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中華風の架空の世界が舞台。
自称「ちょっと物覚えがいい」後宮女官の茉莉花が、皇帝の珀陽にその才能を見いだされ、官吏として成長していくお話です。
この茉莉花の「ちょっと物覚えがいい」というのは、「一度見たものは忘れない」というすごい能力なのですが、そこで簡単に「天才のサクセスストーリー」へとは繋がらないのがこのお話の面白いところ。
珀陽からは理不尽とも思える難題を与えられ、若い女だからと周囲から舐められるのは普通で、うまくいかないことの方が多いかもしれません。
しかし、だからこそ、そんな逆境の中で徐々に才能を開花させ、最終的には周囲が期待した以上の功績をあげていくところは毎回、痛快ですっきりします。
また、皇帝としては完璧な珀陽が、茉莉花と二人きりの時には素の顔を見せたり、茉莉花もそんな「特別扱い」にドキドキしたりと、この二人の恋の行方も見どころです。
※同著者の『十三歳の誕生日、皇后になりました。』シリーズは本作のスピンオフ作品となります。
Posted by ブクログ
活躍を続ける白楼国の新人文官の茉莉花は大きな人事異動で御史台へ異動。指導役の蓮舟と仲良くなろうと試みたものの弱みを握ってしまうという展開を繰り広げた茉莉花は、「あえて悪女になりきる演技をする」ということに挑戦しながら仕事に取り組んでいく(同期の春雪が茉莉花に抱く感想は共感する(笑))
そんな中で事件が起き、茉莉花は珀陽の力を借りながら調査を進める。今巻は序章という感じだったけど、新しく出てくるキャラクターたちもなかなかいい味出しててこれからが楽しみ。茉莉花がやたら深いセリフをたくさん言っててほんと16歳....?って思うところもあれば、珀陽に励ましてもらって頑張る姿もあってかわいかった。ところどころくすっと笑える描写は相変わらず楽しいなーと思ってたんだけど、最後作品名につながる記述があって、鳥肌経つほど興奮した。
はーすでに次巻が楽しみになってる。
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