プロフィール

  • 作者名:柴田勝家(シバタカツイエ)

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作品一覧

  • 本格王2019
    3.0
    1~7巻814~1,001円 (税込)
    「ゴルゴダ」飴村行 「逆縁の午後」長岡弘樹 「枇杷の種」友井羊 「願い笹」戸田義長 「ちびまんとジャンボ」白井智之 「探偵台本」大山誠一郎
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画
    4.3
    1巻2,090円 (税込)
    筋肉少女帯の無二の世界観が小説に! 大槻ケンヂ、辻村深月らが描く、楽曲と小説が交差する物語。
  • 秘曲金色姫
    4.5
    1巻2,420円 (税込)
    秘すれば、花なり――。 そう微笑んだ彼女は、美しかった。 この世のものではあり得ぬほどに。 「パパの死体を捨てるの、手伝ってくれない?」 2021年、コロナ禍の新宿トーヨコ。 茨城を飛び出したジローは、キャイコと名乗る少女と出会い死体遺棄に協力する。 キャイコはなぜ父親を殺したのか、そしてジローはなぜ彼女を救ったのか? その答えは、遠い昔に失われたはずの能曲「金色姫」に秘められていた。 足利、豊臣、徳川。時代を超えて権力者を魅了したその舞が令和の新宿に顕現するとき、約500年にわたる祈りの物語が収束する。 気鋭のSF作家による、能楽×サスペンス×百合クロニクル、開幕!
  • 岸辺露伴は嗤わない 短編小説集
    完結
    4.0
    全1巻946円 (税込)
    【小説版登場!】杜王町在住の人気漫画家・岸辺露伴。類稀なる好奇心を持つ男が出会う、この世ならざる奇怪な出来事とは・・・・・・!? 露伴がイタリアで手に入れた“何の変哲もない”人形の正体(曰くのない人形)。美しい庭園に潜む恐ろしい秘密(ペア・リペア)。ある過疎地に伝わる、一生に一度だけ見ることのできる神事(不見神事)。露伴の作品を愛する、ひとりのファンの奇譚(ファン・鏑木八平太の場合)。4つの物語を収録した小説集。
  • カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚
    3.9
    1巻858円 (税込)
    世は大正。華族である堀井男爵が、何者かに殺された。 自称“ハードボイルド”私立探偵・平島元雪は、 「華族殺し」の犯人を突き止めるため独自調査を開始する。 未亡人となった堀井夫人の愛猫探し、噂の怪人“ムカデ伯爵”と失踪したバスガールの行方、 堀井家に現れる“黄金幽霊の首”の謎…… 無理難題を突きつけられる平島の前に、美しき年少浪曲師・真鶸亭湖月が現れる。 湖月は平島から投げかけられる事件の手がかりと、実在の説話・伝承を元に、 即興で創り出す奇想天外な物語〈カタリゴト〉を披露していくが――。 その〈謎解き〉は単なる騙りか、はたまた真相への糸口か? 帝都を舞台に繰り広げられる大正推理奇譚、ここに開幕。
  • 走馬灯のセトリは考えておいて
    3.9
    1巻924円 (税込)
    祝・柴田勝家(武将)生誕500周年 文化人類学、SF、バーチャルアイドル――《信仰》をテーマに繋がる柴田勝家の真骨頂。「クランツマンの秘仏」ほか全7篇の短篇集
  • スーサイドホーム
    3.9
    1巻770円 (税込)
    家に棲むモノ家族に潜むモノ 霊能者「助葬師」が「家」を喰い破る呪いに立ち向かう。 豹変した父親が発した謎の言葉、酒場で渡された呪われた家族写真、動画配信者に依存する女子大生の家に繰り返し送られてくるひしゃげた荷物……奇妙な事件に巻き込まれた人々の前に現れる謎の女・羽野アキラ。彼女は、ネット上で半ば都市伝説となっている霊能者「助葬師」だと名乗る。事件の背後に何者かの意思を感じ、調査を進めるアキラはやがて呪いの根源へ導かれていく。 気鋭の星雲賞受賞作家が仕掛ける民俗学×ミステリホラー! tounami・装画
  • アメリカン・ブッダ
    3.9
    1巻946円 (税込)
    もしも荒廃した近未来アメリカに、 仏陀を信仰するインディアンが現れたら――未曾有の災害と暴動により大混乱に陥り、国民の多くが現実世界を見放したアメリカ大陸で、仏教を信じ続けたインディアンの青年が救済を語る書下ろし表題作のほか、VR世界で一生を過ごす少数民族を描く星雲賞受賞作「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」、『ヒト夜の永い夢』前日譚にして南方熊楠の英国留学物語の「一八九七年:龍動幕の内」など、民俗学とSFを鮮やかに交えた6篇を収録する、柴田勝家初の短篇集。解説:池澤春菜
  • ヒト夜の永い夢
    3.9
    1巻1,100円 (税込)
    紀伊の生みし知の巨人、南方熊楠。彼と昭和考幽学会の出会いが、粘菌の宿った美しき自動人形を誕生させる。一大昭和伝奇ロマン!
  • 「心霊科学捜査官」シリーズ 3冊合本版
    値引きあり
    -
    1巻1,463円 (税込)
    SF界の鬼才・柴田勝家の名物シリーズがお得な合本版に!地下アイドルが歌うと人が死ぬ……!? 呪いのCDを"心霊"科学で解き明かした『ゴーストケース 心霊科学捜査官』。出演者が次々にバラバラ死体で発見される因縁の映画を一刀両断にする『デッドマンズショウ 心霊科学捜査官』。女子校で流行する心霊ゲームアプリが思わぬ呪術に結びつき、その奥の黒幕へと導く『ファントムレイヤー 心霊科学捜査官』。
  • 雲南省スー族におけるVR技術の使用例
    -
    1巻220円 (税込)
    彼らは生まれてから死ぬまで、VR世界のなかで暮らすという――西洋文明側の視点から記録されていく、少数民族スー族の自治区の奇妙にして荘厳なる風習とは? VR技術がいかにしてこれからの人と世界を変えていくかを問う、必読の想像力が電子書籍オリジナルで登場! 著者柴田勝家による、某VRゲームの衝撃的体験記をボーナストラックとして収める、SF読者向けVR入門篇がここに!
  • ゴーストケース 心霊科学捜査官
    3.6
    1~3巻792円 (税込)
    注目の新鋭・柴田勝家書き下ろし! 地下アイドル・奏歌のCDが誘発するファンの連続自殺事件。CDの呪いの科学的解明に挑むのは、陰陽師にして心霊科学捜査官の御陵清太郎と、警視庁捜査零課の刑事、音名井高潔のバディ。奏歌は「自殺したアイドル」に祟られているという。鍵を握るのは、人間が死後に発する精神毒素である「怨素」。地下アイドルの光と影を描いて圧倒的な面白さ、ラストで落涙。バディの活躍、エンタメの王道!
  • ニルヤの島
    3.8
    1巻946円 (税込)
    人生のすべてを記録し再生できる生体受像(ビオヴィス)の発明により、死後の世界という概念が否定された未来。ミクロネシア経済連合体(ECM)を訪れた文化人類学者イリアス・ノヴァクは、浜辺で死出の船を作る老人と出会う。この南洋に残る「世界最後の宗教」によれば、人は死ぬと「ニルヤの島」へ行くという――生と死の相克の果てにノヴァクが知る、人類の魂を導く実験とは? 新鋭が圧倒的な筆致で叙述する、第2回SFコンテスト大賞受賞作。
  • クロニスタ 戦争人類学者
    3.8
    1巻880円 (税込)
    生体通信によって個々人の認知や感情を人類全体で共有できる技術“自己相”が普及した未来社会。共和制アメリカ軍はその管理を逃れる者を“難民”と呼んで弾圧していた。軍と難民の間で揺れる軍属の人類学者シズマ・サイモンは、訪れたアンデスで謎の少女と巡り合う。黄金郷から来たという彼女の出自に隠された、人類史を鮮血に染める自己相の真実とは? クラウド時代の民族学が想像力を更新する、2010年代SFの最前線。第2回ハヤカワSFコンテスト受賞後第1作。
  • 伊藤計劃トリビュート
    4.1
    1巻1,254円 (税込)
    伊藤計劃が2009年にこの世を去ってから早くも6年。彼が『虐殺器官』『ハーモニー』などで残した鮮烈なヴィジョンは、いまや数多くの作家によって継承・凌駕されようとしている。伊藤計劃と同世代の長谷敏司、藤井太洋から、まさにその影響を受けた20代の新鋭たる柴田勝家、吉上亮まで、8作家による超巨大書き下ろしアンソロジー

ユーザーレビュー

  • ニルヤの島

    Posted by ブクログ

    本年六冊目の柴田勝家作品、クロニスタの次に書かれた作品とのことだが、共通のポイントが色濃く出ており、初期柴田勝家を掴む素晴らしい読書体験になった。いくつもの物語が組み上がる様は凄まじいカタルシスをもたらしてくれた。

    0
    2025年11月14日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    名だたる筋少好き作家達によって筋少楽曲の世界観で執筆された小説集。筋少ファンの一人として大いにニヤニヤしながら楽しませてもらいました。作家の皆さんの匂い立つような筋少愛が面白い。オーケンの小説が「これはオーケンの小説だ…!」って感じで最高でした。

    0
    2025年10月27日
  • クロニスタ 戦争人類学者

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良し悪しだが、表紙のイラストから連想されるような軽い文体、軽い物語では無い。これは読者とのミスマッチを起こすだろうが、ミスマッチがなければ衝撃的な出会いは生まれ得ないのかもしれない。
    物語の説得力は全体的にきちんと担保されているが、デレクに関する終盤の登場は説得力に欠け、蛇足に思えた。

    0
    2025年09月03日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

    Posted by ブクログ

    2025/8/12にSHIBUYA PLEASURE PLEASUREでの大槻ケンヂ氏のイベントに行ってきた。
    20年ぶりくらいに生ケンヂに会ってきた。
    彼は楽器ができない、楽譜が読めない音楽家ということで有名だったけど、
    人前で弾き語りができるほどにギターを弾きこなしていて感無量だった。
    途中で演奏失敗して曲が止まって「ちょっと練習するね」とか言ってたのはわざとだったはずきっと。

    この本は曲の歌詞を小説にしたもの。
    原曲に思い入れやイメージがかなり強かったのだけど、どの短編もいい意味で裏切られて楽しめた。

    自分は辻村さんと生まれた日が近いので同じ時代を生きてきた。
    藤子・F・不二雄や女神

    0
    2025年08月25日
  • ヒト夜の永い夢

    Posted by ブクログ

    テーマやSF的アイデアには、やはり伊藤計劃以後という印象を持つ。
    軽薄な印象を持たせないように、主人公にはラストの方まで活躍の場を作らないと言うようなありきたりな形式ではなく、程よく主人公が活躍し、また物語の重要なピースになっていきながらも、重厚感や格を保たせていて、見事だと感じた。

    0
    2025年08月25日

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