検索結果
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-セリーンに届いた悲しき知らせ、それは祖父の訃報だった。一代で巨万の富を築いた祖父は、幼い頃両親を亡くしたセリーンにとって父親がわりの存在だった。しかしセリーンは3年前、地位も名誉も、そして愛さえも捨てて、祖父の元から逃げ出していたのだ。3年ぶりに戻った故郷、迎えに来たのはかつての婚約者ガイ。今でも独身を通すガイにセリーンは複雑な感情を抱いていた…セリーンの胸元には、ガイから貰った婚約指輪が、チェーンの先で、今も悲しく揺れ動いていた。
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-目覚めると、キャシーは一糸まとわぬ姿で見知らぬ男性のベッドに横たわっていた。昨夜はセバスチャンとの婚約パーティーで、とてもステキな夜だった。その翌朝なのに、どうして私は裸で一面識もない男性のベッドにいるのかしら!? マシュー・キーガンと名乗った男性はすでに身繕いを済ませていて軽蔑したように彼女を見下ろし、ふたりが一夜限りの火遊びをしたと告げた。こんなことが知れたら婚約解消されてしまう! キャシーはマシューを問いつめようとするが…?
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-ソフィーは質素な生活のなかで、奔放な姉ベリンダの遺児リディアをひき取って育てていた。ある日、姉の遺言により、姉の亡夫の兄アントニオ・ロチャ侯爵と3年ぶりに再会することになった。アントニオとソフィーは、かつてひと目で恋に落ちたのに、彼の突然の心変わりによってソフィーの心はずたずたにひき裂かれたのだった。いかにも侯爵然としたあの傲慢な彼に、また傷つけられるのはごめんだ! しかし彼女の抵抗もむなしく、運命は再びふたりの人生を結びつけた!
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-幼い頃からずっと憧れていたドルーと初めて結ばれたティア。ところが彼はティアを一夜の情事の相手としか思っていなかった。それで事が済まなかったのは、その一夜で彼女が妊娠してしまったから。 世間体のためふたりは結婚するが、意地の張り合いから新婚生活は禁欲の日々となる。しかし一緒に過ごせば当然触れあう機会も増え、ふたりの理性は崩れそうになる。でも、ドルーは素直に欲望に従うわけには行かなかった。なぜなら彼には結婚に大きなトラウマがあるのだから!
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-魅力的な笑顔とあふれんばかりの才能で"天使"とうたわれるバレリーナ・アレックス。彼女を襲った突然のけが!再起が危ぶまれ傷心の彼女の前に現れたのはかつて命を焼き尽くすような情熱で愛し合ったスコットだった。3年前、夢のために自らその愛を断ち深く傷つけた人・・・。「私もつらかったのよ。あなたを愛していたから。」「きみは愛の意味さえわかっていない!」憎しみの狭間に見える消し去れない情熱・・・。再会を果たした2つの魂は愛という永遠を見つけ出すことができるのだろうか?
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1.0高級ホテル・グループのオーナーにしてギリシア彫刻のような美貌に恵まれたラザロ。まだ世間知らずの実習生ケイトリン。かつて、ふたりはつかの間言葉を交わしたにすぎなかった――キスさえせずに別れた夜。その2年後、ふたりは再会する。雇い主と従業員として。けれど運命が再びふたりをすれ違わせようとしたとき、ラザロは運命に逆らった。ケイトリンを秘書として自分のもとにとどまらせたのだ。彼女が、弟の死を招いた事件に深くかかわっていたとも知らずに…。
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-女教師アーニャと弁護士スコットは犬猿の仲。 なぜか彼が以前から、彼女に嫌悪感を示すのだ。 「嫌な人ね・・・。何か理由があるのかしら?」 そんな中、ひょんなことから彼女は彼の家で家庭教師をすることに。共に過ごすうちに、彼に惹かれていくアーニャ。 しかし、彼はどうしても彼女を受け入れてくれなくて!?
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-巨万の富を築いた厳格な人物E・Jが死んだ。孫娘のモーガンは彼により、男の子の様に厳しく育てられた。だが祖父の選んだ後継者は、彼女のいとこのタイだった。その上遺言で、二人に同じ家に住めという。ライバルとして反目してきたのに今更・・・。だがモーガンは、敵視する気持ちの裏に彼への恋心がある事に気づき・・・!
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-ジョージアは珊瑚礁に囲まれたサンセット島で伯父が経営するリゾートへ行く途中、ハンサムだが威圧的な男性リンク・ロバーズと出会う。彼がホテル業界の有力者だと知ると、伯父の事業を買収するつもりなのではと不安になって――。「彼は父と同じ、自己中心的で支配欲の強い男だわ…」。しかし、彼の抗いがたい魅力はジョージアの心を揺らして…!!
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-不慮の事故でピアニストの夢を絶たれたキャリーは、居心地の悪い家を出て自立しようとしていたところ、幼い娘の家庭教師を探している大地主ロイスと出会う。シングルファザーの彼はわがままな娘をもてあましていた。ロイスのもとで働けば新たな道が開けるかもしれない、そう思って引き受けたキャリーだが、ハンサムで優しいロイスに次第に心惹かれてしまう。雇い主に恋をするなんて…必死で想いを隠そうとするキャリーに、ある日ロイスが強引に唇を奪ってきて…。
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-かつての恋人ダニールが突然目の前に現れ、メイソンは息をのんだ。砂漠の国の皇太子は以前よりいっそう魅力的で威厳に満ちている。10年前のあの夜、ひと目で恋に落ちた。そして授かった命は失われ…私は絶望し、別れを決意したのに。彼はメイソンに自国のパーティーへの出席を促すため訪れたのだった。借金を肩代わりするという条件に逆らえないメイソンは、意識を切り替えた。むしろこれはいい機会なのかもしれない。10年間、秘めつづけた思いに終止符を打つために。
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-女医のフィービーは、新しい勤務先の院長と顔を合わせたくなかった。 院長のコナーは、実は亡くなったフィービーの妹の夫で、フィービーが密かに愛し続けてきた男性でもあったからだ。 妹の葬儀の夜、二人はたった一度キスを交わしてしまい、それが罪悪感となって、今も彼女の心をずたずたにひき裂いていた・・・。
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-ロウィーナは夫フィルの勤務先を訪れていた。フィルの浮気相手エイドリアーナと対決するために。エイドリアーナは夫の同僚だった。とにかく彼女と話をしてみよう。悲愴な決意のもと、会社に足を踏み入れるなり、もっとも会いたくない人物に出会ってしまった。キア――夫の会社の社長であり、過去に彼女を捨てた男。11年前、キアは彼女の兄とともに事故にあい、兄は亡くなり、キアは生き残った。それだけでなく、なんと彼はフィルが浮気していることを知っていた!
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-サビーナは、婚約者と旅行に出ている親友ナタリーのフラットに間借りしていた。そこへ、ナタリーの婚約者ロッドのいとこでヨークと名乗るすばらしくハンサムな男性が現れ、ロッドがナタリーに贈った婚約指輪を返せと主張した。それは本来ヨークの祖母のもので、ヨークの結婚相手に渡るべきだったのに、ロッドが盗んだと言うのだ。指輪を預かっていたサビーナは成り行き上、ヨークの婚約者のふりをして指輪をはめ、死の床にある彼の祖母と対面することになったが…?
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-キャリーはかつて妹をひどい目にあわせたギリシア人富豪アンドレアスに復讐しようと、個人秘書として潜入した。ところがアンドレアスはキャリーの正体を見抜き潜入の目的を探ろうと、ぶどうの皮をむかせたり裸を見せつけたりと、挑発するようにきわどい命令ばかりする。我慢の限界からキャリーが反発すると、この潜入は違法だとして訴訟を起こす覚悟があるという彼は、一方で思いがけない解決策を提案してきた。6か月間、妻になれば穏便に済ませてやるというのだ!
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-アレクサンドラは映画撮影所で事務員として忙しい日々を送っていた。華やかな業界での仕事は刺激に満ちている。今日も憧れの俳優ウルフ・ケリックに偶然会えた。そこまでは想定内――ウルフに愛人のふりをしてくれと頼まれさえしなければ。あまりにも唐突な申し出に、彼女は断ろうと思った。でも、待って。これはチャンスなんじゃない? いつか映画監督になりたいという野心のため引き受けた愛人契約が、のちに思いがけない事態を招こうとは、夢にも思わなかった。
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-早くに父を亡くしたジュヌヴィエーブは、8歳年上の親戚ブレーンに育てられた。そして、彼女は彼以外の男性と結婚式を挙げようとしていた。ブレーンを愛しているのに、ただ彼への当てつけのために別の男性のプロポーズを受けてしまったのだ。後悔しながらも、時間は進み、ついに式の当日を迎えてしまう。親戚としてやってきた彼は、複雑な表情を浮かべながらもお祝いの言葉をのべる。そして、式は始まり、誓いのキスをしなければならないとき、彼女は――!!
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-先祖代々の屋敷を維持すること。それがヘレンの願いだ。だが、どこからも融資を受けられず、ヘレンは頭を悩ませていた。最後の頼みの綱として助成金の審査を受けに行ったヘレンは、そこで危険な魅力に満ちたフランス人大富豪マルク・ドラローシュと出会う。将来を約束したボーイフレンドがいる身ながらも、マルクに強く惹かれるものを感じてしまい、とまどうヘレン…。ある日突然、屋敷を訪ねてきたマルクは、屋敷への援助をにおわせつつ強引に迫ってきた。「ヘレン、僕とベッドをともにするかい?」
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1.0両親に激怒されるも、婚約者との結婚をやめた女優ブロンテ。スキャンダルから逃れるように、大好きな大叔母の農園を訪れた。出迎えに現れたのは、ハンサムな開発業者のスティーヴン。彼は、大叔母に共同事業としてこの美しい農園をリゾートにしないかと提案をしていると言う。世間知らずな大叔母は、親切にしてくれるスティーヴンを疑うこともなく絶大なる信頼を寄せている。確かに悔しいほど包容力があって魅力的…でも、私の本能が彼は危険だと感じている!
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-この人に、わたしの純潔を捧げよう。スカイは、バーでからまれていたところを助けてくれた男性、テオと一夜をともにする決心をした。彼女に残された自由な時間は今夜だけ。億万長者のボスの金を横領した父の罪を償うために、明日にはそのボスと結婚しなければならないのだ。夢のような一夜が明け、テオに思いを残しながらも、スカイは挙式のためギリシアの小島へと旅立った。だがそこで、思いがけずテオと再会する。彼はなんと、結婚相手の息子だった!
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-一族の経営する大企業で働くレオーナ。幼い頃から後継者であるまたいとこのボイドに惹かれていたが、気持ちを抑え彼と距離をとり続けてきた。ところがパーティーで再会したボイドはレオーナを抱き寄せ、唇を奪ってきて…。だめよ、あなたには父親が選んだ花嫁候補がいるのに。心を乱されるレオーナにさらに大事件が持ちあがった。弟が、一族に代々伝わるダイヤのイヤリングを盗んだと言う。弟の罪をかぶろうとするレオーナに、ボイドがある取引きを持ちかけてきて…!?
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-弁護士のイーデンは、母の死をきっかけに育ての父とは別に実父の存在を知った。今までの空白を埋めるため、父と過ごしていたある日、ホテルの部屋に見知らぬ男性が現れた。彼は父の仕事上のパートナーで親友のラング・フォーサイス。驚くほどに魅力的でイーデンの胸は高鳴ったが、彼はあからさまに軽蔑のまなざしを向けてきた。わたしを父の愛人だと思っているのね! でもラングにはまだ真実は語れない…。嫌われることがこんなに苦しいことだなんて!
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-往年の大女優フィオナの伝記執筆のため、大富豪キンロス家に滞在したレベッカ。しかし取材は一向に進まない。なぜならフィオナの弟で一族の当主スチュアートが激しくアプローチしてくるから。レベッカは彼にも財産にも興味がないのに、周囲に金目当ての女と誤解され、スチュアートの息子ブロッドなどはむき出しの敵意をぶつけてくる。この父と息子の間には古くからの確執があるようだ。けれどレベッカはブロッドの瞳に揺らめく欲望の炎に、抗えない魅力を感じていた!
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-ワインと名馬の産地として名高いベルモント・ファームのひとり娘スザンナ。彼女は、幼い頃から愛を育んできた貧乏人ニックとの間を、父マーカスの卑劣な計略によりひき裂かれ、最後には父に従ってしまった。必ず戻って復讐してやる! 心に誓ったニックは数年後、大富豪となり農地と屋敷の所有者として彼女の前に現れた。おちぶれた私たちを嘲笑いに来たの? しかし、スザンナは重大な秘密のことを思うと、昔と変わらず魅力的な彼から目を逸らした――。
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-超一流企業で働きながら女手ひとつで息子を育てるケイトは、目の前の顧客に愕然とした。そこに立っていたのは、第5代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。初恋の人。忘れもしない美しい碧眼に、思い出が蘇る――18歳の時、ケイトは一世一代の恋をした。けれど身分違いと反対する彼の母親に抗えず恋心は儚く散り彼のもとを去った。ああ、今になって彼と再会してしまうなんて。彼に隠してきた息子の存在を知られたら…彼女の胸に不安が押し寄せた。
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3.020歳のキャロルの前にある日突然、大人の魅力をまとったハンサムな弁護士、デーモンが現れた。彼はキャロルの祖父が亡くなり、莫大な遺産が遺されたことを告げる。その日からキャロルの生活は若き相続人として一変。戸惑い混乱するなかデーモンが支えてくれ、出会ったときから惹かれていた彼への想いは増すばかり。でも、私は幼すぎて相手にもされないわ。彼の黒い瞳だって〝まだ子供だな〟と言っているみたい。叶わぬ恋と思っていたとき、思いがけず唇を奪われ…!?
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-ジェーンは5年前から夫デメトリと別居していたが、今になって突然夫が現れ、正式に離婚を申し入れてきた。ジェーンは自分でも意外なほどショックを受けた。夫は今も変わらず魅力的。私はまだ彼をこんなにも愛しているんだわ。パニックを起こしたジェーンは、慰めようとするデメトリと愛を交わしてしまう。が、それはしょせん一時の過ちとして、結婚生活のけじめをつけようとしたふたりを、運命は思いがけない方向へと導いた。なんとジェーンが妊娠してしまったのだ!
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-奔放な妹ジュスティーンとその恋人キットが雪崩で行方不明に。エレナはふたりの娘ヴァイオレットをひき取ろうとするが、ヴァイオレットは相続争いに巻き込まれ、キットの親戚に奪われそうになる。そこでエレナは同じ懸念を抱いたキットの兄ギデオンと、独身という不利な条件を解消するため、偽装結婚をすることに。あくまで偽装とは言え狡猾な親戚にばれないよう、必要最低限の親密な接触は避けられなかった。魅力的すぎるギデオンに、エレナは夢中になってしまい…?
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-すべてが煌めいていたあの夏。兄の死さえなければ、シャーロットは憧れていたローハンと初恋を実らせて結婚するはずだった。なのに、兄の死の責めを負い町を出たローハンの帰りを待てず、シャーロットは幼なじみのマーティンと結婚した。それでも不幸の連鎖は終わらなかった。夫は事故死し、実家は破産、広大な屋敷も人手に渡ることに。最後のプライドを打ち砕いたのは、屋敷の新しい持ち主が、彼女に裏切られたと信じ込んでいるローハンであるという事実だった!
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-有能な看護師レイチェルは、仕事にも生活にも満足しているつもりだった。新任のイタリア人医師ルカが現れるまでは。初対面からアプローチし続けるルカに、レイチェルは困惑した。見るからに女性にモテそうな典型的なイタリア人を、どうあしらっていいのかわからない。でも心を揺さぶられているのは確かだった。いいえ、だめ。耐えがたい悲劇からもう4年も経っているけれど、私の傷はまだ癒えていない。プレイボーイと軽い情事を楽しむ気になどなれるはずがないのだ。
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-19歳のナイリーは、大叔父さんの遺産、小さな家と農場を相続するため、農場のあるホリスターにやって来た。6年前、事故で両親を亡くしたナイリーは、両親の遺産を全て奪われ、寄宿学校に入れられた。校長ミス・エムは、そんなナイリーの将来の為、手を尽くしナイリーと親交の無かった大叔父を捜し出してくれた。町に着いてすぐ、ナイリーは圧倒的な魅力を放つ男性、ブラントと出会い、運命のようなものを感じるのだが、彼は農場を奪い取ろうとする大企業の後継者で!?
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1.0イザベラはスペイン巡礼路をたどっていた。妹へのコンプレックスと婚約の解消という傷を抱えながら。その途上、雑誌記者の妹から頼みこまれ、映画監督レアンドロにインタビューを申しこむはめに。監督は冷たく拒絶するが、素直に謝罪したイザベラに、彼の態度は一瞬で和らいだ。心を許しあったイザベラとレアンドロ。ふたりの間に親密な空気が流れていた。帰り際、突然彼がイザベラの腕を取り懇願するように言った。「きみを帰したくない」見つめあうふたりはついに…!?
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-町の有力者の不動産王レスターの葬儀で、ケイトと彼の遺言執行人のジュードは出会った。ケイトは噂どおりハンサムな彼の笑顔に、ジュードは彼女の繊細な印象に、お互い強く惹かれあった――だが、次に会ったとき、ジュードの態度はひどく冷淡だった。不審に思ったケイトに彼はレスターの遺言書の驚くべき内容を告げた。レスターは顔見知りでしかないケイトに、莫大な財産を残したというのだ! ジュードはあきらかケイトがレスターの愛人だったと誤解している!?
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-イヴは驚いてしまった。彼女は面接試験のためにTRC社を訪れ、会場に向かうためにエレベーターを待っていた。そして、ドアが開いたらなかで抱きあっていた男女が、さっと抱擁をといたのだ。しかも男性は社長のフォーサイス、女性は彼の父の2度目の妻であるレディ・フォーサイスだった。ふたりの関係を不倫と決めつけたイヴだったが、面接はフォーサイスのひと声であっさり採用になった。しかし、配属先は社長のアシスタント!!
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-イギリスの名家バルフォア家の長女オリビアは、家名を汚した罰としてオーストラリアで働くことになった。しかも、父と関係の深い大富豪クリント・マカルパインの下で。「その高い象牙の塔から降りてこいよ、氷のプリンセス」以前、そう私の身分を皮肉った彼は、今の私を見てどう思うかしら…。空港に着いた彼女を待っていたのは、むせ返る暑さとクリントだった。無精髭を生やした彼は野生の動物のよう…そう思った瞬間、急に頭と体に血が上り、オリビアは気を失った。
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-彼女は何者なんだ?――デイヴィッドは彼の伯父の傍らにいる謎の女ソーニャに鋭い視線を向けた。若くて美しい彼女が、裕福な伯父と親しいなど、財産目当てに違いない。伯父を守るために彼女の正体を明らかにしなくては…。一方ソーニャは、友人の老富豪から彼の甥デイヴィッドを紹介され、その強烈な魅力に心惹かれた。だが、自らの宿命により故郷を追われ、素性を隠して過ごしている彼女にとって彼への気持ちは危険なものだった。今の私には恋など許されないのだから…。
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-姉妹みたいな母と娘。誰もがうらやましがる、友達親子の幸せな暮らしに突然の嵐が…!? 予期せぬ妊娠が二人にふりかかり、しかもそのお相手は…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-私は誰が好きなの? 自分の本当の気持ちを確かめるため、私は忘れられない彼のいる故郷、飛騨高山へと旅立った……。故郷は私を素直にさせて? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-ときめくかときめかないか、結婚に必要なのはそういうこと! いきおいで離婚届を書いちゃったけれど、元亭主に見つめられると胸が高鳴って? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-肌を合わせる時間、それだけが私達の愛の時間。重なり合うたび胸がせつなく痛くなる。幸せだからこそ人は人を裏切ってしまうのかもしれない―― ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-結婚して2年…緩くなった指環は、夫婦の関係が冷めてしまった愛のよう…。もう一度私に愛のときめきを教えてくれるのは誰――? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-この人と思って結婚を決めたけれど、彼は運命の相手ではなかった――……。 自分を信じ風のように、まっすぐに生きていきたい。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-結婚式を1週間後に控えた私の前に突然、昔の彼が!! ピジョン・ブラッドの朱のように燃えるような愛…忘れたはずの過去に心惑され… ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-結婚式まであとひと月。本当にこのまま結婚してもいいの? あなたからたったひとこと言葉を貰えたら、迷うことなんてないのに… ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-婚約者の彼のもとに10年間、毎年欠かさず贈られてくる差出人不明のバレンタイン・チョコレート。 贈り主はいったい誰なの――? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-夜の銀座では過去を語らない女たちが、虚しくも華やかなドラマを繰り広げている。私もそんなあだ花の一つ。4年前から消せない恨みの炎を瞳の奥で揺らし続けている──。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-キャリアウーマンの私は仕事が忙しく、今度の出張もサンフランシスコへ7日間。結婚生活にもやもやを抱えていた私を変えたのは、異国の地でのつかの間の恋──。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-母の遺品整理をしていると、未開封の手紙を見つけた。いけないと思いつつも読んでみると、それは母の不倫相手からの手紙。なぜ母はこれを開封しなかったのか? 手紙を巡り、現在と過去の想いが交錯する…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-結婚しようとしてた矢先に彼の会社が倒産し、別れを告げられた。幼い頃に父の倒産を経験したことのある私。本当にこのまま別れていいの!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-幼かった私の初恋は義理の叔父…ずっと憧れて育ち、その恋を実らせて結婚した。そしてある日、夫の眼差しが見つめているのは私ではなく、私の叔母・彼の義姉だと言うことを知ってしまい!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-指先で触れられただけでどきどきした…。あのときめきは結婚して4年経つ今、どこへ行ったのかしら。あの頃の熱い思いをもう一度取り戻せるとしたら!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-それは、輝く季節が見せた一瞬の幻のような恋。彼が私の前から突然姿を消して初恋は終わった。あれから10年が経ち私は結婚をしたけど、暑い夏によみがえる激しい愛に──…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-一人娘を不幸な事故で失った夫婦。心を閉ざす妻、仕事に没頭して忘れようとする夫。絶望と悲しみの果てに行きついたのは、もう一度動き出した二人の時間だった。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-恋人の突然の死に堪えきれずひとり京都へ…傷心旅行のつもりでいたのにやたら絡んでくるヤツがいて!? でも、彼の言葉には惹かれるところもあり…。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-幼なじみの彼は当たり前のように、いつもそばにいてくれた。私が彼氏と別れた日も優しい笑顔で包んでくれて…でも、本当に大切な人だって気づいたときには──!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-9年間思い続けた彼に振られた私は、酔っぱらった勢いで、誰でもいいから結婚してやると宣言してしまった。すると、高校の時の同級生に誰でもいいならおれと結婚しようと言われて!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-クラブホステスが殺害され、夫が殺人容疑で逮捕された。しかしその後、次々に容疑者が現れ!?犯人は一体誰なのか?そして、夫を信じる妻の本音は…? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-名家出身の軍人と戦死した部下の未亡人、しかも身寄りのない女との身分違いの恋…。境遇の違いを超えて求めあうふたつの魂は家を守るため引き裂かれて…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-愛する夫の子を身ごもり、何不自由なく幸福な結婚生活を過ごしていた私 けれど夫の周りに女の影がちらついた時、私の中で何かが壊れ始めて… ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-降り積もる雪のような長い歳月を夫と過ごした 夫のたった一度のあやまちで、私はそれなりに幸せだった30年ほどの日々を捨てて家を出たが…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-連れ合いを病で亡くした叔母が、5歳の従兄弟を連れて僕の実家に戻ってきた その時7歳だった僕は、弟ができたようで嬉しかったが、長じるにつれ抑えがたい想いを抱くようになり…!?
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-少しの時を一緒に過ごしただけで、恋人でも友達でもなかった人…… 行き場のない想いを残してしまったあの頃の気持ちに触れたくて私は──!?
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-亡父のかつての留学先の英国で、はからずも出会った父と同じ年恰好の紳士 父の面影とぬくもりを宿したその人と私は一夜の夢を結んだ 帰国した私が告げられたのは、母の再婚と驚愕のその相手だった!?
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-老舗呉服屋の女将は仕入れで京都に行く時だけ、恋する人に会う。 家業を継ぐための結婚をした彼女にとって、それはまるで夢の時間。 けれど夢はいつか終わる…残酷な運命のいたずらによって…。
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2.0つき合って3年で、思いがけなく彼からプロポーズ。結婚するなら彼しかいないと思っているけれど、スタイリストの仕事がどんどん波に乗ってきて、仕事も続けたい。どちらかを捨てなきゃいけないの…? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-心機一転のため新築マンションに越した私。でも、この部屋は夏だというのに寒いうえに悲しくもないのに涙がとまらなかったりして?何かがおかしい気がするわ!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-夫を親友を盗られてしまった。さぞかし幸せに暮らしているんだろうと思っていたら、元夫に呼びだされ相談を受けて!?彼女の様子がおかしいらしいが、元嫁に相談なんて、何が起こっているの? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
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-大作家三人による夢の競作『聖なる夜に抱きしめて』に収録された、~アウトバックの夫~【分冊版】! オーストラリアの牧場王国を舞台とした真夏の物語、愛と感動のクリスマス・アンソロジー!
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-ワインと名馬の産地として名高いベルモント・ファームのひとり娘スザンナ。彼女は、幼い頃から愛を育んできた貧乏人ニックとの間を、父マーカスの卑劣な計略によりひき裂かれ、最後には父に従ってしまった。必ず戻って復讐してやる! 心に誓ったニックは数年後、大富豪となり農地と屋敷の所有者として彼女の前に現れた。おちぶれた私たちを嘲笑いに来たの? しかし、スザンナは重大な秘密のことを思うと、昔と変わらず魅力的な彼から目を逸らした――。
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4.0大作家三人による夢の競作。愛と感動のクリスマス・アンソロジー! 雪深いコロラドに戻って亡き父の牧場をどう経営しようか途方に暮れるメドウの前に、隣接する大牧場の経営者ダルが現れる。彼女にとってダルは天敵、少女の恋心を踏みにじった傲慢で意地悪な男。でも彼の前では緊張してドジばかり…… D・パーマー「スノウ・マン」の他、猛吹雪のなか閉じ込められた二人を描くL・マッケンナ「キャスのカウボーイ」、オーストラリアの牧場王国を舞台とした真夏の物語、M・ウェイ「アウトバックの夫」の三作を収録。 巨匠によるクリスマス・ストーリー夢の競演!
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-キャリーはオーストラリアで最も裕福な牧場主ブレーク・コートランドの大邸宅を訪れた。長年の知り合いの彼に相談したいことがあったから。キャリーは彼にずっと恋心を抱いていたが、それを隠し通してきた。名家の御曹司と小さな農園の娘ではつり合うはずもない。しかし、ある日、農園がサイクロンに襲われたとき、二人の関係は転機を迎える。
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-十九歳のナイリーは広大な農場を相続することになった。農場のある町に着くとすぐに、彼女はブラントと出会う。彼の圧倒的な魅力に恐怖を覚えながらも、ナイリーは運命のようなものを感じた。ブラントが農場を奪い取ろうとする大企業の後継者だとは知りもせず。
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-特集は「とまどう親たち~こんなはずじゃなかった!」【収録作】幼い兄妹を抱えた母子家庭に入り込んできたのはアパート隣室の少女。祖父と二人で暮らしているが、近所の評判は芳しくない。どうもネグレクトされているようだが…[最高の日/長広洋子]。幼い息子を車内に放置して熱中症で死なせた…その罪の刻印は何年たっても心から消えることはない。だが、パート先のスーパーで一人でいる少年に声をかけた時から、心の中で何かが動き出した…[彼方のきみへ…/野妻まゆ美]。毎日家の中で幼子と二人きり…育児は孤独。そんな状況を打破するために公園へ出かけたのはいいが、いきなり知らないママさんたちに話しかけるのはハードルが高くて、なかなか仲間に入れない。別の公園なら受け入れてもらえるグループがあるかも…と公園を転々とするはめになってしまって――[公園ジプシー/くぼた美樹]。難産の後、1か月の実家暮らしを経て、3人の生活が始まったところで夫の会社が倒産の危機に。自分には前の職場から復帰要請が。じゃあ、いっそ会社を辞めて次が見つかるまで主夫をしたら、という提案から夫の育児・主夫生活が始まったのだが、はたして、うまくこなせるのだろうか…[愛が見えた時/関谷青子]。計4作を収録。
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-社交に明け暮れる母の企みにより、ジュヌヴィエーヴは有力な一族の御曹司と結婚させられようとしていた。だが、結婚式の前日になって、自分が本当に心を寄せている相手は、幼いころからずっと見守っていてくれたブレーンであることに気づく。式を中止にしたい。もともとこの結婚に反対だったブレーンに相談すると、彼は思いもかけない行動に出た。
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-好きだから、結婚はできない。きっと愛がほしくなるから。 鋭いビジネス感覚をもった青年ガイはたちまち社内で頭角を現し、彼を気に入った社長が、孫娘セリーンとガイを婚約させた。セリーンは、兄のようなガイのことを心から好きだった。だからこそ、愛されていない自分はふさわしくないと思ったのだ。婚約解消を申しでたときのガイの静かな沈黙は忘れられない。やがて、家をでて生活する彼女のもとに祖父の訃報が届く。故郷に帰ったセリーンを迎えたのは、未だ独身を貫くガイだった。ふたりの仲を裂こうとする悪意あるものの存在も知らぬげに、セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-施設育ちのケーシーは、人づきあいが苦手。それでもインディーズの歌手として名をなし、ひとりで生きていけると思っていた。子供は欲しいが夫は要らない。だってケーシーの母は父に捨てられた。男なんてそんなものと思っていたのだ。なのにオーストラリア奥地、果てしなく広がる荒野でケーシーは牧場主のトロイと出会ってしまう。水を分けてくれた彼の心は優しさと強さにあふれ、いくら母の二の舞になりたくないと思っても、惹かれる心を止めることなどできなくて…。
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-ダーシーの人生は傲慢な父に振り回され続けていた。母はいない。父と離婚して妹だけをつれて出ていってしまったのだ。唯一愛を交わした恋人にも裏切られ、残酷な別れを経験する。…私は誰からも愛されない。そう信じていたが、父が亡くなるとすべてが変わった。まず妹との和解。それから、父は莫大な遺産を大牧場主であり元恋人のカートに信託したのだ。彼の裏切りは今でも許す気にはなれない。けど、身も心も憔悴しきったダーシーは心のどこかで再会を喜んでいて…!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!早くに父を亡くしたジュヌヴィエーブは、8歳年上の親戚ブレーンに育てられた。そして、彼女は彼以外の男性と結婚式を挙げようとしていた。ブレーンを愛しているのに、ただ彼への当てつけのために別の男性のプロポーズを受けてしまったのだ。後悔しながらも、時間は進み、ついに式の当日を迎えてしまう。親戚としてやってきた彼は、複雑な表情を浮かべながらもお祝いの言葉をのべる。そして、式は始まり、誓いのキスをしなければならないとき、彼女は――!!
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-かつての恋人ダニールが突然目の前に現れ、メイソンは息をのんだ。砂漠の国の皇太子は以前よりいっそう魅力的で威厳に満ちている。10年前のあの夜、ひと目で恋に落ちた。そして授かった命は失われ…私は絶望し、別れを決意したのに。彼はメイソンに自国のパーティーへの出席を促すため訪れたのだった。借金を肩代わりするという条件に逆らえないメイソンは、意識を切り替えた。むしろこれはいい機会なのかもしれない。10年間、秘めつづけた思いに終止符を打つために。
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-不慮の事故でピアニストの夢を絶たれたキャリーは、居心地の悪い家を出て自立しようとしていたところ、幼い娘の家庭教師を探している大地主ロイスと出会う。シングルファザーの彼はわがままな娘をもてあましていた。ロイスのもとで働けば新たな道が開けるかもしれない、そう思って引き受けたキャリーだが、ハンサムで優しいロイスに次第に心惹かれてしまう。雇い主に恋をするなんて…必死で想いを隠そうとするキャリーに、ある日ロイスが強引に唇を奪ってきて…。
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-■でたらめな噂を信じて彼は私を嫌っている。私も彼を嫌っている……はずなのに。■オーストラリアでもっとも富裕な一族であるデンジャーフィールド家。その広大な屋敷に、二十八歳の若さで世を去ったジミーを悼んで、大勢の弔問客が訪れていた。葬儀をとり仕切るのは、ジミーの義理の兄で当主のローガンだ。黒い礼服に身を包んだ彼を、デイナは遠くから見守った。デイナがローガンに初めて出会ったのは、彼女の従姉とジミーの結婚式の日だった。あれからすでに六年、デイナとローガンは冷戦状態を続けている。ジミーとデイナが愛しあっていたという噂が原因だった。夢に描いていた結婚生活と違っていたことに腹を立てた従姉が、執拗にその噂を流しつづけたから……。だが葬儀の終わった夕暮れ時、ローガンが驚くべきことを言った。「きみが使う女の武器にまいりそうになる」声に怒りがこもっていた。
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4.0奥地の開拓牧場で、アリは年上の幼なじみレイフにずっと恋心を抱いていた。でも、それも遠い昔。今、アリは大都会シドニーで女優の才能を芽ばえさせ、成功の階段を少しずつのぼっていた。でも、本当にこれでいいの? 私が心から欲しいものは何? 兄の結婚式でレイフと再会し、アリの心は揺れる。今も優しく包んでくれるような彼の笑顔がまぶしい…。そんなとき、ハリウッドから届いた大きなオファー。女優としての栄光、それとも幼い頃の初恋。どちらを選ぶの?
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-面接試験のため、一流企業を訪れたイヴは、エレベーターの扉が開いた瞬間、不倫現場を目撃してしまった。中で慌てて抱擁を解いた男女は、社長ドリュー・フォーサイスと彼の父の2番目の妻――若く美しいレディ・フォーサイスだった。かつて父親に裏切られ、男性に対して強い不信感を持つイヴは、ドリューに対する嫌悪感を目に浮かべた。イヴの様子に興味を引かれたドリューは、突然面接会場に現れ、その場で彼女を自分のアシスタントとして採用した。あんな軽薄な上司の下で働くのは、なんだか心配だけれど……。 *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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5.0裕福な家庭で育ったクリオは、町で有名な不良少年のジョシュに、ずっと惹かれていた。十数年前、クリオの幼い妹を海から救い出してくれたのがジョシュだった。以来、彼はクリオのヒーローとなったのだ。クリオの祖父の援助を受け、実業家として成功し、女性のあこがれの的となった今も、ジョシュはあの頃と同じ心に闇を抱えたまま暗い眼でクリオを拒みつづける。彼の心を開かせようとクリオが愛情を惜しみなく与えても、その思いは彼に永遠に届くことはない…。
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-アレクサンドラは映画撮影所で事務員として忙しい日々を送っていた。華やかな業界での仕事は刺激に満ちている。今日も憧れの俳優ウルフ・ケリックに偶然会えた。そこまでは想定内――ウルフに愛人のふりをしてくれと頼まれさえしなければ。あまりにも唐突な申し出に、彼女は断ろうと思った。でも、待って。これはチャンスなんじゃない? いつか映画監督になりたいという野心のため引き受けた愛人契約が、のちに思いがけない事態を招こうとは、夢にも思わなかった。
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-長い金髪を額でわけて腰まで垂らし、透き通るように白い肌。19世紀の絵画から抜けだしてきたような花屋のソーニャは、30歳以上も年上の富豪に見初められて、婚約間近だった。ところが晩餐会で見た、富豪の甥デイヴィッドに胸がざわつく。男らしい彫りの深い美貌が眩しく、心惹かれたのだ。だが身を落としているとはいえ、ソーニャは滅びた貴族の末裔で、誰にも言えないような、忌まわしい過去の呪縛に囚われている。しかも、デイヴィッドには財産目当ての女と嫌われていて……。私の愛は叶わぬ夢と、未練を断ち切るように彼女は目を伏せた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-これは周到に計画された、私への残酷な仕打ち?一族が代々暮らしてきた広大な屋敷を買い取ったのが、かつて愛を捧げた恋人ローハンだと知り、シャーロットは打ちのめされた。兄が川で亡くなったあと、母は心を病み、一緒にいたローハンは責任を感じて町を出た。そして、シャーロットは秘密を抱えたまま兄の友人と結婚した。やがて父が投資に失敗。夫も亡くなり、屋敷を売らざるを得なくなった。そんな辛い日々の中、息子のクリスだけが心の支えだった。シャーロットは怖かった。暴力的だった亡夫との結婚生活よりも、ローハンに、クリスの父親は自分だと知られることが……。 ■ヒロインが別の男性と結婚した事情を知る由もなく、彼女が心変わりしたと信じこんでいたヒーロー。しかし、ヒロインの息子をひと目見て我が子と気づき……。ベテラン作家マーガレット・ウェイが描く、波瀾に満ちた再会劇をお楽しみください。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-両親に激怒されるも、婚約者との結婚をやめた女優ブロンテ。スキャンダルから逃れるように、大好きな大叔母の農園を訪れた。出迎えに現れたのは、ハンサムな開発業者のスティーヴン。彼は、大叔母に共同事業としてこの美しい農園をリゾートにしないかと提案をしていると言う。世間知らずな大叔母は、親切にしてくれるスティーヴンを疑うこともなく絶大なる信頼を寄せている。確かに悔しいほど包容力があって魅力的…でも、私の本能が彼は危険だと感じている!
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-第五代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。忘れもしない、ケイトの最初で最後の恋人だ。18歳だった。純粋な愛はすぐに二人を引き裂く悪意に巻き込まれ、身分違いだと思い知らされたケイトは、血を吐く思いで諦めた。きっと彼はもう伯爵令嬢と結婚し、子供もいるにちがいない……。つきまとう過去の痛みを、時は決して癒やしてくれない。ある朝、出社したケイトは言葉を失う。新しい顧客を紹介され、目の前に立っていたのは――ジュリアンだった。彼は屈託のない笑みを浮かべ、「はじめまして」と囁いた。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-一族の経営する大企業で働くレオーナ。幼い頃から後継者であるまたいとこのボイドに惹かれていたが、気持ちを抑え彼と距離をとり続けてきた。ところがパーティーで再会したボイドはレオーナを抱き寄せ、唇を奪ってきて…。だめよ、あなたには父親が選んだ花嫁候補がいるのに。心を乱されるレオーナにさらに大事件が持ちあがった。弟が、一族に代々伝わるダイヤのイヤリングを盗んだと言う。弟の罪をかぶろうとするレオーナに、ボイドがある取引きを持ちかけてきて…!?
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4.0弁護士のイーデンは、母の死をきっかけに育ての父とは別に実父の存在を知った。今までの空白を埋めるため、父と過ごしていたある日、ホテルの部屋に見知らぬ男性が現れた。彼は父の仕事上のパートナーで親友のラング・フォーサイス。驚くほどに魅力的でイーデンの胸は高鳴ったが、彼はあからさまに軽蔑のまなざしを向けてきた。わたしを父の愛人だと思っているのね! でもラングにはまだ真実は語れない…。嫌われることがこんなに苦しいことだなんて!
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3.0ワインと名馬の産地として名高いベルモント・ファームのひとり娘スザンナ。彼女は、幼い頃から愛を育んできた貧乏人ニックとの間を、父マーカスの卑劣な計略によりひき裂かれ、最後には父に従ってしまった。必ず戻って復讐してやる! 心に誓ったニックは数年後、大富豪となり農地と屋敷の所有者として彼女の前に現れた。おちぶれた私たちを嘲笑いに来たの? しかし、スザンナは重大な秘密のことを思うと、昔と変わらず魅力的な彼から目を逸らした――。
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4.6超一流企業で働きながら女手ひとつで息子を育てるケイトは、目の前の顧客に愕然とした。そこに立っていたのは、第5代ウィンダム男爵ジュリアン・アシュトン・カーライル。初恋の人。忘れもしない美しい碧眼に、思い出が蘇る――18歳の時、ケイトは一世一代の恋をした。けれど身分違いと反対する彼の母親に抗えず恋心は儚く散り彼のもとを去った。ああ、今になって彼と再会してしまうなんて。彼に隠してきた息子の存在を知られたら…彼女の胸に不安が押し寄せた。
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-鋭いビジネス感覚をもった青年ガイはたちまち社内で頭角を現し、彼を気に入った祖父が、孫娘セリーンとガイを婚約させた。セリーンは、兄のようなガイのことを心から好きだった。だからこそ、愛されていない自分はふさわしくないと思ったのだ。婚約解消を申しでたときのガイの静かな沈黙は忘れられない。やがて、家をでて生活する彼女のもとに祖父の訃報が届く。故郷に帰ったセリーンを迎えたのは、未だ独身を貫くガイだった。二人の仲を裂こうとする悪意あるものの存在も知らぬげに、セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。