロか?と思うような事件だしね。 しかし、犯人、怖いよね。イギリスって、時々、こう言う犯人居るけどね。
1993年から書かれている警視のシリーズ、16作目。 主役たちの人柄が良く、ドメスティックな細やかさとあたたかさが魅力のシリーズです。 前作では、妻のジェマは昇進。 一方、育児休暇を取っていたダンカン・キンケイドが職場に行くと、異動の辞令が。 ホルボン署の勤務は、事情を知っている人間は少ないものの...続きを読む、事実上の左遷でした。 新しい職場にすぐにはなじめず、部下の女性ジャスミン・シダナ警部補にはどうも嫌われている? そんなある日、国際駅で爆破事件が起きます。 ジェマの部下のメロディが恋人の公演を見に来ていて、警察官として奮闘することに。 テロも疑われる緊迫した状況から、近辺の活動家へ捜査の手が伸びます。 そこまで暴力的な集団には見えないのだったが… ジェマ、息子のキットとトビー、そして女の子のシャーロット。今回も要所要所での出番があり、温かい家庭の良さが感じられます。 ひやっとする危機あり、家族のせいで誤解が解ける面もあり。 このシリーズ、うんと初期の物はシンプルですが、部下のジェマの感じがよく、その後付き合いが深まるにつれてジェマの方が主役の感じになっていました。 女性目線の筆の運びが熟達してくる一方、優秀で優しくハンサムというキンケイドはいい人過ぎるのか?なぜかぼんやりした印象に(笑) 前作からキンケイド目線が増えていて、重荷を背負ったところで本領発揮なるか? 大きな事件をなるほど、このシリーズらしさのある味わいでこうまとめてきたか!と何やら納得。 背景にある問題は解決していないので、続きが気になります! お気に入りのシリーズ、その中の傑作というほどではないけれど、やっぱりかなり、いいです。 警視というタイトルはもともと原作には別にないようです。 探しやすくていいですけど、あの話はどのタイトルだった?って、迷いますね(笑)
ジェマとダンカンが気になって止められません 私にとっては理想的ファミリーなんだけど〜 人物の描き方が上手いなぁと思う 毎回安定した面白さで満足感あります ラストが気になって、シリーズ次刊早く読みたい
警視キンケイド・シリーズの第十六作。 メロディはギタリストの恋人とうまくいってのに、 ダグの方は骨折した足の調子も悪いし、 職場でも冷遇されているようでちょっとかわいそう。 そんなメロディが、爆破テロに巻き込まれる。 焼死した男の身元は? 救助活動をしながらも、現場から逃げた男の正体は? 一方、...続きを読むジェマの方は若い女性を殺した容疑者がいながら、 証拠がつかめず苦しんでいた。 スコットランドヤードから多分、左遷になったキンケイドは、 新しい職場で人間関係に悩むし、 警察内部で何が起こっているのかわからず、 上司は姿をくらましたまま。 結局、謎の男は殺されてしまうし、もやもやした。 キンケイドが、アメリカのシエラネバダ・ビール好きとは、 意外だった。
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