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4.1「結婚に異議を申し立てます」式場に響いた声にエリンは戦慄した。ディミトリ・マカロフ! ロシアの新興財閥の彼は美貌のほかにふたつのことで名を馳せている。ひとつは“辣腕の実業家”、そしてもうひとつはスキャンダル。美女、ギャンブル、乱痴気騒ぎ。危険なことには好んで飛び込んでいく。エリンはかつて秘書の身でボスである彼と一夜を過ごした。痛恨の過ちだと言い放った彼に身ごもったことは告げず姿を消したが、まさか7年後、結婚式に現れるなんて…!
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-なんて愚かだったのだろう。ロザムンドは思う。義妹がすっぽかすというブラインド・デートの相手に同情し、一度会うだけならと義妹に成りすまして出かけたのが発端だった。あろうことか、彼女は相手のサムにひと目で恋してしまったのだ。安物のスーツ姿なのに、どこか謎めいていて高貴な雰囲気がある。意外なことに、彼もまたロザムンドに興味を持ったらしく、すぐに彼女に連絡をとり、そのままふたりはデートを重ねていく。だが彼に惹かれれば惹かれるほど、ロザムンドは苦しめられた。今さら正体を明かすなんて、怖くてできないわ……。彼女はまだ知らなかった。サムもまた秘密を抱えていることを。■正体を偽ったままのふたりが出会い、運命的な恋に落ちる──ベテラン作家サラ・クレイヴンらしい丁寧な筆致で描かれる、大人のほろ苦いラブストーリーをお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-旅行会社で働くポリーは、顧客から付き添いを頼まれて、3年ぶりにイタリアを訪れた。だが滞在先のホテルで待っていたのは、予想外の人物だった。サンドロ! なぜあなたがここにいるの?3年前、ふたりは恋人同士だった──彼が手切れ金を残し、振り向きもせずにポリーの前から立ち去るまでは。サンドロがじつは侯爵の称号を持つ大富豪なのだと初めて知ったポリーの脳裏に、イギリスで待つ幼い息子の姿が浮かんだ。サンドロの本当の目的は、かつて捨てた恋人ではなく、その息子……いえ、彼の後継ぎなのだとしたら……? ■ハーレクイン・ロマンスの黎明期から現在までの長きにわたり活躍する実力派作家サラ・クレイヴン。今作は、読者からの根強い支持を受ける、2006年刊行の王道のシークレットベビーものです。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ヨーロッパ一富裕な国、ヴォリャルスのセクシーな皇太子マックスがジリアンの恋人。恋に落ちて7か月、今夜こそ彼にプロポーズされると思っていた――けれど、熱いキスとベッドを堪能したあとにマックスから告げられたのは、プロポーズではなく冷たい別れの言葉だった! 「診断書がすべてだ、世継ぎを産めない女性とは結婚できない」そう言って、彼は去っていった。マックスには私への愛などなかったのね…。しかし、彼女のおなかには小さな命が宿っていて…!?
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4.0レイシーが12歳のとき、最愛の父が再婚した。ファッション雑誌から抜けだしたような美女ミシェルが、莫大な富と地位を目当てに父の後妻に収まったことは明白で、彼女はレイシーを厄介払いとばかりに修道院へ送り込んだ。卒業を目前にしたある日、思いがけずミシェルが迎えに来る。父の容態とともに事業の経営が悪化し、破産を免れるには、レイシーに有力者のもてなしをさせて出資を募るしかないという。だがギリシアの石油王といわれるトロイ・アンドレアキスは、妖艶なドレスで飾り立てられた、まだ少女のようなレイシーを見て、一夜の接待などではなく、妻になることを要求したのだった。 ■意地悪な継母から修道院に閉じ込められたヒロインが、ギリシア大富豪との愛に目覚めるシンデレラストーリーです。年上で見ず知らずの外国人男性に、いきなり妻にと望まれたら? 怖いような、夢があるような……。王道ロマンスに酔いしれてください。
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-キャスはかつて“天才少女”“癒やしのピアニスト”と讃えられた。けれど対人恐怖症のせいで聴衆の面前に出ることができなくなり、以来、ずっと家に閉じこもったまま――。人と接するのは、年に1度、慈善事業のために請け負うプライベート・レッスンだけ。今年のチャリティ・オークションで彼女のレッスン権を獲得したのは、意外なことに、不動産業を経営するギリシア人大富豪だという。世界的な実業家が、なぜピアノなんて……。キャスの戸惑いは、訪ねてきたネオを迎えた瞬間、息が止まりそうな驚きに変わった。戸口に立ちふさがる、見たこともないほど長身で魅力的な男性は、引きこもりの地味なピアノ教師を、苦笑いを浮かべて見下ろしていた。 ■ルーシー・モンローの2部作〈情熱を知った日〉は、ともに育ちともに財を成したギリシア人大富豪、ネオとゼフィールの物語。ネオはキャスの清廉さに魅了されますが、世慣れしすぎている彼と無垢な少女のような彼女では、つりあうはずもなく……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】若き金融界の寵児ともてはやされるショーンには、誰にも言えない過去がある。そんな彼のもとに、ある夜、見ず知らずの女性から電話がかかってきた。疎遠にしていた父が死んだのだ。電話の主は、父の家の間借り人で看護師のリジー。彼女がお悔やみを言い、父の人柄を讃えれば讃えるほど、ショーンの心は冷えきった。この女の狙いは金なのか? けれどリジーと対面した彼は、想像と違う純真無垢な彼女に惹かれた。リジーが欲しい。だがもしあの過去を彼女が知ったら…。
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-『シークの秘策』砂漠の国の王子ハリールと出会い、青い瞳に心奪われたジェイド。情熱のまま純潔を捧げ、ギリシャの館で彼と暮らしはじめた。でも2年たっても彼は家族にも紹介してくれない。私はただベッドの相手をする愛人なの? 『ローマの熱い風』アリーの妹が既婚者の恋人に捨てられ、自殺未遂をした。失恋相手の親族ヴィットーリオは一族のスキャンダルを防ぐため、自分の恋人のフリをするよう命じてきた。アリーがそっくりな双子の姉とも気づかず。
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-「絵本から抜け出た王子様みたいだわ」図書館員キャサリンは、偶然図書館を訪れたジャワール王国の王子ハキムにひと目で心奪われ瞬く間に恋に落ちた。ある日、彼から熱烈な求婚を受ける。舞い上がるキャサリンだったが…それは彼の仕組んだ罠だった。強引に灼熱の砂漠につれられ囚われの身となってしまったのだ。「逃げようだなんて思わないことだ」彼は射抜くような瞳で私を見つめ――!? 他、水の都でイタリア男と紡ぐ情熱の恋物語「ベネチアに恋して」も同時収録。
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3.0私を奈落の底に沈めるのは、いつもあの男。■エイドリアンの子供時代は美しい邸宅グレーンジに強く結びついている。すべてが幸せに輝いていた……。物静かな少年チェイと敷地内の樫の木に登り鳥を見て過ごしたひととき。チェイは屋敷の家政婦の息子で、エイドリアンの憧れの人だった。ところがグレーンジの当主の甥ピアズの出現で、チェイは豹変する。嵐の日に木の上に置き去りにされ、エイドリアンは肺炎になりかけた。チェイは、ついには盗みを働いて屋敷を追放され、エイドリアンの前から姿を消した。彼女の心に深い傷を残して。それから七年の歳月が流れ、二十五歳になったエイドリアンは、屋敷を相続したピアズと婚約した。新進のインテリア・デザイナーでもある彼女は屋敷の改装を手がけ、グレーンジの女主人としての暮らしを夢見ていた。チェイによってその幸せが根底からくつがえされるとは思いもせずに。
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3.0
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2.0休暇先で偶然出会ったのは、ずっと会っていない夫だった。■休暇を過ごした南の島で、ペイジはナイトクラブを訪れた。楽しかったバカンスはまもなく終わり、明日はイギリスに戻る。最後の夜を楽しもうと、誘われるままにペイジは踊り始めた。そしてふと店内を見渡し、全身が凍りついた。ニック! まさか彼がここにいるはずはないわ。一年前、ペイジは彼と結婚した。家族で経営する会社がゆきづまり、援助を申し出てくれた男性との便宜的な結婚。それがいつのまにか真剣に彼を愛していた。だがペイジの気も知らず、ニックは初夜のベッドで彼女を拒絶したのだ。二度と会いたくなかったのに……。唖然とするペイジに向かってニックは辛辣に言った。「きみとのことは、まだ始まってさえいないだろう?」
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4.0キャサリンは離婚したてのハンサムな億万長者リチャードに毎日デートに誘われていた。何度断っても魅力的な笑顔を浮かべ、承諾は時間の問題とばかりにさらりとかわす彼。「とんだプレイボーイだわ!」そう思っていたキャサリンだったが、日を追うごとに確実に彼の存在は大きくなっていた。もちろん彼が私に本気になるはずがない。でも…ゴージャスでセクシーな彼はいったいどんなキスをするのかしら――? 他「恋人はツリーとともに」同時収録。
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1.0「生まれてくる子はこんな父親のことを知らないほうがいいわ」カミラは悔し涙を必死でこらえながら言い捨てると、ギリシアで絶対的な権力を持つザンドレウ家の館をあとにした。自分で誘惑しておきながら金目当てと侮辱するなんて、妹は傲岸不遜なあの人のいったいどこに惹かれたのかしら?確かに外見は美しく、まるで太陽神アポロのようだけれど……。憤然と飛び出したとたん事故に遭い、意識を失ったカミラが目覚めた場所は、またしても怒れる太陽神の館――そして美貌の富豪ニック・ザンドレウは妹の恋人の“兄”だった。
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3.0頬に傷跡が走る厳しい雇い主、彼が提案した見せかけの結婚とは?■チェシーの父は事業に失敗し、罪に問われたまま急死した。何不自由なく幸せに育った大きな館は人手に渡り、彼女は館の新しい持ち主に、家政婦兼秘書として雇われた。その雇い主マイルズは、かつて著名なジャーナリストだったが、危険な場所の取材で九死に一生を得、顔にも体にも傷を負っていた。今はミステリー作家としてベストセラーを次々に出している。チェシーは、使用人用の棟に住まわせてもらいながらマイルズのもとで働くことにも、ようやく慣れてきたと感じていた。そんなとき、初恋の人が帰ってくるという知らせを聞き、チェシーの心は激しくかき乱された。さらに同じ日、彼女はマイルズから、思いもかけない結婚の提案を受ける。その日を境に、チェシーの運命は急転回しはじめた。
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4.6たちの悪い不良から狙われ困っていた教師のアニーは、突然現れた見知らぬ精悍な男に助けられた。彼の名はゲイブ。名前以外、素性もわからない彼がなぜか気にかかり、アニーは彼をそのままボディガードとして雇うことに。すると彼は、その日から片時も離れずアニーを守り始めた――。実はアニーは不治の病に冒され余命わずか。残された日々を、ゲイブとともに過ごしたい…。そう願い始めたアニーは、まだ知らなかった。彼もまた驚くべき秘密に苛まれていることを。
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-彼に抱かれたのは本当に夢の中だけなの?今もほてる肌に、彼女は疑惑にとらわれた。■「ギリシア最後の夜を最高級ホテルのクラブで楽しまない?」ツアーガイドの仕事を終えてロンドンに帰る前日、ケイトは同僚にしつこく誘われ、ダブルデートにつき合った。だが相手の男性は二人とも札付きの不良で、ケイトはカクテルにドラッグを盛られ、危ういところをホテルの所有者ミカリス・テオダキスに救われた。彼のスイートルームで介抱された翌朝、何も身に着けていないことに気づいたケイトは、ミカリスは救世主ではなく略奪者だったのではと疑う。いわれのない非難に彼は怒り、二人は気まずく別れた。数カ月後、突然ケイトのオフィスにミカリスが姿を現した。
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4.3弟の学費を工面できずに苦悩していたオードリーは、仕事の休憩中の上級秘書たちの会話を偶然耳にして唖然とした。若くして国際銀行とCEOとなったヴィンチェンツォ・トマジが義理の子供たちのため、母親役を務める女性を雇おうとしているなんて。もし、それで弟が進学できるなら、残りの人生を幼い子供たちの世話に捧げてもいいわ…。ところが面接に臨んだオードリーにトマジは言った。「母親役だけじゃない。僕の妻を演じるのも仕事だ――昼夜を問わずね」
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-アマンダは1年前にナイジェルと出会い、プロポーズされた。有名人の彼に見初められるという幸せに舞い上がったのも束の間、彼女は浮気の現場を目撃し、指輪を投げつけ飛び出してしまう。失意のあまり橋から身を投げようとしたアマンダを助けたのは、いつも冷静で近寄りがたい、ナイジェルの異母兄マロリーだった。彼の意外な優しさに、アマンダの気持ちは激しく揺さぶられた。やがて嫉妬深いナイジェルが彼女と兄の仲を中傷する噂を流すと、マロリーが思いがけない提案でアマンダをさらに驚かせた――噂を静めるために、“見せかけの婚約”を演じようというのだ!
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-豪邸ハンタース・コートでの優雅な生活は突然崩れ去った。父親が、共同経営者で親友でもあったジェフリーの裏切りにあい、会社は倒産、ハンタース・コートも人手に渡ったのだ。十七歳のコートニーは、ひそかに慕っていたジェフリーの甥、ブレアとも憎み合ったまま、疎遠になってしまった。運命の変転から三年、屋敷が再び売りに出されたと聞き、コートニーは足を向けてみずにはいられなかった。すると、そこには先客がいた。ブレア!彼はハンタース・コートを狙っているのだろうか。いやだ、父を破滅に追いやった男の甥には絶対に渡さない。
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2.0久しぶりの休暇でエーゲ海のミコス島を訪れたクレシダは、すてきな地元男性ドレイコと電撃的な恋に落ちた。彼のことをろくに知らぬまま結婚の約束までするが、クレシダを現実に引き戻したのは、父が倒れたという知らせ。病状は深刻で、しかも多額の借金で破産寸前の状態だと聞き、彼女はドレイコには何も告げず、イギリスに帰国した――夢物語みたいなこの恋のことは忘れよう、と自分に言い聞かせて。だがまもなく、父の借金はある大富豪により肩代わりされる。その世界的企業の社長の正体を知り、クレシダは愕然とした……!
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3.0どうして? よりにもよって、別人を演じているときに、恋に落ちるなんて。■愚かなふるまいだった、とロザムンドは思う。義妹ジェイニーがすっぽかすというブラインド・デートの相手に同情し、一夜だけならと、ジェイニーのふりをして出かけたのだが、あろうことかデートの相手に恋してしまった。安手のスーツを着て変な髪型をした風采のあがらない男なのに。翌朝、彼が訪ねてきた。彼、サム・アレクサンダーもまた、彼女に興味を持ったらしい。二人はデートを重ねる。次第に惹かれ合いながら、しかし正体を明かさぬまま。本当のことを打ち明けようか?自分は本当はジェイニーではなく、ロザムンドなのだ、と。でも、もしそれですべてがだめになってしまったら?一方、サムも何事かを隠しているようで……。
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2.5取材で訪れたイタリアで、マディはヴァリエリ伯爵と名乗る人物の歓待を受けていた。手配されたホテルは超一流で、すばらしいオペラにも招かれた。だが伯爵の迎えの車で眠気に襲われ、気がつくと見知らぬ若い男性に付き添われ、ベッドに横たわっていた! 混乱するマディに、男性は驚くべき言葉を口にする。「君の義父との取引きが完了するまで、ここにいてもらう」そう、ここは伯爵の館。マディは彼の囚われの身となってしまったのだ…!
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-恋の痛手を癒すのは、新しい恋。でも、ほかのひとを踏み台にはできない。■タラは一流のリクルート・サービス会社に勤めるキャリアウーマン。恋人に裏切られたのがきっかけで、仕事に生きる決意をした。以来忙しさを口実に、男性とのかかわりを避け続けている。そんな彼女の休暇先は、静かな川辺に立つ古い田舎家だった。外国を旅行中の両親が帰ってくる前に、彼らの持ち家のこの屋敷をぴかぴかに磨き上げておく――タラはそのためにひとりで休暇を過ごすつもりだったのだが、一家の船着き場にはなぜか豪華なクルーザーがとまっており、その持ち主アダムはあつかましくも魅力的な男性だった。夕食に招待させられたり、強引にペンキ塗りを手伝われたり。腹の立つ隣人だったが、タラは次第にアダムに惹かれていく。彼には婚約者がいると、はっきり知らされているのに。
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3.9【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】カードを知らない? 買い物もしたことがないのか…。ザックは耳を疑った。故郷の敷地で野宿をしていた美しいが一風変わった女性セーラは、古い信仰と100年前の生活様式を頑なに守る共同体で生まれ育ったという。だが彼女は母亡きあと、恐ろしい継父の暴力と支配から逃げだし、生まれて初めて外の世界へやって来たのだ。不安だろうに、彼女は自分の居場所を探そうと希望を捨ててはいない。一方、ザックは自分のルーツを恥じ、今まさに故郷を捨て去ろうとしていた――。
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-あなたと過ごしたあの夜からわたしの人生は始まった。■ザンナは父の経営する会社で仕事ひと筋の毎日を送っていた。ある日訪れた亡き母の生家で、自動車修理工のジェイクと出会い、名前すら隠したまま情熱的な一夜を共にする。いつもなら気にかけないタイプの男性だったが、魔法をかけられたように、彼の男性的魅力にあらがえなかった。自分らしくない行動をとったと後悔した彼女は翌朝、別れも告げずに彼のもとを去った。だが元の生活には戻れなかった。妊娠してしまったのだ。動揺して再びジェイクを訪ねたが、彼の姿はない。妊娠を知ったザンナの父は冷たく、中絶しないのなら会社をやめて部屋も出ていくよう言い渡した。おなかの子どもを殺すことはできない――彼女は決心した。
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3.0姉夫婦が亡くなり、遺された甥を育てている21歳のハリエット。 恋に遊びに夢中な同年代の友人たちをよそ目に、 つつましく暮らしていたが、嵐は突然やってきた。 姉の夫の兄アレックスが、甥の養育権を求めてきたのだ! ギリシアの富豪名家だという彼の一族は、 生前、姉のことを嫁と認めもしなかったのに……身勝手すぎる。 そして憤慨する彼女のもとに、ついに当のアレックスが現れた。 黒髪に浅黒い肌、荒々しくもゴージャスな風貌―― 反発を覚えつつ、ハリエットはなぜかざわめく心に戸惑った。
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-若き大富豪ウィンの家政婦に雇われたカーリーン。彼は、面接では妻の座を狙うなと言ったくせに、すぐに熱っぽく誘いをかけてきた。将来は約束しないと言いながら、ベッドは共有しようとするセクシーな彼。戸惑いながらも、カーリーンは強烈に惹きつけられていく。ある夜、ふたりは一線を超えそうになるが、直前で彼女はストップをかけてしまった。もったいぶっているのかと問う彼に、カーリーンは震えながら告げた。「信じられないかもしれないけど、ヴァージンなの」。
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3.8【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】秘書ケイトリンはボスのデーヴィッドと、上司と部下であると同時に恋人同士だった。出会いは4か月前。やり手な上に魅力あふれる彼にケイトリンはまたたく間に夢中になった。しかし彼が彼女に求めていたのは、あと腐れのないひと時の甘い情事だけ。ふたりの間の距離は永遠に縮まることはないのだ。「彼にとって私は有能な秘書と欲望のはけ口でしかないの――?」このままではこの関係に未来はない。ケイトリンは一縷の望みを託してある賭けに出るが…!?
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4.0キャットはテーブルの向かい側に座る男性を見た。彼とは今日出会ったばかりだ。ライアムという名前以外は何も知らない。湖に落ちそうになったところを助けてもらい、こうして食事をともにすることになってしまった。脅迫にも似たライアムの誘い方に、キャットは憤然としていたが、彼がとんでもなく魅力的だということは否定できない。しかも、ライアムの瞳にはあからさまな欲望が浮かんでいる。居心地の悪さを感じつつも、キャットは思った。彼ならわたしの理想のパートナーになってくれるかもしれない、と。
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3.9ウエイトレスのフィービは、誰にも言えない暗い過去がある。心の傷を癒すすべもなく過ごしていたある日、カフェで知り合った少女タラを家まで送っていくことに。だがタラの父親を見たとき、フィービは息をのんだ。6年前の悪夢がよみがえる――。あのクリスマスの夜、パーティーでフィービは酒に酔わされた。混濁する意識。男たちの嘲笑が響くなか、無力な少女は抵抗することも許されなかった…。そんなフィービを汚い売春婦と罵った男こそ目の前のドミニクだった!
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3.9【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】飛行機の墜落事故で記憶を失った私は、病院のベッドの上で奇跡的に意識をとり戻した。ハンサムな億万長者ウィルと婚約中の、誰もがうらやむ幸運な女性――。だけど、それが自分だと言われても何も思い出せない。覚えているのは“シンシア・デンプシー”という名前と、生死をさまよっていたとき、闇の淵からひき戻してくれたあたたかい手の感触だけ。そんな私をあたたかく受け入れてくれた彼だったけど、私を見るたび、戸惑った表情を見せるのはいったいなぜなの…!?
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3.0アレクサンドラは落ちぶれた名家の家族を養うために、身元を隠しモデルとして働いていた。ギリシア人の大富豪ディミトリウスとは大人の関係を続けていたが、ある日妊娠に気づく。できれば彼と結婚したい。でも彼が私をどう思っているのかわからない。勇気を振り絞って事実を話そうとするアレクサンドラ。それを制してディミトリウスが冷酷に告げる。「僕は結婚する。従って僕たちの関係は今日で終わりだ」それがさっきまで激しく私を求めていた男のセリフなの!?
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3.3エンリコが交通事故で意識不明ですって?ジャンナは真夜中の電話を受けると、すぐさま病院に駆けつけた。十五歳のころから愛し続けてきた彼は、スーパーモデルと婚約してしまったけれど、この思いは変わらない。ジャンナは病院に泊まり込み、不眠不休で付き添った。必死の祈りが通じたのか、エンリコは五日目に意識を取り戻した。ほとんど見舞いに訪れない婚約者の代わりに、ジャンナは心をこめて看病を続けたが、彼の一言に衝撃を受ける。「ぼくの婚約者が見舞いに来る邪魔をしないでくれ」
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3.8【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】過去のつらい恋の記憶から、コーリーは男性に臆病になっていた。ところがローマという名の謎めいた男性に出会って以来、圧倒的な魅力に夢中になってしまう。彼の魂胆など気づきもせずに。そして雨宿りにやむを得ず入ったホテルでローマにすべてを与えようとするが、彼はなぜかその情熱にためらいを見せた。恥ずかしさのあまり取り乱して逃げ出そうとするコーリー。いじらしく可憐な姿を目にしたローマはついに自制心を失い、彼女を抱きすくめ熱いキスの雨を降らせた!
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4.1ブラバンド国の王女エメリーヌは、自分と瓜ふたつの友人ハンナに数時間だけ入れ替わることをもちかけた。目的は恋人アレハンドロにある責任を取ってもらうため。しかしナイトクラブで出会えた彼に冷酷な仕打ちをうけ、傷つくエメリーヌに声をかけたのは、ハンナのボス、マキンだった。カダール国のシークである彼に、王女である私の正体を知られてはいけない――。彼は不機嫌な表情のまま鋭いまなざしでエメリーヌを見つめ、腕をとり強引に店からつれ去った…。
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3.8キャットは親族の結婚式から抜け出した。離婚した両親は、ともに若い恋人を同伴している。そんな人たちがいる場で聞く愛の誓いほどむなしいものはない。退屈して庭にたたずんでいると、魅力的な男性が話しかけてきた。誘われるまま、キャットは素性も知らない彼と束の間の関係を結んでしまう。互いに素姓は明かさないベッドだけの関係――今までのキャットなら、それだけで充分満足なはずだった。なのになぜか彼には特別な感情が湧いてきて、彼女は大胆な提案をした!
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3.0ルーは父の再婚相手である義母と、義理の妹とともに暮らしている。愛のない家族に、家政婦のように家事のいっさいを任せられる毎日。そんな日々も、恋人のデイビッドと結婚すれば終わりを告げるはずだ。ある日、妹と父の会社の取引相手との間に突然婚約話が持ち上がり、急遽祝賀会が開かれることになる。だがその翌朝、妹は置き手紙を残して家を出た。「彼女は一人ではないんだ」手紙を手に茫然とするルーは、男性の声に振り向いた。アレックス――妹の婚約者だった男性。いったいどういうこと? もしかして……デイビッドが?■ハーレクイン・ロマンスのベテラン作家サラ・クレイヴンが、とてもキュートな恋物語をお届けします。恋人と幸せな家庭を築くことを夢見ていたヒロインのルー。ところが彼に裏切られ、妹の婚約者だった男性からの思わぬ提案を受け入れてしまいますが……。
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-ハリールは砂漠の国のたくましいシーク。外交官として世界を飛びまわる彼に魅せられて恋に落ちたジェイドは、彼とともにアテネで暮らしている――もう2年も。ハリールは優しく、ジェイドを特別な存在に思わせてくれるが、愛していると言われたことは一度もない。やがて彼女は悲しい事実を悟った。わたしはただの愛人に過ぎないのだわ。
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4.5金持ちの美術品ばかりを盗む“上品盗賊”が、その日盗んだものは…今宵、貴方の恋心いただきに参ります!モダンな薫りあふれる昭和初期を舞台にした極上の恋愛夢物語。 時は昭和初期。金持ちの美術品ばかりを狙う「上品盗賊」が世間を騒がせていた。新興財閥の令嬢・池島志津(いけじましづ)は、おてんばで人情家の27歳。しかし出戻りのため、意に沿わない華族の老人との縁談を進められ…。そんな折、池島家に忍び込んだ上品盗賊こと花村祥吾(はなむらしょうご)の顔を見てしまう。志津が、祥吾を見逃してあげる条件として出したのは、なんと「一緒につれていって」というもので…。藤田和子が贈る極上のラブ・ロマンス。ここに開幕!
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4.2ある日、強盗事件に巻き込まれ重傷を負って以来、ニコールの脳裏に不思議な映像が再生されるようになる。それは知るはずもない、ある誘拐事件が起こった瞬間だった! 部屋に押し入る男たち、暴力。目に涙を浮かべる幼い少女。NY市警の恋人ドミニクにそれを伝えると、ドミニクの同僚たちは色めき立った。「犯人と警察しか知らない情報を知っている重要参考人だ!」あらぬ疑いに傷つきながらも、ドミニクに支えられ、ニコールは少女を救うために動き出す!
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2.0姉妹同然に育ったいとこの結婚式の付き添いをするため、ジェンナは数年ぶりに故郷の村を訪れた。だが村へ着いてすぐ、驚くべき噂を耳にしてショックを受ける。ロスが村へ帰ってきているですって!ジェンナの胸に苦い記憶がよみがえった。かつて、私とロスは誰もがうらやむ完璧な夫婦だった。そう、あの忌まわしい出来事が起きるまでは。「ジェンナ」聞き慣れた男の声に、突然、彼女の物思いは破られる。目の前には、別人のように痩せてやつれたロスが立っていた。
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2.5今夜もミシェルはクラブで歌いながら客たちの卑猥な視線にさらされていた。ロンドン生まれの令嬢ミシェルにとって、まるで悪夢のような場所。それもこれも1か月前、駆け落ち相手に裏切られてカリブに置いていかれたから――。客に一夜を買われ、恐れながらドアを開けると、そこには意外なほど上品な男性。ドレスを脱ごうとするミシェルに彼アッシュは、「ここから逃げたいかい?」と言いだして…!?(「令嬢のバラード」)。トップモデルの恋「運命がくれた愛」も同時収録。
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3.5夫のアリスティドに愛されてないと感じていたイーデンは、ついに離婚をきり出した。その直後、トラックが車に衝突しふたりは意識を失った。「君は誰だ?」数日後、昏睡状態から覚めた夫は、安堵のあまり涙を浮かべるイーデンに冷たい声で言い放った。秘書や子供のことは覚えているのに、妻の私だけ記憶から消すなんて酷いわ…!ひとまず一緒に家へと帰るが、それが“不幸せな結婚”の続きの始まりだった。その上ふたりの仲をひき裂こうとする秘書は本性を表し…。
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5.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】まさか、こんな大ステージに立てるなんて…。新人歌手のサヴァンナは胸を躍らせてスタジアムへ向かった。ベテラン歌手の代役で、急遽ラグビー6か国対抗戦の国歌斉唱をまかされたのだ。が、到着したサヴァンナを待っていたのは、ひどい扱いだった。体に合わない衣装を押しつけられ、着替えもそこそこに舞台へ押し出されてしまう。そして次の瞬間、最悪のハプニングが! 衣装が破れ、大観衆の前で素肌をさらした彼女を助けたのは、顔に傷のある大富豪だった。
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4.010歳のとき、親同士の再婚でリーには義理の兄モーガンができた。背の高い18歳の青年にやさしく迎えられ、リーは初めて温かい家族というものを知った。だが10年後、ある忌まわしい出来事のせいで兄はリーを強欲でふしだらと思い込んだまま海外へ赴任してしまう。――1年後、ふたりは再会するが、もう1度話せばわかってもらえると思っていたリーの甘い期待は、無惨にはねつけられた。モーガンの冷たい態度は変わらず、激しい憎しみのまなざしを向けてきたのだから!
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-広告会社に勤めるローラは、顧客のパオロに頼まれ、偽の恋人になりすましてイタリアを訪れた。マザコン気味のパオロだが、母親の押しつける結婚相手からは逃れたいというのだ。しかし一枚上のパオロの母は、迎え撃つ準備を整えていた。自分の甥・ラモンテッラ伯爵――彼がほほえめば、ジュリエットもロミオの元を去ると言われるほど魅力的な男性。彼にローラを誘惑させて、息子の恋をぶち壊そうという計算だ。ローラはまんまと計略にはまり、伯爵に惹かれていくが…!?
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2.7クレシダは休暇に訪れたエーゲ海のミロス島で、貧しい漁師ドレイコと恋に落ちた。情熱のまま身をまかせ、彼と結婚の約束をする。ところが、結婚式を目前にして父が破産し、病に倒れたと知らせを受ける。美しい夢は崩壊し、冷たい現実に目が覚めたクレシダ。ドレイコに何も告げられぬままロンドンへと帰る。借金返済の手だてもなく、絶望していた彼女に条件つきで肩代わりの提案をしてきた謎の大富豪。そこに待っていたのは…!?復讐の牙は甘く残酷にたてられる!!
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3.3ファッション界の大物と婚約し、新ブランドの顔に抜擢されたルーシーは幸せの絶頂にいた。だが、ふと目にした書類から恐ろしい事実を知ってしまう。すべては企業のイメージ戦略で婚約も抜擢もシナリオどおり、と記されていたのだ。怒った彼女は新ブランドの発表会に乱入し、証拠を手に逃げ出した。デパートに駆け込んだルーシーを、男たちが追う――。それを上から見ていたのがナサニエル、デパートのCEOだった。彼は身を翻し、なぜか彼女のあとを追ってきて…!?
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-暗闇のなか、エレーナは寝室に忍びこんできた何者かに不意に唇を奪われる。今まで体験したことのないようなキスに一瞬反応してしまうが、振り払った相手はイタリア人伯爵アンジェロ。彼はパーティーで紹介されたばかりのすご腕プレイボーイで、地味な自分とは違う世界に生きる人。どうやら情事を重ねていたエレーナの従姉と部屋を間違えたらしい。しかし、キスの現場を他の招待客に目撃されてしまったふたりは、騒ぎを恐れた伯爵の祖母に婚約を命じられて…!?
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5.0中東の国ゾーラの王子アミールのもと、ニューヨークで働いている秘書グレイス。プレイボーイ・プリンスとして名をはせている彼を、彼女はひそかに愛していた。かなわぬ想いと知りながら、彼が父王から隣国の王女との結婚を命じられたのを知ってグレイスは絶望する。王女が駆け落ちしたため縁談は流れ、ほっとしたのもつかの間、アミールはグレイスに告げる。「僕に妻を見つけてほしい」愛する彼のために理想の花嫁を探すなんて、胸がひきさかれそうにつらい…!
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3.0マルワーン国のプリンセスであるリーナは身分を隠してアメリカでの学生生活を楽しみ、初めての恋に落ちた。相手はセバスチャンというハンサムな大学院生。彼は王女ではない本当の私を見てくれている…。そう思っていたが実は彼の正体は王国が派遣してきたボディガードだと知る。裏切られたリーナの心はズタズタにひき裂かれた。8年後、政略結婚から逃れて失踪した彼女を見つけだした調査員がいた。彼こそはリーナが2度と会いたくなかった男性セバスチャンだった!
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-亡き母が昔描いた風景画の裏側から、ゾーイは書類と写真を発見した。書類にはギリシアのタニア島にある別荘を母に贈ると記されているが、古い写真に写るハンサムな男性に心当たりはない。秘密を直感したゾーイは、謎を解き明かすために島を訪れる。紺碧の海を背景に立つ別荘は、母の描いた絵のとおりだった。ゾーイはそこで庭師らしい男性アンドレアスを見かけ、彼に不審の目を向けられながらも強く惹かれる。せっかくの滞在を目いっぱい楽しもうと、浜で泳ぎ、肌を焼いたあと、ゾーイはいつしかうたた寝をした。ふと目覚めると、知らないあいだに日焼け止めが塗られている。アンドレアスが、裸同然のわたしの体に触れたんだわ……。
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4.0元トップモデルのタラは、かつて愛した人に裏切られたあげく『魔性の女』とデマを書き立てられ、自らモデル業界を去った。騒動以来、男性とのかかわりはいっさい避け、息を潜めるよう生きてきたタラ。現在は仕事づけの毎日を送っている。しかし、彼女のささやかな生活はプレイボーイと名高い新社長アンジェロの登場で一変。彼は欲望を隠そうともせず、タラに言い寄ってくる。彼の甘美な誘惑と強引な口づけに負けそうになるタラだったが、彼にはある思惑があったのだ!
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2.5リディーはパーティー会場によく知る横顔を認め息を呑んだ。マリウス・ベネディクト――私の純潔と信頼を弄んだあげく、他の女と駆け落ち同然に家を捨てた義理の従兄弟。かつて無邪気に愛した冷たい灰色の瞳と、鍛えられた長身にまとった魅惑的な麝香の香りに絡め取られ、リディーはその場に立ちすくむことしかできなかった。彼の表情に確かに見えた欲望の炎、しかしそれはすぐに皮肉な笑いにとって替わる。あなたを忘れた今頃になって、突然帰ってきたわけは何…?
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3.4プレイボーイの大富豪アレクセイと挙式の日を迎えたブリス。秘書だった彼女はシンデレラなどともてはやされたが、心のなかは嵐のようだった。なぜなら彼女はある衝撃的な秘密を抱えていたから。そして迎えた初夜、ブリスがバージンではなかったと責めるアレクセイに、彼女はついに打ち明けた。私の純血を奪ったのはあなたで、その結果息子もいるのだと。記憶喪失で何も覚えていないアレクセイは、激怒して寝室を出ていくが…。ミニシリーズ2部作完結編!!
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4.4母を亡くしてから、ジョアンナはギャンブラーの父とカジノを渡り歩く生活をしていた。父を見捨てられないジョアンナのやさしさにつけこみ、カジノで娘に娼婦のような格好をさせて、相手の気をそらしゲームを有利に運ばせていたのだ。そんなある日、父はギリシアの大富豪バッソスのプライベートゲームに参戦。しかし大負けして莫大な借金を背負うことに――。すると大富豪は微笑を浮かべながら冷酷に告げた。「その女を差しだすなら借金を免除しよう」
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4.0大富豪の令嬢として育ったホープは、とてもひっ込み思案だった。もちろん恋人なんて夢のまた夢だったが、憧れている男性はいた。それが大実業家にして美しき独身者として有名なルチアーノだった。そして、祖父が毎年大晦日に開くパーティーにはルチアーノも招かれていた。そしてニューイヤーを祝うキスで彼が選んだのは、なんとホープだった。とまどうホープだったが、その裏には祖父とルチアーノとの裏取引きがあった。だがホープは、そんな事は何も知らない!!
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-「君に仕事を頼みたい。今夜のパーティーで僕の恋人役を演じてほしいんだ」突然の依頼にマリンは驚いた。申し出た男性は義姉が勤める広告会社の経営者で、名うてのプレイボーイとして知られているジェイク。私みたいな平凡な女が彼の恋人なんて、誰も信じないわ…!彼の危険に満ちた雰囲気を怖がりながらも失業したばかりの彼女は承諾する。しかし、彼の元恋人を牽制するためとは言え、目が眩むような熱いキスをされ、しかも週末旅行中も契約は続くことになり…!?
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1.5ケイトは人生に満足していた。小さなトラブルはあるものの、仕事は楽しいし、夫にも愛されて私は幸せだ――その矢先、差出人のない手紙が届く。「ご主人には愛人がいます」そんなはずないわ!激怒しながらも、不安が湧き上がってくる。そう言えば最近、会話がないわ。夫ライアンは作家として大成功している。お互い忙しすぎてすれ違いが多いせいだと思い込んでいたけれど。動揺したケイトは夫に探りを入れるが、それがアダとなり、夫婦関係はますますギクシャクして…。
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2.8ビリーは8歳のときに英国から地中海の島に移り住んだ。奔放な母のせいで島の子どもたちに爪はじきあった彼女を救ったのは、ひとりの少年――アレクセイ・ドラコスだった。島の権力者の息子だ。そして、今やビリーは彼の秘書として世界をまたにかけ働いている。彼への想いを胸に秘めながら…。そんなある日、母の愛人に乱暴されかけたビリーを彼が救うが?ミニシリーズ全2部作でお届けするドラマティック・ロマンスの第1弾です。
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5.0「あの女の娘など愛せるはずがない!」レイチェルはセバスチャンの言葉を聞き凍りついた。奔放な母親のために色眼鏡で見られることの多い彼女にとって、母親が再婚したギリシャの地で、心を許せる相手はセバスチャンだけだったのだ。それにレイチェルは、実業家として有名でどこかセクシーなこの義理の従兄を心密かに愛していた。でも彼が私をそこまで嫌っていたなんて…。ところがセバスチャンは彼女を罵りながらも、いやがるレイチェルに強引な口づけを与え!?
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4.3ナターシャは熱い唇を受け入れまいと、きつく口を閉じたまま無防備な裸身をアレックス・マンドラキスに預けていた。養家の一族のためにと迂闊にサインした契約書に、こんな落とし穴があったなんて!要するに私は売られたのだ。借金のかたに、結婚という名のもとに、この冷血で傲慢な、そして悪魔のように美しい男アレックスに。慈悲を請うナターシャの瞳を無視して、アレックスは容赦なく純潔を奪い踏みにじった。彼女にとって、それは新たな悲劇の幕開けだった!
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ときは1586年、英国。エリザベス姫は供も連れずにひとりで街道を歩いていた。父の急死につけこみ結婚を迫るサー・ロバートから逃れ、名づけ親の女王陛下を頼ろうと、宮廷を目指しているのだ。そんな道中で巡りあったのは道化師タールトン。陽気で機転がきく彼に旅の護衛を頼んだ彼女は、追手をかわすために美しい金髪を切り、道化師見習いの少年になりすます。こうしてふたりの逃避行が始まった。それは、想像もしなかった波乱に満ちた旅だった――!
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2.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ロザムンドは義妹に押しつけられブラインド・デートに行くはめに。こんなの、ばかげてる。そう思いつつも拒めなかったのは、ロマンス小説家としてゆきづまりを感じていたから。このデートが刺激になってくれるかもしれない。そこへ現れたのは一見、風采の上がらない男。にもかかわらず、妙な魅力がある。でも、仕事のためになればという下心を隠しながらつきあうなんて、彼に悪いわ。身をひこうとするロザムンドだが、意外にも彼のほうが強引に迫ってきて…!?
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4.0ロンドンの大手建設会社社長令嬢であるダーシーは、娘の大学進学すら反対するほど、きわめて保守的な父親ギャビンに反発し、キャリアを身につけ自立しようとしていた。ある日、一族のなかで唯一信頼している叔母に懇願され、父の社長引退と新社長のお披露目を兼ねたパーティーにしぶしぶ出席することにした。そこで新社長として紹介されたのは、ジョエル・カスティール--2年前、ダーシーが悪夢のような出会い方をした憎き男だった!
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3.91年前、フェイは砂漠の国ジュマールの王子タリクと恋に落ちた。ロンドン滞在中の彼にプロポーズされ結婚するが、強欲な義父がつまらない陰謀をたくらんだせいでフェイまで誤解され、その日のうちに離縁されてしまう。そして今、彼女は君主となったタリクとの謁見に臨もうとしていた。病弱な兄をジュマールの監獄から出してほしいと頼むために。みじめに頭を下げる彼女に、タリクは究極の条件を提示した。「君が僕の言いなりになるなら願いを叶えてやろう」と。
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4.0タリーはデビュー目指してがんばるロマンス作家の卵。人に頼まれて、ロンドンの豪華なフラットで住み込みの留守番をしていたが、ある日シャワーを浴びていると、何やら人の気配が…。「ここには私しかいないはず…まさか強盗なの!?」しかし、現れたのはワイルドでセクシーな男性で、このフラットの本当のもち主だと言う。「不法侵入で訴えられるのは君のほうだ。それとも君は、僕のシャワーを手伝ってくれるのかい?」裸のままあわてふためくタリーに彼は魅惑的にほほえんで--!?
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3.7雪に閉じ込められ、男性ばかりの城にただひとり滞在することになった貴族の娘アイアンサ。城の主である男爵ロバートは、そんな彼女の名誉を守ろうと結婚を申し込むが、実はアイアンサには6年前、18歳のときに複数の男たちに暴行された過去があった! 癒されぬ心の傷を抱えながらも、ロバートのやさしさにうながされ、彼との結婚を承諾するアイアンサだったが…。ハーレクインオリジナルに掲載され絶大な人気を誇ったヒストリカル衝撃作。
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4.8「愛人のふりをしてほしい」愛すべき友人である大富豪の老カストロに頼まれ、ジョアンナは年寄りをたぶらかす悪女を演じるためギリシアへやって来た。案の定、67歳の当主が連れてきた若き恋人にカストロ邸は大騒ぎだった。だがそこには運命の出会いが待っていた。老カストロの息子デメトリオス。敵意と嫉妬のいりまじる彼の瞳に射抜かれるたび、ジョアンナの、身も心も震えた。だが父の愛人と息子という立場で、ふたりが結ばれるはずもなくて…。
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-フローラには婚約者がいた。情熱的な愛はないけれど、堅実な生活が送れるはず…。そんな理由で結婚しようとしていた矢先、暴漢から助けてくれた見ず知らずの男性と恋におちてしまう。彼の名はマルコ。強引で、恐ろしく情熱的な彼にフローラはすべてを許してしまうが、実はすべてはマルコが仕掛けた罠だった!
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-今は亡き姉の子供ニッキーを引き取ったハリエット。21歳という若さとは裏腹に、恋愛とは無縁の生活を送ってきた。ある日、姉を嫁と認めなかったマルコス家から、今になってニッキーを迎えに来るという話が出た。可愛いニッキーを品物のように扱うなんて!!怒ったハリエットは、絶対に渡さない、と決心したのだが…。