モナリザの裏側

モナリザの裏側

小説・文芸
2,145円 (税込)

10pt

大好きな母親とルーヴル美術館を訪れた女性。かつてパリ留学中に出会ったという父と母の、ある絵にまつわる秘密を知ることに。バブル期の好景気のなか、NYに出張し、ゴッホ「医師ガシェの肖像」のオークションに携わることになったシングルマザーなど、名画に導かれ、自らの人生に向き合う人々を描く心温まる5篇の物語。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    モナリザの裏側
  • タイトルID
    :
    2233202
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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モナリザの裏側 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    名画をモチーフとした短編集。
    スマホで名画を見ながら読めるのは、今ならではの贅沢さ。海外の美術館をすこしだけのぞき見できた感じもして、嬉しかった。そしてこの本では名画の歴史的背景やオークションの様子なども描かれていて、知識が増えた。読書に教わることは本当に多い。

    【オスロで光の種をまく】
    ムンクの「叫び」に今の自分を重ね、言葉の大切さに気づく主人公。有名なこの作品の背景を詳しく知ることができた。

    【青い馬の瞳】
    ナチス政権時に不当に扱われた美術品があったことに驚いた。嘘を広めることに芸術が使われたことにもショックを受けた。

    【富士山のハンマープライス】
    どんな作品でも誰かにとっては取っておきの作品。言葉足らずの奥に秘められた思いに心が動かされた。

    【千年のあこがれ】
    女学生が花嫁修行をしていた時代。京都で洋画を学ぶ女性二人が向きあう現実が描かれていた。頑張る二人を応援したくなった。

    【モナリザの裏側】
    有名なモナリザの裏側に飾られていた絵画が、ひとつの家族に大きな影響を与えていた物語。やるせなさに、じんわりときた。

    一色さゆりさんのこの作品、読者の私のお気に入りの一冊になった。





    0
    2026年08月11日

    Posted by ブクログ

    絵画に感動するのは、巨匠が描いたからでも、資産価値を持つからでもない。

    自分がいいなと思った絵が、自分にとって価値があるということ。他の人にとってはまた違う評価があるのかもしれないが。

    時代に翻弄された絵や人々の話は、本当に大変だったんだろうなと思った。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    アートが主題で、背景となる時代、場所はいろいろの5話。原田マハさんにちょっと似てます。
    私は絵画が登場する話が好きなのでとても面白かったです。どの絵も有名で、そうきたかと調べ直すのも楽しい。
    一番好きなのは「オスロで光の種をまく」。
    ムンクもノルウェーもノルディックデザインも好きなので。できれば長編で読みたいです。

    0
    2026年08月28日

    Posted by ブクログ

    ムンクの絵の前で撮った旅行写真やグーグルで作品検索しながら読み進める。「3か月でマスターする西洋絵画」見たばかりで頭にすんなり。表題のどんでん返しはびっくりだけど、そうか一色さんミステリーデビューだったと納得。次は「モリゾ」か「田園の奏楽」主人公にしたミステリーが読みたいな。「期待しない。受け流す。慌てない。そして感謝。人とうまくやる四原則だ」「美術品は本物を見なければならないという人もいる。なにが本物なのかは見た人それぞれが決めればいい。たとえ本物でなくとも心動かされた体験は揺るがない」美術鑑賞の入門書としてもお勧め。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    名画がモチーフとなった5つの短編集。
    一色さゆりさん、東京藝術大学のご出身なのだそう。「音のない理髪店」しか読んだことがなくて知らなかったけど、アート関係の小説をたくさん書かれているみたい。これは、読まなくては!
    今作で登場する5名は人生の岐路にたっている。そして、名画との出会いが前に進むきっかけを与えてくれる。
    ここでいう名画が、あくまでその人個人にとっての大切な絵だということが重要だなと思う。
    有名な画家の絵、オークションで高値がついた絵。そういう絵は素晴らしいと素人の私は思ってしまいがち。でも、自分がこの絵が好きだと思う直感をもっと信じてもいいと感じた。
    好きな絵がある人は、その絵とどんな風に出会ったか、思い出を振り返りたくなってしまうかも。私もすっかり忘れていたような記憶が蘇って懐かしくなった。

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    絵に思い出や自分の思いが重なる。そんな絵があるってなんだか羨ましい。想いに浸りたい時に会いにいく。励まされたり頑張れたりできるといいな。

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    ミステリーの小道具としての絵画というより、特定の絵画を語るためのミステリーという印象が強い。

    謎解きや犯人探しより、絵画にまつわるストーリーの方により興味がそそられる。
    細部をおろそかにしない、丁寧な筆致も好感が持てる。

    印象に残った一節(「オスロで光の種をまく」から)
    ↓
    「衣食住のうち、「住」はいちばん私的なものなのよ。(中略)住まいは基本的に家族としか共有しないし、招くのは親しい相手だけ。だから生まいを大事にすることは、自分を大事にすることと同義なの。帰りたいと心から思える場所があれば、いざというときに頑張れるからね。」

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    時代背景も主人公の年齢もさまざま。1枚の絵画に寄せる想い。絵画を通じて出会う人生の岐路。

    「青い馬の瞳」
    重い時代だがラストは救いがあってよかった

    「千年のあこがれ」
    少女漫画か朝ドラみたい。ひたむきな主人公たちがかわいい

    それぞれのテーマとなる絵画を見ながら読むとより楽しめる。

    0
    2026年08月05日

    Posted by ブクログ

    1枚の絵から紡がれる人生を描く5つの短編集。絵、歴史、絵に対する考え方(絵の価値は自分で決めれば良いなど)の勉強になる。

    ナチスが前衛芸術まで弾圧していたとは知らなかった。愚かすぎて笑える。「モナリザの裏側」は、なんとも悲しい話だった。

    最愛の人には出会うのではなく育てていく

    期待しない、受け流す、慌てない、感謝
    ー人間関係をうまくやっていくコツー

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    美術品に関わる一色さゆり作品は好きなのだが、本作の人間物語が妙に緩く感じてしまい読む手がなかなか進まなかった。

    0
    2026年07月24日

モナリザの裏側 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    モナリザの裏側
  • タイトルID
    :
    2233202
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月20日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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