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あ、ああー、理想欲望暴発ですよ
先を読みたくなる作品だった理由の
2つ目は、破滅に向かうような
ダークな事件が連発していくことだ。
「……ですよ」と鳥の声を識別する
声のリフレインの中、何を目指すのか
わからない若者たちにとって、祈りは
聖なるものではなく熱中と解釈され、
『地下室の手記』的に先の読めない
自由が追求される。
主人公は、陸上では動けない樹木や
鯨の代弁者で、幼児を守る、知的存在
だが、一方、青年たちに好感を持つ中で
その無茶が樹木を傷つけるのを黙認し、
それは機動隊の指揮官が私刑的なことを
黙認するのと同じだし、政治家の秘書
だった時に少年に対する大罪を犯して
おり、中庸ある理性的人間ではない。
さて、鯨は水中で動けるが、本来
地上の存在人間にとっての洪水とは?
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