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4.0好奇心いっぱいの少年が、大人と共に船で宝の島をめざしてくりひろげる冒険。 文学界を代表する川端康成・中野好夫・浜田康介の監修のもと、子どものより豊かな成長のために必読とされる不朽の名作200編が選ばれ、1969年、カラー版名作全集『少年少女世界の文学』全30巻として、小学館より刊行された。この電子版では、同シリーズ[第2版](1978年)を底本として、200編のなかから33編の傑作を選出。美しく迫力あるカラーイラストも完全再現。1960年代から70年代に、初めて名作を読んだときのあの感動が甦る! 今の子どもにとっても必読となる定番の文学作品は、国際感覚を養うためにも最適! ※この作品はカラーが含まれます。
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-15歳になった美しい人魚姫がはじめて海の上へと出た夜、船では美しい王子の誕生日を祝っていた。一目で恋に落ちた人魚姫は、魔女に頼み、美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる。王子と結婚できなければ、海の泡と消えてしまう人魚姫は、王子に再会し…。幾度も涙を流しながら執筆したという表題作のほか、「親指姫」「はだかの王さま」「しっかりもののすずの兵隊」「野の白鳥」「ナイチンゲール」など、初期代表作を12話収録。 [もくじ] 火うち箱 大クラウスと小クラウス まめつぶの上にねたお姫さま イーダちゃんの花 親指姫 小さい人魚姫 はだかの王さま ヒナギク しっかりもののすずの兵隊 野の白鳥 ナイチンゲール 仲よし 解説――生涯と初期の作品 訳者
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4.4みにくいものをよりみにくく、美しいものをつまらなくうつす、悪魔の鏡(かがみ)。それが何億(なんおく)ものカケラとなって世界中にくだけちった! カケラは、少女ゲルダのおさななじみ、カイにもつきささる。やさしかった少年はすっかりつめたくなり、すべてをわすれ、雪の女王について、どこかへ消えてしまう。のこされたゲルダは「カイはどこ? 死んでしまったの?」と涙ながらにひっしでさがしつづける。魔女の花園、王女の宮殿(きゅうでん)、山ぞくのアジト――ゲルダのひたむきさは、行く先々で人々の心をうごかし、きせきを起こす。そしてついに女王の城(しろ)にたどりつき…。200年近く読みつがれる、最高のラブストーリーを、54点の絵と新訳(完訳)でどうぞ! 「白鳥の王子」「夜鳴きうぐいす」も収録。
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3.0★★シリーズ累計250万部突破『10歳までに読みたい名作』の新シリーズ★★ お子さんに、お孫さんに、入学やお誕生日のプレゼントに! [はじめて読む「ロミオとジュリエット」としておすすめ] 敵対する家に生まれたロミオとジュリエットは、舞踏会で出会い、恋に落ちる。しかし両家の間で事件が起き、ロミオは街を追放、ジュリエットには別の結婚話が……。引きさかれた二人の運命は? 世界中で読まれる、悲しい恋をえがいた名作。 ▼この本の章立て STORYナビ 1.あらそい 2.舞踏会の夜 3.恋に落ちて 4.返事を待ちわびて 5.悲劇の始まり 6.悲しむ娘のために 7.別れの朝 8.修道士の提案 9.結婚式の準備 10.知らせを聞いて ▼この本のみどころ・おすすめ □お話をわかりやすく紹介「STORYナビ」 □イラスト点数40点以上、名作がぐっと身近に。 □1章が短くて、さくさく読める! さらに、3つの要素がプラス! 名作がもっと楽しく読みやすくなります。 \プラス要素その1/ ■英語がプラス! お話に出てくるものやセリフにまつわる英単語・熟語を章末に掲載。専用アプリで音声を再生することも可能です。英語に興味を持つきっかけになるかも? \プラス要素その2/ ■おしゃれ度がプラス! 従来の右開き・ソフトカバーから左開き・セミハードに変更し、おしゃれ度&かわいさがアップ。横書きで日本語も英語も読みやすい仕様になりました。 \プラス要素その3/ ■ドラマ性がプラス! 舞台や映画、バレエでも人気の有名な名作をラインナップしました。知っておきたいドラマティックなストーリーを、読みやすい編訳でお届けいたします。
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-童話作家として有名なアンデルセンの手になる、抒情あふれる長編小説。ローマの片隅の貧しい家に生まれたアントニオは、即興で詩をつくってみせる即興詩人になることを夢見る。そんな彼の才能をかってくれる名家出の嬉しい友人もできたが。……ローマの謝肉祭、復活祭のなかで起こる歌姫アヌンツィアータをめぐる思いもかけない事件がアントニオを巻き込む。ローマを逃れてナポリへ、ポンペイへ、ヴェズヴィオ火山へ、ペストゥムの神殿では不思議な盲目の少女と出会う。再びローマを通ってはるか彼方のヴェネツィアへ。そして運命の糸は再び「歌姫」との出会いをもたらす。詳しいイタリア旅行案内としても楽しめる一冊。
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-「ある朝のこと、落ちつけぬまどろみの夢からさめたとき、グレゴール・ザムザは寝床のなかで一匹のばかでかい毒虫に変わった自分に気がついた。かたい甲羅(こうら)のせなかを下にした寝姿だった。ちょっと頭をもたげてみると、せりあがったアーチ型の腹部が見えた。鳶(とび)色の、固い環節(かんせつ)でいく重にも仕切られている。そのお腹(なか)のてっぺんには、掛けた布団がいまにもずり落ちそうなかっこうで、やっとこふみとどまっているしまつ」……セールスマン、グレゴール・ザムザのへんてこりんな「変身」を通じて家族に引き起こされる悲喜劇。奇才カフカの面目躍如たる短編。