藤沢令夫の作品一覧
「藤沢令夫」の「国家」「ソポクレス オイディプス王」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藤沢令夫」の「国家」「ソポクレス オイディプス王」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
上巻とまとめての感想。流石、古典中の古典と言うに相応しい。解説にある様に、国家(ポリティアー)と言うよりは正義論と言うべきか。
ダイアローグで記載されるのでまだるっこしい所もあるが、これはプラトンの思考の過程を追っている様なものだと解釈している。トラシュマコスの正義批判も、必ずしも現実にあったこととは限らず、自分の思考を批判的に分析した上での自作自演的な言説なのかも。それとも、前半はプラトン自身の遍歴やアカデミア設立前で、沢山話し相手がいた時のものとか。いずれにせよ、後半はグラウコンたちも、おっしゃる通りです、しか言わないので、もうダイアローグでなくて良いのでは、と思ってしまうが。
プラトン
Posted by ブクログ
「たしかにそのとおりです、ソクラテス」
徳は教えられうるか? 徳とはなにか?ということについて考えてはいないから、良い議論ではないのだが……
徳は生まれ持っての性質というのが結論であったか?
「人は自分の知らないものをどうして探求できるのか」-想起によって。
想起説 「自分で自分の中に知識をふたたび把握し直すということは、想起するということにほかならないのではないだろうか?」
(世界にもともとあった真理を習得しただけで、思い出した、というのはね……)
魂の不死
ソクラテスによる形の定義……つねに色に随伴しているところのもの
色の定義を持ち出したら循環するだけよな。
少年奴隷とソク