【感想・ネタバレ】ジャポニスム謎調査 新聞社文化部旅するコンビのレビュー

あらすじ

日陽新聞社本社文化部に異動してきた雨柳円花に、先輩記者・山田文明が持った印象は最悪だった。タメ口だわ、SNSで人気者だわ、社会人としてキチッとしてないわ……そして自分より先に企画が採用されるとは! アートにだけは並外れた知識と興味がある円花が企画した〝日本文化を再発見〟する新連載、その補佐役を山田は命じられる。雄勝硯、大津絵など、取材で各地をまわるうち、自由奔放なだけではない円花の良さに山田は気づく。完全補完関係コンビによる取材の成果をお届けします! 芸大出身の著者が紡ぐ、エンタメ度満点の文庫オリジナル小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

円花みたいな後輩がいたら比較してしまって自己肯定感下がりそう…と冷や冷やしながら読んだ。笑
圧倒的な知識とセンスがある円花に対抗しようと、自分の得意分野の例え話を持ち出す山田にとても親近感を覚えた…。
そんな2人がいいコンビに成長していくのがよかった〜

硯、大津絵、漱石、灯台、円空、全ての回が読みやすかった。知ろうとするのはとても大事で、興味がないことだっても深掘りすればとても面白くなると気づく話だった。

取材したあとの執筆作業が最も骨が折れるし読みたいものじゃないけど上手くはしょってくれていてよかった。
読みやすかったー!!

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

エンターテイメント・ユーモアお仕事ミステリー小説ですね。

新聞社の文化部の山田(三十才)と新人の雨柳円花(二十六才)のコンビが、新連載の”日本の文化を発見する“を担当することに~。
山田は慎重な「橋を叩いて渡る性格」
円花は自由気儘天衣無縫の性格。民俗学の権威の祖父を持ち、小さい頃から可愛がられ、共に取材の旅をした経験を持つ。並々ならぬ慧眼の持ち主。
そんな凸凹コンビが、日本の奥深さを求めての物語。
美味しい食べ物と、文化遺産、そして人びととの出逢い。
バラエティー豊かに、作家の一色さんの美術知識に裏打ちされて、ユーモアたっぷりに綴られています。

とにかく、面白い、エンタメたっぷりで、円花の自由奔放にかき回されながら、それでも何故か、取材先の人びととからは、気に入られてしまう。
五話とエピローグの短篇連作物語です。
新聞社の悲哀もテーマにあり、円花と山田の過去のトラウマあり、人間模様も巧みに紡ぎ出されていてホロリともさせてくれます。
読みごたえのある作品でした。

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2023年07月06日

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