女性向けライトノベル - 夢中文庫作品一覧
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4.0「僕のものになれ、ヴィオレッタ」――前世で楽しんでいた乙女ゲームのヒロイン聖女に転生したヴィオレッタ。魔物の活発化により、聖女の誕生は切望されているが、どの攻略ルートでも必ずヒロインに惚れ、ヤンデレ魔王化してしまう第一王子・エリオットにだけは出会ってはならない! バッドエンド『王子魔王化=世界の破滅』を回避すべく、ヴィオレッタは聖女であることを隠し、こっそり国を救おうと魔法の習得に励んでいた……が、偶然にもエリオットに出会ってしまい、聖女だとバレ、王立学園に通うことに。王子をはじめ、攻略対象たちに惚れられぬよう細心の注意を払いつつ学園生活を謳歌するが、なにやら怪しい事件に巻き込まれ……?
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3.0離婚、あるいは別居を目標に、わたしはヴィクトル王子の花嫁になる!――小国リカータの姫ルーチェは、獣人の国バルトシークの王太子ヴィクトルからの求婚により政略結婚をすることになった。しかしルーチェは、幼い頃のあるトラウマから「犬」が大っ嫌い! 犬に近い狼獣人であるヴィクトルのそばにいるのは絶対に耐えられないと思ったルーチェは、殿下に離婚を切り出してもらうため嫌われようと決意! 嫁入りして早速、ルーチェはあの手この手で好感度を下げようとするけれど……むしろヴィクトルからとっっても好かれていっているようで!?――初恋の新妻が大大大好きすぎる狼王子×夫に嫌われたい行動派花嫁のすれ違いラブファンタジー!
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-満(みちる)には人間にあるはずのない特徴が備わっている。頭の上には大きな白い耳、そして腰のあたりには同じ色の大きな尻尾が生まれた時から生えていた。とはいってもそれは普通の人には見えないものらしく、いわゆる霊感体質、幽霊の見える者にだけはっきりと視認できる。ある日、人間に化けて女性を困らせていた妖怪を満が退治したら、その場面を見ていた自称陰陽師・春明から「あやかし祓い」を手伝ってほしいと土下座付きで頼み込まれた。春明は怪異の知識はあるものの、実際にそれらを祓う術(すべ)は何一つ持っていなかった。危険に自ら首を突っ込みそうな彼を放っておくことができず、満はあやかし祓いとやらに協力することになり……
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-「そ、そんな……困ります!」「それはそうであろうな。しかし、どうしようもない」──狐の妖術に巻き込まれ突如始まった、女子大生の千里と神社に住む狐との奇妙な入れ替わり生活。狐の姿は普通の人間には見えないが、狐が入った千里のほうはおかしな言動をとって奇異な目で見られるわけにいかない。術が解けるまでの間、千里は狐に自分らしい言動を教えながら周りにバレないよう生活していくことを決めたのだが……人間の暮らしを知らない狐は服を脱いで過ごそうとするわ、生の肉を食べようとするわ、内気な性格の千里もさすがに口を出さずにはいられない。千里の平穏な日常は遥か彼方、唐突に始まってしまった波乱の日々……一体どうなる!?
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5.0大手総合商社に勤める佳穂は、幼なじみで初恋の相手である隼人を忘れられないでいた。そうして恋人も作れずにいた佳穂の前に、隼人が上司として赴任してきて!? 緊張と戸惑いでいっぱいの佳穂だったが、隼人も佳穂を想いつづけていたことを知り、秘密の社内恋愛がスタート! しかし、同期の絵美が隼人の元カノだったことが判明。でも、なんだか様子がおかしくて……絵美の隼人に対する強い未練に、佳穂は否が応でも振り回されてしまう。そしてついに、佳穂に想いを寄せる同期の裕太も巻き込んだ大きな社内トラブルが勃発。このままでは、隼人との秘密の恋愛に危機が……。お互い一途に想いつづけて実らせた初恋を守りたいふたりは──
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3.4少し複雑な環境に生まれたせいで結婚を嫌う伯爵令嬢アメリアは、父の決めた男性と結婚するか修道院に入るか、という選択を迫られ、つい「好きな人がいる」と嘘をついてしまう。偽装結婚でもいいから何としても婚約者を用意しなければと相手を探しに町に出るも、暴漢に襲われそうになるアメリア。その危機を救い出したのは、幼馴染で凛々しい騎士となったクルトだった。事情を知ったクルトは、彼も同じような境遇で利害が一致しているからとその相手を引き受けてくれることに。しかし、婚約者となったクルトからは過保護なほどに尽くされる。そのうちアメリアは偽装結婚をする罪悪感と、クルトへの気持ちの変化に戸惑うようになり──
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-「つまり……、俺はぬいぐるみになってしまったということか!?」 伯爵家令嬢・リリシアには『推し』がいる。彼こそはオルステッド殿下、メルド王国の第一王子。陰ながら彼を追い続けるリリシアだったが、実は彼女には日本人として生きた前世の記憶があった。オタク心を抑えきれず、リリシアは自力で殿下のぬいを作ることを決意。細部までこだわり縫い上げた瞬間――なんとぬいぐるみが喋り始めて!? 殿下の本体は体調不良で長く眠っており、魂が人形に結び付けられ記憶も一部失われてしまったよう。本来の姿に戻すため、リリシアは今までのオタ知識を振り絞って記憶を取り戻そうとするのだが……そこには怪しい王宮の陰謀が渦巻いていて?
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3.5「ルドルフ様と既成事実を狙うのよ!」──侯爵令嬢のフィーリアのもとに届く、嫌がらせめいた手紙の犯人を捕らえるため、騎士のルドルフはフィーリアと恋仲を演じるよう命じられる。ルドルフはあくまで任務としてフィーリアを守り犯人を突き止めようとするが、一方でフィーリアは密かに思いを寄せるルドルフが恋人役となったことに大喜び! 手紙のことなどそっちのけで、犯人が捕まるまでにどうにかルドルフを落とそうと、あの手この手で彼の心を射止めようとするのだが……「ルドルフ様のお部屋に今夜、しのびこむのよ!」──大好きなルドルフに振り向いてもらうため、斜め方向に奮闘するフィーリア。一心不乱に突き進む、その恋の結末は?
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4.4落ちこぼれの聖女見習いであるリシーは、ほとんど神殿を追い出されるかたちで、ある難しい命令を受けることになった。それは救国の英雄、魔術師ヴェロスを王都へ連れ戻せということ。ヴェロスは人を寄せ付けない森の奥深くにこもっており、わずかな人間しか彼の元へはたどりつけない。リシーはなんとかヴェロスの元へたどりつき、交渉によってヴェロスを王都へ連れ戻そうとするが、ヴェロスはまったく聞く耳を持たなかった。恩人のため、リシーはなんとしてもヴェロスを連れ戻さなければならない。しばらくヴェロスの元に居座ることにするが、やがて、英雄とまで呼ばれたヴェロスがなぜ突然人々の前から去ったのか疑問を抱くようになり……?
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3.0「いつまでも昔のままでいられるわけないだろ」──小さな商店街にある酒屋の看板娘・美月と、大手不動産会社に勤めるエリート・佑真は小学一年生のころからの幼馴染。背も伸びエリート街道を走るようになっても、佑真はちょくちょく美月の店に顔を出す仲。しかし、商店街が再開発でショッピングモールに!? その計画を進めているのが佑真の勤める会社だと知った美月は愕然。佑真に「あんたなんか大っ嫌い!」と思わず口にしてしまう。美月は商店街を守りたいと必死に頑張るが……。二十年以上、近くにいた佑真と初めて感じる心の距離。ずっと変わらない想い、変わらないと進めない関係──幼馴染との不器用な恋をほどいて……
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-感情のスイッチが入ると物怖じしなくなる桃果は、ある日ヤクザの組長から放蕩息子の目付役としてスカウトされる。ターゲットの龍は超絶美形の有名大生、そんな彼と仕事とはいえ四六時中ひっついて過ごすはめに……ううイケメンオーラがまぶし過ぎるっ。無愛想だけどたまに見せる龍の優しさに桃果の調子は狂いっ放し、『誰のものにもならない男』に本気になったら駄目なのに。けれどやがて龍の周囲で過去にストーカー事件があったのを桃果は知ってしまう、彼に憧れる女の子たちがつぎつぎ闇討ちされていたという噂が耳に……。しかも犯人の正体を知っているかのようなそぶりを示す龍を、問いつめた桃果はなんと彼からいきなりキスされてしまい!?
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2.5おとといきやがれ!――凛と響くのは、チャイティー屋の店主であるカロルの声。優しいが正義感が強く、少しだけ荒っぽい性格のカロルは、『天(世界調整機構)』からの御神託によって、ある日突然聖女に選ばれてしまう。この国には魔王が復活すると、勇者と聖女が決戦の地に向かい魔王を倒すという習わしがあり、さらに勇者と聖女は愛し合い結ばれるのが通例だという。今回勇者に選ばれた第二王子は、カロルのタイプからは程遠く、残念な性格の持ち主であった。そんな相手と愛を深められるわけがない! と腹を立てたまま始まった旅の途中、なにやら怪しくもカロルのどストライクの人物が現れて……? 旅の終わりでカロルは何を思うのか……?
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3.3犬を助けようとして命を落としてしまった莉愛。しかし目覚めると大好きな乙女ゲームシリーズの勉強ができる陰気な女子キャラ、リア・ミルバルトに転生していた!目の前に現れる見知ったキャラたちに興奮するのもつかの間、父からの命令で双子の兄の代わりに寮に住みながらサンクラートアカデミーでの試験を受ける羽目に。いろんな不安を胸に男装してアカデミーへ向かうリア。すると、ゲームを始めて最初に心を奪われた、あのルーシアス王子と同室に!?身代わりがバレたら家の信頼も失墜してしまう!絶対に気づかれてはならないと必死に兄を演じるけれど……。「俺はお前を大切に思ってる」──ルーシアス王子との距離がなんだか近づいてきて!?
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4.0マリーは多産の家柄というだけで跡継ぎに恵まれない王の側妃に選ばれた。だが輿入れの日に王妃の懐妊が判明。以後、一度も王に会うことなく『触らずの森』近くの離宮に幽閉されてしまう。月日は流れ、王妃が二人目を懐妊すると今度は用なしとして暗殺対象に。危険を察して森へ逃げれば、そこでお菓子の家と遭遇する。中へ入ると、なんとお腹がオーブンになっている黒龍が! 彼は自らをセーザンと名乗り、魔女の魔法によってこんな姿に変えられたのだと説明する。お菓子を食べたら焼き時間分だけ人型になれるとかなんとか。行くあてのないマリーはお菓子作りを条件に彼と暮らすことを決めるが、どうしても魔法の解き方がわからなくて――
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4.0小さい頃に受けたいじめがきっかけでイケメンが苦手になり、大人になっても自分の容姿に自信が持てないままの沙雪。ビン底のような分厚いメガネをかけ、前髪も顔を隠すように長く伸びている。もちろん恋愛なんてしたこともない。そんな女子力ゼロの沙雪はある日、車に轢かれそうになったところをハーフ顔のイケメン・崇に助けられる。プラチナブロンドの髪と青い瞳に、イケメンが苦手な沙雪でさえもつい見惚れてしまうが……「ねえ、アタシと付き合わない?」――崇から突然の告白! それに今、アタシって言った? こんなにイケメンなのにオネエなの? 恋愛初心者の地味系メガネOL・沙雪とオネエ系イケメン・崇、二人の恋の行方は……?
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5.0「俺たちは夫婦なんだ。妻の身体を愛してなにが悪い」――香料メーカーに勤める調香師の紫織は、次期社長の悠真から突然、契約結婚を持ちかけられる。なぜ自分に?と戸惑いながらも、とある問題を抱えていた紫織は、その提案を受けることに。仕事第一だと言う彼と愛のない結婚生活を送るはずが――予想外にも「仮面夫婦になるつもりはない」と宣言した悠真は、夫婦らしく触れ合いたいと告げ、唇を奪っていく。慣れない紫織の反応を楽しむように、彼はどんどん甘く遠慮がなくなっていき……!? その甘い熱にすべてを委ねたいと思い始めるも、紫織にはすべてを捧げられない事情があって……?
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2.0尚美は恋人を作らず、仕事で忙しい毎日を送っていた。そんなある日、お節介な伯母から突然見合い話をされる。相手は伯母の友人の甥・晴嘉(はるよし)。伯母に顔を立ててほしいと言われ、渋々写真を見てみると……そこに写っていたのはかなりのイケメン。この容姿で見合いだなんて性格に問題があるに違いないと、断る気満々の尚美だったが、実際に会った彼は容姿だけでなく身のこなしも素敵な男性だった。……ところが文芸の編集者である彼は、二人になった途端、言葉の誤用を指摘してくるし会話は小難しい話ばかり! 上手くいくはずないと思っていた尚美だが、相手はそうではないみたいで……? 三回会ったら、結婚……!?
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4.3勤務先の絵画教室が経営難に陥り職を失ってしまった琴羽。画家の夢を追いかけギリギリの生活をしていたため、新たな職が見つかるまでは実家に戻るしかない……。ところがそんな時、海外赴任から帰国したばかりの幼馴染・慶也と再会し、住み込みで身の回りの世話を頼まれる。彼は頼れる兄のような存在だが年下の琴羽に対してはいつも強引で、断る間もなく同居することになったのだが――「琴羽は毎晩俺と添い寝する。いいな」海外帰りの慶也はなにかと距離が近く、男性に免疫のない琴羽はドキドキが止まらない! そんな慶也に、いつになく真剣な表情で、「約束を果たしにきた」と言われたものの、琴羽には覚えがなくて……?
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3.5婚約者の第一皇子を亡くし、第二皇子ギーゼルベルトに嫁いだ元公爵令嬢のリーシア。幼なじみの彼との新婚生活は心の通じない日々。白い結婚を貫く夫にいつしか期待することを諦めてしまった。 「今あるどんな悩みも吹き飛ばしてくれるお茶だよ」 城下へ出かけたある日、見知らぬ少年から貰った茶葉を好奇心から口にしてしまったリーシア──目覚めると、5歳の女の子になってしまった!? 幼い姿になったリーシアを目にして妻の裏切りを疑うギーゼルベルト。 「リーシアの、隠し子か…?」 しかし『父親さがし』をするうち、誤解からすれ違っていた夫婦の気持ちが重なりはじめて、過保護ぶりは増していくばかりで!?
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3.9「お前、本当は経験ないんだろ?」――大手製菓会社の営業部で働く美原つぐみは、二十八歳にして恋愛経験はほぼゼロ。それなのに、華やかな顔立ちのせいで、周りからは〝経験豊富〟と誤解されていた。ある日、会社の飲み会で酔ってしまったつぐみは、その場で眠ってしまう。目を覚ますと、そこは部長・佐久間の自宅だった! 高身長で完璧なルックスを持つ佐久間だが、仕事人間で浮いた話は一切ない。そのうえ、目が合うたびに顔をしかめる佐久間に、つぐみは自分は嫌われていると思い込んでいたが……「ずっと好きだった」突然の佐久間からの告白。そして、俺が全部教えてやると言う強引な彼に逆らうことができず、付き合うことになり……?
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-地味で引っ込み思案の理紗は、会社の先輩・奥田に片思い中。端正な顔立ちで、物腰も柔らかく、誰に対しても優しい彼は女性社員の憧れの的だ。自分なんて相手にされるはずがないと諦め気味だった理紗だが、ひょんなことから告白することに! 親友・美夜子の協力のもと、なんとか告白にこぎつけたところ――「僕も君が好きだ」と奥田から意外な言葉が! 晴れて両思いになったふたり。彼に優しく愛されて、理紗は幸せな日々を過ごしていた。しかし、どんどん綺麗になっていく理紗に興味を持つ男性が現れて――? 奥手な彼女を優しく包む、年上彼氏の溺愛包囲網!
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4.5「ずるいよオリヴィア。君の指使いは、反則だ……」王宮で『官吏』をしている伯爵令嬢のオリヴィア。その肩書きゆえに婚活がうまくいかず愚痴をこぼしていたある日、カタブツと噂の王弟殿下・エアハルトの目に留まり、補佐官に抜擢された。エアハルトは睡眠より仕事を取る、超仕事人間。一方で部下を思いやる彼をオリヴィアは支えたいと思うようになり充実した日々を送っていた。しかし、彼にはある秘密があった。なんと女性に触れると、猫に変身してしまうのだ!それを知ったオリヴィアはふと思いついた。……殿下を猫にして撫でていたら、昼寝をしてくださるのでは!?――少しずつ絆を深めていくふたりだが、それをよく思わない人もいて……? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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-一年前、楓香は執拗な付き纏いに悩まされていた。そんなとき、恋人の振りをして救ってくれたのは上司の十河課長。「堅物」と評判の生真面目な彼と期限付きの恋人を演じる間、二人の距離は縮まったように思えた。けれど問題が解決すると、楓香は十河課長への淡い恋心を残したまま偽りの恋人関係は解消になったのだった。しかし今度は十河課長が同じケースで困っているという。「もう一度恋人の振りをしてくれないだろうか」──本当の恋人になりたい、ずっとこのまま一緒にいたい……楓香は言い出せない想いを抱えながら、恩返しのつもりで恋人役を引き受ける。二度目の恋人となったふたりの距離は前よりもずっと近づき、親密に感じられて……
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5.0デブス性悪お嬢様の姫奈子は、悪役令嬢さながらの言動が祟り、婚約解消、家は没落…所謂ザマァ展開を迎えてしまう。後悔からか謎の胸の痛みに生死を彷徨う姫奈子――そんな彼女に救いの手を差し伸べたのは、土下座を要求するドSな神様!? ――プライドをかなぐり捨てた姫奈子は、神様の力で人生やり直しの機会を与えられる…が、ループしたのは、ザマァしてきた学院のエリート達とのイベントが避けられない中等部入学前で!? ――慎ましく穏やかに生きたいだけなのに、ドSな神様は許してくれないようです! 料理好きお嬢様のやり直し奮闘ライフ! 限定書き下ろしSS付き。 ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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2.8常春の国ストランドから、魔女に呪われ雪に閉ざされた冬の国ラヴィネンへ嫁ぐことになった王女シルヴィア。この婚姻は呪われた冬の国に春を呼ぶため、五十年に一度必ず交わされるものだった。夫となった王太子アルベルトがシルヴィアに向けるのは、まるで興味がないような素っ気ない態度。春の国ストランドの王族でありながら、氷のように冷たい銀髪と水底のような青い瞳というシルヴィアの姿にアルベルトもがっかりしたのだろうと落ち込むが──……彼は無愛想に見えただけで実はシルヴィアに一目惚れしていた。しかし二人は互いに嫌われていると思い込んでしまう。さらに、シルヴィアが嫁ぐことで訪れるはずの春は一向に来る気配がなくて……?
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5.0実はバトルロイヤルゲームが趣味の彩海。海外出張先でログインすると異性のゲームフレンド「ちいくん」が誰かとふたりきりでプレイしていた。相手が女性なら嫌だなと彩海はモヤモヤ。更に出掛けた先ではトラブルに遭うも、長身で端整な顔立ちの男性・日比野に助けられる。彼は偶然にも同じゲームのプレイヤーで、彩海のくすぶる気持ちを「独占欲みたいな感情」だと教えてくれた。 帰国後、向こうからの誘いもあり勇気を出して「ちいくん」と会うことになったが、現れたのはまさかの彼!? ――しかも業務提携先の社長!? 「好きだと思っていた気持ちがリアルになった」スマートな彼のまっすぐで真摯な愛に、彩海の心はときめいて……。
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3.0幼馴染の宏の会社とは知らず就職した小夜子。「社長秘書で将来俺のヨメさん」と紹介され、反発する。初恋の相手だった幼馴染の小夜子との再会を喜ぶ宏だが、小夜子は宏と距離を置きたかった。小夜子も幼いころは、宏のことが好きだったが、大学で再会したとき、彼に関わるとロクなことがないと思い知ったから。会社でも宏を避けていた小夜子だが、宏の一途な想いが殻に閉じ込めた小夜子の本音を少しずつ引き出し始める。二人の心の距離が縮まったと思えば、宏のことを好きだという女性たちが次々と現れて小夜子の心をかき乱す。モテ男宏は、小夜子にだけ一途だけど、本当に信じていいの? 小夜子の気持ちは自分でさえわからなくて……。
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3.4大きな身体で隻眼に眼帯、厳つく圧倒的な魔力を持つ騎士団長シルヴィオは、顔が怖い。そのせいで女性から敬遠され、お見合いも22連敗中。しかし、自分を恐れない唯一の女性・エルミーナと花屋で出逢い、急速に惹かれていく。まるで妖精のように愛らしく優しい彼女とお近づきになりたいシルヴィオは、不器用なりにエルミーナへこの想いを伝えようとする。騎士団長であることは職務上まだ明かせないけれど、騎士仲間たちからのアドバイスや励ましに後押しされ、距離をどんどん縮めていき──そう、ふたりの恋は順調にいくはずだった。本当の姿にお互い気がつかなければ──。
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4.0王女アウレリアは、幼い頃からひそかに恋をしている。相手は敬愛する姉の婚約者であるランベルトだ。胸に秘めたまま、二人が結婚したときこの気持ちに終止符を打とうと心に決めていたが――突然、姉とランベルトの婚約が解消され、彼がアウレリアの婚約者となることが決まる。長年想い続けていた人との婚約に戸惑いつつも嫌なはずはない。しかし、王宮でぬくぬくと育てられた自分では、数々の武勲をたててきたランベルトに相応しくないのではと悩み、アウレリアは彼につりあう女性になろうと行動を起こす。一方、ランベルトは過保護に守られてきた彼女にいろんな経験をしてほしいと世話を焼くが、そこにはまだ知らない感情が芽生えはじめていて?
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5.0「抑えなくてもいいと言ったのは君だ。覚悟して」──ネイリストの春野真白は家庭環境や過去の痴漢被害から男性、そして弁護士が苦手。 ある日、顧客の財布を拾ったタイミングに居合わせた篠宮碧と知り合う。初めは怖くて戸惑いを感じたけれどなぜか彼には親しみを感じ、少しずつ打ち解けていくふたり。真白の抱えるトラウマにも「君に落ち度はない」と寄り添ってくれる碧から告白され、交際を始める。彼となら、もう一歩先へ進みたい──そう思っていた矢先、真白は彼の『向日葵のバッジ』を見つけてしまい……!? 「俺に必要なのは、君だけだから」 最愛を誓う堅物弁護士は、葛藤に思い悩む真白の想いを深い情熱でほどいて……。
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3.0天性の人たらしで気難しい仕事相手も手懐けてしまう、なのに恋は勘違いスタート&即失恋する上司、高瀬。彼の補佐を務める紗矢は、同僚たちと定期的に高瀬の失恋慰労会を開いていた。ある時、高瀬と紗矢は自分たちが開発したマッチングアプリでAIに相手を探してもらうことに。結果で表示されたのは互いの名前!? しかも、相性は99%!? AIは嘘をつかないと強気な高瀬、それを女の勘で否定しようとする紗矢。「AIと女の勘、どっちが正しいか検証してみよう。まずはお互いを知るところから始めようか」──実は過保護すぎ拗らせ上司に、物理的処女。ふたりは運命の相手だと証明されるのか!? そして高瀬が拗らせた原因とは……?
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5.0老舗食品加工会社の広報として働く摩耶は、父と母、そして最近転勤で地元に戻ってきた兄と一緒に実家で暮らしている。とある休日の夜、摩耶が家に帰るとそこにはなぜか営業部の森越課長がいて!? 実は摩耶の兄の親友だったらしい森越が兄に会いにきたのだそう。森越は低音美声で名高く完全無欠な社内の有名上司。そんな彼の穏やかなオフ姿を新鮮に感じつつも、これまで接点もなかったため特に気に留めずにいたけれど――「今日も可愛いなと思って」実家で顔を合わせた日を境に、どうしてか森越から猛アプローチされるようになり!? 突然のことに戸惑うも、摩耶の心は優しく甘やかに迫ってくる森越に惹かれていって?
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1.0「お願い! 住むところが見つかるまで居候させて!」四歳年下の幼馴染・小暮誠人からかかってきた突然の電話。彼は何年も前から渡米していたが、急きょ帰国が決まったらしい。しかし、手違いで住むところがないと言う。仕事でもプライベートでも頼まれごとに弱い美鈴は、渋々ながら同居を許可したけれど……。久々に会った誠人は見惚れるほどに格好よくて、昔の面影も見当たらないくらいに大人の魅力を漂わせていた。しかも、彼はとんでもなくスキンシップ過剰で、美鈴をひどく翻弄する。――幼馴染という気楽な関係を壊したくないのに、誠人君はどうして変わろうとするの? 意地っ張りOLと策士な幼馴染の、甘くて切ない攻防戦の結末は……?
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4.0「私との婚姻を希望するのであれば、職業としての公爵夫人の席は用意する」――流浪の民の血を引き、社交界で冷遇されている公爵令嬢ミューティア。王命で、ひきこもりの廃嫡王子アレクシスとの縁談が決まったが、彼から「職業婚」を言い渡され、つい対抗してその失礼な提案を受け入れてしまう。こうして最悪な婚約関係が始まったが、『流浪の一族の歌姫』という裏の顔を持つミューティアは、歌姫の熱烈なファンで、魔物から助けてくれた下町の退魔士ジーフィスが気になるように。婚姻は貴族令嬢の務めと分かっていても、素直に好意を示してくる彼に惹かれていく。ところが、職業婚を提案してきたアレクシスからもなぜか猛アプローチが始まり!?
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-家電メーカーで経理を務めるきり子は、三十歳の誕生日を目前に、親友から電撃結婚の知らせを受ける。生真面目な性格ゆえ恋愛とは無縁だったきり子は、喜ばしいことなのに寂しさを隠せずバーで飲み過ぎてしまう。――目を覚ますとベッドの上。隣には昨夜のバーテンダー!? なのに何もなかったって……。きり子は内心取り乱しながらホテルを後にするが彼となぜか会社で再会する。そして営業部で優秀だと評判の彼・石川は、恋がしたいと溢していたきり子に“疑似恋愛”を持ちかけてきた。「俺の前ではわがまま言ったり、甘えたりしてよ」デート初心者のきり子は、石川に“恋人”を教えられ甘やかされていき――?
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4.0コンビニ店員だった真斗に突然告白されたエミリ。あまりのことに驚きつつも、よく知らない人とは付き合えないと断ってしまう。それから半年、フィットネスクラブでナンパに困っていたエミリをさり気なく助けてくれたのはあの真斗だった。ナンパ避けにしばらく偽装カップルを装ってはどうかという真斗の提案に同意するエミリ。だが、次第に優しく気遣いのできる真斗に惹かれていることを自覚する。自分が年上だということやどうやって気持ちを伝えたらいいのかを悩んでいると、元ミスキャンパスだという真斗の後輩が現れて――ナガオエレクトロニクスを舞台に贈るピュアラブストーリー
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3.8婚約者に振られた夜、バーでひとり眠ってしまった紬。翌朝、目を覚ますとそこはホテルの一室だった。誰かと一夜を共にしてしまったことに気付いた紬は慌てて部屋を出ようとするが、そこに現れたのは10年以上会うことのなかった年下の幼なじみ、玲。昨夜の出来事を玲に目撃されていたと知り、逃げるようにその場を去った紬だったが、二人は職場の病院で再会。そして――紬は振られて傷ついた心を癒すため、玲は舞い込む見合い話を断るために、二人は恋人のフリをすることになり……「俺が、別れた男のこと、忘れさせてあげるよ」――玲からの甘い言葉に、突然のキス。偽物の恋人としての行動だと知っていても、紬の胸は高鳴ってしまい……?
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4.5「どうか俺の妻になってほしい」――黒豹騎士団長クラウドから、突然求婚されたイリス。数日前、婚約していた王太子から婚約破棄を言い渡されたばかりということもあり、何かの間違いでは? と困惑するも、どうやらクラウドには事情があるようで、3年間という期間限定で妻になることを了承することに。その日からというもの、なぜかクラウドから溺愛される日々が始まった。何をしていても愛の言葉を囁かれ、心臓が止まりそうになるイリスだったが、クラウドには他に想い人がいるはずで、真に受けてはいけないと自分に言い聞かせていた。そんなある日、婚約解消したはずの王太子がイリスに怪しく近づいてきて……?
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3.0アンセルム王子への憧れと家族の生活のために魔法騎士団に入団することを願っているミシェル。なんとか王立ラグトゥルス魔法学校に入学するも、いつもドンビリで落ちこぼれ扱い。周囲は落第しないことに驚くほど。そんな時、ミシェルの憧れの王子がしばらく魔法学校に在籍することになった。彼の魔法技術は天才的で、魔法騎士団など不要と言い放つほどの実力の持ち主。落ちこぼれのミシェルなどは見下すような言動だったが、一生懸命学び、魔法騎士団に入団しようと頑張っている姿に胸打たれたのか、ミシェルの練習に付き合ってくれるようになる。夜の教室で、二人だけの秘密のレッスンを受けるミシェルの心臓はドキドキしっぱなしで――!
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4.3癒しを求めていつものように猫カフェを訪れた葉山波香は、目を奪われるほどイケメンな男性がほとんどの猫たちを魅了しているのに驚く。ついその姿を目で追っていると、男性が会計時にお財布を忘れて困っていて……。また猫たちのためにカフェに通ってくれれば、と波香は彼の分も支払った。すると後日、波香の職場にその男性の姿が。異動してきたエリート課長の生垣一海だった。波香をさりげなくフォローしてくれるし、猫好きでそのほかの好みもとても似ていて。一緒に過ごすと心地よくて、彼のことを知るたびに胸は高鳴って、そしてこの距離感が少し苦しい。けれど気持ちを伝える勇気が持てなくて……。運命的な恋は、重なる偶然から──。
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3.7秋津国はアルビオン王国との婚姻による結びつきを決め、太守家の娘、雪代を送り込む。麗しくたおやかな雪代は、実は裏の教育を施された傾城の姫であった。雪代は政略結婚の相手であるジェレミーを虜にしようとするが、彼に心惹かれるあまりうまくいかない。一方、ジェレミーもまた、雪代の少女のような愛らしさに戸惑い、どう接していいのかわからず困惑していた。互いに相手を想いながらも本心に気づかず、己の役目を果たすことを迫られて苦しみ、すれ違う毎日。さらには秋津国の外交特使の鶴木が現れ、雪代の体たらくを責め、ジェレミーに雪代が気に入らぬなら取り換えると言って揺さぶりをかけてきて――
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4.5恋愛小説家を志して3年前に仕事を辞めた青葉は、実家暮らしでニート真っ只中の27歳。彼氏ナシ仕事ナシで、いつのまにか部屋着とちょんまげヘアーが定着してしまった娘を憂いた母から、今日も小言を聞かされている……。そんなある日、「青葉。あなた、家を出なさい」……!? まさかの一言に大ピンチ! 収入も少ないのにどうしたら! この緊急事態に、隣に住む幼馴染の恭也をいつものベランダへと呼び出すと、なんと彼も「お見合い」をさせられそうなピンチらしい。タイミングが重なった二人は、恋人のフリをする代わりに同居をするという“契約”を交わすことに……!? 一緒に暮らすうち、徐々にお互いの知らない一面が見えてきて――
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-待ちわびた『筆頭聖女・ティシャ』の誕生に国中が祝福に包まれていた。 結婚を禁じられ、教会と帝国にすべてを捧げる――それが筆頭聖女の定め。 ティシャは健気に祈り続けた。しかし、魔獣の襲撃は止まらない。 ――何かがおかしい。 そんな時、ティシャを支えてくれたのは、幼い頃から絆を育んできた皇太子・カインフィードだった。 「絶対に私から離れないようにしてくださいね」 優しい声がティシャの秘めた想いを静かに揺らしはじめる。 しかしある日、カインフィードと別の聖女との婚約話が持ち上がって……!? 叶わぬ想いと過酷な使命。ティシャは帝国を、そして恋を守れるのか!? けなげに祈る聖女が紡ぐ、運命と戦う異世界ファンタジー開幕!
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4.2「大人になったら絶対迎えにくるから待ってて。……結婚しよう」十五歳の春。大好きな人、透はそう言って去っていった。きっと彼は約束通り迎えにきてくれる、明奈はずっと信じていた。あれから十年──社会人になっても約束は果たされず、同期に気になる人も出来た。新しい一歩を踏み出そうと思い始めていたそんなとき。会社で透と思いがけない、いきなりの再会! 学生時代とは違い独占欲全開でちょっと強引になった透と、気になる同期の存在。突然の再会で自分の気持ちが分からなくなる明奈。昔のふたりのままじゃない。大人になりお互い変わってしまったところもあるはず。ちゃんと自分と向き合うことにした明奈は──
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3.0恋愛経験は乏しいけれど結婚するなら恋愛結婚だと思っている絢音のもとに、伯母から見合い話が舞い込んだ。聞けば、世話になっている着付けの先生から頼まれて断れなかったとか。絢音は仕方なく承諾するものの、まったく乗り気ではない。いざ見合い場所へ向かうと、そこにいたのはなんと勤務先の社長の息子で、仕事はできるが無表情で冷たい印象と噂される高浪一志だった! いきなり結婚してほしいと迫ってくる一志に絢音は即座に断るが、人となりを見てから改めて返事がほしいと言われ、ひと月だけ交際することに。たった一か月の交際で気持ちが変わるわけがないと思ったのだが――
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4.4なんでも話せる一番親しい同期として入社時からともに頑張ってきたのに。いつの間にか一歩先にいる櫻井虎に、片岡菊はいつも悔しい思いをしていた。今では、顔をあわせると言い合う「犬猿」の仲。一方、虎は菊の気をひくため仕事に打ち込んだ結果、想定外に彼女からライバル認定されてしまっていた。菊の悔しがる様子に愛しさを感じ、想いを募らせるのだが、彼女は虎以上に素敵な彼氏を作る!と決意してしまう。それを知った虎は「誰にも彼女を渡さない!」と、より目を光らせる。同期会で虎といつものように言い合い、酔いつぶれてしまった菊。目覚めると隣には虎、そして……!?犬猿同期ふたりのジレったい関係が変わりだす。
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-幼馴染の「お兄ちゃん」が忘れられず、好きな人を聞かれれば小説のヒーローを挙げてしまう、真面目だけが取り柄の晴花。もちろん(?)恋愛に臆病。文芸誌新人編集として働いているが、ある時出版社に憧れの作家「かわのはると」がやってきて……?上司の意図が汲み取れないままかわのの担当になった晴花は、かわのと食事をした帰りに送りオオカミされたり、二人きりの資料室で突然迫られたり――!嫌だと思うのに拒めない。恋愛じゃないはずなのに心臓が高鳴ってどうしようもない。経験が少なすぎてどうしたらいいかわからない晴花をからかうように、かわのはいつも笑っている。彼の微笑みの意外な理由に辿りついた晴花は驚きを隠せず!?
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3.7精一杯努力したけれど、身体の弱かった里歩は勤めていた会社を退職に追い込まれてしまう。家にこもりがちだったある日、母の友人宅で食事を作る仕事を勧められる。料理は自分の数少ない取り柄。はじめは戸惑うものの、自分が誰かの役に立てることに喜びを感じる。ある時、母の友人から甥の所でも腕をふるって欲しいと提案され、引き受けた里歩。そうして、青年実業家・透真のもとで料理を作るように。しかし頑張りすぎた里歩は眩暈を起こし、彼の腕の中で介抱されてしまう。その時彼への想いを自覚した里歩。でも自分は不釣り合いだと気持ちを閉じ込めようとする。しかし透真もすでに里歩なしではいられず、彼女を気遣いつつ距離を縮めはじめ──
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4.0千尋は制作しているタウン誌『雪街タウン』の新企画として、倒産目前の野川酒造を立て直したという敏腕社長に取材を申し込もうと考えるが、その社長の情報は一切不明。もちろん取材はお断り。やむなく酒造巡りのバスツアーに潜入取材を試みるものの、うっかり酔い止めの薬を飲んでしまい、試飲後に倒れてしまう。目が覚めた時には一人野川酒造に残されていた。結局、一馬と名乗るイケメンスタッフに街まで送ってもらうことに……なんと彼こそが謎の敏腕社長だった。千載一遇のチャンスなのに、潜入取材の上に迷惑までかけてしまい、正体を明かすことができない千尋。だが、思いのほか一馬に気に入られたようで、また会わないかと誘われ――
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-司法試験予備試験に5回連続で落ちた朝倉美紀。すっかりアラサーになり親からお見合いを勧められる生活にうんざりした彼女は、大手法律事務所のパラリーガルとして就職し、一人暮らしを始めることに。美紀の上司は、彼女より年下の超エリート弁護士・本田雅樹だった。予備試験に落ちた彼女を初対面から「バカ」呼ばわりする傲慢な本田先生に、美紀は反感を抱き続けている。ある日、日頃からのストレスを癒そうと、自分が元々ボランティアをしていた捨て猫カフェを訪れた美紀。だが、なんとそこには猫デレしている本田先生の姿が!その偶然の出会いによって、彼の意外な一面を知った彼女の心には少しずつ変化が現れて……。
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-同期はみんな次々と結婚が決まり、自分も結婚を意識するものの、今は仕事にもやりがいを感じている──畠山麻衣子、二十八歳。相手がいないわけではない。付き合って四年の彼、烏野慎司とは半年前から同棲を始めている。銀行員の麻衣子と企業コンサルタントの慎司は仕事の知識を高め合うし、プライベートの趣味も一緒に楽しめる仲良しカップル。しかし、彼に結婚願望があるのかどうか、わからなくて──いざ、聞こうと思っても彼からの答えが怖くてできない。それに麻衣子も仕事が楽しいし責任もあるから、すぐに結婚できないけれど……でも、結婚の約束をして欲しいなんてわがまま?
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3.3外資系自動車メーカーで役員秘書として働く麻由香は、社長の修平からパーティーへの同伴を求められた。端整で大人の色気がある修平は麻由香にとって手の届かない憧れるだけの存在。パーティー当日も修平の気遣いに胸を高鳴らせてばかりの麻由香だったが──「秘書だから、きみを誘ったんじゃない。好きなんだ」 思いがけない修平からの告白。ロマンチックな雰囲気のなか、ふたりは唇をあわせて……。仕事に影響がないよう周りに交際は秘密でも、過保護な修平の独占欲に満ちた日々はとろけるほど幸せ。しかし、同じ会社に勤める大学時代の先輩からも言い寄られる麻由香。修平と付き合っていることは言えず困ってしまって……!?
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-「いい方法、というのは、月曜日から金曜日まで毎日、昼休みにランチとコーヒーを私にデリバリーしてもらう、ということです」――カフェに勤めるさくらは自分のドジから、常連の会社社長・忍の大切な茶碗を割ってしまう。その冷えた美貌から「氷の君」と噂される忍。どんな厳しい要求をされるのかと怯えるさくらに、忍が提示した弁償の方法とは、彼の職場へのランチデリバリーだった。拍子抜けしたさくらだが、言われた通りにその日からランチを届け始める。日々接している内に忍がとても優しい男性であることが分かり、少しずつ惹かれていくさくら。ある日食事に誘われ二人で楽しいひとときを過ごした帰り、忍からキスをされてしまうが――
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3.0「ずっと気になっていた」――元カレにフラれたときの心無い言葉がトラウマになってしまった桜はすっかり恋愛に臆病になっていた。友達から彼氏作りを勧められるも気乗りしない。親しい男友達もいないし、オフィスにはイケメンエリートだけど、近寄り難い上司・間宮部長がいるくらい。毎日仕事と家の往復ばかりの桜の生活に突然変化が……マンションを立ち退かなければならなくなってしまった! 家探し中、偶然出会った間宮部長から自分の家で生活しないかと提案されて!? 部長と秘密の同居生活の中、トラウマを克服するべく彼から愛を注がれて――。
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2.0アニメ声で童顔、色々と勘違いされやすいことが悩みの谷崎風花、25歳。そんな彼女に運命的な出会いが待っていた! メロンパンが縁で付き合うことになったのは、女子なら思わず見惚れてしまうほど容姿が整った男性、五十嵐翔平。お互い一目ぼれで付き合うことになったけれど、三か月付き合っても翔平はなぜか風花を抱きしめてはくれない。不安に揺れる風花の前に、二人の仲を引き裂こうとするロマンスグレーなおじ様が現れた! その上、翔平は風花に言えない、ある秘密を抱えているようで……。恋愛初心者たちが送る、ドルチェのように甘く初々しい恋が始まります!
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4.7「君のことが好きです。俺とつきあってくれませんか?」──アウトドアショップに勤める絵麻は、客の樹から日々熱心にアプローチをされている。彼は走ることが好きな美形で背も高い。こんなハイスペックな人が何故平凡な自分に? 彼を疑う気持ちが拭いきれない絵麻は、まんざらでもないと思う心を抑えつけて断り続けてきた。しかし樹はその人柄で彼の友人でもあるショップ店長を手始めに、絵麻の弟をも味方に。完全に外堀を埋められてしまった絵麻。ついには樹が大型市民マラソンを三時間以内でゴールしたら彼女になる約束をさせられてしまう。絵麻はできるわけないと高をくくるが……。果たして樹は三時間を切ることができるのか──
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-「なんで私、服を着てないの……!?」――彼氏の浮気現場に遭遇しその場で破局を迎えヤケ酒していた夏川麻美は、目覚めるとホテルのように綺麗な見知らぬ部屋のベッドの上。隣で同じように裸で眠っていたのは、毎日会社で顔を突き合わせている上司・一ノ宮翼。そしてそこは彼の部屋だった。会社で見せる顔とは違い、翼の潔癖気味な言動に麻美が戸惑っているところ、翼の父が現れる。咄嗟に恋人として麻美を紹介してしまった翼。すると、翼の父から今日から一緒に暮らすよう命令され、逆らえない翼は、断れず……。真逆なふたりがウソの恋人関係で同棲を続けるなか、少しずつ距離が縮まっていくのだが――愛は潔癖を超えられる!?
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-「彼女の振りをしてくれ」高校の時に恋人の振りを頼まれた杏奈。卒業と同時に終わったはずの関係が、六年を経て再び「恋人の振り」をすることに。密かに思いを寄せていた慧斗に対し、杏奈は複雑な想いを絡ませる。それだけでも充分悩みの種だというのに、親友朋子の様子がなんだかおかしい。朋子になんでも相談したいのにできない、そして何も相談してもらえない。どうしてこんなことになってしまうのだろうと悩むけれど答えは見つからず……。そんな折、慧斗が突然「もう遠慮はしない」と宣言。仕事中なのにキスの嵐。どうしよう、頭が急展開に追いつかない――熱っぽい彼の視線にドキドキさせられっぱなしの杏奈はついに――。
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5.0「私、頑張るわ。――必ずメルディ・マキラになって、愛する人の子どもを産んでみせる!」 孤児のメルディは、十四歳年上のマキラ伯爵に一途に片想い中。聖女になれば憧れの伯爵と釣り合いが取れると考え、聖女候補として神の試練を受けることに。期待と不安の中、神から与えられた試練の言葉は――『ツンデレ』。訳が分からぬまま試行錯誤を繰り返すが、ツンもデレも一切効かず、マキラ伯爵の甥であるアレクシスにまで呆れられる日々。何故かメルディの傍にいつもいるアレクシスの冷たい態度は次第に変化し、メルディもまた自分の気持ちに向き合うように。一途な聖女候補と素直になれない少年の、恋と夢を叶えたい“ツンデレ”ラブコメディ!
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1.0次々持ち込まれる縁談にうんざりのイケメン御曹司・伊集院翔。「結婚じゃなくて恋がしたい!」そんな切実な願いを抱く彼の屋敷に、ある日可憐なメイドが現れる。初日から大失敗して困っている彼女を、翔は助けることに。その代わりにと彼が出した条件は「フィアンセのフリをすること」!一方のメイド・西園寺由梨恵は内心怒り狂っていた。実は彼女はお嬢様。自分の従姉とお見合いをし、すげなく断った翔に復讐するため身をやつして伊集院家に潜入中だったのだ。ところが、フィアンセのフリをするうちに復讐を忘れて翔に惹かれていく由梨恵。――イケメン御曹司と身分を隠したお嬢様が紡ぐラブストーリー、二人の恋と復讐劇の結末は!?
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3.3『マドレニア女学院』の校長は、怖い厳しい、で有名である。そして、その一人娘エリーは反対におとなしく引っ込み思案であることで有名だった。……ある日、エリーは母である校長から、住み込みで侯爵家の躾係をするよう命じられる。年上と身分の高い人が苦手な彼女が、ビクビクしながら侯爵家で挨拶をしていると、騒々しい足音と共に三人の子供たちが現れる。そのあまりのやんちゃぶりにエリーのスイッチが入ってしまい――「だまらっしゃい! 三人、連帯責任です!」そこに現れた侯爵の弟ラディアスに魔女退治と称してファーストキスを奪われてしまう! それからというもの、躾をしているとお決まりで〝魔女退治〟をされてしまい……!?
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-可憐で美しい容姿から黒鳥令嬢と呼ばれるロデレットは、ある日母から自分が『魔王の娘』であると告げられる。かつて王国に侵攻した魔族の生き残りの母は、人間として暮らしながら、夫である魔王を倒した聖騎士・ジグルートへの復讐の機会を窺っていたのだ! ロデレットは父の仇を取るために、ジグルートの妻の座を狙いあらゆる手段で誘惑にかかる。英雄と崇められながらも魔王との戦いで負った顔の傷のせいで女性に縁がないジグルートは、そんなたくらみも知らず、困惑しながらも心を許していく。狙い通り事が進み嬉しいはずなのに、彼の一挙一動になぜか揺れてしまうロデレット。そんな時、女好きと有名な王太子に目を付けられて……!?
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-誰にでも不愛想、必要最低限の会話しかしない仕事人間。そんな先輩、羽根川悠人に密かに想いを寄せるみのり。さりげないアプローチを続けるものの、収穫はおまけについていた猫のストラップのみ。かつての失恋を乗り越え、一歩前に進みたいと考えたみのりは、彼と親密になるべくドライブに誘う。会話の流れで行き先は心霊スポットの廃墟、幽霊を信じない彼は同期の茂木の横槍もあり、幽霊がいなければ二度と話し掛けるなという条件で渋々ドライブを承諾する。ドライブデート当日、雨に降られ、幽霊の写真も撮れず、大切にしていたストラップさえなくしてしまい、悲嘆に暮れるみのり。だが、土砂降りの雨の中、みのりは思い掛けず羽根川の本音に触れて――?
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3.5ベルブルーの王女オリヴィアは、資源を求める敵国から国を守るため大国アルティエの王と政略結婚することに。国王レオは彫刻のように美しい顔立ちだがその眼差しは妃へ向けるものとは思えないほど冷ややかで、否応なしに嫁いだオリヴィアは初夜で彼を拒んでしまう。――「オリヴィア。お前は俺のものだ」そんな彼女を咎めることなく、ふとした瞬間に見せてくるレオの表情に違和感を覚えたオリヴィアは、愛のない政略結婚と知りながら、次第に、突き放そうとする彼の本心が知りたいと思いはじめて……? ※本作品は過去にWEBサイトで配信した内容に加筆修正・書下ろし番外編を加えたものになります。
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4.0「人妻コラリー、よろしくです!」 コラリーは皇女でありながら、発現した『屈強スキル』の大きすぎる力と、悪意に満ちた根も葉もない噂のせいで、周りから恐れられていた。まだ幼き頃に毒で眠ったままになってしまった母と、離宮でずっと孤独に過ごしてきたのだが、突然獣人の国へ嫁ぐように命じられる。 出会ったのは、もふもふ尻尾とぷにぷにの肉球をあわせ持つ、トラ獣人の皇子フィルマン。どうやら彼は、母に使われた毒に心当たりがあるようで……? いつだってもふもふを堪能したいお茶目なコラリーが、どんなときも守り癒してくれる最高な夫を味方につけ、怪しい悪の根源に立ち向かっていく、爽快もふもふラブコメディ!
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4.0侯爵令嬢であるモニカには、人よりも耳がよく聞こえるという恩寵がある。立派な力だが、当の本人は聞きたくないことまで聞こえてしまう日々に悩まされていた。そんなある日、モニカは自分が断罪され、冷たい部屋でひとり息絶えてしまう未来を見せられる。それを見せたのはこの国の初代国王陛下で、この未来はその恩寵を人のために役立てることで回避できるという。リアルすぎる光景に怯えながらも、王家の命で通うことになった修道院で、恩寵に向き合う毎日を過ごしていると、突然モニカの前に大きな黒龍が現れる。怪我で苦しそうなのに、どこか優しい心音が聞こえる。すぐに飛び立ってしまったが、後日思いがけない形で再会することになり――?
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-地味OLの小夏は社内で人気の野木にさりげない優しさを向けられてから、憧れが恋に変わり三年。最近彼は恋人と別れたようだけど、自分は脇役だからと自信が持てずに遠くから見つめるだけだった。映画をひとりで観終えたある夜の帰り道、酔っ払いに絡まれたところをランニング中の野木に助けられる。優しく手当もされた小夏は野木への想いが止まらず告白、予想外に付き合うことに! でもやっぱり片思い? と不安を抱きつつ、お互いの好きなものを理解しあいながら少しずつ心の距離を縮めていく二人。映画よりもときめきが止まらない! しかし、野木のことを諦めきれない様子の元カノの存在が無視できなくなって――
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3.5ある日突然、理不尽な婚約破棄をされてしまった男爵令嬢のステラ。貧乏すぎて小さな港町で料理人として働くステラには、没落の未来もちらついていた。そんなある日、王都から来た偏食騎士団長ギルベルトに得意の魚料理を気に入られ「君しかいない」と熱烈に口説かれたステラは、彼の専属料理人に大抜擢! 王都に移り住み、彼に喜ばれる食事を作ろうと意気込むが……王都には魚介類が流通していなかった!? 得意料理が作れないピンチに立たされたステラだったが――料理を通して様々な人と共に問題に立ち向かっていくうち、『話題の料理人』として王都の有名人に! そして冷徹と名高いギルベルトの抱える孤独に気づいてしまって……? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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4.5旦那さまはいつわたしに飽きるかしら……。 没落令嬢のユーディットは、叶わない初恋を諦めて政略結婚をするはずだった――相手に裏切られ、婚約破棄されるまでは。 そんな彼女を娶ったのは、15歳年上で子持ちの資産家伯爵・ベルンハルト。 年齢も価値観も、すべてが大きく違う彼を愛せるはずがない。きっと向こうが先に自分への興味を失うはず――そう思っていたユーディットだったが、義息のエアハルトと家族仲を深めるうちに少しずつ夫への認識も変わっていく。 「きみが好きだ。愛しているんだ。だから嫌わないでくれ……」 初恋が燻り続けるなか、何度も愛を囁くベルンハルトの懇願に心を揺らすが……。
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3.3「貴様との婚約を破棄すると言ったのだ!!」──突然、一方的な婚約破棄を突きつけてきたのは10年以上も婚約関係にあった第二王子、ダウンズ殿下。正直、普段から酷い言葉は投げかけられているし、私のことなんて欠片も好きじゃないんだろうと思ってはいた。でも婚約者としてできるかぎり寄り添ってきたつもりなのに、彼はその傍らに私の知らない女性を侍らせて、さらにはなぜか私が責められている。なんと理不尽なのでしょう!! あまりのショックに崩れ落ちる私を支えてくれたのは、国を守る将軍の一人、カイル・アディード様でした。彼は私の父に歩み寄り──「わたしがご息女へ結婚を申し込む許可をいただきたく」……え? 今、なんて? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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-親が決めた婚約相手のリゲルが、その隣に女性を侍らせ告げてきた婚約破棄。とうとう言ってやったぞとドヤ顔をする相手を前に、プリムローズは――この愚か者と縁が切れるのだから、むしろ感謝では? 両親の療養のために急きょ伯爵位を継ぐことになったプリムローズを支えてくれたのは、婚約者のリゲルではなく、護衛騎士のアークだった。生真面目で無骨な彼はプリムローズの幼馴染であり初恋相手でもあるが、その想いはずっと心のうちに秘めてきた。しかし今、プリムローズは婚約破棄され、晴れて自由の身――この気持ちは封印し、墓場まで持っていこう。そう思っていたけれど……「私がアーク以外の他の男のものになってもいいのね?」
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4.5異世界に転生したセシリアは、できるだけ平凡に過ごしたいと望んでいたのだが、ある日突然王太子ウィルの婚約者に選ばれてしまう。なぜ自分が選ばれたのかも分からず、何より自分の思い描く穏やかな日々とはかけ離れてしまうと思い、どうにか婚約解消できないか目論む中、予知夢の異能まで目覚めてしまう。その後学園に入学すると、これから起きるであろうことを予知夢で見るように。一方ウィルとの婚約解消はできそうになく、むしろ距離を詰められドキドキさせられてしまう毎日。それなら予知夢で回避すればいいと、夢に見ようとするも、なぜかウィルだけは絶対に出てきてくれない。果たしてセシリアは、平和な日常を手にすることができるのか?
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3.0もう二度と会うことはないと思っていた…だからあの日、あんな思い切った『お願い』をすることができたのに――!「俺の可愛い後輩だから、手出さないでね」なんて笑顔でサラリと、とんでもないことを言い出した綾乃の勤務先の先輩……傲慢王子、こと郡司瑞貴。自分に自信がない綾乃は、あの日の思い出なんてなかったかのように優しく接してくる郡司に、戸惑いながらも過去に封印した恋心が蘇らないよう必死に気持ちを押し殺す日々を送る……。そんな綾乃の心を知ってか知らずか、郡司のあるまじき溺愛はエスカレートしていき……?
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3.3気弱な性格で頑張り屋の美優は、仕事で無理をして身体を壊し退職を余儀なくされた。三ヶ月後転職した先で、大学四年間片想いをしていた初恋相手の寛人と偶然の再会をする。歓迎会で女性関係の派手な男性社員に危うくお持ち帰りされそうになった美優を助けた寛人は、恋愛経験ゼロの美優の身を心配して男に慣れる練習をしようと提案。それからふたりは手を繋いだり、抱き合ったり、恋人のような時間を過ごす。美優は嬉しくて舞い上がるような気持ちになりながらも、友達としてしか見てもらえないことに対して切なさも抱くようになる。そんな中で迎えた寛人の誕生日。寛人と女性社員の仲睦まじい様子を目撃してしまった美優が取った行動は――。
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3.7男爵令嬢キャロルは四歳のとき、道端にうずくまるひとりの少年と出逢う。母に捨てられ家も名前もないという。父親に頼みこみ少年を屋敷に連れ帰ったキャロルは彼に名前を贈り、ジェイクと呼び懐いた。その恩を胸に男爵家そしてキャロルに尽くすジェイクは、賢さを認めてくれた男爵の勧めで商売を学びに王都へ。そうして久しぶりに屋敷へ戻るとキャロルの婚約が決まったと聞かされ、心乱しながらも幸せを願うしかないジェイク。しかしある夜、屋敷に火の手が上がって……。大きく変わってしまうふたりの人生。行方が分からなくなった彼女を自分の手で幸せにしたい──懸命に探すジェイクの前にキャロルはメイドとして現れて!?
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5.0神戸元町、旧居留地。正式名称、『神戸旧外国人居留地』──レトロで、クラシカルで、かつアバンギャルド。個性的で、いい意味でエキセントリックな街の一角にひっそりと、その店はある。深夜にだけ開店するお夜食専門店『tete-a-tete』(テテ・ア・テテ)。明るく元気なウェイトレス・莉乃とオネェ言葉の謎めくイケメンシェフ・千紘が提供する料理は、まるで魔法のように悩める人たちの心と身体に染みわたり、そして虜にしてしまう。深夜0時を待つワクワクするような時間、美味しい料理に、お腹が満たされた満足感。店を見つけることができた幸運なお客さまは、今夜もまた癒やしを求めてやってくる。
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-陶器メーカーで働くみつきは恋よりも仕事に夢中な27歳。ある日、友人宅のたこ焼きパーティーで涼太という男性出会った。あんまりな彼の態度にみつきは激怒。第一印象は最悪。だが後日、彼がみつきの大好きなインテリアショップの社長だと判明。しかも取引先としてみつきが担当することに。そんな中、友人から長期間留守にするので、住み込みでペットの世話してほしいと頼まれてしまう。当日、なぜか友人宅で涼太と再会するみつき。なんと涼太も留守を頼まれていて……険悪な二人の奇妙な共同生活が始まった。絶対に関わりたくない!と避けるようにしていたみつきだったが、徐々に涼太の優しさに触れ、心に変化が……?
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4.5綾羽がいつものように自宅に帰ると、外に干していた洗濯物の中から下着だけがなくなっている。翌日、ある事件の聞き込みで女性警官が自宅を訪れると、綾羽は咄嗟に下着泥棒のことを相談。するとそこに端正な顔立ちの男性警官が遅れてやってくるのだが、なんと彼は十数年ぶりに再会する幼なじみの海人だった。数日後、自宅に誰かが侵入した形跡があると気づいた綾羽は思わず海人に助けを求める。すると彼は「しばらくうちにいればいい」と言ってきて──か弱かったはずが男らしく成長した幼なじみとの同居がスタート! 意識しないように努めても、悪戯な彼の言動は刺激が強すぎて……「正直に本当のこと言わないと、この唇塞ごうかな」
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5.0誰がこんなに強くしろと頼んだ!?──加護重視の国に生まれ、『戦神』の寵愛を受け女ながら剣を極めたアレクシア。王国最強騎士と名高い彼女に敵う者はおらず、周りに恋愛対象として意識してもらえない。そんな恋をひたすら夢見るだけのアレクシアにとうとうチャンス到来! 「加護とかどうでもよくなる国に行きたくはない?」深く信頼する第二王女の嫁ぎ先の国へ旅立つことに。さっそく新天地で出会った王宮魔術師のルドにひと目で気持ちを攫われ──恋を見つけてしまったかも!? 片思いすら幸せなアレクシアだけれど騎士に憧れるルドの剣術指南役を任されてしまい複雑。最強女騎士は素敵な恋がしたいだけなのに、思わぬ方向へ……!?
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3.7「好きだ、アリシア。どうか俺と結婚してほしい!」 見習い宮廷魔導師として魔法薬作りの練習に励むアリシア。ある日、彼女はつい出来心で秘薬である『惚れ薬』を作ってしまう。上司にバレる前に処分しようとするアリシアだったが、そこへ突然、最強の騎士団長・ウィルフレッドが訪ねてくる。「君に話がある」と真剣な表情の彼は、あろうことか手元にあった『惚れ薬』を飲み干してしまった! 慌てて止めるも時すでに遅し……! 効き目抜群でウィルフレッドはアリシアに恋に落ちてしまった様子。解毒を試すも、どの方法も彼には効かず……。「俺の気持ちが今だけのものではないと、証明してみせよう」その溺愛、全部惚れ薬のせいなんです!
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-「今に良識も理性も忘れさせるから。一生大事にする。安心して俺に堕ちて」 御曹司からの強引求婚、そして予想外の超溺愛――!? インテリアブランドで働く諸月みのりは、婚約者に浮気され婚約破棄となった。どうにか気持ちを切り替えようとしていたみのりのもとに、元婚約者がやり直したいと身勝手に押しかけてきたのだが――「ずっと……ずっと、好きだった。俺と結婚してください」同期で御曹司の城金洋輔が元婚約者を一蹴したうえ、突然プロポーズをしてきて!? 恋人のフリをして助けてくれたのだと思っていたけれど、洋輔のアプローチは甘く熱を増すばかり。最初は戸惑っていたみのりも、洋輔のまっすぐな愛に溶かされていき?
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4.5「ずっと捜していた。僕は君を、ずっと捜していたんだ」――弁護士事務所でパラリーガルとして働く久保瑞希は、事務所の所長にお見合い話を持ちかけられる。ある事情から一生独身と決めている瑞希だったが、所長の顔を立てるためそれを引き受けた。人生初のお見合い当日――相手の桂川朋久は口達者で、断る前提で臨んだ瑞希のペースは乱されるばかり。初対面のはずなのに「つきあってほしいんだけど。それも結婚前提で」とまで言われる始末。お見合い後も振り回される瑞希はその強引さに戸惑うが、そう不自然なほどにしつこく、桂川が瑞希に迫るのには理由があって? ※本作品は過去に配信されていた別タイトルの作品を加筆修正したものです。
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2.5継母と義妹の贅沢の末、リディアは年の離れた資産家のもとに援助のかたとして嫁ぐことになってしまう。だが、結婚式が始まる直前、教会に盗賊のような一団が押し入り、リディアは攫われてしまい――!?ようやく自由になったかと思えば、そこは船の上だった!誘拐を目論んだのはオーブランス王国の王子、実行したのは騎士団長。しかし、ここでリディアは人違いだったことが判明してしまう!王子は騎士団長に「コンラート、そなたが責任を持ってこの娘を妻にするとよい」と告げ、当のコンラートもあっさり了解。困惑のリディアは逃亡を図ろうとするが、その意図は見透かされていて……?「私の妻だということを揺るぎないものにしてあげましょう」
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4.0私の名前はアメリ。私には母と姉、それから義父とその娘、つまり義理の妹がいる。私たちが家族となった日、義妹のエラと握手をした時だった。――なんとビックリ! 私は前世の記憶を取り戻し、そして前世の私がこの状況に対して訴えた。あれ、これってもしかして“シンデレラ”じゃない? ……ってね! もしこれが本当に「シンデレラ」や「サンドリヨン」と呼ばれる物語なら、私が向かうのは因果応報のバッドエンド。そんな最悪な結末を避けるため、私たち家族はみんなが幸せになれるよう手を取り合い始めたけれど、エラの幸せの前提にあるのは“不幸になった主人公”なわけで……変わり始めた物語が向かうのは、幸せな結末? それとも――?
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5.0俺にだけ弱さを見せてくれるのが好きだから。甘やかすのはやめられないな──完璧クールビューティと名高い冴島小梅は、二つ年下で指導係を担当した鴻上北斗と社内恋愛中。出来のいい彼はあっという間に小梅と同じレベルに到達、気づけば立場が逆転。仕事に淡々と勤しみ、たまに男の色気をみせる北斗につぎつぎ女性は近づくけれど塩対応。けれどプライベートでは肩肘はって働く小梅を優しく甘々に包み込んでくれる。オンオフどちらも幸せな毎日だけど……未来を考える小梅には迷いや不安があって──!? 塩対応王子は独占欲高めにクール系女子を甘く絡めとる!
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4.0「私たち、婚約破棄しましょう」――人の心の闇が見える力を隠し持つセラフィーナは、十年間塩対応だった婚約者・リーンハルトに別れを告げた。セラフィーナの前では必ず負の感情に包まれる彼は、どんなに歩み寄っても心を開かない。彼の母である侯爵夫人からもチクチク嫌味を言われ続け、ついに我慢の限界に。苦しい日々から解放され清々しい気持ちのセラフィーナだったが、数日後、リーンハルトが部屋に閉じこもってしまったとSOSが入る。仕方なく駆けつけると、寝込むほどショックを受けていたリーンハルトが積年の想いを溢れさせてきた!? もう一度チャンスがほしいと言う急な豹変に戸惑うが、彼の心の闇にはある事情があるようで……?
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3.0渡辺萌香、26歳。「彼氏が欲しい」とは確かに言ったけれど。同期との女子会のつもりで足を運んだ先が婚活パーティーだなんて。真剣に結婚を考えているわけじゃないのに。罪悪感で悶々とする萌香だったが──「うそっ! なんで社長が……!」 真下隆一、自社の社長も思いがけず参加していた。実力で外資系証券会社のトップに立つやり手でクール、見た目も経歴も完璧な彼がなぜ? けれど会社での印象と違い親しみが感じられて盛り上がる会話。まさか選ばれないだろうとカップル希望に隆一の名を記したら、見事に成立!? 真剣な気持ちで彼を指名したわけじゃないことを悩む萌香。なのに隆一はかなり積極的にアプローチしてきて……!?
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4.0ここは魔法界唯一の「死刑執行所」。歴代最強と呼ばれる死刑執行官・ニルのもとに、久々の新人が配属される。新米執行官のスピカは、おっちょこちょいで養成学校の成績は最下位。その上、不死の呪いをかけられており、隙あらば死のうとする厄介な魔法使い。ぶつかり合ってばかりのちぐはぐなふたりだが、恋する教誨師や、愛煙家の医官、そんな個性豊かな面々に囲まれ「死」の最前線で働き続ける。そんなある日、収監されていた死刑囚の大魔女・ムズィカの悪あがきに、ふたりとその周囲が巻き込まれてしまって……!?
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3.0身長百四十センチ台で性格もどちらかと言えば子供っぽい。好きな人ができても「恋愛対象に見れない」と言われて玉砕し続けてきた有住(ありす)。就職先でも先輩たちの自分に関する噂話を聞いてしまいショックを受けるが…「可愛いだろ?研修中も一生懸命だし。お前らの目、おかしいんじゃないのか?」と有住を庇う声が聞こえて!?自信を取り戻したと思った矢先、自分の所属する部署には「小動物大好き!リスちゃん可愛い!」と所構わず抱きしめてくる風見が指導係につくことになった。仕事に堅実で丁寧に教えてくれる風見であったが、デリカシーのない発言に反抗心をむき出すが……!?コンプレックスを抱えた乙女の溺愛オフィス・ラブ!
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-「……私、とうとう死ぬんですね」生まれつき体が弱く、病気を長く患って自分の死期を覚悟していた美上燕。いつからか夢を描くこともなくなっていた。しかしギリギリになって生きることを諦めきれず、魂を迎えにきたエリート死神・雪風を撃退してしまう。再度魂を回収されるまでに残された時間は「一ヶ月」。その間、燕は憧れていた『普通のこと』を雪風と共に暮らし叶えていくのだが、だんだんとふたりの距離は近づいて──「私の人生は多分、最初からこの一ヶ月のためにあったのかも」 仕事をしくじってしまったエリート死神と好奇心旺盛な病弱女子。不思議な組み合わせのふたり、31日間の記録!
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4.8『善良な女王はもうやめる』処刑され逆行した女王は悪女となって未来を変えるつもりが、側近騎士がなぜか甘すぎます!?――ここは翼を持つ者が治めるヒルフィード王国。悲劇を招いたとして処刑されたはずの女王リアは、即位翌日である10年前に逆行していた。二度目の人生では自由気ままに振る舞う悪女となって、未来を変える! そう決意したリアは、過去の記憶を頼りにあらゆる政策を強引に進め、悪女への道を邁進する。すべてはとある目的のため――なのに、「煽ったのはあなたでしょう」一度目の人生で淡い想いを抱いていた側近騎士・シエンから一途な愛を注がれて……結ばれる未来などありえないのに、リアは再び彼に惹かれていき……。
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4.0「絶対にここを出て自由になるまでは許さない。俺を生かした責任はとれよ」――宮殿の臨時給仕として働いていたライラは、皇帝イシュハークに見初められ側妃となり、その後二十歳で処刑された――はずだった。気づけばなぜか時が戻っており、皇帝に見つかる少し前。不幸な運命を変えようと宮殿からの脱出方法を考えていると、指に嵌っていた見覚えのない指輪から真っ赤な小鳥が出現し、ライラをなぜか地下牢へと導いた。なんとそこにいたのは、側妃時代のライラがとある関係をもっていた魔術師ナディム。指輪の持ち主だという彼と一緒に逃げ出すことにするけれど?――指輪に繋がれた二人が破滅を回避して幸せを掴むやり直しファンタジー!
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3.0どうして、ここに社長が!? 朝目覚めて隣に寝ていたのは、勤め先のボスで憧れの人!? しかも処女を捧げちゃった!?──春野すずめは高校卒業後に就職した会社の社長・常磐修平から非常に過保護にされてきた。『合コンと彼氏は二十歳を過ぎてから』などという社訓を掲げられ、出逢いから遠ざけられている。二十二歳になった今もまだ状況は変わらない。なんとか素敵な恋愛がしたい!と隙を狙うすずめ。ある日、やっぱり合コンの邪魔をされて怒るすずめは修平から食事に誘われ、そのまま素敵なバーへ。雰囲気とお酒にフワフワと酔うすずめを修平は熱烈に口説きはじめて…… 「早く、俺に落ちてこい」──社長、その色気、隠してくださいっ!
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-キスするのがこんなにうれしいと思ったのは、いつ以来だろう――エステティック総合会社で働く麻木宮古は、なぜか成績も女性人気もトップの成瀬和臣から頻繁に言い寄られている。しかし宮古は過去の経験からイケメンが大の苦手で、誘いを軽くかわしながら日々仕事に励んでいた。ある日の帰り際、宮古は自社の女社長と成瀬の怪しい現場を見てしまう。面倒ごとは御免だと知らないふりをしていたが、翌朝社長に呼び出された宮古は突然命がけの仕事を命じられ、大混乱。同時にどういうわけか成瀬のアプローチも甘さと強引さを増していって?――「俺のモンでいいだろ?」 ※本作品は過去に配信されていた別タイトルの作品を加筆修正したものです。
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2.5年度末の仕事がようやく終わり、へとへとに疲れ切って帰宅した聖。翌朝、温かい布団の中で目を覚ますと、そこが自分の部屋ではないことに気付く。ふと鏡を見ると、髪や瞳の色が変わっていて、目の前に現れた王子を名乗る青年から「聖女様」と呼ばれる始末。状況を飲み込めないまま話を聞くと、澱(よど)と呼ばれる物質によって穢された王国を浄化させるため、聖は“聖女”として召喚されたのだという。澱を消すまで元の世界に帰ることはできないと言われ、仕方なく浄化に協力することに。護衛を務める騎士団長・ヴィンセントを筆頭に、浄化の旅に出た聖は元の世界に戻ることを望みながらも、徐々にヴィンセントに惹かれてしまい……?
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3.0豪雨後の河川敷で事故調査中の花笑は、堰き止められていた土石流の決壊による濁流にのみ込まれ、気づいたら教会のような場所に。茫然自失の花笑の前に現れたのは二人のイケメン。黒い神官姿で不機嫌そうな男の名はジルノルト。白い神官装の爽やかな男の名はディルリウス。二人の説明では、花笑はガイアースという名の異世界にトリップしたのだという。さらに花笑は女神ルルディの子孫だとも。ジルノルトが属する学派ではルルディは悪なので花笑は「魔女」、でもディルリウスの属する学派ではルルディは善で花笑は「聖女」。いったいどっちなの!? そんな中、花笑はいつも不機嫌で憎たらしいことばかり言うジルノルトが気になり始め……
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4.7アリアは宮廷歌劇団の看板女優。恋愛よりも歌劇の彼女は公演のため各地を巡る日々を送る。ある日従姉妹のサリーが「豚のお嫁さんになんてなりたくないの!」と泣きついてきた。サリーの婚約者は白豚辺境伯と噂されるオリバー。サリーを実の妹のように可愛がるアリアは、身代わりとなってオリバーの人柄を見極めてくると提案。何日も馬車に揺られ、たどり着いた辺境の地でアリアを迎えてくれた人物は噂とは全然違っていて――!? 愛おしい宝物を見るような目は本当はサリーに向けられるはずのもの。アリアはただの身代わりなのに……オリバーと過ごした時間を誰にも奪われたくない。そんなアリアには辺境を訪れた目的がもうひとつあって……? ※このタイトルには【分冊版】がございます。重複購入にご注意ください。
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3.5伯爵令嬢ブランシュと王女エレオノールは幼い頃からともに過ごす一番の親友。エレオノールの母はすでに亡くなっており、後ろ盾がなかったために、王女は王宮で冷遇されていた。それでも、ブランシュは美しく聡明なエレオノールが大好きで、世間の目などまったく気にせず、毎日仲良く遊んでいた。ところが、エレオノールはある日急な病で床にふせてしまう。一方、年頃を迎えたブランシュは社交界デビューの舞踏会で、麗しく高貴な雰囲気の青年・レオンと出逢う。どこかで会ったような気がしてならず、レオンに心惹かれるブランシュ。すると、思いがけない場所で再会! お互いの想いを深めていくのだが……?
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5.0「ね……美桜里ちゃんを俺にちょうだい?」――大企業の御曹司・碧叶と、同じ会社で働く美桜里は幼馴染。二歳年下で体の弱かった碧叶は幼少期から美桜里に懐き、ふたりは結婚の約束をした。時は経ち碧叶は海外留学へ。その後彼と会うことはなく、結婚の約束は子どもの頃のほほえましい思い出になっていた。しかしある日美桜里は経営悪化した実家のレストランのトラブルに巻き込まれてしまう。そこへ数年ぶりに碧叶が帰国。再会した彼は精悍な大人の男性になっていて……。身分違いな彼と距離をとろうとする美桜里だが──「約束したでしょ。俺たち結婚しようって」昔と同じ可愛い笑顔で迫ってくる碧叶と、なぜか激甘な同棲生活がスタートして!?
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5.0美人で仕事もできる女、中嶋亜希。ただし父と兄たち“女の敵トリオ”の影響による強烈な男性不信により、結婚、そして恋愛からも自分を遠ざけていた。一方、英国勤務から戻ったばかりのイケメンエリート・小田切慎は同期からアンタッチャブルな女・亜希の存在を知らされる。「落とせない女はいない」と亜希に興味を持ち近づき始める小田切。そうやって言い寄ってくる男にはウンザリ気味の亜希は彼に関わらないよう立ち回っていた。しかしある思惑から小田切の誘いに乗ることにするのだが──結婚・恋愛まったく興味なしなアンタッチャブルな女と、「俺が落としてやる」自信過剰な男、ふたりの負けられないバトル勃発!