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-ジェッサは5年前、ロンドンの投資銀行で働き始めたばかりの頃、銀行の顧客タリクとベッドをともにしてしまった。顧客と恋に落ちたことで彼女が悩んでいるうちに、タリクは不意に姿を消す。その後、報道でジェッサは驚くべき事実を知った。タリクは中東のヌール国の王族で、内紛が起こったせいで彼が急遽新しい王になったというのだ! そんな彼が、前触れもなしに突然ジェッサの前に現れこう告げた。「君ともう1度だけベッドをともにしたい」と…!?
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-かつて手放した家宝のイヤリングを取り戻してほしい――病床の祖父の願いを叶えるため、億万長者のダリオ・ディ・シオーネはマウイ島を訪れる。ところが交渉相手として現れたのは、別居中の妻アナイスだった。6年前、ダリオは彼女の浮気を疑い、家を出た。自分の双子の弟と関係をもった彼女を、許せるはずもなく…。一方、アナイスも動揺を隠せずにいた。濡れ衣を着せられても、彼への想いは変わらない。勇気を出して伝えなければ。あなたには息子がいるのよ、と。
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-寒空の中、アミリアはスペインの古城を訪れた。かつて義兄と呼んだ初恋の人…マリンセリ公爵テオに会うために。両親が別れたあとも彼を忘れられず、秋に開かれた仮面舞踏会に忍びこみ、正体を明かさぬままテオと情熱的な時を過ごした。まさか妊娠するなんて…でも何も要求しない。彼に知らせたあとはシングルマザーとして生きていくわ。ところが妊娠を告げるとテオはアミリアを山奥の別荘につれ去り、ベッドをともにするのなら公爵夫人として扱うと冷たく言い放って?
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-ホリーは旅先のサントリーニ島で、世にも美しい男性――ギリシア海運業界の雄テオと出会った。ふたりはたちまち恋に落ちて電撃結婚するが、プレイボーイの夫にいつ捨てられるかと怯える生活に疲れ果てたホリーは、「他の人とベッドをともにした」と告白し、テオの元を去った。別居して4年たった今、ついに彼女はある目的のため離婚を申し入れた。すると、テオが思いがけない提案をしてきた。ふたりが熱いハネムーンを過ごしたバルセロナで再会したいと言うのだ…。
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1.0幼い頃から厳格な祖母と父に抑圧されて育った、名門貴族の令嬢ジュリエット。出来のいい異母姉と比べられ、家の繁栄のためだけに生きることを強いられながら、それでも彼女は密かに自分の人生を諦めずにいた。たとえ政略結婚することになった相手が「怪物」と呼ばれる男性であっても…。スラム街出身の大富豪ハビエルは、特権階級の血筋を得たいがためにジュリエットとの結婚を望んだことを、隠しもしなかった。その野心溢れる眼差しに、ジュリエットの心は揺れて…。
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-レイラは小さな国アラクルの王女だったが、独裁者の父親から母親とともにアメリカに逃れた。12年の月日がたち、故国のことも忘れかけたある日、彼女の前にかつて正式に婚約していたアーデルが現れた。突然の訪問に驚く彼女に、彼は冷ややかな眼差しを向けた。そして命令口調で「きみはぼくと結婚しなければならない」と宣言する。幼い頃の婚約など、とうに無効だと信じていた彼女にとってあまりに信じられないことだったが、事態は思わぬ方向に進んでいき――…!?
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3.0親に虐げられて育った孤独な二コラにとって、イタリア伯爵の息子ジャンカルロと恋に落ちた2か月は、人生でもっとも幸せな日々だった。金目当ての親に彼との恋をゴシップ紙に売られ、彼に裏切り者と罵られるまでは。そして10年後、ジャンカルロの母親の個人秘書となった二コラは、彼と再会する。「今度は母親に狙いをつけたのか」と二コラを罵るジャンカルロ。違う。私はあの時も今も、変わらずあなたを愛しているのよ。彼女の訴えもむなしく彼は残酷な要求をして?
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4.0秘書のナタリーはロンドンの空港で自分とうりふたつの女性に出会う。地中海に浮かぶ小国のプリンセスだと言う彼女は、タブロイド紙を賑わすプリンス・ロドルフォとの結婚が目前に迫っているらしい。つかの間の自由が欲しいという彼女の願いを聞き入れ、ナタリーは期間限定でプリンセスと入れ替わることになった。最悪なプリンス、私が懲らしめてやるわ! そう意気込むナタリーだったがロドルフォに会ったとたん、君は僕のものだと熱く唇を奪われて――。
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-政略結婚の婚約式の翌日、アマヤは黙って姿を消した。母からの電話で、婚約者であるシーク・カヴィアンはハーレムを持ち、女性を囲っていることを知ってしまったのだ。そんな人と結婚したら、私も母のようになってしまう。異国の愛の形を受け入れられず、豪奢な生活を捨て、ひとりで私を育てた母のように…。半年後、居場所を突きとめられ連れ戻されたアマヤは、待ち受けていたカヴィアンにこう言いはなたれた。「ハーレムに行こう。きみが一番関心のある場所だろう?」
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-スターリングの前に突然現れたのは、砂漠の国バクリの王リハド。「きみのお腹の子は王国唯一の王位継承者だ」彼はそう告げると、強引に彼女を砂漠の国へつれ去った。さらにリハドは、お腹の子が正式な王族と認められるよう、彼との愛なき結婚を強要。ふたりは砂漠の離宮で蜜月を過ごすことに…。確かに父親は王の弟オマールよ。でも彼が亡くなったいま、王位なんて関係ない。この子は私が育てるの! だが、スターリングには誰にも知られてはいけない秘密があり…。
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-結婚式直前に行方をくらました、気まぐれでわがままな姉の身代わりになったザラ。父にひきずられるように教会の通路を歩んでいたが…いくら父にとって期待はずれの娘だからって、こんな扱いひどすぎるわ! サイズの違うウエディングドレスを着て、政略結婚として見知らぬ男の妻になるなんて。それに新郎が反対するに決まっているわ。――ところが花婿のチェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、誓いのキスは情熱的すぎて…!?
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-ウエイトレスのルーシーはシベリア小国の王族ラフィにひと目で見初められ、すぐに身ごもったため結婚した。そしてイギリスから地球の反対側…遠い国アラクルへとやって来た。言葉の壁や習慣の違いに戸惑いを感じていたが、彼の愛があれば大丈夫――そう思っていたのにラフィは結婚した途端、突然氷のように冷たく変わってしまった! 出会った頃の甘い言葉はなく、指一本触れようともしない。遠い国でひとり、私は無視されるためにあなたに嫁いだの…!?
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3.0マティは兄の言葉に耳を疑った。亡き父の会社を守るため、ギリシアの大富豪ニコデムスと政略結婚をしろと言うのだ。彼からのプロポーズは初めてではない。18歳のときにマティは彼の申し出を断り、それから10年、彼を避けていた。「今度こそ逃げられないぞ。君のすべてを奪いに来た」兄を救うには、黙って傲慢で冷徹な彼のものとなるしかない。マティにできるせめてもの抵抗と言えば、結婚式に灰色のウエディングドレスを着ることくらいだった…。
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-美しき王女と評判のプリンセス・ガブリエルは、知らないうちに自分の結婚が決められていることに愕然とした。相手は、狙った獲物は必ず手に入れる非情な大富豪リュック・ガニエル。だが挙式当日、夫の顔を初めて見た瞬間、生まれて初めて知る感覚が彼女の全身を突き抜けた。この結婚は巨額の支援金とひき替えで、彼に愛のかけらもないことはわかっているのに!! 一方、ガブリエルをただの獲物としか見ていなかったリュックにも思いがけない感情が芽生えて…。
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-巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!?
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3.0砂漠の国ハータンの皇太子アズリンと結婚し、キアラは幸せの絶頂にあった。彼は国家の投資事業を担って飛び回っているため一緒には住めないけれど、世界中がふたりのロマンティックな逢瀬の場となっていた。そんなある日ハータンから急報が届いた。病に倒れた父王に代わりアズリンが即位する日が決まったのだ。キアラは未来の王妃として慌ただしく宮殿へと移った。だがそこに待っていたのはまるで人が変わったかのように妻に絶対服従を求める夫の姿だった。
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-フェリチ公国のプリンス・レオと熱烈な恋に落ち、プロポーズを受けたベサニー。豪華な宮殿、上流階級の人々。夢のような暮らしに胸をときめかせたが、平民出身の彼女に王族は冷たく、国務が忙しい彼も味方してくれなかった。それどころか彼女にプリンセスとしての役割を押しつけるばかり。絶望のあまり宮殿を飛びだして3年。本当は今でも愛している彼に離婚を切りだすと、彼は冷淡にも了承する。しかし、離婚するためには再び悪夢の公国を訪れる必要があり…!?
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4.0貴族との政略結婚を強いられた令嬢ソフィーは籠の鳥同然だった。そんな彼女の前に現れたのは、外の世界を教えてくれるというシチリア実業家レンツォ。ひと目で恋に落ちたソフィーはバージンを捧げるも運命には逆らえず、彼のもとを去る。結婚式当日、寝室に侵入してきたレンツォにソフィーは妊娠をさとられ、子供の存在を知った彼は花嫁ソフィーをさらう。ところが彼の目的は子供を産むまでの間、愛人として契約を結ぶことだった。彼を愛していたのは私だけだったの?
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-プリンセス・ヴァレンティナは秘書の仕事に奮闘していた。というのも政略結婚を控え嘆いていた時、まるで奇跡のように自分と瓜ふたつの女性に出会ったのだ。少しの間入れ替わり、お互いの人生を休もうというヴァレンティナの提案を彼女は受け入れてくれた。想像以上に仕事は大変だし、ボスのアキレスは厳しくて鬼のようだわ。でも上手くやってみせる。アキレスが自分の正体に気づき騙されているふりをしているとも知らず、束の間の自由を楽しむヴァレンティナだが…?
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-覚えていたのは名前と年齢だけ。道端をひとり歩いていたところを保護され、里親を転々とする不遇な子供時代を過ごしたマギー。ある夜、コーヒーショップで働く彼女が床磨きをしていると、護衛たちを大勢ひきつれた尊大な男性がいきなり入ってくる。彼はコンスタンティン国王レザと名乗り、厳かに口を開いた。マギーは彼の隣国の、行方不明だったプリンセスだというのだ。国王自ら王女教育をするというが、その理由は――「君は生まれたときに私と婚約したからだ」
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2.0誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。それからイサルに求婚されるも、愛からなどではなく、身体が気に入ったという理由だった。そしてニューヨークからスイスにつれ去られたリリアナは、彼の“完璧な妻”になるべく再教育されることになる。従順で貞淑な、愛されない妻――。どんなに恋い焦がれても、彼が応えることはないなんて…。
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-慈善団体の職員アリシアは、過去の恥ずべき経験から、自分を戒めひたすらまじめに生きてきた。けれど同僚に誘われしぶしぶ行ったクラブでニコライと出会い、今までの生き方を忘れた。危険で美しい人――まるで狼のよう。彼にかかわったら、私はまた取り返しのつかない間違いを犯す気がする。なのに絡みあう視線を外すことができない。たくましい腕に抱き締められたとたん、体のなかから激しい欲求がわき上がった。ニコライとのキスは、濃密な夜と破滅の味がした。
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1.0エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血のもち主なの?
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1.0婚約者に捨てられた令嬢ラリッサのニュースでNYは大騒ぎ。もともと愛のない縁談だったが父親にも見放され、傷心の彼女はパパラッチから逃れるため、小島のリゾートへ向かう。そこに現れたのはジャック――名門一族の御曹司で女性との噂がたえないプレイボーイだ。お互いゴシップ誌をにぎわすセレブ同士、ひととき甘い時間を過ごす。スキャンダルと嘘の人生。誰も本当の私を見てくれない。孤独なラリッサのクリスマス、手をさしのべてくれたのは意外にもジャック…!?
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1.0トリスターヌ・バルベリは、パーティーでギリシアの大富豪ニコスに声をかけた。「私をあなたの愛人にしてほしいの…」と。実家の負債帳消しを目論む冷酷な異母兄から命令され、さらに病気の母をたてにとられ、従うしかなかったトリスターヌ。だが命令とは言え、ニコスの圧倒的な魅力に身も心も惑わされて…。一方、ニコスは思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。まさか宿敵バルベリ家の娘のほうから誘いをかけられるとは。思う存分利用してやろうじゃないか。
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-婚外子として生まれ、大富豪の伯父に疎まれていたベッカだが、ある日突然伯父の邸宅に呼び出された。そこにいたのはラリサの婚約者セオ。「君はラリサによく似ている。僕の計画に協力してほしい」愛人に一族の株を譲り渡すと言い出したラリサから株を取り戻すため、ラリサのふりをしろというのだ。つまりあなたの婚約者になれということ? こんなに魅力的な男性の…。考えるまもなく、髪を染められ化粧を施され、セオの婚約者としての生活が始まった――。
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-エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血のもち主なの?
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3.0ルーシーはアラクルの有力一族の長、ラフィと恋に落ちて身ごもり、彼の祖国に嫁いできた。不幸にも夫の留守中に流産し、悲報を伝えようとしたが、連絡がつかない。クリスマス前にやっと会えたとき、彼女は罵られた。「君は玉の輿狙いで妊娠も流産も嘘だ!」
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-レイラは小国アラクルの王女。独裁者の父親の支配から逃れるため、母親とともにアメリカへと移住して12年の歳月が過ぎた。ある日、レイラの前にかつて正式に婚約を交わしていた男性アーデルが姿を現し、厳しい声で言った。「きみはぼくと結婚しなければならない」
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-愛なんて感じない――なのに、体は心を裏切る。 サルバトーレを愛し、エリーザは彼の子を身ごもった。だが、頑なに自分の子だと信じようとしなかったサルバトーレに、エリーザは傷つき、やがて小さな命を失って彼から去ったのだ。1年後、宝石店で働くエリーザをサルバトーレが訪ねてくる。エリーザの店ではさる王家の王冠用宝玉を扱っているが、彼の経営するセキュリティ会社に護衛の依頼があったという。現れた彼は、君を完全に守るためには結婚する必要があると。それは不埒な要求だった。いまも充分すぎるほどセクシーな彼に、ひとかけらの愛もないことを、エリーザはもう知っているから。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている『憎しみは愛の横顔』を改題したハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-花嫁はギリシア富豪に200万ポンドで買われ――。 ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。結婚式を控えたある日、婚約者の浮気現場にでくわしたのだ。しかもあろうことか、相手は自分の妹……。パニックに陥って、その場を逃げだした彼女を追ってきたのは、ギリシア人大富豪レオ・クリスタキス――婚約者の義兄だった。ところがレオは、ナターシャに同情したわけではなかった。義弟と共謀して金を横領した娼婦とののしったばかりか、うろたえる彼女を驚愕させるようなことを言った。「全額返済するまで、愛人として君を拘束する」 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-純潔を捧げた相手が皇太子とも知らず、身ごもって… 修道院育ちのピアは旅先のNYで初めての恋におちた。身も心も捧げ、帰国後、思いがけない妊娠に気づく。連絡先すら知らず途方にくれたが、おなかのふくらみが目立ちだす頃、両親の葬儀に彼が現れた。まさか彼がアレス王子――アティリア国の皇太子なんて! 秘密はすぐにバレ、マスコミに騒がれてしまう。まだ産まれてもいないこの子が第一王位継承者になるの。DNA鑑定のためピアは彼の自家用機に乗せられるが目をさましたとき、そこは…海に浮かぶ彼の王国だった!
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4.3死にものぐるいで働き、巨万の富を得た大富豪パスカル。あとは完璧な結婚をするだけだ。理想の妻を探す彼の胸に、かつて出会った天使の笑顔が去来した。セシリア…6年前、事故にあった僕を救ってくれた見習い修道女。惹かれあい愛を交わした彼女は今、どうしているのだろう…。過去の想いが疼いたパスカルは修道院を訪れた。一方、突然現れた彼をセシリアは睨みつけた。私のすべてを奪い、ふたりの将来を期待させたうえで突然消え去ったあなたが、今さら何の用?
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4.0ニューオーリンズの観光客向けレストランで働くショーナ。場違いな高級スーツを身にまとい護衛つきで現れたのは5年前、一夜の恋に落ちバージンを捧げた相手マラクだ! ショーナは彼との子供を育てながら、彼が迎えに来ることを夢みていたが、まさかこんな形で再会するなんて…。彼はプロポーズにはほど遠い傲慢な言葉で結婚を迫った。「僕は正式に王位に就いた。君と僕の子は未来の王となる」温かい家庭を作ることを夢みていたのに、彼の望みは世継ぎだけなの──!?
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-16歳だったジュリエンヌは、町中から蔑まれていた。10歳の妹も同じだった。ふしだらな母親から生まれた姉妹の行く末など、知れたものだと。だが、イタリアの大富豪クリスティアーノとの出会いがすべてを変えた。彼は、生きるために身を売ろうとしたジュリエンヌを救い、住まいと教育を与え、仕事までくれたのだ。そんな彼に恋をするなど、愚かだとわかりきっていた。だから出会いから10年後の夜、ジュリエンヌは純潔を捧げるとすぐに彼の前から姿を消したのだが?
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-精神科医のサリーナは大富豪マテオの邸宅を訪れた。世界的企業のCEOである彼は、妹の婚約者を殴りつけたことを問題視され、役員会から精神分析を受けるよう要請された。傲慢で自信に満ちたマテオはサリーナの苦手なタイプ。けれどサリーナは彼が不意に見せた寂しそうな横顔が気になって仕方がなかった。そして2回目の面談の日、マテオの魅力に追いつめられ唇を奪われてしまうサリーナ。その様子を録画され、彼の仕掛けた罠に落ちようとしているとも知らずに。
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5.0かつて手放した家宝のイヤリングを取り戻してほしい――病床の祖父の願いを叶えるため、億万長者のダリオ・ディ・シオーネはマウイ島を訪れる。ところが交渉相手として現れたのは、別居中の妻アナイスだった。6年前、ダリオは彼女の浮気を疑い、家を出た。自分の双子の弟と関係をもった彼女を、許せるはずもなく…。一方、アナイスも動揺を隠せずにいた。濡れ衣を着せられても、彼への想いは変わらない。勇気を出して伝えなければ。あなたには息子がいるのよ、と。
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5.0寒空の中、アミリアはスペインの古城を訪れた。かつて義兄と呼んだ初恋の人…マリンセリ公爵テオに会うために。両親が別れたあとも彼を忘れられず、秋に開かれた仮面舞踏会に忍びこみ、正体を明かさぬままテオと情熱的な時を過ごした。まさか妊娠するなんて…でも何も要求しない。彼に知らせたあとはシングルマザーとして生きていくわ。ところが妊娠を告げるとテオはアミリアを山奥の別荘につれ去り、ベッドをともにするのなら公爵夫人として扱うと冷たく言い放って?
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3.5貴族との政略結婚を強いられた令嬢ソフィーは籠の鳥同然だった。そんな彼女の前に現れたのは、外の世界を教えてくれるというシチリア実業家レンツォ。ひと目で恋に落ちたソフィーはバージンを捧げるも運命には逆らえず、彼のもとを去る。結婚式当日、寝室に侵入してきたレンツォにソフィーは妊娠をさとられ、子供の存在を知った彼は花嫁ソフィーをさらう。ところが彼の目的は子供を産むまでの間、愛人として契約を結ぶことだった。彼を愛していたのは私だけだったの?
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-誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。それからイサルに求婚されるも、愛からなどではなく、身体が気に入ったという理由だった。そしてニューヨークからスイスにつれ去られたリリアナは、彼の“完璧な妻”になるべく再教育されることになる。従順で貞淑な、愛されない妻――。どんなに恋い焦がれても、彼が応えることはないなんて…。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
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1.5ホリーは旅先のサントリーニ島で、世にも美しい男性――ギリシア海運業界の雄テオと出会った。ふたりはたちまち恋に落ちて電撃結婚するが、プレイボーイの夫にいつ捨てられるかと怯える生活に疲れ果てたホリーは、「他の人とベッドをともにした」と告白し、テオの元を去った。別居して4年たった今、ついに彼女はある目的のため離婚を申し入れた。すると、テオが思いがけない提案をしてきた。ふたりが熱いハネムーンを過ごしたバルセロナで再会したいと言うのだ…。
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-慈善団体の職員アリシアは、過去の恥ずべき経験から、自分を戒めひたすらまじめに生きてきた。けれど同僚に誘われしぶしぶ行ったクラブでニコライと出会い、今までの生き方を忘れた。危険で美しい人――まるで狼のよう。彼にかかわったら、私はまた取り返しのつかない間違いを犯す気がする。なのに絡みあう視線を外すことができない。たくましい腕に抱き締められたとたん、体のなかから激しい欲求がわき上がった。ニコライとのキスは、濃密な夜と破滅の味がした。※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
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-アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば、イタリア屈指の大企業の会長職を譲ると約束され、アレサンドロは会社の全権を握るために、イギリスへやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた――まさかこの不器量でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。 ■ローラは父を知らず、母も彼女を産んですぐに亡くなったため、母方の祖父母に育てられました。世間の白い目を避け、片田舎で貧しい倹約生活をする彼女は、華麗なイタリア富豪アレサンドロから見ればまさに、醜いあひるの子。そんな二人が恋におちる瞬間とは? *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0幼い頃から厳格な祖母と父に抑圧されて育った、名門貴族の令嬢ジュリエット。出来のいい異母姉と比べられ、家の繁栄のためだけに生きることを強いられながら、それでも彼女は密かに自分の人生を諦めずにいた。たとえ政略結婚することになった相手が「怪物」と呼ばれる男性であっても…。スラム街出身の大富豪ハビエルは、特権階級の血筋を得たいがためにジュリエットとの結婚を望んだことを、隠しもしなかった。その野心溢れる眼差しに、ジュリエットの心は揺れて…。
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-数年ぶりの帰郷で、オリビアは元夫ジョエルの迎えに驚いた。幼い頃から慕っていた彼と、大恋愛をして結婚したのは18歳のとき。だが流産を中絶と疑われ、オリビアは家を飛び出したのだった。離婚後、社会的にも成功したジョエルにもう少年の面影はなく、男性的な魅力と自信に溢れる彼は、目を奪うほどすてきだった。今もまだ、彼を愛している――それは疑いようもなかった。二人は失った時間を取り戻すかのように再び燃え上がったが、ジョエルのひと言が、オリビアの胸を切り裂いた。「君が中絶したことは、許す。だからやり直そう」あなたの子を何より欲しかったのは私なのに、なぜ信じてくれないの? ■若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人。なぜジョエルは頑ななまでにオリビアが中絶したと信じたのか? 激しすぎる愛ゆえに、ときに人は過ちを犯す――ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、アン・メイザーの筆が冴えわたります。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-レイラは小さな国アラクルの王女だったが、独裁者の父親から母親とともにアメリカに逃れた。12年の月日がたち、故国のことも忘れかけたある日、彼女の前にかつて正式に婚約していたアーデルが現れた。突然の訪問に驚く彼女に、彼は冷ややかな眼差しを向けた。そして命令口調で「きみはぼくと結婚しなければならない」と宣言する。幼い頃の婚約など、とうに無効だと信じていた彼女にとってあまりに信じられないことだったが、事態は思わぬ方向に進んでいき――…!?
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-デザイナーとして華やかな業界に身をおくイレーナだったが、元恋人との辛い出来事のせいで、心に深い傷を負っていた。もう男性を愛さないと決めていた彼女の前に、あるパーティで、金融王の異名をとる、ギリシア人のサンドロが現れる。男性的な魅力を持つ彼に怯えながらも、惹かれていくイレーナ。そんな矢先に近寄ってきた元恋人に、イレーナは乱暴されかける。たちまち過去の痛みが蘇り、青ざめる彼女をサンドロは抱いて、毅然と言い切った。「君を守るために、今すぐ婚約する」と。しかしイレーナは拒んだ。男性に愛されることが怖くて……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.7親に虐げられて育った孤独な二コラにとって、イタリア伯爵の息子ジャンカルロと恋に落ちた2か月は、人生でもっとも幸せな日々だった。金目当ての親に彼との恋をゴシップ紙に売られ、彼に裏切り者と罵られるまでは。そして10年後、ジャンカルロの母親の個人秘書となった二コラは、彼と再会する。「今度は母親に狙いをつけたのか」と二コラを罵るジャンカルロ。違う。私はあの時も今も、変わらずあなたを愛しているのよ。彼女の訴えもむなしく彼は残酷な要求をして?
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-ララは共同経営者に店の金を持ち逃げされ、借金苦に陥っていた。万策尽き、最後の頼みの綱として継父に助けを求めた矢先、不幸にも両親が事故死したと、継父の息子ウルフから知らされる。深い悲しみの中でも返済期限は迫り、ララは思い余ってウルフに相談した。すると、跡継ぎをもうけるために彼と便宜結婚するなら、借金を肩代わりしてもいいと言われ、言葉を失う。十代の頃、ララはウルフに夢中だった。たとえ冷たくされても。愛にもとづかない結婚はむなしいけれど、ほかにあてもなかった。けれども、夜ごと枕を重ねるにつれ、ララの中で、夫に心から愛されたいという思いが募ってゆき―― ■血のつながらない憧れの兄と条件つきの結婚生活を送るララ。昼間は冷めた関係でも、夜になれば狂おしいほど熱く燃える――温度差が激しいほど、翻弄される彼女の心は千々に乱れ……。名作家H・ビアンチンが、絢爛豪華な世界を舞台に義兄妹の愛の迷宮を描く! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-サルバトーレを愛し、エリーザは彼の子を身ごもった。だが、頑なに自分の子だと信じようとしなかったサルバトーレに、エリーザは傷つき、やがて小さな命を失って彼から去ったのだ。1年後、宝石店で働くエリーザをサルバトーレが訪ねてくる。エリーザの店ではさる王家の王冠用宝玉を扱っているが、彼の経営するセキュリティ会社に護衛の依頼があったという。現れた彼は、君を完全に守るためには結婚する必要があると。それは不埒な要求だった。いまも充分すぎるほどセクシーな彼に、ひとかけらの愛もないことを、エリーザはもう知っているから。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0プリンセス・ヴァレンティナは秘書の仕事に奮闘していた。というのも政略結婚を控え嘆いていた時、まるで奇跡のように自分と瓜ふたつの女性に出会ったのだ。少しの間入れ替わり、お互いの人生を休もうというヴァレンティナの提案を彼女は受け入れてくれた。想像以上に仕事は大変だし、ボスのアキレスは厳しくて鬼のようだわ。でも上手くやってみせる。アキレスが自分の正体に気づき騙されているふりをしているとも知らず、束の間の自由を楽しむヴァレンティナだが…?
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-ナターシャは幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた。結婚式を控えたある日、婚約者の浮気現場にでくわしたのだ。しかもあろうことか、相手は自分の妹……。パニックに陥って、その場を逃げだした彼女を追ってきたのは、ギリシア人大富豪レオ・クリスタキス――婚約者の義兄だった。ところがレオは、ナターシャに同情したわけではなかった。義弟と共謀して金を横領した娼婦だとののしったあげく、うろたえる彼女を驚愕させるようなことを言いだした。全額返済するまで、愛人として君を拘束する――と。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!結婚式直前に行方をくらました、気まぐれでわがままな姉の身代わりになったザラ。父にひきずられるように教会の通路を歩んでいたが…いくら父にとって期待はずれの娘だからって、こんな扱いひどすぎるわ! サイズの違うウエディングドレスを着て、政略結婚として見知らぬ男の妻になるなんて。それに新郎が反対するに決まっているわ。――ところが花婿のチェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、誓いのキスは情熱的すぎて…!?
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4.0夜明けの光の中でキャロラインは愕然とした。そこは昨夜初めて会った男性――ルーカスの豪邸のベッドの上。大学の同級生ダニーから仕事の代役を頼まれ、“ダニー”としてルーカスの通訳を務めた結果がこれだった。恥ずかしさのあまり、キャロラインは書き置きも残さずに立ち去る。一方、ルーカスは彼女に逃げられた翌日、仲介者から“ダニー”は高級娼婦だと聞かされ、仰天する。まさか、清楚で優美なあの女性が? 甘美な一夜を忘れられず、彼女の家を訪ねると、ダニーと名乗って現れたのは、まったく別の女性だった! ■通訳という名目の、巨大企業社長の愛人のふりをする代役をしぶしぶ引き受けたヒロイン。気味の悪い仕事に胸が塞がる思いでしたが、なんと現れたのは若くハンサムな男性で……。野性味あふれるヒーロー像を描いて人気、S・マートンのセクシーな逸作! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-秘書のナタリーはロンドンの空港で自分とうりふたつの女性に出会う。地中海に浮かぶ小国のプリンセスだと言う彼女は、タブロイド紙を賑わすプリンス・ロドルフォとの結婚が目前に迫っているらしい。つかの間の自由が欲しいという彼女の願いを聞き入れ、ナタリーは期間限定でプリンセスと入れ替わることになった。最悪なプリンス、私が懲らしめてやるわ! そう意気込むナタリーだったがロドルフォに会ったとたん、君は僕のものだと熱く唇を奪われて――。
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4.6覚えていたのは名前と年齢だけ。道端をひとり歩いていたところを保護され、里親を転々とする不遇な子供時代を過ごしたマギー。ある夜、コーヒーショップで働く彼女が床磨きをしていると、護衛たちを大勢ひきつれた尊大な男性がいきなり入ってくる。彼はコンスタンティン国王レザと名乗り、厳かに口を開いた。マギーは彼の隣国の、行方不明だったプリンセスだというのだ。国王自ら王女教育をするというが、その理由は――「君は生まれたときに私と婚約したからだ」
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3.6誕生日の夜、リリアナはイサルにバージンを捧げた。10年間恋い焦がれた後見人の彼に、一瞬でも振り向いてほしくて。けれどその行動は、大きな過ちでしかなかった。それからイサルに求婚されるも、愛からなどではなく、身体が気に入ったという理由だった。そしてニューヨークからスイスにつれ去られたリリアナは、彼の“完璧な妻”になるべく再教育されることになる。従順で貞淑な、愛されない妻――。どんなに恋い焦がれても、彼が応えることはないなんて…。
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2.5政略結婚の婚約式の翌日、アマヤは黙って姿を消した。母からの電話で、婚約者であるシーク・カヴィアンはハーレムを持ち、女性を囲っていることを知ってしまったのだ。そんな人と結婚したら、私も母のようになってしまう。異国の愛の形を受け入れられず、豪奢な生活を捨て、ひとりで私を育てた母のように…。半年後、居場所を突きとめられ連れ戻されたアマヤは、待ち受けていたカヴィアンにこう言いはなたれた。「ハーレムに行こう。きみが一番関心のある場所だろう?」
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3.8スターリングの前に突然現れたのは、砂漠の国バクリの王リハド。「きみのお腹の子は王国唯一の王位継承者だ」彼はそう告げると、強引に彼女を砂漠の国へつれ去った。さらにリハドは、お腹の子が正式な王族と認められるよう、彼との愛なき結婚を強要。ふたりは砂漠の離宮で蜜月を過ごすことに…。確かに父親は王の弟オマールよ。でも彼が亡くなったいま、王位なんて関係ない。この子は私が育てるの! だが、スターリングには誰にも知られてはいけない秘密があり…。
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5.0結婚式直前に行方をくらました、気まぐれでわがままな姉の身代わりになったザラ。父にひきずられるように教会の通路を歩んでいたが…いくら父にとって期待はずれの娘だからって、こんな扱いひどすぎるわ! サイズの違うウエディングドレスを着て、政略結婚として見知らぬ男の妻になるなんて。それに新郎が反対するに決まっているわ。――ところが花婿のチェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、誓いのキスは情熱的すぎて…!?
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-ジャイルズ・ホークウッドは、商談を有利にするためなら、娘のイブにも売春まがいの行為を強要する非道な男だった。だがあるとき、ジャイルズの会社を買収しようとする人物が現れる。巨万の富を持つ若き実業家、アレクセイ・コンスタンティンだ。形勢不利と見たジャイルズは、コートダジュールでの商談にいやがる娘をホステスとして伴い、アレクセイを呼び出した。イブとアレクセイはひと目で激しく惹かれ合うが、美しく清楚な彼女が、実はジャイルズの娘だと知ったとたん、彼はまるで汚らわしいものに触れたかのように冷たく言い捨てた。「きみは父親の仕事のためなら、誰とでも寝るそうだな」 ■初めて惹かれた男性から、いわれのない蔑みを受けるヒロイン。アレクセイは、イブが本当にふしだらな女なのかを試すため、彼女を罠にかけますが……。“どん底ヒロインの下克上ロマンスといえばジュリア・ジェイムズ!”といわしめる名作です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ウエイトレスのルーシーはシベリア小国の王族ラフィにひと目で見初められ、すぐに身ごもったため結婚した。そしてイギリスから地球の反対側…遠い国アラクルへとやって来た。言葉の壁や習慣の違いに戸惑いを感じていたが、彼の愛があれば大丈夫――そう思っていたのにラフィは結婚した途端、突然氷のように冷たく変わってしまった! 出会った頃の甘い言葉はなく、指一本触れようともしない。遠い国でひとり、私は無視されるためにあなたに嫁いだの…!?
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3.5マティは兄の言葉に耳を疑った。亡き父の会社を守るため、ギリシアの大富豪ニコデムスと政略結婚をしろと言うのだ。彼からのプロポーズは初めてではない。18歳のときにマティは彼の申し出を断り、それから10年、彼を避けていた。「今度こそ逃げられないぞ。君のすべてを奪いに来た」兄を救うには、黙って傲慢で冷徹な彼のものとなるしかない。マティにできるせめてもの抵抗と言えば、結婚式に灰色のウエディングドレスを着ることくらいだった…。
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4.0慈善団体の職員アリシアは、過去の恥ずべき経験から、自分を戒めひたすらまじめに生きてきた。けれど同僚に誘われしぶしぶ行ったクラブでニコライと出会い、今までの生き方を忘れた。危険で美しい人――まるで狼のよう。彼にかかわったら、私はまた取り返しのつかない間違いを犯す気がする。なのに絡みあう視線を外すことができない。たくましい腕に抱き締められたとたん、体のなかから激しい欲求がわき上がった。ニコライとのキスは、濃密な夜と破滅の味がした。
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4.7美しき王女と評判のプリンセス・ガブリエルは、知らないうちに自分の結婚が決められていることに愕然とした。相手は、狙った獲物は必ず手に入れる非情な大富豪リュック・ガニエル。だが挙式当日、夫の顔を初めて見た瞬間、生まれて初めて知る感覚が彼女の全身を突き抜けた。この結婚は巨額の支援金とひき替えで、彼に愛のかけらもないことはわかっているのに!! 一方、ガブリエルをただの獲物としか見ていなかったリュックにも思いがけない感情が芽生えて…。
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】婚外子として生まれ、大富豪の伯父に疎まれていたベッカだが、ある日突然伯父の邸宅に呼び出された。そこにいたのはラリサの婚約者セオ。「君はラリサによく似ている。僕の計画に協力してほしい」愛人に一族の株を譲り渡すと言い出したラリサから株を取り戻すため、ラリサのふりをしろというのだ。つまりあなたの婚約者になれということ? こんなに魅力的な男性の…。考えるまもなく、髪を染められ化粧を施され、セオの婚約者としての生活が始まった――。
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3.5巨大企業を率いるCEOカヨの手足となって働いてきた秘書ドルー。世界中で起こるトラブルの処理から別れた恋人への贈り物の手配まで、すべてを犠牲にして尽くしてきた。けれど弟を亡くした今、もう高額な治療費も必要ない。自分をあとまわしにするのはこれでおしまい。冷酷なボスへのかなわぬ想いからも自由になろうと退職を申し出る。カヨは有能な秘書の突然の退職に内心あわてる。言葉たくみに南の島へ誘い、彼女を手に入れてひきとめようとたくらんで…!?
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4.5砂漠の国ハータンの皇太子アズリンと結婚し、キアラは幸せの絶頂にあった。彼は国家の投資事業を担って飛び回っているため一緒には住めないけれど、世界中がふたりのロマンティックな逢瀬の場となっていた。そんなある日ハータンから急報が届いた。病に倒れた父王に代わりアズリンが即位する日が決まったのだ。キアラは未来の王妃として慌ただしく宮殿へと移った。だがそこに待っていたのはまるで人が変わったかのように妻に絶対服従を求める夫の姿だった。
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4.7エイドリアーナは、キッツィニア王国の皇太子の有能な秘書。かつて王族を誘惑し、国を破滅に導いた女の血をひく彼女は、先祖の汚名をそそぐため懸命に仕事に打ち込んでいた。その行いが評価され、弟のパト王子のお目付役という重大な任務につくことになったけれど、日々をともに過ごすうちにどうしても王子に惹かれる自分に気づいてしまう。絶対に王族とだけは恋に落ちたくなかったのに、つのる思いが止められない…。やっぱり私は呪われた血の持ち主なの?
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4.5多額の借金に苦しむエンジェルは、勝負を賭けることに決めた。それはセレブの集まるパーティーで裕福な結婚相手を見つけ、人生の逆転劇を果たすこと! うまく玉の輿に乗れれば、絶望的な暮らしから解放されるのだ。そんな時、声を掛けてきた男性は、頬に傷を負った逞しい肉体をもつ伯爵レイフ・マクファーランドだった。聞くとレイフは、とてつもなく裕福だという。危険な駆け引きでも彼と結婚するためなら、何をひき替えたって構わないわ!!
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2.0フェリチ公国のプリンス・レオと熱烈な恋に落ち、プロポーズを受けたベサニー。豪華な宮殿、上流階級の人々。夢のような暮らしに胸をときめかせたが、平民出身の彼女に王族は冷たく、国務が忙しい彼も味方してくれなかった。それどころか彼女にプリンセスとしての役割を押しつけるばかり。絶望のあまり宮殿を飛びだして3年。本当は今でも愛している彼に離婚を切りだすと、彼は冷淡にも了承する。しかし、離婚するためには再び悪夢の公国を訪れる必要があり…!?
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4.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】婚約者に捨てられた令嬢ラリッサのニュースでNYは大騒ぎ。もともと愛のない縁談だったが父親にも見放され、傷心の彼女はパパラッチから逃れるため、小島のリゾートへ向かう。そこに現れたのはジャック――名門一族の御曹司で女性との噂がたえないプレイボーイだ。お互いゴシップ誌をにぎわすセレブ同士、ひととき甘い時間を過ごす。スキャンダルと嘘の人生。誰も本当の私を見てくれない。孤独なラリッサのクリスマス、手をさしのべてくれたのは意外にもジャック…!?
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3.4【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】トリスターヌ・バルベリは、パーティーでギリシアの大富豪ニコスに声をかけた。「私をあなたの愛人にしてほしいの…」と。実家の負債帳消しを目論む冷酷な異母兄から命令され、さらに病気の母をたてにとられ、従うしかなかったトリスターヌ。だが命令とは言え、ニコスの圧倒的な魅力に身も心も惑わされて…。一方、ニコスは思わず勝ち誇った笑みを浮かべた。まさか宿敵バルベリ家の娘のほうから誘いをかけられるとは。思う存分利用してやろうじゃないか。
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-ジェッサは5年前、ロンドンの投資銀行で働き始めたばかりの頃、銀行の顧客タリクとベッドをともにしてしまった。顧客と恋に落ちたことで彼女が悩んでいるうちに、タリクは不意に姿を消す。その後、報道でジェッサは驚くべき事実を知った。タリクは中東のヌール国の王族で、内紛が起こったせいで彼が急遽新しい王になったというのだ!そんな彼が、前触れもなしに突然ジェッサの前に現れこう告げた。「君ともう1度だけベッドをともにしたい」と…!?
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-フィービーは北欧の王国の皇太子と恋に落ちて結婚した。だが性急な結婚は脆くもわずか1カ月で破局を迎えた。6年後、宝石デザイナーとして自立した彼女は息子とニューヨークで暮らしていた。ところが、件の皇太子が事故死したことで、人生は一変する。皇太子の従兄のレオが不意に現れ、息子とともに王国へ来るよう強要してきたのだ。以前、大金を積んで私に身を引かせようとした非情な男の言うことを聞くわけには絶対にいかない!■本書は、2010年10月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
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4.0妊娠・出産から育児まで、不安の絶えないママたち。けれど大丈夫、悩みはひとりだけのものじゃない!! 夫の転勤で知らない土地へ引っ越した彩音は、2歳の娘りんの言葉が、周囲の子に比べ遅いことにあせりを感じ始めた。どうやってしつけたらいいかわからない。不安を募らせる彩音はついりんにあたってしまい……!? 『はじめてママになれた日~魔法の指先~』 かわちゆかり/他、実体験出産まんがや陣痛、出産の恐怖克服レポートまんがも収録の新米ママ応援オムニバス!【著者一覧】かわちゆかり/森尾理奈/丘上あい/吉沢蛍/中村美穂/稲垣美杉
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-整形、それともダイエット!? キレイ&モテのテクニック集!! ●寄田みゆき「ある日 美人になったなら」キレイになれば人生をやり直せる!? ●みづき水脈「彼がふりむく女になる」ジミ系少女が美女に変身! ●中村美穂「すっぴんの魔法」カレに素顔を見せたくない! ●武田四葉「洒落になれへん。」ダイエット究極の秘訣☆ ●天ヶ谷千明「BWH」ちょいプヨな私に、彼が教えてくれたオンナの幸せ。●小野なつみ「合い言葉は『リベンジ!』」整形でリターンマッチ!! ●牧村久実「Back Stage」アイドルになる夢をあきらめて……!?
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3.0両親を亡くして以来、妹のために必死で働くエリナー。イギリスの大貴族ヒューゴ・グローヴスムーア公爵が姪の家庭教師を探していると知り、少しでも高い給与を求める彼女はヨークシャーの城を訪れた。ゴシップ誌の常連で悪名高い公爵様らしいけど関係ない…私は仕事を全うするだけ。ところが現れた公爵に冷たく美しい瞳で見つめられ…エリナーは易々と唇を奪われてしまった。地味で男性とつきあったことすらない私にキスをするなんて…この人は何を考えているの!?
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5.0外交官見習いのクレオは、通訳の仕事で出会った砂漠の国の王ハリドの美しさにひと目で心奪われた。運命の出会い? いいえ…こんなに素敵な人が私となんて。ところがカフェでハリドと偶然再会し、お忍びの視察につきあってほしいと頼まれる。楽しい時間を過ごした数か月後、彼にもう一度会いたいと、クレオは旅行で沙漠の国を訪れた。再会を喜ぶハリドになんとプロポーズされ、夢見心地のまま受け入れるクレオ。けれどハネムーンが終わった後、ハリドの態度が一変して?
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-【傲慢ヒーローに振り回されて】絶対に隠しとおすのよ――彼が知る由もない、幼い息子の存在を。 フィービーとギリシアの億万長者ジェドはひと目で恋に落ちた。彼に抱かれ、愛され、幸福感に酔っていたフィービーは、ある日妊娠を知り、溢れんばかりの喜びを彼に伝えた。だが、思いもかけぬジェドの言葉に打ちのめされる。「愛人の妊娠を望む男など、この世にいると思うのか?」ショックのあまり彼女は流産した。失意のなか彼の前から姿を消し、5年の歳月が流れた。ある舞踏会でジェドと再会したフィービーは、激しく動揺する。彼そっくりな幼い息子を育てているなんて知られてはだめ……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0お下がりのウエディングドレスをまとい、ザラは祭壇に向かっていた。こんなのってないわ……美しい姉の身代わりに花嫁になるなんて。気まぐれでわがままな姉は、挙式当日に姿をくらましたのだ。結婚相手は、見も知らぬ億万長者、チェイス・ウィテカー。祭壇の前で待つ彼の、空のように青く美しい瞳も、新婦が別人とわかれば、怒りの炎を燃やすにちがいないわ。それでも、この政略結婚を悲願とする父の命に背くことなどできず、ザラは震えながら新郎のもとへ一歩一歩進んでいった。ところが、チェイスは花嫁のすり替えに気づいても無言を貫き、それどころか、あまりにも情熱的な誓いのキスをしてきて……。 ■幼い頃からつねに美しい姉と比較され、日陰で生きてきたザラは、これまでずっと父にとって期待はずれの娘でした。そんな彼女が突如結婚することになったチェイスには、“道具”として花嫁を利用するある思惑があり……。内気で心優しいザラの運命は!?。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-婚外子として生まれたベッカは、大富豪である伯父に疎まれ、妹を大学に通わせるための援助を乞うたが、邪険に追い払われた。半年後、伯父の邸宅に呼び出され、不思議に思いつつも向かうと、そこにいたのは、伯父の娘ラリサの婚約者、セオだった。聞けば、ラリサは一族の株を浮気相手に譲り渡す文書を残したまま、事故に遭って、今は昏睡状態にあるのだという。「きみはラリサによく似ている。だから、呼んだ」浮気相手からくだんの文書を取り戻すために、ラリサのふりをしろと!?即座に拒んだベッカに、セオが悪魔のように冷徹な声で告げた。「妹の未来を捨てる気か。報酬は弾む。いい大学にやりたいんだろう?」 ■〈私はイミテーション〉と題して、瓜二つの別人になりすますヒロインの切ない恋物語をお届けします。きみを改造してみせるというセオの言葉どおり、髪をブロンドにされ、化粧も服装も変えられたベッカ。そうして、セオの婚約者としての生活が始まりますが―― *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-本物の妻になるか、城の囚われ人になるか。 清らかな花嫁は冷徹な夫に迫られた。 最愛の父を亡くし、途方に暮れていた18歳のクロエ。 頼れる人は富豪のラオしかおらず、居城のあるシチリアに飛ぶと、 彼は書類上の結婚という形でクロエを守ると約束してくれた。 ラオの庇護の下、彼女はロンドンで自立の道を探す猶予を得たが、 5年後、突然ラオから呼び出され、再びシチリアへと赴いた。 ついに名ばかりの結婚の解消を言い渡されるんだわ……。 怯えるクロエはカリスマ的オーラを放つ富豪の言葉に耳を疑った。 「僕たちの結婚を本物にする時が来た。毎晩僕のベッドに入れ!」 彼女は承諾するしかなかった――跡継ぎ作りのためだけと知りつつ。
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-再会した彼は私のことなど忘れていた。あの甘い日々はつかの間の夢だったの? マデリンが息子とつましく暮らす小さな家に、ある日突然、イロニア王国の使者が訪れた。すぐに渡航せよとの通達だった。とうとう私の重大な秘密を知られてしまったの?6年前、短期留学生としてケンブリッジで学んでいた彼女は、イロニア王国の皇太子パリスと激しい恋に落ちた。妊娠がわかったのは帰国後で、密かに出産するしかなかったのだ。今や国王となったパリスと思わぬ再会を果たしたマデリンは、「きみは誰だ?」という彼の非情な反応に凍りついた。だが息子の存在を知るやパリスは態度を翻し、彼女に迫り……。 ■個性豊かな物語を描いて人気のケイトリン・クルーズ。今作はシークレットベビーをめぐる、王道のロイヤル・ロマンスです。王位継承者である息子のために結婚を承諾したヒロイン。ヒーローの心の闇を垣間見ると同時に、彼を愛していることに気がついて……。
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-籠の鳥は生まれて初めての恋をした。自分を檻に閉じこめたがる非情な夫に。 ヴィクトリアが18歳になって以来、父親は結婚相手をさがしてきた。そして、ヴィクトリアはイタリア貴族アルドの花嫁となった。結婚式の夜、誰からも恐れられている彼は言った。「僕は君を自分のものにしたいんだ。僕のかわいい妻を」怖くてたまらないはずなのに、ヴィクトリアの胸は高鳴っていた。だが数カ月前の夜の薔薇園で、彼女が熱い想いと純潔を捧げて情熱的なひとときをともにしたアルドはもうどこにもいなかった。アルドが私を妻にしたのは、トスカーナの屋敷に閉じこめるため、世間の目にいっさい触れさせないためだったのだ。なぜなら、結婚する気のなかった彼の子を私が身ごもっているから。 ■父親から自由を制限され、富裕な男性に売られる日のために囚人のような暮らしを強いられてきたヒロイン。ヒーローも父親と同じことを考えていると知り、愕然として屋敷から逃げ出しますが、彼につかまって……。危険なのに甘いロマンスをご賞味ください!
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3.0ボスの子を宿した秘書は、幸せになってはいけないの? 「その結婚に異議あり」突如響いた声の主に、エリンは驚いた。ディミトリ・マカロフ! 美女と酒に目がない放蕩富豪。7年前、彼の秘書をしていたエリンはボスに誘惑され、あろうことか一夜を共にして、身ごもってしまった。だが、ディミトリは結婚も子供も不要と公言する独身主義者だ。エリンは黙って姿を消し、ひとりで出産するしかなかった。屋根裏部屋に住み込んでの息子との生活がいよいよ困窮し、裕福な友人の申し出で形式的な結婚を決めた矢先だったのに。今ごろ現れて、ディミトリは私たちをどうするつもり?「僕の息子なんだな?」彼が燃える目でエリンに詰め寄り……。 ■妊娠を告げようと訪ねると、そこには女性と抱き合う最愛のボスの姿が──深く傷つき、黙って姿を消したヒロイン。貧しいながらも懸命に息子を育ててきた彼女に、ヒーローが突き付けたものとは?S・ケンドリックが贈る珠玉のシークレットベビー物語です。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-冷徹な国王との結婚に、愛は含まれていなかった! タレクはアルザラムの国王となって1年足らず。周囲の期待に応えるため、妻を娶り跡継ぎをもうけなければ……。そう考えていたところへ、またとない花嫁候補が現れた。彼の知らぬところで不当に囚われていたアメリカ人女性アニヤだ。突然地下牢に現れた国王タレクに、アニヤは目を見張った。罪なき拘束生活に憤りつつも、長衣の美しい王に胸がときめく。彼女は宮殿の贅を尽くした部屋に通され、法外な提案をされた。あなたの問題と私の問題を解決するため、結婚しようですって? ■ケイトリン・クルーズは斬新かつユニークな設定で読者の心をわしづかみにする、USAトゥデイのベストセラー作家です。跡継ぎを今すぐもうけたいシークヒーローと支配的な父親から逃れたい純真なヒロイン。そんな二人が繰り広げる恋愛模様をお見逃しなく!
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-誘惑は熱心に。別れは冷淡に。女泣かせのギリシア大富豪が、ついに……? インテリアデザイナーのエバに、大きな仕事が舞いこんだ。大企業の副社長マルコス・リオネデスの住むペントハウスの改装だ。噂によれば、彼は興味を抱いた女性を熱心に追いかけるけれど、いったんものにして冷めてしまうと、とたんに残酷になるという。それは単なる噂ではなく、エバの従妹がそんな仕打ちを受けたばかりだ。だからエバは顔合わせの約束を二度までキャンセルし、従妹に代わって、傲慢な大富豪にせめてもの仕返しをした。ところがあるパーティで、エバはマルコスの興味を引いてしまい、自己紹介された際、「エバ」とだけ名乗ってクールにあしらった。ほどなく正体がばれ、彼のオフィスに呼び出されるとは思いもせずに! ■HQプレゼンツ作家シリーズ別冊より、キャロル・モーティマーの2部作〈ギリシアからのプロポーズ〉2話目をお贈りします。冷酷なはずのプレイボーイが見せる予想外の素顔に、ヒロインのみならず読み手も魅了されること請け合いです! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-花売り娘の切なる願いは、一蹴された―― ギリシア大富豪の熱いキスに封じられて。 世界的大企業リオネデス・エンタープライズの社長ドラコンに、ジェミニは強引に面会を求めた。必死の思いだった。 彼女の父が半年前に亡くなり、ロンドンの一等地にある大邸宅が、義母によってドラコンの会社に売り渡されようとしている。 大切な屋敷を取り戻すには、ドラコンと交渉するしかない。 なんとか会うことができた彼は、ブロンズ色の肌に黒い髪、長身でたくましいギリシア神話の神のようだった。 その圧倒的な存在感と魅力に、ジェミニは一瞬、言葉を失った。 ジェミニは心の中で抗った――再婚相手を探す義母の誘惑に平気で乗るような彼の魅力なんて認めない! 認めたくない。でも……。 ■故エリザベス女王にも認められた稀代のロマンス小説家C・モーティマーの2部作〈ギリシアからのプロポーズ〉の1話目をお贈りします。本作はプレイボーイ社長ドラコンがヒーローです! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-我が子とのささやかな幸せさえ望めないの? 放蕩の貴公子を愛してしまった私には。 数多の女性と浮名を流すハンサムな実業家レオ・ラヴェニーノ。 彼にインタビューすることになった新米記者エマは、 高級クラブのダンスフロアで、無敵のオーラを漂わせる彼に見つめられた瞬間、虜になり、誘惑されるがまま純潔を捧げた。 だが翌朝、彼は黙って姿を消し、心をずたずたに引き裂かれる。 気持ちを落ち着かせようとレオの女性遍歴を書き連ねてみたが、なんと手違いでその文章が新聞に掲載されてしまった。 記事に激怒したレオの圧力でエマは解雇され、路頭に迷う。 追い討ちをかけるように妊娠が発覚、エマはしかたなく彼を訪ねた。 「妊娠? 今度はたかりに来たのか?」
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-わたしは明日、花嫁になる──心から愛する人に思いを残したまま。 20歳で両親を亡くし、強欲で支配的な叔父から逃れるように生家を飛びだし、ロンドンで暮らし始めたティモニー。実業家クレタと偶然出会って恋に落ち、彼のペントハウスへ移り住むように。半年後、ティモニーはついに愛を告白するが、驚いたことにクレタは拒絶すると、その場で彼女を追いだした。なぜこんな酷い仕打ちを? わたしは愛されていなかったの?傷心の彼女は叔父に強いられるまま、高齢の富豪との縁談を受け入れてしまう。だが挙式を翌日に控えた聖夜のパーティに突然クレタが現れ、彼女を担ぎあげると車で連れ去って……。 ■ヒロインが聖夜に突然現れた最愛の人から聞かされたのは、彼の哀しい生い立ちの秘密でした。そして同時に叔父のたくらみも知ることに……。ケイトリン・クルーズらしい軽快な展開でありながら、印象深いシーンも多い、ドラマティックな一作です。
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2.0鳥籠の外に出た彼女が知ったのは、甘くて苦い愛の罪。 王女アマリアの人生は、25歳で激変した。出生時に取り違えられ、実は農家の娘だったと判明したのだ。公私にわたる重圧から解放されて宮殿をあとにした彼女は、5年前、スペイン富豪ホアキンと出会ったホテルへ向かった。つらいとき、何度あの夏の甘美な思い出に救われたことか。だが出迎えた彼は、まるで罰するように乱暴なキスをすると、冷たい声で告げた。「あの残酷な仕打ちを償ってもらおう」王女ゆえに別れを選ぶしかなかった私を、今も憎んでいるの?思わず身震いしたアマリアを、ホアキンの氷の視線が貫いた。 ■『宿命の花嫁に王は跪く』に続く、ケイトリン・クルーズ渾身のロイヤル・ロマンス〈王女と灰かぶり〉第2話をお贈りします。ある日を境に、突然王女から庶民になったヒロイン。5年ぶりに再会した想い人から手ひどく扱われ、ショックを受けますが……。
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-カンザスの農場で育った田舎娘の私が本当は地中海の小国の王女ですって? 病弱な母を抱えながら農場を営むディレイニーの前に、ある日、見たこともないほど美しく、魅惑的な男性が現れた。高貴な血を引くカエターノと名乗る彼は、驚いたことに、ディレイニーを花嫁にするために迎えに来たという。「君こそ、出生時に取り違えられた、僕の国の真の王女なんだ」二人の結婚が国に平和をもたらす唯一の方法なのだと聞き、彼女は混乱する。そんなばかげた話を私が信じると思う?だが、カエターノの金色に輝く瞳と芽生えた好奇心に抗えず、ディレイニーは地中海に浮かぶ彼の国へと飛び立った。 ■出生時の取り違えで異なる人生を歩むことになった2人のヒロインのロマンスを描く2部作〈王女と灰かぶり〉の第1話をお贈りします。軽妙な筆致で人気のケイトリン・クルーズがハーレクイン・ロマンス3700記念号を飾ります。
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-義兄への想いを封印し、名前も捨てた。そうまでして隠したかった“愛の証”……。 5年前、リリーは車の事故で死んだ――でも本当は、名前を変え、別の場所で暮らしていた。血のつながらない兄ラファエルとの愛に溺れていたリリーにとって、そうするしか中毒のような関係から抜け出すすべがなかったのだ。ところがある日、とうとうラファエルに見つかってしまう。昔、二人の関係を“汚れた秘密”と呼んだ彼に、密かに産み育てている息子のことを知られるわけにはいかない。彼の突然のキスに動揺しつつも、彼女はとっさに言った。「私はリリーじゃないわ。あなたは誰?」これまで1日たりとも、彼を忘れたことなんてないのに……。 ■数多の女性と浮き名を流しながら、義妹のリリーをも誘惑した不埒なラファエル。けれど、リリーの死を信じず、似た人を見かけるたび確かめずにいられなかったのもまた、彼の真実でした。初めから赤の他人だったなら……と思わずにいられない、劇的ロマンス! *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-これは茶色のめんどりが、王子さまに恋をした物語。かなわぬと知りつつも。 孤児のニーナはイザボー王女に引き取られ、長年仕えてきた。しかしある夜、神のような容姿を持つゼウス王太子の甘い言葉とまばゆい笑顔を愛と信じ、彼に清らかな身を任せた。直後パパラッチが現れ、ゼウスが王女との婚約を破棄するために自分を利用したのだと知って、ニーナは愕然とする。数カ月後、彼女は妊娠したことに気づくが、仕事は解雇され、国からは追放されていたので無一文というありさまだった。最後の手段として、ニーナはゼウスの王宮を訪ねた。まさか王太子が、彼女のような平民との結婚を望むとも知らず。 ■激しく切ないストーリーで読者の心を揺さぶってやまないC・クルーズの、おとぎばなしをモチーフとした一作です。全能神の名を持つヒーローの、まさに神のごとき魅力にはヒロインだけでなく、読者のみなさまも虜になること間違いなし! ぜひご一読ください。
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-あなたがすべてを思い出したとき、わたしの恋は終わってしまうの? ジョセリンは父に言われるがまま、金の瞳の美貌のイタリア富豪チェンツォと結婚した。そして彼の所有するシチリアの古城で衝撃的な話を聞かされる。「きみと結婚したのは、きみの父親に仕返しするためだ」夫はわたしを手籠めにするつもり? だが城に着いたその日に、チェンツォは石段を踏み外して頭を打ち、記憶喪失に陥る。これは天の恵みよ。ジョセリンはいたずら心から彼に告げた。「チェンツォ、あなたはわたしが雇った“召使い”なの」かくして、彼女と大富豪の花婿との奇妙な結婚生活は始まった。 ■やがてヒーローは“奥様”が気になりだして、こんなところに彼女を放っておく“夫”とはどんな男なのか? 身分の壁を越えて奥様を手に入れたいと思うようになり……。ユニークな設定で読者を虜にする、大人気作家ケイトリン・クルーズの筆が冴える1作です!
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-代理母のわたしが犯した過ち――それはおなかの子の父親を愛したこと。 ともに児童養護施設で育った、病気療養中の親友に懇願され、アイビーは卵子提供をして、代理母となった。だが親友は急死、おなかの子だけが残された。ドナーは無慈悲と噂される砂漠のシーク、ナジールだという。悩んだ末、アイビーは身重の体で彼を訪ねることにする。現れたのは、威厳に満ちたブロンズ色の肌の屈強な体格の男性。なぜか子供に執着する彼に結婚を申し込まれ、驚くアイビー。「イエスと言うまで、きみはここから生きて出られない」おなかの子と生きのびるためには、彼に従うしかないの? ■異国の地で初対面を果たしたおなかの子の父親は、カリスマ性あふれる傲慢な大富豪! 彼への畏怖の念はいつしか彼への恋心に変わって……。親の愛に恵まれず愛ある家庭を夢見てきたヒロインがたどる数奇な運命とは? 大人気の代理出産がテーマの逸作です!
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-盲目の花嫁に夫は見えない。その姿も、愛も、見えない……。 メロディは生まれつき盲目で、非情な貴族の父親に疎まれてきた。このままでは今にも家から追い出されかねない。メロディの窮状を見かね、地中海の国の王妃となった姉が、国王の弟グリフィンとの縁談をお膳立てしてくれた。そうすれば、メロディは冷酷な父のもとを離れられるし、グリフィンも放蕩王子という悪評を拭い去ることができるから。初対面の時から陽気な王子に密かな想いを抱いていたメロディ。ところが、結婚式とそれに続く舞踏会が終わって初夜に臨む前、彼は言い放った。「後継ぎは必要ないから、体の関係も必要ない」 ■王子が感じているのは同情心だけで、愛が与えられることはない。悲しい現実に打ちのめされたメロディですが、“君はもう安全だ”と言って抱きしめてくれた王子の優しさだけを頼りに、王族としての生活が始まり……。『エーゲ海の政略結婚』関連作になります。
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-母を救うため、我が身を捧げるのは、ギリシアの悪魔と呼ばれる美しい大富豪。 モリーは破産寸前の窮地にあった。母に借金を負わせたのは、いまや大富豪となったかつての継兄、コンスタンティン。彼に母への誤解をといてもらうにはどうすればいいの?母を救いたい一心で、モリーはギリシアへ飛んだ。10年ぶりに会った彼はしかし、16歳だったモリーを虜にしたギリシア彫刻のごとき美貌で、驚愕の提案をする――それはあろうことか借金のかたに彼の愛人になること。困惑するモリーに彼は強引にキスをし、抜け目なく告げた。「たったいま熱く応えたくせに。君の演技はお見通しだ」 ■ゴージャスなギリシア富豪兄弟の恋を描く〈スカラス家の氷の掟〉2話目をお贈りします。かつての継兄への無垢な恋心も、彼のキスでたちまち燃え上がった体の奥の炎もひた隠して、彼の提案をのむほかないヒロインでしたが……。傲慢ヒーロー、ここにあり!