網作品一覧
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4.4三年間も付き合い、結婚寸前だった恋人を会社の後輩に寝取られてしまった紗那。どん底の気分でヤケ酒をしていた彼女は訪れたバーで職場のちょっぴり苦手な上司、隆史と会い、酒の勢いで彼に失恋の愚痴を吐き出すことに。そこで記憶を失い翌朝目覚めると、なんと裸で隆史の腕の中!? 昨晩、何があったのかはっきりしないものの、慌てて口止めをお願いする紗那に、隆史は条件として不眠症で悩む自分の家で暮らし、腕枕の重石役になるよう言い出す。しかも、彼は厳しい上司の顔から一転、傷ついた紗那をじっくりと囲い込むように溺愛し始めて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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-イメージやモノが氾濫し、群島化した世界にふさわしい「オルターモダニティ」とは? 翻訳の思考を通して現代の美術批評を素描するとはどのようなことか? 今日の旅する人(ホモ・ウィアートル)としてのアーティストたち── 時空間のなかを浮遊しながら根を伸ばし張りなおしていくような、その「ラディカント」的実践の分析から、文化や想像力の標準化に抗するしなやかな美学が浮かびあがる。「関係性の美学」を提唱したキュレーター、ニコラ・ブリオーの著書、待望の初邦訳! グローバル化され「大きな物語」「歴史」を失って久しい現代、さまざまな形態、イメージ、モノ、言説が氾濫し、差異が重要性をもつ世界を読み解くのにふさわしい美学とはどのようなものだろうか? ブリオーは、起源としての唯一の「根」を讃えた「ラディカル」なモダニズムとも、多文化主義的なポストモダンや多様で同時的な組織網たるリゾーム(地下茎)とも異なる、前進するにつれて根を伸ばし張りなおしていく「ラディカント(radicant)」的あり方を備えたモダニティ=オルターモダンという視座を提示する。 そこで重要なのは、翻訳の身振りであり、イメージを他のコードに変換し、みずからの根を異質なフォーマットに移植することである。アーティストたちは他の時代や場所の素材を使用・転用し、記号航海士として放浪しながら現代の文化的風景の中に道筋をつくりだしていく。 本書は、1998年『関係性の美学(原題:Esthétique relationnelle)』で美術の新たなパラダイムを切り拓いたブリオーが、21世紀の今日的状況を考察するため、旅人としてのアーティストたちの実践を通して新しい時代のしなやかな美学を描き出した、文化や想像力の標準化に抗するための挑戦的一冊である。
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4.0御曹司と婚約しながら上司の浮気に耽溺する玲子に迫る破局と愛の再生■「一緒にいても将来がまったく見えないの!」 純真無垢で訪問販売も断れない始くんと別れ、OLになった玲子は、同じ課のイケメンで優秀でお金持ちの平沢と婚約して同棲する。一見玉の輿に思えた婚約だったが、玲子は平沢の世話係のような存在で、性にも淡白すぎる暮らしに不満を覚え始める。そんな折、上司の課長神岡と飲んだ勢いで関係を持ってしまった玲子は、性生活に不満があるなら自分の愛人になれと写メをネタに脅かされ、愛人となる。妻との離婚後の結婚をちらつかせる神岡との性に耽溺する玲子に忍び寄る破局への包囲網。そんな玲子にも、変わらない愛を誓い続ける元カレの始。玲子の愛の終着駅は、果たしてどこにあるのか。3人の男性との愛に迷い、遂には終着駅に辿り着くラブロマンス。
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4.0米国にとって、台頭する中国にどう向き合い、安定した関係を保っていくのかは、未経験の難題だ。旧ソ連とは違い中国は軍事ではライバルだが、経済では欠かせない協力相手だからだ。米ソの角逐は、経済力でまさり、民主主義を重んじる米国の勝利に終わった。では、米中の攻防はどんな結末に向かうのか。それが日本の将来に意味するものは何か。 かつては、米国の政権交代に伴い最初は敵対、後半は融和というサイクルが見られた。しかし中国の存在感が大きくなった結果、中国が引き下がらなければ、米国はかつてソ連を崩壊させたのと同様に、軍拡競争に巻き込む決意。その証拠に中国が最も手薄な潜水艦網をアジアに展開し、中国を刺激する計画を明らかにしている。 一方、中国は冷静な大戦略に基づいて新たなリーダー国家をめざし動いているという中国覇権陰謀論が盛んだが、習近平訪印の際に軍の現場が暴走し一触即発の事態を招くなど、ガバナンスが働いていないことを露呈している。 このような様々な思惑が絡んだ米中関係を前提として日本はどのようなシナリオを構築すべきなのか。嫌韓論、嫌中論の本ばかり賑やかななか、本書は冷静に米中の駆け引きを明らかにする。日本に迫られる4つの選択肢を提示し、米中の思惑についての筆者の仮説を、日本では詳細に報じられていないエピソードで補強して解説する。
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5.0二宮和也主演で映画化!奇跡の実話をコミカライズ シベリア抑留中に死んだ仲間の遺書を、厳しい監視網をかい潜り、驚嘆すべき方法で日本へ持ち帰った男たちがいた。勇気と知性の物語。 「ダモイ(帰国)の日は必ず来ます」元一等兵、山本幡男はシベリアの強制収容所(ラーゲリ)で死と隣り合わせの日々を送りながらも希望を捨てず、仲間を励まし続けました。 しかし、過酷な捕虜生活が山本の体を蝕みます。死期を悟った山本は4通の遺書を記し、日本の家族に届けるようにと遺言し、息を引き取ります。 ラーゲリでは、文字を書き残すことはスパイ行為として厳禁され、帰国する時も紙一枚持ち出すことは許されませんでした。しかし、仲間たちは驚くべき方法で山本の遺書を日本へと持ち帰り、終戦から12年後に遺族のもとへと届けたのです。一体、どうやって……!? 1990年に大宅賞を受賞した原作は、現在も版を重ねる傑作ノンフィクション。極寒、飢餓、重労働に屈しなかった男たちの勇気と知性の物語は、戦争を知らない世代にも感動を与え続けています。 今冬には「ラーゲリより愛を込めて」として映画公開も決定。主演は「硫黄島からの手紙」の二宮和也。映画とのメディアミックスにより、より幅広い読者に届けられればと考えています。
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5.0■金融界のエグゼクティブ・プロフェッショナルに向けたデジタルメディアのNIKKEI Financialが、日本経済新聞の全国金融機関への取材網、金融専門記者たちの金融庁・日銀への取材力を活かし、地域金融機関の事業モデル改革の成功と蹉跌の最前線を伝える。 ■地銀改革の光と影、実力を発揮する信金・信組、現れた新興勢力など、全国各地の地銀の動向を、当事者インタビューをまじえ細かく紹介。また、金融当局が取り組もうとしている企業金融改革の意図・実態・これからや、金融デジタル化、ESG金融への取り組みなど最新動向を伝える。
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-※契約等により、掲載許諾が降りなかった物件および、電子書籍対象外の写真、テキストには一部マスク処理をしております。 この電子書籍は2022年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります。 【産地や原材料、インフラのしくみまで!身の回りのもののルーツをたどるイラスト大図鑑】 食卓に並ぶ料理の数々や日常生活で使用している衣服、筆記用具など身の回りのもの、電気や水などのインフラが、 そもそもどこから来たものなのか、そのルーツをイラストでわかりやすく紹介する図鑑が登場! 食べもの、くらし、インフラの3つの観点から解説しており、子どもの調べもの学習に最適の一冊です。 小学校低学年から大人までが楽しめる1冊です 【しくみがよくわかるカラフルなイラストがいっぱい!見ているだけでも楽しい】 見ているだけで楽しいイラストがいっぱい。 ち密なイラストや、工程がわかるイラストなど、説明にぴったりのイラストを使っています。 【子どもたちの興味をひく楽しいコラムが盛りだくさん!】 ・食べものの産地だけでなく、様々な形に姿を変える変身食材の「大豆」や「小麦」、「牛乳」など、加工の過程をイラストでわかりやすく紹介! 毎日の食事時間がより楽しくなること間違いなし。 ・さらに、「ボールの中身ってどうなっているの?」「お金って何でできているの?」など子どもたちの知的好奇心をかきたてるコラムも掲載。 身の回りの物事に疑問を持つきっかけづくりにもピッタリです。 ・近年よく耳にするSDGsについてもイラストを用いてわかりやすく紹介。親子で一緒に学ぶことができます。 <内容紹介> ◆1食べもの ・米 ・野菜(根菜、葉菜、果菜など) ・果物 ・肉(牛、豚、鶏など) ・海産物(沿岸漁業、沖合漁業、遠洋漁業、養殖、甲殻類など) ◆2くらし ・石油でできているもの ・プラスチックでできているもの ・金属でできているもの ・木でできているもの ・土・石・砂でできているもの ・綿、羊毛、蚕でできているもの ・ゴムでできているものなど ◆3インフラ ・水(上水道、下水道) ・ガス ・電気 ・通信網など
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-【マンガとクイズで都道府県が楽しく学べる!】 ・マンガとクイズで都道府県を楽しく学べ、小学生の地理学習に最適。もちろん中校受験にも役立ちます。 ・オールカラー!「るるぶ情報版」の編集ノウハウを生かした地図や図解がわかりやすい。 ・詳しい地図付きで「行ってみたい」というお子様の好奇心をかきたてます。 ・三男一女を全員東大理Ⅲに合格させた「佐藤ママ」こと佐藤亮子さんも推薦! ※すべての漢字にふりがな付き。 ■各都道府県の構成 ・各都道府県の特徴をもりこんだストーリーで楽しめる「おもしろマンガ」 ・県庁所在地、旧国名、人口などの「基本データ」 ・覚えておきたい地名や地形のほか、農作物や魚介類、伝統工芸、天然記念物などを掲載した「地図」。地図とともに学ぶと理解しやすい知識については、地図とセットで解説をしています ・小学生のうちに身につけたい「基礎知識」 ・そのほか、都道府県の知識がより広がる「都道府県クイズ」や、通常の学習参考書ではなかなか紹介しづらい「ご当地グルメ」も紹介 ・北海道、東京都、愛知県、京都府、大阪府、広島県、福岡県は、上記に加え、図解やイラストで解説する「知っておくべきBEST3」のページも! ■おさらいクイズ 北海道、東北など8つの地方ごとにおさらいクイズのページを設けています。 各都道府県のページで学んだ知識の復習ができます。 ■特集ページ 「クイズ 日本なんでもNO.1」で、日本の地理を学習! 農業、工業、気候など、小学校の授業、中学校受験で必須の知識を、クイズとマンガで学習できます。 ■学習、旅行に使える!詳しい地図付き! ・「日本見どころ&ご当地グルメMAP」 各都道府県を代表する観光地とご当地グルメを、写真付きで一覧できます。 お子様の「行ってみたい」という気持ちをかきたてる内容です。 学習だけでなく、旅行の計画にもご活用ください。 ・「新幹線&特急MAP」 日本全国を走る新幹線・特急の路線を、鉄道の写真付きで掲載。 日本の交通網について学ぶことができる内容です。 もちろん鉄道好きなお子さんにも! ■他にもまだある「るるぶ」の知育商品 ・「るるぶ 地図でよくわかる都道府県」 ・「るるぶ 地図でよくわかる世界の国大百科」 ・「るるぶ 都道府県いちばんかるた」 ・「るるぶ 国旗と世界の国かるた」 ・「るるぶ のりもの大集合かるた」 ・「るるぶ はじめての英語かるた」 ※この電子書籍は2020年3月にJTBパブリッシングから発行された図書を画像化したものです。電子書籍化にあたり、一部内容を変更している場合があります
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-東京の原宿、午前四時。始発直前の地下鉄・表参道駅の線路上で、カラスについばまれた無惨な男の刺殺体が発見された。前夜終電後、シャッターに閉ざされて完全密室となった駅構内での殺人事件だった。地下鉄開業以来六十余年、前代未聞の出来事に、営団首脳部はエリート広報課員・藤林を警察に派遣、捜査の協力にあたらせた。地下の鉄道網に精通する藤林は、構内に入り込んで死体に群がり、そして忽然と消えたカラスに着目、事件解明の突破口をつかむ。だがその矢先、地下鉄・日本橋駅で第二の殺人が……。長篇ミステリ。 ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
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-地球を出発してから6500万年。もはや人類や故郷の存続も定かではないまま、恒星船〈エリオフォラ〉は銀河系にワームホールゲート網を構築する任務を続けていた。乗組員のひとりサンデイは任務を忠実にこなしていたが、あるとき衝撃的な事件に遭遇し、極秘の叛乱計画に加わることを決意する。それは数千年に一度だけしか冷凍睡眠から目覚めない彼女たちと、船の全機能を制御するAIの、百万年にも及ぶ攻防だった。現代SF界随一の鬼才、星雲賞受賞『ブラインドサイト』の著者が放つ傑作ハード宇宙SF。/【収録作】6600万年の革命/ヒッチハイカー/解説=渡邊利道
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は1920年代に『新青年』に発表された短編「故郷」というテクストを不断に織りなしてきた20世紀中国の読書の歴史を通して70年にわたる国家イデオロギーの変遷を描く。それはテクスト生成過程に映じる近代中国文学の生産・流通・消費・再生産の物語なのである。 【目次より】 目次 はじめに 文学と〈想像の共同体〉 第一部 知識階級の「故郷」 中華民国期その1 I テクストの生産 一九二一年チリコフの翻訳 II 五・四新文化運動と新読者層 III エロシェンコの知識階級批判 IV 新聞文化欄と文芸誌の機能 V 書店網の拡大と『咽腋』の流通 第二部 教科書の中の「故郷」 中華民国期その2 I 「国文」科という制度 II 国語教科書の歴史 III 国語教室の「故郷」 IV 「事実の文学」と「気分の文学」 再生産としての批評 第三部 思想政治教育としての「故郷」 中華人民共和国期・毛沢東時代 I 新しい聖人と「唯人民独尊」 II 「語文」科の誕生と思想政治教育 III 「豆腐屋小町」の階級性 IV 真犯人を探せ V 文革に追放された「故郷」 第四部 改革・開放期の「故郷」 中華人民共和国・鄧小平時代 I 国語教育の効率化と「文・道」論争 II 豆腐屋小町の名誉回復 III 閏土=犯人説の復活 IV 「私」の挿し絵 V 「主題思想」の復古と新種 VI 上海市中学の国語教室にて 結び 「歴史的懸案」のかなたヘ あとがき 注 「故郷」関係文献一覧 「故郷」関係年表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 藤井 省三 1952年生まれ。中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。 東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科中国語中国文学専門課程博士課程単位取得退学。文学博士。 著書に、『ロシアの影 夏目漱石と魯迅』『魯迅 「故郷」の風景』『エロシェンコの都市物語』『中国文学この百年』『東京外語支那語部』『現代中国の輪郭』『魯迅「故郷」の読書史』『台湾文学この百年』『魯迅事典』『中国映画 百年を描く、百年を読む』『新・魯迅のすすめ』『中国見聞一五〇年』『村上春樹のなかの中国』『魯迅 東アジアを生きる文学』『中国語圏文学史』『魯迅と日本文学 漱石・鴎外から清張・春樹まで』など、 訳書に、鄭義『神樹』施叔青『ヴィクトリア倶楽部』李昂『自伝の小説』魯迅『故郷/阿Q正伝』魯迅『酒楼にて/奔月』董啓章『地図集』『透明な人参 莫言珠玉集』『莫言の思想と文学 世界と語る講演集』張愛玲『傾城の恋/封鎖』など多数。
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-6ミリの昆虫型や4足歩行するチーター型ロボット、負傷兵を抱き上げるロボット、無人航空機(ドローン)…。 米国では世界一の国防予算を背景に、精鋭たちが日々ロボット兵器開発にいそしむ。冷戦終了後、「世界の警察」を自認してきた米国だが、9・11同時多発テロ以降、イラクやアフガニスタンでは多くの戦死者を出し、従来の戦略・戦術の転換を迫られることになった。そこで期待を寄せるのが技術革新、とりわけロボットやドローンの活用だ。彼らが描く「次の戦争」は、日本人の想像を超えたものになりそうだ。 本誌は『週刊東洋経済』2015年3月14日号掲載の14ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 米国軍事ロボットの未来 軍事技術を主導する“DARPA”って何だ? ドローンが戦争のすべてを変える 日本防衛産業に明日はあるか 日の丸兵器はガラパゴス Interview「日本の経験不足は補える」ロッキード・マーティン日本法人社長 チャック・ジョーンズ 軍事研究「解禁」へ。狭まる東大包囲網 Interview「輸出振興と東大の動きは裏表」拓殖大学特任教授、元防衛相 森本 敏
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-東京で働く原田と同郷の恋人・早川ゆきの二人が高知県へ帰省する当日、ゆきはマンション自室で刺殺され、乗車予定のJR切符が消えていたのだ! 十津川と亀井は高知へ向かい、土佐藩家老の血筋であるゆきの父・秀典は地元の権力者であり、四国を一周する鉄道網を完成し新幹線を開通させることが夢だと知るが、翌朝早川家に3発の銃弾が撃ち込まれる。坂本龍馬嫌いを公言する秀典は、過去にも家を放火されたことがあるという。また秀典は土佐くろしお鉄道〈ごめん・なはり線〉が走る安芸をなぜか嫌悪しているようだ。かつて市内に所有していたホテルも邸も手放していた。一方で傷心旅行をする原田の前に現れる謎の女、5年前失踪した原田の友人……。十津川は、南国土佐の鉄道沿線で何を見るのか!?
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第7弾。 タイトルにある『アントゥリ』とは沖縄県西表島の網取集落のこと。網取は昭和46年の夏に廃村となった。一時は200人もの住民がいた自然豊かな村でした。険しい地形と自然のままの山林に囲まれて、他の集落へ行くにも、自分の田畑へ行くにも舟を使うようなところであった。300有余年の歴史をもつ網取村。村建て以来、いかにして祖先が生活を営み、村を支えてきたのか、お年寄りの方々から聞かされた村の歩みと行事を中心にして、神事、地名、伝説などを僅かながらも盛り込んだ1冊が電子書籍として復刊。 本書の著者は網取集落出身でこの廃村となった網取村を今一度掘り起し、力の及ぶ限り書き綴り、子孫への贈り物にしたいと思いと願った山田武男氏(1986年の初版出版直前に急逝。)著者が亡くなってから10年後の1996年秋、網取の港からほど近い場所に、生前著者が書き遺した言葉が刻まれた、「あんとぅりの碑」が建てられた。そこにはこう記されている『網取村は西表島の最南端に三百余年の歩みを残した。耕地や交通の不便と人頭税の重圧に耐えて村人は父祖の築いた繁栄を守ってきた。しかし、政治の貧困による経済の行きづまりと医療、教育の不備を始めとする孤島苦がつのり、ついに昭和四十六年七月十四日に全員離村を余儀なくされた。ここに私たちは全体の祖先の霊を祀り、四散した村人のよりどころとするためこの碑を建てる。』みんなの力で網取に村の記念碑を建てたい、せめて記録にとどめたいという思いが実現されたのである。 「沖縄が日本に復帰する直前の1971年、西表島西南部にある小さなムラが長い歴史を閉じ廃村となった。そのムラ網取で、かつて人びとはどのように生活し、いかに歴史を伝えてきたのだろうか。忘却の彼方に流されようとしている網取りの姿を、本書は愛情をこめて克明に描いている。一つの、この民俗誌を手にした時、私たちは、沖縄が変動の過程で失ってしまったものの大きさをあらためて痛感せざるをえない。(1986年当時の作品紹介文より)。」
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-最近、若者からリタイア組まで、漁師に興味がある、あるいは、漁師になりたい、という人が増えています。しかし、どうやって漁師になるのか、学校やマニュアルはありません。 本書では、親が漁師でもない人が漁師になる方法を具体的な事例で紹介しています。経験談から、実際にどうやって漁の技術を学んだのか、漁業権はどうやって取得したか、船の購入、魚の出荷先の確保など、就業の道のりがわかります。 元・新聞記者から漁業者に転身した人(静岡県網代/定置網)や水族館飼育員を経て漁師の修行をして独立した人(神津島/1本釣り)など、実践で役に立つ情報満載です。
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4.096の季語から広がる、懐かしくて不思議で、ときに切ない俳句的日常。 俳人でもある著者による初めての「季語」にまつわるエッセー集。散歩道で出会った椿事、庭木に集う鳥や虫の生態、旬の食材でやる晩酌の楽しみ、ほろ苦い人づきあいの思い出、ちょっとホラーな幻想的体験など、色彩豊かな川上弘美ワールドを満喫しながら、季語の奥深さを体感できる96篇。名句の紹介も。 「蛙の目借時」「小鳥網」「牛祭」「木の葉髪」「東コート」。それまで見たことも聞いたこともなかった奇妙な言葉が歳時記には載っていて、まるで宝箱を掘り出したトレジャーハンターの気分になったものでした。(中略)それまで、ガラスケースの中のアンティークのように眺めてきたいくつもの季語を、自分の俳句にはじめて使ってみた時の気持ちは、今でもよく覚えています。百年も二百年も前につくられた繊細な細工の首飾りを、そっと自分の首にかけてみたような、どきどきする心地でした(本文より)。 ●春 日永/海苔/北窓開く/絵踏/田螺/雪間/春の風邪/ものの芽/わかめ/針供養/すかんぽ/目刺/朝寝/木蓮/飯蛸/馬刀/躑躅/落とし角/春菊/入学/花/春愁 ●夏 薄暑/鯉幟/そらまめ/豆飯/競馬/アカシアの花/新茶/てんとう虫/更衣/鯖/黴/こうもり/ががんぼ/蚯蚓/業平忌/木耳/李/半夏生/団扇/雷鳥/夏館/漆掻/雷/青鬼灯 ●秋 天の川/西瓜/枝豆/水引の花/生姜/残暑/つくつくぼうし/燈籠/墓参/瓢/月/良夜/朝顔の種/新米/案山子/鈴虫/夜長妻/濁酒/柿/秋の空/蟷螂/小鳥/きのこ狩/文化の日/花野 ●冬 時雨/神の留守/落葉/大根/切干/たくわん/銀杏落葉/冬鷗/河豚/枯枝/ストーブ/炬燵/冬羽織/おでん/鳰/蠟梅/つらら/探梅/春隣 ●新年 飾/去年今年/歌留多/福寿草/初鴉/七草
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