文蔵作品一覧

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  • 明正神争記-メイセイラグナロク- (1)
    値引きあり
    4.7
    200年続いた武士の世が改められて20年、明生の世に暮らす手品師の青年「文蔵」。イザナギと名乗る神<シン>を喚び起こし神使〈シンシ〉となった文蔵は、大きな戦いの渦に巻き込まれていく…!!浪漫あふれる神×人×ファンタジー!!
  • ヌードになった映画女優たち1000 日本映画篇
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    “あの女優って、脱いでたっけ?”と、ふと気になって仕事も手につかない……そんな男性諸氏は多いだろう。しかし、それを調べる術は、残念ながらあまりない。ネットでその手の情報を集めてまとめている好事家もいるが、何かと不備も多いのだ。 気になる女優が、かつてどの映像作品でそのヌードを晒したのか。本書ではヌード=「乳首出し」を掲載基準とし、女優の作品別に“脱ぎ度ランク”として「乳首のチラ見え、もしくはセミヌード」「オールヌード」「軽いカラミなどの濡れ場がある」「セックスシーンあり」「濃厚で長時間のセックスシーンあり」の5段階にアイコン化。さらにその裸体の魅力や濡れ場の詳細を描写していく。 魅力的な日本の映画女優1000人を厳選、そのヌード情報を完全網羅するべく製作されたデジタルブックである。 ※このデジタルブックは、文字によるデータベースです。女優の写真は掲載されておりません。 ※姉妹本として『ヌードになった映画女優たち1000 洋画篇』もございます。是非ご覧ください。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 724の世界 おまけ版あるいは予告編 2022年11月13日~12月31日
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    鮮烈なデビューから36年。新進気鋭の作家だった著者が、妻となり母となり齢を重ね、人生後半の小さな記録として、そして誰かを和ませるために日記を書いてみた。いつかは過ぎていく日々だけど、そんな日々を大切に、大切に過ごしている姿を綴った本作を読めば、ばななファンでなくてもほっこりすること間違いなし。そして、ファンにとってはお待ちかね、ぴろりろり~ん!とばななワールド全開の電子書籍オリジナル書き下ろしエッセイ。 予告編にもなっている本作に続き、翌年1年分の日記である『724の世界 2023(仮題)』は、2024年4月に電子書籍だけでなく紙の書籍でも発売予定。
  • 大江戸若妻捕物帳
    -
    大江戸若妻セクシーアクション時代劇! 江戸末期、こんなにも艶っぽい下っ引きがおりました。名をお春といい人妻でもありました。岡っ引き・文蔵の妻・お春は、甲賀流の忍びの出。元気いっぱいのお春は、十手を片手に江戸じゅうを飛び回り、卑劣な悪党をやっつける! かどわかし事件、あぶな絵事件、ニセ金事件……、計7話収録。
  • 大江戸若妻捕物帳(分冊版) 【第1話】
    3.0
    1~8巻165円 (税込)
    大江戸若妻セクシーアクション時代劇! 江戸末期、こんなにも艶っぽい下っ引きがおりました。 名をお春といい人妻でもありました。 岡っ引き・文蔵の妻・お春は、甲賀流の忍びの出。 元気いっぱいのお春は、十手を片手に江戸じゅうを飛び回り、卑劣な悪党をやっつける!
  • 浅草料理捕物帖(一)
    完結
    3.0
    浅草で評判の一膳飯屋・樽屋の板前、孝助のもとに、悪評高い岡っ引きの文蔵がやって来た。店に毎晩来る浪人・越野十郎太が、連続辻強盗ではないかと目星をつけたからだ。文蔵の手下になりたい孝助は、十郎太を見張るが、十郎太はすぐに意図を見抜き、疑いを否定する。やがて二人は、それぞれが十年前の事件の裏を暴くため、浅草に戻ってきたことが明らかに……。一方、太物問屋・片倉屋に、手代として働いていた息子を見捨てられた千代治は、復讐のため主人・徳兵衛らを付け狙う。だが、その矢先、番頭が辻強盗に殺される。果たして犯人は――? 美味しい浅草の食と事件を描く捕物帖、待望の幕開け!
  • あの頃の夏
    5.0
    1巻550円 (税込)
    あの頃の夏は、今より暑くはなかったけれど温かかった……。昭和から平成、そして現在をつなぐハートフルなショート・ストーリーを10話収録。 物語の舞台は昭和40年代から現在まで。時代は移り変わり失われたものや変わってしまったものも多くあるが、人々の心は同じはず。そんな人々の小さな幸せや悲しみ、冒険を軽快なタッチで描き出す短編集。ウルトラマンブロマイドと駄菓子屋の思い出を描く『ぶんてこ』、東京下町に住む少年の昭和の冒険『マッカチン』、小学校教師と生徒の心温まる交流『大菩薩峠』、亡くなった祖父との思い出『佃小橋』、同名映画と不思議なほど似た冒険の『スタンド・バイ・ミー』、亡くなった父親の葬儀での不思議な出来事『供花』、東京深川の夏祭りを切り取った『升屋米店』、出世した男の幼い頃の思い出と現在の『屋上遊園地』、映画ファンなら懐かしい『パンフレット』、衰退する地元の町への郷愁『お月見泥棒』。古き良き日本を知る人も知らない人も、変わらぬ日本の心に触れる珠玉の一冊。 かつて電子書籍で刊行された『SUMMERS~あの頃の夏』に2話を新たに加筆。
  • ある朝のできごと
    -
    営業成績も最近さえない。出社時間も全社員の中で一番遅くなってしまった。ダメ社員丸出し……昨日がまさにそうだったよな──。 表題の『ある朝のできごと』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 遺恨の鯱
    -
    鯱、荒海に吠える! 死闘につぐ死闘! 話題の<鯱>シリーズ――世界中で、西側諜報員が、何者かに次々と殺されていった。だが、KGBは動いていない! みずから死神<ザ・デス>を名乗る謎の組織は、唯一最大の敵である仙石文蔵一派に挑戦すべく、日本に上陸する。両者の死闘は、太平洋の深海や南アフリカを舞台にいつ果てるともなく続いた。死神の正体は誰か!?
  • 裏稼ぎ~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
    -
    女房の火遊びに亭主の浮気、一張羅(いっちょうら)の晴れ着を盗まれてくやしがる娘――。岡っ引き莨屋文蔵は、子分たち(テレコの松に横丁の留吉)が拾ってきた、一見たわいのない町のもめごとの裏に、妖(あや)しい悪事の気配を嗅(か)ぎつけた。江戸の片隅に生きる男と女の、はかない夢と挫折、ゆがんだ愛欲のもつれが生み出した奇怪な事件の謎(なぞ)に立ち向かう、裏稼ぎ捕物控(とりものひかえ)。
  • 運命の闇の中で
    -
    あの馬と木下クンは運命で繋がっているんだ。ふたりとも心の中に闇をもっている。木下クンが急に遠くへ行ってしまったような気がして、ユミはこわくなった──。 表題の『運命の闇の中で』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 「おいしい」を経済に変えた男たち
    4.0
    非常で残酷な資本主義を生き抜きたいなら、この創業者にたずねよ! いまや300万人が働き、市場規模30兆円を誇る外食産業。 それは金融などのように「護送船団方式」で守られた産業とは違い、誰にも守られず、生存競争に明け暮れた剥き出しの資本主義そのものだった! 歴史を紐解けば戦後直後の料飲禁止令、農産物の輸入規制と自由化の波、さらには食と安全をめぐるさまざまな問題や、「ブラック」批判など、数々の苦境を乗り越え、生き延びてきたのだ。 そんな、これまで戦後日本経済史では見向きもされなかった、「おいしい」を経済にしてきた「50年続く飲食チェーン」を築き上げた6人の異端の外食創業者たちの情熱と苦闘、そして経営術に、長年業界団体で数々の苦難に遭遇してきた業界の生き証人が迫る。 【内容】 ・魚市場の労働者たちの胃袋をつかみ、牛丼を国民食に育て上げた吉野家・松田瑞穂 ・アメリカに学び、1970年大阪万博で花開いたファミレス全盛期をつくった “外食王”、ロイヤル・江頭匡一 ・テリヤキバーガーを発明して路地裏の人気店に導いたモス・櫻田慧 ・「学生のお腹を満たす」一心で給食ととんかつを広げたグリーンハウス・田沼文蔵 ・地域密着で熱烈な常連客に支えられ、経営危機から復活したハングリータイガー・井上修一 ・業界最先端の垂直統合で「サイゼはコスパがいい」を勝ち取ったサイゼリヤ・正垣泰彦 【電子書籍版ご購入に際しての注意事項】 ●本書は、同名の紙媒体の出版物(紙書籍版)を底本として作成しているため、内容は、原則、紙書籍版印刷当時のものとなります。 ●紙書籍版とは色見が異なる可能性があります。ご購入前に、必ず、電子書籍版のサンプルにて表示状態をご確認ください。
  • 大きな天使
    -
    やよいはジョニーみたいに大きな男の人が大好きだった。大きな人はみんなやさしい。そう思い込んでいる──。 表題の『大きな天使』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • カクテル・テイル
    -
    1巻330円 (税込)
    カクテルで定評のあるバー「カエサリオン」のバーテンダー、田中利明氏によるカクテルレシピ。スタンダードなものから珍しいものまで様々なカクテル26種類を紹介するとともに、田中氏自身のそれぞれのカクテルへの解釈も加え、そのカクテルにまつわるユニークなコラムが読める。【田中利明プロフィール】1966年東京生まれ。資生堂パーラー バー・ロオジエを経て、1993年、代々木上原にバー「カエサリオン」を開店。20代から洋酒についての研鑽を積み、カクテルのみならず洋酒全般に深い知識と独自の思想を持ったバーテンダー。彼の店「カエサリオン」は、ロオジエ出身に相応しく酒品のある「バー」でありながら、酔っ払いを受け入れる懐の深さを持った「酒場」でもある稀有な存在といえる。著書「マイ・スタンダード・カクテル」(柴田書店刊・共著)

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  • 仮想粒子
    -
    「光より速いものは存在しない。もし光より速く動けば、過去に溯ることになるんだ」。オレはタキオンの逆走を想像した──。 表題の『仮想粒子』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • カレイドスコープ
    -
    「ぼくの人生は毎日毎日同じことの繰り返しだ」。小雪は怒ったような字で「同じ日なんて二度とないのよ」と書いた──。 表題の『カレイドスコープ』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • ガラスのマント
    -
    誰かにとって特別な存在になること。それは簡単なようでむずかしいことなのだ──。 表題の『ガラスのマント』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 機械じかけのジハード
    -
    ぼんやり座っていた浩介の目に、突然競馬新聞が飛び込んできた。そうだ。賭けがある──。 表題の『機械じかけのジハード』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 刑事ぶたぶた
    -
    氏名、山崎ぶたぶた。職業、警察官。いわゆる刑事。でも、見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみ!? このベテラン刑事の手にかかれば、銀行強盗でも誘拐事件でも即解決! 配属されたての新人刑事も真っ青な活躍を10話収録。おなじみぶたぶたが繰り広げるシリーズ第三弾。

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  • 月下独酌
    -
    訪れた静けさの中で畳の上に大の字になる。見上げた空には小さく明るい月があった──。 表題の『月下独酌』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 心の中の砂漠
    -
    僕は目をぱちくりさせてもう一回そいつをじっくり見た。まちがいない。「あんた、星の王子様だろ?」──。 表題の『心の中の砂漠』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 木漏れ日
    -
    「ユッコ、そのライオンは馬に姿を変えたりするのかい?」そう言いながら進はフランスでの、あの夏の日を思い出していた──。 表題の『木漏れ日』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 後家鞘~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
    -
    繁栄を誇る江戸の町々。だが、その裏側には、暗く澱(よど)んだ無気味な気配が漂っていた。色恋に溺れ、分別を失ってしまった女たちと、その弱みにつけこんで甘い汁を吸う冷酷な男どもの、ふしだらな情事の数々――。何気ない噂話の中から、危険な企みを感じ取った岡っ引き莨屋文蔵は、2人の子分(松と留吉)の尻をたたき、事件の核心に迫る。裏稼ぎ捕物控!
  • 再起へのタックル
    -
    ラグビーワールドカップが1987年に初めて開催されてから全ての大会に出場を果たしているジャパンだが、その軌跡は栄光からは程遠く7大会で1勝2分け21敗。そして、数多くの敗戦の中でも最も屈辱的だったのが1995年第3回大会のニュージーランド戦での17対145だった……。それから4年間、失ったジャパンのプライドを取り戻すために増保輝則、元木由紀雄、薫田真広、村田亙、中村航、廣瀬佳司、岩渕健輔、アンドリュー・マコーミックら日本代表のラガーマンたちは何を思い、何を成し遂げようとしていたのか? 筆者が自身の全人格をかけて選手たちと向き合い取材を重ね、初めて明かされる真実がここにある!

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  • 週刊誌記者 近松門左衛門 最新現代語訳で読む「曽根崎心中」「女殺油地獄」
    3.5
    「日本のシェイクスピア」とたたえられる近松門左衛門は、週刊誌のエース記者だった!? 心中事件があったと聞けば駕籠で駆けつけ、遺体を見ては、事件の翌週に舞台にかける。 恋、心中、姦通、横領、強盗、殺人……近松の描いたものは、いずれも「俗」の極致。 その「俗」にジャーナリスティックな視線で鋭く切り込み、人間の本質を描くことで、 近松は「俗」を「俗」に終わらせず、文学の高みにまで押し上げた。 町人の恋愛や風俗を描いた人形芝居のため「世話浄瑠璃」、その近松の初作となる『曽根崎心中』。 元禄時代の衝動殺人という衝撃的な事件を扱った『女殺油地獄』。 近松の代表作ふたつを取り上げ、平易な現代語に翻訳。日本人なら読んでおきたい近松作品を味わえる一冊。
  • 白と黒のエチュード
    -
    娘の由紀が私の前でくるりと回った。白の総レースのブラウスにベルベットのふわりとした真っ黒のギャザースカートを着た由紀は、かわいらしい貴婦人のように見えた──。 表題の『白と黒のエチュード』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 神聖の鯱
    -
    鬼と称する正体不明の敵が、鯱四人組に宣戦を布告した。鬼は飛騨高山に火を放ち、一日にして壊滅させた。鬼を率いる美少女・ゼロは、十樹吾一を自在に操る。聖なる狼を連れて帰国した仙石文蔵に、ゼロと十樹が襲いかかる。鯱四人組を分断させたゼロの狙いは!? ラストで明かされるゼロの衝撃の真相。
  • 赤い鯱
    5.0
    1~4巻770~814円 (税込)
    赤い国が建造した最新鋭原子力潜水艦“赤い鯱(しゃち)”がオホーツク海で米国原潜のレーダーに捕捉された。米軍艦隊は総力を上げて追跡するが、巨大原潜は悠々と姿を消した。軍事優位逆転の事態に米国防総省は戦慄する。「赤い鯱を捕獲せよ」──仙石文蔵をリーダーとする四人の超人集団に白羽の矢が立った。深海潜水艇に乗り込んだ四人の男達は小笠原海溝へと潜航するが……大長篇ハードロマン。
  • ただそこにあなたが
    -
    裕福な家庭に生まれ育った高校生の美代が好きになったのは、貧しい父子家庭で父親の仕事の手伝いをする安人。安人と、彼との交際を認めようとしない愛する両親と、どちらも捨てることのできない美代は、その狭間で揺れ動く。 大切な人を守るためには別の大切なものを犠牲にしなければいけない? 若い女性が初めて直面する人生の選択とは……。そんな経験があったことさえ心の片隅に置き忘れてしまった私たちに、美代の心の動きがその記憶を呼び覚ましてくれる。 処女作『キッチン』で鮮烈なデビューを遂げた著者が、円熟の筆致で現代女性の心と恋愛を描く電子書籍オリジナル書き下ろし小説。

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  • 茶立虫~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
    -
    留吉(とめきち)の幼馴染みが、女を紹介すると言われ、金を騙(だま)し取られたらしい。義憤(ぎふん)を覚えた彼は、おそめという名の女を探して江戸の町を奔(はし)る。そんな時、四谷忍町(よつやおしまち)の横丁で商人風の男が殺された。その際、稲荷番の男が「おそめ」と叫ぶ男の声を聞いたと言う。果たして同一人か? 文蔵は探索を開始するが……(表題作)。好評“裏稼ぎ”捕物控!
  • 蜥蜴市~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
    -
    江戸は市谷・浄瑠璃坂下で、商人風の男が何者かに絞殺された。男は料理茶屋に一人で出かけ、帰らぬ人となった。八丁堀同心・青木廉平の命を受けた岡っ引き・文蔵は、子分の松と留吉を引き連れ、下手人の行方を追う。殺された男の本妻には間男がおり、その間男の影が妾の背後にも……(表題作)。 悪事を懲らすが情もかける、好評“裏稼ぎ”捕物控!
  • 百々の拷問蔵 1巻
    5.0
    江戸の咎人にはすべからく奉行所にて裁きの沙汰あり。しかしその公平なる裁きをかいくぐろうとする不届き千万の大罪人あり。お上の目を盗まんとする下郎共、皆涼しい顔して小伝馬町牢屋敷の門をくぐるが、そこにはお天道様すらその中を知らぬ、地獄のお白洲、人呼んで「拷問蔵」あり…。魍魎百鬼の極悪人を赤子のようにひねる鬼の牢屋同心・壱場文蔵と、仏のような微笑で心の鉄錠をこじ開ける、百々鼓太郎が、あらゆる江戸の悪を白日のもとに晒す!
  • 泣いた男
    -
    何かがわたしの心に傷をつけた。でもわたしは相変わらず挟いアパートにしがみついていた。この大都会の奇跡をどこかで信じていたのかもしれない──。 表題の『泣いた男』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 724の世界 2023
    5/24入荷
    -
    「還暦直前、コロナ明け、まだ子どもが家にいる日々の、人生の宝みたいな記録になった。行ったお店、ちらっと出てくる考え。どれも読んだ人にひそかに役立つと信じていますし、願っています。」(吉本ばなな) 好評発売中の「おまけ版あるいは予告編」につづき、いよいよ本編が刊行。デビュー37年目を迎えた著者が人生後半の小さな記録として、そして誰かの役に立つべく1年間365日、毎日日記を綴りました。アブダビで本格的なアラビア語圏の文化に初めて触れたり、親しい人々と久しぶりの再会を祝したり、二十歳になった息子との思い出を振り返ったり……。著者の生活の息遣いにホッと和み、たわいない日常のかけがえのなさにハッと気づかされます。折に触れて読みたくなる、人生に寄り添う一冊です。 なお、本作の紙版は、DR BY VALUE BOOKS PUBLISHINGより刊行しております。

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  • 贋妻敵(にせめがたき)~莨屋(たばこや)文蔵御用帳~
    -
    捕物にかけては、めっぽう腕利きの文蔵親分だが、年増女の色気には鋭い探索の手も鈍る。一件落着の上の役得は、たいていは、“とらぬ狸の皮算用”。これではならぬ、と気を引きしめ、少々頼りない二人の子分(松と留吉)を相棒に、ぬらりくらりと巧妙に立ち回る犯人を、土壇場へと追い詰める。悪の蔓延(はびこ)る江戸の町に、文蔵の十手(じって)が閃(ひか)る。裏稼ぎ捕物控シリーズ!
  • 呪いの鯱
    -
    国際冒険ロマン仙石文蔵シリーズ! 天才科学者を精神支配し、世界征服を企む魔王に鯱四人組が死力を尽くす! 最強最大の敵魔王と戦う最後の鯱! ――天才発明家が、何者かに精神支配され、殺人を犯しながら、白山山中へ逃亡した。仙石文蔵の孫娘・ゼロと、美貌の愛人・加代たちも拉致され、性交奴隷にされてしまう。新たなる敵・魔王(デーモン)が、仙石軍団に宣戦を布告した。アルプス山中に陣取り、スイス国際金融市場乗っ取りを策す魔王の巨大な陰謀を、仙石軍団は粉砕できるのか?
  • ひとフォトにゃん画
    -
    1巻220円 (税込)
    猫の写真にひとことコメントを添えてお送りするフォトブック。爆笑、苦笑、失笑、微笑しちゃうなごみの写真25枚。猫が本当はしゃべっていたら……? 猫の本心を勝手に語ってしまう、セリフ付き写真。そして、猫はどういうわけだかそうなっている、猫がなぜだかそういう行動を決まってするというお約束“猫のおきて”。猫を飼っている人であれば、思わず同意してしまうコメント付き写真など。猫たわけ(猫を溺愛する人々)はもちろん、猫好きでなくても楽しめる、おもしろ可愛い猫ブックの決定版!

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  • 緋の鯱
    -
    白い裸身に映える緋色の鯱。好評第5弾! ――途方もない要求を突きつける謎の電話に対して、日本の警察官や検事は拒絶で応じ、次々に殺害されていった。司法の壊死を狙うこの狂気の電話の正体は? 仙石文蔵らスーパーヒーローは、狂気の正体を追う。思念に浮かんだ悪魔は、白い裸身に緋色の鯱を描かれた美女の背後に……。空前のスケールで展開される痛快「鯱」シリーズの第5弾。
  • ピジョン・ブラッド
    -
    イチコの指におさまると、指輪はすごい宝石みたいに見えた。白い指から血が出ているみたいで、太一は目をそらすことができなくなった──。 表題の『ピジョン・ブラッド』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 風来の剣
    4.0
    料理屋の女将(おかみ)が襲われ、奉公人が殺された。同じ頃、材木問屋の主が川で謎の転落死を遂げる。事件を追う蓮見宗二郎ら始末人だが、魔手は始末屋の元締・文蔵にまで伸びる! 陰に見え隠れする謎の老武士は何者か?  宗二郎の秘剣“鱗返し”を突き崩す“風来の剣”とは? 始末人に最大の危機が迫る! (講談社文庫)
  • 普賢
    2.0
    【第4回芥川賞受賞作】頽廃と汚辱にみちた日々を無気力に生きる「わたし」の前に、長い間恋いこがれてきた旧友庵文蔵の妹ユカリが、特高警察に追われ、呪詛にみち、荒んだ姿であらわれる。戯作派といわれる著者が大胆に危機感を現出して、絶望からの再生を描く。第4回芥川賞を受けた表題作のほか、処女作「佳人」ほか「葦手」「秘仏」を収録した初期短編傑作集。
  • 普賢 佳人
    3.7
    中世フランスの女流詩人の伝記を書く主人公〈わたし〉。友人庵文蔵、非合法の運動をする文蔵の妹ユカリ――日常の様々な事件に捲込まれ、その只中に身を置く〈わたし〉の現実を、饒舌自在に描く芥川賞受賞作「普賢」のほか処女作「佳人」、「貧窮問答」など。和漢洋の比類ない学識と絶妙の文体、鋭い批評眼で知られた石川淳の文学原理を鮮明に表出する初期作品群4篇。
  • ぶたぶた
    -
    氏名、山崎ぶたぶた。見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみだが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!? あるときはタクシー運転手、あるときはシェフ、またあるときは普通のサラリーマンとして人間社会で生活しているぶたぶたが繰り広げる、あったかくて、楽しくて、ちょっとホロリとするファンタジー。短編9話を収録。

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  • ぶたぶたの休日
    -
    氏名、山崎ぶたぶた。見た目はバレーボールくらいのピンクのブタのぬいぐるみだが、心はれっきとした人。しかも中年男性…!? あるときは占い師、あるときは刑事、またあるときは定食屋のお手伝いとして人間社会で生活しているぶたぶたが繰り広げる、あったかくて、楽しくて、ちょっとホロリとするファンタジー第二弾。短編7話を収録。

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  • 文蔵 2024.5
    NEW
    -
    610~709円 (税込)
    【特集】レトロでロマンスあふれる「大正時代」が舞台の小説 【ブックガイド】それはたった十五年だが、かくも濃密な時代だった 「端境期」ならではの光と影を味わえる物語 ●ロマン薫る大正ミステリ&ホラー/大正を駆けるエキサイティング・エンタメ/実在の人物から見る大正時代 【PHP文芸文庫の大正時代が舞台のおすすめ小説】 【高頭冴子シリーズ、最新作登場!】●中山七里 武闘刑事1 冴子の部下・郡山は隣人母娘との交流を深めていたが、ある事件が発生する。 【連載小説】●和田はつ子 汚名 伊東玄朴伝2 シーボルト事件で玄朴は罪を問われなかったが、義兄が獄死してしまう。 ●松嶋智左 遠楓ハルカの捜査日報 道頓堀で別れて(後編) 完璧なアリバイを持つ英響子が犯した致命的なミスと、事件の真相とは。 ●あさのあつこ おいち不思議がたり 誕生篇8 石渡塾で勉強したいと願う和江を連れ戻そうとする男達がやって来た。 ●寺地はるな 世界はきみが思うより8 恋とレモネード、その他(後編) マジカルランドに遊びにきた桂と水田はお弁当を食べながら他愛もない話をする。 ●村山早紀 桜風堂夢ものがたり2 9 第二話 時の魔法(前編) 十月、休みが取れた卯佐美苑絵は、桜風堂を手伝うべく桜野町を訪れた。 ●瀧羽麻子 さよなら校長先生10 こんぺいとう(後編) 祖母の友人と話しながら、涼花は水泳教室の友達であるミチルのことを思う。 ●宮本昌孝 松籟邸の隣人21 第十八話 野外撮影会余聞 五色の小石荘で写真撮影が行われることになったのだが、そこに……。 【第七回 徒然草エッセイ大賞 大賞受賞作品】 【リレーエッセイ】●わたしのちょっと苦手なもの10 背筋 水中ステージ
  • 木阿弥探偵帖 川明かり
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    天保の改革が断行される中、大奥で出火があり、焼け跡から男の死体が出たとの噂。それが人気歌舞伎役者の京之助では、と幼なじみの墨弥に相談された狂言作者の新八は岡っ引きの文蔵を訪ねる。二人が芝居町の周辺を調べ始めると、不審な影が付き纏いだした…。
  • もしも明日が
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    「ぼくらは天気予報仲間ですよ」。天気予報? わたしの頭にはクエスチョンマークが飛び交ってたわ──。 表題の『もしも明日が』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。
  • 槍の文蔵江戸草紙 恋の辻占
    4.0
    槍と料理が得意な新見文蔵は西国大名家の下級藩士で、一月前に出府してきた。槍の道場近くで店をひらく板前で新米岡っ引きの丹次と出会い、文蔵は市井の人々と知り合う。ある日、若い娘が浪人の財布を掏るところを目撃したことが、大事件に繋がっていった。

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  • 勇気と献身――ラガーメン あくなき挑戦
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    『勇気と献身』とは、ラグビー選手の姿勢を表した言葉でもある。トップスピードで向かってくる相手と正面から生身でぶつかる勇気。チームメイトのために自分の身体を投げ出す献身。選手たちの強いハートと熱いプレーは、一度魅せられたファンを掴んで離さない強い磁力を持つ。この書籍は、そんなラガーマンたちの魅力を象徴するストーリーを集め収録した。ここに紹介した物語たちを、生きる力の湧いてくる「読むサプリメント」として、あらゆるライフシーンにおいて活用してほしい。『あくなき挑戦』は、2000年から前回ワールドカップが行われた2003年までのプレイヤー、物語を収録。主な登場人物(チーム)は、「仙波優」「今泉清」「清宮克幸と同志たち」「NECグリーンロケッツ」「土田雅人」「元木由記雄」「アンドリュー・マコーミック」「箕内拓郎」「アンドリュー・ミラー」。
  • 幽鬼の鯱
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    殺し獣の大群を操るデビル一族と仙石文蔵軍団の地球滅亡をかけた最後の死闘! ――殺し熊が牙をむく。殺し狼が吠える。犬や猫までも、反乱を起した。北海道全域を、パニックが襲う。動物たちが突如、人間を殺戮し始めた。再び世界征服を狙うデビル一族が、死のウイルスを放ち、仙石文蔵ら四人組に挑戦状を叩きつけてきた。「最強の敵」復活に、スーパーヒーロー・仙石軍団は、時空を超えた死闘へ向かう。
  • ゆうべ不思議な夢を見た 百五夜物語
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    1巻1,540円 (税込)
    サラブレッドをモチーフにしながら必ずしも競馬にとらわれない短編小説集。亡き恋人が好きだった伝説のレーサーとのふれあいを描く「サーキット」。モチーフは、ターフに散った快速馬サイレンススズカ。同郷の恋人と別れ大都会の奇跡を信じて一人で生きる女性を描く「泣いた男」。モチーフは、地方競馬出身で奇跡のラストランを演じたオグリキャップ。不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を百五話収録。第零夜から第二十夜まで21巻シリーズの集大成版。

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  • 龍になった女―北条政子の真実―
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    源頼朝亡きあと、北条家の中心となって鎌倉幕府の実権を握ったが故に“尼将軍”と呼ばれ、日本史上稀代の鬼女と評価されることの多い北条政子。しかし、その実像は、流人でしかなかった頼朝を心から愛し駆け落ちまでして添い遂げ、頼朝が天下統一を果たしたときには自分を捨てて陰から支え、夫ばかりか四人の実子にもすべて先立たれるという悲劇を乗り越え、そして、頼朝の願いであった武士の功労が正しく評価される幕府を守らんがため心ならずも“龍”になることを余儀なくされた、運命に翻弄された心優しい女だった……。 後世の人々が創りあげた虚像が語られる事の多い北条政子を、二度の芥川賞候補となった著者が膨大な史実をひも解き、限りなく真実に近い政子の姿を描かんとした意欲作。本作品は歴史書としてだけではなく、家族を、夫婦を、そして一人の女を描いた作品として、日本史に興味のない読者にも是非読んでもらいたい一冊である。
  • 浪漫主義
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    そうか、そういうことか。智恵子にやっと光太郎の生き方が見えてきた。理性は優先されない──。 表題の『浪漫主義』など、不思議で、愉快で、お洒落で、涙の止まらない物語を7話収録した、第49回文藝賞受賞の著者が贈る珠玉の短編小説集。伝説のサラブレッドたちをモチーフにしながら競馬にとらわれない『ゆうべ不思議な夢を見た』シリーズの再編集版。

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