検索結果
-
-母の日記にあったリアルな昔話をたどり、イギリスの片田舎へ…。そこで出会ったのは理想的なジェントルマン! そして起こったのは…驚異の乱交パーティー!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-上司との不倫関係もそろそろ潮時…。だけど、おとなしく別れるつもりはないわ。ふたりが付き合ってたこと、消させたりなんてしない――! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-アブノーマルな夫に耐えられず、離婚して真面目な夫と再婚…。そんなある日、別れた夫に再会し、抑えていた私の性癖が目を醒まして!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-自由奔放な3人の男女が同棲生活を始めた家には、封印された密室が…。束縛とは無縁なはずの彼女が、彼らに明かさぬ秘密とは…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-結婚をするなら、愛よりお金。 母のようにはならない。 それで幸せになれると思っていたのに……なぜ? あなたの瞳は熱すぎる! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-顔も名前も知らない貴方に心と体がときめいてしまう。 溜まりまくりの女性獣医の慰めは見知らぬ男性とのメールだった―――…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-人を愛せないと思っていた私が出会った燃えるような恋。 彼との永遠の愛を誓いたいはずなのに、私の心は戸惑いと不安で乱されて…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-男と女が愛を交わす「あいびき屋」。 世捨て人のように山奥に潜むように暮らす女将の前に現れたひとりの男が運命を揺らす―――。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-夫の事業のために他の男に抱かれてきた私。それでも夫の愛を信じていたのに…。裏切られ、復讐を決意した私の前に現れた男は…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-愛していた従兄弟が突然結婚することに………。 心を痛めカウンセリングに通う中、担当医に性的治療を求めたけれど―――…? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-お金と欲が渦巻く街で、逃げるひとりの女性を助ける。 彼女を闇から救うため、動いたのは噂のトラブル・バスターで―――……!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-幼くして両親を亡くしたダイナの後見人となったのは、名門銀行家一族の若き当主、ジェイソン・デブレルだった。二十歳になったダイナは、ジェイソンにプロポーズされる。こんな内気な私に……。ダイナは夢見心地で「はい」と言った。だが、婚約発表パーティが催されたハロウィーンの夜、ジェイソンの求婚が愛からではなく、同情だったことを知る。ダイナは逃げ出そうとしたが彼に見つかり、その夜、怒った彼はなかば無理矢理に、ダイナを自分のものにした。翌朝、ダイナは家を出た。彼の子を宿したとは知らぬまま。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-私は愛を知らないキャリア・ウーマン。ライバル会社の彼に近づいたのも偶然なんかじゃない。そう仕事のためだったケド…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
-
-なんとかして弟を助けたい……ブリスは必死だった。彼女の弟は勤め先の店から横領の疑いをかけられ、オーナーのギリシア人大富豪パリスに訴えられそうになっている。意を決して彼を訪ねたブリスに、彼は容赦ない言葉を浴びせた。「弟を見逃してやる代わりに、君は何を差しだすんだ?」地位も財産もすばらしい容姿も、彼はすべてを持っている。唯一手に入れていないものは……わたし? ああ、なんてこと!パリスは2年前に求婚を断ったブリスを諦めていなかったのだ。わたしが断れないように、彼は弟をはめたのに違いない。家族を守るため、彼女は愛なき結婚を受け入れるしかなくて……。■ハーレクインを代表する稀代のストーリーテラー、V・ウィンズピアの愛なき結婚の物語です。タイトルどおり、まるで悪魔のような夫に怯えるヒロインでしたが、次第に彼を愛し始めてしまいます。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-5年ぶりに南の島で再会した婚約者には、すでに恋人がいた。帰るに帰れずテンプルは途方に暮れ、船着き場へと向かうが、船員に女は断ると言われ、男装して船に乗り込むのだった。2人用船室に待ち受けていたのは、物憂げな美しい男性リック。“孔雀宮の主”だと名乗る貴人は、皮肉めいた笑みを浮かべて、おどおどとした少年姿のテンプルをじっと見つめた――その夜、激しい船酔いに陥ったテンプルは、深い眠りのうちに男装をすべて解かれてしまう。翌朝、怯えるテンプルにリックは、悠然と微笑んだ。「女の子だって、最初からわかっていたよ」 *本書は、ハーレクイン・クラシックスプレミアムから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-一通の手紙に呼びたてられるように、ダーシー・ボーディンははるばるスペインのサン・ソリトの地までやって来た。手紙には名門一族に名を連ねるラモーンの兄フリオの署名がある。王立音楽院時代、ラモーンはダーシーに熱をあげていた。だが、ある日、ダーシーの車が交通事故にあい、同乗していたラモーンは大けがをして、下半身不随となったのだ。フリオは彼女と出会うや、男らしい眉を強くひそめ、あろうことか、君は車椅子の弟と結婚すべきだと言い放った。ダーシーが、兄のフリオに心を奪われているとは想像だにせず。
-
-元見習い看護師のマーリンは、美しい南の島に降り立った。この島には、かつて彼女が働いていた病院で外科医として活躍していたポール・ファン・セタンが住んでいる。天才の名をほしいままにした彼だったが、それももはや昔のこと。正看護師が調合し、マーリンが手渡した点眼液のせいで、彼は視力と、外科医としての将来を失ってしまった。世間の冷たい目にさらされ、彼女は罪の意識に苛まれ続けた。そのポールが今、著作をまとめるための秘書を募集している。マーリンは身元を隠して彼のために尽くすことを決心するが……。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-会社が破産寸前なうえ心臓発作で倒れた父を救うため、ギリシャの大富豪テオ・トサルディコスのもとを訪れたディオーネ。優雅な身のこなしに宝石のような黒い瞳…危険な魅力を備えた彼は、融資の代わりに信じられない条件を突きつけてきた。君がぼくの妻になること――それも今すぐに。今日会ったばかりなのに結婚しろだなんて! 愕然とするディオーネ。けれど会社が破産したら父の心臓はショックに耐えられないかもしれない。私は彼に自分を差し出すしかないの…?
-
-ジャスミナは隣国の王との政略結婚を控えていた。国王である兄のため、恋をあきらめ、愛なき結婚を受け入れた。だがある日、砂漠で馬を走らせていた彼女は落馬し、幼なじみで初恋の相手ティール・スカヴァンガに助けられた。彼に触れられた瞬間、封印したはずの熱い想いが再燃する。ティールは彼女を抱きあげ、近くの村まで運ぼうとするが、ジャスミナにとって、それは極めて危険なことだった。この国では、夫でない男性と触れ合うことは禁止されているのだから…。
-
-仕事で世界各地を旅しているジャナは、コート・ダジュールのホテルの庭に腰をおろしていた。近くの木陰で言い争う男女にふと気を引かれて見ていると、泣き伏した女を置き去りにして、美しい男が悠然と歩いてきた。「失礼、セニョリータ」男はジャナの前で立ち止まり、傲慢そうな黒い瞳で彼女の全身を眺めわたした。そのときのジャナには知るよしもなかった。この黒豹のように美しい砂漠の領主に連れ去られ、彼の祖国の宮殿で愛なき婚約劇を演じるはめになろうとは。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-叔母の開いたパーティで紹介されるやいなや、ラーラは一目でブライスに惹かれたが、過去のつらい経験からためらいを覚えていた。もう裏切られるのはいや。そんなラーラの思いをよそに、ブライスは魅力的な笑顔で誘いをかけてきた。
-
-
-
-妹レベッカを訪ねてカナリア諸島に向かう飛行機の中でリビーはすてきな男性と知り合った。彼の名はウォリック。なんとレベッカは彼専用の船に住み込んで働いているらしい。だが、リビーがウォリックと共に船へ行ってみるとレベッカは衣類を残したまま、姿を消していて……。
-
-【特典付き】アナザー・ストーリー6Pを特別収録!地味で仕事ひと筋の秘書カーラ。傲慢でパワフルな成功者である社長ブレイクにイタリア出張へとつれていかれるが、驚いたことに専用機でふたりきり。スイートルームの続き部屋をあてがわれ、ディナーでは豪華なドレスを与えられる。まさか私を誘惑しようとしているの? 支配的な母親に育てられ、自分の本当の気持ちは抑えつけて生きてきたカーラだったがブレイクによって心、そして欲望がじょじょに解放されていく。彼にとっては戯れの恋だとわかっているのに…!?※この作品の特典なし版は既に販売中です。重複購入にご注意ください。
-
-モデルのセーラは不運な落馬事故によって片足が不自由になり、仕事を失ったうえ、薄情な婚約者にも捨てられた。ある日、偶然開いた上流階級向けの雑誌に奇妙な広告を見つける。“資産家の話し相手(コンパニオン)として外国で暮らせる、若い英国人女性求む”なんでも広告主は砂漠の地ベニ・ザインの首長ということだ。ちょうど、つらい現状から抜け出したいと思っていたセーラは、新しい人生への期待を胸に、未知なる異境に降り立った。だがそこには、謎の男からの思わぬ出迎えの言葉が待っていた。「君はわれわれ砂漠の男に襲われたくて、ここまで来たのか?」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
-
-「ローズ助けて、お願い」親友からの本気のSOSに、ローズはフィレンツェに飛び立った。しかし遠い異国でローズを待ち受けていたのは、親友ではなくセクシーで魅力的な男性、実業家ダンテだった。4年前、ふたりは激しい恋に落ち、ベッドをともにした。けれど朝が来る前に彼は姿を消し、婚約者と結婚してしまった。彼の正体は不実なプレイボーイだったのだ! 彼のような人に、真実は告げないわ。ローズはあの一夜で宿った愛しい天使の存在を隠すことに決めた。
-
-彼女は復讐を誓った。名前を変え、髪の色を変え、別人に変身して……。■ペニーは、警備会社の社長アダムの母親の付添人に採用され、バカンスに同行して身の回りの世話をすることになった。以前ペニーは、アダムの会社で働いていたが、産業スパイの濡れ衣を着せられ、会社を解雇されたうえ、裁判で有罪となり、刑務所に送られた。出所後、ペニーは復讐を誓った。まったく別の女性に変身して。アダムは、昔の地味で野暮ったいアレックスと、洗練されて自信に満ちた今のペニーを結びつけはしないだろう。しかし、ペニーはとまどっていた。アダムは彼女に興味を示し、ペニーも、自分を地獄に突き落としたはずの男に気持ちが揺れていた。ペニーはアダムの母親とセントルシア島に飛んだが、そこに突然、アダムが現れる。休暇など取ったことのない彼が、いったいなぜ? とうとう私の正体に気づいたの?
-
-夫を亡くしたエヴァに突きつけられた非情な現実。夫には莫大な借金があり、しかもその債権はすべてエヴァの元恋人マークの手に渡っているというのだ。5年前、やむをえない事情から彼を一方的に捨てて結婚したエヴァ。マークはずっと彼女を恨んでいた。彼にホテルのスイートルームへと呼び出されたエヴァは、彼から残酷な要求をされる。「僕の愛人になれ、もし断るなら負債を一括即返済してもらう」借金を返す術などないエヴァには選択する余地などなく…!?
-
-あなたのそばで踊るたびに、心は喜びと不安でいっぱいになる。 イギリスの村で伯母と暮らすローリは、バレエ学校に通う17歳。ある日、彼女に驚くべき転機が訪れた。ベネチアの一流のバレエ団の総監督マキシム・ディ・コルテがローリの才能を見いだし、バレエ団に入るよう誘ってきたのだ。夢のような話に伯母は喜んだが、ローリの心は震えた。バレエは大好き。でも、伯母を一人残していくことはできないし、同じくバレエダンサーだった両親を劇場の火事で亡くして以来、舞台に上がると足がすくんでしまうのだ……。それを知ったマキシムは半ば強引に彼女をベネチアへ連れていき、厳しいレッスンを開始した。時折見せる笑顔でローリを魅了しながら。 ■美しさのなかに激しさと厳しさを内包するクラシックバレエの世界。小説やコミック、映像において無数の名作を生んでいるこのテーマを、英国ロマンス界の魔術師ウィンズピアはどのように料理したのでしょうか? 魅惑の地ベネチアが舞台の、心ときめく物語です。
-
-桐原佳貴、大学の先輩で私の憧れの人だった。彼と結ばれる日をいつも夢見ていた。けれどある日突然、私は彼にとって罪人になってしまった。事業に行き詰まりノイローゼになった父が泥酔したあげく、佳貴の妹をレイプしたのだ。その後父は刑務所で自殺した。5年後、リゾートで来ていたスキー場で偶然佳貴と再会。彼は私を山小屋に呼び出し、妹の復讐をすると言う。「妹と同じ思いをすればいいんだ」その言葉に私の抵抗は失せてしまった。遠慮無く私を裸に剥き、アソコを掻き回す。私の口をムリヤリ開け、怒張したモノを喉の奥まで突き込む。「ちゃんとしゃぶれよ、ほら」そして口から抜いたモノを私のアソコに遠慮無く突き立てる!!私のアソコから鮮血が迸る!!
-
-ささいな疑念に断ち切られてしまうほど、二人の絆はもろいものだったのだろうか?■アンナとオリヴァーは旅先のアイルランドで出会った。お互いに一目惚れし、結婚の約束を交わして、イギリスに戻る。ところが、オリヴァーの父、エドワードはこの結婚に大反対。アンナを財産目当てだと決めつけた。それでも意思を貫き、結婚した二人だったが、固いはずの絆が思わぬことからほころびだした。アンナが、結婚式に出られなかった兄と会っているのをエドワードが目撃し、オリヴァーに告げ口したのだ。アンナが見知らぬ男と会っていたと。兄をアンナの元恋人だと思いこんで責めるオリヴァー。私たちは信頼し合っていると思っていたのに。このまま修復不可能な亀裂が入ってしまうの?失望するアンナを、エドワードのとどめの一言が待っていた……。
-
-理想の相手を求めるフランセスカは、パーティーで出会ったばかりの素敵な男性サムに心が揺さぶられていた。しばらくして彼と会話をしていた小柄な女性が、突然彼の頬を打った。何があったのか、そのままサムはパーティー会場から追い出されてしまう。納得のいかない表情をしていた彼が気の毒になったフランセスカは、その女性が招待客でないことを突き止める。いったいふたりに何が? フランセスカは真実を知ろうと、サムのあとを追いかけてしまうが…?
-
-
-
-私の彼は、オーナーをしている店では女装の超美人。でも女装は趣味なので、いたってノーマル。なのに最初の時、男でもない女でもない中性的な何かに抱かれているみたいで、不思議な感覚だった。肌を合わせる度に彼が男だって思い知らされる。ある日お風呂に入っているとき、いきなり彼が入ってきた。「一緒にお風呂に入るのは嫌だって言ってるでしょ」「君の体なら隅々まで知ってる。白くキメのこまかい肌。ちょっぴりふくよかなライン。胸は平均。ツンと上を向いてプニプニと弾く乳首。好きだよ、秘密の隠されたこの花園も」「はあ」「湯よりも熱い蜜が、奥の泉から溢れる」「はあん」「僕のも触って」ああ、大きい!こんなのが私の中に入るなんて信じられない。
-
-探検家の父が行方不明になった。1枚の謎めいた地図を娘に遺して。モルベナはそれだけを頼りに父を捜す旅に出たが、船は珊瑚礁で座礁――気づくと彼女は白く輝く砂浜に漂着していた。目もくらむばかりの蒼く高い空、生い茂る熱帯の樹木。鮮烈な色彩の鳥が飛び交い、猿がするりするりと木の枝を渡る。もしかしたら、私はもう天国にいるの……?朦朧とした意識の中でそう思ったとき、たくましい青年の影が差し、はっと見上げた彼女の目に、褐色の肌の男性が飛び込んできた。漆黒の髪と、かわせみの翼のような碧眼の世にも美しい男――この楽園の支配者ロッケ・デ・ブラス・フェルロだった。 ■不世出の作家ヴァイオレット・ウィンズピアが描く原始的なまでに荒々しい愛の世界。極彩色の楽園を舞台に惹かれ合う領主ロッケと美しい乙女モルベナを、ほかの漂流者と島の娘たちはこぞって妨害しようとし……。生と愛を謳う壮大なドラマをお楽しみください。
-
-お得な価格でハーレクイン・イマージュ2作品収録『愛と犠牲の花』-両親を早くに亡くし、妹たちの面倒を見てきた助産師のアビィ。彼女が勤務する産科に、ローハンという名のまばゆいばかりにハンサムなドクターがやってきた。見るも鮮やかな手つきで処置をほどこす有能な彼に、周囲の女性たちはまたたく間に虜になっていった。アビィもまた、彼に微笑まれるとどうしようもなく胸がざわついた。だが、ローハンは愛や結婚に否定的で、自己犠牲的な彼女の生き方をも非難する冷たい男性だとわかる。ショックを受けるアビィだったが、ある夜、突然ローハンが彼女の家を訪れ、思いがけない申し出を――。『スペインの情熱と絆』-1年前、スペイン人の夫サヴの運転する車が衝突され、アイラは4歳の息子ケーシーを失った。その後、サヴは罪悪感から心を閉ざし、彼女に冷たい態度をとるようになっていった。背中を向け合って眠りにつく日々が続き、やがてアイラは離婚しかないと考えるようになる。そのために仕事への復帰を決める彼女だったが、皮肉にも、サヴと同じ職場を選ばざるをえなかった。仕事場では気さくで、魅力的で、部下からの信頼も厚い彼。妻の自分には見せてくれない顔に、アイラの心はさらに沈み……。
-
-無垢なイギリス娘がいだく、異国の谷の主への恐れ、そして愛。 ジョアンナがオーストラリアに着いたとき、妹はもういなかった。一緒に暮らそうと誘っておきながら、既に旅立ったというのだ。妹を追う旅費もない今、住むところを探すしかないジョアンナは、“ねむの木の谷”と呼ばれる美しい領地にそびえる、名士コレイン家の屋敷で住み込みの仕事に応募した。だが、傲慢で荒々しい気質の家長アダムはジョアンナの採用を渋る。色白で華奢な彼女を「ブティックの売り子のほうが似合う」などと言って見くびり、家政婦の仕事は無理だと決めつけるのだ。ジョアンナはなんとか2週間の試用期間を勝ち取ったが、アダムは彼女を追い出したくてたまらないかのように意地悪で……。 ■イギリス人は昔から、オーストラリアの広大な土地に憧れを抱いてきたといいます。V・ウィンズピアの今作は、クイーンズランド奥地の牧場や未開のジャングルが舞台。荒々しくも美しい、男の中の男とでもいうべきヒーローが無垢な英国娘を奪い、そして守るのです。
-
-しがないゴシップ記者のティファニーは、名門ブロディ家のパーティーに潜り込み、クリストファー・ブロディと出会った。煌びやかな世界に戸惑っていたら、ぶつかってしまったのだ。そのうえ衣装が台無しになり、クリストファーにお詫びとしてドレスを贈られた。彼は私を上流階級の娘だと誤解しているんだわ! ティファニーは甘い微笑みにとろけそうになりながらも、名門一族の内情を知るチャンスだと考えた。そうして彼を誤解させたまま次に会う約束をしてしまい…。
-
-アフリカの奥地で反乱が起こり、伝導教会に付属した診療所の看護婦たちはかけつけた野戦部隊の兵たちに案内されて救出機の待つ飛行場まで泥まみれの行軍をした。しかし、最後の小型機は満席で、いちばん若いイヴは、けなげにも港町まで四十キロのジャングルを、野戦部隊の少佐とともに歩く決心をした。食料を肩に、二人は反乱軍の出没する密林に再び入った。
-
-半年前、勤めている病院に、足を骨折して徳丸が入院してきた。あいつは看護婦の私を口説いて、一緒に暮らし始めた。けれど彼は、他の女とも平気でつき合う。SEXを拒めば、ねじ伏せてでも抱く。イヤな奴…! でも私の体は、彼の指に、下に、律動するペニスに翻弄され、すぐに乱れてしまう。なんで一緒に暮らしているんだろう…。私は15の時に、義父に犯された。そのせいか、男とつき合っても、愛していると言えないし、本気にもなれない。でも、彼にだけは嫉妬を感じる。なんだか彼を拒めなくて、一生懸命好きだと言ってくれて。私の体を思い切り貪りながら、真っすぐな瞳で私を私を見る。だから一緒にいる。彼が動く度に私に中の凍ったモノが溶けていく…。
-
-南の島で5年ぶりに再会した婚約者には恋人がいた。対岸の町で職があると聞き、港に行ったが2人用船室の寝台が1個空いているだけだという。女の相客は断ると言われたテンプルは、男装して船に乗り込んだ…。
-
-裕福な老夫人のメイドとして地味に暮らすウィルダの前に、この世で最も会いたくない人物が現れた。あらがいがたい魅力を放つギリシア人億万長者、ダミアン・デモニデス――ウィルダの秘密を知る男。2年前、ウィルダはある有名人の離婚劇に巻き込まれ、ふしだらな金髪娘と呼ばれてさらし者にされたのだった。偶然にもウィルダの雇い主の長男だったダミアンは、傲慢なグレーの瞳に侮蔑の色を浮かべて言った。「きみは母の財産を狙っているんだろう?」
-
-サックス奏者として成功して7年ぶりに再会した玄と杏子。大病院の医院長・尾崎と不倫関係にはまりだした凌子。バンコック駐在になってから夫婦の溝が開いた崇と美砂。新しい恋に入り込もうとしたり、昔の恋に戻ろうとしたりするが、結局それは刹那な恋。女なら誰しもが揺らいでしまう、一瞬の恋心を綴った豪華3本たてのアンソロジー。本当に満たされる、幸せな恋ばっかりじゃないストーリーに貴女も翻弄されてしまってみては?
-
-映画女優、有名建築家、女性キャスター。まさに世の憧れ、花形職業。そんな華やかな人たちだって、普通の人を好きになったり、過大評価されてることに悩んでいたり、無理してたりする。そんな大人の事情なんて、まっさらにしてみると、誰でも、視野が変わってくるもの、みたい。。。手に入れられる幸せ、入る分だけ大事に受け止めてみたらどう?
-
-不倫。障害があるから燃え上がるものなのか。のめり込んでゆくけれども、その愛情は純粋で深く、普通の恋と変わらない。ただ、世間が許してくれないだけ。どこがゴールなのか、どうなるのが幸せなのかは分からない。刹那なものなのかもしれない。そんな揺らぐ思いがつまった、伊藤悶ならではの4編のアンソロジー。不倫は文化、そんな言葉を思い出してしまうような嘆美な世界に浸ってみては。
-
-恋愛してはいけない相手。それは年の近い叔父だったり、好きでもないのに寝てしまった翌日に告白してくる男だったり、妻のいる男だったり。女心は寂しいときに近くでぬくもりを感じさせてくる男に弱い。女は誰でも女優、と言うくらい、心と表面はうらはらなことをしてしまう性なのだ。簡単には生きることができない、まさにカムフラージュして生きる、どろどろな女の世界へようこそ。
-
-母親の存在って、女の人生において大きい。シングルマザーであったり、男手ひとつで育てられたり、自分を生む為に命を落としたり、そんな壮絶な環境で育った女性ならなおさら、家庭や結婚は難しい問題なのかもしれない。一見普通に育ったと思っている人にとっても、母親の背中はただの女ではない。憎しみがあったり、被害妄想があったり、憧れがあったり。女が女の点数をつけたくなるような、読み応えあるアンソロジー。
-
-●『砂漠の呼び声』―リンダは夢見心地で憧れのスペインに着いた。タクシーで、家庭教師を務める予定の農園へ向かう。一刻一刻、面接の時に会ったドン・ラモスとの再会が近づく。待ち遠しい。とても手の届かない相手だけれど……。その時突然、タクシーが何かに衝突したあげく、崖から転落した。気がつくと、リンダはアラブ系の男の腕に抱かれていた。●『熱砂の誓い』―「離婚は成立していない。君は今でも僕の妻だ」ブリンは、不意に現れたかつての夫カリールの言葉に耳を疑った。たった一年の結婚生活は、まるで悪夢のようだった。中東の王国ズワルと、その国王であるカリールから逃げだし、故郷に戻ってきて三年。王国でのできごとを忘れ、心の傷もようやく癒えたところなのに。
-
-怖いのは、何もわからないこと。 そして、なぜか彼に惹かれること。 ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め!彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。■よすがをなくしたすみれ色の瞳の乙女は、どんな過去をもっていたのでしょうか? 天使のようなエイブリーと、悪魔のようなロバート。二人の狭間にあって、惹かれてはいけないほうに惹かれてしまう愛の苦しみを、伝説の作家が流麗な筆で描きます。
-
-嵐で半壊した砂漠の屋敷に、ひとり取り残されたローヌ。おじい様は死んでしまった。異国の地にはもう頼る人もいない。呆然とするローヌの前に、謎めいた野性的な男が現れた。彼の名はラズル・ベイ――王国エル・カラの君主だという。抵抗むなしくローヌはさらわれ、彼のハーレムへと運ばれた。贅を尽くした部屋、東洋の香り、妖しく輝く宝石の数々……。不安に駆られてローヌは尋ねた。なぜ私をこんなところへ?ラズルは琥珀の瞳を冷たく光らせ、君の祖父との契約だと告げた。彼は土地を借りる代償に、純真無垢な孫娘を差し出したのだ、と。
-
-ダイアンの祖父ロネ大佐はその昔、サハラ砂漠に連隊を率いて、アラブと抗戦した武勇の人だった。祖父が語る砂漠の魅力に抗しきれず、とうとうダイアンは一人でサハラ砂漠にやってきた。しかしフェトナの砦跡まで来たとき、馬に振り落とされて足をくじいてしまう。起き上がることもできず、果てしなく広がる焼けつく砂漠に倒れたダイアンを救ったのは、美しい黒髪の男性――アラブの首長カシムだった。だがその時、ふたりは互いの血の宿命を知らなかった。カシムがロネ大佐の連隊に深い恨みを抱き、宿敵として復讐を誓っていることを。■ドラマティックな情熱の物語で、今なお多くの読者に愛されるV・ウィンズピア。 本作品は1982年に刊行されたウィンズピアの初期作。 “シーク”という訳語がまだ日本に定着していなかった時代の 傑作です。時を超えてあなたを魅了することは間違いありません。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-やせっぽちでそばかすだらけ、引っ込み思案のキャシーは20歳。イギリスの海辺の町に住む医師の娘だ。半年前、父が連れてきたオーストリア人医師ウルフの、いかにもやり手らしい威圧的な態度が気に入らないのだが、たった1人の親友で、すばらしい美人のティファニは、ひと目でウルフに夢中になり“絶対に彼を手に入れる”と息巻く。ところがある日、ウルフに近寄られたキャシーは激しく動揺し、鉛筆を削っていたナイフを、思わず彼の手に突き刺してしまう。以来ますます彼を避けようとするキャシーだが、ウルフのまなざしは、逃がしはしないとでも言うかのように、彼女の心を絡めとって離さないのだった。■思い悩むキャシーを親友ティファニの兄が抱きすくめ、求婚します。 ところがそれをウルフに見られてしまい、彼は嫉妬の炎を燃やし……。 ヴァイオレット・ウィンズピアが描く激しい初恋と、三角関係の愛。
-
-2年前、結婚直前に会社の先輩・草凪にレイプされた美奈子。婚約者しか知らなかった美奈子は、初めて体感する荒々しい男の言葉と動きに、心と裏腹な子宮を焼くような快感を感じてしまい、自分でも気づかなかった本能に目覚めてしまう!! 「あいつが私をこんな女にした! もう他の男じゃ満たされない!!」と、自らの体を慰めていた美奈子の前に、2年ぶりに草凪が現れる。「いい子にしててね。今度は私があんたを犯してあげる」草凪をベッドに縛り付け、凌辱の限りを尽くす美奈子。男の体をどんなに弄んでも、自分を蹂躙した男が恋しくて忘れられなかった。そして草凪も美奈子を愛しているからこそレイプした事を知った時、2人の飢え乾いた体は快感に躍る!!
-
-結婚式の準備はどんどん進んでいくけれど、どうなるの、この結婚?■ホープは二十五歳のパーティ・コンサルタント。亡くなった叔母の仕事を引き継いで、日々奮闘している。兄妹同然で育った叔母の息子アンディーが婚約し、ホープは自分のことのように喜んだ。が、それもつかのま、婚約者サブリナの兄トレースが反対していると聞き、胸を痛めている。トレース・モーガンは巨大企業の経営者で大富豪。アンディーを妹の財産目当てと疑っているらしい。アンディーはそんな人じゃないわ。私にできることはないかしら。すると、突然、トレースが店に現れた。たくましくセクシーな人。こんなすごい男性は初めて! この人が頑固でわからずやだなんて。聞いていたほど物わかりの悪い人には思えないけれど。あまりの魅力に圧倒され、私は何も見えなくなってしまったの?
-
-初めてガーデンパーティーに招かれたのは15のとき。主のそばに、つつましやかによりそう夫人の、この上もなく幸せな顔が、わたしの目に焼きついて離れなかった・・・。
-
-看護師のアンジーは6年ぶりにバヤルター島へ向かっていた。身寄りのない彼女は10代のころ、よく親友に招待されて、この美しい島で休暇を過ごしたものだ。だが、温かく迎えてくれたサルド一家との楽しい思い出は、先週親友からもたらされた知らせで輝きを失った。親友の兄リックが爆弾の破片をあび、視力を失ったのだ!スペイン名家の跡継ぎで、自信にあふれていたリック――ひそかに愛していた彼の苦悩を思うと、アンジーの胸は痛んだ。わたしがそばにいるわ。この想いが報われなくても。
-
-高級売春宿「月下の館」のマダムを継ぐよう母に命じられ、反発する景子。母の愛人の息子で、館の若き帝王に、豪華フェリーに軟禁される。日ごと淫芽だけをいじられる中途半端な快楽は、男のモノをねだる顔を引き出し、景子はだんだんと娼婦へと開花していく。そして調教の航海は、さらに激しさを増していき―――。
-
-王宮でメイドとして働くことになったカルメリーナは、勤務初日早々、階段でハンサムな男性とぶつかり完全に遅刻してしまう。彼は、ひと財産築くと言って島を離れ、輝かしい成功を収めて帰国した兄の親友ロベルト。いまや手の届かないセレブになってしまった彼に、なんて言えばいいの? 私の一家が困窮し、あなたとは完全に身分違いになったことを…。地中海に浮かぶモンテベラッテ王国の物語(「宮殿でささやいて」)。「情熱は嵐のように」も同時収録。
-
-景観美しいサファイア島で、赤ん坊とふたり、ひっそりと暮らすクレアは、嵐が迫るある日、彼女の妹フローラを訪ねてきた男性に目を奪われた。まばゆいばかりの魅力を放つハンサムな彼の名は、ジャック・ダイサード。有名な富豪一族のプレイボーイで、フローラの元彼だ。ジャックはフローラが亡くなったことを知り帰りかけたが、クレアと赤ん坊を見て、意外にも嵐を心配して助けを申し出てくれた。クレアの胸に抱かれた赤ん坊が、彼の子とも知らずに…。
-
-幼なじみとの幸せを夢みていたカラは恋に破れ、打ちひしがれてカリブ海にやって来た。上陸したのはフランス領リュック島。美しく幻想的な島だ。ホテルの部屋を間違えたことから、カラは、ルーカン・サヴィッジという謎めいた男性に出会う。島人の噂によると、ドラゴン・ベイに広大な農園を持つサヴィッジ家の館には、ドラゴンの呪いがかかっているという。ルーカンには車椅子の双子の兄がいるが、その原因となった事故はどうやらルーカンのせいらしい。危険と知りつつも、カラはルーカンの抗い難い魅力に引きつけられ……。
-
-エマリンは戸惑っていた。彼女と一緒に育ったホリーの結婚が決まったのだ。だが、問題がひとつあった。ホリーの婚約者のクリスは新興企業の共同経営者なのだが、問題はそのもうひとりの共同経営者のライアンだった。エマリンは何年か前に、とあるパーティーで出会っていた。その時、軽い挨拶のつもりで軽いキスを交わしたのだが、彼女はなぜか強い胸騒ぎがしたのだ。まさか、彼があの時のことなど覚えている訳はなかったが、気になって仕方ない。そして、彼のほうは!?
-
-スペインのコルドバの病院で目を覚ましたとき、アラベルはすべての記憶を失っていた。見舞いに来た黒髪の男性コルテスに夫だと言われても、何も思い出せない。地元の名士だというコルテスの尊大そうな顔を見ると、アラベルはなぜかひどく落ち着かない気持ちになった。そんなアラベルに、コルテスは「きみはぼくのものだ」と言って、名実ともに妻となることを要求してくる。でも、私にはほかに深く愛する男性がいたように思えてならない。アラベルは記憶にない“夫”を受け入れることはできなかった。ところがある日、彼の恋人だと名乗る女性が現れ、籠に入った鳥を見せられたアラベルは……。■HQ草創期に活躍した不世出の作家、ヴァイオレット・ウィンズピア。記憶喪失を題材に、謎めいたヒーローと無垢なヒロインの恋を巧みな会話と比喩で綴る、ミステリアスな一作です。
-
-クリスティは5年間、憎しみを抱きつづけてきた。かつて、冷たく姉を捨てた男に。男の子供を身ごもっていた姉は、難産がもとで亡くなった。いつかその男を見つけ出し、この恨みを晴らそう。ある日、彼女は仕事先で顧客の兄を紹介された。とびきりハンサムな彼は、ラドフォードと自己紹介した。その名を聞いたとたん、クリスティは気を失いかけた。この人こそ姉を死に追いやった憎き男よ!だが、彼はクリスティが元恋人の妹とは知るよしもない。そこで彼女は究極の復讐方法を思いついた。
-
-父親の会社を乗っ取ろうとする投資家アントンの家に、計画中止を懇願するため忍び込んだニーナ。ところが酔って帰ってきた彼にベッドにひきずり込まれてしまう。ニーナは彼の熱い手に触れられ、今まで経験したことのない感覚に囚われた。私には婚約者がいるのに――。酔いが冷めたアントンは相手がニーナとわかると、彼女の動揺をよそに、さらに残酷な要求をした。「君の父親に融資したのは、君が欲しかったからだ。金を返せないのなら、僕と結婚してもらおう」
-
-イヴェインは15歳の頃から、癇癪持ちの女主人の命令どおり、眼鏡をかけ、不格好に髪を束ね、メイドとして働いてきた。そして今、お供で乗りこんだ豪華客船がスペイン沖で沈没し、救命ボートから投げ出されたイヴェインは大海原を漂っていた。これまでのつらい人生が頭の中をかけめぐり、死を覚悟した瞬間、力強い手で体をつかまれ、異国の言葉で呼びかけられた……。やがて意識を取り戻したイヴェインの身柄は、“獅子の島”を治める謎めいた人物に委ねられることになる。黒い瞳の寡黙な城主、ドン・ファン・デ・レオン侯爵に。
-
-リアンは離婚した。原因は夫ジョシュの誤解。夫婦の仲のよさに嫉妬した彼の弟が、リアンに誘惑されたと嘘をつき、ジョシュはその言葉を真に受けて激怒したのだ。妻より弟を信じた夫に失望を覚え、リアンは離婚の申し出に応じた。5年後、リアンの母とジョシュの父が急死したせいで、2人に再び会う機会が訪れる。遺言により、リアンとジョシュはワイナリーを相続したが、故人の遺志はそれを2人で共同経営することだという。リアンは、ジョシュと毎日顔を合わせるような事態は避けたかった。再会したとたん、よみがえった感情に気づかれたくないから。
-
-スペインで修道女見習いをしている身寄りのないトニは、いわれのない差別を受け、つらい毎日を送っていた。ついに園丁の服を拝借した彼女は修道院からの脱走を企てるが、途中、紛れこんだ祭りの喧噪のなかで盗人に間違われてしまい、美貌の貴族ルークの手によりなんとか救われる。トニは彼の船でスペインからイギリスへ向かうことになり、身の安全のため、少年のふりのままルークや周囲の人々を欺いた。だが一方で、ルークへの思いは日々膨らんでいくばかりだった。そんなある日、彼らを乗せた船が嵐に巻きこまれてしまい……。
-
-病院で働くメリーは、珍しい血液型の持ち主だった。あるとき彼女の血液がひとりの急患の手術に役立ち、看護師たちはそのハンサムな患者の話題で持ちきりになった。そんな人と希有な共通点を持っていると思うと、悪い気はしない。数日後、食事の許可が下りた彼の病室にトレイを運んだメリーは、ジュールダン・ラニエという患者の抗いがたい魅力に圧倒された。こんなにも心を乱す男性には、決して近づいてはいけないわ。メリーは担当を替わってもらったが、退院した彼から食事に誘われる。断っても断っても諦めないジュールダンにとうとう屈し、メリーはこちこちになってその夜を迎えた。■ハーレクイン草創期に活躍した作家ヴァイオレット・ウィンズピアが、今また熱い注目を集めています。無垢なヒロインが、謎めいた年上のヒーローに心を奪われていく王道ロマンスが人気の秘密なのでしょう。
-
-ブリスはなんとか弟のジャスティンを助けたいと思っていた。弟は勤め先のナイトクラブから横領の疑いをかけられ、オーナーのギリシア人実業家に訴えられそうになっている。彼女は意を決してパリス・アポロナリスのもとを訪れた。パリスは訊いた。「やつを見逃してやる代わりに、君は何を差し出す?」彼はすべてを持っている。地位も財産も、すばらしいルックスも。唯一まだ手に入れていないものは……私? ああ、なんてこと!パリスは2年前に求婚を断った私を、まだ諦めていなかったのね。今度は私が決してノーと言えないよう、彼は弟をはめたのだ。家族の名誉を守るため、ブリスはみずからを捧げるしかなかった。■ハーレクイン草創期に活躍した作家V・ウィンズピアの初邦訳作品をお届けします。『尖塔の花嫁』もおかげさまで好評をいただきました。ミステリアスな年上のヒーローと無垢な花嫁のロマンスは、今もなお多くの読者に愛されています。
-
-名門ホテルのオーナーだった父を亡くしたジェマ。彼の遺言書には、次の誕生日までに結婚しなければ、遺産はすべて継母のものになると書かれていた。元恋人にお金を渡して形ばかりの夫婦になろうとしたが、直前になって裏切られてしまい、ジェマは途方に暮れる。そこへ、10年前に父のホテルでベルボーイをしていたアンドレアスが、ホテル王となって現れた。彼は、自分を笑いものにしたジェマに救済を申し出る。ある条件つきで。それを聞いたジェマは恥辱に体が燃えた。
-
-ハリウッドで活躍する女優のジャッキーは17年ぶりに双子の妹と母親に再会した。スポットライトの中では感じられない“家族”の温かさがそこにある…。思い立った彼女は母親の隣家を購入することに。だが、激しい傷みのため改修中の屋敷でジャッキーは腐りかけたテラスに足を踏み入れてしまい、地面へ真っ逆さま!!そんな窮地を救ってくれたのは修理を請け負っている建築家のベンジャミン。彼は、大スターのジャッキーに対してもひとりの女性としてみてくれる。新鮮な感覚にジャッキーは興味津々で…!?
-
-両親の離婚で17年ぶりに再会した双子の姉妹ジュリアンとジャッキー。華やかな世界・ハリウッドで女優として活躍する姉と対照的な、内気な妹・ジュリアン。そんなジュリアンが、姉を訪ねた先で魅惑的な隣人ケイドに出会う。彼は、留守番をしていたジュリアンをジャッキーと勘違いし、フランクに接してくる。ジュリアンも思わず、ジャッキーのフリをしてしまって……!?真実の愛に目覚めたとき、ジュリアンの華やかな変身が始まる…!!
-
-イギリスで平凡な暮らしをしているドロテアの前に、エルリア王国の皇太子ランドルフが突如現れた!彼女は誘拐同然にさらわれ豪奢な宮殿へ行くことに。そして驚くべき事実を告げられる。「君はこの国の王位継承者だ」と。戸惑いつつも王女として振る舞う中、王位争奪戦に巻き込まれ!?
-
-スペイン王朝の血をひく令嬢ダニエル。父の死後、破産寸前に陥りながらも、一人で母親を支えてきた彼女に救いの手を差し伸べたのは、貧民街育ちで危険な魅力を漂わせた、やり手実業家レイフだった。だが莫大な額となる援助と引き換えに、レイフは悪魔のような提案をしてきた。彼と結婚して、貴族の血を引く跡取りを産め、ですって…!?
-
-夜道を運転中、誤って盲導犬をはねてしまったディーリア。懸命に謝るが、相手の男性は見えない漆黒の瞳で心まで見透かすように言った。「君はいつも美貌を武器に許されてきたんだろう?」確かにディーリアは美しく、それが悩みでもあった。うわべの美しさが通じない彼に、ディーリアは心を激しく揺さぶられ…!?
-
-海辺のコテージに住む彫刻家サム・ダガンは、突然の来訪者の顔を見て、驚愕する。事故死した恋人ダミアンの面影を宿した男性…。彼はダミアンの兄、ホテルチェーンを経営する億万長者エイダン・ハーパーだった。抗いがたい魅力を感じながら、サムは不安におののいた。知られてはいけない。お腹に宿した子供の父親が、彼の弟ダミアンだということは…。
-
-結婚相談所のオープンを間近にひかえたマギーは、なかなか男性会員を獲得することができず頭を悩ませていた。そんな時、突然現れた魅惑的な男性ニックに「今日から僕が君の同居人だ」と言われ…。祖母が勝手に賃貸契約を結んでしまったらしく、あわてるマギーだったが、相談所の広告塔になるという条件で、ニックとひとつ屋根の下で暮らすことに!?
-
-フェリシアは、北京への観光ツアーで思いがけない人物と再会する。彼、ジョシュアは姉の恋人だったが、10年前に音信不通となり、姉の葬儀にも来なかったのだ。「ここであったのは復讐のチャンスだわ…!」フェリシアは決意するが!?
-
-資産家の一人娘ゾーイは、過干渉な父の束縛から逃れるために、とある農園で家政婦として働き始める。雇い主は、二人の子を持つ男やもめのカラム。彼に一目ボレしたゾーイは、得意の料理や持ち前の明るさで、次第に、カラムと子供たちにとってなくてはならない人となってゆく。この“出会い”を手引きした意外な人物の存在など、ゾーイは知る由もなくて!?
-
-高校教師・ミケイラは、大富豪・ラファエルから横領容疑で告訴された父親を守るために、捨て身の行動に打って出た…!「告訴を取り下げていただく代わりに、一年間、あなたの愛人になります…!」はじめは取り合わなかったラファエルだが、ミケイラの献身に心を動かされ、契約を結ぶ。こうして始まった“愛人生活”。だが、ラファエル意外な一面や、秘められた過去を知るにつれ、ミケイラは彼に強く惹かれ始めてしまう…!-彼に惹かれる権利など、私にはない。この関係に未来はないのだから…!-
-
-女性3人で主婦業レンタル会社を経営しているメアリー。彼女のもとに、愛する父が実業家イーサン・カーティスの会社に不法侵入し、盗みを働いたという知らせが届く。父への告訴を取り下げる条件は--イーサンの跡継ぎとなる子供を産むこと。そんな取引きを受け入れることはできないと思いつつも、父のためメアリーは仕方なく了承する。女性の憧れの的である彼にとって、目当ては名門の血筋だけだとわかっていながらも、裏腹に身体は燃えあがって…!
-
-弁護士のミニーは最愛の夫を亡くして以来、同じアパートで暮らす住人たちとの交流だけを頼りに、心を閉ざして生きていた。だがある日、そのアパートの新しい家主となるルークが視察にやって来る。この居心地のいい古いアパートをまさか取り壊すつもり!?警戒するミニーだったが、ルークは予想外にアパートになじんで住みついてしまう。ミニーがやがて心を開きはじめた矢先、彼の部屋でガス爆発が起きる!愛する人を失うなんて、もう2度と耐えられないのに--。
-
-責任感が強く聡明な第一王女アレックスは、行方不明の兄の手掛かりを追ってアリゾナへ。だが牧場主ミッチは義弟がいつ戻るかわからないという。嫡男のいない王家の長女にとって結婚は義務。恋愛結婚なんて不可能だと思っていたが、兄さえ見つかれば…。強気で滞在を決めた彼女だったが、ミッチに恋してしまって!?
-
-かつて夫に裏切られた経験から、2度と男なんて信じないと誓っているオリンピア。仕事に打ち込み、取締役にまでなるが、ある日会社が買収されることに。社内騒然の朝、彼女のもとにちょうど臨時の秘書がやって来るが--意外なほどに若くてハンサムな彼こそが、実は新しい経営陣で“影の実力者”と恐れられるプリモ・リヌッチその人だった。正体を隠して社内の調査に入ったのだが、何も知らぬオリンピアは彼の前でプリモを悪党だとののしってしまい!?