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5.0私のこと好きですよね? 魔法省の魔道士の中でも強い魔力を持つアスタ。何かと理由をつけてつきまとうアスタ大好きダダ漏れ騎士ロヴェルと見合いをすることに!? 魔法省の魔導士の中でも特に強い魔力を持つアスタに何かとつきまとってくるのは、宮廷騎士団所属のロヴェル。大好きオーラダダ漏れにもかかわらず、本人は頑なに恋心を認めようとしない。妙なロヴェルのことなど気にかけず国のお見合い制度に申し込んだアスタは、財務省のエリートとマッチング。ところが現れたのは...!? ハイスペだけど愛を語れない騎士×天賦の魔力を持つ魔導士のじれったい恋の顛末は? みずきひわ・装画
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5.0訳あって修道女見習いをしているヘルジュはある日、花嫁探しに来た『氷の騎士団長』様ことエイノに見初められる。しかし、戦争に行く彼は今すぐ結婚できるなら誰でもよかったらしく、「お前を愛することはない」と言って戦地へ出発してしまった。やがて白い結婚のまま年月が経ち、数年後国の英雄として凱旋した彼に離縁話を持ちかけると一転、「離婚などしない」と宣言されて!? ヘルジュは戸惑うも、無制限に甘い言葉を囁かれ、猛アプローチをしかけられ――。氷のように冷たかった旦那様の豹変&溺愛攻撃に、ドキドキが止まらない……! ※電子書籍限定書き下ろし付き。
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5.0き、君だって僕のことが好きだろう⁉ 第六王子オーレリアンの成人の儀で重要な役目を担う「聖導シスター」に選ばれたカティア。多くのシスターが憧れるお役目だが、まったく興味のなかったカティアは困惑するばかり。儀式用の離宮で王子と一ヶ月過ごすことになったけれど、オーレリアンは初対面から不機嫌かつ偉そうで、第一印象は最悪。しかし、彼が儀式を嫌がるのも当然のこと。なんと、王子の秘密のアレを見守るのが聖導シスターのお役目なのだ! 義務と割り切り、しぶしぶ役目をこなしていく二人。そんな中、徐々にオーレリアンの態度が甘く変わってきて……!? 【目次】 序章 第一章 とんでもない儀式 第二章 断髪 第三章 仮面舞踏会にて 第四章 最後の儀式 第五章 神器盗難 終章 【著者】 こいなだ陽日 2018年『宮廷魔導士は鎖で繋がれ溺愛される』(ノーチェブックス)で作家デビュー。近著に『理系侯爵が欲情するのは私だけのようです!?』 (ソーニャ文庫)、『バツイチですが堅物閣下(四十歳)の初恋を奪ってしまいました』(ハニー文庫)等がある。
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5.0感じてる表情も可愛い――。白木陽芽子32歳。七人の部下を率いて食品会社のお客様相談室室長として日々奮闘している彼女は「毒林檎でも死なない白雪姫」「お客様相談室の魔女」と陰口を言われている。そんなイメージとはうらはらに、人一倍結婚願望が強い陽芽子だったが、付き合う男はいつも若い女性を選んで去ってしまう。その晩、行きつけのバーで失恋のやけ酒を飲んでいた陽芽子は初めて会った啓五に慰められ、流れと勢いで一夜を共にしてしまう。彼にやさしく甘やかされたことで立ち直った陽芽子だったが、翌週、啓五が新しく就任した自社の副社長であったことを知る。悩みながらもまっすぐに仕事や恋に向き合う陽芽子と情熱的に彼女を追いかける年下の御曹司のラブストーリー。第14回らぶドロップス恋愛小説コンテスト受賞作。
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5.0
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5.0貧乏男爵であるアイトレフ家にはとても美しい双子の姉弟がいた。優しい姉のベルと頭の良い弟のステファンは貧しい領地を懸命に守ってきたが、あと何度冬を越せるかわからない…。そんなある日、名門侯爵家の執事が男爵家へやってきた。執事いわく、侯爵子息エーヴェルトと許嫁の公爵令嬢エレナが恋愛結婚をしたいと婚約解消をほのめかしているらしい。ベルとステファンには彼らにほどよく恋愛を経験させてから、姿を消して欲しいと依頼をしてきた。双子はやむを得ず引き受けるが、出会った2人は想像とは違っていて―――合冊版限定描き下ろし特典付き(「貧乏令嬢の素敵な誤算」1話~6話が収録されています)
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4.8伯爵家に生まれながら、両親亡きあと、後見人の叔父から屋敷を追われた幼い兄妹のジーモンとベアトリーチェ。それから12年。逆境の中で商才を開花させた兄のジーモンは、新たな事業で起こした事故がもとで倒れてしまった。多額の負債を抱え、医療費の支払いにも困窮して途方に暮れるベアトリーチェに、見知らぬ赤毛の男が治療費と負債を全額負担する代わりにと、ある契約を持ちかけてきた。条件を聞くことすら許されないまま、兄を助けるためにベアトリーチェはその場で契約を受諾した。そして示された条件とは、国王の子を産み、その後は他言無用で立ち去ること……。やがて現れた「国王」とは……。
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4.7こ、こんなことまで起きてしまうの!? 責任を取りたい第四王子×箱入り健康優良令嬢 二十歳にして社交界デビューを迎えた侯爵家令嬢のパスティア。この歳まで箱入りでいた理由は「結婚相手に相応しい殿方と出会ったら、責任を取って嫁にしてもらわないといけないような不埒な出来事が起きる魔法」が母娘三代にわたってかけられているから。とはいえこのままではと送り出された王宮の仮面舞踏会で第四王子のゼシードと遭遇したパスティアは、魔法の威力を目の当たりにすることに!? 2023年に電子限定ハニー文庫でご好評いただき、2024年に秘話「両親のとんでもない馴れそめ」(書き下ろし)、本文イラスト(描き下ろし)を加えて紙書籍化した同名作品の電子版です。 《目次》 □ スパダリ限定☆えっちな事故が起こる魔法~殿下のせいではありません!~ □ おまけ 二人の出会い・ゼシード視点 □ 両親のとんでもない馴れそめ あとがき
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4.7「この身体全体で君を感じたいんだ」──侯爵令嬢のサマンサは適齢期を迎え婿選び中。第三王子のヴィレミールとは王家との因縁もあって犬猿の仲。婚活中にちょくちょく顔を見せては嫌がらせしてくる彼を華麗にスルーし、逆ハーレム状態の見目麗しい男性たちの中から婿を決めるべく悩んでいた。そんなサマンサのもとに父親から未来を見る力を持つ不思議な石が届く。さっそく婿候補たちとの未来を見てみれば、揃いも揃って夜の生活のクセが強め!? なのに──「そのとろけそうな顔は最高にかわいくて反則だ」 もっともありえないはずのヴィレミールとの未来が溺甘……だなんて!?
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4.7「俺をこんな男にしたのは君だ」──大富豪の令嬢・ユステナ。国内で流通している野暮ったいドレスが気に入らない彼女は自らがデザイナーとなり、女性を艶やかに見せるドレスを作っていた。ある日、商談に訪れた娼館で見目麗しい貴族男性が逃げている場面に遭遇。貴族嫌いなユステナだけれど彼を助けることに。狭い場所に身を隠したふたりはぴったり密着! 身じろぎが刺激になり快感に襲われ──彼の足で思わず絶頂を迎えてしまったユステナは悔しさからやり返し、名前も告げずに立ち去った。しかし数日後、彼がユステナの家にやってきた。名前はディードメルス。公爵である彼に交際を申し込まれ、断れずに承諾したけれど……!?
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4.6レディがそんな言葉を口にしてはいけない! ユニーナの住む豪邸が「男根御殿」と呼ばれる理由は彼女の魔法。 そこへ乗り込んできたのは工作活動を疑った隣国の筆頭魔道士ルイディオで…。 ユニーナは会得した魔法で齢二十九にして大金を稼ぎ、豪邸――通称「男根御殿」に一人で住んでいる。あだ名の由来は、男性器を成長させ大きくできる唯一無二の能力。そこへ乗り込んできたのは隣国の筆頭魔道士ルイディオ。自国の王侯貴族がお忍びでユニーナのもとに通っていることを知り、工作活動の疑いをかけてきたのだ。身の潔白を証明するため、ユニーナはルイディオに魔法を披露することに…!? 炎かりよ・装画
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4.6平凡な村娘のはずが、ある日突然、手に聖女の印が現れたイサミナ。聖女となるにあたり天使を召喚するはずの彼女だったが、手違いで美しい悪魔を喚び出してしまった。これが国にバレたら、村もイサミナ自身も危ない。そのため彼女は、召喚した悪魔を天使と偽ろうと決意する。そこで昼は知恵を振り絞り悪魔に人助けをさせ〝天使〟としての実績を積むことに……。一方、夜は召喚者として悪魔に体を捧げ、快楽に身悶える日々を送るのだった。そんな中で、想像以上に優しく自分を扱ってくれる悪魔にイサミナは少しずつ惹かれていって―― ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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4.6今宵も主任の式島からの誘いを受ける真冬。それは送別会の夜から始まった―― あの日、酔いつぶれた式島を介抱した真冬は、家に帰りたくないと子どものように駄々をこねる彼を、やむなくホテルで休ませることに。何事もなく朝を迎えたが、事情を聞けば不倫していた元同級生にフラれたとのこと。聞くほどに相手の女性への怒りが湧くものの、目の前の式島があまりに痛々しくて、慰めの言葉も見つからない。つい式島を誘ってしまった真冬だが、思いがけず自らの心と体の空洞を埋める癒やしとなって返ってきた。 真冬はこのぬくもりを失いたくないと思うあまり、好きになってはいけないと自分の心に縛りつけてしまう。やがて、膠着する心に追い打ちをかけるように式島が見合いをすると聞いて……。 恋に臆病で踏み出せない真冬、すれ違う二人。大人の恋の行方は――
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4.5希少な空間魔法を使用し、港の交易品の運び屋として生計を立てているエーナ。 ある夜、帰路についていた彼女の耳に、男性のうめき声が聞こえてきて――? 急ぎ足で向かうと、司祭服を纏った男性が木にもたれかかるように座っている。 どうやら意識が朦朧としており、頭に傷があるようだ。 このままにはしておけないと、エーナは訳ありらしき司祭を魔法空間に収納し帰宅することに。 ギルテスと名乗った司祭は、意識を取り戻すとエーナを巻き込まないようすぐに家から出ていこうとした。 しかし、空間魔法を人間に使用した際の副作用としてエーナの中にギルテスの何かが引き継がれてしまっているとのことで――。 受け取ったものが判明するまでの間、他愛もない会話をする二人だったが……。 刹那、身体に稲妻が走るような感覚と共にエーナはその場にしゃがみこんでしまう……! なんと、ギルテスがエーナに落としたのは“強すぎる性欲”だった――!? エーナは性欲を返すためギルテスの唇を奪うのだが、彼から与えられる深く淫らな快楽に呑まれてしまい――。
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4.5「俺が君を子どもごと守る」 CEOは新妻と赤ちゃんに愛を誓う アメリカ留学中に知り合った容姿端麗な晃から、真摯な瞳で告白された映理。戸惑いつつも、初めての熱く蕩ける夜に溺れ…。しかし突然帰国を余儀なくされ、晃との連絡手段も失ってしまう。1年半後、赤ちゃんを連れた映理は晃に再会! 彼が超一流ホテルのCEOと知り、身を引こうとするが、晃は「もう離さない。必ず二人を守る」と熱烈に求婚してきて!?
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4.5圧倒的な美貌を持つ男爵令嬢レイシアは、長身のため男性から避けられていた。社交会から足が遠いてしまったが、男装姿で参加してみると一躍大人気に! 楽しくなったレイシアは、レイという偽名で男装生活を満喫する。そんなある日、臣籍降下して公爵になったばかりの王弟エルヴァンダーが社交界に姿を現した。レイシアに負けず劣らず麗しい彼。身長の低さを気にすることなく王族としての威厳に満ち溢れるエルヴァンダーに、レイシアは好感を抱く。レイとして公爵の国内唯一の「男友達」となったレイシアは、彼と親交を深めていった。しかし、男爵令嬢としての自分にエルヴァンダーとの婚約話が持ち上がり……!?
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4.4君は俺を好きで好きで、大好きでたまらないんだ! ある事情から伯爵令嬢アマリアの身代わりとして、他国の大学を受験したユーネ。 無事に首席合格したものの、なぜかトゼ公爵であるセヴェステルに付きまとわれて!? 目立たず学業に邁進したいのに、「彼女は自分に惚れている!」と思い込んだ彼は 斜め上の超ポジティブ思考でグイグイ迫ってくる。 そのせいで周囲の令嬢たちから妬まれて、嫌がらせをされるはめに。 圧が強くてうっとうしい彼から逃げたいユーネだが、甘く熱い想いに翻弄されて……。 美貌の公爵×身代わり令嬢、超ポジティブ思考の彼に甘く囲い込まれて……。 【目次】 contents 序章 005 第一章 027 第二章 069 第三章 150 第四章 192 第五章 249 終章 299 あとがき 307 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
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4.4一途な王子から想われ続けていたようで困りました!? 体力が自慢の男爵令嬢ターニャは家族のため城への出仕を決意。トントン拍子に採用された先で待ち受けていたのは特別な仕事──なんと、淫魔憑きの第二王子・ベルスラフに生気を分け与えること! 破格の条件で引き受けるが、彼は二年前に出逢った女性を思い続けている模様。その女性の正体が自分だと気付くターニャ。ベルスラフは生真面目で好感を持てるけれど、平凡な幸せを願うターニャには王族の妻になるなど厄介。当時の姿とは違うし、気づかれぬよう祈るが……ああ、食べられてる──快楽を与えられ、生気を淫らに貪られ、行為も毎晩エスカレートしていき……
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4.4宮廷魔導士、レッドバーンに見出され、彼の弟子となった戦災孤児のシュタル。優しくて頼り甲斐のある師匠に想いを寄せる彼女だけど、彼にそれを告げる機会はなかなかない。しかしある日、貰い物のお茶に媚薬が仕込まれていたせいで、シュタルは彼と身体を重ねることに! その最中に求婚までされて喜ぶものの、彼は責任を感じているだけなのではと、シュタルは複雑な気持ちになる。その上、悩んでいた彼女は、なぜか急にレッドバーンに足枷をつけられ、監禁されてしまった。後で必ず理由を話すと言う彼を信じて待つ中、シュタルは何者かに狙われて――!?
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4.3「俺だけを見ていろよ」 エリート警視正は最愛の婚約者と遺された娘を護り抜く マーマレード文庫創刊7周年 電子限定特典付き 亡き姉に代わり、姪の瑚々を母と共に育てている千依。ある日会社の後輩をかばおうとしてあわや喧嘩という時、後輩の兄であるエリート警視正・櫂に助けられ、凛々しさにときめく。彼との距離はすぐ縮まり、一途な求婚を受け、甘い抱擁とキスに溺れ…。幸せの絶頂に、瑚々の出生の秘密で千依達は何者かに狙われるが、櫂の揺るぎない愛に保護されて…!
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4.3棟寺商会の御曹司で幼馴染の禎高と真夏は恋人同士だった。だが、禎高の恋人ということで職場で嫌がらせを受けていた真夏は別れを告げることに――。長く続いた二人の恋に終止符が打たれたはず、だったのだが――? 禎高と別れたあと、真夏は勤務地を移動し、新天地での生活を満喫していた。一年が過ぎた頃、真夏の勤務先に禎高が出向でやってきて……!? 平静を装う真夏だったが、禎高から別れたつもりはない、という話をされてしまい――? 執着的な愛情を感じる愛撫に翻弄されながら抱かれる真夏――。「興奮してる? ……俺もだよ」 だが、過去に嫌がらせを受けた真夏の心は完全には癒えておらず、関係を終わらせたい彼女に禎高はとある提案を持ちかけてきた……!?
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4.3「お前に妻としての役目は望んでいない」 侯爵家の双子の姉妹と皇太子ライナスは幼馴染として育ち、姉のアムリアが婚約者に選ばれた。ところが結婚式前日、双子の姉が失踪した……。 婚約が決まってから、姉が王妃教育のために王都で忙しい日々を過ごす一方で、マシェリはとある理由でずっと領地に引きこもっていた。 しかし、突然失踪した姉の身代わりとして、妹のマシェリが姉のふりをしてライナスに嫁ぐことになる。 姉がなぜ逃げたのかもわからず、礼儀も教養も足りないマシェリは途方に暮れたが、姉が残してくれた一冊のノートを発見した。 マシェリはライナスやライナスの周りのことが詳細に記されていたそのノートだけを頼りに嫁いだが、初夜をどう切り抜けるべきかと怯えていた。しかし、ライナスはその夜、冷酷に言い放った――お前に妻としての役目は望んでいない、と。 差し出されたのは、偽りの夫婦生活を送るという内容の契約書で、マシェリはさらに困惑することになる。 一緒に過ごすうちに、契約書を取り交わした愛のない結婚のはずが、ライナスの様子がおかしい――。 彼の真意が読めないマシェリ。姉が見つかるまでと自分に言い聞かせながら、懸命に偽りの妻を演じるが……? <作者より> いつ身代わりがバレてしまうのかというドキドキ感と、皇太子ライナスがツンデレからヤンデレに変貌する瞬間をお楽しみください。
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4.3「「「結婚してほしい」」」 求婚してきたのは3人のヒーロー!? 前世の記憶が甦り、自分がとある物語の世界に悪役令嬢として転生していたことに気付いたセティア。ヒーローの弟たちを見殺しにすると、待つのは“死”ENDしかない。セティアは片方の足の機能と引き換えに彼らを助けると、万が一にもヒーローと関わることのないよう引きこもり生活を始める。 それから10年、セティアの前に成長したヒーロー(+弟たち)が姿を見せるが……。
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4.3「俺のものになるって言えよ」 蜜夜を共にしたのは、天敵エリート同期!? 大手化粧品会社に勤める結愛は、初恋を拗らせ恋愛に後ろ向き。だが、マーケティング部の帝王と呼ばれるエリートの亮磨と、ひょんなことから熱く甘い一夜を過ごしてしまう! 平静を装う結愛に、亮磨は蕩けるような声と瞳で「俺だけを見ていればいい」と迫り、甘やかしてくる。そんな亮磨に惹かれていく結愛は、彼のため初恋にけじめをつけると決めて!?
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4.3後宮メイドのフィーナはとても寒がりで、媚薬で体を温めるのが常。長く勤めた甲斐あって、念願の温暖な場所に異動できることに! しかしそこは冷徹将軍と呼ばれ、周囲から恐れられているシルヴェリオが治める南の砦だった。お互いの第一印象はまさに最悪……だったけれど、後宮で鍛えたスキルを砦でいかんなく発揮していくフィーナにシルヴェリオも一目置くようになる。ある日、重要な仕事を頼みにフィーナの部屋を訪れた彼は、ちょっとした手違いでフィーナが常用している媚薬を口にしてしまう。止まらない火照りと熱い昂ぶりに襲われるシルヴェリオ。見かねたフィーナに鎮められるが、それ以降シルヴェリオの独占欲が露わになっていき!?
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4.3元カレとの苦い経験から、不感症だと思い込んでいる美羽子。酔った勢いで、悩みを上司の斗真に告白してしまい?「よければ僕が調べてみましょうか」彼の指に愛撫されてとめどなく溢れる蜜。どうして私、こんなに気持ちいいの……。眼鏡の奥にドSな劣情を滾らせる斗真。「もっと感じてイクところを見せてください」秘密の逢瀬は、淫らにエスカレートしていく――。眼鏡上司の超絶テクに身も心も蕩かされる、とびきり刺激的な官能ラブ!
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4.3芸術大国と呼ばれる国で、木細工での看板作りを生業としているヒルデ。その国にはいたるところに裸身像があり、ヒルデは国立公園の噴水前にある裸身像の男性器がとても好きだった。いつしか、仕事で余った木を使いその裸身像の男性器を沢山彫り続ける日々。ある日、一等地に店を構えるジン画材店の社長・ライニースが、仕事を依頼する為ヒルデの店に来店する。彼をひと目見た瞬間、そのシルエットから恋いこがれた噴水前の裸像のモデルだと見抜くヒルデ。どうしても彼をヌードモデルにして、実際にこの目で男性器を見て作品を作ってみたい。その一心でライニースに頼み込むと、交換条件を出される。それは、ヒルデにもヌードモデルをお願いしたいというものだった。こうして、お互いにヌードモデルを務めることになったヒルデとライニース。純粋に大好きな裸身像の男性器を彫りたいヒルデだったが、密室のアトリエに裸の男女二人。何も起きないわけがなくて――!?
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4.3男爵家の令嬢ベルと双子の弟は二人とも美形だが、とても貧乏。ある日、名門侯爵家の使者が男爵家にやってくる。使者いわく、侯爵家の子息エーヴェルトが、昔からの許嫁との婚約解消をほのめかして困っているとのこと。どうやら、貴族の間では恋愛結婚が流行しており、エーヴェルトとその許嫁は自由な恋愛をしたがっているらしい。そこで、ベルと双子の弟に、それぞれエーヴェルトと彼の許嫁にほどよく恋愛を経験させてから、姿を消して欲しいと依頼をしてきた。ベルたちはやむを得ず引き受けるが、ベルはエーヴェルトに必要以上に気に入られてしまったようで――!?
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4.3皮膚病を患い、痕が残ってしまった伯爵令嬢のメリス。侯爵家の幼なじみと結婚し家を継ぐ予定が、「完璧な自慢の娘」でなくなったメリスを手放すがごとく、両親は別の縁談を急に決めてしまう。十八歳のメリスの結婚相手は、四十一歳のアルヴァー。いざ顔を合わせたアルヴァーは男らしく大人の色気に溢れていた。アルヴァーと過ごすうち、メリスは彼の懐深い人柄にどんどん惹かれていく。とある夜、彼のお土産のチョコレートをきっかけにふたりの仲は急接近。そこでメリスはアルヴァーが抱えた「秘密」を知るのだが──。年上のおじ様に溺愛され幸せに浸るメリス。しかしある日、婚約する筈だったメリスの幼なじみが突然やってきて──!?
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4.3あーあ……また振られちゃった……。日曜日のオープンカフェで、浅香真由は大きなため息を吐いていた。こんなの慣れているはずなのに。我慢していた嗚咽が漏れ泣き出してしまった真由を落ち着かせようと店から連れ出したのは、超有名なヘアサロンのカリスマ美容師・雑賀健斗だった。その物腰に不思議と心を開いていく真由は、オープン前のサロンで健斗から優しく語りかけられるまま、恋愛に対するコンプレックスまで自然に話すようになっていた。そしてそんな健斗から真由は「セックス・セラピー」の申し出を受ける……。【著者紹介】有允ひろみ。2014年に『とろける薔薇にくちづけを』(KADOKAWA)でデビュー。趣味は映画鑑賞・読書・音楽鑑賞。 好きなものは薔薇・ウサギ・ハードロック・ウォッカ。代表作:『野獣な獣医』『総務部の丸山さん、イケメン社長に溺愛される』
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4.2「やっとおまえとひとつに繋がれる…」 抑え続けた想いはもう耐えきれないぐらい膨れ上がって…! 切なさと愛しさがあふれてとろける、デジタル限定アンソロジー!! カバーイラスト:逆月酒乱 収録作品: ★月島綾『白木くんの求愛が激しい』 ★小此木葉っぱ『官能小説家がセックスをしない理由』 ★芹澤ナエ『新婚さんのワケあり初夜事情』 ★ミヅタナシコ『結婚適齢期の恋愛事情 ~私に恋をくれた人~』 ★長谷河樹衣『旦那様は甘くて激しい海の男』 ★ただすぎ『1.5回目のプロポーズ 私は鈴木部長と結婚したいんです!』
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4.1「え、えっちな気分になってきました」──男爵令嬢のリネッタは王城の薬草庫の管理人で、騎士団長のゼスフィードに片思い中。ある日、懐妊を望む妃のため強力な媚薬をゼスフィードに依頼された薬師から、作成に失敗したと相談が。媚薬を用意できなければ、ゼスフィードは妃の信用を失うかもしれない。そこで偽の媚薬を用意し、強い効果があると信じ込ませるため、ゼスフィードの前でリネッタが飲んで効いているふりをすることに。荒い吐息、速まる鼓動、熱くなる頬(だけど催淫効果はゼロ!)──リネッタの演技をすっかり信じたゼスフィードは「今、楽にしてやるから」と優しく触れてきて!?──今さら媚薬は嘘でしたなんて言えない!
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4.1三人姉妹の末っ子である清香は、一生結婚しない、と決めている。高校生のころ、長姉の恋人であった晴人。清香が唯一心を開き兄のように慕っていたその晴人は、二人きりの時にキスばかりかそれ以上のことまで迫って、清香の心を深く傷つけた。両親の離婚が元で男性に対して根強い不信感を抱いていた清香にとって、それは今でも許せない出来事だった。あれから七年。二十五歳になった清香は変わらず男性不信でカレシができたことはない。そんなある日、見かねた次姉から半ば強制的に勧められた合コンに参加すると、よりにもよって晴人が現れたのだ! なぜここに? 苛立ちを抱きつつ早々に店を出る清香だが、追いかけてきた晴人に、謝りたかった、ずっと好きだったといきなり告白されて――
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4.1公爵令嬢のエレナには親に決められた婚約者がいるが、そこに恋愛感情はない。婚約を解消したいと思っている中、貴族の間で恋愛結婚が流行に。エレナも恋愛結婚がしたいと婚約解消を言い出してみるが、「ならば恋愛を経験させ、最終的に失恋させればいい」と、親がひとときの恋愛相手を用意していることを知る。憤慨したエレナは、お金につられてこんな依頼を受けるような性悪貴族には仕返しを……と考えるけれど、いざ現れたステファンはとても性悪には見えない。戸惑いつつも、彼のことを知るうちに惹かれていくエレナ。どうしてもステファンと結ばれたいエレナは大胆な手段をとるが、優男だと思っていた彼の様子が一変して……!?
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4.0大商会の娘ユステナはドレスのデザイナーをしている。彼女の作るドレスは女性の体のラインを美しく見せるデザインで娼館から好評なものの、伝統を重んじる上流階級からは不評を買っていた。 ある日、商談のために訪れた娼館で娼婦から逃げている貴族男性に遭遇。大の貴族嫌いであるユステナだが、貴族らしからぬ彼の態度に興味を引かれ隠し部屋に匿ってあげることに。ところが、ひとり用の部屋は2人で入るにはとても狭く、どうしても体が密着してしまう。すると辛い体勢を変えようとした彼の足がユステナの太ももの間に入ってきて――痺れるようなはじめての感覚にユステナは思わず!?
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4.0王妃たちやその子どもたちが暮らす後宮。 そこで働けるのは、経験を積んだベテランや口の堅い有能なメイドだけ。 後宮メイドのフィーナは寒がりで、いつも媚薬を飲んで体を温めていた。後宮で5年勤め、念願の温暖な地に異動が決定! と思ったら、そこは「冷徹将軍」と恐れられるシルヴェリオが治める南の砦。彼の第一印象は尊大で最悪…。けれど、後宮でのスキルを発揮するフィーナにシルヴェリオも一目置くようになる。ある日フィーナの部屋を訪れた彼は、間違えて彼女の愛飲する媚薬を飲んでしまう。火照りと熱い昂ぶりに襲われるシルヴェリオを見かねたフィーナはそれを鎮めるが、以来彼のフィーナへの独占欲が露骨になって…。
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4.0「夜、俺と一緒に寝てほしい。あなたでなくては駄目なんだ」 怪奇現象に悩む王弟公爵エリーディオとの婚姻が急に決まった豪商の娘ピエナ。霊感のあるピエナに求められた役目は……毎晩の添い寝!? 莫大な借金を抱える生家を救いたいピエナと安眠を手に入れたいエリーディオ。利害が一致した契約結婚とはいえ、まったく手を出されない。ぴったりと隣で寝ているのに魅力的な夫は指一本触れてこず、ピエナはもはや生殺し状態。 そんなある日、幼馴染みとの関係を誤解したエリーディオが豹変!? 「馬鹿なことを考える余裕がなくなるくらい抱き潰してやる」 愛のない仮面夫婦だと思っていたのに、旦那様の独占欲は熱すぎです……!?
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4.0君を好きで、好きすぎて……××した 憧れの研究所があるラッチランド侯爵領へ異動になった草官のセーネ。 セーネの論文を評価してくれた侯爵エルダリオンは、 高位貴族でありながら草官の資格を取得し、 自ら害のある草を駆除もするという変わり者。 そんな彼にセーネは敬意を抱きつつ、駆除活動に同行する。 ある日、セーネは駆除中に害草の黒い液体を浴びて服が溶かされてしまう。 液体がセーネの身体に害があるのではと、 エルダリオンは真剣に乳房をまさぐって確認し……。 変わり者堅物侯爵×草オタ理系令嬢、恋愛に朴念仁同士の迷走ラブコメディ。 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 終章 あとがき
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4.0貧乏男爵であるアイトレフ家にはとても美しい双子の姉弟がいた。優しい姉のベルと頭の良い弟のステファンは貧しい領地を懸命に守ってきたが、あと何度冬を越せるかわからない…。そんなある日、名門侯爵家の執事が男爵家へやってきた。執事いわく、侯爵子息エーヴェルトと許嫁の公爵令嬢エレナが恋愛結婚をしたいと婚約解消をほのめかしているらしい。ベルとステファンには彼らにほどよく恋愛を経験させてから、姿を消して欲しいと依頼をしてきた。双子はやむを得ず引き受けるが、出会った2人は想像とは違っていて―――原作:「貧乏令嬢の素敵な誤算~侯爵子息を誘惑するだけの計画でしたが!?~」/夢中文庫)
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4.0孤児のココリナは、幼いころ学院長のギルフォード公爵に拾われて以来、全寮制のイースバーン王立学院で使用人として働いている。イースバーンは魔術が存在する国。魔力を糧に、不思議な術を操ることができる一部の人々を『魔術師』と呼び、この学院で魔術を修めた者は『魔導師』の資格を得る。魔導師は真の精鋭。この国では貴族であれ平民であれ、魔力持ちは優遇されている。だが、そんな話は魔力のないココリナとは無縁の話。何かにつけて動作が緩やかでおっとりしたココリナは、生徒たちから邪険にされ、疎まれている。そんなココリナにも、先月から古代語の講師として赴任してきたラングスだけはやさしく接してくれていた。ココリナと同じく魔力を持たず穏やかな雰囲気のラングスは、生徒たちからは「昼行灯先生」などと呼ばれているが、古代語の知識に関しては魔道省幹部からも一目置かれている。ラングスを尊敬している学院首席のアリシアは、ラングスがココリナを構うのを快く思わず、魔力を使ってココリナを子猫に変えてしまう。屋外に放り出され、冷たい雨に打たれて生きる望みも失いかけたひとりぼっちのココリナ。だがそんな彼女を拾い上げたのは、ラングス先生!? 猫嫌いだとばかり思っていた彼の溺愛ぶりに戸惑うココリナだったが、やがてラングスのあたたかい膝の上ですやすやと眠るようになっていく……
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4.0「イメージなんて、所詮は他人の勝手な想像ですよ」――見かけによらず可愛いもの大好きな優菜は会社勤めの傍らぬいぐるみの病院『もふもふクリニック』で修繕のバイト中。大好きなぬいぐるみに囲まれたこの生活はイメージじゃないと言われることが嫌でずっと秘密にしてきた。ところが、会社の後輩大樹が3歳の女の子紬とクリニックにやってきて大ピンチ! 好感を抱いていた優秀な後輩に子どもがいたことにショックを受けるとともに秘密を知られ焦る優菜。結局、「会社に内緒にする」という条件で紬のぬいぐるみを治療することに……。「お礼」と称して親密になっていく大樹との関係。勘違いはダメ! なのにドキドキは止まらなくて――?
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4.0十年間、年上の僧侶・継深に恋している大学生の明日香。妹扱いの現状を変えたくて、不感症の治療をしたいとHのレッスンを頼むと、押し倒されて……。胸の先端を優しく吸われると、嬉しくて切なくて声が出ちゃいそう。「こんなに硬くなってるのに、感じないの?」必死に耐える明日香に、艶っぽく囁く継深はさらに!?
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4.0突然の会社の倒産で職を失った美羽。家賃の滞納を招き、大家から出ていくように言われてしまう。空腹で眩暈まで。もう限界……と思った時、礼司と出会う。お金もなく、仕事もなく、住むところまで失った美羽に礼司は「俺に専属メイドになれ」と提案。二つ返事で了解したまではよかったが、広い部屋から出ることを禁じられ、することもなく放置。私はなにをすればいいの? 思いついたのはマッサージだったが、それを逆に施されてしまう。全身に感じる礼司の指先。そして熱い指先は大事なところまで……ダメと言っても止まらない。抵抗できない!そして俺様の礼司は美羽に命令する。「邸から出るな」ご主人様の命令には逆らえない!
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4.0「下にお母さんいるのに…」母親の再婚相手を紹介されたら、連れ子がクラスメイトの彼氏だった!!親にも言えず友達にも相談できない秘密を抱えてしまった二人。だけど彼氏の暁は軽く考えていて、逆に誰にも言えない関係になったことを喜んでいるところもあって、普段以上に迫ってくる…!!親がいるのに廊下でキスをされ、ベッドに押し倒されて布団に隠して愛撫を重ねる…。いけないことだとわかっているのに求められて嬉しくもあり、拒みきれない!誕生日がちょっとだけ先の暁は兄として私を求めて繋がって…。「お互いの親には絶対言えねーな」と秘密を重ねていく二人の禁断愛!!
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3.8天涯孤独だったシュタルに魔導士の素質を見出し、救いの手を伸ばしてくれたのが宮廷魔導士のレッドバーンだった。出会いから6年、師匠でもあり拠り所でもある彼に想いを寄せ続けるシュタルに、ある日突然女性の魔導士特有の“発情”が発現してしまう。シュタルは熱に浮かされながら医療行為だから、とお願いしレッドバーンに熱を治めてもらうことに。すると彼は「俺と生涯添い遂げろ」と言ってきて?? さらにはなぜかレッドバーンに足枷をつけられ、監禁されてしまい――!? 6年分の想いを溜め込んできた、一途な弟子と愛が重たい師匠の甘々監禁生活!
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3.8
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3.7「いやらしく濡れて光って、とても綺麗です」苦い記憶から不感症だと思い込んでいた美羽子。酔った勢いで上司の斗真の指を受け入れると、秘所からとめどなく蜜があふれてくる。眼鏡の奥にドSな劣情を滾らせて指を奥へと埋めていく斗真。「もっとイク姿を見せてください」一番感じる部分をこね回されて、全身を痙攣させて初めての絶頂を迎えてしまい――。そして始まる二人の淫らな逢瀬。眼鏡上司の超絶テクに身も心も蕩かされる、とびきり刺激的な官能ラブ!
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3.7
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3.5「職場でこんなに濡らして…いやらしいやつ」 オフィスで、ベッドで、あますところなく愛される…デジタル限定・アンソロジー!! カバーイラスト:花峰ふゆ 収録作品: ★稲本いねこ『社長に触れたい、愛でたい、愛でられたい』 ★青木林子『本日、旦那さまは我慢しません』 ★花峰ふゆ『とろけるゴシップ オレがどんなセックスするのか知りたい?』 ★長谷河樹衣『秘書と溺愛ケダモノ社長』 ★シラカワイチ『社長の愛が強すぎて困ってます』 ★米田マリコ『ムカつくくらい愛してる 次期社長幼なじみと婚前交渉するなんて!』
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3.5王太子の婚約者として、神事『聖泉礼拝』の役を引き受けているパトリシアは、めったに笑うことがない。 それは、聖泉礼拝の儀式を遂行する上で「嘘をつくことができない」からであった。そう、愛想笑いですらも嘘とみなされるのである。 美しく上品でどこか不思議な雰囲気を持つ彼女が無表情でいると冷たく見えてしまい、そのことで「心根が醜い」「陰気で性悪」「傲慢極まりない悪役令嬢」と陰口を叩かれ、王妃や王太子、他貴族からも冷遇を受けていた。 真面目に毎日の儀式や王妃教育に励むパトリシアは、敬虔な聖女そのものであったが、王太子は決して彼女のことを認めようとしない。 それどころか、聖泉礼拝を軽視し、パトリシアの従妹である令嬢ロザリーの可愛らしさや天真爛漫さを褒め称え、いつもパトリシアに当てこするのだった。 たまりかねて王太后に泣きながら辛い胸の内を話すが……、ある日ついに王太子から婚約破棄をした上で隣国の第四王子クロードと新たに婚約させ、国外追放すると言い渡された。 従妹ロザリーのことや婚約破棄を憂うことなく「やっとこれで解放される、自由だ」と内心喜ぶパトリシア。 一方、突如婚約話が上がったクロードは婚約者候補を見るために隣国から訪ねてきた。 クロードは噂で聞いていた女性と異なる素の彼女を見てそのまま連れて帰ることを決める。 自身の役割をひたむきに果たしてきたヒロインが、虐げられてきた国から追放されるも、隣国の王子の元で幸せを掴む物語。 <作者より> 誰かのちょっとした意地悪や、ずるい駆け引き、身勝手な執着、憎悪といった、濃密な人間ドラマが見どころの作品です。 そんな中で、物語後半に登場するクロード殿下は、飄々としたキャラクターで、自由の象徴でもあります。ヒロインが彼に惹かれ、初々しいやり取りをする場面が、個人的に気に入っています。
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3.5皇帝の妃を探している——。麒帝国一の腕利き占者・紅稟は高官の呼び出しで都へと赴く。故郷の占者たちは「受難の相が出ている」と不吉な予言。おっかなびっくり宮殿に登ると、玉座には周囲を圧するすさまじい覇気を放つ男が。皇祖以来の悲願、大陸統一をついに成し遂げた皇帝・麒董星。知勇兼備の合理主義者で知勇兼備の合理主義者で「占いなんぞ信じぬ」と言い放つ傲岸不遜な男である。しかし皇帝の周囲の官吏たちは皇帝にふさわしい妃を真剣に探している。これはうかつな占いはできないぞ、と気を引き締める紅稟だが、集中した感覚のなかに浮かんだのはなんと……!? 「陛下の運命の相手は私です」と告げるべきなのか? いや、そんなの無理! 悩んだ挙げ句「恐れながら……視えません。陛下には運命のお相手がいらっしゃいません」と答えると、なんと皇帝本人は愉快そうに笑って言う。「確かに優秀な占者だな。その通り、余は誰とも結婚するつもりはない!」 皇帝は上機嫌だし、褒美をもらってこのまま故郷に戻るか? しかし占者としての紅稟の矜持がそれを許さない。苦しまぎれに奏上したひと言が、紅稟の運命を大きく動かし始めた。
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3.5平凡OLの真由は、上司から一方的にミスを押し付けられたり、怒鳴られたり。パワハラを受けていた。だけど気が弱くて、言い返すこともできない。 そんな彼女の唯一の癒やしは、憧れの長瀬室長を遠くから眺めること。同じオフィスで働けるだけで幸せだった。 昼休み、真由が公園でお弁当を食べていると、犬を散歩させた老人が目の前で苦しみ出した。救急車を呼び、病院まで付き添うが――。 老人を助けたことで、運命が動き出す。彼女の隠れた才能はどのように開花し、サクセスしていくのか? ハンサムでクールなエリート御曹司、長瀬室長との気になる恋の行方は――?
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3.4これまでの苦労が実り、橋梁建設を破格の金額で請け負った没落貴族のヴァン。だが、発注元の会社に計画倒産され、資金繰りに窮していた。このままでは病弱な妹の薬代や、職人たちに給金も払えない。そんなときに親友のノートルから、ある貴族のお披露目会に「氷の令嬢」の異名を持つ資産家の令嬢が参加するから口説き落とせとそそのかされる。そんなことはできないと一度は断るものの、妹や職人のことを思うと、背に腹は変えられない。ヴァンはお披露目会に参加する。一方、「氷の令嬢」ことアメル・アスターは、遊び人のゴードンを冷たくあしらううちに、周囲から受ける冷ややかな空気にいたたまれず帰ろうと……。そこで声をかけてきたのは美麗だが、どこか野暮ったさが抜けないヴァン・スチュアート伯爵。アメルは香水に酔ったようだという口実を真に受けたヴァンから親切にされ、少しずつ心を開いてダンスを踊るまでに。だが、アメルはヴァンの手が、まるで労働者のようだと気づく。何かあるに違いない。アメルは侍女のミリアにヴァンの身辺を調べるよう命じ、ヴァンの事業が行き詰まっていることを知る。財産目当てで自分に近づいたことを詫びるヴァンに、アメルは契約結婚を申し出るのだった。そして二人の新婚生活がはじまり……。
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3.4箱入り娘の菊乃は、彼氏と呼べるような相手がいないまま、とうとう26歳に。ついに祖父から縁談を進めると宣言されるのだが、よくよく話を聞いてみると、祖父同士で決めた許婚の存在が明らかに! え? 今どき? 時代錯誤もはなはだしい。とにかく会って話さなきゃ……。祖父のメモを元に、正太郎というその相手にアポイントをとって会社に乗り込んだ菊乃。出てきた太郎は、今をときめくアウトドア系ファッションブランドの社長で、しかもイケメン! そのカッコよさに気持ちがぐらっと動いてしまう菊乃だったが、何も知らない正太郎からは不審がられて、あまりのそっけなさに第一印象は最悪。しかしその騒ぎに祖父が倒れてしまい、その祖父から三か月間、お試し交際をするようにいわれた二人はしぶしぶ初デートへ。ついつい悪態をついてしまう菊乃だったが、正太郎のほうは……。
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3.3「不感症の治療、シてくれる?」大学生の明日香は、年上の僧侶・菅生継深に十年も片想い中。いつまでも妹扱いはイヤ! 女として見てほしくて、不感症だと偽ってHのレッスンを頼んでみたら……!?「本当に後悔しない?」胸を揉まれながらねっとり舐められると、堪らず声が漏れてしまう。優しい僧侶のカレが、こんなにエッチだったなんて――!ギャップ萌え僧侶×初恋こじらせ女子のラブきゅんコメディ!
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3.3小さな村で調薬師として働くティシア。ある日、母が病気になり、高額な薬草を手に入れるため、王都の娼館で働くことにした。けれど、処女であることを理由に雇ってもらえず、ティシアは困ってしまう。そのとき思い出したのは、『抱かれた女性に幸運が訪れる』という噂がある男のこと。初体験をいい思い出にしたいと考えたティシアは彼のもとを訪れ、事情を話して抱いてもらった。優しく抱いてくれた彼に惹かれるものの、目的は果たしたのだからと別れるティシア。しかし、翌日、男は彼女に会いに娼館までやってきた。そのうえ、ティシアを専属娼婦に指名し、独占してきて…… ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.2セルマはヴェーリーン国の第三姫。決まっていた婚約話が消えた直後、彼女はやむない事情で隣国の辺境伯バーンハルドのもとへ嫁ぐことに。王女の誇りを持って育ったセルマは国のための結婚──それが愛のないものだったとしても受け入れる覚悟はできていた。結婚前の準備として辺境伯の元で一ヶ月間過ごすことになったセルマ。しかし、なかなか夫となる男との初対面が叶わない。挨拶もできていない状況から少し強引に会いに行くと、彼は凜々しく逞しい美丈夫だった。だが、セルマに一目惚れしたという彼はどこか頼りない。そんなある日、嫉妬にかられて見せたバーンハルドの別の顔にセルマは激しくときめいてしまって!?
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3.0人付き合いが苦手なフレイアは、緊張しすぎるとつい高圧的な態度をとってしまう。おかげで「売れ残り令嬢」とまで言われるようになってしまい、今や社交界でフレイアに話しかけてくれるのは、ローレンス伯爵家の若き当主・ルカのみ。そんなフレイアをからかうような調子で口説いてくるルカ。いつのまにかフレイアの心は、ルカで占められてしまっている。フレイアはルカからのプロポーズを受け入れ、二人の新婚生活がはじまった。だが、結婚式の日を境に、ルカは急によそよそしくなってしまう。もう二ヶ月。触れられることも、会話も交わすことさえない。義妹のサファイアに気晴らしにと誘われた茶会では、夫人らから「結婚したら、気持ちは離れていくもの」と諭され、ますます落ち込んでしまう。それを見かねたサファイアは、評判の催眠術師のもとへフレイアを連れ出して……。
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2.8持ちあがる縁談がことごとくうまくいかず、いつしか魔性の女を意味する「黒薔薇姫」と称されるようになったブリギット。すっかり引き籠もりになったブリギットは、公爵家の嫡男で六歳年下の幼なじみヴィルに女性の接し方を指南することに。ヴィルとは幼い頃「姉と弟」と親しみ合った仲だが、会うのは久しぶり。すっかり成長したヴィル。それなのに中身は幼い頃のまま。相変わらず甘えてきた挙句にお昼寝と称して一緒に寝ると言い出す始末。そして気がついたら着衣が乱れ、柔肌にヴィルの柔らかな唇の感触が。寝ぼけて? そう思って黙認していたら、ヴィルの寝ぼけ行動はエスカレートして……これ以上はダメ! 躰が反応しちゃう!
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2.7まもなく18歳になるロッティは、来月には孤児院を出なければならない。そのために仕事を探しているが、うまくいかない。そんな時、たまたま泥棒に遭った老紳士ヴォルフを助けると「うちに来るといい」と言われ、仕事が得られたと大喜び。だが翌日、彼女のもとにヴォルフの息子を名乗る端正な顔立ちの青年がやってきて、金目当てだろうと一方的決めつけ、いくばくかの硬貨を置いてあきらめるよう言い放つ。さらにその翌日には、別の者がロッティを迎えにくる。混乱するロッティ。そんな彼女は迎えの者から、ヴォルフ老人がリンジー伯爵であること、伯爵がロッティを養女にと望んでいること、そして息子のトレヴァーが反対していることを教えられて驚く。戸惑いながらリンジー伯爵家に向かうロッティを、温かく迎えてくれるヴォルフと、拒絶する嫡男のトレヴァー。そんなトレヴァーから、ロッティは伯爵令嬢としての社交マナーを学ぶことになるのだが……。
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2.5幼い時の誘拐事件が深いトラウマとして刻まれ、若い男性に対する極度の恐怖症をかかえている小絵。現在、父の友人が経営する会社で社長秘書を務めていたが、その社長が倒れ入院することに。急遽息子の光成が副社長に就任して社長代行を務めることになり、小絵は光成の秘書に任命される。若い男性は困る、とはいえ社長命令だというから仕方がない。距離を取る小絵に対し、なにも知らない光成は距離を詰めてくるので大困り。やがて事情を知った光成は距離を取って丁寧に接してくれるようになる。誠意ある彼の態度に小絵の恐怖心はゆっくりと溶かされてゆく。そして自分にとって光成が特別な存在であることに気づくのだが――
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2.0「次の世界で……きっとしあわせになりましょう……」――そう言って魔王との最終決戦の末、異世界転生を約束し消滅した聖女・エル。次の世界で別人として幸せな人生を送るつもりが、気づいたら『聖女』のまま現代日本に召喚されていた。普段は占い師として働いているエルを保護してくれたのは、ちゃっかり御曹司・黒宮に転生した魔王で……!? 仇敵だったはずなのに、「お前は俺のモノだ。誰にも渡さないし、誰にも奪わせない」と強烈に甘い視線を注がれ、体が疼いて……。 ※電子書籍限定書下ろし付き。
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1.0結婚しよう――まだ5歳の子どものころ、結婚の約束をした奏多と梓。一緒にいるのが当たり前で、いつも二人ですごしていた。10年前のあの日も、そんな一日になるはずだった。だが、奏多のいきなりのキスに驚いて逃げ出してしまった梓は、それから彼を避けるようになり、いつのまにか二人には距離ができてしまったのだ。5年前に成人式で会った時は、もうすっかり他人だった。なのに、どうして? ある夕方、自宅を訪ねてきた奏多に、突然プロポーズをされて戸惑う梓。『あの時』からすれ違ってしまった二人。梓にだって、後悔がないわけじゃない。友だちからやり直そう。そう決めて……。
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-聖女として異世界に召喚されたウブ女子のコトハ。「国を守る結界を張ってほしい」と頼まれるも、なんとエッチなことをして性感度を上げないと魔法は使えなくて!? 魔力を増やすためにと無理やり寝所へ連れ込まれ……寸でのところで次期国王と名高いレオルドに助けられる。憐れんだ彼は善意で日本へ帰そうとするけれど、とある理由からコトハはそれを拒否。聖女として異世界に残る=エッチな開発を受けるという意味で、レオルドから淫らな教えを受けることに! 「どこを触れられても喘ぎ乱れ、快楽ですぐに達するような、そんな淫らな女に仕立ててやる」――巧みな愛撫に困惑しつつ、コトハの身体は次第に快感を味わえるようになっていき……!? ※全編書き下ろし
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-大陸統一を成し遂げた冷酷無慈悲な麒帝国皇帝・麒董星。彼が中々結婚して世継ぎを設けようとしないことに業を煮やした官吏たちは、国一番の占い師に「皇帝陛下の運命の女性」を占ってもらうことにした。 占いの確かな腕と、100年に一人しか手に入れられないある特別な力を持つ紅稟は、その大役を務めることに。 ところが、王宮に呼び出され、皇帝の前で早速占ってみたところ、占いの結果として浮かび上がった相手は、なんと紅稟自身で…!? 正直に「陛下の運命の相手は私です」と告げるべき? いや、そんなの無理! 悩んだ挙げ句、苦しまぎれに奏上した一言が、紅稟の運命を大きく動かして――!?
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-660円 (税込)胸きゅんストーリーが満載♪ 欲張りな女の子のミダラな願望を叶えるドキドキ&リアルHコミック! 1月号は将貴和寿『アイの契り。』続編が巻頭で登場♪ さらにめぐみけい・桜咲和美が堂々フィナーレ!! ◆愛が重い騎士様から溺愛求婚されてます 【表紙イラスト】三浦ひらく 甘すぎる毎日が始まる予感…!? 【\\巻頭で待望の登場//】 『アイの契り。バレンタイン編』/将貴和寿 バレンタインの日、栄樹へのチョコを用意していなかったこのみ。 でもそれにはワケが…? とろけるような甘々夫婦ラブ♪ 【!!堂々フィナーレ!!】 『殿下、溺愛が大きすぎます…っ 捨てられ令嬢はなぜか鋼鉄の皇太子から求婚される』/めぐみけい ミレーとエルシアスの間に新しい命が…! 大事に大事にミレーを抱き、愛を伝えるエルシアス。 この幸せはどこまでも続いていく…♪ 【♪♪クライマックス♪♪】 『余命わずかの呪われ花嫁は、暗殺対象の冷酷王子に溺愛される 今夜も殺せずほだされエッチ』/桜咲和美 ルーカスが身を挺して自分を守ってくれたことを知るアリア。 彼への想いがあふれた時、奇跡が起きて――!? 幸せ確約ハッピーエンディング! 【and more...♪】 『婚約破棄した私の幸せな末路 執着系幼なじみの甘い策略』/おけいど 『甘く契って逃がさない 執愛ヤクザは身体ごと愛を刻む』/日回畑 『遊び人と噂の殿下に溺愛されるなんて聞いてません…! 社畜の私がどちゃくそ激メロ王子に求婚されることになりました』/ツメキレ 『無口な旦那様はXL級に溺愛したい おあずけされた初夜がこんなに激しいなんて聞いてません…っ』/すずきつき <大人気連載執筆陣>ゆめきよ/田尾裸べっちー/おおひらしるす/成田アポロ/いまい野しゃる&大江戸ウメコ
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-「もう誰にもシュタルに触れさせない――」天涯孤独のシュタルを救ったのは、天才と名高い宮廷魔導士のレッドバーン。出会いから6年、彼に想いを寄せるシュタルに女性魔導士特有の“発情”が発現する。シュタルは体の疼きに翻弄されるまま「医療行為だから」と懇願し、レッドバーンに身を委ねる。彼の長い指で優しく甘く奥まで暴かれ、さらには「俺と生涯添い遂げろ」と告げられて……。しかし、目を覚ましたシュタルの足には足枷がつけられていて――
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-「怜くん、ゲイだよねッ!?」 大石梓は、兄の翔と高校の同級生である南条怜が代表を務めるデザイン事務所で働く24歳。 梓の兄と怜は高校の頃から付き合っており、怜も梓を妹のように溺愛し、梓も美しく優しい怜を慕っていた。 実は、その怜は大企業である南条グループの御曹司であったが、カミングアウトして後継者から離脱し事務所を切り盛りしていた。 そんな二人から超絶に溺愛されている梓の悩みは、翔と怜が過保護すぎて、梓に近づく男を片っ端から切り捨ててしまうことだった。 おかげさまで梓は24歳になっても恋愛経験ゼロのまま。 とことん梓の恋を邪魔してくる兄たちにしびれをきらした梓は、ある日、兄と大喧嘩して飛び出してしまう。 訪れた写真展でカメラマンの城田と出会った梓は連絡先を交換する。 優しい城田とのやり取りに浮足立つ梓だが、二人で飲み行った帰りに繫華街で偶然怜と遭遇して……!? 焦った梓は城田を置き去りに逃げ出すが、あっという間に怜に捕まってしまう。 すると、なぜか路地裏でいきなり壁ドンをお見舞いされ、その美しい顔が色香を放ちながら迫ってきた--!? 「無防備な顔で男に笑い掛けるって、何かの冗談?」 兄の恋人で、ゲイであるはずの怜が梓に向けているのは、間違いなく嫉妬の怒りで――!? (……目の前にいる人は、一体だれ?) 「アズちゃんがどんなに泣こうが暴れようが、僕は君を抱くよ? なかったことに出来ない様に……ね」 梓はそのまま怜のマンションに連れていかれ、予想もしない展開に状況を受け止めきれない梓と、どんどん激しくなる怜の執着。 作者より 好きなシチュエーションを詰め込みまくったお気に入りの話になりました。 読んで頂ける皆さんに楽しんで貰えたら嬉しいです。 『うん、ちょっと落ちつこっか?~訳アリ副社長に捕まって溺愛執着されてます~(1)』には「プロローグ」~「梓、出会いを拾う」(前半)までを収録
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-「怜くん、ゲイだよねッ!?」 大石梓は、兄の翔と高校の同級生である南条怜が代表を務めるデザイン事務所で働く24歳。 梓の兄と怜は高校の頃から付き合っており、怜も梓を妹のように溺愛し、梓も美しく優しい怜を慕っていた。 実は、その怜は大企業である南条グループの御曹司であったが、カミングアウトして後継者から離脱し事務所を切り盛りしていた。 そんな二人から超絶に溺愛されている梓の悩みは、翔と怜が過保護すぎて、梓に近づく男を片っ端から切り捨ててしまうことだった。 おかげさまで梓は24歳になっても恋愛経験ゼロのまま。 とことん梓の恋を邪魔してくる兄たちにしびれをきらした梓は、ある日、兄と大喧嘩して飛び出してしまう。 訪れた写真展でカメラマンの城田と出会った梓は連絡先を交換する。 優しい城田とのやり取りに浮足立つ梓だが、二人で飲み行った帰りに繫華街で偶然怜と遭遇して……!? 焦った梓は城田を置き去りに逃げ出すが、あっという間に怜に捕まってしまう。 すると、なぜか路地裏でいきなり壁ドンをお見舞いされ、その美しい顔が色香を放ちながら迫ってきた--!? 「無防備な顔で男に笑い掛けるって、何かの冗談?」 兄の恋人で、ゲイであるはずの怜が梓に向けているのは、間違いなく嫉妬の怒りで――!? (……目の前にいる人は、一体だれ?) 「アズちゃんがどんなに泣こうが暴れようが、僕は君を抱くよ? なかったことに出来ない様に……ね」 梓はそのまま怜のマンションに連れていかれ、予想もしない展開に状況を受け止めきれない梓と、どんどん激しくなる怜の執着。 作者より 好きなシチュエーションを詰め込みまくったお気に入りの話になりました。 読んで頂ける皆さんに楽しんで貰えたら嬉しいです。 『うん、ちょっと落ちつこっか?~訳アリ副社長に捕まって溺愛執着されてます~【完全版】1』には「プロローグ」~「【番外編】 天使に出会った」までを収録
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-平凡OLの灯里は、過去に海難事故に遭った際に助けてくれた海上保安官を探している。そんなある日、ひょんなことで知り合った蒼人に強く惹かれ、甘くて淫らな一時を過ごしてしまう。連絡先も交換せず、もう二度と会うことはないと思っていたのに、後日合コンで蒼人に再会する。いきなり「おしおきをしないとな」と激しく迫られ、死ぬほど甘くとろかされる灯里。そんな折、蒼人が灯里を救ってくれた海上保安官で、実は御曹司だったと判明! 身分の差に戸惑う灯里だったけど、「君を愛しまくる」と情欲たっぷりに求愛されて……。 ※電子書籍限定書き下ろし付き。
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-「お前に妻としての役目は望んでいない」 侯爵家の双子の姉妹と皇太子ライナスは幼馴染として育ち、姉のアムリアが婚約者に選ばれた。ところが結婚式前日、双子の姉が失踪した……。 婚約が決まってから、姉が王妃教育のために王都で忙しい日々を過ごす一方で、マシェリはとある理由でずっと領地に引きこもっていた。 しかし、突然失踪した姉の身代わりとして、妹のマシェリが姉のふりをしてライナスに嫁ぐことになる。 姉がなぜ逃げたのかもわからず、礼儀も教養も足りないマシェリは途方に暮れたが、姉が残してくれた一冊のノートを発見した。 マシェリはライナスやライナスの周りのことが詳細に記されていたそのノートだけを頼りに嫁いだが、初夜をどう切り抜けるべきかと怯えていた。しかし、ライナスはその夜、冷酷に言い放った――お前に妻としての役目は望んでいない、と。 差し出されたのは、偽りの夫婦生活を送るという内容の契約書で、マシェリはさらに困惑することになる。 一緒に過ごすうちに、契約書を取り交わした愛のない結婚のはずが、ライナスの様子がおかしい――。 彼の真意が読めないマシェリ。姉が見つかるまでと自分に言い聞かせながら、懸命に偽りの妻を演じるが……? <作者より> いつ身代わりがバレてしまうのかというドキドキ感と、皇太子ライナスがツンデレからヤンデレに変貌する瞬間をお楽しみください。 『姉の代わりに嫁いだら、皇太子がヤンデレに豹変しました(1)』には「第一章 偽りの婚姻」~「第二章 四年の月日」までを収録
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-危険な麻薬「ローハ」を取り締まる専門部隊の隊長の王国騎士のウォルトは、摘発のため踏み込んだ屋敷で意識を失った人々と、危うい笑顔で老人を跨いでいた美しい若い女を助けた。 占い師として知らずに雇われ毒されたその女はヴィアといい、天涯孤独の平民だった。 屋敷から助け出された中で唯一助かったヴィアを、ぶっきらぼうながらも優しく慰め面倒を見てくれるウォルトと彼の部下たち。 行くあてのないヴィアは、ウォルトの誘いで騎士団とともに王都へ向かうことを決めた。 旅の最中のある夜のこと、ローハの後遺症としてヴィアの身体は急に火照りだし、快感を欲して疼きはじめる……。 我慢しきれない性衝動を鎮めて欲しいヴィアは、激しくウォルトを求めてしまう――!? 孤児な占い師と王国騎士、釣り合わない二人の恋の行方は……!? <作者より> 過酷な生活をしながらも明るさを失わない占い師ヴィアが、恋に対してだけは臆病になったり後ろ向きになったり。ままならない感情に悩みつつも、自分で進む道を決めて前を向いていく、そんな彼女の恋がどうなるのか見守っていただければと思います。 『不遇の占者は青い瞳の騎士に甘く乱される(1)』には「第一章 偶然の出会い」を収録
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-危険な麻薬「ローハ」を取り締まる専門部隊の隊長の王国騎士のウォルトは、摘発のため踏み込んだ屋敷で意識を失った人々と、危うい笑顔で老人を跨いでいた美しい若い女を助けた。 占い師として知らずに雇われ毒されたその女はヴィアといい、天涯孤独の平民だった。 屋敷から助け出された中で唯一助かったヴィアを、ぶっきらぼうながらも優しく慰め面倒を見てくれるウォルトと彼の部下たち。 行くあてのないヴィアは、ウォルトの誘いで騎士団とともに王都へ向かうことを決めた。 旅の最中のある夜のこと、ローハの後遺症としてヴィアの身体は急に火照りだし、快感を欲して疼きはじめる……。 我慢しきれない性衝動を鎮めて欲しいヴィアは、激しくウォルトを求めてしまう――!? 孤児な占い師と王国騎士、釣り合わない二人の恋の行方は……!? <作者より> 過酷な生活をしながらも明るさを失わない占い師ヴィアが、恋に対してだけは臆病になったり後ろ向きになったり。ままならない感情に悩みつつも、自分で進む道を決めて前を向いていく、そんな彼女の恋がどうなるのか見守っていただければと思います。
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-王太子の婚約者として、神事『聖泉礼拝』の役を引き受けているパトリシアは、めったに笑うことがない。 それは、聖泉礼拝の儀式を遂行する上で「嘘をつくことができない」からであった。そう、愛想笑いですらも嘘とみなされるのである。 美しく上品でどこか不思議な雰囲気を持つ彼女が無表情でいると冷たく見えてしまい、そのことで「心根が醜い」「陰気で性悪」「傲慢極まりない悪役令嬢」と陰口を叩かれ、王妃や王太子、他貴族からも冷遇を受けていた。 真面目に毎日の儀式や王妃教育に励むパトリシアは、敬虔な聖女そのものであったが、王太子は決して彼女のことを認めようとしない。 それどころか、聖泉礼拝を軽視し、パトリシアの従妹である令嬢ロザリーの可愛らしさや天真爛漫さを褒め称え、いつもパトリシアに当てこするのだった。 たまりかねて王太后に泣きながら辛い胸の内を話すが……、ある日ついに王太子から婚約破棄をした上で隣国の第四王子クロードと新たに婚約させ、国外追放すると言い渡された。 従妹ロザリーのことや婚約破棄を憂うことなく「やっとこれで解放される、自由だ」と内心喜ぶパトリシア。 一方、突如婚約話が上がったクロードは婚約者候補を見るために隣国から訪ねてきた。 クロードは噂で聞いていた女性と異なる素の彼女を見てそのまま連れて帰ることを決める。 自身の役割をひたむきに果たしてきたヒロインが、虐げられてきた国から追放されるも、隣国の王子の元で幸せを掴む物語。 <作者より> 誰かのちょっとした意地悪や、ずるい駆け引き、身勝手な執着、憎悪といった、濃密な人間ドラマが見どころの作品です。 そんな中で、物語後半に登場するクロード殿下は、飄々としたキャラクターで、自由の象徴でもあります。ヒロインが彼に惹かれ、初々しいやり取りをする場面が、個人的に気に入っています。 『嫌われ聖女は嘘がつけない~国外追放されましたが、私は隣国で幸せに暮らします~(1)』には「笑わない女」~「壁の花」までを収録
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-「君を初めて見た時から、月じゃなく君に見惚れてた」 ストレスだらけの日々を送るOLの馨の唯一の楽しみは、月を見ながらベランダで晩酌をすること。 いつの間にかベランダの薄い壁1枚隔てて、毎日一緒にいるお隣の彼に勝手に安らぎの時間を覚えていた…。 そんなある晩、盛大な愚痴をベランダ越しに聞かれてしまい、なぜか部屋に招かれることに!? おいしいお酒、楽しい会話に惹き込まれ、気がついたら一線を越えていて――… 日常を小さく変えた甘い関係が、これからも続いていくと思ったけど…? 私を甘やかしてくれる隣人は、実は××でした――!? ほろ苦いロマンティックラブに酔いしれて♪ ※この作品は「無敵恋愛Sgirl 2021年6月号」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
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-「そんなに俺にお仕置きされたかった?」指やオモチャで、敏感なところをクズクズに責められて…早くあなたのでイカせてっ!――せっかく同居してるのに、すれ違ってばかりの日々。彼を思いながら自分で慰めているところを見られちゃって…淡白だと思っていた彼は実は絶倫だった!?一人でシてたお仕置きに、味わったことがない激しさで奥まで突かれて…もうイっちゃうっ! 「お医者さんごっこで全身診察され…」・「淡白な彼の独占欲むき出しH」など、ドSな彼氏に本能のまま激しく愛されるTLアンソロジー! 【表紙:涼音紺】
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-「お嬢さまは“俺”にとってずっと大切な女性です」 小春は幼い頃から想いを寄せている執事・陸にアピール作戦を決行するけれど、彼はまったく意に介さず……。 でも実は、そのすべてがクリーンヒットで陸の理性が揺れまくっていて…!! でも陸も陸で小春がまさか執事の自分を好きだとは思ってなくて…!! 実は両思いのふたり、淡い想いは思わぬ方向へ…!? 【生真面目執事】×【天然お嬢様】 今まで耐えてきた理性がグラグラ…!! ピュアなふたりの胸きゅんストーリー! ※この作品は「無敵恋愛Sgirl 2020年10月号」に収録されております。重複購入にご注意下さい。
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-「うそでしょ…陛下の運命の人は…わたし!?」 大陸統一を成し遂げた冷酷無慈悲な麒帝国皇帝・麒董星。なかなか世継ぎを設けようとしない彼に業を煮やした官吏たちは、国一番の占い師に「皇帝陛下の運命の女性」を占わせることに。 占いの確かな腕と、100年に1人だけしか手に入れられないある特別な力を持つ紅稟は、その大役を務めるために王宮へ向かう。 ところが、皇帝の前で早速占ってみたところ、占いの結果として浮かび上がった相手は、なんと紅稟自身で…!? 正直に「陛下の運命の相手は私です」と告げるべき? いや、そんなの絶対無理! 悩んだ挙げ句、苦しまぎれに奏上した一言が、紅稟の運命を大きく動かしていく――! 【コミックス限定★描き下ろしマンガ付き!!】 陛下が紅稟だけにしか見せない素顔が明らかに…!? 《当コンテンツは『皇帝陛下の運命の人は、私でした~後宮寵愛占い譚~』(単話版1~6)と同一の内容を収録しています。重複購入にご注意ください》