中野康司のレビュー一覧

  • エマ(下)

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    ボックス・ヒルでのナイトリーさんの感動的な言葉の数々!
    完璧なようで完璧でないエマの不思議な魅力。エマは素直だからねー。虚栄心や嫉妬といったキーワードがあって上手く作用しています。

    中野康司 訳/2005.10.10 初版

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    2009年12月17日
  • エマ(上)

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    中野康司先生の訳は分かりやすくて読みやすいです。
    ナイトリーさんが素敵な紳士で、もうたまりませんw
    二、三度読むことをおすすめします。伏線が散りばめられていて、本当に完璧な作品です。

    中野康司 訳/2005.10.10 初版

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    2009年12月17日
  • エマ(下)

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    イギリスマニアとしてはジェーン・オースティンを読むべきとわかっていたけど、恋愛物が苦手なため今まで避けて通ってきた。

    ようやく手を付け読んでみて、大団円で終わって安心したし、誰もが誰かのことを考えていて、礼儀を尽くして接するイギリスらしさがとても丁寧に描かれていて、200年前の貴族社会を知れて良かった。なるほど、オースティンは心情をこんなに上手く描くのか。私にも、作中の登場人物のような騎士道精神があったらな。

    ただ、上巻も下巻も最終的なカップルの予想が簡単にでき、エマが鈍感過ぎる(本人は敏感だと思っているが)のでじれったかったし、意外性はなかった。

    ハリエットが可哀想すぎない?と思ったけど、これもなんだか都合の良いように進んで良かった。エロもなかったので更に良かった。

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    2026年05月24日
  • 高慢と偏見(下)

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    ベネット家のドタバタ劇が面白かった。
    実写で見てみたいくらい。
    ユーモアある会話劇と文通が楽しかったし、最後めでたしめでたしで終えられる感じが爽快。

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    2026年05月08日
  • エマ(下)

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    ネタバレ

    上巻ではあまりハマらなかったけど、下巻はミステリー的な意外性や、登場人物達の気持ちの変化が沢山あって面白かったです。エマが素直に反省して成長していくことも好感が持てたし、ナイトリーさんもかっこよくて楽しめました。

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    2026年01月31日
  • エマ(下)

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    ネタバレ

    エマ大丈夫?痛い子になってない?
    そうか、娘に結婚してほしくない癖のある父のそばにいるために結婚を諦めている田舎の原石のお嬢さんなのか…
    社交界とか知ってもいいのに
    フランクは全然良くはないですよねジェインにとっても
    ジェインからしたら馬鹿に見えるんじゃないか?
    エマがご年配で自分より身分が低いけど気の優しいミスベイツに嫌味を言ってあとで叱られて自分が恥ずかしくなるエピソードは、自分にもありそう…人をナメちゃいけない
    エマとナイトリーさんがくっつけばいい
    自分と恋に落ちそうな人を勇気がないからって自分が嫉妬しないレベルの女の子とくっつけようとするのは性格悪いね

    真正面から自分を批判できるエマの心
    過ちからしっかり学んでいくらうちのめされても自分の不機嫌で相手に嫌な態度を取ることはない
    どれだけ自分を惨めに思ってもちゃんと自尊心は保たれているしここは学んだなって冷静に思える子
    本当に聡明な女の子

    ナイトリー!かっこいい

    「いまのエマは愛に関する話ならどんな話でも興味があるからだ。」
    すげー分かる、幸せな時って興味というか慈愛が持てるよねwww

    エマはただの21の女の子なのよね
    自分のせいで傷ついた頭の悪い女の子はバツが悪いから遠ざけたいし、自分より綺麗で頭のいい女の子とは自分にいい男がいる時にしか付き合えない
    そうしてそれが揃っている時は身分の低い女の子より綺麗で頭いい女の子と(自分の見栄のために)付き合いたい
    誰にだってこの頃の歳の時には特にこんな気持ちはあるはず

    フランクとジェインまじでお似合いやな
    ジェインにはこのくらいしつこくてマメな方が合ってる
    マメやと思うぞこの男は

    フランクと比べてナイトリーの方が上やなと思うエマは本当にエマやな
    自分のメンタルがいい時に他人の幸せを願い、その中でも自分が1番幸せであることを願う、心が健康な女の子だ

    ウォルタースコットという方からのオースティンへの賞賛の言葉
    「平凡な出来事や人物を、真実味あふれる描写と感情表現によって興味深いものにする絶妙な技は、私にはとうてい真似ができない」

    これは私には叙述トリックだわ…
    頭がいい主人公と言われたら頭がいい主人公と思ったまま読んでしまう
    絶対そっちじゃない!なんでそっち行くんだ!と他人の人生だから客観的に見れてそう思うけど自分の人生となったら同じことしそうだししてる、皮肉なもんです

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    2026年01月24日
  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    前半が余りにも普通に面白かったので、この感じのまま終わるはずないという余計な期待を持ってしまった後半。
    もちろん十分読ませる展開は待ち受けているのだが、さすがに近代のエンターテイメント小説がしばしば仕掛けてくるような劇的な転換はなかった。

    全編通して感じたのはキャラの立たせ方が現代でも通じている凄さ。
    諦観と皮肉にまみれながらゆるっと本質的に的を得たことを言う父親ベネット、もう狂気の権化としか思えないくらい何かにつけて醜態を晒す母親のベネット夫人、極めつけは唯一無二のいとこの奇人コリンズさん。
    いやー凄い。この面々が出てきた時の場の流れ、荒れ様が次第に読めてきて癖になるほど。それでいて変に後に引きずらずするするするーと物語が流れていく感じがまるでとりあえずやっとく鉄板ギャグかのよう。

    ジェイン・オースティン。本作の前に出版されたのは『分別と多感』で当時の作者名は「by a lady」。そして本作の当時の作者名は「by the Author of Sense & Sensibility(『分別と多感』の作者)」。
    物語の普遍性やあけすけな物言いからは想像できないような、やはりそう簡単ではない当時の世相も垣間見える背景とか、この時代にちょっと興味が湧いた。
    (登場人物達のほとんどの人達がろくに働かず、日々食事会と旅行に時間を費やしている。。。富の傾斜ありすぎ。。。)

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    2025年08月31日
  • エマ(下)

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    上巻と下巻の途中までは、岩波の工藤政司氏の訳で読んでいたが、どうにも日本語がわかりづらく、意味が不明な箇所が度々出てくるので、ちくま文庫の中野康司訳に切り替えた。するすると読めること!翻訳でこんなに変わるのかと驚きました。

    例えば下巻野41章ではカードゲームが出てくるのですが、工藤政司訳では内容がつかめず、混乱しました。翻訳を変えたらスッキリしました。

    。。。。。
    この時代は(今もかもしれないが)身分の違いで、結婚できる相手も決まっている。
    エマは賢く、自分は極めて正常に物事を判断していると思っているが、実は妄想、先走り、偏見の塊である。自分が常に正しいと思うが故の行動が、実は親切(!?)をされた人が希望していたことと真反対で、余計にこじれてしまったりする。
    具体的に言うと、結婚を申し込まれた子に、もっといい人いるからやめなさいの圧で、断らせたりする。あえて自分を抑えて生きている身分の下の綺麗な女性には、なんかいけすかない、友達にはなれないと冷たい態度をする。

    最終的には、エマ自身の身分の高さ、姿の美しさ、若さでこじれたものはリカバリーでき、とんとん拍子に円満に終わる。昔も今も結局、顔?!(+エマの時代は「身分」も)

    キャラ設定が非常にはっきりしており、エマのお節介おばさんみたいな性格も気になり、どんどん先へ読み終えることができた。大変満足です!

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    2025年08月26日
  • 高慢と偏見(上)

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    200年前に書かれたとは思えないほど読みやすい(訳者さんの力も大きいと思います)。Netflixドラマ「ブリジャートン家」をイメージした。当時お金のない人、特に女性がどんな風に扱われていたのかがよく分かる。良い結婚をすることは、本当に死活問題ですね。そういった意味で、シャーロットが興味深かった。エリザベスの恋のゆくえより、ジェインの方が気になりつつ、下巻へ突入します

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    2025年08月15日
  • 高慢と偏見(下)

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     BBCのドラマ(ジェニファー・イーリーとコリン・ファース出演)が妙に印象に残ったので、原作も読んだ。
     18~19世紀(大陸にナポレオンがいた時代)のイギリスが舞台で、おそらくジェントリ階級の女性を主人公にした恋愛小説である。現代と比べると、互いを知る交際期間と呼べるものはほぼないといった状況で男性はプロポーズするかどうかを、女性はそれを受けるかどうかの選択を迫られたことがうかがえる。恵まれた身分のごく一部の女性以外は、裕福な男性との結婚が経済的な困窮を避ける唯一の方法である時代に、主人公は自分が尊敬する相手と結婚したいと夢を見ている。はじめは鼻もちならないと嫌っていた名家の美青年が実は誠実で、実は主人公に一目ぼれをしており、紆余曲折を経て結婚に至るという都合のいいラブストーリーである。
     こう書くと、女性の願望がつまった通俗小説のようだが(実際そうだと思うし、そういう読まれ方をしている気がする)、コミカルなキャラクターやおしゃれな会話による風刺がきいていて、モーツァルトのオペラのような明るい雰囲気があり、古典として残るのも納得だった。いつの時代のどこにでもいる、いわば普遍的な欠点を持った登場人物たちが醸し出す滑稽さは現代日本の読者にも十分通じた。
     生涯独身だった著者のジェイン・オースティンはユーモアの才能に恵まれていて、人を笑い、自分を笑うことが大好きだったという。ままならないことに怒ったり、不幸や愚かさに絶望したりせず、笑ってやろうというのは勇敢で賢明なことだと思う。本書の主人公エリザベスをとおして、他人の欠点に腹を立てたり、身内のふるまいを恥ずかしく思ったり、自分の失敗を気に病むついでに笑ってやることを覚えられた気がする。

     注がついているので当時の文化も垣間見ることができたのも面白かった。ただ、訳は分かりやすさを優先しすぎて「そりゃそうですよ」「そうじゃない」のようなくだけた口語が標準で、かえって読みにくかった。原文は見たこともないし、この時代の発音等を知る由もないけれど、せめて上流階級の人たちの話し方はキングス・イングリッシュ風の日本語にしてくれてもよかったのではと思う。訳がいくつか出ているがどれも評判はよくない。

     BBCのコリンズ牧師とベネット夫人は強烈すぎて、原作を読んでいても、あの俳優たちの表情や話し方しか浮かばない。キーラ・ナイトレイ主演の2005年制作の映画も1940年制作の映画も見たけど、95年制作BCCのドラマが一番よかったし、驚くほど原作に忠実だということも分かった。音楽も素晴らしい。

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    2025年07月05日
  • 高慢と偏見(上)

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    身分差、「ふーん、おもしれー女…」、「あんたなんか大っ嫌い!」って展開はこの時代から愛されてたんだな
    最後の方怒涛の展開で読む手が止まらなかった
    と思ったけど結構ずっとハイスピードでガンガン進んでた気がする、このスピード感が気持ちいい!
    続きも楽しみ〜!

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    2025年06月12日
  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    最後まで目が離せない展開でヤキモキしたが、気持ち良く読み終わった。
    欠点を認めて自分を変えたダーシーが一際格好良かった。非を改め素直になる事が幸せを運んできてくれるんだな〜。

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    2025年02月18日
  • 高慢と偏見(上)

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    ベネット家の5人姉妹の次女エリザベスを中心に描かれる恋愛模様。エリザベス(或いは作者)の人間観察が小気味よく、ぐいぐい読ませる。盛り上がった所で下巻へと続く。

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    2025年02月10日
  • 高慢と偏見(下)

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    原作読んでから映画見ると所々端折られてたり、脚色されているなあと感じた。原作のほうが好き。読みやすくてとても面白かったです。

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    2024年08月15日
  • 高慢と偏見(上)

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    読みやすくてとても面白いです。BBCのドラマと映画の両方見たことがあるのですが、原作と映像化作品では所々違うところがあって違いを楽しめました!ダーシーツンデレすぎて好きにならずにはいられない笑

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    2024年08月08日
  • エマ(下)

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    あらすじは陳腐で退屈そうだが、キャラクターの描写がドライで辛辣、容赦がない。
    「ミス・ベイツは、若くもなく、美人でもなく、金持ちでもなく、結婚もしていないが、それにしてはびっくりするほど人気がある。」とか。
    身分の違いに厳しいのは時代かな。

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    2024年07月20日
  • 高慢と偏見(下)

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    ダーシー氏正統派イケメン。
    エリザベスも良いキャラしてる。
    けど誰が1番好きかって、ベネット父です。

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    2024年04月27日
  • 高慢と偏見(下)

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    ネタバレ

    下巻は
    ダーシーとエリザベス
    ジェインとビングリー
    リジーとウィッカム

    この組み合わせでどうなるか!
    ダーシーの屋敷が見物するほど立派なのと、駆け落ちが死ぬより不名誉なことや、コリンズの嫌な感じやら。

    目が離せませんでした。

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    2023年12月31日
  • 高慢と偏見(上)

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    ネタバレ

    ベネット家の5人姉妹のうちのエリザベスが主人公。
    えいが プライドと偏見からみました。

    ベネット夫人と夫のかけあいが
    あなた、自分の娘たちによくそんなひどいことが言えますのね!あなたは私を苦しめるのが楽しいのね。わたしの傷つきすい神経・・』

    なんてあけすけ。
    皮肉とユーモアたっぷり。

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    2023年12月31日
  • エマ(上)

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    ネタバレ

    後半、ぐんぐんおもしろくなる。
    エマに結婚しなくていいと言って溺愛し、健康ばかり気にかける父親のキャラが秀逸。
    ミス・ベイツの焼きリンゴ談義1ページ半は圧巻!
    オースティンはキャラクターづくりがうまくて、表現力が豊かで、ユーモアがあるところが好き。

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    2023年08月08日