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Posted by ブクログ 2014年05月20日
「・・・・・だって、私、神様を目の前で見たんだもの。」
他人の痛みを共有するということ。
無骨で不器用な男・セイジがした行為。
救い―――必ずしも光射すとは限らない。
慟哭から立ち上がるのは自分の足で、なんてことは解ってる。
作者が優しいんだと思う。
不器用な人間に。
敗者に。
ドロップアウト...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月29日
いまはもう寂れてしまった国道沿いの一軒のドライブイン。そこで、僕は、ただ純粋に不器用に生きる青年セイジに出会う。「人間って何だ」「人生っていったい何だ」ーそんなことを考えながらも気のおけない仲間たちと楽しく過ごしていたある日、目の前で奇蹟は起こった。文壇を騒然とさせた話題作。太宰治賞作家の原点とも言...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月13日
映画化を機に読んでみました。
物語はセイジの視点ではない上セイジがあまり語らないため、周囲が思うセイジ像=セイジになっている気がした。
セイジが何を思っているのか、何が生きづらいのかが伝わっては来るものの、セイジの心理に共感することは難しかった。
しかしそれでも、「人とは?」「生きるとは?」「人を...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月13日
再読、氏の作品の中で最も好きな一作です
ここ数年で、辻内智貴さんの本を何冊売ったことでございましょう
いぁ、w244―、書店員でも取次ぎでも出版社でもありません
辻内智貴さんを直接知るどころか、触れたことも見かけたこともありませぬ、唯の一読者であります
それでも、この寡作ながら真摯な著作活...続きを読む
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