作品一覧

  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学
    4.5
    1巻1,024円 (税込)
    うつは今や「誰でもなりうる病気」だ。しかし、治療は未だ投薬などの対症療法が中心で、休職や休学を繰り返すケースも多い。本書は、自分を再発の恐れのない治癒に導くには、「頭(理性)」よりも「心と身体」のシグナルを尊重することが大切と説く。つまり、「すべき」ではなく「したい」を優先するということだ。それによって、その人本来の姿を取り戻せるのだという。うつとは闘う相手ではなく、覚醒の契機にする友なのだ。生きづらさを感じるすべての人へ贈る、自分らしく生き直すための教科書。
  • 「普通がいい」という病
    4.5
    頭とこころのバランスを取り戻すヒント満載。私たちはあまりにも「~しなくてはいけない」という言葉に縛られていないだろうか? 常識と思っていた言葉の手垢を落とし、「自分らしく生きる」ための10講。(講談社現代新書)
  • 反教育論 猿の思考から超猿の思考へ
    3.8
    1巻935円 (税込)
    「好き嫌いはいけない」「大人の言うことはきちんと聞きなさい」「基礎が大切」「わがままはダメ」「嘘はつかない」「秘密は持たない」・・・・・・。しつけや教育の現場でよく聞かれるこの言葉。でもそれって本当の事だろうか?注目の精神科医が最近のクライアントの傾向から現代のしつけ、教育の常識に強烈にダメ出しする。人間らしい真の思考を目指すためのヒント。(講談社現代新書)
  • 「私」を生きるための言葉 日本語と個人主義
    4.5
    すべての人間は、透明な言葉を生むようにできている―。 気鋭の精神科医が豊富な臨床経験をもとに、日本語に潜む神経症性を徹底分析。多くの“1人称で生きる”人々の例に学びながら、借り物ではない言葉とは何なのか、探求していきます。心の問題に関心のあるすべての人、日本語に使いづらさを感じている人、クリエイティブな仕事をしていきたい人のためにヒントとなる考え方を提供します。

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  • あなたの人生が変わる対話術
    4.5
    昔ながらの「話せばわかる」が成立しない時代。職場でも、地域でも、いま大きな問題になっているのは、背景、考え方、立場が違う「他者」と、どうやってコミュニケーションをとるかいうこと。そこで必要となるのが本書で紹介する「対話」の技術。対話とは、ひと言でいえば、「他者とコミュニケーションを取ること」に他ならない。本書では30のヒントを通じて、対話を学ぶ。
  • 「自分が嫌い」という病
    値引きあり
    4.0
    「自分嫌い」こそ 不幸の最大の原因。 心のゆがみを直す 8の処方せん 「自分を好きになれない」と悩む人は多い。こうした自己否定の感情は、なぜ生まれてしまうのか。 その原因は幼少期の育ち方にあると精神科医である著者は指摘する。 親から気まぐれに叱られたり、理不尽にキレられたりすると、子どもは「自分は尊重され るに値しない」と思い込むようになる。その結果、自信を持てず、人間関係にも苦しみやすい。 では、この悪循環から抜け出すにはどうすればよいのか。 本書では、自分を傷つけた親への怒りを認め、心のもやもやを解消するための具体的な方法を解説。自信を持って生きられるヒントが詰まった一冊。
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える
    値引きあり
    4.2
    働くことこそ生きること、何でもいいから仕事を探せという風潮が根強い。しかし、それでは人生は充実しないばかりか、長時間労働で心身ともに蝕まれてしまうだけだ。しかも近年「生きる意味が感じられない」と悩む人が増えている。結局、仕事で幸せになれる人は少数なのだ。では、私たちはどう生きればよいのか。ヒントは、心のおもむくままに日常を遊ぶことにあった――。独自の精神療法で数多くの患者を導いてきた精神科医が、仕事中心の人生から脱し、新しい生きがいを見つける道しるべを示した希望の一冊。

ユーザーレビュー

  • 「普通がいい」という病

    Posted by ブクログ

    普通とは、なんだろう?とこの本のタイトルを見てから気になり読みました。

    内容は、哲学的、詩的に生き方についてかかれています。

    哲学的な文書に抵抗がある方でも図表がつけられていて非常に分かりやすく書かれていました。
    日本の学校では、教えてもらわない領域で自分にあてはめながら読むとかなりボリュームある本でした。

    読み終わると、作者の知見の広さに脱帽するばかりでした。

    まだまだ、未熟者であると認識しました。

    これからも、様々な本を読み実際に行動し、経験し、周りに左右されない自分の考えを探し求めていきたい思います。

    0
    2025年10月05日
  • 「うつ」の効用 生まれ直しの哲学

    Posted by ブクログ

    メンタルを崩したときに、この本と出会いたかったな。

    世の中の治療法やノウハウに、なんらかモヤモヤがありながらも「とはいえ、そう感じる自分がおかしいんだろうな」とやり過ごしてきた私にとって、「あなたは間違ってないよ」と背中を押してくれる一冊。

    しかもそれを精神科医の先生が書いている、というのがとても心強い。

    0
    2025年09月23日
  • 「自分が嫌い」という病

    Posted by ブクログ

    インナーチャイルドの一節が、イメージがしやすかった。自分の内なる子どもに意識を向けることで、自分に愛を向けることができる気がした。

    1
    2025年09月08日
  • 仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える

    Posted by ブクログ

    これもまた名著。
    活動よりも観照(内観)の大切さを教えてくれる一冊。

    世の中では「行動こそすべて」という教えが広がっており、それの言わんとすることも分かるものの、どこかでその教えに辟易としている自分がいた。

    私自身、その教えを鵜呑みにし、手帳に予定をぎゅうぎゅうに詰め込んだこともある。けれどもそうするほどに、目前の出来事に集中できず、心に余裕がなくなり、焦燥感に急き立てられることが増えていった。

    「行動こそすべて」にはきっと「人は価値を生まなければならない」「人の役にたたなければならない」など、効果や成果、成長を至上とする思想が根っこにある気がする。

    けれども人の幸せは、必ずしもその成

    1
    2025年09月08日
  • 「普通がいい」という病

    Posted by ブクログ

    名著だと思う。
    生きるということは、大通りから脇道に抜け、ひとり獣道のような小径をかき分けていくことなのだと思った。
    自分らしく生きることの背中を力強く押してくれる一冊。

    0
    2025年09月08日

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