フェルディナント・フォン・シーラッハの作品一覧
「フェルディナント・フォン・シーラッハ」の「禁忌」「コリーニ事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「フェルディナント・フォン・シーラッハ」の「禁忌」「コリーニ事件」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
2025年の翻訳大賞とってたので、初めてシーラッハ作品を読んだ。確かに不可解なパートもあるし、哲学とか歴史とかの話も入るので教養のない自分には難しく思えたけれど、やはり大賞獲るだけあって訳された日本語の美しさが心地よかった。
全体をとおしてドラマチックで詩的な文章がとても好き。
訳者あとがきの「エッセイ未満の創作」は言い得て妙だし、エッセイと思ってもう一度読み返すと感じ方が変わるかも。
個人的には(エルメスのいない)「キノの旅」感あるなあと思ったけど、異論は認めます。
どんでん返しほどではないにせよ章末で急にハンドル切ってくるこの感じがクセになる。
この方のほかの作品も読んでみよう〜。
Posted by ブクログ
続けてドイツ人作家の小説。本作の著者フェルディナント・フォン・シーラッハは、ナチ青少年最高指導者の孫だと云う。そんなの関係ねー!と思いつつ、不穏感が湧いてくるのが正直なところ…。
著者は弁護士の傍ら小説を書き始め、デビュー作の本作でドイツのクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞。11篇の連作短編集ですが、それぞれにつながりはありません。
タイトル通り、罪を犯した人々の物語です。著者が実際に携わった刑事事件から着想を得たそうで、まるで11の刑事事件の実録?というほどリアルな印象です。しかし、ただの事件の羅列ではなく、描かれるのは人間の挫折・罪・素晴らしさです