検索結果

  • 溺婚~溺愛されるできちゃった婚~ 1
    5.0
    棄ててくれた元彼へ あなたよりいい男と幸せになります! この出会いは“一夜の過ち”じゃない。 溺愛し合う幸せな未来の始まり――。 「あなたが抱いてくれたおかげで、先に進むことが出来る――」 付き合って2年の彼氏に、 いきなりメール1本で別れを告げられた美緒。 彼女の前から姿を消した元彼は、 美緒が仕事で参加したパーティーで 取引先のご令嬢の婚約者として現れた。 自分は遊びの相手にしか過ぎないと知った美緒は、 会場で出会った名も知らないスーツ姿が凛とした男性と 一夜を共にすることに――。 身も心も大切に抱かれた一夜の記憶があったおかげで、 再び前向きに頑張ろうと決意した美緒だが、 その男性が弁護士として彼女を訪ねてきて…!?
  • 流砂の獅子 (カラー版)〈ジュダールの王冠〉
    完結
    5.0
    アリーヤ王女は黒の花嫁衣装で婚礼の場に現れた。それは夫となる隣国の若き王カマルへの、言わば宣戦布告だ。7年前、恋仲だった彼にもてあそばれて捨てられた。その憎き男と政略結婚をし、世継ぎを産まなければならない屈辱! 挙式中もカマルに敵意を示すアリーヤだったが、反抗的な態度が逆に彼を刺激する。カマルは初夜を告げるドラムの音が鳴り響いた瞬間、アリーヤを宮殿の奥へと連れ去り、寝室まで我慢できずに彼女の黒いドレスを一気にひき裂いたのだ!!※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
  • 魔法の一夜は明けて 黒い城の億万長者 I
    5.0
    最高の出会いだと思った出来事は、炎にうぶな蛾が飛びこんだだけのこと。 壮麗な屋敷のパーティに出席したエリーは、舞踏室に入るやいなや、背の高い黒髪の男性に目が釘づけになった。飢えた豹さながらの強烈で危険なオーラ。「きみがほしくてたまらないよ、ぼくの女神」甘い囁きと炎のように熱いキスにいざなわれ、エリーは初めて愛の喜びを知った。彼の名は、ラファエル・サラザール。有名な億万長者の実業家だが、その過去は謎に包まれていた。そんな彼に身も心も奪われ、やがて彼の子を身ごもったエリー。だが、彼女は知る由もなかった――ラファエルが父への憎悪に燃え、彼女を復讐の道具にするつもりだとは……。 ■ドラマチックで濃密な愛の世界を描いて大人気、O・ゲイツの4部作がスタート! 幼いころ囚われた邪悪な組織を逃げだし、その天才的頭脳を武器に億万長者となった男たちの愛と復讐の物語です。第2話のヒーローはライデン。舞台はなんと日本です。
  • 億万長者の残酷な求婚
    完結
    5.0
    アイルランドの美しい古城のホテルで働くアーニャは、ホテルを買収した新オーナーのブレイディに呼びだされ、カリフォルニアを訪れた。夜に溶けるような漆黒の髪。深い海を思わせる紺碧の瞳…。彼に会った瞬間、彼女はその魅力に圧倒されてしまった。仕事のため滞在したアーニャは、ブレイディと過ごすうちに惹かれていき、彼の瞳にも熱い欲望の炎が灯った夜、ついに一夜をともにしてしまう。彼女は確かに幸せを感じていた。翌朝、彼が後悔の言葉を口にするまでは…。
  • 改心したプレイボーイ
    完結
    5.0
    安心してください、妊娠は間違いでした――結婚式当日、そうつづった置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて花婿アダムの前から姿を消した。本当は、愛するアダムの子供を確かに宿している。けれど妊娠を告げたとき、彼は“罠にはめた”とロウリに言い放ったのだ。日ごと冷淡になる彼と、一緒にはいられなかった。あれから2年が経ち、ロウリは幼い娘をひとりで育てていた。つましくも幸せで穏やかな日々が、ずっと続くはずだった。ある日、アダムが突然現れるまでは…。
  • 誰かとめて、この愛を
    完結
    5.0
    英語教師のジョージアは、夏休みの間、家庭教師としてトスカーナで過ごすことになった。同じく休暇中の姉夫婦と飛行機に乗ると、ハンサムなイタリア人に親しげに話しかけられた。ジョージアの胸は高鳴ったが、その夜ホテルで再会した彼は鋭いまなざしを向けてきた。昼は好意的だったのにいったいどういうこと? 実は彼は有名な元F1レーサーのジャンルカ・ヴァロリで、英語を教える子供の叔父だったのだ。そのうえ彼女が義兄と不倫関係だと思いこんでいるようで…!?
  • LOVE SLAVE 恋する奴隷ちゃん 1
    完結
    5.0
    司書の希が図書館で見かける男・宗一は今大人気の脚本家。大ファンの希は彼と話をしてみたいとチャンスをうかがっているが、なかなか思うようにはいかない。そんなある日、彼の忘れ物を届けに行ったはずが、なぜか彼の奴隷ちゃんになることになって…!?理想の恋がふんだんに詰まった短編集
  • 赤い宝石の秘密
    完結
    5.0
    スザンナは編集者。ある時、仕事上のパーティー会場で女性の古い肖像画をみかけるが、その絵のなかの女性は、なぜかスザンナと同じ赤い宝石を身につけていた。不思議に思ったスザンナが肖像画に近づいた瞬間、光に包まれて、彼女は百年前の世界にタイム・スリップしてしまう!!--まさかそのとき同時に、スザンナを「弟の浮気相手」と信じて疑わないやり手IT企業の社長、ケイン・ワイルダーも一緒について来てしまうだなんて?
  • 砂漠の小さな王子
    完結
    5.0
    7年前、ヴィヴは外科医ガーリブを尊敬し、その正体も知らぬまま一途に愛した。だが彼は違った。彼はヴィヴとの関係を汚らわしい秘密のように周囲に隠したばかりか、自分が砂漠の国の皇太子であることも告げず、別れの言葉もないまま彼女を捨てたのだから。傷ついたヴィヴだったが、今、ふたたび彼女はガーリブの国を訪れていた。彼が大切な秘密を知るに値する男性かどうか、見極めるために。そうよ、それまでは隠し通さなければ。彼と私の息子のことを。
  • 愛に怯える花嫁〈王子に魅せられてII〉
    完結
    5.0
    事故で義姉のケイを亡くしたモデルのアイビーは、勇気を出してケイの婚約者だった男性を訪ねた。デミアン・アリステデス。彼はプリンスの称号をもつギリシア人で、ハンサムだがどこか非情な雰囲気を漂わせている。アイビーがケイの義妹だと告げても信じようとせず、金目当ての女と決めつけようとした。「私のお腹にはあなたの赤ちゃんがいるのよ!」「ばかばかしい。君とぼくは今日が初対面なんだぞ!」この人は、本当にケイから聞いてなかったの?わたしが義姉の代理母として彼の子を宿していることを。
  • 花のウエディング
    完結
    5.0
    かつて19歳のケイトは、自分の可能性を試したくて、故郷を離れロンドンで働くことを決意した。しかし、婚約者のジャックはそんな彼女に冷たく別れを告げ、しかも腹いせのようにすぐに別の女性と結婚した――。9年後、故郷に戻ってきたケイトはジャックと再会し、彼の結婚がすぐに破局したことを知る。そしてまだ、互いに想いあっていることにも気づいてしまう。けれど彼には決して言えない秘密を抱えるケイトは、その想いに応えることができなくて…。
  • 傷心のモナコ
    完結
    4.5
    「急いで支度をするんだ。これからモナコへ向かう。」事故にあい、病院で治療を受けていたフレイアの前に突然現れたのは彼女がかつて愛した男、ザック。ふたりは2年前互いに惹かれ結ばれたが、彼女が身ごもるとザックは浮気をしていると疑いつき放したのだ。彼からの酷い仕打ちにフレイアは憎しみを抱いていた…なのにどうして心が揺れるの!?しかも彼の目的はフレイアの幼い娘、エイミーのDNA鑑定だった。何度でも言うわ。エイミーはあなたの子供なのよ!
  • 入れ替わった恋人
    4.5
    ハリエットは名門女子高の同窓会で、血もつながっていないのになぜかうりふたつの容姿をもっているローザと再会する。まるで双子のようなふたりは気が合い、悩みをうちあけあう。そして、お互いの問題の解決のためになされたのが、奇妙な替え玉計画だった! トスカーナで開かれるローザの祖母の誕生祝いに、彼女になりすまして出席するハリエット。大丈夫。ローザがかつて心を寄せていたという彼女のいとこで、名家の当主レオに正体を気がつかれさえしなければ…!
  • 見知らぬヒーロー
    4.5
    バーで働いているフェンは、仕事帰りの夜道、突然ナイフを持った強盗に襲われた! たまたま通りがったハンサムな男性ジョーに助けられるが、高級住宅街に住むジョーは、粗末なアパートに住んで夜遅くまで働くフェンのことを気の毒な貧乏人と思ったらしく、やたらと心配してくる。けれどもフェンの正体は、実は町の名門一族のお嬢様。フェンは家族への反抗心から家出をしているだけなのだ。その事実を隠したまま、ジョーとのあいだに恋が芽生え!?
  • 流砂の獅子 ジュダールの王冠 III
    4.5
    隣国の皇太子カマルとの結婚を命じられ、王女アリーヤは青ざめた。なんでもアリーヤが彼と結婚して後継ぎをもうけないと、内戦が勃発し、近隣諸国の平和が危ぶまれるというのだ。相手がカマルでなければ、こんなに苦しまずにすんだかもしれない。かつてアリーヤはカマルを愛し、彼にも愛されていると信じていた。だがある日カマルは本性を現し、アリーヤを完膚なきまでに侮辱して捨てさったのだ。話し合いの場に現れたカマルは昔よりも魅力を増し、堂々としていながら危険なオーラを漂わせている。カマルは口を歪め、冷ややかな目をアリーヤに向けた。「安心しろ。君が僕の後継ぎを産みさえすれば、すぐに離婚する」■オリヴィア・ゲイツの三部作〈ジュダールの王冠〉も最終話を迎えました。エキゾチックな砂漠の夢物語をご堪能してください。
  • 拒絶された花嫁
    4.5
    高校の卒業旅行にフィレンツェに出かけたアリシアは、元ラグビー選手のフランチェスコと偶然でくわした。ラグビーファンのアリシアにとって、彼は憧れの存在だ。驚いたことにフランチェスコは清純なアリシアに一目惚れし、旅の最終日にプロポーズした。彼女は夢の中にいるようだった。そう、ハネムーン先のパリで最初の夜を迎えるまでは。その夜、アリシアは屈辱的な思いを味わい、逃げ出したのだ。二人の結婚生活は始まる前に終わってしまった。それから十年がたち、二人はイギリスのラグビー場で再会した。フランチェスコは脅すように告げた。「もう二度と逃がさないぞ」
  • 流砂の獅子〈ジュダールの王冠〉
    完結
    4.4
    アリーヤ王女は黒の花嫁衣装で婚礼の場に現れた。それは夫となる隣国の若き王カマルへの、言わば宣戦布告だ。7年前、恋仲だった彼にもてあそばれて捨てられた。その憎き男と政略結婚をし、世継ぎを産まなければならない屈辱!挙式中もカマルに敵意を示すアリーヤだったが、反抗的な態度が逆に彼を刺激する。カマルは初夜を告げるドラムの音が鳴り響いた瞬間、アリーヤを宮殿の奥へと連れ去り、寝室まで我慢できずに彼女の黒いドレスを一気にひき裂いたのだ!!
  • 追憶の赤いばら
    完結
    4.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】書店員ローズは、ある日、店先に置かれていたメッセージカードと一輪の赤いばらを見つけ動揺した。ローズのためのローズ。カードに書かれたその言葉は、かつてジェイムズがくれたものと同じもの。ジェイムズ・シンクレア…才能に溢れ誰もが憧れる完璧な存在。そして…あんなにも私を熱く抱いた人。だがその恋は、ローズが仕掛けた誘惑ゲームだと彼に知られ、最悪の結末を迎えて幕を閉じたのだ。決して許されないあの日の過ち。あなたは今でも私を恨んでいるというの!?
  • 美しい夢をあなたと
    完結
    4.3
    彼が愛してしまったのは、亡きいとこの婚約者――。アルゼンチンの病院でカリスマ的な尊敬を集める医師のアルマンド。恋人のディエゴのつてで彼のもとで働くことになったローラは、新しい人生への希望で胸をふくらませていた。だが、実際のアルマンドは初対面から傲慢な態度で挨拶も返さず、ローラを現場に出そうともしない。こんな人に憧れていたなんて! ローラはまだ気づいていなかったのだ、アルマンドの瞳の奥に彼女への欲望の炎が燃えていることに…。
  • エメラルドの妖精〈ジュダールの王冠〉
    完結
    4.3
    「僕が必ず君に最高の瞬間を味わわせてあげるよ」激しい口づけのあと、美しい謎の男は甘く囁いた。その言葉はファラから理性を剥ぎ取った! キャリアウーマンのファラは、実は砂漠の国の王女で、顔も知らない隣国の王子と政略結婚する運命だと数日前に知らされた。愛する人との結婚を夢みていたファラは、自分を夢中にさせるこの男がそうであってほしいと強く望んだ。熱い愛撫にファラの欲望が燃える。お願い、今すぐ私を満たして!瞬間、男の目が獣のように光った!!
  • 王にこの身を捧げ さまよえる王冠 III
    4.3
    地中海の国カスタルディーニはいま、存亡の危機に瀕しており、国王が病に伏してなお、皇太子の座は空いたままだ。だがついに次期国王候補が評議会により選ばれ、それがフェルッチオだと知り、王女クラリッサは愕然とする。フェルッチオはカスタルディーニと縁深い海運王で、六年前からクラリッサに言い寄ってきている。その目的が王家との繋がりを得ることとわかっていたため、クラリッサは彼に心惹かれつつも、誘いを断り続けてきたのだ。きっとフェルッチオは二つ返事で王位を受けるだろう……そんなクラリッサの予想に反し、彼は条件を提示してくる。クラリッサが身を捧げるのであれば、王になってもいいと。■地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉最終話をお届けします。六年間袖にしつづけた相手に、身を差し出すことになったクラリッサ。もつれた運命の行く末は?
  • 熱砂の烙印
    完結
    4.2
    母親の自殺を機にアメリカを離れ、救急医のボランティアとして亡き父の故郷ダムホールを訪れたジェイ。そこで出会ったのは、有能な外科医マレクだった。命を救う現場で闘いを共にするふたりは次第に強く惹かれあってゆく。けれど、おたがいの想いは決して甘くも優しくもなかった。マレクにはシークとしてダムホールの王位を継承するという義務があったのだ。そしてマレクの苦悩を知ったジェイは、ある決心をする…。壮大なスケールでおくるメディカルロマンス!
  • 溺婚~溺愛されるできちゃった婚~【分冊版】1話
    4.0
    「わかりました。あなたと結婚します」ほどんと知らなかった男性と出来婚になり、なぜか甘く甘く溺愛されて……。 2年も付き合った彼氏と幸せな家庭を築くことを夢見る美緒は、メール1本で唐突にふられてしまう。なのに、2か月後に上司の代理で参加した取引先のパーティーで、元彼が別の女性との婚約が発表されて!?「自分は遊ばれてた」と気付いた美緒は、傷心のあまりに偶然出会った優しい男性とホテルで一夜を共にすることにーー。あの夜の思い出のおかげで立ち直りつつ美緒だが、元彼の件でなぜか弁護士が訪ねてきて…しかも、その弁護士はあの夜ホテルで泣いている自分を優しく抱きしめてくれた男で……。
  • 噂の関係
    4.0
    エイヴァリーは小さな町でリフォーム店を営んでいる。父親のいない過去や都会で負った心の傷を乗り越え、今では穏やかな日々を送っていた。ある日、実業家のジョナスが仕事で町へやってきた。バーで偶然出会った彼から、思いがけずデートを申し込まれて、エイヴァリーは久しぶりに心がときめくのを感じた。いつも男性を遠ざけていたエイヴァリーと、裕福な実業家との付き合いは、町にさまざまな噂を巻き起こす。でも、決して深入りはしないと彼女は心に決めていた。私には、誰とも結婚できない大きな秘密があるのだから。★イマージュ1800号記念号を飾るのは、大人気のキャサリン・ジョージの作品です。歴史ある小さな町を舞台に、裕福な実業家とつらい過去を持つ女性のスキャンダラスな恋が幕を開けます。記念号に寄せたキャサリンから皆さまへのメッセージつきです。★
  • いしかわまみ短編集(1)
    無料あり
    4.0
    全3巻0~495円 (税込)
    「やがて春の日ざし」…孤独な桜華が出会ったのはハーフの青年。支えあおうとする二人の物語。「あなたを忘れない」…ひどい父親に復讐したいと思う唯香に「援交しない!?」と声をかけてきた男、岡崎。けれど彼がする事はまるで小さな子供を扱うようだった。やがて岡崎の秘密を知る唯香だった。「思い出のむこう側」…家庭教師に行った先で唯香がであったのは岡崎の娘。問題児と言われている未来に、唯香は…?(講談社「ザ・フレンド」と「ザ・デザート」掲載の作品集)
  • 千一夜におぼれて【ハーレクイン・セレクト版】
    4.0
    玄関のドアを開けてファルークの姿を目にした瞬間、すさまじいショックに襲われ、カルメンは凍りついた。ファルークは中東ジュダール国のプリンスで、1年半前に仕事を通じて出会い、すぐさま惹かれ合った。そこで二人は将来の約束をしないという合意のもと、3カ月という期間限定の恋人同士になったのだった。だがカルメンは約束の時を待たずして、ファルークのもとを去った。職を変えて転居までしたのに、見つかるなんて……。まさか彼は知ってしまったの? 私がなぜ去ったかを。うろたえるカルメンに、ファルークは冷たい声で言い放った。「ぼくの娘に会わせてもらいたい」 ■2009年、イマージュとディザイアの二本立てで日本デビューを飾ったオリヴィア・ゲイツ。シーク・ロマンス全盛の当時、大型新人現る――! とファンの間で話題をさらいました。エジプト人作家による、エキゾチックなシークレットベビー・ロマンスです。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 侯爵家からの招待
    完結
    4.0
    過労で体を壊したグレースはしばらく療養させてもらうため、イタリアで暮らす友人の家を訪れた。そこで出会ったのが、ハンサムな侯爵マッテオ。思わず見惚れるほど魅力的な男性で、友人は得意げに、 実は彼の子供を妊娠しているのだとグレースに打ち明けた。しかし数日後、なぜかマッテオはグレースに誘いをかけてくる。 親密な恋人がいながら、私に声をかけてくるなんて! 憤慨してすぐさま誘いをはねつけたが、 彼の熱烈なアプローチはとどまることがなく――?
  • 噂の関係
    完結
    4.0
    2年前、手ひどい失恋をしたエイヴァリーは、街のレストランで実業家のジョナスと知り合う。その日はそれで終わったのだが、偶然が重なり、彼女は彼と食事の約束をする。この2年、ピクリともしなかった彼女の世界が、再びゆっくりと動き出しはじめたように感じた。ジョナスと会うたびにエイヴァリーは確かに彼に心惹かれていく。そしてその想いが決定的になると予感したとき、彼女の前に現れたのは、彼女を捨てた男だった。その瞬間再び彼女の世界が凍りつき…!?
  • 結婚はナポリで
    完結
    4.0
    突然現れた実の父親に会うために、初めてナポリを訪れたキャサリン。だが彼女は父親の都合でひとりナポリに残されてしまった。そんなとき、街の案内役を申し出たのがアレッサンドロだった。彼はとある大企業の社長なのだが、彼女の父親に頼まれて、彼女の接待係をおおせつかったと言う訳だった。最初はとまどいながらも案内を受けているキャサリンだったが、いつしか胸のときめきを覚えるのだった。一方、アレッサンドロには彼女に言えない秘密があって…。
  • 春を待ちわびて
    完結
    4.0
    婚約者の愛情に疑問を感じた看護師のフィリダは思いきって婚約破棄を切り出した。病院も辞め、老婦人の付き添い仕事で船旅に出るが、彼女の容態が急変し混乱のなか現地に置き去りにされてしまう。そんな時、救いの手をさしのべてくれたのは同じ客船に乗り合わせていた医師のピーテル。彼の厚意により無事帰国したフィリダだが、そのままオランダにある彼の屋敷へ招待される。知れば知るほど誠実なピーテルに、元婚約者とは違う気持ちを抱き始めるフィリダだが…!?
  • 身分違いのフィアンセ【あとがき付き】〈億万長者に愛されて Ⅰ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アシュリーは、名門出の下院議員のマシューと一夜だけの恋をした。ところが、翌朝にホテルが火事になり、彼は炎の中からかろうじて彼女を助け出す。これを 目撃した記者は、ふたりの仲を疑う。選挙を控えた彼にとってスキャンダルは避けねばならない。そこで、ふたりは婚約者のフリをすることにした。マシューに対する恋心を封印するはずだったアシュリーにとって、つらい日々がはじまった。仲の良い婚約者を演じる度に心が痛む彼女。別れが決まっているのに心は…。
  • 氷のシークと情熱の花嫁〈ゾハイドの宝石〉
    完結
    4.0
    憧れの王子とようやく会える。マラムは、病に伏した父に代わり、ゾハイド王国の王位継承者アムハドの呼び出しに参じた。4年前からマラムはアムハドに夢中だ。皆、王子は妻に裏切られて以来、冷酷で残虐だと恐れているが、マラムは彼の傷ついた心を救ってあげたいと思っていた。そしてその機会がついに訪れたのだ。砂丘のなかでアムハドの神々しい姿が目に留まり、マラムは心をときめかせた。アムハドが王国の命運をかけ、マラムによからぬことを企てているとも知らずに。
  • 百万ドルの逢瀬【あとがき付き】〈さまよえる王冠 Ⅱ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】地中海の王国カスタルディーニの王子に、自伝を依頼することになった出版社経営のガブリエル。けれど彼、プリンス・ドゥランテはガードが堅くて、いくら連絡しても取り次いでももらえない。仕方なくパーティー会場で待ち伏せし、ガブリエルはきわどいセリフで彼を挑発することにした。「ここに百万ドルあります。あなたの時間を1時間いただけませんか?」と。プリンスはそのセリフを1度はおもしろがってくれたのに、次に出会ったときの態度は侮蔑に満ちていて…?
  • 砂漠の一夜を胸に
    完結
    4.0
    シングルマザーとして幼い息子を育てているグウェン。だがある日、息子は難病を抱えていることがわかった。今、この病気を手術できるのは世界にただひとり、ジザーン王国のシーク・ファリードだけ。彼のもとを訪ねると、思いがけず力になってくれ、さらに術後の日々をともに過ごすうちに愛をささやかれ、夜ごと躰を重ねる仲に。心を焦がし、うつろになるほど求められ身を捧げる日々。グウェンは確かに彼を愛していたが、どうしても彼には告げられない秘密があって…。
  • ギリシア大富豪の哀願
    完結
    4.0
    ギリシアの大富豪ドラコスのインタビューをとってくれば私の企画が通してもらえる。さっそく彼の住む島を訪れたものの、記者とバレて即座に追い返されそうに! どうやら彼は私をパパラッチと勘違いしているみたい。冷たい暴君と噂の彼だけど、島の住人にはとてもやさしい眼差しを向けている。彼の真実はきっとこの島にあるんだわ。私はそれを知りたい。だけど偶然、彼の母を助けて負傷した私にドラコスは疑いの言葉を投げつけてきた。どうすれば信じてもらえるの!?
  • 入れ替わった恋人
    4.0
    私は替え玉……見破られてはいけない。それなのに、恋に落ちてしまうなんて!■始まりは、あの同窓会だった。あの日、ローザと再会したばかりに。ローザのいとこレオを相手に、ハリエットの芝居がいま幕を開ける。同じ名門女子校を卒業した同級生のハリエットとローザは、双子と言ってもいいほどよく似ていた。そのことで、ずいぶん気まずい思いを味わいもしたが、八年の歳月を経て出会った二人はなぜかとても気が合い、悩みを打ち明け合っては姉妹のように親交を深めていった。そして、互いの問題の解決のためになされたのが、この提案だった!トスカーナで開かれるローザの祖母の八十歳の誕生祝いの席に、まさかハリエットがローザになりすまして来ることになるとは……。どうか無事に、この仮面劇を終えることができますように。吐息をついたハリエットをレオが見る。「君は変わったね、ローザ」レオは、私がローザでないことに気がついたのだろうか?
  • 声だけ愛して【あとがき付き】
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】骨董店に勤務するナオミは、オペラハウスで偶然、著名画家ブランと出会う。ナオミの姉、ダイアナはその話を聞くと、ナオミに彼の秘書となり、情報を流して欲しいと懇願する。ジャーナリストのダイアナは、マスコミ嫌いのブランの特ダネを欲しがっていたのだ。愛する姉の頼みを断れずナオミは、ブランの要望に応じてテープに録音した略歴を送り、見事、秘書に採用される。罪悪感に苛まされつつ、秘書として仕事を始めるナオミだったが、ブランにはとんでもない秘密が!?
  • 月への階段を上って【あとがき付き】〈【スピンオフ】宝石の名をもつ姉妹たち〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】ルビーのよき理解者で、親友でもあった父親代わりのロレンスが亡くなった。悲しみがいっぱいの彼女の前に、亡きロレンスの息子のゼインが突然現れた。彼は家を飛び出し音信不通になっていたのだが、帰ってきたゼインはルビーに対して憎しみを抱いていた。彼は、彼女が父の愛人だったと信じていたのだ。つらくあたるゼインに戸惑うルビーだったが、やがて彼が誤解をしていることに気づく。誤解を解こうとするが、彼の心は閉じたままだった。そして、彼女は気づいた!!
  • 御曹子とシンデレラ
    完結
    4.0
    ジェニーは複雑な思いで「独身者オークション」の司会を務めていた。彼女の目の前で、魅力にあふれた独身男性が次々と落札されていく。ちょっと魅力に欠けるジェニーに、どの男性も目線すら合わせてくれない。だが会の終了後に、権利書を渡されたとき、彼女は驚いた。友人たちが一夜のデートの権利をプレゼントしてくれたのだ。しかもその上、デートの相手はリック・ローガン。御曹司にして、名うてのプレイボーイ。そして彼女が秘かに思いを寄せていた男性だった!
  • シークと禁断の美酒〈【スピンオフ】サマー・スキャンダル〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】社長令嬢のサブリナはひと目惚れしたシーク・アダムに求婚され、幸せの絶頂で夢のような結婚式を挙げた。だがその翌日から彼の態度は豹変、広い宮殿で言葉を交わすこともなく、アダムの姿を見つけても侮蔑に満ちた眼差しを向けられるだけ。彼女は知らなかったのだ、この結婚がある契約で縛られたものであることを。“君は父親の借金の代償に僕と結婚した。1年以内に僕の子供をもうける必要がある――”そしてその夜から、彼の甘い責め苦に悩まされることになることも…。
  • 都会のシンデレラ
    完結
    4.0
    ホームヘルパーのエミリーは、過去のトラウマのため男性に警戒心を抱いていた。それなのに雇い主の銀行家ルーカスから泊まりこみの看病を頼まれて動揺した。断わりたいけれど病気で苦しむ彼をほうってはおけない。ベッドに横たわるハンサムなルーカスに、エミリーの胸は高鳴る。次の瞬間、黒い瞳に見つめられ、たくましい腕にひき寄せられた!熱い唇が重ねられ、体中がとろけそうになる。身分違いの男性に振り回されるなんて…私は自立した女になるって決めたのに!!
  • 砂漠の一夜を胸に
    4.0
    灼熱の国ジザーンの王子で世界的神経外科医のファリードは、父王に結婚を反対され事故死した弟の婚約者と赤ん坊を捜していた。だが、押しかけてくるのは財産目当ての偽物ばかり。そんな中、4年前ひと目で惹かれたグウェンが赤ん坊を連れ、訪ねてきた。彼女に婚約者がいたから諦めるほかなかったのに、婚約はあのあとすぐ破棄し、誰とも結婚していないという。そして、精子バンクを利用して授かった赤ん坊の先天性の病気をファリードに治療してほしくてやってきたのだと説明した。運命の皮肉を恨みつつ、彼は手術を無事成功させた。ところが、グウェンへの抑えきれない想いを告白すると……。■愛しい女性が胸に抱く赤ん坊の正体は、いったい!? シーク物で絶大な人気を誇るO・ゲイツ。来年2月には、〈ジュダールの王冠〉と〈ゾハイドの宝石〉の関連ミニシリーズ3部作がスタート。砂漠の王国を巡る壮大な愛と陰謀のロマンスの幕が再び開きます!
  • 銀色の夜に抱かれて【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅲ〉
    完結
    4.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アニーの前に突然現れたファルコン・レオパルディ。彼の目的はすぐに直感して分かった。アニーは彼の血縁のアントニオにレイプされていた。そして、望まない妊娠だったとはいえ、生まれてきた息子のオリヴァーを彼女は愛して育てていた。その息子を、このファルコンはひき取りに来たに違いない。だが、彼はアニー親子をレオパルディ家のあるシチリアに連れて行きたいと申し出てきたのだ。アニーの心の奥で叫んでいた!「そんな誘いにのってはダメ!!」と。
  • エロチック・ロマンス
    完結
    4.0
    全1巻484円 (税込)
    実子(みこ)の放課後の過ごし方…誰もいない図書室でゆっくり読書。ただし中身は官能小説!この趣味をクラスメイトの山下くんに知られちゃった★必死にごまかす実子だけど、山下くんが実子のイチオシ官能小説家と知って超ビックリ!!小説のネタ作りのために、コスプレで協力することになって…!?
  • この身をシークに捧げて ゾハイドの宝石 I
    4.0
    ああ、彼が結婚してしまうなんて。ヨハラは、少女時代から恋い焦がれている砂漠の国の王子シャヒーンがアメリカから帰国早々結婚するというニュースを聞き、彼の送別パーティ会場にもぐりこんだ――ひと目でいい、彼に会いたい。8年ぶりに目にしたシャヒーンの高貴で圧倒的な存在感。ヨハラは世界でただ一人の愛しい男性をじっと見つめた。目が合った瞬間、ヨハラはまるで魔法にかかったようになり、彼にいざなわれるまま会場を抜け出すと、熱い時を過ごした。だが、魔法は一夜にしてとけ、残酷な現実がヨハラを打ちのめした。彼は私が誰だか気づきもしなかった。ショックのあまり、ヨハラはシャヒーンの前から姿を消すが……。■陰謀渦巻く砂漠の国の愛憎劇――オリヴィア・ゲイツが描く3部作〈ゾハイドの宝石〉は、〈ジュダールの王冠〉の関連ミニシリーズです。2012年1月にお贈りする次兄ハーレスの物語もご期待ください。
  • シークのいざなう夜に
    完結
    4.0
    政情不安が囁かれるジンバブエに住む姉夫婦と落ち合うため、ザンジバルを目指してひとり旅をしていたエミリー。しかし、クルーとして働けばただでヨットに乗せてくれるという、フランス人商人の甘い誘いにのったのがすべての間違いのもとだった。なんと彼は麻薬の密売人で、その正体が露見するなり、自分を捕らえたシークにエミリーを差しだしたのだ!いくら自らの潔白を主張しても、シークは彼女を売春婦だと誤解したまま。豪華な宮殿で囚われの身となったエミリーは!?
  • ミッドタウンの王子様〈パークアベニューにようこそIII〉
    完結
    4.0
    テッサは秘書。マンハッタンの高級アパートメント<パークアベニュー>に住む本物の王子セバスチャンに、もう5年も仕えてきた。いつしか彼に恋するようになったけれど、身分違いの不毛な恋はもうやめなくちゃ!そう決心して辞表を提出したのに、王子は辞める前のひと仕事として母国カスピアに同行し、会議の準備をしてほしいと言う。美しい海の国カスピアに興味があり、テッサは最後ならばと了承するが、まさかそれが波乱の幕開けになるとは思いもしなかった…!
  • ラベルは“妻”
    4.0
    ある朝秘書のエリスが出社すると、社内の状況が一変していた。頼りにしていた上司は昇進争いに破れて左遷され、彼女の居場所はなくなっていたのだ。打ちひしがれるエリスに声をかけ、慰留する人物がいた──次期社長のマシュー・カニングだ。驚いたことに、彼は自分の秘書として働かないかと言う。自ら蹴落としたライバルの秘書を雇おうとするなんて、いったいどういうつもり? 困惑しながらも、エリスは抗えない力に押されるように申し出を受け入れていた。
  • 星影の眠り
    4.0
    また、いやな夢を見た。無理もない。シェラザッドは戦いの場と化したバルカン半島にいて、負傷者の治療をおこなうトラックの中で眠る日々が続いていた。でもこの体があちこち痛むのは、襲撃してきた男に殴られたせい?その瞬間、シェラザッドははっと目を覚ました。地面に横たわり、覆面をした男に覆いかぶさられている。これは夢ではない!彼女はひどく動揺し、男を見て……様子がおかしいことに気づいた。彼は出血している。このままでは命がもたないかもしれない。だが、トラックを襲ってきた張本人を手当てするべきだろうか?そのとき、彼がふいにつぶやいた。「シェラザッド、僕は君の仲間だ」■砂漠や過酷な地で燃えあがる、美しくも激しい愛を描いて人気のオリヴィア・ゲイツ。本作は、昨年7月に刊行されて好評だった『朝の光に咲く花』(I-2105)の関連作ともなっています。
  • 美しい夢をあなたと
    4.0
    継父にうとまれたせいで、ローラは十六歳のときから自活の道を歩むしかなかった。医師になる夢を実現した今では、国際救護団体(GAO)で医療支援に携わっている。財政破綻のために医療制度が崩壊しているアルゼンチンには、ラ・クリニカという意欲的な病院がある。そのことを知ったローラは四人のチームでアルゼンチンに来たが、せっかくの支援活動を邪魔する者が現れた。ラ・クリニカの設立者で院長でもあるアルマンド・サラザールだ。彼はローラを部下扱いし、支援チームを医療現場から遠ざける。しかし、それは彼女を襲う試練の幕開きに過ぎなかった。■ディザイアでも人気のオリヴィア・ゲイツ。イマージュでは、医療現場を描いたロマンスをお届けしています。アルゼンチンを舞台にした本作は、究極の状況に置かれた主人公たちの物語です。
  • 情熱のヴェネチア
    4.0
    ローラは久しぶりのバカンスでヴェネチアへ飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名のヴェネチア育ちの男性だ。ロマンチストの彼は、この町の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香る町並み。一緒に観光名所をまわるうちに、ローラはいつのまにか恋に落ちていた。ドメニコも私に惹かれているのかしら。彼のことはまだなにも知らないけれど、このときめきを、はかないロマンスで終わらせたくない。★イマージュを代表する作家キャサリン・ジョージが、ヴェネチアの恋を美しく描きます。あのダイサート家の面々も久々に登場!★
  • エメラルドの妖精 ジュダールの王冠 II
    4.0
    同行を頼んできたボスが急用で来られなくなったためファラは一人で仮装舞踏会の会場に足を踏み入れた。そこで、中東風のローブをまとった男性に目を奪われる。ひどくハンサムで、威風堂々たる印象だ。うっとりするあまり、ファラは給仕中のウエイターにぶつかり、その拍子にトレイ上のシャンパンが彼女と男性にかかってしまった。周囲が騒然となるなか、男性は青ざめるファラにセクシーな笑みを向け、二人でテラスに出ようと誘いかけてくる。名も知らぬ男性にすっかり魅了され、ファラは誘いに応じた。まさかすべてが、彼によって綿密に練られた策略だとは思わずに。◆期待の新星オリヴィア・ゲイツの三部作〈ジュダールの王冠〉第二話をお届けいたします。兄から王位の座を譲られたシェハブ。王位を守るため政略結婚をすることになりますが、あろうことか相手の女性に断られ、急遽ある計画を立てることに……。
  • 熱砂の烙印
    4.0
    心を病んだ母親が自ら命を絶ったあと、ジェイはアメリカを離れた。たった一人で看病をしながら救急医として働き、若者らしい楽しみも恋もないまま二十八年生きてきたのだ。亡き父の国ダムホールで、人生の再スタートを切るつもりだった。現地の医師団に参加した彼女は、外科医マレクと出会う。運命だった。命を救う闘いを共にするうち、二人は強く惹かれ合った。初めての恋。けれどそれは淡くもやさしくもなく、灼熱の砂漠のように彼女を熱く焦がした。だがマレクは、ジェイの純潔をぎりぎりのところで拒み続ける。医師であると同時に王位継承者でもある彼は、妻を選べない立場にあることを、どうしても言い出せないのだった。◆砂漠のメディカル・ロマンスの新星、オリヴィア・ゲイツの登場です!熱くせつないロマンスと緊張感漂う医療現場。読みごたえたっぷりの新人作家の作品は、7月20日刊D~1318でもお楽しみいただけます。◆
  • 千一夜におぼれて ジュダールの王冠 I
    4.0
    玄関のドアを開けてファルークの姿を目にした瞬間、すさまじいショックに襲われ、カルメンは凍りついた。ファルークは中東ジュダール国のプリンスで、一年半前に国際会議を通じて出会い、すぐさま惹かれ合った。そこで二人は、後腐れのない関係を楽しむことを条件に三カ月という期間限定の恋人同士になったのだ。だがカルメンは約束の時を待たずして、ファルークのもとを去った。職を変えて転居までしたのに、見つかるなんて……。まさか彼は知ってしまったの? 私がなぜ去っていったかを。うろたえるカルメンに、ファルークは冷たい声で言い放った。「ぼくは娘に会いに来たんだ」◆今月イマージュでデビューしました期待の新人オリヴィア・ゲイツが、ディザイアからも三部作〈ジュダールの王冠〉でデビューいたします。まるでアラビアン・ナイトの世界に入り込んだかのようなエキゾチックな物語を、ご堪能ください!◆
  • 砂漠の小さな王子
    4.0
    ヴィヴがかつて愛したガーリブは、オムラーニア国のシークだった。皇太子であり外科医である彼は、立場と職務を優先し、ヴィヴとの関係をひた隠しにしたばかりか、泣いてすがる彼女を、さよならも言わず捨て去った。思いがけない愛の遺産を彼女に宿して……。ヴィヴは、ガーリブが知るよしもないその贈り物を糧に生きた。そして七年が過ぎたとき、彼女はある固い決意を胸に、ふたたびガーリブのもとを訪れる。今の彼が、すべてを知るに値する男性かどうか見極めるのだ。それまでは隠し続けなければ。彼と私の息子のことを。■傲慢だけれど痛いほどの愛情を注ぐヒーローと、身分の違う男性への切ない愛を心に秘めるヒロイン。オリヴィア・ゲイツならではのエキゾチックで情熱的なロマンスの世界を、どうぞご堪能ください。
  • 百万ドルの逢瀬 さまよえる王冠 II
    4.0
    「私に一時間ください、十万ドル払いますから」初めて目の当たりにするドゥランテ・ダゴスティーノの姿に圧倒され、ガブリエルは思わずそう口走り、すぐさま後悔した。相手は一国の王子。お金に不自由しているはずもない。こうしてパーティ会場の前で王子を待ち伏せていたのには訳があった。ガブリエルの出版社はいま経営難に陥っている。そこで王子に自伝を書いてもらい、起死回生の一作としたいのだ。だが試みも虚しく取り巻きが現れ、王子は会場に連れていかれてしまう。作戦失敗だわ……沈んだ気持ちであとから会場に入ると、まもなくチャリティオークションの開始を告げる王子の声が聞こえた。「予定を変更します。オークションの一品目は……ぼく自身です」■注目作家オリヴィア・ゲイツが描く、地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉二話目をお届けします。明らかに自分に向けられた、王子からの挑発的なオークションの申し出。ガブリエルはいったいどんな行動に出るのでしょうか? 来月はついに最終話です。
  • 舞い戻ったプリンス さまよえる王冠 I
    4.0
    カスタルディーニ国で交渉のプロとして知られるフィービは、国王から任された仕事に愕然とした。いま、国王は病をわずらっており、後を継ぐ皇太子の座が不在となっていることに危機感を覚えている。そこで、次期国王として選出するために、八年前に国を出た王子レアンドロを呼び戻してほしいというのだ。レアンドロはかつて、フィービがただ一人愛した男性だ。だが、彼にとってフィービは都合のいい女でしかなく、最後は心をぼろぼろにされ、泣く泣く彼と別れた。そのレアンドロと、もう一度顔を合わせるの?途方もない不安に襲われ、フィービは身を震わせた。■注目作家オリヴィア・ゲイツが描く、地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉がスタートします。王位継承権を巡り、思惑と愛情、憎しみが入り乱れる、読み応えのある作品に仕上がっています。
  • 千一夜におぼれて
    完結
    3.8
    玄関のドアを開けて、カルメンは息をのんだ。憎しみに満ちた目でファルークが自分を見下ろしていた!1年半前、国際会議で砂漠の国の王子ファルークと出会い、恋に落ち、そして妊娠した。けれど身分違いの彼と結婚などあり得ない。カルメンは妊娠を隠して身をひいた。今、事情を知ったファルークは娘をひき取りに来たと言う。抵抗しても無駄だった。腕をとられ荒々しく唇を奪われると、体中から力が抜けていく。彼の圧倒的な魅力に抗える女などいるはずがないのだ。
  • 復讐結婚~あなたと地獄に堕ちるまで1
    続巻入荷
    3.7
    この結婚も、なにもかも、全部私の復讐のため――。 家族から冷遇され、孤独な日々を送る舞は、唯一自分を愛してくれる恋人・幸也との逃避行を夢見る日々だった。 しかしある日、お見合い結婚を拒否した姉の代わりに、十河グループの御曹司と顔合わせをすることになってしまう。 「私には幸也がいるのに――」必死に抵抗しようとする舞だったが、肝心の幸也にも他の女の影が見えて――。 絶望する舞に手を差し伸べたのは、意外な人物で…!?
  • 秘密に満ちた恋
    3.7
    クロエは暗闇の中に抜け出し、月桂樹の生け垣に向かって走った。家では兄と姉の合同婚約披露パーティがにぎやかに続いている。思わず鳴咽がもれ、涙があとからあとからわいてきた。「どうしました?」突然、生け垣の向こうで男性の声がした。彼はあれこれたずね、クロエの涙の理由を容赦なく言い当てた―今日婚約した男性をひそかに愛しているのですね、と。しばらくのち、化粧を直して再びパーティーに現れたクロエに、母が嬉々として一人の男性を紹介した。著名な法廷弁護士らしい。「ピアズ・オードリーです」彼の声を聞いて、クロエの心は沈んだ。この声、間違いなくさっきの人だ。ピアズは彼女をダンスに誘った。「嘆きの女神さん、君は実に僕の興味を引く…」。
  • シークの契約花嫁〈黒い城の億万長者 III〉
    完結
    3.5
    アラビアの王国ザフラナの王女ジェナンは窮地に立たされていた。負債に苦しむ母国を救うためには裕福な隣国の老王と結婚するしかないの? 絶望のなかジェナンは突然現れた輝くオーラをたたえた男性に目を奪われる。莫大な富と権力をもつ世界屈指の実業家ヌメール・アル・アスワド。彼なら母国を助けてくれるかもしれない。援助を懇願する彼女にヌメールはあっさり了承した。「僕の後継者を産んでくれる人を求めていてね」そう告げると彼は唇を奪ってきて…!?
  • 王子様と聖夜を
    完結
    3.5
    クリスマスイブ前夜、フェリシアは10年前に別れたきりだったギデオンと思いがけず再会した。ふたりは高校時代、学校の演劇公演でロミオとジュリエットを演じ、実生活でも恋人同士だったのだ。お互い、クリスマスの予定のなかったふたりは、一緒に休暇を過ごすことに。まるで恋人同士のような時間を過ごすうち、彼女の心に昔の恋心がよみがえりはじめていた。そして、熱いキスを交わすが、彼はそっけなく離れていってしまう。彼は、私のことをどう思っているの…?
  • 氷の王に奪われた天使
    完結
    3.5
    ファッションショーのステージで熱い視線を感じたキャスは雷に打たれたような衝撃を覚えた。視線の主は東欧からの亡命者レオ。一瞬で恋に落ちたふたりだが、運命は彼らの幸せを許さなかった。大事故に遭い一命を取りとめたレオは心配するキャスを残し、こつ然と姿を消したのだ。ところが、双子の女児を出産しデザインの仕事が軌道に乗ったキャスの前に、ふたたび、彼はその姿を現したのだ。一国の王位継承者として、王妃とプリンセスたちを迎えに――。
  • 百万ドルの新妻
    完結
    3.5
    「君のお腹にいる子どもの父親は、トレント・クロスビー氏だ」そう告げられたレベッカは、激しいショックを受けた。とある事情から精子提供を受けたレベッカ。提供者は名も知れぬ労働階級の人間のはずだった。それが何かの手違いで、大企業のCEOの子どもを妊娠してしまったのだ。精子を預けているということは、彼も子どもを望んでいるのよね…完全に自分ひとりが親権を持てるように、トレントに話をつけにいったレベッカは、そこで思わぬ提案を持ちかけられて…!
  • 忘れられない初恋
    完結
    3.5
    ロンドンで経営コンサルタントをしているハリエットは、幼なじみのティムに頼まれ、誰にも内緒で3か月だけ彼の恋人のふりをすることになった。そんな彼女の前にティムの兄ジェームズが突然現れた。ふたりがつきあっているという話を聞き、心配して様子を見に来たのだ。不動産開発で巨万の富を築いたジェームズ、輝くばかりのハンサムな彼はハリエットの初恋の相手だった。久しぶりの再会にお互い惹かれあうふたり。しかし彼女はティムとの約束で真実を告げられず…!?
  • 恋わずらい
    完結
    3.5
    アビーは緊張した面持ちで、従姉の手紙を彼女の婚約者バスコに渡した。この恋心は一生隠さなければ。従姉に紹介されバスコと初めて出会ったとき、端正な顔立ちとやわらかな微笑みにひと目で恋におちたのだ。ところがその夜、アビーは友人と訪れたパブで深酔いをしているバスコを見つける。どうやら手紙がもとで、婚約解消になってしまったようだ。今にも酔いつぶれそうな彼をそのままにできず、アビーは自宅に彼をつれ帰った。一夜の慰めを求められるとは思わずに――。
  • 裏切り者をわが妃に 愛を拒むプリンス I
    3.5
    グローリーは、職場の上司で王族のヴィンチェンツォと激しい恋に落ち、夢のような日々を過ごした。なのに、君はつかのまの愛人にすぎないと屈辱的な言葉を投げつけられ、彼の人生から蹴りだされてしまう。想いを断ち切れぬまま6年がたったとき、一通のメールが届いた。“君の家族の罪を告発する”――送信者はなんとヴィンチェンツォだった。動揺を抑え、ヴィンチェンツォを訪ねたグローリーに彼は冷たく言った。不正を働いた家族を投獄されたくなければ交換条件をのめ、と。「1年だけ、ぼくの妻として暮らすんだ」それはつまり、妃になれということ?■人気絶頂オリヴィア・ゲイツのミニシリーズ3部作〈愛を拒むプリンス〉がスタート! “人生の最大の幸福は結婚”との信条をもつ王に、結婚を命じられた愛を知らないプリンスたちは、幸せをつかむことができるのでしょうか?

    試し読み

    フォロー
  • 情熱を知った午後〈レオパルディ家の掟 Ⅰ〉
    完結
    3.5
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き姉の息子ジョシュをひとり育てるジュリー。ある雨の日、仕事に疲れきって家路を急ぐ彼女の前に長身でエキゾチックな顔立ちの男性が現れた。「僕はロッコ・オパルディ。その赤ん坊のことで話がしたい」ジュリーはその姓を姉から聞いていた。この男性はジョシュの父親の身内なのだ。そして彼は母国シチリアでDNA鑑定をしたいと申し出る。愛する甥を奪われるかと恐れつつも、ジュリーは魅力的逆らいがたい雰囲気の彼とシチリア行きを決意し…。
  • エーゲ海に捨てた恋
    3.5
    イザベルは日常から逃れ、ギリシアの孤島での休暇に向かった。だが、奥まった静かなビーチを目指して岩場をわたっているとき、運悪く足を滑らせて転落し、裸同然の姿で気を失ってしまう。意識が戻った瞬間、浅黒い肌に逞しい体をした男性の姿が目に入った。なんてゴージャスな男性! でも、明らかに嫌悪の表情をしている。男性はビーチの所有者ルーカスで、大成功した実業家だというが、けがをして動けない彼女を家に滞在させてくれながらも、なぜか冷淡な態度をとりつづける。大富豪の気を引くために私が裸体をさらしたとでも思っているのね。実は彼の態度には別の理由があるとはイザベルは知るよしもなかった。
  • 改心したプレイボーイ
    3.3
    安心してください、妊娠は間違いでした――結婚式当日、そうつづった置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて花婿アダムの前から姿を消した。本当は、愛するアダムの子供は確かにおなかの中にいる。だが妊娠を告げたときから、彼は“罠にはめた”とロウリを責め、日ごと冷淡になるばかり。もはや一緒にはいられなかったのだ。あれから2年が経ち、ロウリは幼い娘を一人で育てていた。つましくも幸せで穏やかな日々が、ずっと続くはずだった……ある日の買い物帰り、アダムが突然、目の前に現れるまで。

    試し読み

    フォロー
  • 翼を持った恋人【あとがき付き】〈レオパルディ家の掟 Ⅱ〉
    完結
    3.3
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】レオノーラはとんでもない事を実行していた。彼女の夢は国際線旅客機のパイロットになる事だったが、何度応募しても落とされてしまう。女だから受からないと確信した彼女は、現役パイロットの弟になりすまして、航空会社の経営者・アレッサンドロの専用機を操縦して、自分の技量をアピールする奇策を行う。幸いフライトは順調だったが、この事を知ったアレッサンドロは激怒して、身代わりとなった弟を解雇するという。彼女の謝罪に対して、彼の言葉は非情だった!!
  • 摩天楼に隠した秘密〈黒い城の億万長者 IV〉
    完結
    3.2
    ニューヨーク五番街、夜道に現れた人影にイザベラは愕然とした。リチャード! 南米での地獄のような日々のなかにうずく熱い記憶。彼は復讐の道具として私を誘惑した。あれから8年、医者として再スタートを切ろうとした矢先に再会するなんて…。招き入れられたのは最高級ペントハウス。大富豪となっても変わらぬ陰のある灰色の瞳、そしてむさぼるようなキスを拒めず、激しい抱擁に溺れる。しかし、彼は「アメリカから出ていけ」と言いすてて…。
  • 絶倫(1)「たった一度で終わるわけねーだろ」
    3.0
    体力・精力底なしの彼に限界までイカされる、何度も続く絶頂アンソロジー!! 気持ちいいトコロばかりを執拗に刺激され、ビショビショの秘部に硬いアレをグリグリ押し付けられて…。年齢なんて関係ない!! 一晩中続くセックスにもう限界!! 収録作品は 大塚あきら/僕は性欲が強いんです。あんあん感じるお試し婚 えびす華子/悪魔でクールな甘えんぼう 九条タカオミ/オフィスで毒舌、ベッドで悶絶!? カラダの相性抜群なのはドSな同期で たにぐち千賀/テニス部・亜美の場合~極太グリップ2本責め うえすぎうる子/幼なじみと強制同居~いつでも御曹司のオモチャにされて~ 小田三月/狼王子にご用心☆ 花李くる実/Hな悪魔のアブナイ誘惑 の7作品!
  • アラフィフ、のんびり山に登る! 1
    完結
    3.0
    道具の選び方からトイレ、山小屋のマナーまで漫画で紹介。 富士山から足和田山、白神山地、涸沢カール、高尾山、木曽駒ケ岳、鷹取山、西沢渓谷、湯ノ丸山まで9つの山々を巡ります!
  • 朝、あなたのそばで
    3.0
    あくまでもボスと秘書の関係だったはず。 同じ屋根の下で一夜を明かすまでは。 ロンドンでの独り暮らしのために仕事が必要なテオドラは、 建設会社の社長ジェイムズが秘書を探していると聞いて応募した。 前任の秘書たちに色目を使われ辟易していたというので、 髪を引っつめ極度に地味な姿で面接を受け、首尾よく採用になる。 ジェイムズは噂どおり高慢なボスだが、抗いがたいほど魅力的。 こんな外見のおかげで、彼が目もくれずにすんで助かったわ。 だが、ある朝、テオドラはやむを得ぬ事情で出社が大幅に遅れ、 すごい剣幕で住まいを訪ねてきたボスに素顔を見られてしまう。 辞職を伝えるテオドラに、なんと彼は出張旅行への同行を命じ……。
  • ポーシャの二都物語
    3.0
    ■複雑にからみ合ってしまった運命は、ある日、突然あなたへと近づけてくれた。■「ホワイトフライアーズ不動産です」ポーシャはオフィスにかかってきた電話に答えた。「明日パリを発って、おたくの物件を見に行くつもりだ」声の主は男性でフランス人。ひどく横柄な感じがする。ポーシャはどの物件が見たいか尋ね、その返事に凍りついた。タレット・ハウスですって……? かつて彼女が住んでいた屋敷。不意に、屋敷のキッチンから立ち上る黒い煙が脳裏に浮かび、遠い昔に失われた、いまわしい事件の記憶の断片がよみがえる。そこはポーシャが、二度と足を踏み入れたくない場所だった。「もちろん、きみが一緒に来てくれるんだろうね?」このときからポーシャは、謎めいた男へと確実に近づいていった。彼もまた、その屋敷にまつわる出来事で、大きく人生を狂わされた一人だと知ることもなく……。
  • 残酷な秘密
    3.0
    雷雨の中、帰宅を急ぐサラは道に飛び出し、車に轢かれそうになった。運転していたのは町の名士で実業家のジェイク・ホーガンで、彼からお詫びの花束が届き、翌日にはわざわざ様子を見に来てくれた。紳士的なジェイクに、サラは生まれて初めて胸のときめきを覚えた。でも、私のような、幼い娘を育てている女に、彼は興味なんてないはず。それに、私には誰にも言えない秘密が、男性と親密になったら打ち明けないわけにはいかない秘密がある……。恋心を止めたいサラだったが、会うごとにジェイクに惹かれ、雷鳴に怯えていたある夜、彼になだめられるうちに一線を越えてしまう。そして、露見した――彼女がまだ、純潔の身だったということが! ■〈薄幸のシンデレラと幼な子〉と題して、やむにやまれぬ事情で小さな子供を育てるヒロインと大富豪とのロマンスを特集します。幼い少女の“母”として生きてきたサラの秘密の真相とは――? ベテラン作家キャサリン・ジョージの、優しくて切ない名作です。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 残酷な愛人契約〈黒い城の億万長者 II〉
    完結
    3.0
    スカーレットは億万長者の実業家ライデンの婚約パーティーに出席していた。5年前、ライデンと情熱的に愛しあいながらも、ある過去を知られることを恐れて彼のもとを去ったスカーレット。顔も名前も変えて別人に生まれ変わった私に、あの人が気づくはずはないわ。ところが会うなりライデンはスカーレットの正体を見破った! 「私のことはすべて忘れて」彼への思いを押し隠すスカーレットだが、その夜ライデンが現れ、彼女を抱くと愛人になれと残酷な要求をして…!?
  • 魔法の一夜は明けて〈黒い城の億万長者 I〉
    完結
    3.0
    エリーは父の同伴で謎の天才実業家ラファエル・モレノ・サラザールの舞踏会にいた。彼が財政の厳しい父の会社の希望の光だとは、わかっているが今日はなぜだか胸騒ぎがとまらない。そんな時、危険なオーラをまとう美しい男性が現れ心奪われたエリーは熱いキスをかわしてしまう。まさか彼がミスター・サラザールだったなんて…わたしは誘惑するために近づいたんじゃない。胸騒ぎとともに始まった甘い関係は恋? それとも残酷な結末?
  • トスカーナの愛の証
    完結
    3.0
    ローマでマルコと熱い一夜をともにした翌朝、冷たいシーツだけがカサンドラの身を包んだ。そして渡された莫大な金額の小切手。私は娼婦も同然だったのだ…。イタリアでも有数の大富豪と、別荘で働く臨時雇いの庭師。彼の主催するパーティーに急遽代理パートナーとして参加したときから、住む世界が違うとわかってはいた。残酷な仕打ちに、カサンドラは小切手を受けとることなく故国イギリスへ帰る。そしてマルコを忘れるつもりでいた。妊娠しているとわかるまでは――。
  • 氷の王に奪われた天使
    3.0
    彼が欲しいのは、わたしの愛しい娘たちだけ。母親など添えものでしかないのよ。 カサンドラは2年前、親友の結婚式で、青い瞳にまばゆい美貌を持ち、圧倒的なオーラを放つ大富豪レオニードにひと目で心奪われた。与えられるのは情熱と快楽だけだと言う彼に、何も望みはしなかった――だから思いがけない妊娠を告げ、冷たい別れの言葉を投げつけられたあと、ひとりで双子の赤ん坊を産み育ててきた。なのに今、彼は突然姿を現し、娘たちが欲しいと言い出した。近く復活するゾーリャ王国の王位を継承するには、国の守護神である双子の女神そっくりの娘たちが必要だという理由で。なんて身勝手な言い分なの? ショックを受けるカサンドラにレオニードは強引な結婚話を持ち出してきて……。 ■熱く激しい男女の愛憎劇を綴り、大人気のオリヴィア・ゲイツ。好評を博した『海運王に魅せられて』、『消せない情熱の記憶』、『氷のキスを花嫁に』の関連作をお楽しみください。
  • クリスマス・ストーリー2011 四つの愛の物語
    3.0
    ◆『クリスマスに間に合えば』― アメリカ人の夫との結婚生活に破れ、クレミーはイギリスの緑豊かな町へと戻ってきた。引っ越しの荷物も片づかないうちに、クレミーは信じられない偶然を知る。12年前の高校卒業記念ダンスパーティの晩、熱いキスを交わしたアレックが隣家に住んでいたのだ。 ◆『億万長者の贈り物』― ベスは2年前の事故で夫と両親を同時に失った。あんな悲しみはもう二度と味わいたくなくて、他人と深くかかわるのを避けている。恋愛などもってのほかだ。だが、みぞれ混じりの雨が降る朝、裕福な実業家ニックと出会い、彼女の凍てついた心は揺さぶられ……。 ◆『愛を忘れた伯爵』― ベネチアの壮麗な宮殿では仮面舞踏会が催されている。悲惨な事故で逝った夫ドメニコの生家を衝動的に訪れたのをダイアンは後悔した。こんなことをしても過去は変えられない。ふと近づいてきた男が仮面を外したとき、彼女は息をのんだ。亡き夫がなぜここに? ◆『キャンドルナイトの誘惑』― ジョージアはひとり静かに休暇を過ごすため、かつて両親が暮らしていたコテージに来た。ところがその晩、コテージの所有者で憧れの男性チャンスが突然現れ、近辺に洪水の危機が迫っていると告げた。図らずもジョージアは彼の屋敷でクリスマスを過ごすことに。
  • クリスマス・ストーリー2009 四つの愛の物語
    3.0
    ◆『指輪はイブの日に』― トニー・ダンゼッタは高校時代の友人の訃報を知り、急遽故郷に戻った。友人はミリセント・エバンズという悪女のせいで、自殺に追い込まれたという。猛烈な怒りに駆られたトニーは、弔問に現れたミリセントを罵倒し、憤怒の形相で詰め寄った。とたんに彼女の顔は青ざめ……。 ◆『王子様と聖夜を』― クリスマスイブの前夜、フェリシアは十年前に別れたきりだったギデオンと思いがけない再会を果たした。二人は高校時代、学校の演劇公演でロミオとジュリエットを演じ、実生活でも恋人同士だったのだ。クリスマスの休暇を一緒に過ごすうち、二人の胸に昔の恋がよみがえる。 ◆『魅惑の舞踏会』― 貴族の令嬢ローワンは、友人ペネラピが気の進まぬ結婚を強制されて悩んでいることを知った。その縁談は、相手の伯爵と共に招待された大邸宅でクリスマス休暇を過ごしている間にまとまることになっている。ローワンは友人の衣装係になりすまし、縁談をこわそうとするが…… ◆『忘れえぬクリスマス』― 今日はクリスマスイブ。海軍に勤務するレン・ドーバーはボストンへ向かう列車を待っていた。彼は固い決意を胸に、家族が、そして恋人エイミーが待つ故郷へ帰る途中だ。雪のせいで遅れていた列車がようやく到着し、彼は安堵したものの、今度は脱線事故に巻きこまれてしまう。
  • この身をシークに捧げて〈ゾハイドの宝石〉
    完結
    3.0
    その記事を見た瞬間、ヨハラは強い衝撃を受けた。砂漠の王子シャヒーンが留学先から帰国早々に結婚するという。ヨハラは少女時代にシャヒーンに命を助けてもらって以来、彼に恋をし、一生を捧げると誓った。両親の離婚でパリに移ってからも、1日たりとて忘れたことはない。使用人の娘が花嫁になどなれはしないけれど、ひと目でいいからもう1度彼に会いたい…。ヨハラはシャヒーンの送別パーティーにもぐり込んだ。この再会が大きな災いを招くことになるとも知らずに。
  • 氷のキスを花嫁に
    3.0
    冷酷なギリシア富豪が残したのは、 胸の痛みと苦しみ、そして屈辱。 妹夫妻の死後、赤ん坊を引き取ったナオミの家に、かつて熱烈に愛しながら別れを告げた元夫アンドレアスが突然現れた――ギリシア大富豪らしいカリスマ性も気高さ溢れる美貌も、昔のままだ。7年前ナオミは、出会ってすぐに彼の虜になり、プロポーズを受けた。だが夫婦として分かち合えたのは、ベッドでの狂おしい情熱だけ。氷のように冷たく心を閉ざす夫との生活はあまりに虚しかった。なのに、今頃なぜ彼が? ナオミはふとある事実に気づき、愕然とした。アンドレアスは、亡くなった義弟とは親友同士だった。まさか……!次の瞬間、無情に響く声がナオミを打ちのめした。「親友の遺言に従い、赤ん坊はぼくが引き取る」■衝撃の展開!! 人生の目的は富を築くことのみ――どこまでも冷徹でセクシーなギリシア富豪に、愛娘を奪い取られる恐怖からヒロインが下した決断とは? 本作はD-1527『海運王に魅せられて』、D-1621『消せない情熱の記憶』の関連作です。
  • 謎めいたプロポーズ
    完結
    3.0
    兄夫婦の事故死により幼い子供3人と暮らすことになったジュード。育児に追われるなか、甥のひとりの行方がわからなくなった。すると取り乱した彼女のもとへ、とびきりハンサムな男性が甥をつれて来てくれた。彼は友人の兄で、悪名高いプレイボーイと評判のルカだった。噂とは違いやさしく魅力的な彼だが、翻弄されてはいけないと心に誓うジュード。しかし彼は、「君と結婚したい」といきなり告白してきた。恋人でもないのに結婚なんて彼はいったい何を企んでいるの?
  • 砂漠の王の誤算【あとがき付き】〈アズマハルの玉座 Ⅲ〉
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】レイラはとある砂漠の国の王族のひとりだったが、国を捨ててアメリカに渡り、つつましく暮らしていた。だが、そんな彼女を利用しようとする一派が、彼女を誘拐しようとした。そのとき、彼女を助けたのが、やはり王族のひとりラシッドだった。彼こそレイラが幼い頃から憧れ、愛していた人だった。ふたりの仲は急速に縮まり、ラシッドはレイラにプロポーズをする。それを素直に受け止めたい彼女だったが、なぜかためらいがあった。一方、彼の心では打算が働いていた…!!
  • 彼の求愛宣言
    3.0
    私にも未来がある――それを教えてくれたのはあなた。■ヘスター・コンウェイは、戸惑っていた。結婚一年目で愛する夫を亡くしたあと、家具店の経営に打ち込み、私生活のほうもなんとか充実させてきた。気軽につき合えるボーイフレンドも何人かいて、なんの約束もしない関係に満足していた。しかし一人の男性の出現によって、そんな平穏な毎日が崩れた。パトリック・ハザード。背が高く、知的でハンサムな作家。彼はヘスターの住む小さな町に突然越してきて以来、あっと言う間に彼女の心に入り込んできた。でも、私はまだ亡き夫を愛している。ほかの男性と深い関係になる心の準備はできていない……。だが、パトリックはヘスターの不安をよそに、彼女を強引に食事に誘うと、いきなりその唇を奪った。
  • ちょっぴり罪な関係
    3.0
    傷心を癒すための休暇で大嫌いな彼に会うなんて……。■ロンドンの一流銀行に勤めるサスキア・フォードは、一人、トスカーナの別荘で優雅なバスタブに身を沈め、恋人の手ひどい裏切りによって受けた心の傷を癒していた。もう恋になんか落ちるものですか――そう思いながらバスタブから身を起こしたそのとき、バスルームのドアが開き、彼女は凍りついた。戸口に現れたのは、彼女のよく知っている男――幼いころから憧れ、憎んでいた、義理の兄だった。優秀で、魅力的で、常にセクシーな美女に追いかけ回されている血のつながらないその兄は、いつもサスキアの劣等感をかき立てた。いつしかサスキアは、彼をできるだけ避けるようになっていたが、彼のほうも、サスキアとうまくやっていこうとはしなかった。その義兄がなぜここに? よりによってこんな気分の時に。サスキアは不安に震える胸をおさえて彼を見た。
  • 雪に舞う奇跡
    完結
    3.0
    唯一の肉親だった祖母が亡くなり、ひとりぼっちになったセイディ。その上借金のせいで家も売り払うことに。幸い買い手はすぐに見つかり、相手が住み込みの家政婦を探しているというので、セイディはそのまま雇われることになった。安心したのもつかの間、彼女は数日後、やって来た雇い主に絶望の底に突き落とされてしまう。「きみは若すぎる。僕は田舎の中年女性を雇いたい」彼はリッチで美しく、背も高い男性で、女性に言い寄られることにうんざりしていたのだ!
  • ケーキで恋を
    完結
    3.0
    姉夫婦の留守中、子供たちの面倒をみることになったカッサンドラ。美しいスコットランドでの日々は楽しかったが、気になるのは子供たちが口にする、裏山の“人食い鬼”の話。興味をひかれて山へ登ってみると、裏山の館に住む目の不自由な男性に冷たく追い払われてしまった。ハンサムだけれど無愛想な彼、ベネディクトこそが人食い鬼の正体だった。でも、なぜ周囲のすべてに固く心を閉ざしているの? カッサンドラはどうしても彼がほうっておけなくて…。
  • ラベルは“妻”
    完結
    3.0
    エリスはとある大手の会社の重役秘書。上司は次期社長と噂されていたが、突然左遷され、エリスも解雇を言い渡される。打ちひしがれる彼女に近づいてきたのは新社長マシュー。彼は彼女に、自分の秘書として会社にとどまらないかと提案してきた。とまどうエリスだったが、とりあえず3か月の試験雇用をひき受ける。超やり手と評判のマシューは、その日から猛烈な勢いで仕事を始め、エリスの生活は一変。やがて彼女の心のなかにマシューへの想いが芽生えはじめるが!?
  • 海運王に魅せられて【あとがき付き】
    完結
    3.0
    【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】セリーナの一族、ルーヴァーディス家の宿敵、海運王のアリステデス・サラントスが父の告別式に現れた。ビジネスのためなら手段は選ばず、奪えるものは冷徹に奪いつくすと恐れられているサラントス。その彼が誰よりも悲しみに満ちた目をしているのはなぜ? セリーナは胸騒ぎを覚えた。それは葬儀のあと、彼に再会し、ふたりきりで熱く甘い2日間を過ごすことの予感だったのか、それとも置き去りにされ、彼の子供を身籠もることへの未来への恐れだったのか――。
  • 華やかな嘘 / 翡翠色の裏切り
    完結
    3.0
    ローラはその新聞に驚いた。自分とアラブの王族ユースフが、写真入りで熱愛中と報道されている。彼とは立ち話しただけなのに…。だが、ユースフの国ではこれは大事件だった。王族が財産目当ての女の餌食になる! それを防ぐべく、すぐさまユースフの従兄ターリクがアメリカに遣わされ、新聞に載ったローラという女性に近づいた。彼女を誘惑してユースフとひき離してから捨ててやる。思い知らせてやるのだ!(「華やかな嘘」より。「翡翠色の裏切り」も同時収録)
  • 擬装結婚のススメ
    完結
    3.0
    花嫁修業して、お見合いして、アコガレの寿退社…のハズが…!? なんとなくお見合いして、なんとなく結婚を決めた…ら、婚約者にカケオチされた、OLの美喜(みき)。寿退社も決まってるのに逃げられたなんて言えない!と悩んでいると、婚約者の兄がやってきて、「代わりに私があなたと結婚します。ただし3か月後の円満な離婚を前提に」と擬装結婚を提案してきて…!?利害一致で始まった擬装結婚生活の行方を描く表題作のほか、メル友の数を誇る女子高生の大騒ぎや、親の再婚で「姉弟」になったふたりの交情など、ドキドキ満載!!
  • フラチなオトコたち
    完結
    3.0
    万里(まり)は、後輩の英二(えいじ)と(秘)社内恋愛中。優しくて甘えん坊でカワイイ年下オトコに癒される日々…。ところが初めて彼の家に行った夜、ばったり会ったのは元カレの雄一(ゆういち)。なんと英二の兄だったのだ…!学生時代、万里は強引でオレサマな雄一についていけずに、別れを選んだのだったが…
  • オトナの夜のお伽話
    完結
    3.0
    いつか玉の輿(こし)に乗ることを目指して、外見も内面も磨き続けてきた明日香(あすか)は、今や「秘書課一のクールビューティー」の評判を取る才媛。だが狙(ねら)っていたエリートを友人にさらわれ、ヤケ酒をアオったあげく社長の甥(おい)である裕樹(ゆうき)と寝てしまう。一週間後、裕樹が秘書課に配属されてきて、ふたりのビミョウな関係が始まってしまい…!?デキる女のクセして意外と「おぼこい」明日香と、一見ナンパなボンボンだけど実は「デキる男」裕樹の、スウィートなオトナの恋物語シリーズ、待望のコミックス化です!!
  • 海運王に魅せられて
    3.0
    父親の葬儀の日、セリーナは弔問に訪れたギリシア人――アリステデス・サラントスの姿を見て驚いた。ゼロから海運業を興した彼は、今やセリーナの父の宿敵として、一族の前に大きく立ちはだかる存在だったのだ。セリーナの兄たちが憎悪の目で睨みつけるなか、アリステデスは彼女に歩み寄り、短い悔やみの言葉を残して立ち去った。葬儀からの帰路、セリーナは路上に佇むアリステデスに心を動かされ、彼の宿泊しているホテルまで車で送っていく。豪華なスイートルームで熱く甘い2日間を過ごしたあと、置き去りにされ、彼の子供を一人で育てることになるとも知らずに。■愛と陰謀の3部作〈ゾハイドの宝石〉で人気を不動のものにしたオリヴィア・ゲイツの新作をお届けします。はたしてヒロインは、ギリシアの海運王の心に愛を甦らせることができるのでしょうか。
  • ハートの鍵をください
    完結
    3.0
    サラは由緒ある屋敷インガム・レーシーの使用人頭。ある日、彼女は屋敷を訪れた男性に強く惹かれた。過去の失恋で傷ついた彼女にとって、この出会いは運命だった。しかし、彼が屋敷の所有者の御曹司アレックス・マッケンジーと知り、サラは愕然とした。雇主との恋愛関係は許されない。恋を諦めなければ仕事を失ってしまう。そんなサラの思いをよそに、プレイボーイと噂のアレックスが誘惑してきた。「お堅い使用人頭か、夢みるロマンチストか。どちらが本当の君だい?」
  • プレイボーイの憂い
    3.0
    ロンドンのギャラリーに勤めるキャサリンは急病の雇主の代理でポルトガルの別荘に住む依頼人のもとに向かった。ところが絵画の鑑定を依頼したロベルト・デ・ソウザは現れたキャサリンが女性だと知って難色を示した。車の事故で脚に後遺症が残り、顔に大きな傷を負ったせいで彼は自分を醜いと思い込み、女性を避けるようになっていた。たとえ傷があっても気にならないほどすてきな男性なのに!一方、鑑定士としての経験も知識もあると自負するキャサリンは依頼人の信頼を得るため服装と仕事ぶりで“できる女”を演出し、ロベルトはしだいに彼女の人柄と美しさに心を開いていくが……。

最近チェックした本