マノン・レスコー

マノン・レスコー

924円 (税込)

4pt

将来を嘱望された良家の子弟デ・グリュは、街で出会った美少女マノンに心奪われ、大都市パリへの駆け落ちを決意する。夫婦同然の新たな生活は愛に満ちていたが、マノンが他の男と通じていると知り……引き離されるたびに愛を確かめあいながらも、破滅の道を歩んでしまう二人を描いた不滅の恋愛悲劇。待望の新訳!

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マノン・レスコー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    G・プッチーニのオペラの原作。絶世の美女に一目惚れし、純愛を捧げた青年が人生を踏み外して転落していく物語。とても面白かったです。

    時は18世紀前半のフランス。17歳のデ・グリューは、成績優秀で将来を有望視されていました。ある時、街で出会った修道院送りになったマノン・レスコーに一目惚れ。二人でパリに

    0
    2024年11月03日

    Posted by ブクログ

    「1731年の小説なんて絶対面白くないだろうけど、まあここらで古典でも一冊読んどかんとなあ」程度で手に取ったのだが……衝撃をうけるほど面白い。それも圧倒的に。いやいやまんまとこのハチャメチャな物語に魅了されてしまった。訳者あとがきで「従来の常識では考えられないようなパッションのありさまは、読者をいま

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    「マノン・レスコー」アベ・プレヴォー。初出は1731年、フランス文学です。光文社古典新訳文庫、野崎歓訳、2017年。
    1731年というのは、古いですね。ディケンズだってヴェルヌだって19世紀です。スタンダールも作品は19世紀。19世紀ともなると、他にも「現代にそのまま通じるエンタメ小説」はいくつもあ

    0
    2022年10月20日

    Posted by ブクログ

    1731年刊。ファム・ファタール像を示したフランス文学の古典。駆け落ちから破滅に至る悲劇的恋愛を描く。

    もともとは真面目っぽい性格で、才能もあり将来に期待のもてる貴族の青少年だったのに、ひとたび恋の力に囚われると、駆け落ちから無心、犯罪、逃亡、と無茶をやらかしまくるデ・グリュ。どうしようもないなこ

    0
    2022年06月10日

    Posted by ブクログ

    女に溺れて身を滅ぼすのが夢だ。が、一度きりの人生をそうそう頻繁に棒に振るわけにもいかないので、ファム・ファタール文学で憂さを晴らすのが関の山。『マノン・レスコー』と言えば、ファム・ファタールの嚆矢にして最高峰と言われる作品だが、18世紀前半という時代制約は如何ともしがたく、まあこんなものか。野崎歓の

    0
    2024年08月24日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、これがフランス革命より前の時代の小説かと疑いたくなるほど臨場感があった。
    スタンダールの恋愛論といい、デュマフィスの椿姫といい、フランス文学は恋の情熱がいかに幻想的で破滅的かを克明に表現している。

    主人公のシュバリエがいかにマノンを愛しているかが、主人公の視点で終始書かれているので、い

    0
    2023年12月04日

    Posted by ブクログ

    マノンレスコーは主人公の男性の名が
    題名だと思っていたが、主人公が出会う
    宿命なのか悪名なのか一目惚れをする
    美女の名であった。
    マノンとグリュの逃避行は直ぐに始まり
    グリュはマノンの散財や浮気を思い悩み
    苦しみながらも、マノンを何とか引き留める
    為に無二の親友や身分さへも捨てて
    悪徳の道へと突き進

    0
    2023年10月08日

    Posted by ブクログ

    亀山先生が“モーツァルトの手法で書かれた言葉のオペラ”と帯に書いてらっしゃった。
    たしかに亀山先生は、ドストエフスキー作品を訳をされてらっしゃるし、オペラ的な作品がお好きなのかな。
    自分は、フランス人がずっと感情的に叫んでるのに、驚いた。
    マノンちゃんが、この後の時代のファムファタルのモデルになって

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    ひで~~笑 バカダナーー
    でもこの小説が世界を変えたから、このような感想を平民で女の私も抱けるようになったのでしょう。解説がフラットでよかった

    0
    2022年03月12日

    Posted by ブクログ

    バレエの演目として名前は知っていたけど、ほとんどストーリーを知らなかったので、新訳シリーズででたからこの機会に、と読みました。
    星はつけたけど、ほとんど評価不能です。
    マノン・レスコーのキャラクター(性格)の見えなさ。
    放蕩をつくす悪女にはなりきれず、かといって性格の良い女とは全く思えず。
    デ・クリ

    0
    2019年03月03日

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