岳 5
  • 完結

岳 5

693円 (税込)

3pt

穂高岳で遭難事故が発生。要救助者を発見できたものの一足遅く、救出途中に三歩の背中で息絶えてしまった。ヘリで運ばれていく遺体を見送り終えると、辛い気持ちになった久美は、気晴らしにと週末ふたりで街に出かけることを提案。だが三歩は、入ったレストランで高いワインを頼まず、水だけを注文して…?

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岳 のシリーズ作品

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1~18件目 / 18件
  • 岳 1
    完結
    693円 (税込)
    秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…
  • 岳 2
    完結
    693円 (税込)
    北アルプス・滝谷に氷が張り、アイスクライミングのシーズンが到来した。まるで人間が登るのを拒むようにそびえ立つ氷の壁。そこへ挑んでいた二人パーティーのうち、後方を登っていた男に氷塊が直撃し、重傷を負ってしまう事故が発生した。ちょうど滝谷へ向かっていた三歩とザックが救助準備に入る一方、氷塊を落としてしまったパートナーは、そばにいるだけで何もできない自分を責めて…
  • 岳 3
    完結
    693円 (税込)
    山を制覇することに憑かれた人たちがいる…。北アルプスで、ある登山者夫婦と出会った三歩。日本百名山の完登を目指している夫婦は、いよいよ今日、百山目となる槍ヶ岳へ登頂に来たのだという。それを聞いた三歩は、数年前、仲間とともにエベレスト登頂を目指した日のことを思い出し…
  • 岳 4
    完結
    693円 (税込)
    北アルプスを登山中の男子学生が、大キレット北端で滑落遭難してしまった。強風で救助ヘリが飛べないなか、三歩はひとり現場へと急ぐ。だが時を同じくして、キレット南端で中年女性が滑落したという連絡が新たに入り、現場に近い三歩が、ふたつの事故の救助を託されることに…
  • 岳 5
    完結
    693円 (税込)
    穂高岳で遭難事故が発生。要救助者を発見できたものの一足遅く、救出途中に三歩の背中で息絶えてしまった。ヘリで運ばれていく遺体を見送り終えると、辛い気持ちになった久美は、気晴らしにと週末ふたりで街に出かけることを提案。だが三歩は、入ったレストランで高いワインを頼まず、水だけを注文して…?
  • 岳 6
    完結
    693円 (税込)
    無理やりサポート役として同行してきた三歩とともに、富士山へ登りにやって来た「谷村山荘」のおばちゃん。だが一合目から登るという三歩と早速別れ、バスで五合目へ到着したおばちゃんは、途中にある休憩所で息を切らす女性に声をかけられ、一緒に登山することになるが…
  • 岳 7
    完結
    693円 (税込)
    天候のため、発見から3日後にようやく遭難者の遺体を回収できた山岳救助隊。発見した三歩はその間、テントも持たずに遺体に寄り添い、ヘリを待っていた。遭難者の父親は「3日も山に放置した」と山岳救助隊をなじるが、野田は三歩のことは言わず、ただ謝罪した。翌日、風邪を引いた三歩を見舞った久美は…!?
  • 岳 8
    完結
    693円 (税込)
    北アルプスで行方不明になった母を待ち続ける娘・水ノ口苗は、北部警察署を訪れては状況を尋ねていた。すでに2年が経過し、今は三歩がひとりで捜索している。必ず帰るという約束の証として、母がお守り代わりに持っていったという1本の箸。発見したとき、母だと分かるように、苗はその片割れの箸を託し…
  • 岳 9
    完結
    693円 (税込)
    三歩が運んだ遺体の人物の息子・朝倉陽平が、三歩を訪ねて山へやってきた。探したい物があるから、父の遺体発見現場まで連れて行って欲しいと彼はいう。父が書きおいた形見分けに「陽平、ピッケル」の文字があり、なぜ父は自分にそれを遺したのか?その理由を確かめるため現場へ向かう陽平だったが…
  • 岳 10
    完結
    693円 (税込)
    北アルプスの谷村山荘に、富山に住むナオタから小包が届いた。中には、裏側に「長生き」と刻まれた皿が入っていた。図工の時間、「家族におくる陶芸」の授業でナオタは、谷村のおばちゃんに贈る陶芸を作ったのだ。さらに三歩宛ての包みも見つけたおばちゃんは、三歩のいる山へ届けにいくが…
  • 岳 11
    完結
    693円 (税込)
    会社倒産で職を失った男・伊達。再就職先を求めて何十社も受けた末、やっと見つかったビルの窓清掃の仕事で三歩と出会う。高所恐怖症を隠して入社したため、初日は仕事にならなかった伊達が、翌日も恐怖と戦いながら窓を拭いていると、突然ビルが停電し、宙吊り状態のゴンドラに閉じ込められてしまい…。
  • 岳 12
    完結
    693円 (税込)
    山小屋「梶ヶ山荘」の主人・梶さんが入院した。梶さん曰く、体中で雪崩やら落石やらが本格的に始まったらしい。山小屋に戻るのはもう難しいようで…。みんなの居酒屋「ケルン」で忘年会&クリスマス会が行われた。三歩に会えるのを楽しみにしていたナオタだが、三歩は吊り橋の修理などで遅刻してしまい…。
  • 岳 13
    完結
    693円 (税込)
    不況の中、会社を辞め、無職となった夫。その夫を支える妻。2人の絆は、大学の山岳部時代のある出来事だった…。恋愛に悩む東京の女の子が山で遭難。救助に行った久美と話をするうちに、2人は意気投合。そこへ現れた三歩は?アメリカで三歩とザックが挑戦した山「ロングズピーク」。雷雲に襲われ、落石に遭うなど不運続きの登山の結末は…。
  • 岳 14
    完結
    693円 (税込)
    父親を山で亡くした少年ナオタ。中学生になった彼は、三歩とともに初めての登山に挑戦する。父の思い出を胸に山を登るナオタに三歩は何を語るのか?沢登りをしていた登山者が川で見つけたのは、1本のペットボトル。その中に入っていたのは、「助けてください。」と書かれた遭難者からのメモだった…。
  • 岳 15
    完結
    693円 (税込)
    子どもが生まれ、父親として仕事も家庭も張り切る県警山岳救助隊員の阿久津。三歩がトレーナーとなって自主トレも始める。そんなある日、救助要請を受けた三歩は、一足先に現場へ。阿久津が三歩の後を追ったが、突然、巨大な岩が阿久津に向かって転がり落ちて…。
  • 岳 16
    完結
    693円 (税込)
    北アルプスで山岳救助ボランティアを務める島崎三歩は、世界中の山を渡り歩いた本物の山男。ある日、救助要請を受けた三歩と県警救助隊の阿久津は現場に向かったが、巨大な落石が阿久津を襲い、意識不明の重体に。幸い阿久津は一命を取り留めたが、隊長の野田は責任を取り異動となった。数々の遭難救助を経験した三歩だが、親友の事故をきっかけに自分を見つめ直し、救助者から一人のクライマーに戻ることを決意。自分自身の限界に挑戦するため、ヒマラヤの高峰ローツェ単独登攀へ旅立つことを決心した。
  • 岳 17
    完結
    693円 (税込)
    山岳救助ボランティア・島崎三歩は、救助活動中に起こった仲間の事故をきっかけに、北アルプスを離れ、ヒマラヤへと旅立った。ネパールで、旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊と出会った三歩は、彼らと共にヒマラヤ街道を進む。登山隊にはかつて北アルプスで遭難し、三歩に救助された日本人・小田草介も参加していた。ローチェ単独登攀を目指す三歩は、街道の岐路でエベレスト登山隊と別れ、自らの冒険へ向かう。一方、オスカー隊長が率いる登山隊は、いよいよ世界最高峰への険しい道を進み始めるが……!!
  • 岳 18
    完結
    693円 (税込)
    旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊とヒマラヤで出会った三歩は、自身の目的であるローツェ単独登攀を目指し、彼らの元を離れた。一方、登山隊は、エベレスト・サウスコルに到着。そこから最後の難所・ヒラリーステップを越え、最終アタックを試みる。ボンベの酸素が少なくなりながらも、なんとか全員ヒラリーステップを越え、山頂に辿り着いた登山隊。しかし、帰路についた彼らに予想外の事態が…。天候悪化に加え、一方通行の山頂付近で他の登山隊と重なり、交通渋滞により待機を余儀なくされる。残りの酸素はなくなり、天候は悪化の一途。必死に下山を試みるが、氷点下の暴風雪がブリザードとなって彼らを襲う。一人、また一人と隊員たちが倒れていく。先頭を行く日本人隊員・小田草介が足を滑らせ、万事休すかと思われた、その時……!!島崎三歩、彼の決死の救助劇がそこから始まったのだった───最終巻特典:オリジナル本誌に掲載された最終回のカラーページを、単行本でもカラーページで再現します。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

岳 5 のユーザーレビュー

山岳小説や山岳ノンフィクションを愛する私。でも、実際の山登り経験はほぼゼロ(高尾山ビアマウントは、登山じゃないですよね…)。そんな私がこのマンガを読んだきっかけは、職場のN君に勧められたから。著者の石塚さんは実際に登山をされているようで、すべての描写が素晴らしく、山好きな人が描いている作品なのがヒシヒシと伝わってきて、あっというまに『岳』の世界にはまってしまいました!『岳』のお話は、すべての人が助かるわけではないし、人の生死を取り扱う重い話だと思います。ですが、主人公・三歩の限りない優しさと温かさのおかげで、素晴らしい人間ドラマになっていると思います。
出会えてよかったなー、そんな作品です。
15巻のあとがきで触れられている山岳救助隊の話も一緒に読むと、『岳』の世界観だけでなく、山というもの、登山というスポーツの理解が深まって更に楽しいので、ぜひお試しください!!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年04月28日

    山岳レスキューのボランティアやってるお兄ちゃんが主人公。
    むっちゃおもしろかった。

    三歩くんの生死感が突き抜けてて、周りの人とのやりとりが面白い。
    社会には馴染まないタイプかもしれないな。でもかっこいい。

    山で遭難する人って、やっぱりちょっと迷惑な人だと思う。
    三歩君みたいな、「山ラブ!」なうえ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年09月04日

    三歩は今日も救助します。

    助けられる命、助けられない命・・・。

    私は山は登ったことがありませんが、山で起こることすべてが「生きる」ことに直結しているような気がして、このマンガを読んでいるだけでも充実感を味わうことができます。

    第5巻で三歩の頬に傷がついた時の物語が語られます。

    山に登る誰もが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    “一歩”の生き方、うらやましい!!
    ますます面白い!!
    山岳救助に関わっている方は、ハマルのでは?

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    山岳マンガ。(っていうのかな?)
    日本アルプスで山岳救助のボランティアをしている主人公が出会う山の現実たち。
    じん、と心にしみこむお話です。

    0

    Posted by ブクログ 2021年09月27日

    三歩のレスキューデビュー話に泣けた。
    いつも要救にがんばったねと言ってる三歩に
    がんばってますねと言ってるクミちゃんのコマもよかった

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月15日

    此の作品の主人公、島崎三歩が要救者に出会えた時、其の人が生きていても、死んでいても、必ず、こう云う、「良く頑張った、ありがとう」と。イイ科白だねぇ。白菜漬けに、柚子胡椒をまぶして、口にする。お〜、辛ぇ〜(泣)(涙)よっちゃんの酢漬け烏賊とどっちが勝つか?柚子胡椒の勝ちぃ〜。

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月23日

    山で食べる食事がおいしいように、きっと熱い一杯のコーヒーも格別な味になるんだろうなと思わせる「一杯のコーヒー」。

    ▼第0話/三歩の山▼第1話/あの一杯▼第2話/朋友(1)▼第3話/朋友(2)▼第4話/朋友(3)▼第5話/夢にみた山▼第6話/救助士(前編)▼第7話/救助士(後編)▼第8話/背中
    ●主...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月10日

    天狗の頭東面 プレーリードッグ ワイオミング出身 ソムリエール 太陽の味 つばくろ燕岳 森林限界 山男珈琲 カリフォルニア州とネバダ州の境に位置する岩壁群、ラバーズリープ。 「気合い」だってよ。チョー昭和くね? 涸沢からさわ 陸羯南くがかつなん 大抵の事故は下山時に起きる クランポン ロープ 上高地...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2010年07月14日

    三歩初めての救助、山でなく町にいる三歩、いろいろな三歩を見るたびに好きになってきますね。山は自然は厳しい、だからこそ自然に正面から向かう人は優しい。

    0

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