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江戸日本橋は木原店にも、寒い冬がやってきたが、一膳飯屋「塩梅屋」からもれる灯はあたたかい。主の季蔵は、今宵も常連客に腕をふるっている。そんななか、下働きの三吉が、季蔵に内緒で副業をやっているらしい。しかもその三吉に殺しの疑いがかかり──。絶体絶命の危機に季蔵は!?(「團十郎菓子」より)表題作他「干し牡蠣」「小羽いわし」「冬いちご」のバラエティーに富む四篇。美味しい季節料理と驚きのミステリー、人間の心の深奥を描き切る、平成、令和の大ベストセラーシリーズ、益々絶好調の第四二弾。(解説・細谷正充)
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この本は、夜に読んでは、いけない。お腹が空いて、眠れなくなる(笑)
話の中では、この前からの流行風邪の大流行と、その終息後の不安定な状態が、丁度、今のコロナ禍と、重なる気がして、不安が募る。今回は、烏谷の出番が、少なかったのが、少し寂しい。
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