作品一覧

  • コンサバター 大英博物館の天才修復士
    3.6
    1~6巻784~815円 (税込)
    世界最古で最大の大英博物館。その膨大なコレクションを管理する修復士、ケント・スギモトのもとには、日々謎めいた美術品が持ち込まれる。すり替えられたパルテノン神殿の石板。なぜか動かない和時計。札束が詰めこまれたミイラの木棺。天才的な審美眼と修復技術を持つ主人公が実在の美術品にまつわる謎を解く、豊潤なるアート・ミステリー。
  • オークションの女神
    3.4
    1巻792円 (税込)
    うちに出品してくれる人のほとんどが、死(Death)離婚(Divorce)借金(Dept)の3Dをきっかけにしている。どこで恨みを買っているかわからない──仕事ぶりも外見もエレガントで隙がない上司・冬城美紅の言葉に入社3年目の小洗凜太郎は驚く。経営状態が良くない「東京オークション」が社運をかけ、ウォーホルやピカソの作品を集結させた大きな商い。そこに「中止しなければ会場爆破」の脅迫文が。欲、噓、エゴが織りなすショー=オークションで事件は起きる! 人間模様の意外な展開から目が離せない、傑作アートサスペンス。
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵
    3.6
    1~2巻770円 (税込)
    読むと美術館に行きたくなる? 爽やかでやさしいアート小説 求職活動中の優彩のもとに「あなただけのアート旅にご案内します」という不思議なDMが届く。アートと旅をめぐる連作短編集!
  • 音のない理髪店
    4.0
    1巻1,881円 (税込)
    音のない世界でも、きっとメッセージは届くから──ろう理容師を祖父に持つ若手作家。その半生を描こうとする姿が胸に迫る傑作小説! 日本の聾学校ではじめてできた理髪科を卒業した第一号であり、自分の店を持った最初の人。そんな祖父を持つ五森つばめは、3年前に恋愛小説系の文学賞を受賞してデビューした。だが、その後自分の目標を見失い、2作目が書けないでいた。そんな折、デビューしたところとは違う出版社の編集者から声を掛けられ、祖父の話を書くことを強く勧められる……。ろうの祖父母と、コーダの父と伯母、そしてコーダの娘の自分、さらには聾学校の先生まで。三代にわたる希望をつなぐ取材が始まった。
  • 光をえがく人
    3.8
    1巻770円 (税込)
    東アジアのアートが照らし出す五つの物語。その一つ一つが大切な人との繋がりを浮かび上がらせる。世界の「今」を感じさせる小説集! 【ハングルを追って】 ハングルが書き込まれたアドレス帳を拾った美大事務職の江里子は、油画科の親友に相談し、ソフィ・カルにちなんで韓国へ行ってアドレス帳の持ち主を探すことに……。 【人形師とひそかな祈り】 伝統の御所人形を作り続ける正風は子どもにも弟子にも恵まれず、そろそろ工房を畳もうと考えていた。そんな折、フィリピンからの留学生を紹介され心を開いていく……。 【香港山水】 現代水墨画家の成龍は、コレクターたちのパーティに駆り出される。そこで本土の実業家の夫人・美齢と出会い、デモ隊と警察が衝突する混乱のさなかに二人は再会し……。 【写真家】 有名な写真家だった父が、記憶をなくして海外から帰国。娘は世話をしながら、母から写真家としての父の話を聞き、生涯を辿ることになる。知らなかった真実がそこに……。 【光をえがく人】 ミャンマー料理店の店主に、自国の政治犯についての話を聞くことになった。学生のころ反政府運動に加わって投獄され、劣悪な監獄生活のなかでの奇妙な体験とは……。
  • カンヴァスの恋人たち
    4.0
    1巻1,683円 (税込)
    私は、幸せになるために芸術をやるんです。 碧波市の美術館に勤める学芸員の貴山史絵は、80歳の女性画家、ヨシダカヲルの展覧会を担当することになる。ヨシダは美術業界から一線を退いたあと、山奥のアトリエでひとり絵を書き続けていた。担当になった史絵は、東京で働く恋人との将来や、職場での人間関係、学芸員としてのキャリアに悩んでいた。今ではほとんど無名と言っても良いヨシダの展覧会開催に疑問を抱く史絵だったが、ヨシダとの交流を重ねるうちに、その不思議な魅力と、ひとり筆をにぎりつづける生き方に魅了され、自身も次第に変わり始める。 展覧会の準備に奮闘する一方で、史絵はヨシダの過去が気掛かりだった。一時は戦後の女性画家として名を上げていたにもかかわらず、なぜ表舞台から消えてしまったのか。ふたたび絵を描き始めるまでの空白の10年間に何があったのか。ふたりが心を通わせたとき、ヨシダが語るのは、秘められた愛についてだった――。
  • ピカソになれない私たち
    3.8
    1巻742円 (税込)
    国内唯一の国立美術大学・東京美術大学油画科。なかでもスパルタで知られる森本ゼミの望音・詩乃・太郎・和美の4人は、自身の才能や未来に不安を感じながらも切磋琢磨していた。そんな時、ゼミに伝わる過去のアトリエ放火事件の噂を聞き――。不条理で残酷な「芸術」の世界に翻弄されながらも懸命に抗おうとする〝美大生のリアル〟を描いた青春小説。
  • ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビ
    4.0
    1巻770円 (税込)
    日陽新聞社本社文化部に異動してきた雨柳円花に、先輩記者・山田文明が持った印象は最悪だった。タメ口だわ、SNSで人気者だわ、社会人としてキチッとしてないわ……そして自分より先に企画が採用されるとは! アートにだけは並外れた知識と興味がある円花が企画した〝日本文化を再発見〟する新連載、その補佐役を山田は命じられる。雄勝硯、大津絵など、取材で各地をまわるうち、自由奔放なだけではない円花の良さに山田は気づく。完全補完関係コンビによる取材の成果をお届けします! 芸大出身の著者が紡ぐ、エンタメ度満点の文庫オリジナル小説。
  • 神の値段
    3.6
    1巻693円 (税込)
    第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作! マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのか――。美術市場の光と影を描く、『このミス』大賞受賞のアート・サスペンスの新機軸。

ユーザーレビュー

  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

    Posted by ブクログ

    それぞれの章でいろいろなものの起源について説明してくれてるのも良かったし世相を反映した内容が盛り込まれているのも良かった。続きが楽しみです。

    芸術や文化、世界の遺産を維持すること、所有・管理の難しさにちょっと考えさせられ、それらをただ享受する身として何かできないものかなどとも考えさせられました。

    0
    2026年04月12日
  • 音のない理髪店

    Posted by ブクログ

    ろう理容師が主人公で、現在進行形の物語だと思っていたが、予想外の話の作りで驚いた。色んな視点からの物語になっている。今は、障害に対しての問題は今でも色々あるが、今では考えられない酷い人権侵害があったのが、意外とそんなに前の話ではないんだと思った。これから先もっと、障害があっても生きやすい世の中になって欲しい。と、私自身が障害者なので切実に思う。

    0
    2026年04月10日
  • 音のない理髪店

    Posted by ブクログ

    今、困っている人がいたら助けよう。障害、それも個性。と当たり前のように生活している現代の私に
    この物語は衝撃すぎた。
    昔はこんなにも障害者は生きづらいものなのか、、、聾唖者はたた耳が聞こえないだけ。と思っている部分もあったが全然違った。

    実話に基づく、この物語。
    じっくりもう一度読み返してたくなる内容だった。

    0
    2026年04月05日
  • 光をえがく人

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて、通勤中の良いお供になってくれました。
    アジアの国とアートを題材に描かれる5つのお話は、どれも人間模様が心揺さぶられるものばかりで、時には涙を浮かべながら読んでいました。
    韓国、フィリピン、香港、日本、ミャンマーと舞台が国際色豊かであり、その国の文化や歴史に触れられて読んでいてとても楽しかったし興味深かったです。

    私は恥ずかしながら、アジアの国の歴史を詳しく知っている訳ではなく、そういえば歴史や社会の授業で習ったなくらいの知識しかありません…。
    だから、韓国、香港、ミャンマーで、そんな昔でもない時代にこんな出来事があったのかと衝撃を受けました。
    ニュースや社会の勉強で出来事

    0
    2026年04月02日
  • 音のない理髪店

    Posted by ブクログ

    人と繋がることで生まれてくる信念というものが丁寧に描かれている本だなぁと思った。

    最初はただビックリした。
    『耳が聴こえなければ、文字で伝えればいいだろう』そう思っていた自分の鈍感さや想像力の無さに気づいて。
    たしかに聴こえなければ、物事や事象を文字とリンクさせることが困難だろうに、言われなければ気づかなかったんだ。

    0
    2026年03月09日

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