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「え、えっちな気分になってきました」──男爵令嬢のリネッタは王城の薬草庫の管理人で、騎士団長のゼスフィードに片思い中。ある日、懐妊を望む妃のため強力な媚薬をゼスフィードに依頼された薬師から、作成に失敗したと相談が。媚薬を用意できなければ、ゼスフィードは妃の信用を失うかもしれない。そこで偽の媚薬を用意し、強い効果があると信じ込ませるため、ゼスフィードの前でリネッタが飲んで効いているふりをすることに。荒い吐息、速まる鼓動、熱くなる頬(だけど催淫効果はゼロ!)──リネッタの演技をすっかり信じたゼスフィードは「今、楽にしてやるから」と優しく触れてきて!?──今さら媚薬は嘘でしたなんて言えない!
...続きを読む短めのお話だったのであっという間に読み終えてしまったけれど、ゼスフィールドもリネッタも素直で素敵だなと思った。しっかり者のヒーローのお話は安心感あって良いと思う。
偽物の媚薬で演技をしたら、本気にされてあれこれ話が進んでしまう…泥沼だけど良い方向に進むのでストレスはありません。薬師の話がちょっと怖かったけど、ヒロインは基本危ないことにはならないので良かった。
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