改心したプレイボーイ

キャサリン・ジョージ / 江美れい

安心してください、妊娠は間違いでした――結婚式当日、そうつづった置き手紙を残し、ロウリは涙をこらえて花婿アダムの前から姿を消した。本当は、愛するアダムの子供は確かにおなかの中にいる。だが妊娠を告げたときから、彼は“罠にはめた”とロウリを責め、日ごと冷淡になるばかり。もはや一緒にはいられなかったのだ。あれから2年が経ち、ロウリは幼い娘を一人で育てていた。つましくも幸せで穏やかな日々が、ずっと続くはずだった……ある日の買い物帰り、アダムが突然、目の前に現れるまで。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン文庫
• ページ数: 232ページ
• 電子版発売日: 2013年11月01日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[けも · ★★★☆☆]

どっちもどっち。

色んなレビューを読んでから購入。ヒーローの失言は確かにダメだけどヒロインも一度のミスをなかなか許さないタイプに思える。でも娘を誘拐した人間には同情して心が広いというブレた性格。妊娠してから結婚式まで冷たくされたと訴えてるけど、読んだ印象じゃヒロインの態度も似たようなもの。再会後、よく元に戻ったもんだと。甘い感じ皆無だったのに。

[ブクログ · ★★★☆☆]

プレイボーイとの子を妊娠したヒロインが挙式当日に逃避行。愛する彼がこの結婚を嫌々することにプライドが許さなかったのである。再会後の彼はレディ二人（ヒロインと愛娘）のそばにいようと頑張っている。ヒロインの愛情を得るまでの努力が実ったようで目出度し。ヒロインは突然消えるのではなく大人なら相手との会話を持つべきだったのではないかと思うんだが・・・。