藻谷浩介の作品一覧
「藻谷浩介」の「「空き家」が東京を蝕む」「観光立国の正体」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「藻谷浩介」の「「空き家」が東京を蝕む」「観光立国の正体」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
東京大学法学部卒。コロンビア大学経営大学院修了(経営学修士=MBA)。『里山資本主義日本経済は「安心の原理」で動く』はNHK広島取材班と共同著書。『デフレの正体』、『実測!ニッポンの地域力』などの著書もある。
Posted by ブクログ
里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
ちょっと題と内容が違うかな?という感想を最初持ちました。良い意味で期待を裏切られた内容です。
オーストラリアや広島の事例をひきながら、マネー資本主義の対立した概念として里山資本主義という言葉を使っています。それ以上に、対立概念であるマネー資本主義の補完システムとして里山資本主義を位置づけているところが、斬新です。
昔の暮らしをするというとコミューンとして厳しい規律を課してその主義を守るという方向になってしまいますが、本書では、最新テクノロジーを使って快適にかつエネルギーや食糧、水を自給して暮らすことを提案しています。
また、過疎や人口減少は、こう
Posted by ブクログ
この本の主張は?
「経済成長」をめぐる幻想と実態を、解剖学者・養老孟司と地域経済の専門家・藻谷浩介が対話形式で読み解く一冊。
日本社会が盲目的に信じてきた「成長」の正体を疑い、人口減少や自然災害リスク、地方の暮らし、世界標準から見た日本の特殊性をもとに、「これからの日本に本当に必要な価値とは何か?」を問い直しています。
印象的だったポイント
「経済成長」が今やバズワード化し、実態を伴わずに使われていることへの違和感
高度経済成長の記憶がある世代とそうでない世代の価値観の断絶
アベノミクス下の株価上昇と実体経済の乖離
日本の都市人口密度がいかに高く、地方分散が進んでいないか
「空気」で