角川文庫 - 新刊(1ヶ月以内)の検索結果
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有閑貴族のミステリー・オーブン
名家の子息たちが通う一ノ宮学園。雪丸蓮(ゆきまるれん)はその高等部の一年生だ。 ある日の放課後、蓮は帰り道で一軒のベイカリーを見つける。 街の死角にひっそりと佇むその深緑の小さな店には「Meli(メーリ)」と書かれた看板が飾られていた。 ひょんなことから店主の榧木(かやぎ)と知り合いとなった蓮だが、ただのベイカーとは思えない榧木の洞察力により、とある悩みを打ち明けることになって……。 クロワッサン、シュークリーム、サンドイッチ、フォカッチャ。 焼き立てパンと焼き菓子に謎の香りを添えた、美味しいベイカリー・ミステリ! ◆登場人物 ・雪丸蓮(ゆきまるれん) 一ノ宮学園高等部一年生。真面目な性格。 訳あって父親と二人暮らし。 ・榧木(かやぎ) ベイカリー「Meli」の店主兼オーナー。どこか貴族然としている。 ベイカーとは思えない洞察力の持ち主。 ・東城公央(とうじょうきみちか) 蓮のクラスメイト。剣道部所属。明るい性格で社交的。 -
食い意地武士道
江戸の町は料理天国! 天麩羅の名付親は山東京伝? 二八蕎麦の二八の意味は? 旗本足軽の田村兵四郎は「江戸食歩案内」を書いて評判に―― 「秘剣の名医」の著者が贈る、まったく新しい時代グルメ小説! 時は天保年間、泰平の世。旗本福山家に仕える足軽の田村兵四郎は、禄はなくとも、ありあまる暇を利用して筆耕(ひっこう)をしていた。筆耕とは、戯作者の原稿を添削し清書する仕事である。懐に余裕のできた兵四郎は、蕎麦、天麩羅などあちこちで外食するうち、『江戸食歩案内』として本にまとめた。本は思いのほか評判となり福山家の琴姫(ことひめ)の目に留まって兵四郎は江戸の食べ歩きの案内をする羽目になるが、途上、姫が行方をくらましてしまう……。 -
銀一両の花嫁
嫁入り道具一式を扱う嫁粧舗を営む商人・玲玲(れいれい)。 ある日、お得意様の名家・陸家に商品を届けにやってきた玲玲は、前日に行われた婚儀の最中に花嫁である公主が失踪したことを知る。 一族全員が処刑されかねない危機に、陸家は面立ちが似ている玲玲に公主の身代わりになるよう依頼してくる。 ただ一人、公主の夫である陸家の嫡男・瑾秀(きんしゅう)が、商人の娘に身代わりなど無理だと猛反対する中、玲玲は自慢の商売道具を使い華麗に公主と瓜二つの姿に変身して見せる。 「公主様一式、しめて銀二十八両でございます。お買い上げになりますか?」 こうして偽物公主となった玲玲は、偽夫の瑾秀とともに公主失踪の謎を探るうちに、後宮の奥深い闇と、自身の捨て去った過去に隠された残酷な真実と対峙することになり――。 -
その凶地、発掘調査いたします
あなたは自分が暮らす地面の下になにが埋まっているか知っていますか――。 わけあって3か月ごとに職を転々とするジョブホッパーの日野原頼人(ひのはら・らいと)は、次の仕事に「発掘作業員」を選ぶ。頼人は渋谷のラブホ跡地の調査を始めるが、作業途中、無人の重機が襲いかかってきた。もうだめか――と覚悟したところに助けに入ったのは、真神迅(まがみ・じん)だった。見た目チャラそうなこの男、実は神主兼<凶地>専門の調査員という変わり者だった。 過去に凄惨な殺人事件があった渋谷のラブホ跡地、六本木のビル跡に残されたいわく付きの五輪塔、失踪者が相次ぐ南青山の<神隠し団地>跡地。 ほんの数メートル掘りさげるだけで、100年、1000年、1万年前の人の息遣いが聞こえてくる。もっとも身近な「異界」を探り、現代に起こる怪現象の「根源」を“掘り”解く、考古オカルトミステリー。 -
漢方医・有安
江戸の人々の病と心を癒す医師――「漢方医・有安」シリーズ2カ月連続刊行! 「面白くって、やめられない。あっという間に読み終えてしまった」(解説より) 作家 坂井希久子 「金は天下の回りもの。貯め込んだって仕方がないわさ」日本橋の米沢町で貧しい者から薬料も取らず、みずからも貧乏所帯の漢方医・有安。料理や裁縫といった家事が不得意で、剣術に精を出す娘のお雪とのふたり暮らしだったが、有安は元士(さむらい)で、お雪とは血のつながらないわけありの親子だった。ある時、病気がちな千代と美知の親子を診療していたが、千代を付け狙う若い武士の存在に気付く……。江戸の人情と優しさ溢れる時代小説! -
ビジネスの未来
山口周の思想の原点! 新しい時代を創るために資本主義をハックしよう―― ベストセラー『人生の経営戦略』『コンテキスト・リーダーシップ』著者による、 令和を生きるビジネスパーソン必読の教養書。 「与えられた目標を効率的に達成するだけではなく、その目標そのものが追求するに値するのかを問い直す。そして、別の目標、別の評価軸、別の事業の可能性を提案し、周囲を巻き込みながら実装していく。これからの企業に必要なのは、そのような実践者、すなわち「カンパニー・アクティヴィスト=企業内運動家」でしょう。ここでいう「アクティヴィスト」は、近年言われる「物言う株主」ではなく、本来の「社会運動家」という意味です。 成長から充足へ。効率から意味へ。所有から関係へ。競争から共生へ。文明から文化へ。これらは、きれいな言葉を並べただけの理念ではありません。私たちが、日々の仕事のなかで何を選び、何をつくり、何を拒むのかという、具体的な意思決定の問題なのです。」(「文庫版プロローグ」より) -
天地明察 新装版【特別合本版】
徳川四代将軍家綱の治世、ある「プロジェクト」が立ちあがる。即ち、日本独自の暦を作り上げること。当時使われていた暦・宣明暦は正確さを失い、ずれが生じ始めていた。改暦の実行者として選ばれたのは渋川春海。碁打ちの名門に生まれた春海は己の境遇に飽き、算術に生き甲斐を見出していた。彼と「天」との壮絶な勝負が今、幕開く――。日本文化を変えた大計画をみずみずしくも重厚に描いた傑作時代小説。第7回本屋大賞受賞作。※本電子書籍は「天地明察(上) 新装版」「天地明察(下) 新装版」を1冊にまとめ、短篇「日本改暦事情」を収録した特別合本版です。