辻内智貴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
温厚な萩原さんが言う
「夢を見るから、人間なんだっ」
「夢を叶える事よりも、夢を見ることで、
人間は人間になれるんだっ、
お前なんかに分かってたまるかっ」
この言葉を言うために、物語が つくられた。
高層ビルの窓ふきの人たちの物語。
その人たちは 窓を拭くだけではなく、
大きな夢を持っていた。
音楽、小説、俳優などなど。
何かが、うれしいなぁ。
そういう想いをもって、シゴトをしていることが。
『多輝子ちゃん』
ちいさな街で、住んでいると すぐさま、噂に事欠かない。
多輝子ちゃんは、バスで1時間かかる
都会の優秀な学校に通った。
オトコとキスしてた。
オートバイに乗っていた。
髪の毛を赤 -
Posted by ブクログ
電車の中で、泣きそうになって困った(><)
この本の表紙のように内容も とても爽やか!
透き通るような青空や、陰りゆく都会の夕暮れ、雑踏が目に見えるように浮かんでくる。
夢見る窓拭きフリーターの彼らを応援したい!
作品の中に、素敵な言葉がたくさん書かれていました。
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内容(「BOOK」データベースより)
青い空に浮かんで、俺達はビルの窓を拭く メシを喰うために、家賃を払うために。
けれど俺達はそれぞれやりたいことを別に持っている。
音楽、芝居、写真、マンガ…。だから、