辻内智貴のレビュー一覧

  • 青空のルーレット
    男同士の友情はさっぱりしてて気持ちがいいです。辻内さんはきっと温かい人なんだろうなぁ。「多輝子ちゃん」もよかった。
  • セイジ
    2つのある人を中心に物語るお話。さらさら〜と読めるけれど、何ともいえない深い部分がある。
    1話目はセイジさんという、旅先でお世話になった喫茶店の一応店長の話で、生きること、の意味をあらかじめ知ってしまっているような人の話。事故に巻き込まれた女の子を自らを悲惨なことに追い込むコトで救う。。結末は自分で...続きを読む
  • セイジ
    不器用にしか生きられないセイジの最後の行動は、衝撃的かつ非現実的。
    10代で読めてよかった。
    生き方を考えるきっかけになる。
  • ラスト シネマ
    シンプルに良い話ではあるが、主人公が小学校3年の時の記憶の回想にしては人間観察や状態描写が普通に大人で、違和感あり過ぎだった。
  • セイジ
    昔、単行本の方を読んだのでまた読んでみたいと思い、文庫版を手にとってみた次第なんですけれども、結果はうーん…どうですかね…確かに表題作は良かったものの、もう一個の方は何だか…小説として拙い感じが致しましたけれども、元々シンガーだった作者、ま、この作品以降、きっと上手くなっていることでせう!!

    ヽ(...続きを読む
  • 青空のルーレット
    青空のルーレットと多輝子ちゃんの2編からなる文庫本。
    青空のルーレットは夢を追いかける窓拭きの話。
    多輝子ちゃんは主人公多輝子ちゃんの高校生のときの話。
    共感はあまりなかったけど読みやすくはあったー、
  • セイジ
    i was surprised at 'PART TWO' in Seiji(the ground on a fish or the god's name). the story like a jet coaster. maybe, these stories become from him and...続きを読む
  • 青空のルーレット
    星4つにしようか迷ったけど
    今後に期待をこめての星3つ

    芥川賞をとった2話目より
    1話目のほうがよかった
    「こうなってほしい」って思うとおりのラストで
    ちょっとできすぎかなぁ?とも思うけど
    正直、ぐっときた

    感想書きながら思い返すと
    2話目も途中まではよかったなー
    歌手のくだりが無理やりっぽくて...続きを読む
  • セイジ
    人生の生き辛さみたいなのと真っ直ぐに生きることの大切さみたいな?

    映像観てたので内容理解は早かったかな〜
  • 青空のルーレット
    夢しかないタツオと夢みる気力を亡くした多輝子ちゃんのカップリングの妙が効いた。誰かを助けたり誰かに助けられたり、知らないうちに僕等はどこかで干渉している。なぁんだ、さみしくないじゃん。
  • セイジ
    ハタチくらいまでに出会いたかったなーと思う本。
    でも今読めて良かった。私の周りに"陸の魚"が多い。
    内容は、生きるとはどういうことかがテーマ。哲学的。
    後半のセイジの行動にビックリして、その流れを三度くらい読み返してしまった。
  • セイジ
    いつのまにか感性が鈍くなり、だいぶ生きやすくなってきたのだけれど、昔はずいぶんといろいろぶつかった。大人になってもぶつかり続けているセイジと竜二の話。ちょっと疲れた。

    ストーリーとは関係ないが、「そう」「そんな」「その」みたいな指示語が多すぎて、気になった。半分ぐらい不必要だと思う。
  • セイジ
     書店で何度か気になっていた作品を購入。辻内智貴は初めてかな。

     映画化され公開されるということで表紙に載っている西島秀俊の表情が気になって買ったというのもある。

     淡々と情景が進む作品で、読後時間が空いてしまったこともあり、この手の作品は大きな事件以外に詳細をあまり覚えてないというか・・・何と...続きを読む
  • セイジ
    映画を観た後読んだが、思ったよりもあっさりとし過ぎだった。
    想像の余地がありすぎて満足に想像できないと言うか。
  • セイジ
    こういう小説って意見が分かれるな〜わたしはあんまり吸いこまれなかった。。セイジについて、もうちょい説明あっても良かったよぅな?いきなりの顛末に感応性の高さは感じても、なんかそれまでのテンションや情報うすいような。
  • いつでも夢を
    『セイジ』を読んだ時も思ったけど、頭の中で、映像が浮かびやすい。
    シンプルなんだけど、その分登場人物の心情に入り込みやすい。

    最後はずいぶん無理やりだったけどww
    面白かったです。
  • セイジ
    映画がとても良かったので、読んでみました。
    すごく詩的な雰囲気なんだけど、その反面、とても淡泊だと思う。
    なるほど、音楽や映像をくっつけてみたくなる作品だなあ、と。
  • セイジ
    映画を見て読みたくなったので買いました。
    映画版の表紙がほしかったと言うのもありますが・・・

    映画とは細部が異なっているし、ある意味別の作品として
    読めなくもない。
    ただ、生きることとはなんぞやってことや
    セイジのもつ諦めとか心に刺さるものがある。

    映画を見てから見たけれど、
    本の僕もセイジは森...続きを読む
  • セイジ
    映画化されているそうで読みました。

    セイジという不思議な人間が織り成す奇跡の数々。

    僕自身はあまり共感できませんでした。
  • セイジ
    2つの短編。一つ目の話は寂れた国道沿いに残るレストランが舞台。経営者のセイジさんが魅力的。てきとーでめんどくさがりで達観してるような諦念してるような不思議な人。読んでくうちにだんだんセイジさんの格好良さに気づく。ただ後々の展開を含ませるような文が屡々あってちょっと先を読んでしまう。ラストは衝撃なんだ...続きを読む