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中華風の架空の世界が舞台。
自称「ちょっと物覚えがいい」後宮女官の茉莉花が、皇帝の珀陽にその才能を見いだされ、官吏として成長していくお話です。
この茉莉花の「ちょっと物覚えがいい」というのは、「一度見たものは忘れない」というすごい能力なのですが、そこで簡単に「天才のサクセスストーリー」へとは繋がらないのがこのお話の面白いところ。
珀陽からは理不尽とも思える難題を与えられ、若い女だからと周囲から舐められるのは普通で、うまくいかないことの方が多いかもしれません。
しかし、だからこそ、そんな逆境の中で徐々に才能を開花させ、最終的には周囲が期待した以上の功績をあげていくところは毎回、痛快ですっきりします。
また、皇帝としては完璧な珀陽が、茉莉花と二人きりの時には素の顔を見せたり、茉莉花もそんな「特別扱い」にドキドキしたりと、この二人の恋の行方も見どころです。
※同著者の『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズは本作のスピンオフ作品となります。
とんでもない事件の中でも、人の心を大切にする茉莉花にホッとできます。仁耀の心にも柔らかさが少し戻ったみたいで、10年後も見てみたい。
茉莉花の成長や皇帝との関係性の変化が良くわかるのでどんどん先を読みたくなってしまいます。
色んな難題を乗り越えて心も頭脳も成長していく姿が読んでいる側の気持ちもすっきりさせてくれます。
早く続きが読みたいです。
10巻はこれまでの話が少しずつ繋がってなるほど、という感じです。茉莉花の人脈も随分拡がりましたね。1巻から順番に読むのがおすすめです。次の巻も珀陽に無茶振りされそう…
今巻も面白かった。
個人的にはコミカライズまでで終わって欲しい作品。
アニメ化やドラマ化されてしまうと、作品の良さを損ねそうで怖い。
早く次巻が出る事を待つ。
Posted by ブクログ 2021年11月20日
茉莉花が活躍しすぎて、本人の意思に反して白楼国内で侵略戦争への機運が高まる。その中で大逆罪で囚われていた、皇帝・珀陽の叔父である仁耀が脱獄。茉莉花は、国内にいて疑いの目を向けられないように、そして仁耀がいるかを確かめるために黒槐国へ行くことに。そこでまたも茉莉花が活躍しちゃう。茉莉花が活躍することは...続きを読む
今回も茉莉花の大活躍が見れて爽快な気分です!!!
色々な事が重なり大変な中仲間たちと共に解決していく様はとても良かったです!!
珀陽との絡みも見れたし大満足です!!!
次回も楽しみにしてます!!!!!
Posted by ブクログ 2021年06月04日
1巻からの宿題であった仁耀。
彼が脱獄したことで茉莉花は黒槐国へ行くことになって、そこで隠された大きな事件に遭遇して…と言う流れ。
これは黒槐国編が始まるのかなと思ったけれどどうやらこの一巻で決着がついた(のかな?)
それにしても仁耀の思いは複雑。
珀陽のことを高く高く評価しているのに怖いと言う。...続きを読む
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