創文社オンデマンド叢書作品一覧

  • 近代日本の哲学と実存思想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 明治以降、西欧の近代哲学と邂逅した日本の思想はどのように形成されたのか? 京都学派をはじめ、近代日本哲学の画期を探究する。元々あった儒教・仏教思想の根幹やハイデガーの実存思想などの影響を改めて読み直す。 【目次】 再版への序 序論 視点と問題提起 第一章 近代日本哲学の思考様式 一 近代日本思想史における自我の問題 二 西田幾多郎――みずから立つ自我―― 三 田辺 元――自我のたたかい―― 四 波多野精一――内をみる自我―― 五 和辻哲郎――かくれたる自我―― 六 三木 清――自我の底への問いかけ―― 第二章 近代日本哲学における東西の出会い 一 伝統的思考様式との関連 I儒教 二 伝統的思考様式との関連 II仏教 三 近代哲学としての問題 I合理主義と非合理主義 四 近代哲学としての問題 II身体性と直接経験論 第三章 実存思想と存在論の復位 一 実存思想はなぜ存在論を必要とするのか 二 存在論的思考様式とその解体 三 認識論的思考様式の問題点 四 フッサール、ベルグゾン、西田 五 ハイデガー存在論の批判的検討 六 存在論における実存と本質の問題 湯浅 泰雄 1925年生まれ。東京大学文学部(倫理学科)卒業。文学博士。山梨大学・大阪大学・筑波大学教授、桜美林大学国際学部教授を歴任。 著書に『近代日本の哲学と実存思想』『和辻哲郎 近代日本哲学の運命』『日本人の宗教意識』『東洋文化の深層』『宗教経験と深層心理』『古代日本の精神世界』『ユングと東洋』『気・修行・身体』など。講談社学術文庫に『ユングとキリスト教』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 世界遺産への道標 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ユネスコ世界遺産は、異文化・異文明相互理解のための格好の手引である。世界遺産を教材に地球益、人類益の共通善を学ぶ最良の入門書。特に、フィレンツェの事例を中心に世界遺産のあり方を考える。 【目次】 序 世界遺産とわれら 稲垣良典 目次構成について 松田義幸 第一部 世界遺産の背景 戦争と平和 いかに考えるか 第一章 被爆七〇年の夏に想う 松田義幸 心の中に平和の砦を築く 1 『文明の衝突』の投げかけた波紋 2 『世界憲法シカゴ草案』と『聖トマス・アクィナスと世界国家』 3 ハッチンス、アドラー、グレート・ブックス 4・5 日本のグレート・ブックス運動の受容過程 6 『ミルワード神父のシェイクスピア物語』開始 7 被爆七〇年、忘れ得ぬ人々 8 モーティマー・J・アドラー著『戦争と平和 いかに考えるか』 第二章 世界遺産のための教養講座 松田義幸 異文化・異文明の相互理解に向けて 1 今道友信先生の『実践美学原論』 2 アーウィン・パノフスキー先生の『ゴシック建築とスコラ学』 3 稲垣義典先生の『問題としての神』 4 渡部昇一先生の『言語と民族の起源について』 5 松浦晃一郎先生の『世界遺産』 6 樺山紘一先生の『ルネサンスの歴史案内』 7 田中英道先生の『ルネサンスの美術案内』 第二部 事例研究・芸術都市フィレンツェの経営政策 美の実践による「世界美化」運動モデル 第三章 フィレンツェ・ルネサンスの形成 世俗世界の現実を写しとった詩人ダンテ 講演1 ルネサンス思想の系譜 今道友信 講演2 ルネサンス時代の諸言語の饗宴 樺山紘一 講演3 ルネサンス美術の伝統と革新 田中英道 討論 永遠の芸術都市フィレンツェ 今道友信/樺山紘一/田中英道/司会・松田善幸 第四章 フィレンツェの芸術資本投資の理念と実際――美術修復の学際研究と先端技術の開発・蓄積 講演1 イタリア・ルネサンスの都市経営史 樺山紘一 講演2 芸術産業都市のモデル「フィレンツェ」 田中英道 講演3 芸術都市フィレンツェの経営政策 松田義幸 鼎談 芸術都市経営の諸相 樺山紘一/田中英道/松田義幸 第三部 ルネサンス世界遺産・心の旅 ヨーロッパ・ルネサンスの旅案内 第五章 ルネサンス研究の自分史―課題と展望 それぞれのルネサンス・ゼミ旅行 講演1 西洋中世史とルネサンスと私 樺山紘一 講演2 イタリア美術史とルネサンスと私 田中英道 講演3 グレート・ブックスとルネサンスと私 松田義幸 附論『柏の葉ルネサンス塾』報告―ダンテフォーラムに学ぶ街づくり 徳山郁夫 第六章 ロゲンドルフ先生の『和魂・洋魂』 文献案内 松田善幸 上智大学クルトゥール・ハイム・サロンの時代 あとがき 松田善幸 今道 友信 1922~2012年。美学者、中世哲学研究者。東京大学名誉教授。東京大学文学部哲学科卒業。文学博士。「エコエティカ」(生命倫理による人間学・倫理学)を提唱。 著書に、『美の位相と藝術』『解釈の位置と方位』『同一性の自己塑性』『愛について』『美について』『アリストテレス』『東洋の美学』『東西の哲学』『断章空気への手紙』『現代の思想』『新しい知性と徳を求めて』『西洋哲学史』『存在と価値 現代哲学の課題』『詩と展景『エコエティカ』『自然哲学序説』『知の光を求めて 一哲学者の歩んだ道』『ダンテ「神曲」講義』『超越への指標』『中世の哲学』 『今道友信わが哲学を語る―今、私達は何をなすべきか』『美について考えるために』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近代ドイツの精神と歴史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀から20世紀にかけてのドイツの精神史を辿る。ロマン主義、カント、フィヒテ、ランケ、シェリング、そしてナチズムまでの、ドイツ近代における思想・哲学・社会の流れを追跡する。 【目次】  まえがき 第一部 一 ドイツ・ロマンティクと復古政治――アーダム・ミュラーのフランス革命観を中心として 二 カントの国際主義の性格とゲンツの平和論 三 ヘルダーの平和論 四 フィヒテにおける戦争と平和の問題 五 ゲーテとナポレオンの会見について 第二部  六 Urburschenschaft(一八一五-一九)の本質と意義――一九世紀ドイツ学生運動史の一齣 七 一八一七年のワルトブルク祝祭について 八 ゲーテと学生運動 九 「ハンバハ祭」とハインリヒ・フォン・ガーゲルン 一〇 フランクフルト騒擾(一八三三)の史的評価について 一一 一八四八年の第二次ワルトブルク祝祭について 第三部  一二 フリードリヒ大王像の史的変遷について 一三 マルクス主義とナポレオン 一四 ランケの戦争原因観――『フランス革命戦争の起源』を中心として 一五 ランケの書簡について 一六 ランケの遺稿について 一七 ランケのオプティミズムについて 一八 ランケとシェリングについての一考 一九 西独史学界におけるナチズム観の問題 二〇 ヒトラーの「フリデリークス=コンプレスク」 掲載誌名および発表年月 人名索引 村岡 晢 1911~1996年。西洋史学者。早稲田大学名誉教授。東北帝国大学文学部卒、文学博士(東京大学)。専門は、ドイツ近代史。 著書に、『フリードリヒ大王研究』『ランケ』『フリードリヒ大王 啓蒙専制君主とドイツ』『近代ドイツの精神と歴史』『レーオポルト・フォン・ランケ 歴史と政治』『史想・随想・回想』『続史想・随想・回想』『新稿西洋史』(池田哲郎、西村貞二共編著)『西洋史要』(池田哲郎, 西村貞二共編著)『ヨーロッパ世界の史的形成』(共著)など、 訳書に、ヴィルヘルム・ディルタイ『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『ランケ選集 第1巻 (歴史・政治論集)』(共訳)ヴィンデルバント『近世哲学史 上巻』(共訳)レーオポルト・フォン・ランケ『世界史の流れ』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 予言者運動の本質
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  • 人間と世界の形而上学 哲学原理の探究
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  • 現代自然哲学の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 自然哲学とは、自然現象を統一的に理解・説明しようとする形而上学であり、現代においては自然科学とほぼ同義。量子力学的哲学を探る。力学、相対論を経て、量子力学の時代にあって、自然とはどのような統一的理論によって説明しうるのかを探究する。 【目次】 序 第一章 物理的自然の特性 1 物理的自然と感覚  2 物質概念の諸相 3 計量と数学的記号 第二章 力学的自然観の凋落 4 古典力学の基礎概念 5 物質とエネルギー 6 熱学とエントロピー 7 光の本性 8 電磁気学 第三章 相対論と物理的実在 9 時間と空間 10 エーテルの存在 11 局所時と光速度 12 質量とエネルギーの同値 13 時空連続体・世界 第四章 科学的宇宙論 14 同値原理 15 一般相対論的宇宙 16 仮想的宇宙と計量的存在 第五章 量子論の成立 17 原子概念の由来 18 素粒子と実体概念 19 不確定性関係 20 実験と理論 第六章 量子論解釈の問題 21 不確定性の意味 22 確率統計と自然法則 23 コペンハーゲン解釈 第七章 量子論と物理的実在 24 量子論における「現実的なもの」 25 量子論解釈の哲学 26 二元論と一元論 27 物理学的認識 第八章 物理的自然と人間 28 物理的存在と物理学的思考 29 決定論と非決定論 30 宇宙における人間の位置 後記 人名索引 永井 博 1921~ 2012年。哲学者。専門は、科学史・科学哲学。筑波大学名誉教授。 東京文理科大学卒業。東京教育大学文学博士。著書に、『近代科学哲学の形成』 『ライプニッツ』『数理の存在論的基礎』『現代自然哲学の研究』(田辺元賞)『科学概論 科学の哲学』『生命論の哲学的基礎』『人間と世界の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近代科学哲学の形成
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  • マルクスと現代
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  • ストア哲学の研究
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  • 憲法と立法過程 立法過程法学序説
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  • 個体論の崩壊と形成 近世哲学における「個体」の研究
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  • ブーバー研究 思想の成立過程と情熱
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ユダヤ系宗教学者・社会学者マルチン・ブーバー(1878-1965)のシオニズム思想とその後の軌跡を生涯に重ねて読み解く「ブーバー」研究の決定版です。 【目次より】 まえがき 第一部 『わたくしとあなた』(一九二三)の成立過程 第一章 シオニズム 一 モーゼス・ヘス 二 テオドール・ヘルツル 三 アハド・ハーアム 第二章 神秘主義 一 ウィルヘルム・ディルタイ 二 神秘主義の研究  第三章 ランダウアーの社会主義 第四章 ハシディズム 第五章 ローゼンシュトックとローゼンツヴァイクにおける創造と啓示と救済の思想 一 問題 二 ローゼンツヴァイクの問題意識 三 ローゼンシュトックの『応用心理学』(一九一六) 四 ローゼンツヴァイクの『救いの星』(一九二一) A-一 普遍的思惟の対象としての「神」 A-二 普遍的思惟の対象としての「世界」 A-三 普遍的思惟における「人間」 B-一 実存的対話における「神」 B-二 実存的対話における「人間と人間」 C 終末論的希望に生きる共同体 五 ローゼンツヴァイクとブーバー 第六章 総合の経過 第七章 完成された内容 一 人間と世界との関係 二 人間と人間との関係 三 人間と神との関係 第二部 神と人間との間の霊的現実――一九二四~三八における思想の深化 第一章 新たなる展開の基本方向(一九二四~三〇) 第二章 ナチズムによるユダヤ人迫害(一九三三~三八) 第三章 迫害の中での信仰告白 第四章 迫害の中での成人教育活動 第三部 ブーバーにおけるイスラエルの信仰 序 第一章 モーセ 第二章 ヨシュア デボラ サムエル 第三章 アモス 第四章 ホセア 第五章 第一イザヤ 第六章 エレミヤ 第七章 ヨブ記と詩篇七三 第八章 第二イザヤ 結論 第四部 理想のシオンと現実のイスラエル――一九三八~六五におけるブーバーの生活状況 第五部 哲学的人間学の基礎づけ 序 第一章 基本構想 第二章 「間」の構想 第三章 「神の僕」の信仰 参考文献 小林 政吉 1923年生まれ。宗教学者。東北大学名誉教授。東北大学法文学部文科(教育学専攻)卒業。文学博士。 著書に『宗教改革の教育史的意義』『西ドイツの諸大学における一般教育』『教養と実存と愛 ハーマンからエーブナーまでの問題史的研究』『キリスト教的実存主義の系譜 ハーマンからエーブナーまでの問題史的研究』『ブーバー研究 思想の成立過程と情熱』『人間教育の地平を求めて』『人間教育の深い層 古典としての聖書に学ぶ』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 20世紀前半に、「経済成長」を発案し、イノヴェーションによる経済発展を説いた経済学者シュムペーターを社会学的方面から検討する。 【目次より】 序文 第一章 シュムペーター体系序説 一 ウェーバーとマルクス 二 社会変化の一般理論 三 「経済的解釈」の図式 四 「企業者」と「革新」 五 資本主義の制度とその性格 六 社会化過程の展開 七 将来の展望 八 結語 第二章 シュムペーターの経済学 一 シュムペーター体系 二 発展の理論  三 資本主義進化と景気循環 四 むすび 第三章 経済社会学の根本問題 一 序論  二 経済理論と与件理論 三 与件理論の展開と経済学の変革 四 「経済発展」の理論――本質とその射程 五 資本主義社会の構造と精神 六 歴史的社会学の復活 第四章 シュムペーターとマルクス――資本主義発展の論理について 一 問題提起 二 シュムペーターと歴史主義の問題 三 経済発展の論理 四 社会階級の理論 五 結語 第五章 資本主義発展と社会構造の変化について――シュムペーターの資本主義崩壊論― 一 序説 二 シュムペーターの階級理論 三 社会階級の形成と衰退 四 ブルジョア社会の構造とその解体 五 資本主義体制と経済的成果の問題 六 過渡期の問題 補論 シュムペーター体系と『社会階級論』 第六章 資本主義の変貌 一 資本主義変貌の問題 二 革新の経済学 三 トラスト化された資本主義の段階 四 診断と予見 第七章 帝国主義の社会学 一 解釈上の諸問題 二 歴史上の帝国主義 三 十七世紀の戦争と社会 四 帝国主義と資本主義 五 近代イギリスのケース 六 現代の局面 第八章 社会主義をめぐる問題 一 イデオロギーとしての社会主義 二 社会主義と経済学 三 歴史的相対性と制度的諸条件 四 移行過程の問題 五 結論 第九章 シュムペーターにおける革新の原理 一 仮説とヴィジョン 二 「革新」のメタ・ヒストリー 三 革新の経済学と社会学 四 残された課題 第十章 「歴史的」理論と「歴史主義」の問題 一 分析と予見 二 シュムペーターの「歴史的」動学 三 歴史的進化の論理と構造 四 結語  引用文献 人名索引 大野 忠男 1915~1998年。経済学者。大阪大学名誉教授。東京帝国大学法学部卒。大阪大学経済学博士。 著書に、『ス・フ織物規格と解説』『シュムペーター体系研究 資本主義の発展と崩壊』(日経・経済図書文化賞受賞)『経済学史』『自由・公正・市場 経済思想史論考』など、 訳書に、J.M.ケインズ『人物評伝』(共訳)『ケインズ全集 第10巻 人物評伝』ヴァルター・オイケン『経済政策原理』シュムペーター『資本主義と社会主義』サミュエル・ホランダー『アダム・スミスの経済学』(共訳)シュムペーター『今日における社会主義の可能性』シュムペーター『理論経済学の本質と主要内容』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 宋元郷村制の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 宋と元の時代(10世紀ー14世紀頃)の村落共同体の生活実態を明らかにする。「戸」「家業」「税」「職制」などを、丹念に解明する。当時の中国の村はどのように運営され、どのような生活を送っていたのか? 【目次】  まえがき 序にかえて 第一篇 宋元王朝の郷村支配體制 I 宋代郷村の戸等制 はじめに 一 宋以前の戸等制 二 宋代戸等制の成立 三 戸等の諸機能 四 戸等と村落秩序 おわりに II 宋代の戸等基準 はじめに 一 戸等基準について 二 丁口基準について 三 家業錢基準について 四 家業錢の一形態 おわりに III 元代郷村の戸等制 はじめに 一 鼠尾簿の類〓について 二 郷村の戸等制について 三 鼠尾簿・戸等制の系譜 四 税糧額基準制について おわりに IV 宋元郷村戸等制補論 はじめに 一 元代における戸等制の弛緩 二 宋代における戸等制の弛緩傾向 おわりに 第二篇 戸に關する各論 I 宋代郷村の下等戸について はじめに 一 郷村における下等戸の數 二 下等戸の生計 三 下等戸と大土地所有 おわりに II 宗代郷村下等戸の生計――江南の養蠶農家經營―― III 宗代郷村の客戸について はじめに 一 客戸は佃戸とは限らない 二 客戸の意義 三 佃戸及び雇傭人としての客戸 四 有田無税戸としての客戸 五 客戸と國家の賦課 おわりに IV 宋代の客戸をめぐる諸問題 はじめに 一 再び有田無税戸について 二 客戸比率の地域差と職役 三 客戸は兩税を負擔したか 四 佃戸と客戸籍 V 宋代の丁税 はじめに 一 丁税概略 二 地域別考察 おわりに VI 宋代形勢戸の構成 はじめに 一 形勢戸の規定 二 形勢戸の構成 三 職役戸と下等農民 おわりに 第三篇 郷村制の展開――宋から元へ―― I 郷村制の展開 一 郷村制への視角 二 戸等制支配の成立 三 郷村制の展開 四 元の職役と社制 II 宋代の村 あとがき 索引  柳田 節子 1921~2006年。中国史学者。元学習院大学教授。東京帝国大学文学部東洋史学科卒。専門は、宋・元時代。 著書に、『宋元郷村制の研究』『宋元社会経済史研究』『宋代庶民の女たち』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ティリッヒと弁証神学の挑戦
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 パウル・ティリッヒ(1886 - 1965)は、ドイツのプロテスタント神学者であり、組織神学、宗教社会主義の思想家でもある。その影響は哲学や思想、美術史にまで及んでいる。 生涯キリスト教神学者のティリッヒを「弁証神学者」と捉えた上で、それに即してトータルに解明した書。 〈境界の人〉ティリッヒの生涯と思想を厳密に分析、立体的にその全貌を把握し、神学の新しい可能性を示唆する。 彼が取り組んだ根本的な思想とその方法論、思想史的背景、多様な思想内容の体系化他。 【目次】 目次  序論 ティリッヒ研究の課題 第一節 ティリッヒの自己理解とティリッヒ研究の方法 第二節 本書の課題・方法・構成 注 第一章 ティリッヒの思想発展と弁証神学 第一節 弁証神学としてのキリスト教神学 一 キリスト教神学と弁証神学的的動機づけ 二 近代の宗教的状況と世俗化 三 近代ドイツ神学と弁証神学的課題 第二節 ティリッヒ神学の宗教社会史的コンテクスト 第三節 弁証神学プログラム 注  第二章 体系構想とその根拠 第一節 体系構想の背景と問題点 第二節 体系論の目的と哲学的根拠 第三節 体系批判と体系の擁護 第四節 神学と体系 第五節 弁証神学における体系構想の問題 一 シュライエルマッハー 二 トレルチ 三 シュライエルマッハー、トレルチからティリッヒへ 第六節 体系構想―まとめ― 第七節 ティリッヒの体系論の独自性と意義 注 第三章 弁証神学と相関モデル 第一節 ティリッヒ諸体系の研究の視点 第二節 モデルI(形式・内美モデル)と意味の形而上学 第三節 モデルII(問い・答えモデル)と存在論的人間学 第四節 二つのモデルの批判的検討 第五節 一般化された相関モデル 注 第四章 相関の方法と神の問題 第一節 問題 第二節 現代の宗教的状況 第三節 人間存在と神の問い 第四節 存在自体としての神と人格神  第五節 「神」象徴の解釈と神論 一 ティリッヒ神学における神論の構成 二 ティリッヒ神学における三一論解釈 三 「神」象徴の解釈と神のモデル 注  結び 「相関の方法」と宗教研究の可能性 注 あとがき 人名・事項索引 文献表 芦名 定道 1956年生まれ。キリスト教学者。関西学院大学神学部教授。京都大学名誉教授。京都大学理学部卒業、京都大学文学部哲学科キリスト教学専攻卒業、同大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。 著書に、『宗教学のエッセンス 宗教・呪術・科学』『ティリッヒと現代宗教論』『ティリッヒと弁証神学の挑戦』『自然神学再考 近代世界とキリスト教』『近代日本とキリスト教思想の可能性 二つの地平が交わるところにて』など、 訳書に、トーマス・F・トランス『科学としての神学の基礎』(共訳)パウル・ティリッヒ『平和の神学』(監訳)アリスター・マクグラス『「自然」を神学する』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 中国詩文論藪(東洋学叢書35)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代中国文学を、散文と詩のはじまりから、読み解く。 【目次より】 I 散文論 一 尚書とその周辺 二 正始の文章 三 柳宗元の生活体験とその山水記 四 日本留下来的両種柳宗元集版本 五 柳宗元「河間伝」 六 杜牧と伝奇 七 北宋名人の姻戚関係 晏殊と欧陽脩をめぐる人々 II 詩論 一 楽府「行」の本義 二 「春」「秋」之詞性 三 杜甫「城春草木深」の「春」について 四 「白日」の解釈 五 詩語の構造 杜牧のばあい 六 杜牧今体詩の一つの技法 「江南春絶句」詩を中心に 七 〓鼎孳論 八 陳維〓の詞 九 陳其年集の編集出版 十 徐履忱の伝記と詩 附録 書評 前野直彬『唐代の詩人逹』 中国社会科学院文学研究所編『唐詩選』 吉川幸次郎 桑原武夫『新唐詩選続篇』・倪海曙『唐詩的翻訳』 夏承〓『唐宋詞人年譜』 『浦江清文録』 解題 王弘撰『山志』 『聖宋千家名賢表啓翰墨大全』 『聖宋千家名賢表啓翰墨大全』解題補 北京円書館蔵本について 謝枋得『文章軌範』(官板) 『増修箋註妙選群英草堂詩餘』 『欽定詞譜』 あとがき 清水 茂 1925~2008年。中国文学者。京都大学名誉教授。京都大学文学部卒業。同大学院で吉川幸次郎に師事。 著書に、『語りの文学』『中国詩文論藪』『中国目録学』など、 翻訳・注釈書に、『唐宋八家文〈中国古典選〉』『韓愈 中国詩人選集11巻(第一集)』『王安石 中国詩人選集4巻(第二集)』『水滸伝 』(吉川幸次郎共訳)伊藤仁斎『童子問』伊藤仁斎『語孟字義・古学先生文集』伊藤東涯『古今学変』『中国文明選7 顧炎武集』『中国詩文選3 書経・春秋』『韓愈 世界古典文学全集 第30巻A・B』『新日本古典文学大系65 日本詩史・五山堂詩話』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ウィルソン外交と日本 理想と現実の間1913―1921
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アメリカ合衆国大統領ウッドロウ・ウィルソン(1913-1921)に淵源する世界平和の実現のための外交方針。1918年1月には、「十四か条の平和原則」を発表された。侵略戦争を終わらせるための機関として、「国際連盟」を提唱した。 ウィルソン外交の最たる特徴は、「自由主義的・民主主義的・国際主義」を標榜し、国内外の政治体制の変革を追求することがアメリカの使命であると見なすことであり、今日では一般に「ウィルソン主義」と呼ばれている。本書は、日米英の外交史料を駆使して、20世紀アメリカ外交に理念的裏づけを与えたウッドロー・ウィルソン政権による対日政策を、アメリカの東アジア政策史の系譜に位置づけながら、4つの重要問題の再検証を通じて、その特質と実態を明らかにしたものである。ウィルソンの対日外交の分析を通じて、現代アメリカ外交の理念的原点である「ウィルソン主義」の可能性と限界を描き出す。 【目次】 目次 序論 研究動向と問題提起 「ウィルソン主義」をめぐる諸見解 第一節 先行研究の整理 第二節 本書の課題 第三節 アメリカの東アジア政策の伝統 第四節 二〇世紀初頭のアメリカの東アジア政策――ウィルソン政権期に至る歴史的背景 第一章 対華二一箇条要求への対応 第一節 対華二一箇条要求とアメリカ政府内政策方針の相違 第二節 ブライアンの対日宥和的方針 第三節 対日イメージの悪化とウィルソンの対日強硬方針 第二章 石井・ランシング協定への対応 第一節 前史 第二節 交渉の開始とその展開 第三節 石井・ランシング協定の成立 第三章 シベリア出兵への対応 第一節 日米共同出兵への道程 第二節 アメリカ政府の対日抗議と共同出兵の有名無実化 第三節 シベリア撤兵をめぐる諸問題 第四章 パリ講和会議をめぐる日米関係――ウィルソン構想の展開と挫折 第一節 アメリカによる戦後東アジア・太平洋秩序構想 第二節 ウィルソン整形と山東問題 第三節 ウィルソン政権と旧ドイツ領南洋諸島委任統治問題 第四節 ウィルソン政権と人種差別撤廃問題 結論 ウィルソンの対日政策――アメリカの東アジアの政策の中で 第一節 ウィルソン政権の対日政策に見られる振幅の実体 第二節 ウィルソン政権内部における政策潮流 第三節 対外政策における三つの基本要素との関係 第四節 ウィルソンの対日政策に見られる特質 第五節 ウィルソン外交の現代的意義とその東アジアへの適用に見られる限界 あとがき 注 参考文献 人名・事項索引 高原 秀介 1968年生まれ。政治学者。京都産業大学教授。関西学院大学文学部卒業、神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(政治学)。 著書に、『ウィルソン外交と日本 理想と現実の間 1913-1921』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 儒教と道教(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 20世紀を代表する社会学者のウェーバーによる、儒教と道教をめぐる考察。都市、王、神と社会の関係について考察した興味深い一冊。 【目次】  凡例 第一章 社会学的基礎――その一 都市、君侯、および神 一 貨幣制度 二 都市とギルド 三 近東との比較からみた君侯の行政と神の観念 四 中央君主のカリスマ的司祭的地位 第二章 社会学的基礎――その二 封建的国家と俸禄的国家 一 レーエン制の世襲カリスマ的性格 二 官僚制統一国家の復興 三 中央政府と地方官吏 四 公共の負担――徭役国家と租税国家 五 官吏階級の徴税の一括化 第三章 社会学的基礎――その三 行政と農業制度 一 封建制度と財政制度 二 軍隊制度と王安石の改革の試み 三 国庫的農民保護と、農業に対するその成果 第四章 社会学的基礎――その四 自治、法律、および資本主義 一 資本主義的依存関係の欠如 二 氏族組織 三 村落の自治 四 経済関係の氏族的拘束 五 法の家産性的構造 第五章 読書人身分 一 中国的ヒューマニズムの儀礼偏重主義的、行政技術傾向的性格。平和主義への転化 二 孔子 三 試験制度の発展 四 社会学的な教育類型のうちにおける儒教的教育の地位 五 読書人階級の身分的性格。封建的名誉と学生的名誉 六 君子理想 七 官吏の威信 八 経済政策的見解 九 読書人階級の政敵、スルタン制と宦官 第六章 儒教的生活指針 一 官僚制と教権制 二 自然法と形式的法論理との欠如 三 自然科学的思惟の欠如 四 儒教の本質  五 形而上学の無いことと儒教の内現世的性格 六 『礼節』の中央概念 七 恭順の念(孝) 八 経済心情と、専門家精神の拒否 九 君子理想 十 古典の意味 十一 正統説の史的展開 十二 初期の儒教の悲壮 十三 儒教の平和主義的傾向 第七章 正統と異端(道教) 一 中国における教義と儀礼 二 隠逸と老子 三 道と神秘主義 四 神秘主義の実際的帰結 五 正統と異端との学派対立 六 道教的長寿法 七 道教の教権制 八 中国における仏教の一般的地位 九 呪術の合理的体系化 十 道教の倫理 十一 中国の正統的および異端的倫理の伝統主義的性格 十二 中国における宗派と異端迫害 十三 太平[天国]の乱 十四 発展の結果 第八章 結論――儒教とピューリタニズム 世界宗教の経済倫理 序言 あとがき ウェーバー、M 1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は『仕事としての学問』『仕事としての政治』『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ルター神学とその社会教説の基礎構造 二世界統治説の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ルターの二世界統治説は救済論と救済史観により構築されているという独自の見解を提出し、両者の構造的連関を明らかにした労作。 【目次】 凡例 緒言 第一部 序説――二〇世紀初頭以降の当該問題の研究史 第一章 一九三三年以前 第二章 ナチズムの時代 第三章 第二次世界大戦後 第二部 二世界統治説 序章 研究課題と方法論的反省 第一章 二世界統治説の展開史的考察 一 展開史的考察のための条件 a 発想 b 考察の視点 二 二世界統治説の成立に至るまでのルター的対の展開と二つの統治・国 a 諸聖書注釈を資料にして b 諸討論を資料にして c 諸文書を資料にして d 諸説教を資料にして 第二章 二世界統治説の展開 一 農民戦争期とその前後 二 後期ルター 第三章 ルター神学における二世界統治説の位置 一 教会論との関連 二 公権力と反抗権の理解 第三部 ルターの二世界統治説の歴史的位置 第一章 中世の二権説、特に教皇絶対権への批判 第二章 熱狂主義批判 一 ミュンツァー 二 カールシュタット 後記  人名索引 参考文献 倉松 功 1928~2020年。神学者・キリスト教学者。東北学院大学名誉教授日本基督教神学専門学校卒業、ハイデルベルク大学神学部修了。文学博士(広島大学)。 著書に、『ルターと現代』『ルターにおける改革と形成』『ルター、ミュンツァー、カールシュタット その生涯と神学思想の比較』『ルター神学とその社会教説の基礎構造 二世界統治説の研究』『宗教改革、教育、キリスト教学校』『ルターとバルト』『キリスト教信仰概説 「日本キリスト教団信仰告白」解説』『ルター神学の再検討』『私学としてのキリスト教大学 教育の祝福と改革』『自由に生きる愛を生きる 若い人たちに贈る小説教集』など、 訳書に、『たとい我死の蔭の谷を歩むとも ボンヘッファーの手紙』キェルケゴール『神への思い 祈りと断章』バックハウス『現代の神学 シュライエルマッヘルから世界教会運動まで』『ボンヘッファー選集 第5 抵抗と信従』(共訳)R.M.グラント『聖書解釈の歴史』(共訳) B.A.ゲリッシュ『恩寵と理性 ルター神学の研究』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • マイスター・エックハルト 生涯と著作
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書描くのは、最新の研究成果をもとに書き下ろされた新しいマイスター・エックハルト像である。 20世紀末から21世紀の初頭にかけて、エックハルト研究は劇的に変化した。それは全集がほぼ完結したことを受けて、文献学的に信頼できるテクストの精読と、社会史的な視点からのドイツ神秘思想の定位が可能になったからである。 神秘家の思想形成に大きな役割を担ったエルフト時代についての本書での考察は、修道院長であり、思索家であった初期活動をあますところなく明らかにし、また最も活動的であったシュトラスブルク時代の教会史的考察は、彼を晩年襲った異端疑惑の真相を明らかにした。 さらに、パリ大学でのアリストテレスをめぐる議論や、ケルン高等神学院でのアルベルトゥス主義が神秘思想と綾なすスリリングなコラボレーションは、中世思想の醍醐味を感じさせる。 【目次より】 目次 第一章 序論 研究のための予備考察 一 エックハルト研究の四つのパラダイム 二 ドイツ神秘思想と言語 三 神秘的言語 第二章 故郷タムバッハとエルフルト――就学地ケルンとパリ 一 エックハルトの故郷 二 大学と托鉢 三 ハインリヒ・ゾイゼの幻想神学校 四 マイスター・エックハルトの修行時代 第三章 エルフルトにおける修道院長時代 一 都市エルフルトとマインツ大司教座 二 テューリンゲンのドミニコ会 三 『教導講話』成立の背 四 修道院長エックハルト 五 教育者エックハルト 六 聖餐論争 七 『教導講話』 八 エルフルトのベギン 九 行いと存在 一〇 離脱とハビトゥス 第四章 パリ大学教授時代 一 第一回パリ教授時代 二 『第一討論』 三 サクソニア管区長時代 四 第二回パリ教授時代 第五章 シュトラースブルク 神秘思想家の誕生 一 シュトラースブルクのドミニコ会 二 シュトラースブルクのベギン 三 開かれた説教 第六章 ケルン高等神学院院長時代 一 告発前夜 二 ケルンでの審理 第七章 アヴィニョン――異端者 一 異端者宣告勅書『主の耕地にて』 第八章 エックハルト以後 一 ケルンのエックハルト信奉者 二 エルフルトのエックハルト信奉者 註 年譜(エックハルトの生涯/関連事項) あとがき 資料出典 文献目録 索引(人名/用語) 香田 芳樹 1959年生まれ。ドイツ文学者、慶應義塾大学教授。信州大学人文学部ドイツ文学科卒業、金沢大学文学研究科修士課程ドイツ文学専攻修了、広島大学文学研究科博士課程ドイツ語学文学専攻修了。文学博士(広島大学)、Ph.D.(スイス・フライブルク大学)。 著書に、『魂深き人びと』『マイスター・エックハルト 生涯と著作』 訳書に、マクデブルクのメヒティルト著『神性の流れる光(ドイツ神秘主義叢書1)』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 社会学論集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 社会学の泰斗による、「社会学」の諸主題(意味関連、競争、共同社会、社会構造など)についての、考察をまとめた論考集です。社会学の初学者から専門家まで役に立つ論文集です。 【目次】 まえがき 一 社会学の対象と方法 二 意味連関と現実態 三 社会心理学的相互作用の過程 四 他我の了解 五 親和関係考 六 競争考 七 共同社会考 八 利益社会考 九 社会発展の論理 一〇 社会構造と人間形成 一一 未開社会考 一二 村落 一三 日本家族の推移 一四 女性の特質とその社会的基礎 一五 民族 一六 社会と個人 あとがき  索引 臼井 二尚 1900~1991年。社会学者。京都大学名誉教授。京都帝国大学文学部社会学科卒。文学博士。 著書に、『国家国民の象徴としての天皇』『社会学論集』『臼井二尚論攷抄』『社会と民族』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 熱帯デルタの農業発展(東南アジア研究叢書) メナム・デルタの研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 タイのチャオプラヤ・デルタを対象に、農業生産の基盤としての自然、稲作の実態、そしてデルタの開拓の歴史を明らかにした地域研究。気候・地形・水文・稲作技術など多岐に亙る視点からデルタ農業の歴史的発展を辿り、その全体像を解明する。 【目次】 まえがき 1 チャオプラヤ水系概観 1.1 アジアの中でのチャオプラヤ水系 1 地形学的位置づけ 2 気候学的位置づけ 1.2 チャオプラヤ・デルタ  1 デルタとはどんな所か 2 チャオプラヤ流域の構成 2 チャオプラヤ・デルタの農業景観 2.1 稲作区の設定 2.2 各稲作区の農業景観  1 Rangsit 地区 2 Noi・Lopburi 氾濫原 3 Sena 凹地帯 4 West Bank 5 Bang Pakong 氾濫部 6 沿岸湿地 7 瀕海部 8 古デルタ 9 Dan Chang 扇状地 10 Mae Khlong 扇状地 11 Lopburi グルムソル地区 12 Prachinburi ラテライト地区 小結 3 摸式的にみたチャオプラヤ・デルタ 3.1 地形発達史学的にみたデルタ  1 地形 2 地層 3 地形発達史学的にみたデルタ・モデル 3.2 土壌からみたデルタ  1 地形面と土壌 2 新デルタ細分 3 土壌からみたデルタ・モデル 3.3 水文学的にみたデルタ  1 モンスーン 2 洪水 3 水文からみたデルタ・モデル 4 水理工学的にみた洪水 3.4 植生からみたデルタ  1 環境の指示者 2 植生区 3.5 灌漑・排水工事によるデルタの変貌  1 灌漑・排水事業 2 改造された水利 3.6 稲作からみたデルタ  1 伝統的栽培法 2 最近の稲作 小結 4 開拓史 はじめに:三つの核心域 4.1 アユタヤ期  1 アユタヤ王朝とデルタ 4.2 バンコク遷都後19世紀最末期まで  1 バンコクの発展 2 運河掘削 3 土地利用 4 19世紀後半の稲作 4.3 20世紀前半  1 20世紀初期の状態 2 van der Heide の業績 3 1910年より第二次大戦まで 4.4 戦後  1 古デルタにみる大チャオプラヤ・プロジェクト 2 West Bank の変容 3 戦後デルタの発展の方向 小結 稲作文化史的にみたチャオプラヤ・デルタ――むすびにかえて―― 付論 地域区分と各地区の記載 引用文献 あとがき 事項索引 地名索引 高谷 好一 1934~2016年。地理学者。京都大学名誉教授、滋賀県立大学名誉教授。京都大学理学部卒業。専門は、東南アジア地域研究。 著書に、『多文明共存時代の農業』『湖国小宇宙 日本は滋賀から始まった』『〈地域間研究〉の試み 上下巻 世界の中で地域をとらえる』『地域研究から自分学へ』『多文明世界の構図』『世界単位論』『新編・「世界単位」から世界を見る (地域研究叢書)』『地域学の構築―大学改革の基礎』『新世界秩序を求めて―21世紀への生態史観』『東南アジアの自然と土地利用』『熱帯デルタの農業発展』『マングローブに生きる』『コメをどう捉えるの』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第三巻は、アダム・スミス以来リカードに至る経済学を精査する 【目次】  序 第一章 アダム・スミスと其の『国富論』 1 科学としての経済学の成立 2 所謂古典学派 3 アダム・スミスと其の英国先輩諸学者 4 アダム・スミスと仏国学者 5 スミスの講演草稿及び講義筆記 6 倫理哲学体系の一部としてのスミス経済学 7 スミスの科学的研究方法 8 スミスの価値学説 9 スミスの賃銀論 10 スミスの利潤論 11 スミスの地代論 12スイスの重商主義排撃 13 『国富論』の影響 第二章 第十八世紀末に於ける英国農業保護論者及び土地制度改革論者 1 農業保護論と地代学説 2 アンダーソンの『国民的勤勉に就いての考察』 3 アンダーソンの『穀法の本質に就いての研究』 4 産業革命の小農民に及ぼせる影響 5 トーマス・スペンスの地租単税論 6 ウィリアム・オーグルヴィの累進的土地均分法 7 トーマス・ペインの『農地上の正義』 第三章 トーマス・ロバート・マルサスの『人口論』及び地代説 1 ウィリアム・ゴッドウィン及びコンドルセ―侯の政治的理想主義 2 『人口論』初版 3 『人口論』第二版 4 「近代的産児制限運動の始祖」フランシス・プレース 5 穀法問題に関するマルサスの小冊子並びに其の地代説 6 サー・エドワード・ウェストによって表明せられたる収益逓減法則及び地代理論 第四章 デーヴィッド・リカードオと古典的経済理論の完成 1 ジェレミー・ベンサムの功利主義並びに其の経済論 2 リカードオの通貨論 3 リカードオと穀価問題 4 リカードオの『経済及び課税原理』 5 リカードオの価値学説 6 リカードオの地代論 7 リカードオの賃銀論 8 リカードオの利潤論其の他 9 『原理』以後の両小冊子 第五章 リカードオの直接継承者 1 ジェームズ・ミルと其の諸著作 2 ジェームズ・ミルの『経済学根本義』 3 ジョン・ラムジィ・マカラックの『経済学の発生、進歩、特殊目的及び重要性』 4 マカラックの『経済原論』 5 トーマス・ヅ・クィンシィのリカードオ弁明 第六章 リカードオ直後に於ける其の経済理論に対する英国経済学者の修正意見 1 リカードオ学徒の価値学説に対するマルサスの批評 2 アトキンソン、トーレンズ、ベーリィ及びウェスト 3 利子に関する「労働説」に対する「間接生産力説」 4 資本家所得の弁明――ナッソー・ウィリアム・シィニィオアと其の制欲説 5 地主の対社会的関係弁護――リカードオの地代学説に対するマルサスの批評 6 リチャード・ジョーンズの地代論 7 リカードオ賃銀学説の修正 解題 福岡正夫 高橋 誠一郎 1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。 著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 心の形而上学 ジェイムズ哲学とその可能性
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 心とは何か? 機能主義、経験主義、超越性、プラグマティズム、大脳生理学など、「心」をさまざまな角度から、検証する画期的な書。真理、経験、霊魂、超越的経験、実在、意識、宗教、神秘、偶然などなど。われわれの「心」の不思議に迫る。 【目次】 序 第一部 「思考の流れ」の成立から「純粋経験」へ 第一章 意識と物質の存在論 第二章 心粒子と「思考の流れ」 第三章 純粋経験の特徴と問えない領域 第二部 「経験」と心の形而上学的諸問題 第一章 自我の内なる視線と意識流 第二章 機能主義と意識、自我 プラグマティズムの視線 第三章 機能から経験の実在論へ 第四章 内的特性の位置 第五章 「新しさ」の形而上学 第六章 「この私」はなぜ存在するに到ったか 第七章 「私」枠と存在の「神秘」 経験への回帰によるその「解決」 第八章 「この私」の唯一性とその消去 第三部 超越的経験と心の形而上学的諸問題 第一章 超越的経験とその理解 第二章 心の存在と真理概念 第三章 心と霊魂 意識の辺縁から心霊研究へ 第四章 純粋経験と空の経験 第五章 虚無の根拠の無効化 純粋経験への途上にある具体的条件 第六章 純粋経験と空の理解 冲永 宜司 1969年生まれ。哲学者。帝京大学教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は、哲学、宗教哲学。 著書に、『無と宗教経験』『始原と根拠の形而上学』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 老子の新研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 紀元前6世紀に登場した思想家老子の思想を、荘子、荀子、韓非子などと比較して検討する。『道徳教』を詳細に読み、「道」に肉迫する。 【目次】 自序 序説 第一篇 老子についての私見の出發點 第一章 史記老子傳及び老子道徳經を讀んで與へられる印象について 第二章 原始道家思想と老子道徳經 第三章 老子とは何者か 第二篇 老子の成立 第一章 老子の成立と先秦・漢初の古書 一 序説 二 莊子の書と老子 三 荀子の書と老子 四 呂氏春秋と老子 五 韓非子の書と老子 六 管氏の書と老子 七 戰國策と老子 八 概括 第二章 道徳經の構成から見た老子及び老子の書 第三篇 道徳經の原形 序説 第一章 道徳經のテキストの變遷について 第二章 道徳經の構成要素の分析について 第三章 道徳經の正文とその國譯 第四篇 道徳經の思想 序説 第一章 道徳經そのものの説いてゐる思想のあるがままの姿について 第一節 道徳經に於ける説述のしかたとそれの説かうとするものとについて 第二節 「道」とは何か 第三節 「道」は如何にして確認されるか 第四節 「道」は如何にして萬物を發生するか 第五節 人間は如何にして「道」を體得して聖人となり得るか 第六節 道徳經の價値論 第二章 道徳經の思想の示唆的な意味について 附録 黄老から老莊及び道教へ――兩漢時代に於ける老子の學―― 索引 木村 英一 1906~1981年。中国哲学研究者。大阪大学名誉教授。京都帝国大学文学部支那哲学史卒。文学博士。 著書に、『法家思想の研究』『中国民衆の思想と文化』『中国的実在観の研究』『老子の新研究』『孔子と論語』『中国哲学の探究』など、 訳書に、『世界の大思想 第2期 第1 老子』(共訳)『中国古典文学大系 3 論語』(共訳)『論語 全訳注』『老子』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ローマノス・メロードスの賛歌
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は東ローマ皇帝ユスティニアヌス大帝(在位527~565)頃に活躍した、ビザンティンの宗教詩人・メロディスト、ローマノスがギリシア語で著わした賛歌(Ρωμανο^υ το^υ Μελωδο^υ υμνι)の翻訳である。東方ビザンティン教会の朝課で歌われた、韻律的説教詩から50篇を訳出。本邦初訳。 【目次】 第一部 旧約のエピソードの賛歌 一 アダムとエバの賛歌 ニ ノアの賛歌 三 アプラハムの犠牲の贅歌 四 イササクに祝福されたヤコプの賛歌 五 ヨセフの賛歌(一) 兄たちに売られたヨセフ 六 ヨセフの誘惑の賛歌(ヨセフの賛歌〔ニ)) 七 預言者エリヤの賛歌 八 炉の中の三人の少年たちの賛歌 八付 〔預言者ヨナと〕ニネベの〔回心の〕賛歌 第二部 新約のエピソードの賛歌 第一章 キリストの幼年時代 九 お告げの賛歌 一〇~一三  〔キリスト〕誕生の賛歌(一)~(四) 誕生の詩句 一四 〔主の〕奉献の賛歌 一五 聖幼児〔虐殺〕とエジプトヘの逃亡の賛歌 第二章 キリストの聖役 一六 公現の賛歌(一) イエスの洗礼 一七 公現の賛歌(一) アダムと洗礼者ヨハネ 一八 カナの婚礼の賛歌 一九 サマリアの女の賛歌 二〇 らい病患者の治癒の賛歌 二一 罪深い女の賛歌 二二 悪魔に取りつかれた〔ゲラサの〕男の賛歌 二三 出血症の女の〔回復の〕賛歌 二四 パンの増加の賛歌 二五 生まれつきの盲人の賛歌 二六~二七 ラザロの復活の賛歌(一)~(ニ) 二七付 賛歌「〔キリストは〕皆にお与えになる」の詩節 二八~二九 放蕩息子の賛歌(一)~(二) 三〇 金持ちとラザロの賛歌 三一 十人のおとめの〔たとえの〕賛歌 第三章 枝の主日から復活まで 三二 枝の主日の賛歌 三三 ユダの〔裏切りの〕賛歌 三四 聖ペトロの否認の賛歌 三五 十字架のもとの〔母〕マリアの賛歌 三六 御受難の賛歌 三七 陰府の諸勢力の賛歌 三八 十字架の勝利の賛歌 三九 十字架礼拝の賛歌 四〇 イエスの復活の賛歌(一)香油を持参した婦人 四一~四五 イエスの復活の賛歌(ニ)~(六) 第四章 復活〔後〕から最後の審判まで 四六 トマスの疑い深さの賛歌 四七 使徒たちの伝道の賛歌 四八 昇天の賛歌 第三部 教会生活を取り扱った賛歌 四九 聖霊降臨の賛歌 五〇 最後の審判の賛歌 解説 ローマノス・メロードス 東ローマ皇帝ユスティニアヌス大帝(在位五二七―五六五)頃に活躍した、ビザンティンのメロディスト。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イギリス農民一揆の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 イギリスの中世後期から近代初頭に農民が、封建的圧制、農奴制の廃止を求めた一連の反乱。1381年の大反乱はワット・タイラーに率いられた。1450年のジャック・ケイドの乱、1549年のロバート・ケットによる一揆が代表的なものである。沖積から近代へと移行に農民一揆が果たした役割を解明する。 【目次】 序 第一章 一三八一年以前の農民闘争 第一節 はじめに 第二節 法的身分闘争 第三節 領主にたいする日常闘争 第四節 暴力的非合法闘争 第二章 一三八一年の大反乱 第一節 大反乱の研究史展望 第二節 大反乱の政治・経済的背景 第三節 ワット・タイラー本隊の蜂起と反乱の経過 第四節 諸州の一揆 第五節 反徒の要求 第六節 反徒の構成 第七節 反乱軍の攻撃対象 第八節 大反乱の終焉 第三章 ジャック・ケイドの反乱  第一節 はじめに 第二節 反乱の背景 第三節 反乱への導入 第四節 蜂起の範囲と反徒の構成 第五節 要求と攻撃対象 第六節 反乱の終焉 第七節 むすび 第四章 イギリス絶対主義と修道院解散――絶対王政期における農民一揆の背景―― 第一節 はじめに 第二節 修道院解散と国家官僚制 第三節 王室財政機構の改革 第四節 修道院解散の歴史的意義 第五節 むすび 第五章 恩寵の巡礼 第一節 はじめに  第二節 リンカーンシャ一揆の発端と展開 第三節 リンカーンシャ一揆の反徒の構成と国王軍の構成 第四節 リンカーンシャ反徒の要求 第五節 リンカーンシャ反徒の攻撃対象 第六節 リンカーンシャ反徒の分裂と敗北 第七節 北部反乱の発端と展開 第八節 北部反乱の反徒の構成 第九節 北部反徒の要求 第一〇節 北部反乱軍の攻撃対象 第一一節 北部農民の再蜂起 第一二節 むすび 第六章 西部の反乱 第一節 はじめに 第二節 反乱の政治・経済的背景 第三節 反乱への導火線 第四節 反乱の発端 第五節 反乱軍および国王軍の構成 第六節 反徒の要求 第七節 反徒の攻撃対象 第八節 むすび 第七章 ケットの反乱 第一節 はじめに 第二節 反乱の発端とその蜂起範囲 第三節 指導者層の性格 第四節 反徒の攻撃対象 第五節 反徒の要求 第六節 反乱の社会経済的背景 第七節 むすび 第八章 一七世紀の農民一揆 第一節 中部の反乱 第二節 西部諸州の反乱 第九章 市民革命期の農民闘争 第一節 干拓反対闘争 第二節 エンクロジュア反対闘争 第三節 クラブメンの運動 第四節 ディガーズの運動 第五節 市民革命期の農民闘争の一般的特徴 第一〇章 結語 イギリス農民一揆年表 索引 富岡 次郎 1927年生まれ。歴史学者。京都大学名誉教授。京都大学西洋史学科卒、同大学院博士課程修了。文学博士。、専門は、西洋史、中世英国史。 著書、『イギリス農民一揆の研究』『看護婦現代史』『日本医療労働運動史』『ゼネストの研究』 『イギリス社会主義運動と知識人』『現代イギリスの移民労働者 イギリス資本主義と人種差別』『イギリスにおける移民労働者の住宅問題』『イギリスにおける人種と教育』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 現代アメリカ外交序説 ウッドロー・ウィルソンと国際秩序
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 現代アメリカの外交において重要なウッドロー・ウィルソンの構想の誕生から、その軍事政策、集団安全保障への道のりを辿る力作。 【目次】 序説 現代アメリカ外交における正統と異端 第一部 ウッドロー・ウィルソンの初期外交思想 序章 米西戦争のはざまで 第一章 基調=リベラル・デモクラシーの政治思想 第二章 「自由貿易主義的:経済思想 第三章 拡張主義的経済外交政策観 第四章 「福祉主義」の内政思想 第五章 帝国主義と三人の思想 終章 ウィルソンとホブソン 第二部 ウッドロー・ウィルソンの軍事政策 第一章 「パクス・ブリタニカ」の世界 第二章 ふたつの政治観 第三章 中立と脅威 第四章 脅威の増大 第五章 陸軍と海軍 一九一六年軍備増強法案の場合 第六章 世論と軍備 第七章 「世界最強の海軍」と新しい脅威 第八章 自由主義世界秩序 第九章 ふたつの条件 第十章 「国際海軍」と国際連盟 第十一章 海軍当局と海軍計画 第十二章 世論の拘束 第十三章 ぱり休戦会議と「海洋の自由」 第十四章 「パリ海軍会議」 第十五章 パリ会議のあと むすびにかえて 補章 軍備増強モデル 第三部 ウッドロー・ウィルソンと集団安全保障体制構想 はじめに 第一章アメリカ外交の文脈のなかで 第二章 集団安全保障体制構想を生み出したもの 終章 「パクス・アメリカーナ」への道 註 参考文献 あとがき 進藤 榮一 1939年生まれ。政治学者。筑波大学名誉教授。京都大学法学部卒業。法学博士。米国ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院(SAIS)博士課程。専門は、アメリカ外交、国際政治経済学、アジア地域統合。 著書に、『現代アメリカ外交序説―ウッドロー・ウィルソンと国際秩序』(吉田茂賞受賞)『現代紛争の構造』『非極の世界像』『現代の軍拡構造』『地殻変動の世界像―新たな国際秩序を読み解く』『ポスト・ペレストロイカの世界像』『アメリカ―黄昏の帝国』『敗戦の逆説』『戦後の原像』『現代国際関係学―歴史・思想・理論』『分割された領土―もうひとつの戦後史』『脱グローバリズムの世界像』『東アジア共同体をどうつくるか』(『国際公共政策』『アジア力の世紀――どう生き抜くのか』『アメリカ帝国の終焉』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 新刑事訴訟法綱要(七訂版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法学を志すもの必携の「刑事訴訟法」の概説書にして、詳細な理論書でもある。団藤法学の到達点でもある本書は、【七訂版】です。 【目次】 はしがき 凡例・略語表・文献 第一編 緒論 第一章 刑事手続の形態とその歴史的発展 第一節 西洋における歴史的発展 第二節 わが国における歴史的発展 第二章 刑事訴訟法の本質 第一節 刑事訴訟法 第二節 刑事訴訟法の性格 第三節 刑事訴訟法の目的 第二編 訴訟の組織 第一章 総説 第二章 裁判所 第一節 司法権 第二節 裁判所の意義・種類 第三節 裁判所の構成 第四節 裁判所の管轄 第三章 当事者 第一節 総説 第二節 検察官 附 捜査機関 第三節 被告人およびその補助者 第三編 訴訟手続総論 第一章 基礎観念 第二章 訴訟条件 第三章 手続形式――主として訴訟行為理論 第一節 訴訟の進行 第二節 訴訟行為の意義および種類 第三節 訴訟行為の一般的要素 第四節 訴訟行為に対する価値判断 第四章 実体形成――主として証拠法理論 第一節 総説――実体形成の様相、その規制、訴因、審判の範囲 第二節 証拠法総説 第三節 証明に関する手続――証拠裁判主義 第四節 心証の形成――自由心証主義 第五章 訴訟の終結――確定力の理論 第一節 裁判、とくに終局的裁判 第二節 確定力 第四編 訴訟手続各論 第一章 捜査 第一節 総説 第二節 捜査の方法 第三節 捜査の進行・終結 第二章 公訴の提起 第一節 基本原則 第二節 公訴提起の条件・方式・効果 附 公訴時効 第三節 裁判上の準起訴手続 第三章 起訴後の強制処分 第一節 総説 第二節 召喚・勾引・勾留 第三節 押収・捜索 第四節 検証 第五節 証人尋問 第六節 鑑定・通訳・翻訳 第四章 第一審公判 第一節 基本原則 第二節 公判手続 第三節 公判の裁判 第五章 上訴 第一節 総説 第二節 控訴 第三節 上告 第四節 抗告 第六章 裁判の執行 第七章 非常救済手続 第一節 再審 第二節 非常上告 第八章 特別手続その他 第一節 略式手続 第二節 交通事件即決裁判手続 第三節 少年法による刑事手続 第四節 第三者所有物の没収手続 第五節 刑の執行猶予取消の手続および刑法第五二条により刑を定める手続 第六節 訴訟費用負担の手続 第九章 刑事補償法 〔附録〕 刑事訴訟法の時間的適用範囲 判例索引 条文索引 事項索引 団藤 重光 1913~2012年。法学者(刑法・刑事訴訟法)、裁判官。東京大学名誉教授。東京帝国大学法学部卒業。学位は法学博。文化功労者。文化勲章。 著書に、『刑事訴訟法綱要』『刑法の近代的展開』『新刑事訴訟法綱要』『訴訟状態と訴訟行為』『刑法と刑事訴訟法との交錯』『条解刑事訴訟法(上)』『刑法綱要総論』『刑法綱要各論』『刑法紀行』『実践の法理と法理の実践』『この一筋につながる』『わが心の旅路』『死刑廃止論』『法学の基礎』『反骨のコツ』(共著)(対談)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 訳注『名公書判清明集』戸婚門 南宋代の民事的紛争と判決
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  • 中世イングランドにおける諸社会の構造と展開
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 イギリス封建社会の実態はいかなるものであったのか? 教会、貴族、修道院、農業、国家、州、法と裁判など、具体的に検証する。 【目次より】 凡例 まえがき 第I部 経済と社会 第一章 イギリス封建制社会の特質に関する若干の問題 第二章 一一世紀イギリス領主制の構造分析 イースト・アングリアの一教会所領の土地台帳を中心として 第三章 イギリスにおける自由農民層《分解》の歴史的性格について その予備的考察 第四章 一二・一三世紀イギリスにおける修道院のインムニテートの構造 修道院の所領経営と国家権力の関係についての序論 第五章 中世修道院所領の経営者サムソン 第六章 イギリスにおける封建地代の生成について 主として田中正義教授の諸研究をめぐって 第II部 封建制社会の構造 第七章 イギリス封建社会における「貴族」の存在構造 第八章 イギリス封建制の発達過程における政治的権力構造 第一部《属領的支配体制》段階の基本的特徴 第九章 貴族による「政治的改革」運動の構造 「封建制確立」の歴史的把握のための一試論 第一〇章 一二・一三世紀の西ヨーロッパ諸国 イギリス 第一一章 集権的統治の構造 一二世紀前半のイングランド 第一二章 後期サクソン=イングランド研究の課題 第一三章 前期プランタジネット朝の歴史的地位 「イングランド国民国家」形成史論覚え書 第III部 教会と国家 第一四章 イングランドにおける財務府の成立について 第一五章 カンタベリー大司教トマス・ベケットの闘い 一二世紀の国制と教会の一側面 第一六章 イングランド中世における法と裁判 グランヴィルの『法と慣習』分析 第一七章 中世イングランドにおける州共同体 裁判集会民および審判員の学説史的検討 第一八章 中世中期イングランドの「教会」と王権 転換期としての一二世紀 第一九章 一三世紀イングランドにおける教会と国家 裁判管轄権をめぐって ヨーロッパ構造史研究会会員一覧 佐藤伊久男先生 著作一覧 佐藤伊久男先生 略年譜 註 引用文献一覧 略語表 佐藤 伊久男 1930~2010年。西洋史学者。東北大学名誉教授。東北大学卒業、同大学院西洋史博士課程中退。 著書に、『中世イングランドにおける諸社会の構造と展開』『歴史における宗教と国家 ローマ世界からヨーロッパ世界へ』(共編)『ヨーロッパにおける統合的諸権力の構造と展開』、 訳書に、ポスタン『イギリス封建社会の展開 』ポスタン『中世の経済と社会』(共訳)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高橋誠一郎経済学史著作集4:古版西洋経済書解題
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 【目次】 刊行の辞 凡例 序 一 1581年版ダブルユー・エス・ヂェントルマン著『種々なる人々の有する目下の不平の簡略なる検討』 二 英国地金主義的諸文献、特に1601年版ヂェラール・ヅ・マリーン著『イギリス国家の癰』 三 1615年版ロバート・キール著『トレーヅ・インクリース』 四 1615年版サー・ダッドリィ・ディッグズ著『貿易の擁護』 五 1641年版ルイス・ロバーツ著『外国貿易論』 六 1641年版サー・トマス・コールペッパァ著『高利排斥論』 七 1648年版ジョン・クック著『唯一緊要事、一名、貧民の訴訟』 八 1669年版ウィリアム・カーター著『自国貨物の改良、特に又羊毛の加工に由るイギリスの利益主張』 九 1674年版リチャード・ヘインヅ著『防貧論』 十 1682年版神学博士ギルバート・バーネット著『英国王座裁判所長サー・マシュー・ヘールの生涯』 十一 1684年版ヴィルヘルム・フォン・ホルニック著『唯だ意図すれば、オーストリアは万国に優越するを得可きである』 十二 1695年版チャールズ・ダヴェナント著『戦費調達の手段方法に関する一試論』 十三 1701年版ウィリアム・パターサン著『商務院設立の提案及び理由』 十四 1707年版「貿易の繁昌を祈る者」著『貨幣及び為替概論』 十五 1713年版サー・スィオドーア・ジャンセン著『特に大ブリテン及びフランス間の通商に適用せられたる貿易の一般準則』 十六 1734版ジェーカッブ・ヴァンダーリント著『銀子は何事にも応ずる』 十七 1744年版サー・マシュー・デッカー著『外国貿易衰頽の原因に関する試論』 十八 1750年版アンドルー・フック著『国債論』 十九 1753年版ロバート・ウォレス著『古代及び現代に於ける人類の数に関する論述』 二十 1757年版マラッカイ・ポストルスウェイト著『大ブリテンの真体制』 二十一 1775年版ジャック・ネッケル著『穀物立法及び穀物商業論』 二十二 第十八世紀に於ける効用価値学説文献、特に1776年版エチィエンヌ・ボンノー・ヅ・コンディヤック著『相互的関係に於いて考察せられた商業と政治』 二十三 1785年版サー・ジョン・シンクレア著『英帝国公収入史』 二十四 フランス共和国第三年版マリー・ジャン・アントアンヌ・コンドルセー遺著『人類精神進歩の歴史画下図』 など附録をふくめ 全37点 高橋 誠一郎 1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。 著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高橋誠一郎経済学史著作集1:経済学前史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第一巻は、古代ローマから近性までの経済学が確立するまでの歴史を一気読みする。著者の博覧強記におどろかれることまいがいなし!詳細な目次も是非ご覧ください。 【目次】 刊行の辞 凡例 緒言 第一篇 古代 第一章 財富観 第二章 貨幣及び価格論 第三章 利子徴収に関する意見 第四章 職業論 第五章 奴隷制度論 第六章 社会思想 第二篇 中世 第一章 社会思想及び所有権観念 第二章 正価論 第三章 利子禁止意見 第四章 奴隷論 第五章 貨幣学説 第三編 近世 第一章 貿易論 第二章 貨幣及び価格学説 第三章 利子論 第四章 人口学説 第五章 財産論 著者略歴及び著作目録 解題 高山隆三 索引 高橋 誠一郎 1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。 著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 黄老道の成立と展開(東洋学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 前漢の前期に主導的な政治思想であった黄老道は長く実態が不明だったが、新たな出土資料を駆使して初めてその軌跡を詳細に分析する。 【目次より】 目次 序説 第一部 黄老道の形成 第一章 巻前古佚書と黄帝書 第二章 『国語』越語下篇の思想 第三章 范蠡型思想と『老子』 第四章 『経法』の思想的特色 第五章 『十六経』の思想的特色 第六章 『称』の思想的特色 第七章 『道原』の思想的特色 第八章 『管子』勢篇の性格 第九章 『国語』の資料的性格 第十章 范蠡型思想の淵源(一) 『尚書』との開係 第十一章 范蠡型思想の淵源(二) 『国語』との比較 第十二章 瞽史の官と古代天道思想 第十三章 古代天道思想と范蠡型思想 第十四章 『老子』の成立状況 第十五章 范蠡型思想と稷下の学 第十六章 黄帝への仮託 第十七章 黄老道学派の成立 第二部 黄老道の隆盛 序 第一章 『経法』の道法思想 第二章 『管子』心術上篇の道法思想 第三章 『韓非子』の道法思想 第四章 申不害の法思想 第五章 慎到の法思想 第六章 道法思想の展開 第七章 法術思想の形成(一) 商鞅の法術思想 第八章 法術思想の形成(二) 韓非の法術思想 第九章 秦帝国と法術思想 第十章 秦帝国の皇帝概念 第十一章 皇帝と法術 第十二章 黄老道の政治思想 法術思想との対比 第十三章 漢帝国の皇帝概念(一) 高祖の皇帝観 第十四章 漢帝国の皇帝概念(二) 恵帝・文帝・景帝の皇帝観 第十五章 「秦漢帝国論」批判 第十六章 漢の皇帝権力と諸侯王 第十七章 漢の帝国運営と黄老道 第十八章 漢の重臣と黄老道(一) 曹参の場合 第十九章 漢の重臣と黄老道(二) 陳平の場合 第三部 黄老道の衰退 序 第一章 『伊尹九主』の道法思想 第二章 『六韜』の兵学思想 天人相関と天人分離 第三章 鄒衍の思想 第四章 『五行篇』について 第五章 『五行篇』の内容 第六章 『五行篇』の思想的特色 第七章 『五行篇』と子思・孟子学派 第八章 『五行篇』の文献的性格 第九章 『五行篇』の思想史的位置 儒家による天への接近 第十章 董仲舒・天人対策の再検討 儒学の国教化をめぐって 第十一章 武帝の統治と黄老道の衰退 あとがき 浅野 裕一 1946年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻は中国哲学。文学博士。東北大学大学院環境科学研究科教授などを経て、現在、東北大学名誉教授。おもな著書に、『孔子神話』『古代中国の言語哲学』『「孫子」を読む』『古代中国の宇宙論』『老子と上天』『孫子』『墨子』『諸子百家』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • イスラーム財産法の成立と変容
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書の主たる目的は、スンナ派イスラーム実定法(fiqh)、とくに財産法の中で、従来の研究によって満足な説明を与えられてこなかったり、研究者の間で議論の的になっている規定を、ヒジュラ暦二世紀・西暦八世紀から三・九世紀初めの学派成立期あるいはそれ以前に溯って説明することである。 【目次】 序論 第一章 シャリーアとフィクフの概念と学派の成立 第二章 所有権の構造 第一節 アインとマンファア 第二節 果実の概念 第三節 使用価値の法的性質 第四節 補足 第一部 契約の効力 第一章 総論 第一節 効力から見た契約の分類 第二節 契約の取消と解除 第二章 不成立の契約 第一節 定義と法律効果 第二節 マーリク派における無効の概念 第三節 当事者の能力 第四節 目的物の適格性 第五節 引渡が完了していない物の転売 第三章 無効な契約 第一節 総説 第二節 リバー 第三項 メディナ学説 食料の交換 第三節 射倖性 第四節 無効な約款マーリク派を中心として 第五節 強迫 第六節 シャーフィイーにおける無効の概念 第七節 公益に反する契約 第四章 効力未定の契約 第五章 有効だが拘束力のない契約 第一節 詐欺 総説 第二節 売買契約における詐欺による取消と瑕疵選択権 第三節 売買以外の契約における詐欺 第四節 詐欺を含む特別な売買 第二部 民事責任 第一章 総論 第一節 ダマーンの意義 第二節 ダマーンの負担の基準の概要 第二章 加害行為 第一節 直接損害と間接損害の理論 総説 第二節 ハナフィー派の理論 第三節 マーリク派の理論 第三章 責任占有 第一節 総説 第二節 侵奪 第三節 特定物売買における危険負担 第四章 預託占有 第一節 総説 第二節 踰越と懈怠 第三節 各法律行為における責任 第五章 害の法理 第三部 法制度各論 第一章 有償解放契約 第一節 有償解放契約とパラモネー契約 第二節 マーリク派 第三節 ハナフィー派 第四節 シャーフィイー派 第五節 有償解放契約の社会的意義 第二章 遺留分制度 「死の病」 第一節 総説 第二節 死の病制度の起源と展開 第三節 死の病制度における主観的要素 第四節 シャーフィイーの理論 第五節 結論 第三章 信頼売買 第一節 制度の趣旨をめぐる従来の学説 第二節 ムラーバハ売買 第三節 タウリヤ売買 第四章 マーリク派における賃約の解約 第一節 履行不能 第二節 使用価値の移転と賃約の解約と対価の支払 第三節 合意解約に対する制限 基本的語彙の説明 人名一覧 文献目録 柳橋 博之 1958年生まれ。東洋史学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は、法制史、イスラーム法。 著書に、『現代ムスリム家族法』『イスラーム財産法の成立と変容』『イスラーム家族法』『イスラーム財産法』『イスラーム 知の遺産』(編)などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 丹念な史料読解により、江戸期薩摩藩の農業生産と社会生活の詳細を描き出した労作。 【目次】 1 序論 第一章 西南辺境型藩領国の典型 薩摩藩領国 一 薩摩藩領国の研究について 二 西南日本における藩領国の類型 三 西南辺境型藩領国の特質 第二章 薩摩藩領国における郷士制と地主の類型 一 薩摩藩領国の社会経済史的特質 二 郷士制と地主の諸類型 第三章 大隅国高山郷と守屋家 一 大隅国肝属郡高山郷と高山郷士 二 史料 三 守屋家と守屋舎人 四 守屋家の土地支配 2 守屋家の農業経営と労働組織 第四章 守屋家の農業経営 一 手作地と小作地 二 農事暦 三 稲作 四 畑作 五 守屋家の手作経営の特徴 第五章 守屋家における労働組織 一 手作における労働過程 二 労働過程の月別考察 三 守屋家の労働組織 第六章 守屋家における下人 とくに永代下人 一 家と下人・奉公人 二 下人の類型 三 守屋家と永代下人の関係 四 抱地衆と村落生活 五 抱地衆・墾の番の諸形態 3 守屋家をめぐる社会関係 第七章 守屋家の系譜と神領浮免 一 守屋家の系譜 二 守屋家の出自 三 分家分出の困難 四 検校守屋家 五 守屋家の神領浮免について 第八章 守屋家・伊東家における分家と家産の分与 一 守屋家における分家の過程 二 守屋家における家産の分与  三 伊東家における分家の過程 四 伊東家における遺言書と家産の分与 五 日高佐二郎家と守屋納二郎家・八百右衛門家 第九章 守屋家の「親類中」(親族組織) 一 守屋家の親類中 二 親類中の機能 三 親類中の意義 第十章 社家頭取守屋家と社家中(社家組織) 一 社家頭取としての守屋家 二 社家組織 三 社家の経済生活 四 社家頭取の支配・統制 五 社家頭取と社家の生活諸関係 第十一章 「舎人日帳」より見たる守屋家の年中行事 一 守屋家の年中行事 二 守屋家年中行事の特徴 4 高山郷における諸問題 第十二章 高山郷における給地とその移動 一 蔵入地と給地 二 高山郷における給地の存在形態 三 鹿児島領主の給地支配 四 鹿児島給地の移動 第十三章 高山郷における宗門手札改と一向宗禁制 一 宗門手札改 二 一向宗の禁制 第十四章 幕末期高山郷におけるアジールの痕跡 一 近世以前における寺院アジール 二 薩摩藩における寺入 三 高山郷における寺への走込、召抱の事例 四 寺院アジールの痕跡 社会慣行化 第十五章 幕末期高山郷の諸相 一 二階堂家および二階堂本覚院行徳 二 藩主の巡見、軍役方の廻勤 三 沿岸警備 四 江戸・大坂詰守衛 五 種痘の導入 秀村 選三 1922~2021年。九州大学名誉教授。日本社会経済史学者。京都帝国大学入学、九州帝国大学卒業。 著書に、『筑前国宗像郡吉田家家事日記帳』『幕末期薩摩藩の農業と社会 大隅国高山郷士守屋家をめぐって』『森俊蔵日露戦役従軍日記』『筑前福岡藩史料雑纂』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 近代ロシヤ政治思想史 西欧主義とスラヴ主義
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀のロシアでは、西欧化するか、スラブ主義を貫くかの政治的葛藤があった。維新期の日本さながら、守旧派と革新派の闘争を読む。ヨーロッパに隣接しながら、独自のスラブ的精神風土をもっていたロシア。近代化の波にどのように対処したのかを、政治思想の観点から説き明かす。 【目次】 序 第一部 第一章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答 第二章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム 第三章 チャアダーエフとその歴史哲学的問題提起 第四章 スラヴ派と西欧派の大論戦 第二部  第五章 西欧派の系譜 第六章 ペリンスキーとその無神論的社会主義 第七章 バクーニンとその無政府主義 第八章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ 第三部 第九章 古典的スラヴ主義 第十章 キレエーフスキー――ロシヤとヨーロッパの精神史的対比 第十一章 ホミヤーコフにおけるスラヴ主義の展開 第十二章 ダニレフスキーの生物学的スラヴ主義 第十三章 附説 ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義 第十四章 レオンチェフの反動的スラヴ主義 註 参考文献について 主要人名索引 勝田 吉太郎 1928~2019年。政治学者。京都大学、奈良県立大学名誉教授。鈴鹿国際大学名誉学長。京都大学法学部卒業。専門は、ロシア政治思想史、ロシア精神史、アナーキズム。法学博士(京都大学)。 著書に、『近代ロシヤ政治思想史―西欧主義とスラヴ主義』『革命とインテリゲンツィヤ』『アナーキスト-ロシア革命の先駆』『ドストエフスキー』『知識人と自由』『革新の幻想-社会主義を問い直す』『革命の神話-社会主義に未来はあるか』『現代社会と自由の運命』『平和憲法を疑う』『平和病日本を撃つ』『敗戦後遺症シンドローム』『神なき時代の預言者 ドストエフスキーと現代』『宰相論』『民主主義の幻想』『時を読む 勝田吉太郎の警世嗟言』『民主教育の落し穴 戦後世俗化の風土を斬る!!』『勝田吉太郎著作集(全8巻)』『思想の旅路 神なき世紀の悲劇を見つめて』『文明の曲がり角』『核の論理再論-日本よ、どこへ行く』『甦るドストエフスキーの世紀 現代日本への警鐘』『ドストエフスキー』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 高橋誠一郎経済学史著作集2:重商主義経済学説研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第二巻は、著者が専門とした重商主義経済学を検証する。 【目次】 序 緒言 第一編 貿易論 第一章 ブリオニズムとマーカンチリズム 第二章 特殊貿易平衡論と一般貿易平衡論 第三章 貿易平衡論の倒壊 第二編 貨幣及び価格学説 第一章 第十六世紀の貨幣論 第二章 第十七世紀の効用価値説と労働価値説 第三章 英国に於ける貨幣改鋳によりて喚起せられたる貨幣論争 第四章 貨幣定量説 第五章 土地証券貨幣論及び費用価値学説の発展 第三編 利子論 第一章 中世的徴利禁止意見よりの解放 第二章 利率法定論争 第三章 所謂「自由貿易論者」の利子学説 第四章 自然利率論 第四編 人口学説 第一章 人口過多の危惧と人口減退の恐怖 第三章 国富と人口 第四章 人口対食料及び職業の問題 第五編 労働及び賃銀論 第一章 近世初期の失業問題 第二章 授産所の設立による貧民の就業 第三章 会社組織を以ってする労働搾取案 第四章 労働強制権 第五章 生存費賃銀説 第六編 社会思想 第一章 農民一揆 第二章 「ユートピア」 第三章 構囲の問題 第四章 「新アトランチス」「日の国」及びディッガア運動 第五章 「レヴァイアサン」と「オセアナ」 第六章 私有財産是認論 第七編 政治算術と倫理哲学 第一章 政治算術 など 第二章 実証的経済論の一典型 第三章 倫理哲学 解題 (飯田裕康) 索引  高橋 誠一郎 1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。 著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 回帰
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者のエッセイ集。 この著者の心の内側では、いつも自然は生き生きと呼吸し、ゆたかに、そして無限に拡がる。本書は、四季折りおりの草木・鳥虫・天体・気象など著者の自然への鋭い観察と清洌な詩心が織りなす掌篇45。 【目次】 1 蒲公英 2 小鳥が運ぶ春 3 散りはじめた梅 4 可憐な緑の歌 5 春の喜劇 6 菫の束 7 感謝の歌 8 爽やかな祈り 9 藤花の宴 10 松の虫の鳴く丘 11 夜明けの露 12 無言の挽歌 13 言葉のない夜 14 花咲く枝の下 15 可憐な羞恥 16 深い森での夢 17 無色の美 18 谷間の聖歌 19 不作法を咎める声 20 馬の鈴草の生えた道 21 貝に託す想い 22 南の風の吹く港 23 山百合の花粉 24 真夏の夜 25 交叉する生命 26 幻想に酔う 27 忘却の晩夏 28 悲痛な叫び 29 憂いの美 30 永劫の風 31 朱色の糸 32 秋の散歩道 33 月光の曲 34 赤蜻蛉 35 空の鰯の群 36 雨あがりの朝 37 一枚の落葉 38 虫の声細る 39 後庭秋色 40 海を撫でる光 41 峠の道 42 冬の夜風 43 冬に埋まる村 44 枯野 45 欅の夢 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 愛の彷徨(フォルミカ選書)
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  • 鹿の結婚式
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  • 古ゲルマンの社会状態(歴史学叢書)
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  • 西欧中世の自然経済と貨幣経済(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アナール学派を代表する著者による「自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿」「中世における金の問題」の2論文を収録。詳細な解説が付せられ、格好の中世史への入門となっている。 【目次より】 凡例 西欧中世貨幣制度概観 自然経済か、貨幣経済か。二者択一的図式の陥穿 原注 引用史料 中世における金の問題 原注 文献案内・追加 解説 訳者あとがき 地図 ブロック、M 1886-1944年。フランスの歴史家。リュシアン・フェーヴルとともに『社会経済史年報』誌を創刊し、アナール派を代表する人物。代表作に『封建社会』『歴史のための弁明』など。
  • 夜の扉
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 FM東海から放送されたラジオ番組「夜の随想」(毎週土曜日の夜 放送)で読まれた52篇の詩をまとめた詩集である。 【目次】 夜の扉 山村 花嫁の越えた峠 港 壷 泉の底 心の祭典 夕暮の丘 緑の雨 曇り日の海 時計 公園の夏 夕焼 翼ある勇者 天の白鳥 庭 山麓の牧場 広野の駅 前進する森 風の日の海 筆筒 山の湖 青い夜 木の実 秋祭 教会 雑木林 草原 窓の灯 島 結婚式 野宿 屋根 絵葉書 雨の窓辺 落葉 家畜 鈴を振る 音楽の終り 日記 子供の昼と夜 雪の降る晩 街 雲と砂浜 人形 月光 都会の風 夢 展覧会の絵 古い机 春の抑揚 驢馬 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • ビザンティン美術の二潮流(歴史学叢書) ユスティニアヌス大帝からイコノクラスムまで
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 5~15世紀の東ローマ帝国の美術様式で、ギリシア美術、ヘレニズム美術、ローマ美術に東方的、キリスト教的要素が混交した独特な特徴がある。その源流を探る。 【目次】 序 I ヘレニズムの潮流 II 抽象主義の潮流 III シリア、パレスティナ、エジプトの問題 IV 聖像崇拝の興隆と二つの様式 原註 訳者あとがき 著者略歴・著者目録 キッツィンガー、E 1912~2003年。美術史家。ハーヴァード大学教授。ミュンヘン大学に学ぶ。専門は、初期中世美術、ビザンティン美術の歴史。 著書に、『ノルマン期シチリアのモザイク』『大英博物館の初期中世美術』などがある。
  • 身分制議会の起源と発展(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中世~近世ヨーロッパに存在した議会で、その参加者は諸侯、聖職者、都市の代表などの特権階級に限られていた。身分制議会の入門書。 【目次】 西欧の身分──議会制の類型学 訳注 代議制の世界史的諸条件 原注・訳注 解説 ヒンツェ ,O 1861~1940年。ドイツの歴史家。ベルリン大学教授。専門は、政治学史。
  • フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 フリードリヒ二世(1712~86)は、プロイセン王で、国家の強大化を実現、文化的に優れ啓蒙専制君主の典型とされる人物である。大王がベルリンにアカデミーを設置するにあたって、フランスの文化人に依拠したのはなぜなのかという問いに迫る。 【目次】 若い国王 フリードリヒとフランス精神 一 課題 二 フランス精神、その言語と哲学──個人および道倍の諸問題──ヴォルテールとダランベール──汎神論者──唯物論者とフリードリヒの批判 三 フランス的生の惑情と文学におけるその現われ──万能著述家 四 著述家としてのフリードリヒ──フリードリヒの書簡──彼の詩──サン・スウシーの哲学者 五 ドイツ文学に関する書 新しいアカデミー 一 理想 二 目標と道程 三 最初の招聘──文学協会──科学アカデミーと科学文学アカデミー──モーペルテュイの十年間 四 フリードリヒとダランベール フリードリヒとドイツ啓蒙主義との結盟 一 七年戦争──実践理性の王 二 フランス啓蒙主義、イギリス啓蒙主義、ドイツ啓蒙主義 三 フリードリヒのドイツ啓蒙主義との結盟──アカデミーの懸賞論文、報告および講義──メリアン──ヘルツベルクとヴェルネル ドイツ啓蒙主義の他界観 一 ドイツ啓蒙主義の宗教性──ドグマの清算──限界と陰影 二 アカデミーの哲学研究──ランベルト──新しい哲学的興味──分析心理学と美学──反カント 教育者としての国家 一 十七・八世紀の教育運動──ルソーとドイツ啓蒙主義の教育家──プロイセン国家の教育制度 二 フリードリヒの文化教育的ならびに国家教育上の諸論考──ツェトリッツとその協力者 通俗的な著述家 ヴィーラント──フリードリヒ、レッシング、カント──啓蒙主義の後期の著述家たち 君主制の弁護 一 自然法の国家観──力学的考察の完成 二 フリードリヒの政治的ならびに歴史的著作──国家の本質と起源、最良の政体である君主制──国家の第一の下僕──権力と国際法──国内政治と対外政策──運命と義務 三 アカデミーにおけるヘルツベルクの講演──フリードリヒの国家の弁護──内外に対し安全な国家──福祉と自由の国家──ヘルツベルクとメーゼル 四 大王の記念事業──プロイセンの伝記とフリードリヒの年代記──王の原稿の冒涜 訳註 訳者あとがき ディルタイ 1833~1911年。ドイツの哲学者。ベルリン大学、バーゼル大学で教鞭を執る。ベルリン大学卒業。 著書に、『ディルタイ全集』(全11巻・別巻1)『体験と創作』 『近代美学史 近代美学の三期と現代美学の課題』『ルネサンスと宗教改革 15・6世紀における人間の把握と分析』『フリードリヒ大王とドイツ啓蒙主義』『近代成立期の人間像』『青年時代のヘーゲル』 『精神科学序説』などがある。
  • 歴史主義(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 歴史主義とは、人間にまつわるあらゆることを歴史的な産物と捉える見方で、20世紀に、トレルチとマイネッケによって、広く知られるようになった考え方である。しかしその前史は長く、イギリスにおける兆しがあり、ロマン主義とも関係して、ヘーゲルやニーチェの哲学も踏まえて、発展した。本書は、「歴史主義」の全貌がわかる格好の入門書である。 【目次】 凡例 緒言 一 その言葉の意味と歴史 二 イギリスにおける歴史主義の先ぶれ 三 自由主義的歴史主義 四 人文主義的歴史主義 五 国民の神話 六 ロマン主義的歴史主義 七 弁証法的歴史主義 八 十九世紀の歴史叙述 九 唯物論的歴史主義 十 絶対的歴史主義 人名解説 文献目録 訳注 訳者あとがき アントーニ、C 1896~1959年。イタリアの哲学者。ローマ大学教授。
  • 羊飼の時計 詩集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者を代表する詩集で最重要著作の一冊。 【目次】 夜の草原 この頬 私と私 夜道 小さい秘密 顔 牧場の夢 枯草の尾根 小鳥と女王様 茨の實 モディリアニが通る 小鼠が死んだ 沼への径 雨の日の窓邊 落葉松の林 余分の情熱 春のあらし 夢 風 花の匂ひ 緑の独房 夜の海 えれじい・こみつく 燈台守 たまあぢさゐ 花と星 蛙の聲 雨あがり 白い犬 山小屋の夜 兎 葦の根 丘 低気圧が去る 杖が倒れる 河原のつむじ風 三十年 バブスの誕生 雪の日の午後 おとしぶみ ぼくもゆれる 貨車に積まれた牛 それから 霧雨 旧い町 紺絣 今日の夕陽 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 教育力としての歴史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ドイツの歴史学の大家による、「歴史」の持つ教育的な可能性について、さまざまな方面から検討した書。歴史こそが総合的学問である。 【目次】 一 教育力としての歴史の諸問題 二 歴史の不可欠であることと、その積極的効用 三 大瓦解後におけるドイツ史学の政治教育的課題 第二版へのあとがき 歴史的過去に対する信仰告白とは何か──学生に対する講演 訳者のあとがき リッター,ゲルハルト 1888~1967年。ドイツの歴史学者。元フライブルク大学教授。ミュンヘン大学、ライプツィヒ大学、ハイデルベルク大学に学ぶ。 著書に、『権力思想史――近世の政治的思惟における権力問題の歴史および本質に関する考察』(西村貞二訳)『教育力としての歴史』(島田雄次郎訳)『ドイツのミリタリズム』(西村貞二訳)『宗教改革の世界的影響』(西村貞二訳)『現代歴史叙述の問題性について』(岸田達也訳)などがある。
  • スキーナ河の柳
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 雄大なロッキー山脈と平行して太平洋岸を走るコースト山脈の深い山のなかに森の町テラスがある。美しい山々に囲まれ、世界で最も小さい教会が建っているテラスを訪れた著者が、紀州移民三世の家で楽しいクリスマスを送った心あた旅行記。スケッチを4点収録。 【目次】 ジュディ フランクリンの教訓 ロッキーの雪嶺 松茸うどん 小さな森の町 プリンス・ルパトの一夜 スキーナの河霧 ミドナイト・クリスマス 星空を仰いで水泳 ボクシングデー ベンセイシュクシュク 雪の空港 あとがき 庄野 英二 1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。 著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文受賞)など、多数ある。
  • 花火の見えた家
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 僕が生まれた時の家から、いま住んでいる家まで、一つ一つ書いて行った。-- 現在、都心から離れて住んでいるが、僕はやっぱり東京が好きである。移り変わって行くけれど、古く懐かしい思い出が狭まい街角だの、橋の上に沢山見当る。 【目次】 僕の古い家 陽のあたる縁先 花火の見えた家 木洩れ日 たんぽぽの咲く芝生 古風な洋館 父を失った家 満点星 田舎ずまい 蛍のあかり 夏草の匂う頃 田園生活 都会に近く 僕の新しい家 雀の引越 泊り客 隣り 新しい秋 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 泥鰌のわた
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 にぎり箸 明盲妄語 落日 めざめ 泥鰌のわた 苦作の像 火葬小屋 雪の思い出 隅田川回想 歩く 自然遍歴 月 母恋 友交 小泉清追悼 先生がた 偉い人 後日譚(一) 後日譚(二) 後日譚(三) 日本最初の仏和字書 佐渡と越後 蛮船屏風 七十の稚気 あとがき 文中カット "富士大沢 噴烟1 噴烟2 噴烟3 八ヶ岳編笠 桜島 八ヶ岳  写真 阪本幼稚困時代の作者" 挿画目次 桜島月夜(油絵) 上高地暁 砂丘一(油絵) 毛無連峰 熔岩の原 塩尻峠にて パンジー 砂丘二 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 夏山急雨
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。反骨を生きた失明の画家の豊饒な世界を味わう。 【目次】 落合の道 落合秋草堂 描けなかった美人画 花下竹人 煉瓦焼き はるかなる日 めでたき風景 わだつみのいろこの宮 耕到天 コマ絵と夢二 お釜帽子 七十年前の晩秋 工部大学 万鉄五郎の「裸体美人」 三人の先生の若がき 山下繁雄の「軍鶏」 中川紀元の「アラベスク」 鈴木保徳の「農婦」 小島善太郎の「若き日の自画像」 遠山教円の「榛の畦みち」 小糸源太郎の「屋根の都」 高間惣七の「鷭」 耳野卯三郎の「汽車」 寺内万治郎の「落椿」 角野判治郎の「浮浪者」 賀来清三郎の「旅芸人」 清水良雄の「ビロード」 名人レタッチマン石橋武治 鶴見守雄の「裾野」 平沢大璋の「荒野の道」 金観鏑の「水浴の図」 宮芳平の「海のメランコリー」 近江の人 じゃんがらぼっち他 じゃんがらぼっち 石町のおばさん 生首芝居 乳母 塩湯 こんにゃく島と芳町 観音と水天宮 悔 書雑筆 白昼夢 岩礁 迷路 におい マロニエ 声と音 潤井川と鴨 あとがき 〈別刷挿画目次〉 洋上夕日(巻頭) 天狗の湯 椿 函館ガンガン寺  シャルトル遺跡教会 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 最澄と空海
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 八〇六~二二年、天台宗の開宗から最澄の死没までを描いたシナリオ風脚本。最澄と空海の二人と関係の深かった泰範をめぐる葛藤を描く表題作をふくむ5編の脚本と小説を収録する。 【目次】 最澄と空海(シナリオ風脚本) 雄略天皇(脚本) 伊乃翁の祝辞(小説) 楽園懐古(小説) 余寒(小説) あと書き 長与 善郎 1888- 1961年。小説家、劇作家、評論家。東京帝国大学文学部英文科中退。白樺派の作家。 著書に、『盲目の川』『求むる心』『彼等の運命』『項羽と劉邦』『結婚の前』『生活の花』『陸奥直次郎』『明るい部屋』『平野』『頼朝』『孔子の帰国』『或る人々』『画家とその弟子』『因陀羅の子』『春乃訪問』『文明主義者』『二週間』『三戯曲』『青銅の基督』『余の宗教への前提』『或る社会主義者』『波』『韓信の死』『エピクロスの快楽』『竹澤先生と云ふ人』『豹』『緑と雨』『生活と芸術』『菜種圃』『一人旅する者』『輝く廃墟』『自然とともに』『この男を見よ』『満支このごろ』『大帝康煕』『少年満洲読本』『日本文化の話』『人世観想』『夕子の旅行記』『幽斎父子』『幽明』『満洲の見学』『乾隆と香妃』『韓非子』『世相と藝文』『東洋の道と美』『見つゝ思ふ』『生活覚え書』『多面の統一』『東洋芸術の諸相』『一夢想家の告白』『銀河に対す』『クールベの娘』『野性の誘惑』『布袋とヴヰーナス』『あたし』『ショーペンハウエルの散歩』『麒麟児』『戸隠』『人間の探求』『人間の教師たち』『わが師わが友』『最澄と空海』など。
  • 海辺の熔岩
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 東京美術学校に絵画を学び、二科展で樗牛賞受賞した洋画家であった著者によるエッセイ集(日本エッセイスト・クラブ賞)受賞作。カラー挿画も収録。 【目次】 ダ・ビンチ曰く 桜島 大王崎に打つ怒涛 波の画 巌 房総の画 青木と中村 海辺の村 中村彝回想 遺作 坂本先生にあった時 不安一 不安二 榛の畦みち 童顔の画家 寂寥 病友へ 疎遠 しっと 肉芽 入学試験 霊岸島 早稲田 戸山が原 空想と現実 美の起動 色彩 幻の泥仏 8ミリ礼讃 筑後柳河 美の創造 炎 ビル 聴き落とした話 乞食渡世 水の音 無限の空 暑さ 秋雨 秋の声と香 自然児 富士のあけくれ あとがき 挿画目次 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 博物誌随想
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。自然と人間とのふれ合いを描く。 【目次】 春の空白 芽 福壽草 きあげは 孤獨な蝶 雉屋敷 鼠 伊吹麝香草 小綬鶏 ほたる 出目金 銀座の雑草 恙蟲 恋文 貝を眺めた日に 輪鋒菊 はなうりくさ 菊 荒れた花壇 首なしの恋 影 あおじ エリカ ヘンデルと林檎 兎物語 冬眠 灯のともる樅 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 砂時計と寝言 串田孫一随想集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 詩集、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多方面で活躍した著者の随想集。日常の風景をやさしい言葉で掬い上げた、心を癒やす珠玉のエッセイ集。 【目次】 絵葉書 砂時計と寝言 画帳 骨 太陽 本の着物 夜の歌 思い出の散歩道 セルの着物 消防自動車 雪割草 マント 東京港 雨の雫 白頭翁 田植 風鈴 蚊帳 雲の思い出 荒小屋 野分 巣立つ日 金蘭銀蘭 ふだん着 変なもの 猫と子供 新しい疼痛 雀 土曜日の午後 熱帯魚のおしゃれ 柴田君の妹と四郎さん 山百合 珈琲 庭の夕食 天に近い住い あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 日曜随筆家
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。旅と愛の画家による珠玉の随筆集。 画家が本業で分泌は日曜随筆家。北海道から信州・九州路への紀行文、人物点描、食物譚、芸術論、ならびに淡彩素描画10点を収録する。 【目次】 空想の定着 旅と画家 函館山 はまなす 噴火湾 信濃初秋 カッコウとホトトギス 蜩 九月 長崎の墓 桜島熔岩 黒神 噴烟の中を飛ぷ * 電車以前の乗物 明治年代の大久保 浜田青陵先生の思い出 山本森之助と宮崎与平 吉野以後 友来る 落葉林 永江の思い出 * 山海の珍味 納豆閑話 草木の芽の味 * 冬の富士 画のもと 茅屋 反抗 雷神の身内 茶話 りくつをいわぬりくつ 美術の季節に思う 須磨明石 日曜随筆家 アカゲット * 母 凸凹鏡 夢 幻の行列 * あとがき 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 雲の憩う丘 串田孫一随想集
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 山と旅の随想27編を収録。わかりやすく、明瞭な表現で、人間と自然との関係を綴る。深遠な知が豊饒な世界を描く。 【目次】 雲の憩う丘 苹果の木 翳る麓 白い家 北の湖 朝の驟雨 雲と夕陽 海辺の断草 流れる時 晩夏の丘 朱色の山 芒 稲刈の頃 甃 夕映え 冬の訪れ 夜更け 冬の光 雑木林にて 古い手袋 霙の降る林 枯野の朝 街の雪 家何在 雲雀 貝殻草 六つの小篇 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • テオクラシー(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ある特定の宗教組織が国家を統治する機構と同一の神権政治とは、国家の政体の一形態である。古代~近代にいたるまでの歴史を概観する。 【目次】 日本の読者のために 序文 第一章 基本的諸概念 一 古代の遺産 A ローマ帝国治下の教会と国家 B 聖アウグスティヌス C ゲラシウスの教説 二 蛮族王国の道徳的指導(六~七世紀) A 新しい時代 B 大グレゴリウス C 教説の完成 第二章 九世紀と十世紀における教皇と皇帝。できごとと理念 一 帝国によるキリスト教秩序 A できごと B 背後にある諸理念 C 権力の起源 二 教会権威の強化 A 流れの逆転 B 霊的権威の高揚 C 九世紀後半における聖俗両権の関係 三 帝国の再来 第三章 グレゴリウス的テオクラシー 一 グレゴリウス改革 A 十一世紀前半における帝国と教会 B 教会の危機 C 闘争 二 グレゴリウスの教説 A 基本的諸要素 B 聖俗両権の関係 C 源泉と論拠 三 反グレゴリウス主義的教説 第四章 十二世紀における逸巡 一 グレゴリウス主義的立場の維持 A これまでの理論体系の強化 B 聖ベルナルドゥス もろもろの不備と変化 A 聖俗の職務の区別 B 世俗諸権力の発展 C 霊的領域の拡張 三 新しい理論の模索 A ライヘルスベルクのゲルホー B 教会法学者の運動 第五章 十三世紀における綜合 一 インノケンチウス三世 A インノケンチウスの幸運と不運 B 新しき議論 二 偉大なる綜合 A イソノケンチウス三世時代の教会法学者たちB 教皇政とフリードリヒ二世──インノケンチウス四世の教説 C 十三世紀後半の偉大な業績 D 反対の立場 第六章 ボニファチウス八世の時代。 厳しい戦い、時代遅れの思想 一 ボニファチウス八世とフィリップ・ル・ベルとの争い A 闘争の局面 B 時代に適応できぬ教説 二 テオクラシーの著作 A 展開された主張 B もろもろの論拠 三 批判者たちの暴威 A 王権の上昇 B 自然的有機体としての国家 C 帝国の命題の復活 第七章 衰退 一 国家理念の強化 A バイエルン公・ルードヴィヒ四世と教皇庁 B 国家の理論家マルシリウス・パドヴァ C テオクラシーの反発とその挫折 二 オッカム主義 A 教皇政に対する批判 B ウィリアム・オッカムの諸命題 三 十四世紀以後のテオクラシーの運命 A 反テオクラシー的勢力の発展 B 諸思想の発展 結論 訳注 史料 訳者あとがき パコー,M 1920~2002年。フランスの歴史家。専門は、キリスト教の歴史、特に中世における権力と制度。
  • 中世の春
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 豊饒な光を浴びて、みずみずしい知的感受性が翼をのばして自由に羽ばたいていた12世紀は、ヨーロッパ精神が誕生する未曾有の創造的・造型的な時代であった。ラテン語作品の内側から、知的総合性を特色とする12世紀の多様な精神を射して中世の春の世界を浮かび上がらせた精神史研究。 【目次】 緒論 人文主義の理念──ソールズベリのヨハネス 美と超越──サン・ヴィクトルのフーゴー 自然の発見──ベルナルドゥス・シルウェストリス 形象と寓意──リールのアラヌス 西洋中世とイスラム──ペトルス・ウェネラビリス 柏木 英彦 1934年生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(文学博士)。専門は中世西洋哲学。金沢大学名誉教授。 著書に、『中世の春 十二世紀ルネサンス』『アベラール 言語と思惟』『古典残照 オウィディウスと中世ラテン詩』『ラテン中世の精神風景』など。 訳書に、F.C.コプルストン『中世哲学史』(共訳)アンリ・コルバン『イスラーム哲学史』(共訳)S.H.ナスル『イスラームの哲学者たち』(共訳)W.モンゴメリー・ワット『イスラーム・スペイン史』(共訳)『シャトレ哲学史 2 中世の哲学』(共訳)ジャック・ル・ゴフ『中世の知識人 アベラールからエラスムスへ』(共訳)など。
  • ユングフラウの月
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 精選された宝石群のような美しい16篇の作品をどんな呼称で読者に紹介しようか。童話のような小説集? 小説のような童話集? これはやはり、読者の皆様に決めていただくのが一番だ。作者独自の明るく澄んだメルヘンのせかいに陶酔しきった皆様が、さてなんとおっしゃるか、ご感想が楽しみだ。串田孫一による挿画も収録。 【目次】 日光魚止小屋 ユングフラウの月 谷間のヒュッテ 分教場だより 森はわが家 焼岳の月見 夏の夜の記録 コブシの村 私のスケート靴 赤い木の実 ゆめのかげ むだでもない買物 カンビン 水のほとり 周参見の旅 湖上の宿 あとがき 庄野 英二 1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。 著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文受賞)など、多数ある。
  • 漂泊
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 生きることと自然に対する柔軟で滋味溢れる思い。そして漂泊する心がこだまして、自由なる想像力が人間のもっとも深いところへと至る。随想文学の傑作。 【目次】 海の古い歌 赤い手帖 夜明けの声 筆洗 点滅 波打ち際 埠頭 駅の椅子 蛇のいた山荘 鵯 初冬の疲れ 捨てられた海辺 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 南京玉の指輪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 樹々は光のシャワーを浴びながらフルートを吹く。山麓の森はつかのまの睡りにおちた。 帰りはあの麓の道を歩いてみよう。ところでぼくらの天使はどうしているのだろう? 南京玉の指輪を求めにやってきた、夢の世界の訪問者・串田孫一がおくるファンタスティック・エセー。 【目次】 櫛 寒竹 霞 箱 雫 心開く 烏賊に化す 鵠 睡蓮 帝江 旗 逆さま 掛けなかった電話 南京玉の指輪 浜辺の歌 日記 老人の家 ある情景 転地 海 真如の月 路面芸術 画室 絵具 印刀の錆 字 黒によって描かれる世界 音楽帖 笛を吹く人 食後の話 甃 手紙の函 石垣 桜ん坊 金魚 手袋 天秤棒 看板 崩壊 棄てられた都会 銀河 柏の下の午睡 白磁の眩しさ 幻想の山 山雲断層 雲の手帖 地下に輝く水音 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 歴史的感覚と歴史の意味(歴史学叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 歴史の意味という形而上的な世界秘密に属する問題を考察した「歴史と現在」、敗戦による深い混迷にさいして、ドイツ史の光と影を批判的に検討した「ドイツ史の邪路か?」をはじ め、ドイツ史学思想の伝統に立つ巨匠が、歴史的感覚と歴史の意味の相関的把握に、歴史主義が生み出した種々の病的状態の克服の鍵をもとめた論考七編。 【目次】 訳者のまえがき 原著初版への序言 原著第五版への序言 一 歴史と現在 二 ランケの政治問答 三 ドロイゼンの史学論 四 十八世紀の古典主義・ロマン主義・歴史的思考 五 シラーの『散策』 六 歴史主義およびシュライエルマッヘルの個体性思想の成立史のために 七 ドイツ史の邪路か? 訳注 訳者のあとがき マイネッケ、F 1862~1954年。ドイツの歴史学者。シュトラスブルク大学教授。ベルリン大学、ボン大学に学ぶ。 著書に、『ドイツの悲劇 考察と回想』『近代史における国家理性の理念』『歴史主義の成立(上下)』『近代史における国家理性の理念』『世界市民主義と国民国家 ドイツ国民国家発生の研究』『歴史的感覚と歴史の意味』『ランケとブルクハルト』などがある。
  • 不安と冒険
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 不安は人間の安然を求める本性に基づいており、必然的なものである。決意と冒険をもたらすための基底=不安の哲学的可能性を読み解く。 【目次】 著者のまえがき 一 人間と安然を求める努力 二 》人間の不安《の形而上的背景 三 冒険と決意との為の空間としての》人間の不安《 四 》人間の不安《の全領域における段階的秩序 五 》不安《の空間の最下層における人間と運命 六 》不安《の空間の中間層における人間》理性《の不安 七 哲学の本源的確実さの問題における人間》理性《の》不安《状況 八 哲学的神の問題における人間》理性《の不安 九 》不安《の空間の最上層における》宗教的人間《の不安 十 神の存在に対する宗教的確信の薄明につつまれた》宗教的人間《 十一 啓示への確信の薄明につつまれた》宗教的人間《 十二 救済への確信の薄朋につつまれた》宗教的人間《 十三 神秘的な道の薄明につつまれた》宗教的人間《 十四 》人間の不安《と決意の非合理主義の冒険 十五 》人間の不安《と知恵の冒険 十六 人間の不安における安然 あとがき ヴースト,ペーター 1884~1940年。ドイツの実存主義哲学者。ボン大学で博士号取得。
  • 戦前・「家」の思想(叢書・身体の思想)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 敗戦をへて日本の家・家族は大きく変貌した。戦前の「家」は解体したのか。その理念はどうなったのか。交錯する国と家の役割とは? 【目次】 はしがき 序説 家庭見直し論のなかで 1 状況の持続と変貌 2 四つの家庭見直し論 一 解体される実体と強化される理念 1 撹拌される「家」と村 2 国に吸引されてゆく「家」 3 すすむ擬制化 4 扮装をはぎとるもの 二 再編される実体と理念 1 「中流」幻想の析出と動揺 2 「家」の無化への想念 3 「美俗」の修復 4 「母」の聖化 鹿野 政直 1931年生まれ。歴史学者。早稲田大学名誉教授。早稲田大学文学部卒。同大学院修了。専門は、日本近代史、思想史。 著書に、『日本近代思想の形成』『明治の思想』『明治維新につくした人々』『資本主義形成期の秩序意識』『日本近代化の思想』『大正デモクラシーの底流-土俗的精神への回帰』『日本の歴史27 大正デモクラシー』『近代精神の道程 ナショナリズムをめぐって』『福沢諭吉』『戦前・「家」の思想』『近代日本の民間学』『戦後沖縄の思想像』『「鳥島」は入っているか』『婦人・女性・おんな 女性史の問い』『歴史の中の個性たち』『沖縄の淵 伊波普猷とその時代』『化生する歴史学 』『歴史を学ぶこと』『日本の現代 日本の歴史9』『健康観にみる近代』『兵士であること 動員と従軍の精神史』『日本の近代思想』『現代日本女性史 フェミニズムを軸として』『近代国家を構想した思想家たち』『近代社会と格闘した思想家たち』『鹿野政直 思想史論集(全7巻)』『沖縄の戦後思想を考える』などがある。
  • 言葉の新鮮さについてなど
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 法学者によるエッセイ集。民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など幅広い専門を持つ著者が、社会の事象などを読み解いた一冊。 【目次】 はしがき I  言葉の新鮮さについて 取締官憲の意識 現代警官論 ルポルタージュ 家庭裁判所 ある大臣答弁 広島のこと 助手になった前後 II ある友人から来たはがきのこと ある機動隊長の発言 法律ないし法律学の「無力」ということ 刑事司法に対する批判について 治安立法の機能と裁判の問題 他方の言い分 誘拐事件の続発に考える 夕刊随想から 庭の草 無神経 怒り ある暑い日の思い おとなの責任 私の判例研究 民事紛争処理制度のあり方と立法府 III 大学のこと おもしろい資料 誤字 時事解説放送から 水俣病補償あっせんにおもう ビラはりは違法か 問題のある入国管理行政 患者の人権 偽計による自白 名前の問題 雑誌評コラムから 法律以前の問題 税金の季節 人権と公共の福祉 国家機密 困った公害論 弁護士のこと 助手論文を本にするに際して 聴く側の気持ち 「姦通」と「自然の愛情」との間 IV ふきのとう 「自己の危険において行動する」 弔辞──小川保弘君(民法学者)に 弔辞──乙骨淑子さん(児童文学作家)に 三十一年前の原稿 仙台のこと ロンのこと 一人前 林竹二先生のこと 年ごとに一編を選ぶ 補遺──「思い出」三編 あるドイツの学者の思い出 斎藤忠昭君の思い出 柳瀬先生の思い出 広中 俊雄 1926~ 2014年。法学者。東北大学名誉教授。専門は、民法、法社会学、財産法、契約法、日本の公安警察など。東京大学法学部卒業。法学博士(東京大学)。 著書に、『日本の警察』『契約法の研究』『債権各論講義(3巻)』『法と裁判』『借地借家判例の研究』『戦後日本の警察』『市民と法と警察と』『法と裁判』『民法論集』『警備公安警察の研究』『契約とその法的保護』『法社会学論集』『農地立法史研究 上』『借地借家判例の研究 2』『物権法 第2版 増補版』『言葉の新鮮さについてなど』『民法綱要 第1巻 (総論 上 民法の意義・権利) 新版』『国家への関心と人間への関心 ある法学研究者の歩み』『ある手紙のことなど』『民法解釈方法に関する十二講』『戦争放棄の思想についてなど』など、 訳書に、ハインリッヒ・ミッタイス『ドイツ私法概説』(共訳)などがある。
  • 菫色の時間(アルプ選書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 静かに昨日の山を回想する菫色の時間。 「山想」「山の博物誌」「山の手帳」「踏みあと」の4部構成からなる珠玉の山のエッセイ集。 「山が菫色に染まるのは夕暮である。風もなく、やわらかに暮れていく時である。山を下りながら、ここで煙草を吸って行かなければと思う時である。私には大切な菫色の時間である。」(「あとがき」より) 【目次】 山想 三等三角点 水楢の林にて 雨の終曲 憂鬱 翌日の夕暮 風の中の亡霊 雨 夏の山 夏の旅 冬の山 山と旅 薄雪の林にて 緑の山 線 山の博物誌 停滞の日 雷鳥 めぼそ 鹿の爪あと 樹の物語 山毛欅の肌 高嶺の花 輪〓 ピッケル 帽子 山の手帳 大源太山 中禅寺湖 二箭山 釜無山 剣の八ッ峯 北鎌尾根 鹿島鑓釣尾根 地蔵峠 御嶽山 小黒部谷 カンバ沢山 丸岳 子持山 踏あと 山の裏にて 霧の山 念場ガ原 鳥甲山 外ノ川 雨飾山 老いた山の姿 あとがき 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』 『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • キナバルの雪
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 旅がメルヘンを生み、メルヘンがまた新しい旅にいざなう。 南の島にそびえ立つキナバル山頂の雪に多年の夢を欠け、タルタラン氏は空を飛ぶ……。 「ユングフラウの月」「レニングラードの雀」と三部作をなすユーモアとメルヘンに富んだ旅の短編集。 【目次】 飛行機の中の天使 道東の旅 テラスの子ども バギオの雨 シンガポールの二日間 キナバルの雪 クチン 南画風景 アメリカ便り 済州島の春 あとがき 庄野 英二 1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。 著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文学賞)など、多数ある。
  • 道の思想(叢書・身体の思想)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 道とは、日本的な価値観で、ある物事を通して、真理を追究、または自然かつ完璧な所作を目指し、精神の修練をすることでもある。本書では、茶、歌、能などの芸道と兵法などの武道も対象に、道を包括的に論ずる。 【目次】 はしがき 一 「道」の輪郭 二 世阿弥習道書 三 歌のみち 四 能芸の道 五 茶の湯の「道」 六 兵法の道 七 近古と近世の間で 八 「道」という名 九 中古に戻る 十 「道」の顕現 十一 入木の道 十二 絵画と道 付、結びの美知 寺田 透 1915~1995年。文芸評論家・フランス文学者、東京大学教養学部教授。東京帝国大学文学部仏文学科卒業。 著書に、『作家私論』『バロック芸術の精神』『バルザック 人間喜劇の研究』『文学その内面と外界』『絵画とその周辺』『詩的なるもの』『をりふしの批評』『理智と情念 作家論集(上下)』『表現の思想』『近代日本のことばと詩』『わが中世』『詩のありか』『ドラクロワ 1847~1852』『思想と造型』『芸術の理路 法楽帖1968』『ランボー着色版画集私解』『和泉式部 日本詩人選8』『北窓の眺め』『考える眼 絵画への愛と省察』『戦後の文学』『源氏物語一面 平安文学覚書』『道元の言語宇宙』『ことばと文体』『万葉の女流歌人』『無名の内面』『義堂周信・絶海中津 日本詩人選24』『ドストエフスキーを読む』『わが井伏鱒二 わが横浜』『道の思想』『文学の運命』『絵と文』『覚書き日本の思想』『枕草子 古典を読む』『足跡展望』 『海山かけて』『私本ヴァレリー』『不可測の振幅』『泉鏡花』『遷易不尽』など多数。
  • 中国古代の祭祀と文学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 大学の教養課程の学生に向け、中国の古代文学「詩経」と「楚辞」を概説したテキスト。古代が呪術と祭祀の時代であったこと、古代文学はその祭祀の中から生まれたということを具体的に考証する。 【目次】 序章 原始の混沌──古代への視点 一 太古の森 二 古代という視点 三 経学とは 四 文学における古代の意味 第一章 神々の時代 I 古代人の自然崇拝とその終焉 一 怪力乱神 二 共存する諸族の神々──商(殷)王朝時代 三 聖山としての首陽山 四 一本足の怪獣〓〓」 五 神意から人為へ──周王朝時代 六 古代の終焉 II 古代神話の世界 一 神話の断片 二 神話の体系化 三 開国始祖神話 四 天地開闢神話 五 自然の神々 六 龍の伝説 七 崑裔神話 III 「詩」の意味するもの 一 歌謡の発生 二 「詩」の意味するもの 三 古代的"詩"の変容 第二章 うたのはじめ──『詩経』 I 『詩経』の成立と解釈史 一 『詩経』の成立 二 漢代の三家詩と毛詩 三 古注 四 新注──朱熹の『詩集伝』 五 清朝考証学 六 『詩経』の原義的研究 七 古代歌謡としての『詩経』 II 祝祭歌としての『詩経』 一 詩の六義──『毛詩』大序による 二 「風」「雅」「頌」とは 三 興について III 『詩経』諸篇の解釈 一 周南・召南──二南 二 降臨する祖霊 三 関関たる雎鳩──諸篇の綴合 四 草摘みの祈願 五 投果の習俗 六 変風の諸篇 七 葬送と鎮魂の歌 八 羽を掲げる万舞の舞い 九 水神の降臨 一〇 鄭衛の風 一一 うたのはじめ 第三章 霊魂再生の祈り──『楚辞』 I 『楚辞』の成立とその背景 一 二つの『楚辞』 二 王逸と『楚辞』 三 『楚辞』と屈原 四 屈原伝説からの脱却 五 『楚辞』の全体像 II 『楚辞』諸篤の解釈 一 神霊との饗宴──九歌「東皇太一」「礼魂」 二 思慕と落胆──九歌「湘夫人」 三 苦悩する魂の遍歴──「離騒」篇 四 天界への遊行 五 時間の推移と老いの嘆き 六 さらなる飛翔 七 霊魂再生の祈り 終章 呪術の終焉と抒情詩の誕生 一 詩と抒情 二 原始の混沌──古代文学の難しさと魅力 三 呪術の終焉と抒情詩の誕生 参考文献 あとがき 牧角 悦子 1958年生まれ。中国文学者。二松學舍大学教授。九州大学文学科中国文学専攻卒、同大学院博士後期課程中退。文学博士。 著書に、『列女伝―伝説になった女性たち』『中国古代の祭祀と文学』『詩経・楚辞 ビギナーズ・クラシックス中国の古典』『経国と文章―漢魏六朝文学論』共編著『詩経・楚辞 鑑賞中国の古典』(共著)『新釈漢文大系詩経 上・中』(共著)『石川忠久の漢詩紀行100選 鑑賞ガイド』(共著)などがある。
  • ヨーロッパ思想史のなかの自由(長崎純心レクチャーズ)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人間は、他者の強制によらず、自己の自由な選択により行為する。この自由意志論はアリストテレスに現われ、中世アウグスティヌスとトマスにおいて確立されて以降、形を変えながらも近代の思想家に引き継がれ今日までヨーロッパ思想史を貫流してきた。そこでは、自由はすべての人と社会が守るべき絶対的規範として“倫理的力”を持ち、外的行為のみならず個人の内面にまで及んで“政治と非政治の緊張”をもたらす―著者はこの仮説の上に、テクストの歴史的解釈を一つずつ積み重ねることで自由の観念の形成、成熟、変容を具体的に追う。近代が人間を自由にしたとの既成観念を批判し、自由論における中世思想の決定的意味を指摘、その継承と変容として近代思想を探究するとともに現代自由主義の行方をも展望する。従来とは異なるパースペクティヴでヨーロッパ政治思想史を再構成、やわらかな文体で書下ろされた思想史物語。 【目次】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 第一章「自由」の倫理的力──歴史的出自の理論的考察 はじめに 第一節 問題の理由と意図 第二節 仮説と分析枠組 第二章 古代ギリシア・ローマの自由論 第一節 プラトンの「自由」批判 第二節 アリストテレスの政治的自由論と選択意志論 I 政治的自由論 II 選択意志論 第三節 キケロの自由論 第三章 自由意志説の形成と展開 第一節 アウグスティヌス『自由意志について』 [間奏曲1] 自由意志論VS必然論 第二節 トマス『神学大全』の自由意志説と政治論 I 自由意志説 II 政治論 第三節 カリタスと友情(友愛) I カリタスの作用カ II 政治への対抗原理としての友情(友愛) 第四章 自由意志説の継承と変容 序節 〈政治〉の時代としての近代 第一節 倫理説としての自由意志説の継承と変容 I デカルト II ロック [間奏曲2] 「近代自然法」 第二節 自由意志論的基礎の上に立つ契約説政治理論 I スアレス『諸法および立法者としての神について』 II 自由意志論によるロック『統治二論』の読解 第三節 モンテスキューにおける自由意志説と自然法論 第四節 〈能力としての自由〉と〈状態としての自由〉の乖離 I ヒュームの自由論──『道徳・政治・文芸論集』を中心に II ルソーの自由論──「社会契約論」まで 第五節 十九世紀以後の自由論 I ヘーゲル「歴史哲学」──「精神」による自由意志の空洞化 II 〈自由主義〉における自由と国家 あとがき 半澤 孝麿 1933年生まれ。政治学者。東京都立大学名誉教授。東京大学法学部卒業。 著書に、『近代日本のカトリシズム』『ヨーロッパ思想史における「政治」の位相』『ヨーロッパ思想史のなかの自由』『回想のケンブリッジ』 『保守と伝統の政治思想』(共著)など、 訳書に、シェルドン S・ウォーリン『西欧政治思想史(1-5)』ジョン・リース『平等』エドマンド・バーク『バーク著作集 3 フランス革命の省察』ジョン・ダン『政治思想の未来』クェンティン・スキナー『思想史とはなにか――意味とコンテクスト』などがある。
  • 東京回顧
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 画家、随筆家、歌人として類い希な才能を発揮した著者のエッセイ集に、本人が描いた挿画を収録。失明の画家にして随筆家の名手が失われた東京を召喚する。 【目次】 東京回顧 明治乗物記 花見 物売り声 たべもの さかり場・祭・緑日と市 童うた 髪と衣服 武蔵野 幻の明治村 いろは歌留多 日清日露前後 佃島 大正震災 学生時代 其の他 二人の独身芸術家 オシャリ自画像 石 学生時代 草むら 寺内万次郎君の思い出 信濃と私 釜無川 八ヶ岳驟雨 師の墓 佐渡の野仏 越後にて(一) 越後にて(二) 越後にて(三) 霧島と阿蘇 黒神 かいた山 日出と日没 葛の花 神鳴をかく どっこいしょ考 毒人参 重き袋 自戒 遠ざれば 酒 落葉林 熱叢 幼年と老年 あとがき 曽宮 一念 1893~ 1994年。洋画家、随筆家、歌人。東京美術学校卒業。二科展で樗牛賞受賞。その後失明。随筆や狂歌を始める。 著書に、『曽宮一念作品集 第1-3輯』『いはの群』『すその 素描集』『夕ばえ』『裾野』『袖の中の蜘蛛』『榛の畦みち』『海辺の熔岩』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)『曽宮一念 現代作家デッサン集38編』『日曜随筆家』『泥鰌のわた』 『曽宮一念作品集』『東京回顧』『紅と灰色 画集』『火の山 画集』『白樺の杖』『夕ぐも 書画集』 『みどりからかぜへ』 『砂上の画 自選エッセイ集』『風紋 詩画集』『夏山急雨』『武蔵野挽歌』『雁わたる』『ニセ家常茶飯』『火の山巡礼』(大沢健一編)『画家は廃業 98翁生涯を語る』『九十九の店じまい 画文集』『雲をよぶ 詩歌集』(大岡信編)『へなぶり拾遺』『曽宮一念作品集』などがある。
  • 仏教と文学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 『日本霊異記』『平家物語』『徒然草』『狂雲集』『正法眼蔵』や親鸞、法然、一休、芭蕉、一茶などの作品と仏教の密接な関係を探る。 【目次】 仏教と文学──『日本霊異記』を中心に 平家物語のなかの仏教 聖徳太子と太子にまつわる後身説について 徒然草の宗教観──人間兼好をめぐって 仏教的一隠者の生きよう 武士たらんものは 悪人正機説の法然における思想的源流 親鸞における自然の思想についての一私見──浄土思想と禅思想との間にあるものとして 顕浄土教行証文類の「顕」の意義について 芭蕉のさとり 一茶の宗教的安心 趙州「無」の展開 禅における問いと答え 道元における「有」と「時」 正法眼蔵「現成公案」について 求道者としての梅岩 一休という人 一休と『狂雲集』 一休『自戒集』を読んで 沢菴の『鎌倉遊覧記』 あとがき 古田 紹欽 1911~2001年。仏教学者。北海道大学、日本大学教授、松が丘文庫長を歴任。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。文学博士。鈴木大拙に師事する。 著書に、『仏教』『臨済録の思想』『無門関』『正法眼蔵随聞記』『日本仏教思想史』『臨済録』『白隠 禅とその芸術』『日本仏教思想史の諸問題』『日常の禅』『禅のこころ』『仏教と文学』『坐禅の精神 名僧のことば』『仏教の社会的機能に関する基礎的研究』『栄西 興禅護国論・喫茶養生記 日本の禅語録 第1巻』『栄西 喫茶養生記』『抜隊 日本の禅語録 第11巻』『遺偈の書』『日本禅宗史の流れ』『幾山河 わが禅仏教への道』『仏教とはなにか』『風狂反骨の求道者たち』『日本禅宗史の諸問題』『芸林臆断』『仏道入門 四十二章経を読む』『仏教の日本的土着』『仏教・その方位と風土』『聖徳太子と日本人の宗教心』『茶の湯の心』『茶の湯とは何か』『禅者・歌人・俳人 その宗教と芸術を語る』などがある。
  • 白い帆船
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 小説、戯曲、詩、絵画の多方面で数々の受賞をし活躍し、関西文壇をリードした著者による、旅の短編集。 「これは事実であり、童話でも小説でもない」と文中にあるが、不思議な読後感を生む作品8編を収録する。 【目次】 オートバイ シンガポール 昆虫 台湾旅行 対馬 白い帆船 原音松さんのこと ある漁夫の話 あとがき 庄野 英二 1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。 著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文学賞)など、多数ある。
  • レニングラードの雀
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 小説、戯曲、詩、絵画、児童文学の多方面で活躍し、関西文壇をリードした著者による、楽しいソビエト旅行記。挿画も著者の手による。 「サリアンカ」はボルシチとともに最も庶民的なロシアスープです。美しいスケッチが多数入っている本署は、ソビエトのことやドストエフスキー、プーシキン、ゴーゴリ、チェホフなど文豪ゆかりの町や村を訪れた童話作家が純朴な市民との暖かい心のふれあいを綴った、すばらしく愉快で楽しい旅行記です。 【目次】 8月12日 出発前夜 8月13日 バイカル号乗船 8月14日 甲板の日光浴 8月15日 雨のナホトカ 8月16日 沿海州からモスクワまで 8月17日 厄介なスケジュール変更 8月18日 子供の本棚 8月19日 飛行機の中の紳士 8月20日 おおカスピ! 8月21日 富士に似たアララット 8月22日 ウズベック人に間違えられる 8月23日 アルメニアのコニャック 8月24日 カフカズの雪嶺 8月25日 レニングラードの雀 8月26日 バラとプーシキン 8月27日 花の美しいノヴゴロド 8月28日 クレムリンの中のレストラン 8月29日 噴水 8月30日 プスコヴの日曜日 8月31日 美しい主婦からのスーヴニア 9月1日 レーニンに捧ぐる花束 9月2日 ボリショイ劇場のチョウチョウさん 9月3日 ダモーイ 9月4日 ボストーク号乗車 9月5日 アムール河畔 9月6日 アメリカ空軍哨戒機 9月7日 土佐沖を通って あとがき 庄野 英二 1915~1993年。児童文学者。元帝塚山学院大学学長。関西学院専門部文学部哲学科卒業。巖谷小波文芸賞受賞。小説、戯曲、詩、絵画の多方面で活躍し、関西文壇をリードした。 著書に、『子供のデッキ』『ロッテルダムの灯』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞、大阪府藝術賞)『星の牧場』(産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞)「雲の中のにじ」(NHK児童文学奨励賞)『アレン中佐のサイン』(赤い鳥文学賞)『アルファベット群島』(赤い鳥文受賞)など、多数ある。
  • 政治における人間性(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 政治的意志決定において、目的に基づいた手段を合理的に選択するという前提は正しいのか。個々人の経験や考え方の意味を問い直す。つまり、政治的な行為や動機を形成する情緒や心理が果たす役割を精査する。 【目次】 訳者まえがき 序文 内容梗概 序説 第一部 問題の状況 第一章 政治における衝動と本能 第二章 政治的な実在 第三章 政治における非合理的推論 第四章 政治的推理の対象 第五章 政治的推理の方法 第二部 進歩の可能性 第一章 政治的道徳 第二章 代議政治 第三章 官僚の思想 第四章 民族性と人類性 解説 ウォーラス,グレーアム 1858~1932年。英の政治学者、社会学者。ロンドン大学教授。オックスフォード大学コーパス・クリスティ・カレッジ卒業。フェビアン協会の創始者の一人。 著書に、『フランシス・プレース伝』『政治における人間性』『大社会』『社会的遺産』『思考の技術』『社会的判断』『人と理念』などがある。
  • 今日における社会主義の可能性
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 資本主義はたんなる経済体制ではなく、それ自体一個の文明である。本書はこの文明の命運を社会主義経済体制の変化だけではなく、時代精神の変遷に重点をおいて解明し、資本主義解体の道程とその後に予想される社会類型にまで言及。そこに内在する諸問題を究明した論文集。 【目次】 一 資本主義(一九四六年) 二 戦後の世界における資本主義(一九四三年) 三 英国経済学者と国家管理経済(一九四九年) 四 今日における社会主義の可能性(一九二〇年) 五 英国ならびにわが国における社会主義(一九二四年) 六 共産党宣言の社会学と経済学(一九四九年) 七 私的企業の将来(一九四六年)──現代の社会主義的傾向に直面した 八 社会主義への前進(一九五〇年) あとがき 増補第二版あとがき シュムペーター 1883~1950年。オーストリア・ハンガリー帝国の経済学者。企業家によるイノベーション(革新)の経済成長への影響を理論化した。 著書に、『経済発展の理論』『経済学史 : 学説ならびに方法の諸段階』『租税国家の危機』 『景気循環論 : 資本主義過程の理論的・歴史的・統計的分析』『資本主義・社会主義・民主主義』『経済分析の歴史』などがある。
  • 山村の四季
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 民俗学者、草花研究家、随筆家の著者が、田舎暮らしの日常生活を独特の観察眼と柔らかな文章で綴る。忘れられた日本の原風景が甦る。 【目次】 春 三月 かのこ雪 こめくさとはっかけばな 花味噌 ゆきわりばな すじまき(稲の話 一) ねかっこのあっぱ へどつきばな たんころば 馬買わずか 山村の生活の一 労働 へんびのすいこき うしごぼう おのが影 諺と歌の一 夏 かつらづる 田植(稲の話 二) なべころし いるご餅 ままっこ あぜづけなど(稲の話 三) もちどて 田の草など(稲の話 四) 盆の花 朝のチャッカリ 山村の生活の二 嫁と姑 とうすみぐさ 子を捨てる藪 諺と歌の二 秋 すずめのちょこもり ほんだらといんだら おぶやしね 山村の生活の三 お産 じゅんさいとひし おがらむらだち はつせさんの焼餅 山村の生活の四 食べもの かけあざみ 稲刈りなど(稲の話 五) ぶすぶんど よめのきんちゃく わかめの行列 諺と歌の三 冬 あかざ 藁仕事など(稲の話 六) あかわた ぎんなら ひとになる 山村の生活の五 婚礼 ろうのき 屋根の話 ひょーび そぎっぱ 春木とり さかき 七つ坊主 諺と歌の四 あとがき 宇都宮 貞子 1908~1992年。民俗学者、草花研究家、随筆家。旧制県立長野高等女学校卒。東京女子大学中退。 著書に、『草木覚書』『草木ノート』『山村の四季』『草木おぼえ書』『八重葎帖』『螢草抄』『草木の話 秋・冬』『草木の話 春・夏』『たんたん滝水 村の自然と生活』『雪の夜咄』『山にあそび野にあそぶ』『野山の十二カ月 (野外への扉)』『草木抄 四季』(熊田達夫写真)『植物と民俗』『冬の草木』『夏の草木』『秋の草木』『春の草木』『科の木帖』『私の草木誌』などがある。
  • カルヴァンとともに
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 牧師である著者が、宗教改革者カルヴァンに寄り添いながら、現代に生きる私たちの人生、社会、教育、家族などについての、エッセイ集が本書である。 【目次】 第一話 祈りの世界 第二話 牧師であること 第三話 仕事と日々 第四話 神の言葉が説教されるとき 第五話 聖書は今日でも権威を持っているか 第六話 あなたの隣り人はどこに 第七話 書くこと 第八話 戦争と平和 第九話 心と歌と 第十話 神を知ること、われわれ自身を知ること 第十一話 教会政治の道 第十二話 神学校を神学する 第十三話 顔と人柄 第十四話 神の決定と人間の責任 第十五話 レクィエム 第十六話 子どもの教育について 第十七話 ただ一度の旅立ち 第十八話 美しい自然について 第十九話 キリストとともに 第二十話 教会と国家について 第二十一話 自由を求めて 第二十二話 妻との出会い 第二十三話 老境とその備えについて 第二十四話 地上にあっては寄留者として あとがき カルヴァンとともに 渡辺 信夫 1923~2020年。神学者、牧師。京都大学文学部哲学科卒。京都大学文学博士。 著書に、『カルヴァン 宗教改革者』『教会論入門』『アブラハムの神 創世記12-23章の講解説教』『マルコ福音書講解説教 第1 (1章1節-8章38節)』『カルヴァン』『マルコ福音書講解説教 第2 (9章1節-16章20節)』『ライ園留学記』『戦争責任と戦後責任』『カルヴァンとともに』『神と魂と世界と 宗教改革小史』『イリアン・ジャヤへの道』『教会が教会であるために』『戦争の罪責を担って』『アジア伝道史』『今、教会を考える』『カルヴァンの『キリスト教綱要』について』『古代教会の信仰告白』『プロテスタント教理史』『カルヴァンの『キリスト教綱要』を読む』『イサクの神、ヤコブの神 創世記講解説教』『カルヴァンから学ぶ信仰の筋道 生誕500年記念講演集』『使徒行伝講解説教』『戦争で死ぬための日々と、平和のために生きる日々』などがある。
  • 夜空の琴
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人生論や哲学のみならず、山岳文学、画集、小説、翻訳など多岐にわたるジャンルで活躍した著者の、エッセイ集。 この著者の心には科学者と芸術家が同居していて「もの」を見たり考えたりするとき、科学者と芸術家は一つになる。不思議な才能だ。北天の夜空に煌めく琴座のヴェガも、さまざまな四季の事象も、動物も植物も、山も街も--あらゆる有形無形の対象が著者の麗妙な筆にかかると、中世の錬金術師のように、たちまち美しい芸術作品に仕上げられてしまう。 【目次】 午前の光 黄金の蝙蝠 写真 二つの器 速達 帝塚山の朝 午前の光 夜の九時 交響曲第三番 三本の管 稽古 夏と音楽 美術品 西風ドゴーダ 幼稚園 古い日の姿 訪問 フランス人の匂い 毛糸 電話の声 食べる姿 弁当 頓死 街 鉄骨 鳥はなぜ歌う 自然 歩けない道 放送原稿 額 泥人形 名刺 湖畔の宿 変身譚 西風の歌 西風の歌 夜の扉 新しい駅 街の鳩 私の娘 小刀 母の日記 半切 高級車 包装 波止場 春を摘む カタログ 高地牧場 色紙 またたび 人造湖 山の泉 靴 粘土の手 鼠の足音 旧友 蝶番 運搬 目覚めよと 修理と治療 小遣帳 花婿修行 交番 設計図 見学厳禁 残雪 贋夫婦 断末魔 教師 贈物 外国語 火傷と指紋 長靴 顔 蒐集 拾いもの 朗読 舞台 短脚車 暗闇 泥棒 レモンの葉 文房具 休憩 季節の散歩道 啓蟄 花だより 街の緑 原っぱ 飯桐 年ごとの緑 田植 雨の街 郭公の挨拶 六月 蚊 夏雲 線香花火 散歩道 夕暮の川 草原の朝 磯の昼 街の日暮 貝の箱 秋口 初秋の日記 赤い実 欅 晩秋の訪問 初冬の蒲公英 転調 曇った元日 火鉢 外套 冬暖かき海辺 後記 串田 孫一 1915~2005年。詩人、哲学者、随筆家。東京帝国大学文学部哲学科卒。上智大学、東京外国語大学で教鞭を執る。著作は、詩集のみならず、人生論、哲学書、画集、小説、翻訳など多岐にわたっている。創文社の山岳雑誌『アルプ』の責任編集者も務めた。 著作には、『漂泊』『音楽帖 詩集』『南京玉の指輪『光と翳の領域 随想集』『文房具』『自然の断章』などがあり、100冊をゆうに超える。主著は、詩集『羊飼の時計』、随筆集『山のパンセ』など。
  • 中国出土文献の世界
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 中国学でもっとも熱い分野、出土文献研究の全貌を豊かな学殖で生き生きと描き出す第一級のテキスト。漢代から現在に至る簡帛資料研究のあゆみと学問に与えた影響を考察し、難解で大量の簡帛書籍をわかりやすく概観。 【目次】 日本語版序 凡例 第一章 始皇帝の焚書坑儒 一 始皇帝は「坑儒」を行ったか 二 焚書の悲劇 三 諸子は王官より出づ 四 百家争鳴 五 稷下における盛況 第二章 孔壁書──『尚書』の謎 一 老博士・伏生 二 解決不能の今古文論争 三 孔壁から出た書 四 『尚書』の今古文テキスト 五 古文『尚書』の偽作者 第三章 汲家書──編年体の古史『竹書紀年』 一 盗掘者・不準 二 汲家書 三 『竹書紀年』 四 信ずべき古史 五 『春秋』との比較 六 史学の独立 第四章 王国維の予言 一 王国維の予言 二 甲骨学 三 敦煌学 四 簡牘学 五 二重証拠法 第五章 地下の新材料 一 出土資料の分穎 二 基準の教材石経 三 青銅器に鋳込まれた銘文 四 「麻夷非是(亡滅彼氏)」──盟書の言葉 五 文字証拠の分類 第六章 新出土の簡帛書籍 一 楚帛書 二 五〇年代の発見 三 七〇年代の豊かな成果 四 八〇年代以降の成果 五 新たな知見の獲得 第七章 銀雀山──兵法と戦争 一 偽の骨董 二 銀雀山漢簡 三 『孫子兵法』 四 兵法書の歴史と分類 五 三関突破の奇襲攻撃・魏を囲んで趙を救う 第八章 馬王堆──方術の再認識 一 墓中の女性ミイラ 二 帛画・漆器・楽器・絹織物 三 世界を驚愕させた帛書 四 古代の実用技術 五 神秘の方術 第九章 郭店楚簡──戦国時代の思想 一 棺槨・副葬品 二 被葬者 三 儒家の経伝 四 謎の『老子』 第十章 脚光を浴びる上海博物館蔵楚簡 一 国際的に注目される新研究分野 二 待たれる上海博楚簡の全面公開 三 「言」か「音」か 四 『詩』と儒家の礼楽文明 五 結語にかえて 日本語版後記 訳者あとがき 朱 淵清 1967年生まれ。上海師範大学、華東師範大学に学ぶ。上海古代文明研究センター所属。専門は、古典文献学、古代文学、中国古代史。
  • ルネサンス論の試み
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 15世紀、イタリアで花開いたルネサンスを、「近代」と「ヒューマニズム」のはじまりとして捉え、その人間観、哲学を再考する。 【目次より』 まえがき ルネサンス思想再考のために 一 ルネサンス思想研究の意義 二 ルネサンス思想再考のために 三 「開かれた学」の理念 四 「対話」としての探究 五 「市民的対話」 六 「観想的生活」と「行動的生活」 七 ―つの視点 ルネサンス思想史の試み 一 「最初の近代人」 二 中世的世界観と価値秩序 三 視線の逆転 四 〈融和〉の試み 五 フマニタス研究の理念 六 〈融和〉の達成 七 〈融和〉の破綻 八 ニヒリズム ルネサンス思想論の試み I ヒューマニズムの原点──ペトラルカ断想 一 ルネサンス的作家像の一典型 二 哲学的探究 II 文献学的精神 一 ヒューマニズムと文献学 二 ことばへの愛──文献学 三 「雄弁」への愛──修辞学 四 人間存在と「ことば」 五 対話への愛 六 作品観 七 歴史意識 八 権威主義からの解放 九 文献学と修辞学との統一 十 修辞学的対話としての探究 III 市民的ヒューマニズムの一典型 一 パルミニーリとフィレンツェ文化 二 『市民生活論』とフィレンツェ・ヒューマニズム 三 「良き市民」とその教育 四 「普遍人」の理想 五 教育方法と教育目的 六 自己自身の本性に従え 七 結論 IV ルネサンス的人間像 一 ルネサンス的人問 二 フマニタスの人 三 フマニタスの意味 四 「普遍人」の理想 五 市民的「普遍人」から制作的「普遍人」へ V ルネサンスにおける「自我」 一 「自我」の発見 二 近代的「自我」 三 ルネサンスの人間観 四 ルネサンスの「自我」 イタリア哲学史の試み I 予備的考察 一 イタリア哲学研究の意義 二 イタリア哲学の伝統と特質 三 イタリア哲学の歴史的概観 II ルネサンスの哲学 一 ヒューマニズム 二 プラトン主義 三 アリストテレス主義 四 自然哲学 III 一八世紀の哲学 一 ヴィーコ 二 啓蒙主義 IV 一九世紀の哲学 一 リソルジメントの哲学 二 実証主義とヘーゲル主義 1 実証主義 2 ヘーゲル主義 V 二〇世紀の哲学 一 新理想主義 二 その他の哲学 近藤 恒一 1930年生まれ。イタリア文学者。東京学芸大学名誉教授。専門はルネサンス思想史・文芸史。広島大学大学院文学研究科(西洋哲学専攻)博士課程単位修得退学。文学博士。 著書に、『ペトラルカ研究』(マルコ・ポーロ賞)『ルネサンス論の試み』『ペトラルカと対話体文学』『ペトラルカ 生涯と文学』など、 訳書に、ペトラルカ『ルネサンス書簡集』エウジェーニオ・ガレン編『ルネサンス人』カンパネッラ『太陽の都』ペトラルカ『わが秘密』『ペトラルカ=ボッカッチョ往復書簡』ペトラルカ『無知について』ロレンツォ・ヴァッラ『快楽について』などがある。
  • 論理学
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アリストテレスから現代数学まで、古代から現代の「論理学」を一冊で解説する画期的な書。京都学派の重要学者による重要な書。 【目次】 序 凡例 第一部 論理学基礎論 第一編 論理学の本質 第一章 論理学の意義 第二章 形式論理学と記号論理学 第三章 経験的認識の論理学 第二編 概念 判断 推理 第一章 先論理的思惟 第二章 言語的思惟 第三章 論理的思惟 第三編 哲学的論理学 第一章 認識論的論理学 第二章 哲学的論理学 第四編 論理学の歴史 第一章 古代と中世 第二章 近代 第三章 現代(記号論理学の成立) 第二部 形式論理学と記号論理学 第一編 論理学の基本的考想 第一章 予備的説明 第二章 論理学の基本的考想 第二編 形式論理学 第一章 形式論理学の基本的考想 第二章 直接推理 A 定言命題に関する直接推理 B 複合命題に関する直接推理 第三章 間接推理 A 定言命題に関する間接推理 B 複合命題に関する間接推理 第三編 記号論理学 第一章 記号論理学の基本的考想 第二章 命題の計算 第三章 命題函数の計算 A  一変項命題函数の計算 B 二変項命題函数の計算 第四章 「クラスの計算」と「関係の計算」 A 「一変項命題函数の計算」より「クラスの計算」の導出 B 「二変項命題函数の計算」より「関係の計算」の導出 附.「関係の論理学」 第四編 形式論理学と記号論理学との連関 第四編の問題 第一章 記号論理学の適用 第二章 外延的解釈と内包的解釈 題 第三章 形式論理学の批判と改正の方向 高山 岩男 1905~1993年。哲学者。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都学派の全盛期に学ぶ。文学博士。京都帝国大学文学部教授ののち、神奈川大学、日本大学などで教鞭をとり、秋田経済大学学長を歴任。 著書に、『西田哲學』『ヘーゲル』『續 西田哲學』『文化類型學研究』『世界史の哲學』『日本の課題と世界史』『所の論理』『哲学と哲学的実存』『マルクシズムの超克』『場所的論理と呼応の原理』『道徳の危機と新倫理』『宗教はなぜ必要か』『二つの世界に抗して 文明の破局と人類の対決』『現代の不安と宗教』『道徳とは何か 倫理学入門』『国際的中立の研究』『現代の政治・社会思想 社会科における取扱いに関連して』『哲学とは何か』『教育と倫理』『実存哲学』『政治家への書簡 正・続』『西田哲学とは何か』『京都哲学の回想 旧師旧友の追憶とわが思索の軌跡』『高山岩男著作集』(全6巻)『西田幾多郎研究資料集成 第1・2巻 高山岩男集』など多数ある。
  • 歴史する心
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 西洋史の碩学による、歴史を学ぶということはどういうことか、歴史学の面白さ、歴史学の方法や現代社会についての随想をまとめた書。 【目次』 歴史する心 現代における歴史する心 ヨーロッパ中世の経済 都市生活の精神的基盤 社会経済史研究の新動向 歴史学を学ぶ人へ 古典と現代 タキトゥスの『ゲルマーニア』 アンリ・ピレンヌの魅力 ハインリッヒ・ダンネンバウアー 三浦新七先生の文化史研究 実学の尊さ 私の歩んだ道 私の歩んだ道 私の卒論 悲しき思い出 ふるさとの山河 室生寺の思い出 現代のチグハグ 人は一代 スペシャリスト論争 良識と勇気 頑固と長寿 現代のチグハグ 自然と文化 紙つぶて ユーモア 近代化と伝統 職業冥加 思いちがい たたき大工 ハヤ釣り 不毛の民主主義 点と線 里芋礼賛 同時通訳 南と北 天災と国民性 村と町 ヨーロッパぼけ 松茸狩り 読書の秋 ウルトラC 石に寄せて 文体 落葉 気力 話し合い 自然美 不思議な傾向 分化と総合 ご苦労さま あとがき 増田 四郎 1908~1997年。歴史学者。一橋大学学長、一橋大学名誉教授。東京商科大学(後の一橋大学)卒業。専門は西洋史、西洋経済史。文化勲章受章者。 著書に、『獨逸中世史の研究』『ヨーロッパ社会の誕生』『西洋中世世界の成立』『西洋經濟史』『ゲルマン民族の國家と經濟』『都市 その根底にあるもの』『歴史学』『西洋経済史概論』『都市』『ヨーロッパの横顔 自然・人・文化』『西欧市民意識の形成』『西洋封建社会成立期の研究 ヨーロッパ初期中世史の諸問題』『歴史学入門』『東と西』『歴史学概論』『大学でいかに学ぶか』『歴史する心』『ヨーロッパとは何か』『ヨーロッパの都市と生活』『歴史と社会』『西洋中世社会史研究』『地域の思想』『社会史への道』『ヨーロッパ中世の社会史』『地域の力』などがある。
  • 古代資本主義(名著翻訳叢書)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 古代ローマにおいて、「資本主義」は存在したのか? 古代ローマの経済の諸相(農業、工業、商業、貨幣など)を詳細に検討する。 【目次より】 序言 序論 経済史の研究 その時代区分 ビュッヒャー、ロートベルトゥスおよびその他の国民経済学者の理論体系 歴史家モムゼン、マルクヴァルト、ゴルトシュミット、フリートレンダー エドゥアルト・マイヤー 近代資本主義 第一章 富の発端 最古のローマにおける貨幣と交換 家の「自給自足」体制 商業の微弱な形成 高利貸付け・拘束行為 第二章 動産 富の源泉としての征服と戦利品 新人 ローマの奢侈に関する誇大な諸見解  商人と徴税請負い人・共和制末期の実業家たち アッティクス 高利貸付け、建築・土地およびその他の諸投機 第三章 大土地所有 ラティフンディウム 公有地 軍事植民市  自由農民層への影響と軍団の兵員補充 ラティフンディアの分布と規模 人口密度  第四章 小土地所有 小土地所有存続の例証 ラティフンディウムの弱点 第五章 商品生産 家内経済と都市経済 奴隷を欠く家内生産と、奴隷を使役する家内生産・必要物の備わった家 ラティフンディウムの産業的性格 自由手工業 奴隷労働 解放奴隷 分業 手工業者と消費者との関係 組合 古代産業における資本および大経営欠如の主因 大都市における富の配置 小工業の絶対的優越 第六章 農業生産 資本と農業 古代農業における資本制的生産諸条件の欠如 ローマにおける海外穀物の輸入と貧民給養 ローマおよびその近郊の、爾余のイタリアからの経済的分離 古代農業の弱点 ラティフンディアにおける粗放経営 ブドウ栽培 畜産業 第七章 資本主義 資本主義の定義 古代における産業資本の欠如 労働の、資本にたいする絶対的優越 大土地所有と小土地所有との関係 資本家的小作人 資本と畜産業 古代における農業資本主義の欠如 富の形成と蓄積・征服と諸属州の搾取 高利貸資本および商業資本としての富の使用 資本制に先行する時期に関しての、マルクスの見解 ローマ経済における資本の役割 ローマの財産査定 資本蓄積にたいする諸障碍 古代の貨幣観 第八章 経済制度 古代イタリアの家内および都市経済・都市農村間の交換関係 貨幣・信用および銀行組織 現物租税 第九章 経済的破綻 帝政下の奢侈と浪費 貨幣恐慌とこれにたいする防衛措置 生活水準の全般的低下 貨幣欠乏と鋳貨品位の改悪 現物経済への復帰 租税 コローナートゥス制 小手工業者階級 土地所有・小土地所有者 第十章 古代の経済 古代一般に普遍的な経済、および近代の経済にたいする、特殊ローマ的経済。 原註 あとがき 地図 サルヴィオリ,ヨゼフ 1857-1928年。イタリアの法学者、歴史学者。
  • 論理学(改訂版)
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 現代の主流の論理学=記号論理学の基礎的な方法論から最新の成果までを網羅し、伝統的な形式論理学も精査し、歴史的な位置を与える。 【目次】 序論 論理学の意義 論理学の課題 推理の二大別 論理学の二大部門 「valid」の意味 形式と記号化 伝統的論理学と記号論理学 記号論理学の特色 記号論理学の体系的建設 本書の意図および叙述方式 形式的言語 第一部 記号論理学 第一章 記号論理学の立揚 実例からの出発 文の記号化 結合詞 推理の記号化 真理関数 命題の内部構造 命題関数 クラスと関係 第二章 命題の計算 I 命題の計算の基本的構想 命題 要素命題と結合詞 変項と論理的定項 代表的な結合 命題の計算の構成 II 演算の問題 演算の検討 演算の相互還元 III 式の分類と判定 式の分類 3つの式の特色 式の判定 重要な恒真式 導出法則 標準形 双対則 式の導出例 V 推理 推理と恒真的含意 含意のパラドックス 基本的推理法則 推理の証明第三章 一変項命題関数の計算 命題関数の意味 変項関数の計算の基本的構想 定義 式の導出1 量化法則 命題の量化的表式 推理の吟味 式の導出2 重要な恒真式 形式的含意 第四章 クラスの計算(集合算) クラスの計算の基本的構想 定義 重要な恒真式1 式の導出1 式の導出2 重要な恒真式2 命題の表式とクラスの計算の適用 図形的表現 第二部 伝統的論理学 第一章 伝統的論理学の立場 伝統的論理学の主題 推理の二種 命題の三型 定言命題の形式 名辞の外延と内包 定義 外延的解釈と内包的解釈 推理の二原理 名辞論理学 第二章 直接原理 A 定言命題に関する直接推理 定言命題の四形式 オイラーの図式〔補〕ヴェンの図式 名辞の周延〔補説〕存在解釈の図示 二つの推理規則 対当 変形推理  B 複合命題に関する直接推理 定言命題との対応づけ第三章 間接推理 A 定言命題に関する間接推理 定言シロジズムの定義 格式 公理 定理 前提における命題の組合わせ 第一格のvalidな式 第二格のvalidな式 第三格のvalidな式 第四格のvalidな式 還元の問題 格式覚え歌 還元の方法〔補〕背理法 他の間接推理 B 複合問題に関する間接推理 間接推理の分類 仮言シロジズム 〔補〕恒真的仮言シロジズム 選言シロジズム ディレンマ 第四章 伝統的論理学とクラスの計算 伝統的論理学の制限 クラスの計算の伝統的論理学への適用に関する注意 クラスの計算の使用法 内包的名辞論理学 両解釈における真偽問題 参考書名 練習問題 練習問題回答 上田 泰治 1918~1992年。哲学者。京都大学名誉教授。 京都帝国大学文学部独文科卒業。 著書に、『ベーコン』『論理学』『論理を求めて』『論理学』(高山岩男との共著)など、 訳書に、ヘーゲル『近世哲学史』.ホワイトヘッド『科学と近代世界』(共訳)などがある。
  • 北方ユーラシア法系通史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 13世紀以降のモンゴル法典とそれ以前の中文史書に見る遊牧民の法的慣習に関わる記録とが、相互連関関係にあることをつきとめた力作。 【目次】 I 法制史料 1 環境と民族 2 一三世紀以降のモンゴル法典 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c 旧・新のオイラト法典 d 旧・新のハルハ法典 e 清朝の蒙古例を類聚した諸法典 附 自治外蒙古の勅定蒙古律令 3 北方ユーラシア法系への構想 II 刑法 1 一三世紀以前の中文史料 a モンゴリア高原の遊牧民 b 東北アジアの狩猟民 c 中文史料に顕在する賠償制 2 モンゴル法典に見る刑法 3 一三世紀前・後の史料問に顕在する共通性 a 家畜賠償と家畜罰 b 実刑 4 一九世紀中葉に見る実刑への転換 5 裁判の逓序と法の適用 III 婚姻 1 一三世紀以前の中文史料 a モンゴリア高原の遊牧民 b 東北アジアの狩猟民 c 中文史料に顕在する共通性 2 モンゴル法典に見る婚姻 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 3 一三世紀前・後の史料問に顕在する共通性 IV 相続 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る相続 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令  3 中文史料の再吟味 a 鳥桓 b 契丹 4 モンゴル法典に見る家父長権 V 牧畜 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る牧畜 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 3 家畜の保有 4 牧地の利用 VI 狩猟 1 一三世紀以前の中文史料 2 モンゴル法典に見る狩猟 a チンギス=ハーンのヤサ b アルタン=ハーンの法典 c オイラトの法典 d ハルハの法典 e 清朝の蒙古例 f 勅定蒙古律令 参考文献 あとがき 島田 正郎 1915~2009年。東洋史学者、法制史学者。東京帝国大学文学部東洋史学科卒業。元明治大学総長。法学博士(明治大学・論文博士)。 著書に、『東洋法史要』『遼代社会史研究』『世界史要』『遼制の研究』『祖州城 東蒙古モンチョックアゴラに存する遼代古城址の考古学的歴史学的発掘調査報告』『遼の社会と文化』『東洋の法の歴史』『世界史』『アジア 歴史と法』『東洋法史』『遼制之研究』『遼史』『遼朝官制の研究』『遼朝史の研究』『清末における近代的法典の編纂』『北方ユーラシア法系の研究』『清朝蒙古例の研究』『明末清初モンゴル法の研究』『清朝蒙古例の実効性の研究 東洋法史論集第7』『契丹国 遊牧の民キタイの王朝』『北方ユーラシア法系通史』『西夏法典初探 東洋法史論集 第8』などがある。
  • 日本思想史研究1:神道史
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 日本思想史の第一人者による「神道」歴史。古神道から、中世、近世、近代まで、その思想と歴史を解説する。「日本思想史研究」の一巻 【目次】 序 凡例 序論 第一章 古神道 第一節 古神道の原始的要素及び性質 第二節 古神道の国家数としての発逹 第三節 古神道の発展 第二章 中世神道 第一節 神祇制度の完成 第二節 仏数の影響 第三節 神道論の発生 その一 第四節 神道論の発生 その二 第五節 神道論の発生 その三 第六節 天主教の伝来と神道との交渉 第三章 近世前期の神道 第一節 儒家の神道説 第二節 吉川惟足と度会延佳 第三節 垂加神道 第四節 別派諸家の神道説 第五節 神道の一般教化的運動 第四章 近世後期の神道 第一節 古学神道 第一項 古学神道の発生 第二項 古学神道の完成 第二節 古学神道の神学的─宗数的発展 其の一 第一項 古学紳道発展の内在的契機及び富士谷神道 第二項 服部中庸の三大考 第三項 平田篤胤及び橘守部 第三節 古学紳道の神学的─宗数的発展 其の二 第一項 佐藤信淵と大国隆正 第二項 六人部是香、岡熊臣、矢野玄道及び權田直助 第三項 鈴木重胤と渡邊重石丸 第四項 鈴木雅之と南里有隣 第四節 宗派神道 第一項 富士派及び御嶽教 第二項 黒住教 第三項 禊教・金光教、天理教及び烏伝神道 第四項 準古学神道諸派 結論 明治維新の教化政策と神道 略歴並著作年表 後記 村岡 典嗣 1884~1946年。歴史学者。広島高等師範学校教授、東北帝国大学法文学部教授を歴任。 早稲田大学哲学科卒業。独逸新教神学校卒業。専門は、幅広いが、特に日本思想史。 主著として『日本思想史研究』がある。 著書に、『本居宣長(1 2)』(前田勉校訂)『東洋哲学史 日本第1部』『日本神道の特質』『日本文化史概説』『素行・宣長』『続 日本思想史研究』『日本思想史研究 全5巻』など、 編書に、『新編 日本思想史研究 村岡典嗣論文選』『吉利支丹文学抄』『本居宣長全集 1~3 25、26』など、 訳書に、ヴィルヘルム・ヴィンデルバント『ヴインデルバント近世哲学史(第壱)』(共訳)ルイ・オウギュスト・サバティエ『宗教哲学概論』(共訳)ヴィルヘルム・ヴィンデルバント『近世哲学史(上巻)』(共訳)などがある。
  • 歴史家アンリ・ピレンヌの生涯
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 アンリ・ピレンヌ(Henri Pirenne 1862~1935)は、ベルギーを代表する歴史家。1886年からずっとガン(ヘント)大学で教鞭を執った。 大著『ベルギー史』を著し、自国の独自性を解き明かした。また、第一次世界大戦中は、ドイツ軍に抑留生活を強いられたが、収容所でも歴史の講義をして、ローマ帝国の解体からルネサンスまでをあつかった壮大なヨーロッパの歴史を描いた『ヨーロッパの歴史』になった。 西ヨーロッパの発生について、「マホメットなくしてシャルルマーニュなし」といういわゆるピレンヌ・テーゼでも知られている。大歴史家ピレンヌの生涯と学績を描いたの評伝の決定版。 【目次』 一 谷間の町 二 二人の恩師 三 旅の空 四 フランドルに移植されたワロン人 五 至幸の日々 六 至幸の日々(続) 七 占領下のガン 八 クレーフェルト将校捕虜収容所 九 ホルツミンデン民間人捕虜収容所 一〇 戦時下のイェーナ 一一 クロイツブルク独居 一二 国民の英雄 一三 ユクルの晩秋 一四 追想のアンリ・ピレンヌ 註 あとがき 参考文献一覧 佐々木 克巳 1931~2013年。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。専門は、ヨーロッパ中世史。成蹊大学経済学部教授を務めた。 著書に、『歴史家アンリ・ピレンヌの生涯』 訳書に、アンリ・ピレンヌ『ヨーロッパ世界の誕生 マホメットとシャルルマーニュ』(共訳) アンリ・ピレンヌ『中世都市 社会経済史的試論』『古代から中世へ ピレンヌ学説とその検討』(編訳)エーディト・エネン『ヨーロッパの中世都市』アンリ・ピレンヌ『中世都市論集』 アンリ・ピレンヌ『ヨーロッパの歴史 西ローマ帝国の解体から近代初頭まで』エーディト・エネン『ヨーロッパ都市文化の創造』などがある。
  • 宗教と社会倫理
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 社会倫理の根拠を探ねる意味において、まず善悪の価値基準のもとである宗教的立場を被造物としての自然、社会理念とそれらが人間の罪のメカニズムと絡みあっている歴史的現実の中に問うてみたい。 【目次】 序 第一章 聖書における倫理とその意味 第一節 倫理のひろがり (イ) 労働の倫理 (ロ) 自然と倫理 (ハ) 文化の倫理 第二節 倫理のありかた (イ) 家族の倫理 (ロ) 「ピレモンへの手紙」に示された倫理 (ハ) 終末信仰と倫理 第三節 倫理のしくみ (イ) 摂理の構造 (ロ) アウグスチヌスの「神の国」における社会倫理について (ハ) 代表者思想と契約的構造──聖書における社会的実践の根拠 第二章 社会倫理の概念 第一節 個人倫理と社会倫理 (イ) 序論 (ロ) 利己と利他の性情からみた個人と集団の関係 (ハ) 個人倫理と社会倫理 第二節 ジンメルの「社会学」における集団の量的規定と集団倫理について 第三章 歴史における社会倫理とその思想 第一節 カントと十九世紀の社会倫理思想──倫理の方法的自覚 第二節 プロテスタントの「哲学嫌い」 第三節 儒学・蘭学の伝統と近代化の問題 (イ) 文化的一元論から二元論への移行 (ロ) 儒教における二元論論争 (ハ) 二元論化の確立としての蘭学 (ニ) 二元論から一元論への運動としてのキリスト教と哲学の要請 第四節 近代化の特質についての一考察 第五節 現代の社会と個人と教会 山中 良知 1916~1977年。キリスト教学者。関西学院大学教授、理事を歴任。京都帝国大学文学部哲学科卒業。文学博士(関西学院大学)。 著書に、『理性と信仰』『宗教と社会倫理』など、訳書に、K・スキルダー『キリストと文化』などがある。
  • 続・清代中国の法と裁判
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 裁判制度に関する論文六編を編成・再録、「師を語り己を語る」文章三篇を付載した論文集。同著者の『清代中国の法と裁判』の続編。清代中国の法律制度、裁判制度についての重要な研究書である。 【目次】 はしがき 第一章 中国法文化の考察──訴訟のあり方を通じて まえがき 一 法文化におけるヨーロッパと中国の対極性 二 ヨーロッパの訴訟 三 中国の訴訟 むすび 第二章 淡新〓案の初歩的知識──訴訟案件に現われる文書の類型 まえがき 一 申し立て書、訴状 二 指令書の原稿 三 差役の復命書 四 法廷記録 五 証文、一礼 六 官庁間文書 七 その他 第三章 清代州県衡門における訴訟をめぐる若干の所見──淡新〓案を史料として まえがき 一 紛争と暴力 二 令状とこれを手にする差役の機能 三 案件はどのようにして終るか むすび 第四章 伝統中国における法源としての慣習──ジャン・ボダンへの報告 まえがき 一 一般的考察 二 清朝の地方的法廷において扱われた裁判事例の研究から得られる知見 第五章 左伝に現われる訴訟事例の解説 まえがき 一 語義をめぐって 二 事例の解説 むすび 第六章 清代の民事裁判について 一 はしがき 二 寺田論文の問題設定 三 ホアン氏と滋賀の論点のすれ違い 四 調停論と情理論の関係 五 遵依結状をめぐって 六 遵依結状をめぐって(つづき) 七 官断の受諾と拒否をめぐって 新史料を加えての再考察 八 聴訟の位置づけ試論 九 裁判の語義をめぐって 一〇  裁判の類型論と〈事実清楚・是非分明〉 王亜新論文の示唆するもの 一一 「事実認定」と〈事実清楚〉 判断正当化の二つの方式 一二 「糾問」と「判定」 民事・刑事を通じての考察 一三 余論 附録 師を語り己を語る三篇 一 田中耕太郎先生との出会い 二 中国法制史と私 老兵の告白 三 弔辞 石井良助先生に捧げる 著者従前の所論が本書によって訂正・改修・補充された主要な点の摘記 滋賀秀三先生 年譜 滋賀秀三先生 著作目録 滋賀 秀三 1921~2008年。法学者(東洋法制史)。東京大学名誉教授。東京帝国大学卒。法学博士。 著書に、『中国家族法論』『中国家族法の原理』『清代中国の法と裁判』『中国法制史』(編著)『中国法制史論集』『続・清代中国の法と裁判』など、 訳書に、国際社会問題研究協会編『社会綱領』(共訳)などがある。
  • 象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 人類が長い歴史の中で、文化や伝統の違いを越えて関心を示し続けた宗教の究極的対象、それは宗教伝統の違いによって異なって表現されてきたが、宗教学的用語で聖なるものとよばれるその対象に人間がどのように関わってきたかを論じる。 【目次】 はしがき 序論 宗教現象への接近──その方法論 I 宗教現象と客観学 1 近代主義のめばえ 2 進化論の台頭と宗教学 3 客観学の確立に向けて──デュルケームとウェーバー 4 宗教研究の類型化──その方法論 5 客観学、分類学としての宗教研究に対する問い II 宗教の原初形態をめぐって 1 科学的視座と宗教的視座 2 宗教現象の原初形態 3 宗教的ということ──デュルケームと聖なるもの 4 聖の還元主義とその不還元性──ルドルフ・オットー エリアーデの宗教世界 I 宗教現象の諸相 1 エーリアーデの経歴 2 エリアーデ宗教史学 3 ヒエロファニーの諸形態──象徴 4 聖なる空間 5 聖なる時間 6 儀礼 7  神話の構造 8 エリアーデ宗教史学に対する問い II エリアーデ宗教史学の方法論 1 還元主義と聖の不還元性 2 聖の顕現──象徴の意味とその解読の過程 3 エリアーデ宗教史学の方法論的視座──歴史と構造 象徴世界と言語 I 世界を理解するということ 1 神話的世界像とその理解の妥当性──科学的世界像をめぐって 2 認識能力とその生成過程 3 多元的現実と認識能力の形成過程 4 近代科学とその現象学的意味 II 宗教の意味世界 1 日常的意識の流れとその崩壊──科学・技術社会における宗教的覚醒 2 宗教言語の諸相──リクール解釈学をめぐって 結語 永見 勇 1941年 生まれ。社会学者。元名古屋柳城短期大学学長。名古屋工業大学工学部繊維工学科卒業、シカゴ大学大学院で博士号(宗教学)を取得。専門は、宗教社会学。 著書に、『了解と価値の社会学』『象徴としての宗教 多元的現実と科学的世界像をめぐって』 『生きがい喪失とケアの哲学 死の意味づけを巡って』 『スピリチュアリティといのちの未来―危機の時代における科学と宗教 』(共監修)など、 訳書に、ケヴィン・J. ヴァンフーザー 『聖書の物語とリクール哲学』(共訳)S・カイトゥームズ『病いの意味 看護と患者理解のための現象学』などがある。
  • 福音書物語選釈
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 「福音書物語選釈」の一冊。福音書の名場面、名エピソードを選んで、註釈を加える。出現、受難、復活、奇跡、論争の物語を扱う。 【目次】 イエス出現の物語 イエス受難の物語 イエス復活の物語 一 イエス復活の物語 二 変貌の物語 論争の物語 一 治癒と罪の赦しとに関する論争の物語 二 カイザルのものと神のものとに関する論争の物語 奇跡の物語 一 けがれた霊を追い出したもうた物語 二 らい病人を清めたもうた物語 三 嵐を鎮めたもうた物語 四 ゲラサ人の地のレギオンを追放したもうた物語 五 長血をわずらっている女を癒し、会堂司ヤイロの娘を甦らせたもうた物語 六 五切れのパンと二匹の魚で五千人を満腹させたもうた物語 七 海の上を歩いて嵐を鎖めに行きたもうた物語 八 スロフェニキヤ生まれの女の幼い娘を癒したもうた物語 九 聾で唖の人を癒したもうた物語 十 ベッサイダの盲人を癒したもうた物語 十一 唖の霊につかれた息子を癒したもうた物語 十二 エリコの盲人を癒したもうた物語 付録 福音書研究史考 一 〔福音書に対する歴史的信頼性の堅持(初代より十六・七世紀に至る四福音書観)と、それに対する疑念の勃興(理神論論争)〕 二 〔批評と仮説〕 1 原典批評(原典本文の異同について) 2 福音書批評(福音書相互の異同について)と、その仮説(利用説、所伝説) 3 伝承資料の批評(その非合理性について)と、その仮説(シュトラウスの神話説とルナンの人間イエス) 4 伝承資料の配列に関する批評(物語の順序についての福音書相互間の異同について)と、その仮説(ラハマンのマルコ福音書原本説) 三 〔マルコ福音書の歴史的信頼性(第十九世紀の歴史意識について)〕 四 〔信仰ないし教理の反映としてのマルコ福音書(三への疑惑)〕 1 マルティン・ケーラー 2 ウィリアム・ヴレーデ 五 〔宗教史学派とヨハネス・ヴァイス(四への反駁) 六 〔信仰ないし教理の反映としての伝承資料(四への裏付け)──ユリウス・ヴェルハウゼン 七 〔様式史的研究(一)──伝承資料の文書的研究〕 八 〔様式史的研究(二)──伝承資料の様式史的分類とその展開の跡づけ(前向き)──マルティン・ディベリウス 九 〔様式史的研究(三)──伝承資料の様式史的分類とその潮行的分析(後ろ向き)──ルドルフ・ブルマトン 十 〔史的イエス像への方法論的溯行と信仰的イエス像へのキリスト論的展開〕 十一 〔実存的方法による史的イエス像の探求──ジェームス・M・ロビンソン〕 十二 〔将来の課題〕 あとがき 小嶋 潤 1908~1997年。キリスト教神学者。立教大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都大学文学博士。 著書に、『基督教概論 学生のための』『基督教の理解』『パウロ神学の根柢 ガラテヤ書に拠る』『基督教の話』『基督教の中心思想』『キリストの愛について』『聖書 キリスト教叢書』『福音書物語選釈』『キリスト教 その由来と成立と特質と』『福音書のキリスト論』『続・福音書物語選釈』『キリスト教の起源と定礎』『新約聖書正典の編成と伝承』『福音書物語選釈 第3巻 山上の説教・その他』『イエス降誕の物語 福音書物語選釈』創文社 1978『新約聖書名言集』『聖書小事典』『西洋教会史』『イギリス教会史』『西洋思想史上のキリスト教』『旧約聖書の時代 その語る歴史と宗教』『新約聖書の世界 原始キリスト教の発足と展開』などがある。
  • 福音書のキリスト論
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 主イエスの生涯における言行を記録した福音書(マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネ)に、キリストはどのように描かれているのかを読み解く。 【目次】 序 第一部 福音書のキリスト論 一 福音書の資料 A イエスに関する伝承の成立 1 伝承成立の基礎要件としての宣教綱要の確立 2 宣教綱要に基づくイエスに関する伝承の成立と福音書 B イエスに関する伝承の分類 1 受難と死についての伝承 2 復活についての伝承 a 空ろな墓の物語 b 顕現の物語 3 受難、死、復活についてのイエスの予告的言葉の伝承 付 復活の予表としての変貌の物語 4 終末についての伝承 5 救い主出現に関する伝承 6 奇跡についての伝承 7 言葉についての伝承 8 譬喩 二 福音書の伝記的輪郭 三 福音書の構成と特質 A 共観福音書 1 序詞 2 前詞 3 準備時代 4 ガリラヤ伝道 5 山上の説教 6 平地の説教 7 ガリラヤ伝道(続) 8 ガリラヤ伝道(続・続) 9 受難の予告と弟子たちへの教訓 10 エルサレムヘの途上で 11 ユダヤでのことども 12 エルサレムでのことども 13 世の終りについての論し(小黙示録) 14 受難 15 復活と顕現 B ヨハネ福音書 1 序詞 2 準備時代 3 ガリラヤ伝道(第一回) 4 エルサレムヘ上られる(第一回) 5 ガリラヤ伝道(第二回) 6 エルサレムヘ上られる(第二回) 7 ガリラヤ伝道(第三回) 8 エルサレムヘ上られる(第三回) 9 ユダヤでのことども 10 エルサレムヘ上られる(第四回) 11 受難 12 復活と顕現 四 福音書のキリスト論 A マルコ福音書 B マタイ福音書 C ルカ福音書 D ヨハネ福音書 第二部 原始キリスト論の展開 一 原始キリスト論の展開 A 緒論、イエスの復活について B ダビデの子 C 人の子 D キリスト E 原始教会におけるキリスト論展開の実相について 二 主告白のキリスト論とその起源について 小嶋 潤 1908~1997年。キリスト教神学者。立教大学名誉教授。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都大学文学博士。 著書に、『基督教概論 学生のための』『基督教の理解』『パウロ神学の根柢 ガラテヤ書に拠る』『基督教の話』『基督教の中心思想』『キリストの愛について』『聖書 キリスト教叢書』『福音書物語選釈』『キリスト教 その由来と成立と特質と』『福音書のキリスト論』『続・福音書物語選釈』『キリスト教の起源と定礎』『新約聖書正典の編成と伝承』『福音書物語選釈 第3巻 山上の説教・その他』『イエス降誕の物語 福音書物語選釈』創文社 1978『新約聖書名言集』『聖書小事典』『西洋教会史』『イギリス教会史』『西洋思想史上のキリスト教』『旧約聖書の時代 その語る歴史と宗教』『新約聖書の世界 原始キリスト教の発足と展開』などがある。
  • 序説・中世初期の自由と国家 国王自由人学説とその問題点
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 王権に隷属する王国自由人が中世の社会構造を作ったとする、大戦後ドイツの新学説の全容と問題点を包括的に検討し、学界を先導した書。 【目次】 はじめに 主要文献略語表 第一章 概括的序論 第一節 国王自由人の国制史的位置 第二節 国王自由人学説の学説史的意義 第二章 ゲルマン時代における豪族支配体制とタキトゥスの自由人 第一節 問題の提起 第二節 タキトゥスの自由人における自由の根拠 第三節 タキトゥスの自由人の社会的存在形態 第三章 諸部族の形成と豪族支配体制・部族太公制・軍隊王権 第一節 序論──諸部族の形成 第二節 部族太公制と豪族支配体制 第三節 軍隊王権 第四章 諸部族法典の人命金秩序──完全自由人と国王自由人 第一節 問題の所在──マイヤー説の形成過程 第二節 『レークス・サリカ』の人命金秩序と国王自由人 第三節 諸部族法典の人命金秩序と完全自由人 第五章 メーロヴィンガーの軍制──「ロマーヌス」・「レウデス」をめぐる問題 第一節 問題の所在──ダンネンバウアーにおけるメーロヴィンガーの軍隊 第二節 「ロマーヌス」をめぐる問題 第三節 「レウデス」をめぐる問題 第六章 国王自由人の組織──国王自由人とフンデルトシャフト・王領地と国家領 第一節 フンタリとツェンテナ 第二節 王領地と国家領 第七章 国王自由人・グラーフシャフト・豪族支配領域 第一節 序論──問題の限定 第二節 国王自由人とグラーフシャフ 第三節 ツェンテナとグラーフシャフト 第四節 グラーフシャフト・国王支配の諸類型 第八章 国王自由人の概念とその歴史的展望 第一節 国王自由人の概念 第二節 歴史的展望 あとがき 石川 武 19271年生まれ。法学者、歴史学者。北海道大学名誉教授。元拓殖大学北海道短期大学学長。北海道帝国大学文学部卒業。法学博士(北海道大学)。名誉文学博士(ベルリン自由大学)。専門は、西洋史及び西洋法制史 著書に、『序説・中世初期の自由と国家 : 国王自由人学説とその問題点』など、 訳書に、『中世の自由と国家』(久保正幡編) H.ヘルビック『ヨーロッパの形成 』(共訳)オットー・ブルンナー『ヨーロッパ その歴史と精神』(共訳)アイケ・フォン・レプゴウ著『ザクセンシュピーゲル・ラント』(共訳)ハンス・ティーメ著『ヨーロッパ法の歴史と理念』K・クレッシェル著『ゲルマン法の虚像と実像』(監訳)マルク・ブロック『封建社会』(堀米庸三監訳)などがある。
  • 戦後アジア秩序の模索と日本
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 戦後アジアにおいて日本とは何であったのか?―アジアへの関与が「経済進出」として語られることの多いなか、冷戦や革命、脱植民地化といった国際政治の潮流に占める日本の位置づけを探る本書は、1950年代から60年代中盤のインドネシアをめぐる攻防にその答えの鍵を見出す。巨大な国家規模と豊富な資源に加え、地政学的観点からも海域アジアの「要」であるインドネシア。そのインドネシアが、急進的ナショナリズムを掲げたスカルノ時代からスハルト体制下の開発の時代へと大きく転換した軌跡は、戦後アジアの政治潮流と国家建設模索のひとつの典型であった。ベトナム戦争へと収斂していくアメリカの冷戦政策、東南アジアにおけるイギリス帝国の解体、中国の急進化、そしてナショナリズムや革命から開発の時代へというアジアを覆った巨大な変容のなかで、日本は何を目指し、どのように振舞ったのか、各国の思惑と駆け引きが渦巻く多国間関係史を立体的に描き出す。海によって分断されているように見えて、実は何よりも海でつながれた「海のアジア」。本書は、従来の東アジア国際政治史では解明されることのなかった、いわば「海のアジア」の戦後史なのである。 【目次】 序──戦後アジアにおける日本とは何だったのか 第一章 インドネシア賠償をめぐる国際政治 一 「アジア復帰」の模索 二 インドネシア賠償交渉経緯 三 インドネシア内戦とアメリカの介  四 賠償交渉の妥結──両国の思惑 五 米英の対応 六 欧米とアジアの間で 第二章 マレーシア紛争仲介工作(一)──日本の関与の端緒 一 アジア関与の深化 二 マレーシア紛争 三 インドネシアの国内事情 四 紛争の本格化 五 池田首相の和平工作 六 和平工作の行方 第三章 マレーシア紛争仲介工作(二)──アメリカとの連携 一 ロバート・ケネディの仲介工作 二 イギリスのいらだち 三 日米の説得 四 ベトナム情勢とアメリカの強硬化 第四章 マレーシア紛争仲介工作(三)──中国との「綱引き」 一 インドネシアの国連脱退 二 川島正次郎の仲介工作 三 中国との「綱引き」 四 シンガポールの分離独立とイギリスの方向転換 第五章 九・三〇事件とスカルノ体制の崩壊 一 九・三〇事件 二重のクーデター 二 日本の対応 三 スカルノか、スハルトか 四 米英の対応 五 大量殺戮の進行 第六章 開発体制の構築と日本 一 積極的関与の検討 二 経済危機の到来と権力闘争の決着 三 イギリス主導策の模索とマレーシア紛争の終結 四 インドネシア債権国会議と開発体制の構築 終章 戦後アジアの変容と日本──冷戦・革命・脱植民地化・開発 注 あとがき 宮城 大蔵 1968年生まれ。政治学者。上智大学総合グローバル学部教授。1立教大学法学部卒業、一橋大学大学院法学研究科公法・国際関係専攻修士課程修了、同大学院法学研究科国際関係専攻博士後期課程修了。一橋大学博士(法学)。専門は、アジア国際政治史。 著書に、『バンドン会議と日本のアジア復帰』『戦後アジア秩序の模索と日本』『「海洋国家」日本の戦後史』『現代日本外交史』『橋本龍太郎外交回顧録』(五百旗頭真共編)『戦後アジアの形成と日本 歴史のなかの日本政治5』(北岡伸一監修。編著)戦後日本のアジア外交』(編著)『普天間・辺野古歪められた二〇年』(渡辺豪共著)などがある。
  • 享保改革の研究
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 緊縮財政と新田開発等を、享保年間(1716~35)に、徳川吉宗が行った改革。目安箱の設置や公事方御定書も制定。三大改革の1つとして知られる。17世紀末より、通貨が混乱し、物価が上昇していた。また、幕府財政も大幅に悪化し、政治も立て直しが必要であった。本書は、享保改革を多方面より検討する。 【目次』 はしがき 序説 幕政研究史の回顧と享保改革の問題点 一 幕政展開過程のとらえ方について 二 享保改革の問題点 第一章 文治政治論 一 享保改革は武断復古か 二 所謂「文治主義政治」の性格 第二章 天和の治について 一 綱吉治世の問題点 二 酒井忠清の宮将軍擁立説 三 「賞罰厳明」と譜代層の圧迫 四 将軍専制と側近政治 五 直轄領支配の刷新 六 天和の治と元緑の政治 第三章 正徳の政局と新井白石 一 正徳政治の形態 二 詮房・白石の孤立と政治の停滞 第四章 吉宗の将軍継嗣と政局 一 吉宗の登場と譜代勢力 二 将軍権威の確立 三 目安箱設置をめぐる問題 第五章 将軍独裁政治の支柱 一 人材の登用について 二 勘定所機構の整備 第六章 徴租機構の改革と年貢増徴 一 代官所機構の改革 二 年貢の増徴 第七章 通貨の統一 一 正徳期の通貨問題 二 享保新金の鋳造について 三 新金銀通用令とその影響 四 元文の通貨政策 第八章 商業の統制 一 改革と商業資本との関係 二 物価政策と商業統制 結論 一 改革過程の三段階 二 享保改革の幕府政治史上の位置──幕政史の中期について 辻 達也 1926年生まれ。歴史学者、横浜市立大学名誉教授。東京大学文学部国史学科卒。文学博士(東京大学)。専門は、日本近世史、幕府政治史。 著書に、『徳川吉宗 人物叢書』『享保改革の研究』『大岡越前守 名奉行の虚像と実像』『日本の歴史 16 江戸開府』『江戸時代を考える 徳川三百年の遺産』『近世史話 人と政治』『江戸幕府政治史研究』『撰要類集(第1~第三)』(校訂)『新稿一橋徳川家記』(編)『大岡政談(全2巻))』『享保通鑑』(校訂)荻生徂徠『政談』(校注) 『日本の近世(全18巻)』(朝尾直弘共編。毎日出版文化賞)『一橋徳川家文書 摘録考註百選』(編著)などがある。

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