文芸社作品一覧

  • 君の正体を言い当てようか
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    1巻693円 (税込)
    27歳の滝川慎司は、婚活アプリでミナという女性と知り合う。趣味も話も合い、笑顔の可愛いミナに好印象を持った慎司は、次のデートの約束を取りつける。ところが、彼女自身のことを尋ねるとなぜか頑なに口を閉ざすミナ。そして、アプリに書いたプロフィールは全部デタラメだと告白する。慎司は、ミナの職業、年齢、出身地、全てを見破ってみせると宣言。二人の謎解きゲームが始まった。
  • ポリテクスクール京都 電気設備技術科
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    1巻693円 (税込)
    「この歳で、こんなところで、本当に友達て呼べる人ができようとは…」。年令・性別・学歴・職歴に関係なく電気技術を学ぶ職業訓練校。「第二種電気工事士」の免許を取得するために実に様々な背景を持つ人々が集まってくる。青春時代のごとく、本音でぶつかり合いながら真剣に学び考え、泣き笑う、その半年間の奇跡の時間。司法試験受験生が放った一冊の檄文。
  • Dark in the White ─医療界の闇─
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    1巻693円 (税込)
    ここに書いたお話は、「実際に存在する病院や人物とは関わりはありません」ということであり、あってはならないことと考えます。しかし、世の中には似たようなことがあり、こうして書き残しておかねばならないというのが「現実」のようです。ひょっとしたら今この時にも、日本のどこかで同じような闇が見つかるかもしれません。白い巨塔に蠢く影を暴く。今、あなたがその証言者に。
  • ヒメリンゴとダマスクローズ
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    とある異世界のとある国。この国では年に一度、神が性別に関係なく十六歳以上の者の中から花嫁を選ぶ儀式が行われている。これを花摘みの儀式という。既婚であっても重婚は有り、同性婚もありその全てがおられる。ただし神々は儀式では一人しか選ぶことはできない。花摘みの儀式において神に選ばれた者は、神により神格を賜り、新たな神となれる……。本格ファンタジー小説。
  • 空海 ─吾、永遠に高野の山に帰る─
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    平安時代、唐に渡り真言密教を日本に伝授した弘法大師。その誕生以前から真魚と呼ばれる幼年期を経て、修行して空海を名乗って奇跡を行い、数々の功績を遺したその生涯を丹念に描き、かの人間性に迫る。ほぼ同時期に唐に渡り天台宗を日本に伝授した最澄こと伝教大師。二人の交流も描き、千二百年もの間、高野山奥の院に入定するとされる空海の入門書とも言える、分かりやすい歴史小説。
  • うつを克服するなら絶対読んで欲しい本
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    1巻693円 (税込)
    会社員の頃に多忙で転勤が多くてストレスになり、私は人の役に立っているのだろうかと疑問を感じ始めた。そして看護師になれば人の役に立てるのではないかと決意した。自分よりも他者を大切にする生き方があまりにも過剰で、双極症によるうつ症状を発症した。病気はとても辛かったが、生き方を変える契機になった。世の中を生きづらいと思っている人々への指針ともなる応援メッセージ。
  • 植民惑星 アース
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    彼が目覚めた時、コンピューターの他は誰もいなかった。大脳を破壊するリブズウイルスが地球上に蔓延し、人類は死滅していた。残っているのは、人間を模したアンドロイドばかり。彼は人類の生き残りを探し、人類再生に向けて動き出した。しかしその頃、地球を狙う一団が、太陽系外の星系から地球へと動き出していた──。運命と人の手により生み出された救世主による救世の書。
  • 大暴走
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    宗教的権威が大嫌いだった筆者は、自らが体験した超常現象により、エンジニアをやめて霊性修行を迷走、ついには悪魔憑きとなって教祖を目指すという大暴走を引き起こしてしまう。尊神サティヤ・サイババ様のお導きなくば、今こうしてはいられなかったであろう。拙書は、もし自分と同じ過ちを犯す可能性のある人々に、自分の経験が解決の一助になればと思い、書いたものである。
  • 朝が来て、晩が来る
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    仕事がすべてのエリートビジネスマン、恋人を愛するがゆえに別れた老女、再起不能になった恋人から逃げてしまった彼女、魔女を求めて森をさまよう青年、みな一様に「今」を変える「魔女」を求めている。あがいても抗えない現実と必死に戦い、「魔法」の力を欲していた──。オムニバスストーリーが錯綜し、壮大な一つのグランドオペラとなる意欲作。
  • 舞い散る桜に、あなたを想う
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    1巻693円 (税込)
    高校の入学式の日に、桜の木の下で出会った浬(かいり)と和奏(わかな)。二人は別のクラスだが、思慮深く控えめな浬は、天真爛漫で積極的な和奏に翻弄される日々を送る。やがて二学期になり、浬のもとに毎日差出人不明のラブレターが。浬は和奏からと確信するが、和奏が連日欠席していると知り……。「命」とひたむきに向き合う二人の切なく儚い恋の行く末を描いた青春恋愛小説。
  • めばるの部屋
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    自身が長年書き留めたブログより、自身の思い出や、日常のこと、愛犬のこと、ふるさとについて面白おかしく綴った一冊。「めばるの想い出」の‘ちょんまげっ子’では、自身がなぜ「めばる」と呼ばれるようになったかを語り、学生時代を回想する。飼い犬の「コロとけんた」では、著者独特の感性から、その愛犬二匹の愛おしさを語る。多くの人々が共感できるエッセイ。
  • 詩集 るるる・充ちる・満ちる・見知る ~心の充実を求めて~
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    1巻693円 (税込)
    「こんな時間を作った自分をほめよう/やればできる やれるんだ」こんな無我夢中の時間に没頭できる幸せ。百聞は一見にしかず、見て知っていきたい。そして一つでも前向きに、ポジティブにできたら、うれしいものなのです。生きていく中で自然に生まれてくる言葉たちを詩にして、人の心に、琴線に触れるような感動を伝えられたら……。豊かな感性と楽しい語感で綴られた第六詩集。
  • 北辰流開祖 信太新左衛門勝長伝
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    太平の世に移りつつある江戸初期、常陸、上州、伊賀、柳生……各地で剣術を磨き、ついに奥州の地で誕生する、その名は北辰剣! 「新左衛門はこの時初めて、前々から考えていた我が武術の名を告げていた。まだ誰にも話していなかった『北辰流』の名を表に出したのである。『信太新左衛門勝長、北辰流をもってお相手致す』」(本文抜粋)。史料から〈北辰流〉の源流をたどる歴史小説。
  • 時の旅人として立体的人生を歩む
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    広く高く深い立体的人生を送ることができれば、人生は豊かになる。広い人生とは、いろいろなことに挑戦して自分の人生の幅を広げること。高い人生とは、少しでも誰かの役に立とうと他利であること。深い人生とは、創作活動をすること。自身の活動(朝食作り・テニス・水彩画・楽器演奏・合唱・野菜作り・夕食作り)、そして英語教師として英語学習のコツ、クリスチャンとして信仰のことを語る。
  • 時空を超えた冥府の約束
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    「冥府の約束人に選ばれたわ」女が告げた。冥府の約束人とは、黄泉つ国から推挙を受け、特殊な能力を授かった者のこと。そうして不思議な力を得た大河内晋介に、冥府を彷徨うものたちが救いを求めて近づく…。現世と冥府が交錯する、不可思議なストーリー。「悲恋の雨宿り」「岬に建つお堂の秘密」「浸潤の香気」「怨霊権助の執念」「麗しき死と生の幻想」「冥府の恵沢と絆」の五話。
  • 初学者のための中国書道史入門
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    1巻693円 (税込)
    書の資料集というと、これまで写真集がほとんどで文献を集めたものは見当たりませんでした。専門書では難しすぎますし、教科書では物足りません。高校生が書道を学ぶことにおいて、あまり無駄な部分がなく、それでいて知りたい疑問にはちゃんと答えてくれるような書道史の本をと考えて、この本をつくりました。書の楽しさと奥深さを一人でも多くの人に知ってもらえたら幸いです。
  • 潮風の行方
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    1巻693円 (税込)
    介護実習生の青春ドラマ! なんてこった、彼女にふられた……。モチベーション最低で迎えた現場実習のため湘南の施設に入った俺が出会ったのは、真摯な姿勢で入居者の命と向き合う健気な女性職員と、頑固そうな無口の老人。介護の仕事に対する疑念を持ったまま、悩み葛藤しながらも現場での実習を重ねるうちに、戦争中の祖母の隠された一面が明らかになっていった……。
  • 答えはあなたの中に在る 人生デザインで見つける「本当の自分」
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    「たくさんの人に、自分の思い描いた人生をおくってもらいたい」そう思って、長年、コーチングを実施してきた筆者だが、「自分の思い描いた人生」とは一体どんなものだろう──? 前著よりさらに考察を進め、充実感のある人生をおくるために「自分の中にある内なる会話」それとの対話の重要性をやさしく説いた一冊。──さっ準備はできました。いってらっしゃい!
  • マロン・グラッセみたいな恋
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    1巻693円 (税込)
    和菓子屋を営む小倉家は三姉妹の娘がいた。結婚に踏み切れずにいる長女あずき24歳、不倫の恋に悩む次女アン20歳、そして初恋に躍らせる三女しるこ16歳。三人三様、様々な思いをかかえている多感な時期だ。ただ、そこにはいつも娘たちを見守る父膳哉と母マロンがいた。ある日三姉妹は母マロンから両親の反対を押し切って結婚した事実を聞き、仲の良い夫婦に色々な悩みがあったこと知る。そんな幸せ家族小倉家のそれぞれの恋愛模様を描いたハートウォーミングな小説。
  • 花の和歌
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    1巻693円 (税込)
    「さきみだれ 心ゆかしき 花ごころ」「なごりゆく ちりゆく花に おしむかな おしむ心は きよけり思い」「身をかがめ 寄り添う肩は 花囲み 期待の先に 未来見つむも」……人生という「花」とは、生まれる思いだけ、いろいろな色を咲かせては、磨く数だけ輝き、引き立てはなたれるもの。そうした思いを、やさしい目線で切り取った珠玉の俳句、短歌集。
  • 我の日々 あれやこれやのつぶやき短歌
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    1巻693円 (税込)
    我が思い以心伝心古女房 娘にゃ出来ぬ妻の気配り/食卓に息子のカツが大きくも 女房の思い察して無口/大吟醸たがわず届く父の日に 一味違う思いを飲みて/茶ぶ台に捕まり立ちて歩む孫 得意顔して手出し手出しを/初恋は甘く酸っぱくやるせなや 実る事なしされど忘れず──妻子や孫への想いや、世の中の出来事に対して、つい口に出たつぶやき、正直な思いを載せた短歌集。
  • 【文庫】秀長さん
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    尾張中村郷で農夫として静かに暮らしていた小竹は、兄・日吉の嘆願を受け、織田家への奉公を決意する。そこから、秀吉・秀長兄弟の伝説がはじまった。誰よりも家臣と領民、そして平和を愛した男が生涯をかけた夢とは? 秀吉の天下統一を影で支えながら110余万石の大大名に上りつめ、「天下の調整役」として名をはせた、豊臣秀長の波乱に満ちた生涯を描く!
  • あたり屋 ~Crash for cash!~
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    1巻693円 (税込)
    会社をリストラされた主人公が、ひょんなことからあたり屋となり、生計を立てていく。ある日、主人公の車にぶつかる様子が映画関係者の目に留まり、スタントマンへとスカウトされる。その誘いを受け入れ、恋人もでき、新たな人生を歩み始めた矢先、主人公に忍び寄るのは警察の捜査の網だった…。主人公の運命やいかに? ほか「一発逆転男」も収録。
  • あのセミはきっと夏が知りたい
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    1巻693円 (税込)
    「扉を開け、中をのぞき込むと、僕と同い年ぐらいの女の子が一人ベッドに座り本を読んでいた。(中略)しばらく彼女から目を離せずにいると、本から顔を上げた彼女がこちらを見た。突然目が合ったものだから、慌てふためいた僕は何も言わずに扉を閉めようとした」(本文より)。外に出て夏を知ってみたかった少女とともに、つかの間、煌めく大切な時間を過ごした少年の暑い日々を描く。
  • 一生は価値があるのだ 一度の人生をがんばろう
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    吉田兼好のように、よしなしことを徒然に書いていければいいのだが、昨今の日本を取り巻く諸々の現状を鑑みるに、齢九十の著者にとっても、義憤に駆られることばかりで筆舌に尽くしがたい。アウトローな国々の非人道的な所業をこのまま見逃していいのか。日本人である限り、是が非でも知るべきであり知らねばならないと思う。そういった現実を踏まえつつ著者の人生観を語ったエッセイ集。
  • 咄嗟の契約/とり
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    1巻693円 (税込)
    一途な性格の青年が直面した出来事を発端に、その隣り合わせの関係性をさり気なく綴り「生」と「死」とは何か、を改めて考えさせられる短編小説集。アパートに住む男が、偶然目にした事件を取り上げた『咄嗟の契約』、食肉処理場に勤める男の日常から、突然現れたカメラマンとの出会いに心打たれ新たな旅立ちを決意するまで描いた『とり』の掌編2作と詩3編を収録。
  • 運命の人 引き寄せ3週間プログラム アフロディーテ・ビューティ・レイ
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    1巻693円 (税込)
    恋愛で辛いのは自分を見失っているから──恋愛上手になるためには、まず自分を見つめ、自分を大切にしましょう! 読むと恋愛エネルギーの伝授ができる、そして癒される1冊。「このプログラムでは、自分自身への愛し方をとてもわかりやすくお伝えします。そして、このプログラムを終える頃には人生がより素敵に楽しく、自信を持って生きていくことができることを確信するでしょう」。
  • 短歌集 蝸牛は歩む。
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    1巻693円 (税込)
    「見上げると銀の涙が頬つたう/冴え冴え輝く白銀の月」豊かな感性は時に精神を傷つける。うつ病と闘った筆者は、父とも最後まで分かり合うことができなかった。「移ろう四季」「痛く甘い恋愛」「過ぎゆく日常」「父の死」の四章からなる短歌は繊細に揺れながら、確かな言葉として息づいている。「青空が弧を描いて消えていく/神が創った天球儀の様に」──
  • 翼あるもの
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    幼い頃から絵を描くことが好きだった著者。本格的に絵画を学んでいた頃、デッサンについて先生方からさまざまなアドバイスをもらった。時に厳しく、時に温かく。病のために絵を描くことができなくなった今、当時の先生方とのやりとりを記録した日記を見つけた。そこには、自分を後押ししてくれた大切な言葉が詰め込まれていた。著者の青春時代のエールでもあった言葉たちをまとめた。
  • 京大相撲部 まったなし! たんぽぽの咲く土俵
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    赴任先の京都でうまくいかない日々を送る佐藤は、鬱々としたまま神社に立ち寄った。その時に見た相撲大会で清々しく負けていたのは、京都大学相撲部の面々。そしてなぜか相撲部へ入部することになった彼は、部員たちと接することで徐々に気持ちが変化していく。個性派集団の京大相撲部は、インカレで勝利できるのか!? 打倒東大を目標に一歩ずつ前に踏み出す青春群像劇。
  • JAKE THE STARDUST
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    1巻693円 (税込)
    報酬は5000ドル。これがジェイク・ザ・スターダストの通り名で知られる西部一のガンマンの首にかけられた賞金だ。伝説たる男を追い、カンザスの交易都市キャマロに降り立った俺たちピンカートン探偵社の手練れの四人。そしてクソのような幕が上がる。煙立つ六連発。戯れ言は要らねえ。ページをめくるたびにお前の腐れ脳は、撃ち抜かれることだろう。さあ、男の世界の扉を開け!
  • 美人に向かうリズム Invisible hand for beautiful
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    リズムは蘇生、瞬間の起点から始まる生命力だから。それを気力と気づき、そこから始まるリズムは人を蘇生し、自然の回復と応用に価値が懸かる。リズムの蘇生を可能にできるかは、人がリズムを想像できるから。つまり想像力はリズムの力に及びその蘇生を活かすので、人は美しさに向かい美しく運ばれる。この時リズムは、美しく運ぶ見えざる手と言える、哲学的エッセイと12のストーリー。
  • 足を引きずり「前へ!」
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    牧師の教会での説教集。キリスト教に詳しくない人でもわかる! 「事実となった言葉」「より良い人生の締めくくり」「コロナ禍の下での信仰」「主の名によって来られる方に、祝福があるように」「足を引きずり 前へ!」「畑を買う─エレミヤの祈り」「主の名のために受け入れる」「なんと美しいことか」「聖霊があなたを導く」「クリスマスを祝おう」「あなたには将来と希望がある」など。
  • ダンスール・ノーブル
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    1巻693円 (税込)
    たまたま飲み友達になった不思議な老紳士は、日本クラシックバレエ界の重鎮だった──。世田谷の経堂を舞台に、ある居酒屋で知り合い、親子の様な友達のような不思議な関係が続いた「そんなんじゃダメ、コロスわよ」が決まり文句の〈先生〉との思い出を、日本のクラシックバレエ界の黎明期にダンサーとして活躍した先生の人生と、自分の人生を重ね合わせながら主人公が語る物語。
  • 文学青年は死刑になった
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    1巻693円 (税込)
    「小樽の気持ちは嬉しいよ。だけど、無期懲役にしてもらうために控訴をして裁判をすることになったら、事件の関係者である織江ちゃんをその場に呼ばないといけないだろ? そんなこと僕はさせたくない。彼女に辛い記憶を思い出させたくないんだ」(本文より)。どのような尊い犠牲を生む状況であっても、若者は未来と希望を見出し前に進んでいく。
  • ひまわりの笑顔
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    1巻693円 (税込)
    アメリカの大学に入学したあかりは、そこで出会った留学生仲間の翔太にひかれていく。互いの気持ちを確認できないまま、友達以上恋人未満の付き合いを続けていた2人だったが、コロンビア人留学生ニッキ─が現れたことで、その関係は崩れ始める……。青春の痛みを心の財産に変えて、強く優しく生きようとするあかりの姿を通し、命の尊さ、前を向いて生きることの大切さを描く。
  • 枇杷の花咲く 清貧の中を凛と生き抜いた母
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    《最後までボケることもなく、「起きられるようになったら〇〇したい」といつも言っていた。自分としては、このまま寝つくつもりはないという意志表示だったのだろう。「諦めない心」こそ、母が残してくれた財産である》(本文より)。北風に向かって咲く枇杷の花のように、明治・大正・昭和・平成の4つの時代を力強く生き、101歳で天寿を全うした母親の生涯。
  • 覩壯日札 出現記
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    1巻693円 (税込)
    ある縁で、水海道の庄屋(旗本の家臣)が残した「覩壯日札」という世に知られていない古文書の解読依頼が著者の下に舞い込む。それは世の中が慌ただしくなった幕末、幕府から朝廷へ献上する日本刀を届ける任を負った主君に従い、京へ上った往還記録であった。「この記録の目的のひとつは、主君の役目完遂を後世に残すことであった」と考えた著者が、新たな歴史を紐解くドキュメント。
  • 幽霊とペリドット
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    1巻693円 (税込)
    夏休みに祖母のいる秋田を訪れた大学生の桃は、駅で陽気な幽霊に声をかけられる。「気づいたら幽霊になっていて、記憶がない」と言う幽霊を「ユズ」と名付け、ユズが持っていた地図をもとに一緒に宝さがしをすることになった桃は、少しずつユズの正体に気づいていく。懐かしい風景とともに、かつてのことを思い出していく二人。しかし、また別れのときが近づいてきて──。
  • 白蛇の結び目
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    巨大な湖に現れた赤子を抱いた女は、宿願を果たすべく身を投げる。こうしてかけられた強い呪いによって、ヤノオオス公爵領は苦難の時へと突入した。──数年後、一人の男が現れる。その名はマガツ。彼はさまざまな人に出会い、成長し、恋を知る。そして、呪いを解くべく奔走するうちに明らかになる、悲しい真実。結ばれた呪いによって歪につながる運命の糸が導く先にあるものとは。
  • 「一緒に地獄に落ちてあげる」狼少女はそう言った
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    突如人狼と化してしまった少女は、処刑される寸前、白銀の鎧をまとった男に救われた。シエンと名乗るその男は、死ねない体を持つという。ノゾミと名付けられた少女は、死ぬ方法を探し「地獄」を目指すという彼についていくことにするが…。シエンの隠された過去と、ノゾミの運命、彼らの終着点は? 騎士と狼少女、ひとりぼっちのふたりの旅の軌跡を描いたファンタジーロードノベル。
  • 言ノ葉のツルギ
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    中学校の弓道部で部長を務める柳楽涼介は、幼い頃からこの世ならざるものが「視える」体質だった。そのせいでなぜか妖狐に魅入られ何度も窮地に立たされるが、天才呪術師の栗原律に助けてもらう。しかし、諦めない妖狐は同級生の荒んだ心に付け入りさらなる悪事を企む。涼介は自分の力で妖狐と対敵できるのか。一人ではどうにもできない想いを抱えつつも言葉の力を信じて成長する物語。
  • 働きなさいロックスター
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    ロックスターを目指し10年前に上京した。13年前の事件、親父との反目……故郷の土は踏まないはずだった。だが今は、故郷に帰るため岡山駅で新幹線を降りたところだ。これから瀬戸内海を渡る。同じ境遇の幼なじみは今も故郷に残り、昔と同じ場所で生活しているはずだ。上京後のことを聞かれるだろう。気まずい。強がるしかないのだ。自分が帰ったって何の波紋も起きるはずはない……。
  • いしときいてなんとおもう 百人一首九十九番歌「人もをし」考
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    昔、「いしときいてなんとおもう」と父は言った。なんと答えたら面白がってくれたのだろうか。一つの言葉にさまざまな方向から光を当てること、人によって受け取り方が違うこと、近い解釈が人を結びつけること。父を偲ぶ会が催されることになって気づく著者。それは百人一首の99番と97番、そして100番の謎解きにもつながった! 『百人一首』を題材にしたドラマチックエッセイ。
  • 親と子の童話集 かっぱの文集
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    1巻704円 (税込)
    「人間たちは、それぞれ思ったことを書いて『文集』というものにまとめ、みんなで読むんだ。おれたちも作ってみたいな」ということで、かっぱたちが思い思いの方法で物語を綴りました。しかしまあ、それはそれは不思議な物語ばかり。怖くはないけれど、うっかりすると、どこか遠くの星の片隅に飛ばされてしまったような気持ちになりますから、ご用心ご用心。
  • こんな事がホントの話なんて言ったら絶対、頭おかしいと思われるよね。
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    何度もかかってくる間違い電話、無言電話、ワン切り。外ではおかしな車が停まっていたり、車に尾けられたり。店では、背後にぴったりついてのぞいてくる人、挨拶しない店員。私をじっと見ている人。タイミングが合い過ぎのサイレン音。変な叫び声。一体、何が起きているの? どうしてわかってくれないの? 周りの人たちは、私がおかしいというけれど、本当にそうなの?!
  • ルゥーとミゥーの童話集 ~生命の誕生物語~
    -
    1巻704円 (税込)
    汝、天使の子、彼らの新たな旅路と数多の試練に、平穏な波と幸福の風が吹き続けることを……。光あふれる「天界」で春に生まれた双子のリスウサギ、兄のルゥーと妹のミゥーは、友だちや仲間たちを助けるため真剣に悩み、迷い、一生懸命駆け回ります。カラフルな絵本『ルゥーとミゥー「神様からの贈り物」』に続く、天界を舞台に双子のリスウサギが活躍する夢と感謝の物語。
  • 鏡の色は何色/メルヘンストリート
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    「お願い事があるの」スミレを探していて出会った不思議な女の子マムルが、マー君に頼んだこと、それは、星、月、太陽の光の結晶を集めて謎を解き、アスファルドンに閉ざされたマムルたちの世界を開放すること。マー君の冒険が始まる。(鏡の色は何色)誰もが一度は行ける不思議な商店街。今日そこに踏み入ったのは……。珠玉の短編集。(メルヘンストリート)
  • 幻の橋
    -
    1巻704円 (税込)
    親の愛を知らず、家庭の温もりも知らず、父親の顔さえ知らずに育った直樹が、冬の海に挑む。守りたい愛がある。辿り着きたい幸せがある。奪い取りたい栄光がある。心を青く燃やした天才ボクサーの氷の拳が、孤独という闇に炸裂する。戦いの荒野にしか生きられない宿命を恨むまい。飢えた狼のように奪い取るだけ。信じるものは自分の拳だけ。運命を切り開くために新たな挑戦が始まる。
  • 薄紅色コスモスの花束
    5.0
    1巻704円 (税込)
    主人公は高校3年生の少女。女手一つで育ててくれた母との突然の永遠の別れをきっかけに、人生が大きく動いていくことになる。そして、ずっと顔も名前も知らなかった父についても明らかになっていく。過去を知った少女が未来へと進むためには、優しさと強さが必要だった──。絆を信じてさえいれば、そして、生きてさえいれば、きっとどこかで逢えるかもしれないから。
  • しとしと
    -
    1巻704円 (税込)
    ……トラが大きなあくびをしました。/熊が大きなあくびをしました。/あくびの連鎖が始まって、/それはいずれ人間の世界へと続きます。(「あくび」より)。人間だけでなく、トラや熊、カラスなど、この世界で同じ時を過ごすものたちの目を通し、しいたげられている弱者へのやさしさ、そして悲しみを乗り越えて生きる力強さを詠み上げた詩19編。
  • 和やかな気持になるように
    -
    1巻704円 (税込)
    「風を歌い/花を愛で/雨の瑞々しさを知り/星の光に憧れを思う時/詩が湧き上がる/書き始めて三十年以上経つが/私にとって詩とは未知数だから」(「詩とは未知数」より)。北海道出身の著者が、日々の生活の中で移ろいゆく四季と人間の内面の変化を丁寧な言葉で綴る、優しく温かな詩集。表題作の「和やかな気持になるように」のほか、全40編を収録。
  • ゲート ~想いで繋がる場所~
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    強い想いを持った動物達の前に現れるゲート。それは彼らが心から「行きたい」と願い場所に繋げてくれる不思議な場所。ただし人間は通ることができない。なぜなら人間嫌いの門番がいるから。どうして彼は憎くむかのように人間を嫌うのか。今日もゲートには、必死の想いを持った動物たちがやってきた……。異空間で繰り広げられる人間によって傷つけられた動物と異形の門番との物語。
  • 綴二杯
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    1巻704円 (税込)
    季節ごとの風物や旅先に見た風景をモチーフにした作品をはじめ自らの来し方を振り返り綴った作品など詩作32編を収録。「共に泣き笑い 喜び合える人たちがいれば 今もバラ色人生/できないことが多いから価値がわかる/幸福になりたいから頑張れる(「生まれ変われるものならば」より)などに現れる、ポジティブな思考、出会いとふれあいを大切にする生き方、人生観が共感を呼ぶ詩集。
  • 三叉路ゲーム
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    国立警察署に勤務する警部補の小学2年生の娘が青梅鉄道公園で誘拐された。犯人からの指示で、警部補は新宿駅から東京駅、さらには新幹線で新横浜駅まで移動させられ、ホームにあるロッカーの中からメッセージを取り出す。そこには〈三叉路ゲームスタート〉とだけ書かれていた。捜査が進むにつれ、次第に過去の“あの事故”があぶり出されてくる。社会派ミステリー作家の力作!
  • 血の記憶
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    テレビからキャスターの声が流れた。「浜松市内のスーパーで拉致監禁事件が発生しました。事件は昨晩、スーパーの閉店後起き、会社役員の妻と子供が拉致されたと110番通報がありました」どうやらスーパーの駐車場の警備員も一緒らしい。すると拉致事件の報道を目にした女性タレントが急きょ、テレビ会見を申し出た。果たして彼女の目的は──?! 書下ろし社会派ミステリー。
  • 新説 東洲斎写楽 浮世絵師の遊戯(ゲーム)
    -
    江戸時代後期に突如現れ、わずか10ヶ月の活動期間に数々の名作を残し、忽然と姿を消した浮世絵師、東洲斎写楽。その正体を巡り、4つの歴史談義が繰り広げられる。異説珍説数多ある中で、写楽が謎の絵師とされてしまったその理由とは…? 緻密な検証とユーモアたっぷりの発想で贈る、歴史謎解きエンターテインメント。単行本未収録の新エピソードを含め、大幅に改稿。
  • 弁当男子の白石くん
    -
    1巻715円 (税込)
    南雲古都は高校2年生。最近、母親が彼氏を作って家から出ていってしまい、自分は捨てられたと思ってちょっと病んでいる。そんなある日、ひょんなことからクラスでも目立たない地味な男子の白石くんに、毎日おいしいお弁当を作ってもらえる日々が始まった。白石くんは神? だけど古都は、「本当の白石くん」のことを少しずつ知ることになる──。第6回文芸社文庫NEO小説大賞受賞作品。
  • 関ケ原よりも熱く 天下分け目の小牧・長久手
    4.5
    本能寺の変で急死した信長が残したものは、「天下統一」という概念だった。それに気がついた時、秀吉と家康はどんな行動に出るのか。ともに40代、武将として脂の乗り切った二人が、腹心の部下──家康には石川数正、秀吉には黒田官兵衛──に支えられ、知略を尽くし、命を賭けて睨み合う。真の天下人となるために。秀吉、家康それぞれの視点で描かれる、天下分け目の熱き戦い。
  • 将軍狩り 風魔小太郎血風録
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    将軍徳川吉宗の密命を受け上海から帰国した御書院番格村垣慶介は、家来の真壁梗之介と十五年ぶりの江戸の空気を吸い込んだ。帰国後は江戸下谷の屋敷で蘭方治療院を開設せよとの命がくだった。御書院番は将軍直属の隠密で、村垣は以後、風祭虎庵と名乗るようにも命じられた。実は、村垣には本人も知らない、出生の秘密があったのだ!?虎庵は自分の運命を知ることになる!!シリーズ第一弾。
  • 僕と親友と光州事件
    NEW
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    1979年。大学生の公平は韓国からの留学生ソンボと出会い、二人は親友となっていく。そんな折、軍事独裁政権が続いていた韓国で朴正熙大統領が暗殺され、民主化運動の熱は一気に高まっていった。帰国したまま連絡のつかないソンボを心配し韓国へと渡った公平。やがて彼は、激動の渦に呑み込まれていく─。卓抜した構成力で現代社会の悲劇と魂の再生を描いた社会派小説の力作、文庫化。
  • 塾長の酒百科 心も酔える魅力的なお酒の教科書
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    第1章 醸造酒の仲間/第2章 混成酒の仲間/第3章 蒸溜酒の仲間/第4章 酒類を造り出すメカニズムと優秀な微生物の世界/第5章 索引・用語集/お酒は宝物、そして……お酒によって頂戴したご縁も宝物。歴史と伝統の酒塾・塾長の心も酔えるお酒の教科書今宵の晩酌がより美味しくなることを願います。過去の2作品を総括したプロも唸るお酒の百科事典、ここに誕生!
  • 造船王国の新しい選択
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    1巻726円 (税込)
    日本の造船業を6社中心に綴った産業ドキュメント/“新生・三菱重工業”の誕生秘話/伝統を誇る陸上機械・プラント[石川島播磨重工業]/インターグループ活動で“経営に活”[川崎重工業]/危機乗り越え、新生・日立造船の誕生[日立造船]/折にふれ“三井重工業構想”出没[三井造船]/難産だった“住友機械工業”と“浦賀重工業”の合併[住友重機械工業]/“津造船所建設”で巨船時代に対応[NKK(日本鋼管)]。
  • カナリアたちの警鐘 不登校・ひきこもり・いじめ・体罰へはどのように対処したらよいか
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    1巻726円 (税込)
    娘の不登校を機に、試行錯誤の中で、教育や不登校問題と向き合ってきた著者。社会的に不利な状態にある子どもたちや若者、ご家族の相談支援に携わる中で学び得た、不登校、ひきこもり、いじめなどへの対処方法、その底辺にあるものなどを分析し提示する。画一的教育行政などから一歩踏み出し、解決策を打ち出した本書は、不登校の子を抱え思い悩む方々、教育関係者、福祉関係者必読の書。
  • 迷宮山荘は甘く香る
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    高2の街端路人は文芸部の合宿で山荘に来ていたが、そこは窓に鉄格子がはまり、正面玄関からも脱出不可能という異様な施設だった。そのうえ他の部員達は似ても似つかない中年男を顧問の教師だと思いこんでいる。状況の異常さに気づいた街端と4人の部員達は職員に気づかれないように施設内を調べはじめる──。第4回草思社・文芸社W出版賞金賞受賞作『壮途の青年と翼賛の少女』を改題。
  • 林檎ちゃん 体内工場奮闘記
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    人間の体内にはしなぷすが形成するもうひとつの世界があった!? ここは内気なへっぽこ女子高生、林檎ちゃんの体の中。白血球部署で働くいろりは、母体の林檎ちゃんが健康で文化的な最低限度の生活を送るため、日夜奮闘している。中間テスト、インフルエンザ、初めての恋…次々と迫り来る難敵に、しなぷす達は打ち勝つことができるのか!? 第7回草思社・文芸社W出版賞特別賞受賞作。
  • 義経じゃないほうの源平合戦
    5.0
    鎌倉なんか、来るんじゃなかった。蒲御厨で静かに暮らしていた範頼は、命の危機を感じて頼朝のもとへ来るも、会って早々、兄の怒りに触れ言葉も出ない。ちくしょう、怖すぎるだろ、この兄さま。打倒平家に燃え勇猛果敢に切り込んでいく弟の義経を横目に、兄への報告を怠らず、兵糧を気にする自分の、なんと情けないことか。頼朝と義経、二人の天才に挟まれた平凡な男、源範頼の生きる道。
  • 嵯峨本を創った男 角倉素庵
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    京都の豪商、角倉了以の長男として生まれた素庵は、土木事業や朱印船貿易だけでなく、嵯峨本を創り世に広めたことで、文化の発展にも多大な影響を及ぼしている。今、私たちが「源氏物語」「伊勢物語」「方丈記」といった日本の財産とも呼べる作品に接することができるのは、素庵がいたからなのだ。日本人はこの人を忘れてはいけない──江戸初期に出版文化の礎を築いた一人の男の物語。
  • 許しゆるされ心ごころ
    -
    高校の授業をサボり金森瑛麻が向かう先は、楽楽福神社。ある日ここで出会ったのが、古代より荒ぶるモノ達を鎮める集団に属していた、百々山汰一郎だった。これを機に瑛麻の日常が大きく変わり、禍々しい気を追いかけた先でタイムスリップし、現代に戻れば鬼と対峙することに。日本最古の鬼伝説が残る鳥取県伯耆町を舞台に繰り広げられる、悲しみの連鎖を断ち切るための現代の鬼退治物語。
  • 動物万博
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    1巻759円 (税込)
    動物を混ぜたりこねたりすることで新種を生み出す“動物職人”を目指し、ナギは高校卒業後、巨匠・石井十字に弟子入りをする。翌年に開催される動物の祭典、万国動物博覧会。その最終日に行われるコンテストで優勝し、実家の林檎農園を救うのだ。ところがそこへ、ナギを誘惑する悪魔のささやきが…。ナギは賞金を獲得し、母を守ることができるのか? 極上の新感覚エンターテインメント!
  • 蔵人匡房の一番長い日 後三条帝御即位記
    NEW
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    出自は恵まれてはいないが、自身の努力で蔵人にまで出世している大江匡房は、帝の覚えもめでたい28歳。優秀な頭脳をフル回転させ、官僚としての仕事を日々実直にこなしている。そんな匡房が任された天皇の一世一代の御即位礼。これは、絶対に間違いは許されない大仕事だ。予期せぬ出来事を上手く捌いて、長い一日を無事終えることはできるのか。宮中を舞台にした平安官僚物語。
  • 謎解きに砂糖、ミルクはいりません
    NEW
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    不器用で無口な圭介は、亡き父の珈琲店を継ぐために故郷へ戻ってきた。数年後、高校の同級生・由美子と結婚し、静かに店を切り盛りする日々を続けていた。しかしある朝、由美子が何の前触れもなく姿を消す。残されたものは1冊のノートだけ。訳あり客たちのそれぞれの事情に巻き込まれながら、圭介は由美子の不在に向き合い、少しずつ真実に近づいていく。
  • Scream Out!!
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    1巻770円 (税込)
    誰にも負けてる気がしない。自分の思考回路が好きすぎて! 「いつだって心透明でいたいのです」「脳内ディスファンタジア」「カラフルポップの憂鬱」の3章からなる、大人乙女の全身全霊の叫び(Scream)。「荒んだ自虐的な感情を愛おしく思うの/攻撃の矛先を自分自身に向けているんだよ」……退廃的だけど熱く温かく、美しくて身につまされる強烈な言葉があなたを襲う!
  • せっかく離婚したのに
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    冴えない中年男の再就職先にいた社長は、大変身した「元妻」。さらに、現在、同居している女の「元夫」がそこに……。二組の元夫婦を軸に、個性的な面々のエピソードが楽しく展開する小説である。「最初の結婚と反対の甘い生活を送りましょうね」と復縁を宣言し、オープンカーで男を迎えに来る女性の明るさとたくましさと美しさに未来への希望が輝く。
  • 交換日記
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    63歳でこの世を去った夫“へいぼん”。残された妻“まるぞう”は、交換日記という形で、夫への思いを綴る。ときにユーモアを交えながらも、ひとり残された寂しさを“へいぼん”にぶつける“まるぞう”。不思議なふたりのやりとりの先に、“まるぞう”は、大切なあることに気づく……。見えなくても、聞こえなくても大切なものは、ここにあることを。
  • 根を下ろして生きる
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    子育て支援のボランティアへの参加、農業のクラブでの活動、旅行記や花などをとおして生まれた近所の人たちとの交流など、これまでの日々をさわやかに綴ったエッセイ。クラブでは、京都から東京まで全国大会へ出場したり、副会長として活躍したりと、華々しい日々が思い起こされている。また、著者と息子との絆、友人との旅行、何気ない日常といった生活が、心を温かくさせる一冊。
  • 私の介護八年 ─死に至る病との闘い、そして介護する側の想いとは─
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    1巻770円 (税込)
    これから好きなことに打ち込もうとしていた矢先、「進行が速い人は一、二年の間に死に至る病」と告げられた夫。歩行、言葉や飲み込みの障害から始まり、筋緊張、頸部が後方に反るという症状が次々に現れる。転倒の恐れから見守りが必要とされ、介護者の負担は大きい。著者は医療、福祉の専門家に率直に相談し、夫の兄や友人と協力し合いながら、「介護者が倒れない介護」を模索していく。
  • 日々なないろ 心の絆
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    子どもから同年輩まで、挨拶の言葉をかければ、そこに生まれる笑顔の輪。子育て支援ボランティアでは、さまざまな活動に真摯に取り組む。一人でのバス旅行でリラックスしたり、家の外装工事でいろいろと気がもめたり……。また地元の行事を応援し、東北と熊本への思いを綴る。出会いに心からの感謝の気持ちを持つ素敵な女性の日々を綴ったエッセイ。
  • みぎての左甚五郎
    5.0
    幽霊を捜して歩く右手が義手の男は、「絶対に中を覗くなよ」と言い残し、依頼主に惚れ込んだ時だけ仕事をする。「天下一の彫り物職人、左甚五郎たぁ、俺のことだっ!」理不尽な事態に巻き込まれて困っている人を放っておけない、謎多き男・甚五郎。今は亡き妻への想いを胸に、江戸へと向かう道中で降りかかる厄介事をおのれの「みぎて」で解決する、人情時代小説ついに開幕!
  • あやかし山宇羽かき氷店
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    無職になった主人公・心は、かき氷屋兼民宿を営む老婆に出会い、店を手伝うことになる。店には常連客がいた。毎日夕ご飯を食べに来る「犬」と名乗る青年と、「ねこ」と名乗る大人びた小学生である。彼らや同世代の女の子「雪」と過ごす、楽しい日々が始まった。そんな中、心は少しずつ町の秘密に気付いていく。町の人々の多くは妖怪だったのだ──。
  • あなたに届く光のメッセージ
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    「人生は経験を紡ぐプロセスである」「愛とは心を受け入れる時こそ、愛となる」「輝きある選択」……天から授かった貴重な“預かり言葉”を、“光のメッセージ”としてまとめた一冊。天から「言霊」として飛び出した格言たちは、どれも深い味わいをたたえ、輝きを放っている。人生に迷った時、ふと立ち止まった時にそっと頁をひらいてかみしめたい言葉が満載。
  • 不死鳥(フェニックス)渡る
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    1巻770円 (税込)
    ノッコとタクの物語は、ここから始まる──翼や嘴があるというタクは、影となり日向になってノッコに寄り添う。一方ノッコは、彼を理想とし目標として生きる意味を突き詰めていく……。不死鳥に見初められたひとりの女性の半生を描く物語。「時空の流れと淀みの上を自由自在に飛翔する、無色透明な光と風の翼。あなたは今何処を飛んでいるのでしょうか。(本文より)」
  • さては南京玉すだれ
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    1巻770円 (税込)
    高校3年生の島田昭は受験勉強に没頭していた。そんな時、学年一の美人から少し甘えるように頼まれて、地元のイベント「白壁江戸祭り」で大道芸をやることに。初めてだらけの芸の稽古に孤軍奮闘。ほのかな恋も見え隠れ。さて、本番でのできはいかに!? 疾風怒涛の青春を駆け抜ける!! 山口県柳井市の高校生が祭りをきっかけに「南京玉すだれ」に挑戦する、自伝的フィクション小説。
  • しんごうきの名前は ぼんちゃん
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    学校の近くにある信号機の名前は「ぼんちゃん」。ぼんちゃんの友だちの「げんちゃん」は、歩く人のための信号機。信号機の3つの意味って知ってる? 赤色は、とまれだよ。黄色も、とまれだよ。青色は、進んでもいいよ。ぼんちゃんが信号の見方、おうだん歩道のわたり方を楽しく教えてくれるよ。ぼんちゃんと、げんちゃんと、子どもたちは、ワンチーム。子どもたちの安全を願う絵本。
  • 永遠の彼 病気とともに、社会福祉の世界に生きる
    -
    1巻770円 (税込)
    外から見るより遥かに、病気を生きていることは、嫌なものじゃない。きっと彼もそう思っていたと思う。病気を生きているからできること。病気を生きていなかったらできなかったこと。もちろん、病気を生きているからできないこともたくさんあったと思うけど。──(本文より)病気のこと、将来のこと、そして、支えてくれた人との忘れられない出会いを綴る。
  • 願わくは
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    神、人魚、ボス猿、小学生──不思議な存在と語り合う“僕”は、その語らいの中で少しずつ自分を見つめ直し、やがて前へ進みはじめる。「そろそろ/夢を見るのはやめて/その先の夢を見ることにしよう」……進むしかないみたいだ。そして、登るしかないみたいだ。詩と小説が“僕”の心の中を交互に描き出す。自分の居場所に、これから向かうべき未来に迷う僕たちの詩的叙情小説。
  • 光の羽 ≪ほっこりあん≫からのメッセージ
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    2001年3月、美容師の著者は左目に異常を感じ、以来6回の入退院を繰り返し、30歳で完全失明。しかし、32歳で結婚。その後は沖縄でトータルヒーリングを学び、今や盲目のセラピストとして活躍。2012年10月には心と体に優しいトータルケアをする美容室を開いた。受け入れがたい苦難に遭いながらかつての生き生きした日々を取り戻していく様に心打たれる自伝風エッセイ。
  • 公転軌道は時間軸(t軸)である
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    1巻770円 (税込)
    私の提唱:日欧共同のベ(ッ)ピコロンボ計画では、2機の探査機を2014年に打ち上げて2020年より水星の観測を行う予定であるという。その時が私の予言を観測できるチャンスである。この書では説明のために数式を使うことを極力避け、なるべく図解を多く用いるように工夫しました。そして私の持つ、“超”能力のすべてを発揮して書き上げたつもりです。──著者より。
  • 香名とともに泣いて笑って23年
    -
    1巻770円 (税込)
    ※本作品は、過去に配信していた同タイトルの作品と同一の内容です。重複購入にご注意ください。 度重なるてんかんの発作に苦しむ娘・香名を見かねた母は困難な手術を決意する。手術を受けても、なおも続く発作に悩まされる香名と共に闘う母の愛情あふれる闘病奮闘記。時に悩み、立ちどまりながらも、前向きに生きていく香名と母の日々の出来事、折々の心情が、飾らない文章で綴られている。著者曰く「香名といると辛いことはたくさんあります。でも、笑うこともたくさんあります」。
  • 真昼の夢・青いネモフィラ
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    1巻770円 (税込)
    そこは夢か現実か。眠れない「わたし」は、夢へと抜ける境目を探す。そこに現れたのは!? あるとき目覚めたと思ったら、青い世界に降り立つことに。そこには背中に羽を持つ人々が住んでいた。あるときは、古い屋敷で母子に会う。ふわふわと形になった“音”につかまって旅をする。学校の前で出会った手品師と再会する……ふんわりとやんわりと、不思議な美しさを放つ4つの短編を収録。
  • 水の郷
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    青く澄んだ川の中の風景。ダム放水の記事。消えた桜。美しい白い馬。父の死の間際に訪れた白装束で祈るふたり。雨。人を迷わせて遊ぶたぬきの子。初めて来たはずなのに、なんだかとても懐かしい郷、人、そして水の音……。不思議な力に導かれて、里山研修に来た“わたし”を迎え入れた「水の郷」とは? 透けるような儚さがきらめく、興趣を誘われる幻想的世界。
  • 世界を見ずして日本を語るなかれ
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    若者よ、海外に出よう!! 「海外ボランティア活動を2回体験しました。現在内戦中のシリアで2年間、湾岸戦争直後のイラクやシリア、ヨルダン、イスラエルで3カ月活動しました。それがみなさんの参考になればと思います」(はじめにより)。海外に出て初めて分かる外国と日本の違い──会社勤めがありながらも、滞在国31カ国になる者でしか語れない、その精神、原動力とは何か?
  • 不可思議短編集
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    1巻770円 (税込)
    あなたの人生、それで満足? それとも……。願いをかなえてくれる魔人、人生を交換する店、しあわせになれる壺をレンタルするセールスマン……等々、ファンタジーのように見えて、実は読者の背後にリアルに潜む思い込みや勝手な欲望を照らして見せる絶妙な語り口。現代人の心に淀むあやうい何物かを描き、手品のように現れては消える奇妙な味わいの作品集。
  • 幼姫妃
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    1巻770円 (税込)
    心が幼いままの妃と娘である姫。血のつながった母娘とはいえ、さまざまな思惑が錯綜するなか、歪んだ関係が構築されていく……。幼い頃から一緒にいる老女を「マンム」と呼んで慕う妃は、娘に愛情を注ぐことができなかった。母性を支える父性をなくした時、女は魔女になる。父性を包みこむ母性をなくした時、幼女は悪魔になる。「白雪姫」をモチーフに描く新たな物語。
  • 仮面の花嫁
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    結婚詐欺に遭った実話に基づいた驚愕のミステリー小説。
  • 人間と教育 欲望・欲求と理性
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    一つの言語がいかに人間の本能、欲望、欲求と密接な関係にあるかを中心課題とし、思考、判断、行動の基礎として求められる教育理論の土台を究明!! 「人間に共通する心の反応」について考え続け、仮説と実験を重ねた結果に行きついたキーワード責任、平等性、人間愛、個の尊重、自由。人間関係の基礎となる感情や理性のあり方について、現代社会に生きる大人に警鐘を鳴らす貴重な1冊。
  • シメオンの柱 ~七つ奇譚~
    -
    天辺も底も見えない霧に包まれた巨大な塔。何千何万年もこの地にある塔は、時代ごとに姿を変え、呼び名を変える。ある時は信仰の対象として、ある時は畏怖の対象として、挑む者、住まう者、恵みを授かる者を生んできた。塔の周りには大きな円環の橋。そこには多くの民が居つき、暮らしを営んでいたーー。一つの世界観を共有した7人の新進気鋭の作家によるSFファンタジーアンソロジー。
  • かへいくん
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    その泣き笑いの人生は「たいかぶり」(おもらし)から始まった……。飼い犬の糞を代用し、再検査に呼び出された「検便」の話、理科の先生にやけどをさせてしまった実験「屁は燃えるか」などなど、やんちゃな子ども時代の爆笑エピソードから、努力することの喜びに気づいた青年時代、そして管理職として多くを学んだ郵便局勤務時代までを描く。人生の一つ一つの出来事に謙虚に学びながら、いつも明るくまっすぐに歩いてきた「かへいくん」。早期退職を機に、これまでの人生をふり返ってつづった、まじめでおかしい自伝エッセイ。
  • 明日がある
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    幼い頃から家族を助けて“仕事三昧”の日々を送ってきた著者。働くことが大好きでつねにポジティブな生き方を貫き通してきた著者が、率直な言葉で綴ったバイタリティーあふれる半生記。その生き方が勇気を与えてくれる一冊。
  • みよみよのハチャメチャアイドル物語
    -
    1巻770円 (税込)
    25歳の美代子は店のナンバーワンでモデル。生い立ちは波瀾万丈で、病気と闘いながら仕事をしている。体の相性抜群の彼と付き合っているが、お客のみよじに恋してしまったのが悲劇の始まり。そこへ10年ぶりにパパが帰ってきた。男性恐怖症でセックス依存症の美代子が三人の男との関係のなかで見つけたものとは……。ブログでの「実話」をもとに、美代子の愛と性の日々を綴った小説。

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