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【内容紹介・目次・著者略歴】
現代アメリカの外交において重要なウッドロー・ウィルソンの構想の誕生から、その軍事政策、集団安全保障への道のりを辿る力作。
【目次】
序説 現代アメリカ外交における正統と異端
第一部 ウッドロー・ウィルソンの初期外交思想
序章 米西戦争のはざまで
第一章 基調=リベラル・デモクラシーの政治思想
第二章 「自由貿易主義的:経済思想
第三章 拡張主義的経済外交政策観
第四章 「福祉主義」の内政思想
第五章 帝国主義と三人の思想
終章 ウィルソンとホブソン
第二部 ウッドロー・ウィルソンの軍事政策
第一章 「パクス・ブリタニカ」の世界
第二章 ふたつの政治観
第三章 中立と脅威
第四章 脅威の増大
第五章 陸軍と海軍 一九一六年軍備増強法案の場合
第六章 世論と軍備
第七章 「世界最強の海軍」と新しい脅威
第八章 自由主義世界秩序
第九章 ふたつの条件
第十章 「国際海軍」と国際連盟
第十一章 海軍当局と海軍計画
第十二章 世論の拘束
第十三章 ぱり休戦会議と「海洋の自由」
第十四章 「パリ海軍会議」
第十五章 パリ会議のあと
むすびにかえて
補章 軍備増強モデル
第三部 ウッドロー・ウィルソンと集団安全保障体制構想
はじめに
第一章アメリカ外交の文脈のなかで
第二章 集団安全保障体制構想を生み出したもの
終章 「パクス・アメリカーナ」への道
註
参考文献
あとがき
進藤 榮一
1939年生まれ。政治学者。筑波大学名誉教授。京都大学法学部卒業。法学博士。米国ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際関係大学院(SAIS)博士課程。専門は、アメリカ外交、国際政治経済学、アジア地域統合。
著書に、『現代アメリカ外交序説―ウッドロー・ウィルソンと国際秩序』(吉田茂賞受賞)『現代紛争の構造』『非極の世界像』『現代の軍拡構造』『地殻変動の世界像―新たな国際秩序を読み解く』『ポスト・ペレストロイカの世界像』『アメリカ―黄昏の帝国』『敗戦の逆説』『戦後の原像』『現代国際関係学―歴史・思想・理論』『分割された領土―もうひとつの戦後史』『脱グローバリズムの世界像』『東アジア共同体をどうつくるか』(『国際公共政策』『アジア力の世紀――どう生き抜くのか』『アメリカ帝国の終焉』などがある。
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