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旧友オスカーの率いるエベレスト登山隊とヒマラヤで出会った三歩は、自身の目的であるローツェ単独登攀を目指し、彼らの元を離れた。一方、登山隊は、エベレスト・サウスコルに到着。そこから最後の難所・ヒラリーステップを越え、最終アタックを試みる。ボンベの酸素が少なくなりながらも、なんとか全員ヒラリーステップを越え、山頂に辿り着いた登山隊。しかし、帰路についた彼らに予想外の事態が…。天候悪化に加え、一方通行の山頂付近で他の登山隊と重なり、交通渋滞により待機を余儀なくされる。残りの酸素はなくなり、天候は悪化の一途。必死に下山を試みるが、氷点下の暴風雪がブリザードとなって彼らを襲う。一人、また一人と隊員たちが倒れていく。先頭を行く日本人隊員・小田草介が足を滑らせ、万事休すかと思われた、その時……!!島崎三歩、彼の決死の救助劇がそこから始まったのだった───最終巻特典:オリジナル本誌に掲載された最終回のカラーページを、単行本でもカラーページで再現します。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
山岳小説や山岳ノンフィクションを愛する私。でも、実際の山登り経験はほぼゼロ(高尾山ビアマウントは、登山じゃないですよね…)。そんな私がこのマンガを読んだきっかけは、職場のN君に勧められたから。著者の石塚さんは実際に登山をされているようで、すべての描写が素晴らしく、山好きな人が描いている作品なのがヒシヒシと伝わってきて、あっというまに『岳』の世界にはまってしまいました!『岳』のお話は、すべての人が助かるわけではないし、人の生死を取り扱う重い話だと思います。ですが、主人公・三歩の限りない優しさと温かさのおかげで、素晴らしい人間ドラマになっていると思います。
出会えてよかったなー、そんな作品です。
15巻のあとがきで触れられている山岳救助隊の話も一緒に読むと、『岳』の世界観だけでなく、山というもの、登山というスポーツの理解が深まって更に楽しいので、ぜひお試しください!!
Posted by ブクログ 2020年09月05日
感動の最終回。「なぜ、山に登るのか?」と聞かれたら「そこに山があるから」と答えたマロリー。「なぜ、自分の命を犠牲にしてまで他人を助けるのか?」と聞かれたら「そこに、助けられる命があるから」と三歩ならきっと答えるのでしょう。山の怖さと素晴らしさ、人間の業とやさしさ、自然の厳しさと恵、人の絆と熱い思いな...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月15日
18冊という長編だけど、最後まで山への深い愛と、清々しい人間模様で楽しませてくれた。内容は全然違うけど、マスターキートンと同じ匂いがする。あのマンガが好きならオススメ。
あと、最近は主人公がなよなよジメジメしたオタクタイプのマンガが多いけど、やっぱりマンガの王道は単純な熱血バカがいいなと思った。
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Posted by ブクログ 2012年09月07日
(ネタバレ有)
実際に山岳救助されている方のブログに、
俺たちは三歩ほど超人じゃないとありました。
確かに、漫画ですから。
最後はエベレストで救助活動を行います。
極限状態とは、私が想像するよりも極限なのであろう。
漫画で表現されるよりも極限なのかもしれない。
テレビや映画でも表現できないだろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月08日
時に厳しい山岳の自然の中で、明るく勇猛果敢に生きる若者・島崎三歩の物語、堂々完結です!
私自身、幼少時代から登山に勤しみ、社会人になってからも仲間と連れ立ってアルプスや富士山にも行きました。結婚と数年前の御嶽噴火(本当に巻き込まれる紙一重だった汗)を機に、だいぶ足は遠のきましたが…それでも、山という...続きを読む
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