兼原信克の作品一覧
「兼原信克」の「中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)」「安全保障戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「兼原信克」の「中国共産党が語れない日中近現代史(新潮新書)」「安全保障戦略」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
■ 台湾・中国・戦後史
● 台湾の歴史的位置づけ
* 台湾はもともと統一的な国家による恒常的支配が弱い地域
* 17世紀にオランダが進出し、拠点化(インドネシアと一体的に扱われる側面)
* その後、鄭成功 → 清 → 日本 → 中華民国へと支配が変遷
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● 米国の対外姿勢の変化
* 第二次世界大戦以前:孤立主義・平和主義
* 戦後:世界秩序を支える役割を自認
* 初期は新参的立場で、対外関与において試行錯誤・失敗も多かった
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● 中国内戦と台湾の分断
* 日本敗戦後、米国は国共を仲介し統一国家を模索 → 失敗
* 翌年から全面内戦へ
* 結果:
* 中国共産党が勝利
Posted by ブクログ
国家安全保障会議の設立に関わった人が著者だが
著者は政府の国家安全保障会議の設立に携わった元内閣官房副長官補の兼原信克氏。本書の「はじめに」には、こうある。一貫して私の脳裏を離れなかったのは、有事の本番で国家安全保障会議が本当に機能するのかどうか、という一点であった。国家安全保障会議は有事の際の国の要だ。中国の脅威が増している今、さぞかし生々しい話が読めると期待した。なんせ、その「頭脳」たる人が書いた本なのだから。しかし、中身の大半は教科書的な歴史のおさらいだった。機微に触れる話を望むことに無理があったかもしれない。著者の主張は全7章のうち、最後の2章に詰め込まれている。ただ個人的には、その
Posted by ブクログ
エネルギー安全保障
•アメリカはシェールガス開発により中東依存を低下。むしろエネルギー資源国としての強みを持つようになった。
•ただし、イスラエル保護の立場は維持せざるを得ず、中東完全撤退は難しい。
•日本は国力の低下もあり中東関与を深めにくいが、石油依存は依然大きく、一定の関係維持は不可欠。
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食料安全保障
•戦後、日本人のカロリーの約4割を米が占めていたが、今は約2割にまで低下。
•小麦の多くをアメリカやオーストラリアから輸入している。
•これらの国との関係が維持されている限り、一定の食料安全保障は担保されている。
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再生可能エネルギー
•北欧諸国(スウェーデン、デンマーク)が
Posted by ブクログ
おそらく21世紀では最高の外交・安全保障に関する政治力が高かった政治家・高村正彦による回想録。正直な話「外交の安倍」という評価の8割はこの人が後ろで支えていたお陰だと思っている。
冷戦が終結し、世界の枠組みが変わっていく中で旧来の「9条平和論」に拘泥していた政・官を根気強く変えていった著者の苦労が読み取れる。
当時はあまりそんな感じはしなかったけど小泉さんとはかなり険悪で安倍さんとはずっと仲良かったんだね。小泉時代に総裁選出てたとはいえそこは意外。
終盤は憲法9条論における芦田修正の根拠のなさと砂川事件の唯一の判例性に触れていたのが面白かった。判例を絶対視しすぎるのもどうかと思うけど、現状それ