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  • 大追跡 1
    完結
    -
    1971年――この時代の日本に、恐怖の集団が一つ登場した。その名は秘密組織、『女王バチ団』。女王バチ団は貴金属店や銀行を襲撃し金品を次々と強奪していったのだ。彼らが襲撃した後には必ず女王バチ団の頭文字の『Q』が残されていた。警察はこれに対処すべく特別捜査隊のカブト虫隊(B・B)を編成した。そのB・B隊員の一人である【風間 剛】が謎多き犯罪集団である女王バチ団に勇敢に立ち向かい危険な戦いを繰り広げるサスペンスアクション作品!!
  • 男と女の神話 1
    完結
    -
    国立帝都大学法学部出身の原大介23歳。きわめて真面目で浮いたはなしを聞かない…そんな大介に勤め先の専務から期待されているがゆえに娘の婿になってくれないか!との話が…そして娘の華子と二人きりで話していると、大介は華子に驚きの質問をする…「アソコにホクロはありますか?」…後日この話が専務に知れ逆鱗に触れる事となる…。真面目な大介が空いた時間を使って色々な「ハナコ」と言う名の女性のアソコのホクロを探しまわるのだが…果たしてその理由とは!?
  • 特攻3万メートル
    完結
    4.0
    太平洋戦争も日本に敗戦の色濃い昭和20年はじめ――。圧倒的な物量を誇る米軍機動部隊は、日本の最後の砦・沖縄周辺海上に集結していた。これに対し、日本軍の残された反撃手段はただ一つ。機もろとも敵艦に体当たりする肉弾攻撃、神風特別攻撃隊であった。250kgの爆弾を戦闘機に取り付け、まっしぐらに敵艦に突っ込んでいくという世界にも例をみない恐るべき戦法である。しかしながら、この神風特別攻撃隊をしても敵の侵攻をくいとめることはできず、ここでさらに恐るべき戦法がとられた。すなわち、ロケット特攻機「桜花」の誕生である。桜花はそれ自身戦闘能力は全くない翼をもった爆弾といっていいだろう。――昭和20年3月21日、桜花特別攻撃隊の第1陣18機は九州の南端・鹿屋基地を飛び立っていった。護衛戦闘機はわずか30機。「この攻撃に成功し、戦局は逆転する」日本軍最後の期待を担った桜花は必ずや戦局を打開してくれると固く信じられていたのであったが…。
  • 世界の歴史巨編をマンガで学ぶ! 西郷隆盛 1巻 早春の巻
    無料あり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界の歴史巨編をマンガで学べる!シリーズで、楽しんで歴史を知ろう! 記念すべき第五弾は「西郷隆盛」! 激動の幕末、明治維新を駆け巡った維新三傑のひとり「西郷隆盛」の全生涯をを全8巻でお送りします! 藩に抑圧される農民のために体を張って守ろうとする若き日の西郷は、自身が信望する島津斉彬を藩主にするため奔走する。だが薩摩藩で巻き起こった騒乱の渦の中に巻き込まれてしまうのだった。 苦悩する西郷、そして多くの仲間が犠牲となってしまうことで薩摩藩が大きく揺れ動いてしまう…。
  • 奥州藤原四代 大合本 全3巻収録
    値引きあり
    -
    全1巻189円 (税込)
    【全3巻収録】平安の御世に黄金の都と呼ばれた平泉―――。 それまで未開の地だった東北で、京の都に劣らぬ黄金文化を花開かせた清衡、基衡、秀衡、泰衡ら、奥州藤原四代の物語。 前九年の役に始まる奥州藤原氏の活躍を、直木賞作家・今東光の原作で、歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く! 東北の成り立ちに思いを馳せる良書。
  • 独眼探偵【分冊版】 1
    完結
    -
    元警視庁の刑事・秋月正雄。ある汚職事件を扱った際に母親を殺され、彼自身もまた片目を失った。以来、彼は刑事を辞め探偵となって、あらゆる悪徳に対する復讐の鬼となった。人は彼のことを独眼探偵と呼ぶ……。地質学者・近藤博士が北海道へ行ったまま行方不明となり早一ヶ月。博士の娘・美智子も後を追い北海道へ行く事となり、ボディーガードとして独眼も同行。しかし美智子と合流しようと上野駅に向かう道すがら、独眼は謎の男たちに拉致されてしまう。そして同時期に、独眼の刑事時代の同僚が謎の死を遂げた…。やがて二つの事件は密接に絡み合っていき……!? 冷静な判断と明解な推理で悪を追求する探偵を描いた、壮大なハードボイルド・サスペンス!
  • 番外巨人軍 1
    完結
    -
    「ここは日本最北の地、北海道・稚内の宗谷岬!? 一体オレはなんでこんな所に!?オレは日本シリーズでMVP取らなあかんのや!」古き良き昭和のプロ野球日本シリーズ。東京ジャイアンツVS大阪ホークスの三回戦はクライマックスを迎え、後楽園球場は興奮のるつぼと化していた。九回裏、二死満塁、得点は3点差のビハインド。すでに敵地大阪球場で手痛い二連敗を喫しているジャイアンツが、土壇場でつかんだ一打逆転のチャンスである。代打要員はすでにほとんど使いはたし、残っているのはブルペン捕手の轟遊太(とどろきゆうた)ただ一人。30打数、2安打、28三振。そのうちの2安打は全てホームランという遊太を起用するか悩む監督だったが……。破天荒で人一倍女好きな遊太が数々の逆境とトラブルを乗り越え、夢を実現する為に突き進む!どこか憎めない轟遊太の波乱万丈な人生を昭和のレトロな雰囲気と一緒にたっぷりと堪能できる一冊です!
  • 西郷隆盛 大合本1 1~4巻収録
    値引きあり
    -
    全2巻220円 (税込)
    【『西郷隆盛』1~4巻を収録した大合本版!】維新三傑のひとり・西郷隆盛を、歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く! 潘の窮乏を目の当たりにし、領民たちの苦悩を救うべく、星雲の志を抱いた西郷は藩の世継・島津斉彬の英明さに昏倒していく。しかし藩内には斉彬の弟・久光を擁立する動きが出て――。巨人・西郷がいかにして己が宿命をみつけ、いかにしてその生涯をまっとうしたのか。人生が変わる一冊!
  • 日本剣客列伝
    値引きあり
    -
    剣豪10人の実践の模様を再現する迫真の力作――誰がいちばん強いのか? みずから剣道の達人でもある著者が、日本歴代の名だたる剣豪から10人を選んで、実戦の模様を臨場感あふれる筆致で再現する。塚原卜伝・小野次郎右衛門・東郷重位・柳生宗矩・宮本武蔵・千葉周作・男谷信友・仏生寺弥助・近藤勇・榊原鍵吉らの実像が生き生きと甦る、津本版新剣豪小説の精粋。
  • 塚原卜伝十二番勝負
    値引きあり
    4.0
    剣の極意を求める壮絶な決闘を描き、剣豪小説に新しい息吹をもたらした会心作。剣の聖地・鹿島に生まれ、香取神道流の奥儀を極めて、17歳で武者修行の旅に出る。めざすは、諸流達人の集まる京都だ。一人の若者が古今無双の剣士と称されるまでの名勝負をリアルに描き、謎多き塚原ト伝の実像に迫る、長編力作。
  • 危地に生きる姿勢
    値引きあり
    -
    自由に、悔いなく生きた男たちの人生は、どのようなものであったのだろうか? 逆運に立ち向う男の生き方を考える――宮本武蔵、塚原卜伝、伊藤一刀斎などの、激烈な闘争の半生と不動の境地を考える時、16歳の昭和20年1月、動員先の川崎航空機工場で受けた、戦慄の空襲体験を思い出す時、故郷・片男波の海が育んだ、命を賭けて逆運に立ち向かう男たちを知る時……、著者の胸に去来するものを、熱く静かに語る、滋味あふれるエッセイ集。悔いなく生きる、自信と備えを考える名著。サラリ-マンをやめ、無一文で帰郷してからの激しい星霜と、敵を回避することを潔しとしない性分、男として守らなければならないものを、静かに語る!
  • 旋風陣信長 変革者の戦略
    値引きあり
    -
    決断と行動の人・信長に学べ! 変革の時代をいかに生き抜くか? 大胆にして痛快・津本史観とは? 天下人・信長の行動学――城下を開放し楽市楽座で経済を、鉄砲・鉄甲戦艦により軍事を、叡山・一向宗徒を制圧して人心を掌握……。天下布武を成し遂げた尾張のうつけ者・織田信長も、父を継いだ直後は、周辺諸国の前に家中の敵を倒さなければならなかった。変革期を生き抜くために、何をなすべきか。決断と実行の人、信長に学ぶ、超現代人の行動学。
  • おおとりは空に
    値引きあり
    -
    大老・井伊直弼の、茶人としての顔! もうひとつの幕末史! ――大老として幕府の威権回復のために挺身し、46歳で刺客の刃に倒れた井伊直弼(いい・なおすけ)は、名著「茶湯一会集(ちゃのゆいちえしゅう)」を残した茶人・宗観(そうかん)でもあった。彼が深い交誼(こうぎ)を結んでいたのは、裏千家11代家元・玄々斎宗室(げんげんさい・そうしつ)。名門・松平家の生まれ。千利休の影を求めて茶道の道をたどりつつ、波乱の世にはばたいた男たちを描く、もうひとつの幕末史。
  • 幕末御用盗
    値引きあり
    -
    京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応3年秋。倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。その中の1人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた……。維新の変革の裏面史を鮮やかに描いた痛快傑作歴史長編。
  • ザ・騙し人 新装版1
    完結
    5.0
    人を騙すことにかけて、天下一品な頭脳をもつ騙しのプロフェッショナル、 自称「ザ・騙し人」こと、天才的なサギ師である三笠虎雄の活躍を 昭和を代表する作家・志茂田景樹と、大衆コミックの巨匠・横山まさみちが描く! 将来有望株の若手ボクサー・米川を現チャンピオン・タイフーン千田に勝たせる、 という依頼を引き受けた三笠虎雄。彼は、タイフーン千田が所属するジムの 未亡人のオーナー・不二子とデキている事に目をつける!! ※こちらの作品は過去に他出版社様より配信していた内容と同様になります。 重複購入にはお気を付けください
  • 天下御免 その首頂戴 (1)
    -
    1~2巻330円 (税込)
    お上の裁断を待たず自分の判断で斬首する免許を持つ天下御免の首斬り稼業・鍔鳴一平(つばなり・いっぺい)の活躍を描いた本格時代劇画。将軍家へ献上する結城紬を運んでいた美女・吉乃(よしの)と番頭・弥助(やすけ)は、その道中で襲撃してきた浪人者の首を鮮やかに斬り落とした深編笠の侍に護衛を依頼する。しかしその侍は、護衛する謝礼として吉乃の身体を要求してきて……!?
  • 夜伽噺~よとぎばなし~ (1)
    -
    1巻330円 (税込)
    艶笑コミックの巨匠、『やるきまんまん』でお馴染みの横山まさみちが描く、大人のための艶めかしいおとぎ話。竜宮城を訪れた日本太郎(やまと・たろう)は、乙姫様から各地に伝わるおとぎ話…夜伽噺(よとぎばなし)を聞かされることとなる。第1巻に登場するのは、落とし子太郎、酒呑童子、小野小町ほか。
  • むすめ雀豪放浪記
    完結
    -
    全1巻330円 (税込)
    美人雀士・三保(みほ)とエッチ大好き男・東八(とんぱち)、東八がゆきずりの女とセックスすると、三保の麻雀がバカツキするという奇妙な関係の2人が繰り広げる珍道中を描いた麻雀コミック。麻雀名人・清水(しみず)の娘である三保は、その美しさから周囲に持ち上げられて、自分の実力を過信する。そんな時、道場破りにきた天和竜(てんほー・りゅう)と勝負した三保は、東八の手助けでなんとか勝利するが、さまざまな打ち手がいる世間へ出てみたいと考えて、東八と麻雀修業の旅に出て……!?
  • 修羅海道 清水次郎長伝(上)
    値引きあり
    4.0
    幕末、駿河国清水湊で大きな米問屋をいとなむ若き長五郎は、ある日店先に立った旅の僧からあと3年の寿命と告げられる。養父の跡を継いで商いに精を出していた長五郎は、その一言で自分の運命を変えた。彼は店をたたみ、女房を離縁して博徒の群れに身を投じる。――「人間、寿命があれば死なねえ。たとえ死んだところで、体がなくなるだけで、魂はなくならねえんだ」と考えた彼は、修羅の如く東海道筋を渡り歩いて、男伊達として名を上げていく……。名侠客の実像に迫る異色作、本巻は、穂北の久六を斃すまでの前半生を描く。
  • 真田幸村 ―真田戦記―
    完結
    -
    全1巻385円 (税込)
    北条、武田、徳川、上杉……。大国のはざまに囲まれた弱小・真田はいかにして戦国の世を生き抜いたのか……。巨匠・横山まさみちが戦国随一の智将・真田昌幸とその子、幸村、信幸たちの生きざまに迫る! 目次 第一章 上田峡霎 第二章 北条攻め 第三章 馬盗人 第四章 風魔くずし 第五章 朝霧 第六章 関ヶ原前夜 第七章 紀州九度山 第八章 戦国無限 第九章 九度山脱出 第十章 大阪冬の陣 第十一章 決戦大和口 第十二章 大阪夏の陣
  • 創神 織田信長
    3.0
    「儂はのん、この世でこのうえなき神だで。今生で儂より偉き神はあらぬゆえ、後生にてもまた、儂はこのうえなき神になるのだわ」。天正7(1579)年、織田信長は天下統一の拠点として安土城天主閣を完成させた。 この幻の名城の内部には巨大な「吹き抜け空間」があり、その中心に宝塔が安置されていた。この宗教的演出は何を意味したのか。『下天は夢か』で爆発的ブームを起こした著者が、信長の実像に鋭く迫る!
  • 天翔ける倭寇(上)
    値引きあり
    3.0
    平戸の領主の庇護を受けて、大明の沿岸に跳梁する大海賊・王直の手下となった源次郎は、天文十七年(一五八四年)、大量の鉄と硝石を紀伊雑賀の荘に持ち帰り、雑賀鉄砲衆二十五人の若者を連れて、再び平戸へ向かった。鉄砲伝来直後の乱世のただなか、さまざまな思惑を抱いて大陸へ渡った若者達の夢とロマンと郷愁の情を描いた、海洋冒険時代小説の傑作。
  • 龍馬残影
    -
    初航海の途中、海援隊のいろは丸は事故で沈んだ。相手船、紀州藩籍の明光丸艦長高柳は、いろは丸の代表者、才谷梅太郎のとらえどころのない対応に不安を覚える。激動の時代、野心と志のために手段を選ばず行動する男たちと、藩の生き残りのため奔走する男たちを背景に、坂本龍馬のしたたかな策略家ぶりを描く異色の幕末小説。
  • きんぐさいず 1
    -
    1~5巻440円 (税込)
    ゾウアザラシ級の大きさのアレと豪運を武器に成り上がる男・石川豊太。 上京後、豊太のアレ欲しさに群がる女と「性交」するほど「成功」する彼の姿を、 昭和を代表する経済小説家・清水一行と、大衆コミックの巨匠・横山まさみちが描く! ひょんなことから巨大なイチモツの持ち主となった豊太は、無類の女好き。 好いて好かれての華麗な女性遍歴もさることながら、田舎の小学校の代用教員から 身を起こして、やがて上京した「キングサイズ」な男のサクセスストーリー!!
  • 俺は大物 1
    -
    1~2巻440円 (税込)
    昭和を代表する経済小説家・清水一行が原作を手掛けた、痛快企業成功ストーリー!! 株の世界で一旗上げようと兜町へ飛び込み、人並外れた 勝負勘と記憶力でのし上がる、生真面目すぎる主人公・忠の 波乱に満ちた人生を、大衆コミックの巨匠・横山まさみちが描く! 本作の主人公の忠は、夜の世界でも相当な絶倫だが、結婚して約7か月の間、 セックス=スマタと勘違いし続けているほど性の知識はない(無頓着)。 子供ができない状況をなんとかしようと、彼の奥さんは一計を案じる…。
  • 馬ぐそ伝 1
    完結
    -
    馬草馬之介は予備校に通うために岩手から東京に出てきた。そして東京に出てきた運だめしに宝くじを1枚購入し…下宿先の曲垣宅に向かう途中腹が痛くなりトイレに駆け込んだが紙が無い事に気づき持っている紙は「お札」「宝くじ」「名刺」悩んだ結果名刺を選びお尻を拭った頃…奇しくも名刺の主である曲垣平四郎は超大穴馬券を手にしていた名実ともに「くそづき」であった!そして翌日も競馬に行くという曲垣に連れられ、馬之介は再び名刺を貰い「くそづき」が本物の力か試してみると…!!競馬で「くそづき」の能力をくしして人助けをする!?奇跡の競馬ストーリー!!
  • 柔道山河
    完結
    -
    勉学とスポーツ、友情と愛情。この両立は可能か不可能か――ここに、誰もが苦しみ悩みぬかねばならぬ幾山河がある――。松尾中学三年にして柔道部主将・酒巻。名前に関するコンプレックス、柔道にかける熱い想い、ほのかに芽生える恋心――時代感覚あふれる空気感を、丁寧な筆致で切り取り描かれる青春グラフィティ。
  • 青春にキック
    完結
    -
    城東大学卒の大山正は、母ひとり子ひとりの一家を支えるために大学院進学を諦め、朝陽学園の新任教師としてやってきた。着任早々、他の先生たちが引き受けるのを嫌がる落伍者のふきだまり、サッカー部の顧問になる。宮地、権田をはじめとする部員たちにサッカーを通して人の生き方を教えていく!学園のつまはじき者たちの集まり、サッカー部を率いてどのような活躍をしていくか!?
  • 戦国風林火山武田信玄 謀略之章
    完結
    -
    全2巻440円 (税込)
    戦国最強の武将の生涯を描く歴史大河時代劇!!戦略と知略を尽くし甲斐を支配した若き日の信玄!! その前途は…
  • てんぐ大将 日本煙草王物語 1
    完結
    -
    幕末の動乱が迫る嘉永3年、子宝を求めて多羅岳の天狗大明神に願を掛けた、薩摩の国川内の郷士・岩田卯之助の妻・梅。それによって授かったのが、吉之助だった。並外れた一物の持ち主で、生まれついての商才とスケベ心に長けた吉之助は、10歳で本家の磐田酒造所に奉公し、13歳で島津公の側女・小夜と初体験を果たす。薩摩と英国が戦火を交える中、横暴な薩摩藩士から庇ってくれた月乃屋の女郎・八重やその仲間たちとも仲良くなった。父と母が相次いで亡くなった後、島流しから帰ってきた西郷吉之助(隆盛)に会い、日本のために新しい経済を打ち立ててくれとの言葉を貰う。日本に国産タバコ産業を根付かせた風雲児、羨まし過ぎる女遍歴とその商才を描いた一代記!!
  • 太平記(一)
    完結
    -
    北条高時執権下の鎌倉幕府。正中元年、朝廷の権威回復を図る後醍醐天皇の倒幕計画が発覚し、側近の日野資朝・俊基らは捕らえられる。なお挫けぬ天皇の要請を受けた楠木正成は、笠置の山で、赤坂の城で、天才的な戦略を用いて幕府軍を散々に打ちのめした。衆寡敵せず、遂に赤坂の落城が迫ったとき、正成は城に火を放ち、自害して果てたと思わせて姿を消す。正成一人生きている限りは、聖運は開かれる!
  • 拳豪伝
    完結
    5.0
    幕末の動乱の世に実在した広島・尾道の「げんこつ和尚」武田物外の愛と武勇の遍歴。幼少期の喧嘩で、突き飛ばした相手が死んでしまったために剃髪した巨漢の物外は、仏教経典の教えを受ける傍ら、儒学と武道を極めた。持ち前の正義感で、弱気を助け地上の悪を懲らしめていく。晩年は京都壬生の新撰組組長・近藤勇の挑戦をも退けた。一代の怪僧・武田物外の痛快ストーリィ!「第一章 怪力」「第二章 生い立ち」「第三章 破戒」「第四章 道場破り」「第五章 拳骨和尚」「第六章 危難」「第七章 新撰組」「第八章 百対一」を収録。
  • いろけ満貫1
    -
    裸で寝ていて、家賃を取りに来た大家のお婆さんに犯されてしまった(?)貫満。ところがアソコの形が麻雀牌の一つに見え、それがツキ牌になる事を発見する。二度目はソープ嬢のアソコで決めた牌でも大当たり。しかし一定時間過ぎてしまうと、ツキも消える事が判った。新しいツキを仕込むために、貫の女漁りが始まる。セックスと麻雀の結びついた貫満の、エロスと爆笑に満ちた人生模様!「第1話 くそーヅキの巻」以下「第2話 その日のアレは□中だった」「第3話 三色同喰いの巻」「第4話 ベッドで指南の巻」「第5話 オカマ八目の巻」「第6話 百の説法屁一つの巻」「第7話 ポーカー麻雀の巻」「第8話 ツキたくないときツイちゃって」を収録。
  • 明日へ奔れ1
    完結
    -
    瀬川良介は、死んだ親友の妹であり心の恋人だった美代を、特攻に向う飛行機に密かに同乗させた。ともに死ぬためである。だが出撃直後、玉音放送があり日本が戦争に負けたことを知った。女連れで神風特攻に向かった事を知られぬよう、機を不時着させた良介は、失神している美代を民家の軒先に残し、独り司令部に戻った。敗戦後の東京に出た良介は、そこで悠子という女と初めての性体験を持つが、女に全財産を盗まれてしまう。今後5年間は女を断つと決心した良介は、闇市で知り合った花村文学とともに米軍の放出物資で儲け、深川に日本発のロードショウ上演館を作り、実業界に乗り出していった…。「第1話 運命の日」「第2話 女は甘くて怖い」以下「第3話 オレはカミカゼ」「第4話 あんたはバカよ」「第5話 強い男が好き」「第6話 運命の皮肉」「第7話 闇から光へ」「第8話 女親分登場」を収録。
  • 薩南示現流 1巻
    完結
    5.0
    津本陽の名作を完全劇画化!最強を誇る島津藩の御流儀「示現流」。その開祖・東郷重位の峻烈な生き様を描く本格剣術時代劇画!
  • 虎狼は空に 上 小説新選組
    値引きあり
    -
    幕末の京都に江戸から上洛した浪士たちは、いかにして暗殺集団へと変貌していったか。市中警護に飽きたらず、厳しい規律のもとに敵対者たちを容赦なく斬り捨てていった血まみれ軍団「新選組」の実像に迫る傑作長編!
  • 剣に賭ける
    -
    万延元年三月三日。銃声を合図に侍たちが駕籠の中に斬り込んだ――。反政府主義者の弾圧を行った大老、井伊直弼を襲撃する水戸藩士は、眼も開けていられない降雪のなかで、猛牛さながらに突進を繰り返した。道場剣法とは違う斬り合いの苛酷さを描いた「桜田門外の血闘」など、命のやりとりに身をさらした剣士たちの潔い覚悟を描いた士道小説集。
  • わが勲の無きがごと
    -
    太平洋戦争のニューギニヤ戦線に従軍し、五人の中隊生存者の一人として帰還した義兄。その性格が出征を境に豹変してしまったのはなぜか? 義兄の死を契機にその理由を求めて戦友を訪ねた「わたし」は、衝撃的な事実を聞かされる……。極限状態に置かれた人間の理性と本能の葛藤を描き、作品発表時に話題となった戦争文学。
  • 独眼龍政宗 上
    値引きあり
    3.0
    戦国の世、群雄割拠する奥州で、名家・伊達家に生を受けた政宗。知謀と剛胆さを発揮し、天下を狙う若武者へと育つ。乱世の覇王を夢見、山河を駆け巡る猛将の前に、豊臣秀吉、徳川家康が立ちはだかる。政宗の前途は?
  • 新釈 水滸伝(上)
    値引きあり
    -
    中国・北宋、徽宗の時代。悪政に堪え忍んできた庶民の怒りは爆発した。「もはや奸賊どもの言いなりにはなれん!」--悲壮な決意で豪傑たちが梁山泊をめざす。中国古典の傑作に歴史小説の大家が挑む、待望の文庫化。
  • 武の心
    4.0
    剣豪小説の第一人者にして剣道・抜刀術の高段者である著者が、古武道の真髄に迫る! 古来より伝わる六つの流派に取材した出色の対談集。 徒らに勝敗にこだわる昨今の武道は技法に浮薄のそしりを免れないのではないか。 剣道三段、抜刀術五段を誇る剣豪小説の雄が、現代に息づく古来の「武」の精神を辿る。 柳生新陰流、香取神道流、馬庭念流、竹内流、柳生心眼流、諸賞流の六流派の訪問記と、二木謙一、秋山駿、安西水丸、勝新太郎との対談、薩南示現流や豊臣秀吉などについて書かれたエッセイを収録。 豪華な随筆・対談集。
  • のるかそるか
    -
    明智光秀、宮本武蔵、蜂須賀小六、塚原卜伝、木下藤吉郎、近藤勇、竹中半兵衛、坂本龍馬、前田利家、山岡鉄舟、黒田官兵衛、清水次郎長、佐々成政、紀伊国屋文左衛門、織田信長、渋沢栄一、豊臣秀吉、徳川慶喜、徳川家康……。 いずれも時流に乗り、運を開いた男ばかり。 ある者は天下を取り、ある者は財を成し、ある者は天下の剣豪となった。現代にも通じる処世とその決断。だから歴史はこうなった。
  • 巨人伝 上
    3.0
    1~2巻479円 (税込)
    本邦の博物学、生物学の草分け、知の巨人にして奇人 南方熊楠の生涯を同郷の著者が描き切る! 南方熊楠は慶応三年、和歌山の金物商・南方弥兵衛の次男に生まれた。 日本一のエリート校であった大学予備門に入学したが、型破りの性格は大学になじまず退学。 以後、渡米、南米放浪、英国での学究生活を経て、郷里和歌山で独学で研究に没頭した。 奇行・博覧強記と背中合わせの孤独。 巨人の全体像に同郷の著者が迫った大河巨編。
  • 春風無刀流
    -
    幕末から明治にかけて一刀正伝無刀流を拓き、明治維新では勝海舟、西郷隆盛らと親交をかさね、大政奉還後の官軍と幕軍の衝突を防ぐべく身を挺した山岡鉄舟。彼は、剣の人であると同時に天皇側近の人でもあった。剣豪小説で定評のある著者が、剣の奥義をきわめた鉄舟の「無我」で虚心、その悠然たる生涯を描く。
  • 東京大地震
    完結
    5.0
    全1巻495円 (税込)
    もしも東京でマグニチュード7の大地震が起きたら……!? ***近い将来、関東大震災以上の大地震が東京一帯に発生することが予測されている。 この物語は、現在東京にマグニチュード7の大地震が起こった場合の惨状を、各種のデータにより構成した恐怖の予知劇である。 目次 第1章 まえぶれ 第2章 眠らない街 第3章 蠢動 第4章 毒には毒を 第5章 野望を 第6章 東京・10月9日午後…
  • 横山まさみち傑作集 明日へ奔れ 痛快大型立志伝(1)
    完結
    4.0
    第二次世界大戦の終盤、特攻隊として出撃した瀬川良介は玉音放送により特攻を止められ、生き延びる。その後初めての女に全財産を奪われるなど、女で数々の痛い目に遭いながらも昭和の激動の時代の中で青年実業家へとのし上がり、そして国会議員へと立身出世を果たしていく。男の行き様を描いたヒューマンストーリー。
  • 春日局 上
    完結
    -
    明智光秀の片腕・斉藤内蔵介の娘・お福(のちの春日局)は、謀叛人の子という烙印の下に苦難・曲折そして数奇な運命を……。京(みやこ)での運命の高札“将軍家乳母募集”と、所司代・板倉勝重の推挙の下、いよいよ将軍家へ入城!!徳川300年の基礎を築き、大奥に君臨した春日局の波瀾万丈の生涯を描いた作品がついに電子化!!
  • 横山まさみち傑作集 明日へ奔れ 痛快大型立志伝(1)
    完結
    -
    第二次世界大戦の終盤、特攻隊として出撃した瀬川良介は玉音放送により特攻を止められ、生き延びる。その後初めての女に全財産を奪われるなど、女で数々の痛い目に遭いながらも昭和の激動の時代の中で青年実業家へとのし上がり、そして国会議員へと立身出世を果たしていく。男の行き様を描いたヒューマンストーリー。
  • 巌流島 武蔵と小次郎
    3.0
    日本人を魅了してやまない孤高の剣士、宮本武蔵は、いかにして最強の相手に立ち向かったのか。圧倒的迫力と群を抜くリアリティで、剣豪小説の名手が描く、世紀の決闘。 ※本書は二〇〇三年三月、小社より刊行された書き下ろし単行本『武蔵と小次郎』を改題した文庫が底本です。
  • 信長の傭兵
    3.7
    種子島から鉄砲を持ち帰った津田監物(けんもつ)は、鉄砲傭兵集団を組織した。監物率いる紀州・根来衆(ねごろしゅう)は諸国大名から重用され、その名は天下に轟く。永禄5年、新興勢力の最右翼である尾張の織田信長が根来衆に加勢を求めた。以後、監物は信長とともに天下布武の野望に向け、しかしあくまで傭兵として戦場を駆け抜ける。遂に信長最大の敵・本願寺との戦いに挑むが…。戦国の地図を塗り変えた、その波瀾に満ちた生涯。
  • 太平記(一) 楠木正成 笠置の巻
    -
    1~6巻506円 (税込)
    源平合戦、元寇の後に訪れた武士による治世――――――。 しかし、そこでもたらされた平和はそう長くは続かなかった。楠木正成、足利尊氏、新田義貞……時代は英雄を渇望していた。歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く『太平記』、そして英雄たちの生きざまを描く! 1巻では悪党・楠木正成の前半生を描く! 後醍醐天皇の挙兵に呼応して鎌倉幕府打倒の兵を挙げた正成は……。 目次 第一帖 犬追物 第二帖 無礼講 第三帖 正中の変 第四帖 元弘の乱 第五帖 楠木正成登場 第六帖 笠置山の合戦 第七帖 松の下露 第八帖 阿新丸 第九帖 赤坂城攻防戦
  • 西郷隆盛(1) 早春の巻
    完結
    -
    全8巻506円 (税込)
    維新三傑のひとり・西郷隆盛を、歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く! 潘の窮乏を目の当たりにし、領民たちの苦悩を救うべく、星雲の志を抱いた西郷は藩の世継・島津斉彬の英明さに昏倒していく。しかし藩内には斉彬の弟・久光を擁立する動きが出て―――――。巨人・西郷がいかにして己が宿命をみつけ、いかにしてその生涯をまっとうしたのか。人生が変わる一冊! 目次 第一章 虫よ虫よ 第二章 妖雲 第三章 幼な妻 第四章 人命呪詛 第五章 刺客 第六章 お由良騒動 第七章 流人船 第八章 新領主 第九章 水上峠
  • 歴史随筆 男の流儀
    5.0
    1巻510円 (税込)
    信長は先見性で、家康は堪忍で、武蔵は兵法で、吉宗は統率力で、隆盛は潔さで、そして孔明は智略で、時代を流星の如く駆け抜けた。彼らに共通するのは、勇気であり、決断力であり、信念である。そしてその上に強運が味方する。それら数多くの英傑たちの“生き様と死に様”―そこに著者は“男の流儀”を見る。歴史の中の男たちへの熱い思いとともに、ベストセラー『下天は夢か』執筆の舞台裏や折々の随筆を収めた、歴史ファン必読の書。

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  • 直感力 ~カリスマの条件~
    3.5
    バブル崩壊後の失われた十年を経て現出した格差社会。外交でも頻発するテロ事件や緊張感の高まる朝鮮半島情勢への対応など課題が山積みのニッポン。この多難な時代、組織に求められるのはどのようなリーダーなのか。歴史小説の創作で数多の英傑と向き合ってきた著者が語る「真のリーダーシップ」と「国家の未来」。様々なビジネスシーンに活かせる画期的歴史エッセイ。
  • 柳生十兵衛七番勝負
    -
    家光の密命を受け、諸国を巡り将軍家に仇なす者を討つ。 新陰流、剣の真髄ここにあり! 徳川将軍家の兵法師範をつとめる柳生宗炬の嫡男・十兵衛は、家光公の近習として幼少より仕える。 しかし二十歳の頃、十兵衛は突然、家光の勘気にふれ追放となる。 実はこの追放劇、彼を隠密として野に放つための狂言であった。 十兵衛は諸国武者修行と称し、徳川家に仇なす者を討つ旅を続ける。 若き十兵衛の隠密旅と名勝負をドラマチックに描いた、剣豪小説の決定版! 解説・多田容子
  • 鬼骨の人
    3.5
    難攻不落の斎藤龍興の稲葉山城を目の眩むような奇策で奪取し、その後木下藤吉郎の軍師となって次々と非凡の才をあらわした竹中半兵衛。鬼才をうたわれつつも裏方に徹し、主人に惜しみなく助力を与えた半兵衛の人物像を浮き彫りにした表題作ほか、逆境に立ち向かい、修羅場をくぐり抜けて男の意地をつらぬいた武将、剣客など歴史上の英雄たちを活写した傑作時代小説集。
  • 戦国武将に学ぶ情報戦略
    3.0
    戦国の世を生きぬくには、敵よりも早くたしかな情報を集めなければならない。織田信長は戦いの勝敗の7割は情報で決まると考えていた。例えば桶狭間の戦いは、これまで雷雨の天候を利用した奇襲作戦にすぎないといわれてきた。だが信長は、事前に今川方の情報を徹底的に収集し、偽の情報を流し込んでいた。周到な情報・謀略戦が勝利へと導いたのである。信長の情報第一主義は、「備中返し」の秀吉、関ヶ原の家康へと継承されてゆく。この三人が戦国三英傑といわれるのは、情報戦略において他者の追随を許さない才能を発揮したためでもあるといえるであろう。
  • 胡蝶の剣
    -
    世情騒がしい幕末。幼少の頃から人並みはずれた剣の才能をあらわした薩摩藩士・三原林太郎は、御前試合で藩主・島津斉彬の目にとまり、江戸での剣術修行を仰せつかる。千葉周作率いる玄武館道場での激しい鍛練、剣技はますます研ぎ澄まされていく――。やがて、斉彬の隠密となって奉公することとなった林太郎を待ちかまえていたのは、反斉彬派の刺客たちとの凄まじい争いの日々であった……。剣一筋に生きる若き薩摩隼人を描く傑作歴史小説!
  • 火焔浄土 顕如上人伝
    3.0
    尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」――顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。
  • やる気まんまん 傑作選 上
    完結
    -
    まとめて読んだらすごかった!! 伝説の 「国民的お色気コメディ」 を新聞掲載時の紙面のまま収録。 1977年から2003年まで夕刊タブロイド紙「日刊ゲンダイ」で27年に渡って掲載された「やる気まんまん」シリーズ。2005~07年に紙面に掲載された「傑作選」を、当時の新聞紙面のまま初収録。上(第1部=230日分)・下(第2部=48日分、第3部=114日分)とも大ボリューム。ほとんどの人が読んだことがないだろう“巨大なサーガ”となっているストーリーを存分に堪能してください。
  • 黄金の海へ
    -
    この潔さが羨ましい! 豪商紀伊国屋文左衛門の波瀾万丈の生涯を元禄経済のなかに活写した歴史長編。 命を賭けた江戸へのみかん輸送で得た三万五千両をもとに、紀伊国屋文左衛門は、日本一の豪商めざして突き進む。大長者・河村瑞賢、杉山検校の後押しで材木商となって活躍。八十万両もの稼ぎを上げる。 しかし、貨幣改鋳に手をつけて失敗。以後、時勢の流れから外れ、一代限りで引退した文左の豪快な生涯。
  • 太平記 愛蔵版 一巻 楠木正成
    完結
    5.0
    全3巻550円 (税込)
    ★☆★☆★☆★☆★☆ 時は正中元年(1324) 北条高時執権下の鎌倉幕府。 朝廷の権威回復を図る後醍醐天皇の倒幕計画が発覚! 天皇の御代を実現しようとする智謀の将・楠木正成は 鎌倉幕府を追い詰める! ★☆★☆★☆★☆★☆ (一)『笠置の巻』 楠木正成の前半生。後醍醐天皇の挙兵に呼応して鎌倉幕府打倒の兵を挙げた正成は…。 【目次】 第一帖 犬追物 第二帖 無礼講 第三帖 正中の変 第四帖 元弘の乱 第五帖 楠木正成登場 第六帖 笠置山の合戦 第七帖 松の下露 第八帖 阿新丸 第九帖 赤坂城攻防戦 (二)『千早の巻』 千早城での敗戦で九死に一生を得た正成は不死鳥のごとく蘇り、 朝廷のために奮闘、新田、足利軍とともに鎌倉幕府を追い詰める! 【目次】 第一帖 死の唐櫃 第二帖 児島高徳 第三帖 正成再挙 第四帖 吉野に散る 第五帖 千早城攻防戦 第六帖 北条氏滅亡 第七帖 建武の新政 第八帖 足利謀叛 第九帖 血戦湊川 (本書は単行本一、二巻を収録)
  • 本能寺の変
    3.0
    信長の天下統一に向けての戦いのなか戦場での武功は目覚ましいものではなかったが、行政処理の敏腕を買われ信長に重用された明智光秀。39歳のときから信長に仕えて15年、なぜ光秀は信長を討とうと決意したのか? 歴史上もっとも有名な謀叛の真実と本能寺の謎を、画期的な視点から解き明かす傑作歴史長編。
  • 勇のこと 坂本龍馬、西郷隆盛が示した変革期の生き方
    -
    改革も闘争の創造も、最後は勇気があるかないか、この1点が勝負を決める。幕末の混乱期に、類(たぐい)まれなる勇気を持って時代を切りひらいた、坂本龍馬と西郷隆盛。この2人の勇気の源とは? 歴史小説家・津本陽が資料を駆使し分析。どん底の日本を変えるために何が必要か。龍馬や西郷の生きかたに答えがある!
  • 敗れざる教師
    -
    校内暴力を内側から描く衝撃の人間ドラマ! アフロヘアーの頭に深く剃りを入れた、暴力中学生の群れ。何が彼らを暴力に駆りたてるのか。それは愛なき教師への反逆なのか。綿密な取材をもとに描く長編力作。
  • 土地に向って突進せよ
    -
    土地小説の決定版長編!徒手空拳、ただ天性の利殖の才だけを武器に、大都市近郊の土地取引に身を投じた主人公の運命の変転を描く。不動産業者にして直木賞作家の著者ならではの長編力作。
  • 土地相続人
    -
    悪質不動産屋の手口、欠陥住宅の内情、大手商社の土地転がし。空前の土地ブ-ムを背景に、一億総不動産屋といわれた土地投機の実態を描く。
  • 千葉周作 上
    3.0
    陸前の生家で北辰夢想流を学んだ周作は、幼時より剣術の稀有な才能をみせていた。文化六(1809)年、周作は千葉家の期待を一身に集め、16歳で松戸宿にある一刀流浅利又七郎の道場に入門。天性の剣筋と不眠不休の荒稽古で頭角をあらわす周作に、師の姪の綾が秘かに想いを寄せる。ほどなく相思の間柄になるが、剣術の奥義をきわめるためには、諸国の道場を巡り、死に物狂いで他流試合の数をこなさなくてはならない。悲愴な想いで周作は、綾のいる江戸を後にするが…。津本剣豪小説の代表作。
  • 嵐の日々(電子復刻版)
    -
    1巻550円 (税込)
    轟音と飢え、過酷な作業、粗悪な食事と不衛生な施設、私刑(リンチ)、闇取引……臨戦体制下の昭和十九年、勤労動員に駆り出された和歌山中学校五年生約四百名は、川崎航空機明石工場に配置された。青春の心と肉体を極貧にさらされた若者たちは仲間の死をきっかけに集団脱走、だが目前に迫るものは空襲の灼熱地獄であり、内なる恐怖だった……(表題作)。他に高利貸に騙された男のユニークな復讐譚など五篇を収録。

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  • 欲望地図(電子復刻版)
    -
    一流大学を卒業、若い胸を希望でふくらませて、資本金五十億円の玉屋建設に入社した松田千次郎は、十九年のキャリアを持ちながら、いまだに資材課の係長にすぎない。上司に反抗したため、出世の道からはずされたのだ。そうなったサラリーマンはもはや色と私欲に溺れるしかない。松田は、友人で、代議士秘書の矢代と組んで資材購入の工作で裏金を手にする一方、愛人との肉欲にはしるのだが……。力作企業小説

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  • 蟻の構図(電子復刻版)
    -
    1巻550円 (税込)
    恒例の人事異動の日、森秀夫は愕然として激しい失望に襲われた。能力を買われていると思っていたのは間違いだったのか! その日を境に、愛すべき会社は憎悪と不信の渦巻く修羅場と化した。会社への愛着を絶たれた森は、己の誇りを守るため巨額のリベートを奪い取って退職しようと決意した。“会社人間”の怒りと虚しさを直木賞作家が渾身の力で描く、表題作ほか二篇収録。

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  • 老いは生のさなかにあり
    5.0
    「老境に至ってなお、盛運のいきおいを増してゆく人物は、『考える人』である」(はじめに――「老い」とはなにか)。徳川家康、豊臣秀吉、勝海舟、親鸞……。最期まで自らを磨きつづけ、昇りつめた先人たちは何を心の糧としたのか。歴史小説の第一人者である著者が、史実に名を刻んだ十二人の生きざまを通して説き明かす晩成への人生論。
  • 草笛の剣 上
    -
    1~2巻561円 (税込)
    「しい、しい、しいびびびい」 笛豆の音に思い出すのは、月見草の茂る故郷、紀伊の海辺……。秀吉に滅ぼされた傭兵隊・雑賀鉄砲衆の遺児、孫二郎は根来衆の頭領に育てられ逞しい若者に成長する。因縁をつけられた浅野家の家臣を斬った孫二郎は、追手を逃れ大阪から京へ。天涯孤独の若者の成長と友情を描いた剣豪ロマン小説。
  • 密偵 幕末明治剣豪綺談
    -
    幕末明治、急速に押し寄せてくる西欧化の波に敢えて反抗するように、剣の道を極めようとした男たちがいた。人を律し、自身にはなお厳しく生きながら、ひたすらに精神の自由を求めるその姿は、不思議と人々の心までも動かした。新選組永倉新八、高野佐三郎、富山弥兵衛、小栗上野介……。いずれ劣らぬ強烈な個性をもち、時代と激しく対立した男たち。今なお、まばゆい光を放つ、尊いまでの孤高の生き方を、練達の筆が描いた剣豪小説の逸品。
  • 信長と信玄
    3.0
    戦国の世に屹立する二大巨峰、織田信長と武田信玄。誕生から世に出るまで、情報戦、決断とスピード、とらわれない発想、大胆な構想力、人事の要諦など、二人の生き方、戦略を徹底比較。歴史読み物。
  • 土地狂騒曲
    -
    1巻572円 (税込)
    上司の妻と不倫に陥り、大手企業を退職した善次郎は、繊維問屋を営む家族からも冷遇され、土地取引に身を投じた。金も背景もなく、ただ利殖の才能だけを武器に蓄財の階段を駆け上がる善次郎の成功物語をとおして、土地取引による利殖のカラクリ、社会悪ともいうべき地価高騰のメカニズムを描出する。土地狂騒曲に踊り、踊らされ狂奔する人間の欲望と無常の姿を描いた経済小説の傑作。 ※本書は一九八一年五月、講談社より単行本として刊行され、八四年十月、同社にて文庫化された『土地に向って突進せよ』を改題して刊行したものが底本です。
  • 柳生兵庫助 1巻
    完結
    4.5
    柳生石舟斎の孫・柳生兵介(後の兵庫助)は武芸に励みすくすくと成長していた。ある日柳生の里にやってきた流れ者に遭遇し、7歳の兵介は初めて人の肉を切ることになるのだが…
  • 大わらんじの男(一) 八代将軍徳川吉宗
    3.0
    紀州藩主徳川光貞の四男・新之助は、天与の武勇と慈愛に満ちた言動で、幼少期より家臣の信頼を得ていた。だが、所詮は他藩の婿養子になれるかどうかの庶子。藩主の座など望むべくもなく、自らを律して生きようとするが、綱紀粛正と財政改革を望む臣下の密謀により、人生最大の転機を迎える。八代将軍吉宗の波乱に満ちた全生涯、瞠目の第一部。
  • 暗殺の城(上)
    5.0
    家康の「首」は必ず取ってみせる! 今川氏真の戦略的拠点、遠州・高天神城。天下統一のために詰めを急ぐ戦国大名・武田勝頼、織田信長、徳川家康はこの小城に異様な執着を示した。女忍者・うのは城の警備にあたっていた父の牛之助が家康に切腹を命じられたことから、武田方に寝返ることを決めた。名も無き者の慟哭を描いた出色の戦国歴史小説。
  • 異形の将軍 田中角栄の生涯(上)
    3.8
    田中角栄は、大正七年に新潟県刈羽郡二田村(現・西山町)に生まれた。吃音に苦しむ少年時代、軍隊で苛められる青年時代をおくるが、二十八歳で国政の舞台に登場するとたちまち頭角を現し、やがて小学校卒の革命的政治家として永田町に君臨する。三十年以上にわたり日本を支配する道路特定財源などの戦後システムはいかにつくり上げられたのか。
  • 乾坤の夢 上
    -
    『下天は夢か』『夢のまた夢』に続く「夢」三部作の掉尾。ついに日本六十余州を掌中にした天才治世家、徳川家康の生涯に迫る――。 慶長三年八月、豊臣秀吉薨去の時、朝鮮に残留する日本軍は六万五千人。家康は秀吉の死を伏せたまま、全軍撤退させようと手だてを講じるのだった。無事帰朝した大名たちの間に起こる対立を利用して、次第に勢力をのばす家康。戦機を待つ野戦の名将は、ついに五十九年の生涯を賭けた大博打に出る。津本版徳川家康の壮大なる幕開け。
  • 幕末維新傑作選 最後の武士道
    3.0
    現代の日本が忘れてしまった武士道の有りよう、永遠に語り継ぎたい日本男児の生きざまがここにある! 坂本龍馬、陸奥宗光、西郷隆盛ら、幕末を生きぬいた志士たちの肖像。土方歳三に見込まれた新選組の隊士、天覧のもと兜割りを成し遂げた日の本一の剣豪、西南戦争を闘う薩摩軍兵士ら、維新の動乱を駈けぬけた剣客たちの肖像を描き上げた逸品ばかりを収録。歴史小説の大家が自ら厳選した力作短篇集。
  • 龍馬の油断 幕末七人の侍
    3.0
    撃剣家として知られた坂本龍馬は、人を斬るのを厭いピストルを常に所持していた。彼が池田家でみせた油断とは? 父の失脚で辛酸を舐めた少年時代をおくり、勝海舟のもとにきた陸奥宗光の剣。ほか山岡鉄舟、吉田松陰など、幕末維新の世にひと際光を放った七人の剣士たち、それぞれの剣の道を枯淡の筆致で描く短篇集。
  • 地獄への階段
    3.0
    神野泉と菱田隆三は、あやしげな不動産会社「世界不動産」の新人研修会で知り合った。一流の銀行員だった神野とトップ電機メーカーに勤めていた菱田は、それぞれ在職中に詐欺にひっかかり、退職を余儀なくされた、人生の挫折者だった。あぶれ者ばかりの「世界不動産」に再就職した彼らは、たまたま支店が置き忘れた千五百万円を持ち逃げし、かつて自らを罠に陥れた取り込み詐欺の完全犯罪を計画、被害者から加害者へと変身するが……。実際に起きた知能犯罪に鋭く迫る、長編犯罪小説。
  • 明治撃剣会
    5.0
    魂消える、作品集。 語り草となった太刀風がよみがえる、剣豪小説の醍醐味をいま再び! 明治七年、和歌山へきた撃剣興行一座の一番の遣い手に賭け試合を挑まれた旧幕臣の腕の冴えを描く表題作ほか、著者が剣豪作家として活躍する契機となった、現代の道場破りに息を呑む「孤独な武者振り」、新撰組外伝といえる「祇園石段下の血闘」など全八篇。太刀風鋭い剣技描写が光る、新鮮で骨太な作品集。
  • 合気を極めた男・佐川幸義 孤塁の名人
    3.0
    指1本で大男を吹き飛ばす合気を極めた男・佐川幸義。 「大東流合気柔術」を実際に体験した著者が名人の生涯と合気の秘密に迫る。 わずかに身体を動かすだけで、つかみかかる猛者たちを宙に吹き飛ばす「大東流合気柔術」。 その創始者である武田惣角から直伝を受け、さらに高みを目指した伝説的師範・佐川幸義。 彼の魔法のような強さはどこから来たのか? 1998年に95歳で亡くなるまで、10年にわたって師事した著者が、高弟たちの証言をもとに描いた本格評伝。
  • 楠の立つ岡
    -
    旧家の末子に生まれた長坂進吉は、家族の深い愛情を受けて育つが、多感な少年期を太平洋戦争下に送る。出征という近い将来の現実が突きつける「死」への予感。それでも生きんとする進吉は、やがて勤労奉仕隊に動員され、生涯忘れえぬ昭和二十年一月十九日の空襲に遭遇する……。少年の成長を通して描かれる人間の運命が心を揺さぶる自伝的長編。
  • 則天武后(上)
    3.0
    世界最大にして最強国家「唐」。その基礎を築き上げた太宗の後宮には三千人の女官がいた。その一人、則天武后の類い稀な容姿は三代皇帝高宗の寵愛を得て、やがて太后の地位に。だが、その野心はとどまるところを知らなかった。不敗の軍や狡猾な官僚を抑え、武后は名実ともに権力の頂点に登りつめる。その苛烈な生涯を描いた中国歴史小説の名品。
  • 奥州藤原四代(1)
    完結
    4.0
    全3巻627円 (税込)
    平安の御世に黄金の都と呼ばれた平泉―――。 それまで未開の地だった東北で、京の都に劣らぬ黄金文化を花開かせた清衡、基衡、秀衡、泰衡ら、奥州藤原四代の物語。 前九年の役に始まる奥州藤原氏の活躍を、直木賞作家・今東光の原作で、歴史漫画の巨匠・横山まさみちが描く! 東北の成り立ちに思いを馳せる良書。
  • 泥の蝶 インパール戦線死の断章
    3.8
    太平洋戦争末期の昭和十九年三月、インドを英国領から解放し、新政権樹立を目論む日本は運命の一戦に打って出る――インパール作戦。後に「無謀な作戦」の代名詞となった戦いは、補給路を軽視したため夥しい餓死者を生む修羅場と化した。渦中にあった若き兵士たちが胸に秘めた、愛する家族、母国への想いとは何だったのか? 心揺さぶる魂の戦記。
  • 「本能寺の変」はなぜ起こったか 信長暗殺の真実
    4.0
    1巻638円 (税込)
    天正十年、破竹の勢いで天下統一に迫りつつあった織田信長は、志半ばで京都・本能寺の炎に消え去った。信長の忠臣であった明智光秀は、なぜ主君に牙を剥かなければならなかったのか。豊臣秀吉、徳川家康、朝廷……、光秀の背後に黒幕は存在したのか。『下天は夢か』で信長旋風を巻き起こした著者が、豊富な史料をもとに「本能寺の変」の謎に肉迫。日本史上最大の難事件が、ついに決着の時をむかえる!? 解説・安部龍太郎
  • 鉄砲無頼伝
    2.0
    1543年、鉄砲伝来。紀州根来の津田監物は種子島領主、時堯より譲り受けた鉄砲を量産するとともに日本最初の鉄砲集団を形成した。その数、三千。精鋭たちの弾丸は、轟音とともに他を凌駕する。機を見るに敏、主をかえ、金銀財宝をほしいままにしつつ、凄絶な戦いの日々を生きた傭兵たち。群雄割拠の乱世に圧倒的な軍事力を持ちつつ、天下統一の野心よりも、思いのままに生きることを選んだ男たちの、自由奔放な生きざまを描く渾身の歴史小説。
  • 過ぎてきた日々
    5.0
    1巻638円 (税込)
    日本民族は、なぜ没落しても、再び繁栄を取り戻すことができたのか。その理由を確かめ、あとに残った日本人に自信を持たせ、先に旅立った先祖たちに報告したい。己の文学への矜持とその原点を明らかにする自伝小説。
  • 最後の相場師 新装版
    4.0
    1巻638円 (税込)
    オイルショック後の低迷市況の中で世間を驚かせた大仕手戦に挑んだのは、79歳の佐久間平蔵だった。史上最大にして最後の相場師、是川銀蔵氏をモデルに、証券界を震撼させた株式投資の駆け引きを描く経済小説。
  • 天下御免 その首頂戴
    完結
    -
    全1巻638円 (税込)
    人々が安寧を享受する江戸太平の世。常陸水野家より将軍家への献上品を護衛するため水海道を急ぐ一行がいた。道中、人斬り藤五と呼ばれる大盗賊に献上品を狙われた一行は、名も知れぬひとりのさむらいに助けを求める。さむらいが出した護衛の条件は、一行を率いる若き乙女・吉乃の操であった――――。時代コミックの巨匠・横山まさみちが手掛けたオリジナル作品! ファンの間でも評価の高い名作コミックが待望の復活! 目次 人斬り藤伍 鵺の首 生首が海を渡った 狐尾引き 獅子の定紋 首なし九十九 傀儡破り 利根の血煙 鍔鳴り甲州路 隠密くずし
  • 武神の階 上 新装版
    -
    下剋上で越後を支配した父・長尾為景の死から7年。元服した景虎は、地侍の反抗を制圧するため栃尾城に出陣した。一糸乱れぬ用兵で大勝を収め、14歳にして指揮官として非凡の才を発揮する。毘沙門天の化身と恐れられるようになった景虎は兄に替わって長尾家当主となり、春日山城に入った。名実ともに越後国主となった景虎に、宿敵・武田信玄との対決の時が迫る。乱世に、至誠を貫いた聖将・上杉謙信の生涯を描く戦国歴史巨編。
  • 虎狼は空に 小説新選組
    5.0
    「新撰組を描いた小説はこれまでにおびただしい数になるであろうが、津本氏のこの長編の特徴は、新撰組をあくまで非常な暗殺集団として容赦なく描き切ったところにある」(解説・桶谷秀昭) 幕末の京都、江戸より上洛した浪士組が殺人集団へ変貌していく。 敵対する者は斬る、隊規を乱す者は斬る。士道不覚悟は切腹。 新撰組の殺伐たる実像を新視点から活写した力作長篇。
  • 信長影絵(上)
    -
    すべては、母に疎まれたことからはじまった 渇いた心が信長を天下統一へと駆り立てた。「下天は夢か」から四半世紀を経て、より深い人間解釈によって描かれる津本文学の集大成。
  • 徳川吉宗の人間学 変革期のリーダーシップを語る
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    元禄バブルを生き抜いた男・吉宗。人気時代小説家が読み解くスーパースター吉宗の手腕と戦略――元禄のバブルに挑み、享保の改革を断行。大胆なリストラクチャリングを行った、八代将軍・徳川吉宗。情報網を掌握し現状分析能力にすぐれた吉宗こそ、現代に通じるリーダーシップではないだろうか。『大わらんじの男』の津本陽、『小説徳川吉宗』の童門冬二の二人が、書かれざる吉宗の成功と失敗の真実に迫る快著。
  • 歴史に学ぶ
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    いま、こんなリーダーが欲しい! ――時代を動かす人間の力!  安定より発展を指向した信長、時流に乗った強運の秀吉、用心深さと謀略の家康。この戦国三傑をはじめ、幕末動乱期の龍馬や隆盛、そして中国・奏の時代の英傑まで、時代を切り開いたリーダーたちの知力眼力を、歴史小説家・津本陽が独特の視点で縦横無尽に語りつくす、力作エッセイ。

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