茉莉花官吏伝 八 三司の奴は詩をうたう

茉莉花官吏伝 八 三司の奴は詩をうたう

726円 (税込)

3pt

叉羅(サーラ)国の高貴な客人ラーナシュに、王の証(コ・イ・ヌール)というとんでもないものを押し付けられた茉莉花は、視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれる。
ところがその道中ラーナシュが命を狙われ、辛くも逃げ出した茉莉花は、あろうことかラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けを求めてしまう。
しかし、連れて行かれた邸でなぜかもてなされて――!?

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茉莉花官吏伝 のシリーズ作品

1~15巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~15件目 / 15件
  • 茉莉花官吏伝 皇帝の恋心、花知らず
    682円 (税込)
    後宮の女官の茉莉花(まつりか)は『物覚えがいい』というちょっとした特技がある。 そんな彼女は、名家の子息のお見合い練習相手を引き受けることに。 しかしその場にきたのは、お見合いをしてみたかったという皇帝・珀陽(はくよう)で!?  しかも茉莉花の特技を気に入った珀陽は「とりあえず科挙試験に合格してきて」と言い出し……!?  皇帝に見初められた少女の中華版シンデレラストーリー!
  • 茉莉花官吏伝 二 百年、玉霞を俟つ
    660円 (税込)
    科挙試験を好成績で合格し、新米官吏となった茉莉花。ところが珀陽は、「早く手柄を立ててね」とまたも無茶を言い出す始末。そんななか、赤奏国の皇帝が突如やってきて女性官吏に世話をさせろと言い出し……!?
  • 茉莉花官吏伝 三 月下賢人、堂に垂せず
    660円 (税込)
    皇帝・珀陽に文官の高みを目指す宣言をした茉莉花。その意を受け珀陽が命じた先は――皇帝位を巡る内乱の危険性をいまだに残す【赤奏国】だった! 国の建て直し と敵軍との「和平交渉」を任された茉莉花は……!? 【電子特別試し読み】「紅茶執事のお嬢様 恋がはじまる一杯目」収録
  • 茉莉花官吏伝 四 良禽、茘枝を択んで棲む
    660円 (税込)
    赤奏国に借り出された白楼国の文官・茉莉花は、赤の皇帝・暁月の無理難題に見事応えたことにより、“宰相候補の海成との結婚”という引き抜き計画に巻き込まれていく。 一方で、赤奏国の内乱を完全に終結させるための最後の戦が迫っていた。 戦を回避したい茉莉花は、暁月に意見書を提出するが「あんたの案で誰が満足する?」と破り捨てられ……!?
  • 茉莉花官吏伝 五 天花恢恢疎にして漏らさず
    693円 (税込)
    “御史台”から手柄を奪ってこい―― またも皇帝・珀陽に無理難題を出された茉莉花は、州牧の不正疑惑と、亡くなった州牧補佐の死の真相を探るため、湖州へと赴任することに。 到着早々、御史台の有能で堅物な翔景(しょうけい)と、軽いノリで人の心をつかむのが上手い大虎(たいこ)との【偶然の出会い】を果たすが、それ以来、茉莉花の周囲で奇妙な出来事が起き始め……!?
  • 茉莉花官吏伝 六 水は方円の器を満たす
    704円 (税込)
    珀陽の手回しにより湖州の州牧補佐に赴任した茉莉花は、白楼国と隣接するシル・キタン国からの侵攻の可能性に気づく。 いつの間にか仲間として距離が縮まっていた御史台の翔景と、実は皇子だった大虎とともに、侵攻を阻止するべく動き出す! 「珀陽さま、わたし、ようやくここまできました」 ――だが禁色獲得を目指しひた走る茉莉花に、まさかの事態が!?
  • 茉莉花官吏伝 七 恋と嫉妬は虎よりも猛し
    726円 (税込)
    珀陽に想いを告げられた茉莉花は、珀陽にとあるお願いをされた結果、二人で夜市に出かけることに!! 精いっぱいのおしゃれをして、まるで恋人のように珀陽と過ごす茉莉花だが、そこで探しものをしているわけありの異国人と出会う。 たちまち“皇帝”の顔に戻った珀陽から、茉莉花は「できる限りこの人に力を貸してあげてほしい」と密かに依頼され……!?
  • 茉莉花官吏伝 八 三司の奴は詩をうたう
    726円 (税込)
    叉羅(サーラ)国の高貴な客人ラーナシュに、王の証(コ・イ・ヌール)というとんでもないものを押し付けられた茉莉花は、視察と称して叉羅国に返してくるよう珀陽に頼まれる。 ところがその道中ラーナシュが命を狙われ、辛くも逃げ出した茉莉花は、あろうことかラーナシュと敵対中の家の当主シヴァンに助けを求めてしまう。 しかし、連れて行かれた邸でなぜかもてなされて――!?
  • 茉莉花官吏伝 九 虎穴に入らずんば同盟を得ず
    748円 (税込)
    分裂の危機にある叉羅国が他国に攻め込まれた!  急ぎ帰国命令の出た茉莉花に、ラーナ シュは白楼国の皇帝・珀陽の力を借りたいと頼む。 だが、旨みのない同盟は結べないと珀陽はきっぱり拒否。 文官と個人の間で揺れ動く茉莉花の心を見抜いた珀陽は『ラーナシュと暁月の違い』の話を茉莉花にしたあと「私を、文官として負かしてみてくれ」と告げ!? 期間限定!豪華キャスト陣によるオーディオドラマが聴けるQRコードを収録  ※視聴期限は2021年11月16日(火)まで  ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます  ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります
  • 茉莉花官吏伝 十 中原の鹿を逐わず
    748円 (税込)
    茉莉花の度重なる活躍で、本人の意思に反し白楼国には侵略戦争への機運が高まっていた。 そんななか、大逆罪で囚われていた珀陽の叔父・仁耀が脱獄。 茉莉花の師、子星にまで手引きの容疑がかかる。 かつて仁耀と共謀し、珀陽の命を狙っていた黒槐国が関わっている可能性を考えた珀陽は、茉莉花へ黒槐国に行き仁耀がいるか確かめてほしいと命を出し!?
  • 茉莉花官吏伝 十一 其の才、花と共に発くを争うことなかれ
    748円 (税込)
    破竹の勢いで手柄を立てる茉莉花が、嫉妬という名の“やっかいごと”に巻き込まれないよう珀陽が次に出した課題は――山に囲まれたバシュルク国への潜入捜査!!  その首都は難攻不落な要塞都市として知られており、どんな間諜でも手に入れられなかった機密情報を掴むという任務を与えられた茉莉花は、傭兵学校に生徒として潜り込むことになるが!?
  • 茉莉花官吏伝 十二 歳歳年年、志同じからず
    748円 (税込)
    バシュルク国への潜入捜査中、ムラッカ国の襲撃に遭遇した茉莉花は、絶体絶命の状況を打破すべく珀陽からもらった禁色の小物を使い傭兵団を雇うことに。 さらに軍事顧問官であるアシナの信頼が必要となるため、心の動きを読み、その反応を見ながらムラッカ軍攻略への大胆な施策を打ち出していく。 茉莉花の的確な指示にアシナは傾倒していき――!? ■期間限定!豪華キャスト陣によるオーディオドラマが聴ける二次元コードを収録 ※視聴期限は2023年3月16日(木)まで ※一部の携帯電話・スマートフォン機種によっては読み取れない場合がございます ※パケット通信料を含む通信費用はお客様のご負担となります ※特典内容は紙書籍と同様のものです ※やむをえない事情により、事前の予告なく本特典の公開を終了させていただく場合がございます。
  • 茉莉花官吏伝 十三 十年飛ばず鳴かず
    748円 (税込)
    次々と手柄を立てる茉莉花に見合い話が殺到! 珀陽と“秘密の恋”をしている茉莉花としては、珀陽がどう思っているかが気になるところだ。 そんななか、珀陽は茉莉花を『白楼国の女の子の憧れの存在』にするため、花市の【花娘】役に抜擢!  茉莉花は見合い問題の解決をしつつ、花娘役をこなしながら珀陽からの一石五鳥を狙う無理難題に応えることに!?
  • 茉莉花官吏伝 十四 壺中の金影
    759円 (税込)
    花娘として一躍時の人となった茉莉花に、珀陽はご褒美として運河建設予定地の視察の仕事を与える。 ところが視察先には『夜に通ると呪われる』という噂のある森が……!?  茉莉花は不安を抱えながらも【骨董品盗難事件】【妓楼のねずみ捜し】【仮母の追い出し計画】という視察に関係のない人助けばかりをしてしまうが、そこで監査中の翔景と遭遇し……!?
  • 茉莉花官吏伝 十五 珀玉来たりて相照らす
    781円 (税込)
    翔景の後任として御史台に異動となった茉莉花は、ひょんなことから指導役である蓮舟(れんしゅう)の秘密を知り嫌われてしまう。 蓮舟の弱みを握った茉莉花は、あえて悪女になりきり仕事で勝負を挑むことに!  しかし勝負を通して力を認めてもらうはずが、殺人事件の重要参考人として蓮舟が捕まってしまう。 茉莉花は珀陽の力を借りながら事件を調査するが――!?

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

茉莉花官吏伝 八 三司の奴は詩をうたう のユーザーレビュー

中華風の架空の世界が舞台。
自称「ちょっと物覚えがいい」後宮女官の茉莉花が、皇帝の珀陽にその才能を見いだされ、官吏として成長していくお話です。

この茉莉花の「ちょっと物覚えがいい」というのは、「一度見たものは忘れない」というすごい能力なのですが、そこで簡単に「天才のサクセスストーリー」へとは繋がらないのがこのお話の面白いところ。

珀陽からは理不尽とも思える難題を与えられ、若い女だからと周囲から舐められるのは普通で、うまくいかないことの方が多いかもしれません。

しかし、だからこそ、そんな逆境の中で徐々に才能を開花させ、最終的には周囲が期待した以上の功績をあげていくところは毎回、痛快ですっきりします。

また、皇帝としては完璧な珀陽が、茉莉花と二人きりの時には素の顔を見せたり、茉莉花もそんな「特別扱い」にドキドキしたりと、この二人の恋の行方も見どころです。

※同著者の『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズは本作のスピンオフ作品となります。

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    購入済み

    ハラハラの展開!

    2022年04月11日

    珀陽と茉莉花の関係が落ち着いて、温かく見守れるようになって良かった。サーラ国での展開が目が離せない感じで気が揉める。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月01日

    珀陽さまの出番がほぼないのだけど、話がめちゃくちゃ面白い。戦争回避のような現実味薄い展開より、こういう卑近なところを智慧と機転で乗り切る話のほうが好き。

    0
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    次の展開に興味を惹かれる

    2021年07月03日

    皇帝と一般人?のシンデレラストーリーでもあるのですが、話の展開が良くて早く続きが読みたくなる。
    どハマり中です。
    王道シンデレラストーリー好きなら好きになる作品だと思います。

    0
    購入済み

    逞しく成長するヒロイン

    2021年01月21日

    サーラ国編です。異国の地へ命令で出向き危ない目に遭いながらもまた成長するヒロインにワクワクしながら読めました。新しいキャラも出てきてイラストもかっこいいし次巻も楽しみです。皇帝との絡みがないのが寂しいけど。

    0
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    前向きでいい

    2020年07月13日

    8巻まで一気読みしました。仕事への向上心、周囲との協調、そして自身で判断することで成長していく姿に共感しています。もちろん、陛下との恋も見逃せませんが、今は主人公の仕事っぷりに期待し、次巻を楽しみにしています。

    0
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    続きが待ち遠しいです

    S
    2020年04月27日

    8巻は、お話しが途中ですので、
    ひじょーーーに続きが気になります。
    いつもテンポ良くストーリーが展開されるので心地よいです。
    主人公の茉莉花さんが難題に立ち向かっていく姿を読むのが楽しみです。
    いつも息つく暇がない感じです!

    0
    購入済み

    いいところで。。

    koa
    2022年09月28日

    茉莉花の優秀さが遺憾なく発揮された巻でした。
    普通ここまで有能だと嘘っぽかったり嫌味になるのですが、茉莉花の人柄故かこの作品にはフラストレーションを感じません。

    強いて言うなら命の危険を伴う指令をヒロインに次々と与えるヒーローの鬼畜ぶりには驚いてばかりですが、大きすぎる期待を軽々と飛び越えた...続きを読む

    0
    購入済み

    息つく間もない展開です

    2022年09月30日

    茉莉花がまたもや難題を抱えて出張に行くお話ですが、いろんなことが起きすぎて息つく間もありません。
    あっという間に読み終えて、次はいつだとギリギリしています。
    早く出ないかなー。

    0
    購入済み

    ふむ。

    2020年03月15日

    最新刊一気読み。
    相変わらず面白い!
    個人的にはコミカライズまでは許せるけど、映像化には反対したい作品。
    そんな事をしたら絶対にイメージ崩れるし、残念な結果にしかならないと思うから。

    さて、早く続きを読みたいぞ!
    石田リンネ先生頑張って♪w

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月02日

    このシリーズは序章が大体同じような感じで始まってたんだけど、今回はちょっと違くて、茉莉花の「表に出ている」立身出世物語から始まってて新鮮。茉莉花はまた白楼国を離れて今度は叉羅国へ。これまで以上の危険な目に遭いながらも、機転というか茉莉花の能力を存分に活かして対応していく。ラーナシュもだいぶ頭いいなっ...続きを読む

    0

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