倉橋由美子の作品一覧
「倉橋由美子」の「アマノン国往還記」「暗い旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「倉橋由美子」の「アマノン国往還記」「暗い旅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
面白かった。変な小説なので、変な小説がすきな人にはおすすめです。
まず頭でっかちの少年みたいな文体が印象的。たとえば主人公Qが自慰をする場面はこんな感じ。
>> ただ、密室内の一動物としてのQの行動をまったく外面的に観察すれば、それは単調にくりかえされるこっけいな動作からなっていて、生理学的には、興奮とそれにともなう脈拍増加、血圧上昇、発汗、局部の膨張と充血、脳波の奇妙な変化、などが観察されたはずである。(p.99)
これが小説内の出来事に薄皮を一枚かぶせたような効果を与え、読んでいるとぼくは大事なところに直接は触れられていないかのような不安を抱く。そんななかときおりあらわれ
Posted by ブクログ
よかった。なんだかなめるように読んでしまった。(ちょっと下品かしら)
それほど私の趣味にあっていたのである。というよりこの私の年齢にしてわかる本なのかもしれない。
しかし、文学が好きな方には是非お薦めしたいと思う一冊に間違いない。私が太鼓判を押す。
*****
倉橋由美子といえば昔1975年、横浜に住んでいた頃に取っていた朝日新聞の連載記事のひとつが忘れられない。
「神奈川50年 文学の風景」として神奈川を舞台にした文学作品、住み付いた作家が与えてくれたもの、感じたものの意味を探る、というコラムだった。沢山の作品、作家の中で倉橋由美子の記事に私は瞠目した。
伊勢原市大山のふもとに移り