野崎歓の作品一覧
「野崎歓」の「人類の深奥に秘められた記憶」「夜間飛行・人間の大地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
「野崎歓」の「人類の深奥に秘められた記憶」「夜間飛行・人間の大地」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸
ビジネス・実用
ビジネス・実用
小説・文芸
ビジネス・実用
小説・文芸
小説・文芸
Posted by ブクログ
2025年刊。2014年に出た『翻訳教室』の改題増補文庫版。もとの10章に、「AI翻訳なんか怖くない」の章が追加されている。
語り口が軽めの、翻訳をめぐるエッセイ。音楽会に行くなどの日常も織り込みながら、仕上げたばかりの翻訳の裏話。ヴィアン『うたかたの日々』、ウエルベック『地図と領土』、ネミロフスキー『フランス組曲』も出てくる。
引き込まれたのが森鷗外。4つの章に登場する。始まりは、好んで聴くマーラーの交響曲第8番の話(翻訳作業のBGM)。この曲の題材として使われているのがゲーテの『ファウスト』。マーラーは『ファウスト』をどう曲として翻訳しているか。そこから話は、鷗外の『ファウスト』の日本語訳
Posted by ブクログ
久しぶりに読む骨太の海外文学に一抹の不安を覚えながらページを捲り始めたが、すぐに作品世界に引き摺り込まれ、読破するまでは読んでいない時も心が作品世界の中に居続ける、そんな強いグリップ力の作品だった。
色んなテーマが含まれた盛りだくさんな作品だが、メインの舞台を両大戦をまたぐ時代にしたことがかなり深みを与えている。登場人物はそれぞれ固有のテーマや問いを抱え生きているが、それらも結局は大きな時代状況に巻き込まれれば、時に儚くあっけなく、その人物の生とともに消えていく。
しかしその事実は決して個人の実存の価値を損なうものではないと思う。あるいは、この作品のような文学によって表象されることでその価値が