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4.3孤児だったマヤは、大富豪サバティーニ家の長男ジョルジオに見初められ結婚した。しかし跡継ぎを産めない花嫁に一族は冷たく、5年後マヤは家を出た。ひき止めもしないジョルジオに失望したが、久しぶりに再会したとき、抑えていた感情が燃え上がり、ふたりは一夜をともにした。そして半年後、マヤは自宅で妊娠を知る。あの非情な一族に知られてはいけない! そう決意した矢先、まるで彼女の意思を阻もうとするかのように、来客を知らせる不吉なベルの音が鳴った!!
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4.0セイラが会社の共同経営者のイアンに、恋して10年。彼が婚約者をつれて来た。傷心のセイラが泣く泣く故郷へ戻ると、家族は不在で代わりに、なぜか泥だらけの見知らぬ男がいた。スチュアートと名乗る野性的な彼は最近越してきた隣人で、見た目と違ってセイラをお姫様のように扱ってくれ、やさしく抱き上げてもくれた。都会的なイアンと正反対のたくましい腕、厚い胸、何もかも違う彼に一瞬で惹かれてしまうなんて、私は失恋のショックでどうかしてるに違いないわ!
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1.0運命の出逢いってあるのかしら? 小児科医のジアは休暇で訪れた島で、一代で会社を築きあげた海運王マイケル・ブレナンと見つめあった瞬間、何もかもが“合う”最高の相性を本能で感じ取っていた。彼の甥を救助するという偶然の初対面、家族にも紹介され、仕事の大きな助けにもなり…うまくいきすぎて怖いくらいだった。しかし、甥と遊ぶ彼の姿を見て、つらい現実を思い出す。どうして本気になる前に伝えなかったの? 私は子供が産めない体なんだって…。
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4.3
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3.7住む家を失ったソフィーは幼い息子トリーを乳母車に乗せ、雨のなかを歩いていた。途方に暮れていると足を滑らせて排水溝に落ち、車に轢かれそうになる。みじめな気持ちで顔を上げると、車を降りてきた人物と目が合った。 エットーレ! かつて深く愛しあい、そして私に宝石泥棒の濡れ衣を着せた男! 「こんなみじめな姿で排水溝にいるとは、お似合いだな」。残酷な再会に動揺しながら、ソフィーは必死だった。私のトリーがこの冷酷な男の息子だと知られるわけにはいかない…。
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4.0莫大な借金を返す条件はただひとつ――「便宜上の妻になることだ」会って間もないギリシアの大富豪イリオスはリジーにそう言い放った。三姉妹でデザイン事務所を営んでいたが、亡くなった両親が騙されて負った借金があるなんて…。妹たちを守らなくては。リジーは身をさしだすことを決意する。妻という名のインテリアとして愛も夫婦生活もなく、ただ着飾られる日々。わかっていたのに彫刻のように美しく、傲慢ななかに孤独を秘めるイリオスにいつしか心奪われて…!?
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3.0小学校教師イライザは旅先でハンサムな実業家レオと出会った。ふたりは急速に惹かれあい彼は彼女に求婚するが、イライザは婚約者がいるからと申し出を拒み彼のもとを去った。それから4年。子供たちの教育に熱を注ぐイライザの前に突然彼は姿を現した。以前と変わらぬ美貌の彼は、幼い娘の養育のためナニーを探しており教師である私なら適任だと言う。でも…ひき受けることはできない。躊躇うイライザを冷酷な目で見つめ、彼はある交換条件を突きつけてきた――!!
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4.0【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】アリーの願いは家を買って母に幸せになってもらうこと。そのためにモデルになりお金を貯めていたが、亡くなった叔父がアリーに屋敷を遺したと知らせが入った! ところが相続の条件は、叔父の死後1か月以内にアリーが結婚していること! 屋敷のために便宜結婚することを決めたアリーは、自分に夢中なしがない窓拭き屋のジェスロに結婚話を持ちかけた。ところが甘いマスクで明るい性格のジェスロが、別人のような傲慢な眼差しで見つめてきて…あなたは何者なの?
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4.0一度も会ったことのない人と結婚するなんて。父親に命じられギリシア大富豪アクシオスの花嫁となったカリプソ。ハンサムでプレイボーイの彼は、両家が交わした古い契約のため、1億ユーロを支払うか結婚するかを選ぶしかなかったという。私は売られたのね…。事実に傷つくカリプソだが、アクシオスに優しく導かれバージンを捧げた。ところが翌朝、情熱的な一夜が嘘のように彼に冷たく突き放され…カリプソは逃げ出した。妊娠にも、その身を冒す病魔にも気づかぬまま。
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3.3クリスマスイブ、大富豪ジェイコブからプロポーズされたクララは幸せの頂点だった。誰かから必要とされるのは生まれて初めて…。しかし、彼は仕事第一主義なうえ、まったく子どもを望んでいなかった。ある日、自分が妊娠していることを知ったクララは、彼に何も告げず身のまわりの品だけを手に家を出る。5年後、イベント会社を営むクララのもとに突然ジェイコブが現れて――「余命わずかな父のためにクリスマスパーティーを開いてくれたら、離婚してもいい」
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-結婚式でブーケを手にした瞬間、ポピーは世界から消えたくなった。主役の花婿は誰あろう、ポピーが長年片思いをしていた従兄のクリス。気持ちにけじめをつけるためポピーが泣きながら想い出の写真を焼き捨てていると、そこにクリスの兄ジェームズが現れる。会社経営者の彼は陽気な弟とは対照的にクールで気難しく、横柄な態度でポピーを見下すように「結末を手伝ってやろう」と、すべての写真を焼きつくし意外な行動にでた。ポピーの唇を奪おうと腕をひきよせ…!?
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-母の経営する会社の創立パーティーで、ハニーは幼なじみからしつこく結婚を迫られていた。子供の頃親同士が決めた約束なんて無効よ。どうしてわかってくれないの? 困りはてるハニーの前に、ベン・クレアモントという男性が現れた。彼は颯爽とハニーを助けてくれ、幼なじみとの問題を解決するとんでもない方法を提案してきた。「僕が君の結婚相手に立候補するよ。そうすればもうあの男に悩まされることはない」さらに彼の正体は母の会社と合併する大企業のCEOで!?
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-夫を亡くしたエヴァに突きつけられた非情な現実。夫には莫大な借金があり、しかもその債権はすべてエヴァの元恋人マークの手に渡っているというのだ。5年前、やむをえない事情から彼を一方的に捨てて結婚したエヴァ。マークはずっと彼女を恨んでいた。彼にホテルのスイートルームへと呼び出されたエヴァは、彼から残酷な要求をされる。「僕の愛人になれ、もし断るなら負債を一括即返済してもらう」借金を返す術などないエヴァには選択する余地などなく…!?
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4.3華やかな姉ヘレンの陰で、内気なベスは間違いのない人生を送っていた。大人になった姉はモデルになり、都会へ。ベスは、なんにもできない自分をいいと言ってくれる幼なじみトムと婚約した。披露パーティーの夜、ヘレンは恋人ルークをつれて帰ってきた。イタリア系資産家の彼はなぜか心を突き刺す、燃えるような視線でベスを追いつづける。彼はベスの髪をとき、たくみなリードでダンスに誘うと耳元で甘く囁いた。「人生は一度きり――可能性はこれからなんだ」と唇を奪って!?
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-【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】亡き祖父母の遺灰を埋葬するため、10年ぶりに故郷シチリアに帰ってきたルイーズ。だが、その許可を得るため面会した公爵家の当主シーザーを前に、思わず逃げ出したくなった。ルイーズはかつて彼と夢のような一夜をともにし、冷酷に捨てられた。けれど、あれほどつらい想いをしたのに、彼に漂う大人の風格と威厳に、胸をかき乱されてしまう…。動揺するルイーズに、彼はすべてを見透かす陰りのある瞳を向け言い放った。「君は僕の息子を産んだそうじゃないか」
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4.0ルチェンゾ・ヴェルディ――イタリアの脅威とも呼ばれる大財閥の御曹司。圧倒的な容姿をもち、黒く冴えた瞳で見据えた相手を闇に落とすことも虜にすることもできる男…。ウエイトレスのポーシャは今その男から蔑みの目を向けられていた。彼の義弟ヴィトーの子供を産んだことで金目当ての女だと決めつけられているのだ。真実は違うのに…でも証明できるヴィトーはもうこの世にいない。唇を噛む彼女にルチェンゾは恐ろしい命令を下す。よるべなき母子の運命やいかに!
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5.0美術館で働くシャーロットは、ギリシアの彫刻展を成功させようと奔走していた。なのに、よりによって最大のスポンサーが、ギリシアの億万長者デイモンだなんて! 彼はかつてシャーロットに情熱のすべてを教えてくれた愛しい恋人。けれどほどなく身に覚えのない盗みの濡れ衣を着せられ、捨てられたのだ。4年ぶりに再会した彼は、シャーロットの不安を弄ぶように、高額の手当で愛人になれと迫った。なぜ彼は、私を卑しい女と辱めながら、ほっておいてくれないの?
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5.0デイジーは過保護な父の監視のせいで1度も恋をしたことがない。休暇で訪れたラスベガス旅行で“パパのいい子”から卒業したい…そう思ってボディガードをまき、ナイトクラブに足を踏みいれた。でもまさか見知らぬベッドで一糸まとわぬ姿で目覚めるなんて!? 混乱した彼女の前に姿を現したのは一夜かぎりの情事の帝王と名高いルイス・ヴァルケス。昨夜、彼からなんの気まぐれかダンスに誘われた。きっぱり断ったはずなのに、なぜ私は彼のスイートルームにいるの?
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-美術教師として堅実に働いているヴァイオレットは、妹から勤務先の機密情報を盗んだと告白され、唖然とする。血が凍る思いでオフィスを訪れ、どうか過ちを許してほしいと社長ダミアンに訴えるが、彼が出した罪を帳消しにする条件は――「ぼくの婚約者になってほしい」ですって!? 余命わずかな母親を安心させるためだと言われるが、確かに他に選択肢はない。冷徹な彼への戸惑いと、ひそかなときめきに揺れながらヴァイオレットは条件を飲み…!?
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-冷徹な父は亡くなった。テディに最後の命令を残して。1か月以内に大富豪アレハンドロと結婚しなければ無一文で屋敷を追い出されてしまうのだ。せいせいするわ。断らせるため、彼女はわざとみすぼらしい恰好で彼を出迎える。非情なプレイボーイと噂の彼が田舎娘なんて相手にするわけがない。しかし、結婚により思い入れ深い土地を手に入れることができる彼は甘く誘惑してくる。家族のように守ってくれた乳母や庭師を守るため、テディは半年間の契約結婚に同意し…!?
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5.0社交界の花と呼ばれゴシップの絶えないジェイドは、これまでにないほどの窮地に追い込まれていた。名づけ親であるホテル王の遺言により、彼の孫ニックと結婚しなければ、莫大な遺産相続の権利を失うだけでなく父親からの送金も断たれてしまうのだ。よりによって相手があのニックだなんて。10年前に受けたひどい仕打ちは忘れていないわ。それに今でも彼に嫌われているけれど、生活のためには絶対に結婚しなければ。私にはひとりで生きていけない秘密があるんだもの!
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3.7弁護士のシャーロットは、苦労して設立した事務所、家、恋人を一度に失った。借金返済のため、法曹界の寵児ダニエルの事務所に再就職するも、立場は彼の専属アシスタント!? まるで弁護士扱いされていないように感じられて、不満を抱くシャーロット。弁護士としての能力も人間的な魅力も、確かに完璧なダニエルだが、地元の名士の祖母から事務所を譲りうけたらしい。あまりに自分の境遇とは違って恵まれすぎな、ミスター・パーフェクトな彼に反発していたけれど…!?
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3.3華やかな姉ヘレンの陰で、内気なベスは間違いのない人生を送っていた。大人になった姉はモデルになり、都会へ。ベスは、なんにもできない自分をいいと言ってくれる幼なじみトムと婚約した。披露パーティーの夜、ヘレンは恋人ルークをつれて帰ってきた。イタリア系資産家の彼はなぜか心を突き刺す、燃えるような視線でベスを追いつづける。彼はベスの髪をとき、たくみなリードでダンスに誘うと耳元で甘く囁いた。「人生は一度きり――可能性はこれからなんだ」と唇を奪って!?
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1.0華やかな姉ヘレンの陰で、内気なベスは間違いのない人生を送っていた。大人になった姉はモデルになり、都会へ。ベスは、なんにもできない自分をいいと言ってくれる幼なじみトムと婚約した。披露パーティーの夜、ヘレンは恋人ルークをつれて帰ってきた。イタリア系資産家の彼はなぜか心を突き刺す、燃えるような視線でベスを追いつづける。彼はベスの髪をとき、たくみなリードでダンスに誘うと耳元で甘く囁いた。「人生は一度きり――可能性はこれからなんだ」と唇を奪って!?
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-本ばかり読んでいた子供時代。地味なみなし子とバカにされながら育ったキャシー。大人になった今、ゲーム会社を興して小さな成功をおさめているが、まるで自信はもてない彼女に――「キャシー、僕と結婚しないか?」二次元から抜け出てきたような美男子が私を見つめてプロポーズ? 彼はジョエル・ハワード、今をときめく億万長者のIT社長がなぜ? 彼は宇宙旅行事業と彼女のゲームをタイアップさせ、ビジネスとしての契約結婚で盛りあげようなんて言いだして…!?
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-ロージーは窮地に陥っていた。祖父の遺言によって、結婚しないと彼女が住む由緒ある屋敷が貪欲な親戚の男の手に落ちてしまうのだ。そこで弁護士は、遺言のための契約結婚を強く勧め、相手として彼女の幼なじみのガードの名前を挙げた。気が進まないロージーだったが、祖父が愛した屋敷を救う手段はそれしかなく、屋敷に興味を示していたガードも提案に応じた。傲慢で意地悪なガードは理想にほど遠いのに、その魅力に心揺さぶられてしまう…。彼の狙いはこの屋敷なのに。
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-先月の…彼の子だ。エミリーはすべて陽性の妊娠検査薬7本を前に途方に暮れた。ひと月前、親友の結婚式で出会ったばかりの大富豪ルーカスと甘美な一夜を過ごし、プレイボーイの彼に愚かにも夢見る結婚生活を語ったのだ。恋に落ちたのは私だけ。彼は連絡先も教えてくれなかった…。そのとき突然、着信音が鳴り響いた。電話の主はルーカス。エミリーは事実を告げられないまま食事の誘いに応じるが、予定より早く迎えに来た彼に妊娠検査薬を見られてしまって…!?
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-つき添いで訪れた仮装パーティーで編集者のセーラは驚愕した。なぜ私の夢物語の中の男性がいるの!? 学生時代は勉強ばかりしていて、恋をする暇もなかった。25歳になった今もバージンで…。だからこそ、空想の世界で理想の男性を思い描いてきたけれど、まさか現実にいるなんて! ジョスに優しい言葉で誘われ、情熱的な一夜をともにしたセーラ。でも甘い夢は終わり。現実に戻らなくては…。彼に何も告げず、立ち去るが数日後、新しい上司としてジョスが現れて――!?
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-とある事情から、キーラは一生誰も愛さないと決心していた。だがインドを訪れたとき、偶然出会った男性からのキスを拒むことができなかった。とまどう彼女だったが、もう会うことはないと思っていた。しかし、彼女は次の仕事の依頼主に会ったとき息が止まるかと思った。そこにはあの時の彼が立っていたのだ。彼こそ、名門マハラジャ一族の長ジェイだった! 彼は彼女をまるで娼婦のように扱い、広大な宮殿の一室に閉じ込めてしまった。そう彼は誤解していたのだ…!!
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-結婚目前のいとこのエマから頼まれ、パーティーで挑発的なドレスを着る事になったナターシャ。案の定、パーティーでは男性の執拗な視線に追われ、慎み深いナターシャはいたたまれない思いをする。エマの許婚の親戚・ルークにも経験豊かで遊び好きの女性と勘違いされ、月明かりの下、熱い口づけで追い詰められるが・・・!?
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-住む家を失ったソフィーは幼い息子トリーを乳母車に乗せ、雨のなかを歩いていた。途方に暮れていると足を滑らせて排水溝に落ち、車に轢かれそうになる。みじめな気持ちで顔を上げると、車を降りてきた人物と目が合った。 エットーレ! かつて深く愛しあい、そして私に宝石泥棒の濡れ衣を着せた男! 「こんなみじめな姿で排水溝にいるとは、お似合いだな」。残酷な再会に動揺しながら、ソフィーは必死だった。私のトリーがこの冷酷な男の息子だと知られるわけにはいかない…。
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1.0ウエディング会社で働くジュリーは幸せだった。今日は私の婚約披露パーティー。フィアンセのマットは会社社長で、ボストン一の独身男性。天才エンジニアの彼は、1度傾いた事業を見事な手腕で蘇らせた。ジュリーは彼のつらく苦しい時期を支え続け、そんな彼女をマットも「僕のやさしい奇跡」と愛してくれる。だが、ふたりの愛は永遠だと信じていたジュリーは、恐ろしい事実を知る。彼には別の女性との間に生まれた娘がいるというのだ! 愛してやまない彼の秘密に、ジュリーは言葉を失った。
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1.0クリスマスに友人夫妻を訪問する途中で吹雪に遭い、近場のホテルに逃げ込んだイヴ。幸せで温かい家庭を見るのが辛かった彼女にとってはラッキーな天候だ。その夜、イヴはまるで魔法にかかったように出逢ったばかりの男性に惹きつけられ、誘われるままに一夜をともにしてしまう。己のなかの激しい衝動を知り、翌朝逃げ出したイヴだが、大晦日の夜、新任の同僚に笑顔で握手を求められ驚愕する。それは、まごうことなくあの夜の彼だったからだ。
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-最初で最後の舞踏会に出席するため社交シーズンのロンドンを訪れた貧乏貴族の娘ロビーナ。慣れない社交界に戸惑う彼女を初めてのダンスに誘ったのは、魅力的な男爵ダニエル・エクスマウス卿だった。甘い音楽とともに夢のような数分間が終わり、ロビーナはエクスマウス卿からひと夏をともに過ごそうと彼の領地に招待される。これは結婚前提のお誘いだわ! けれどロビーナには手放しで喜べないわけが。男爵は亡き妻を今でも変わらず想い続けているという噂なのだ…。
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-ロンドン屈指の大手企業の社長ライアンから呼び出されたカシアは、身に覚えのないミスで一方的に咎められ会社をクビになってしまう。次の仕事を探すも面接前から断られてしまい理由を聞くとあのライアンから直々に命令されて雇えないと言う。しかし、次の面接では採用され怪しんだ彼女は、思い切って彼に連絡すると意外な優しさを見せられ戸惑ってしまい!? 今まで思いやりのない傲慢な人だと思っていたのに何度も電話をするうちに彼との電話に喜びを感じはじめ…。
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-半年前に亡くなった父の遺産があると聞いてシェリーは驚いた。なぜなら、子供の頃から父親は死んだと聞かされていたからだ。すべての答えを知るため、シェリーは父の再婚相手の家族のもとへ旅立つ。すると待ち受けていたのは、映画のスクリーンから抜け出してきたような美しいヒルヴァレス伯爵だった! こんなに美しい男性が義理の兄? 一瞬で心を奪われるシェリーだが、彼はシェリーを見るなり、冷たい視線で遺産目当ての女と罵ってきて…。なんて傲慢な人なの!?
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-夫を亡くしたエヴァに突きつけられた非情な現実。夫には莫大な借金があり、しかもその債権はすべてエヴァの元恋人マークの手に渡っているというのだ。5年前、やむをえない事情から彼を一方的に捨てて結婚したエヴァ。マークはずっと彼女を恨んでいた。彼にホテルのスイートルームへと呼び出されたエヴァは、彼から残酷な要求をされる。「僕の愛人になれ、もし断るなら負債を一括即返済してもらう」借金を返す術などないエヴァには選択する余地などなく…!?
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-エーゲ海に浮かぶ島国フォーテネグロ。アイオナンスの姉は皇太子マックスと結婚したが放蕩生活を送った挙句、愛人と事故死した。王国の掟によると、その罪をつぐなうため妹である自分が殿下と結婚しなくてはならないという。王家の跡継ぎを産むための生け贄になるなんて、この21世紀の世の中に…!? しかし、結婚パレードで圧倒的な男性的魅力をもつ彼に、とろけるような熱いキスをされ頭のなかが真っ白になってしまう。彼にとってもこの結婚は義務なのに…。
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-出張でロンドンを訪れていたシチリアの大富豪ロレンツォに口説かれて、親しくつきあうようになったヘザー。ロレンツ ォは楽しい恋人だったが、彼には威圧的で、人を支配するのが当然という兄レナートがいた。レナートはヘザーを財産狙いではないかと疑い、弟の花嫁候補としてひそかにヘザーの素性を調査した。さらに大金を積んでヘザーを誘惑してきたのだ。ヘザーがそれを断ると、傲慢にも「合格だ!弟と結婚しろ」と迫ってきて…。
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-マイヤーズ事件のスクープでキーロン記者は一躍その名を新聞界に轟かせ、同時にべスは悲惨な人生に陥った。キーロンに利用されただけと知ったべスは世間の中傷にさらされ、その上キーロンの子を身籠っていたのだ。―3年後、ブライアニーと名前を変えて働くべスの前に、新任の上司としてキーロンが現れた・・・!!
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-親を亡くし、幼い弟を必死で育ててきたクレア。息抜きのために高級ホテルに招待されたクレアは、食堂で赤ん坊連れの異国の男達に気づく。動いた拍子に椅子ごと倒れかけた赤ん坊をとっさにかばったクレアは、同時に手を伸ばした異国の男ラウールに目を奪われてしまう。が、その瞬間、銃声が食堂中に鳴り轟く!!
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-会社を経営するセイラの前にフランシスコと名乗るスペイン人が突然訪ねてきた。黒い瞳に鋭い眼差し、魅力あふれる男性。彼は横柄な口調で彼女の父親の居場所を教えるように迫ってきた。なんと父が、彼の18歳の妹を誘惑してつれ去ったというのだ。きっと何かの間違いよ。とっさに嘘をついてその場を逃れ、唯一心当たりのあるアンダルシアへと飛んだ。ところが、セイラを見張るためにひそかにあとをつけてきたフランシスコの罠にかかり、彼の城にとらわれてしまう――。
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1.0オークションにかけられた大きな男性と目が合い、ブランディは動けなくなった。これは姉が主催する慈善活動の資金集めイベント。筋骨たくましい男性が次々とステージにあがり、女性たちは黄色い歓声をあげて値段をつけていく。彼――セバスチャンは最後の出品物。競りおとしたのはなんと姉、しかもブランディへのプレゼントというのだ。男性恐怖症の彼女は26歳の誕生日から人生を変えようと思っていた。でも、野蛮なほどセクシーな彼といきなり旅行なんて無理よ…!
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1.0クーパー? 助産師のメリッサは我が目を疑った。新しく赴任してきた産科医って彼だったの!? メリッサは2か月前、出会ったばかりのクーパーに惹かれ、自分らしくもなく情熱に任せて一夜をともにしたのだ。運命のいたずらは再会だけでは終わらなかった。彼女はクーパーの子を宿していた。ある病を抱えているため出産は高いリスクを伴うものの、子供が欲しいと願っていたメリッサには喜びでしかなかった。ところが彼が懐に結婚指輪を忍ばせていたことを知り――!?
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-著名な弁護士である父と、その愛人だった母。複雑な出生から世間の好奇にさらされて育ったセリーナは、美しい容姿とは対照的な冷たさで男性を遠ざけてきた。自分を捨てた父の秘書として、素性を隠し働き始めたセリーナだが、父の甥ピアズはそんな彼女を不審に思う。彼を前にいつもの冷静さを保てないセリーナは!?
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-イギリス人医師アンジーは、友人の結婚式に出席するために訪れたシチリアで、運命の相手と出会う。彼の名はベルナルド。シチリアの名門一族である、花婿の弟だった。金持ちの御曹子とは思えないほどまじめで繊細で、無口な彼に恋をして、アンジーはキスするだけで幸せな時間を過ごした。だが、残酷にも恋は一瞬で踏みにじられた。アンジーが上流階級出身だと知ると、ベルナルドは失望をあらわにして言ったのだ。「君とは結婚できない。それが僕のルールだ」と。
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-彼がアルタリア次期国王のダニエル・コネリー!? がさつなアメリカ人と聞いていたのに、こんなに素敵でセクシーなんて・・・。宮中儀礼を教える為に渡米したエリンは、一緒に行動する内、彼に恋してしまう。身分違いな上に、エリンには彼を愛してはいけない理由がある。エリンは彼を陥れる命令を受けているのだ・・・!
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1.0ドナは、年下のイタリア人の恋人にプロポーズされ、幸せの絶頂にいた。少し頼りない彼だけれど、孤児だったドナの憧れ――家族をもつ夢がようやく叶う。ところが結婚の挨拶に訪れた彼の実家で、ドナは意外な事実を知る。そこは住む世界の違う、由緒正しき名家の大豪邸だったのだ! そして彼の兄リナルドは、傲慢な態度で手切れ金を提示してきた。金目当ての女と思われたのだ。さらにリナルドは、金でドナが追い払えないと知ると今度は誘惑を仕掛けてきて!?
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1.0リリーはずっと憧れていたベンと結ばれ、幸せいっぱいに朝を迎える。だが彼が別の女性と婚約したという記事を読み、この関係は間違いだと気づく。ベン・ウォーレンダーは由緒ある領主館の跡取りで、私はその使用人の娘…もともと叶わぬ恋なのよ。打ちひしがれたリリーは彼が目を覚まさぬうちにそっと部屋から抜け出す。3年後、少しだけ日常から解放され旅行に来ていた彼女の前に突然ベンが現れる。そして「ぼくたちの娘をほったらかしてバカンスか!?」と言い…!?
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-亡くなった叔父の財産処分をするため、へーズルウィッチにやってきたクリシー。厄介者だった叔父のせいで、町ではクリシーを偏見の眼差しで見る者も多くいた。 そんな中、骨董品店で出会った店主ガイ・クックは優しく魅力的な人で、いつしか二人は惹かれあっていく。しかし、町をゆるがす強盗団のうわさが二人を引き裂き・・・!?
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1.0男性顔負けの勝気な性格と長身を持つ、キャリアウーマンのサム。ある日、同僚に「女らしくない」と揶揄された彼女は決心する。「運命の人を捜して、結婚するわ!」。 そんなサムの計画に批判的なのは、州知事である父の補佐・リーアム。 お相手探しのためイギリスへ行こうとするサムに、なぜか情熱的なキスを仕掛けてきて!?
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1.0クライトン家――代々弁護士を輩出するイギリスの名門一族。ジョナサンは華やかな双子の兄デイビッドの影のように生きてきた。しかし、ふたりの50歳の誕生パーティーでデイビッドが心臓発作で倒れ、そのうえ横領が発覚する! 一族に訪れた未曾有の危機のなか、闇に眠らせてきた問題が次々と噴出していく。ジョナサンの妻ジェニーはもともとデイビッドの恋人だった。妊娠したとたん捨てられ、償いのようにジョナサンに求婚されたのだ。本当は誰が誰を愛しているの?
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1.0弁護士のマックスは、法曹界の大物の娘という理由だけでマディを誘惑した。結婚後も不実を重ねたマックスは、女性絡みの不祥事を起こして姿を消してしまう。 マディは夫の仕打ちに深く傷つきながらも、新たに仕事を始め、前に進もうとしていた。 そんな矢先、まるで別人のように穏やかになったマックスがマディの前に現れ・・・!?
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-いつからこれほど心が離れてしまったのか…。妻オリビアから別居を言いわたされ、キャスパーはバイクでアメリカ横断の旅を始める。愛しあっていた頃の幸せな思い出と、彼女が抱える一族の確執を振り払うかのように…。一方、イギリスに帰ったオリビアは失踪していた父と再会。孫もいる父があろうことか再婚し、子供までできたというのだ。私の居場所なんて、どこにもないのね。名門クライトン家――長年からまった愛と憎しみの鎖は、真の終結を迎えられるのか…!?
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-長身のブロンド美女ボビーは、ある復讐をとげるため、イギリスの名門クライトン一族に近づく。唯一彼女に疑いの目を向けたのは、弁護士のリューク・クライトンだった。「カリスマ性があってハンサムだけど、油断できない男だわ・・・」。警戒するボビーの部屋に、突然リュークが訪れた。用を問いただす前に、彼から熱いキスをされて・・・!?
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-ハーブ療法家オナーはある日、過去を語ろうとしない謎めいた男性デイビッドに出会う。 二人はいつしか惹かれあっていくが、オナーが名門クライトン家を訪ねた時、そこで彼にうり二つの男性ジョナサンを見かける。 まさかデイビッドは問題を起こして長年失踪していた、悪魔のように貪欲だという一族の愛憎の元凶・・・!?
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1.0名門クライトン家の令嬢ルイーズは、双子の妹の言葉に耳を疑った。 大学時代、指導教官だったギャレスが、ルイーズが携わっている仕事の委員長として任命されたというのだ。 3年前の夏、失恋で傷ついたルイーズは、なかば捨て鉢になって、ギャレスと一夜を共にした。 そして今、運命に導かれた再会に胸がざわめいて・・・。
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-シャーロットは4年ぶりに再会した別居中の夫、アンダルシアの美しき悪魔セバスチャンに突然唇を奪われた。やめて! 私は新しい恋人のために離婚の合意が欲しいだけよ。もう誘惑に負ける19歳の私じゃない。あなたの残忍な素顔を知って家を出たあと、悪魔とだって渡りあえる強い女性に成長したんだから。しかしセバスチャンのキスはなおも深く彼女を探り甘美な記憶を呼び起こす。官能の波に抗う彼女はまだ知らない。このあと夫が突きつけるさらなる屈辱の条件を…!
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-弁護士のチューラは、プレイボーイと噂のソール・クライトンを紹介され、彼の魅力を認めながらも、反感を抱いた。ところが、彼がチューラの上司になることに! しかもソールに熱をあげている一族の娘を諦めさせるために、恋人のフリをすることになってしまう。屋敷で行われる仮面舞踏会にパートナーとして参加した二人は・・・!?
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1.0シーリアは盲人というハンデに屈することなく、ダイビングや会社経営に挑戦し、好奇心旺盛に人生を楽しんでいる。恋人のフランチェスコはそんな彼女が心配でならなく、彼なりの愛で縛ろうとする。「わたしは不自由でもかわいそうでもない。どうして生き方まで否定するの?」燃えあがった無防備な情熱はお互いを心底傷つけあい、ふたりは決定的な別れを告げる。愛だけで生涯をともにすることはできないの…? イタリアの名門6人兄弟の大河ロマンスとうとう完結――!!
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1.0私を“守る”ための結婚に、少しでもあなたの愛はあるの――? 幼い頃に両親を亡くし後見人の家で育てられたゾーイ。若く魅力的な後見人ハビエに恋心を抱くが、彼女の気持ちはあっさりと拒絶されてしまった。いつまでも彼を想っていてもしょうがない。大好きなのに手の届かない相手と暮らす切なさに耐えかねたゾーイは、ボーイフレンドからの求婚を受け入れ家を出ることを決意する。だがそれを知ったハビエから、悪い男から “守るため”自分と結婚するよう説得され!?
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-新社長の姿を見てケイトは我が目を疑った。5年前、他に女性ができたと告げて彼女のもとを去った元夫のショーンだったのだ。今でも心は血を流しているのに、彼の下で働くことなんてできないわ! ケイトはその日のうちに退職届を出して帰宅したが、彼はなぜか家にまで押しかけてくる。「これを忘れたというのか?」抱きよせられると肌は熱く燃え、一瞬のうちに彼の手の感触になじむ。彼を求めて走る震えを抑えられず、喜びのうめき声はもっと先を渇望してしまい…!?
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-初めて大人の男の人の涙を見た――。パーティーで母親にほっておかれた幼いペトラはホテルの屋上から身を投げだそうとする男性リサンドロスを見つけ、ひきとめる。傷ついた彼の横顔が忘れられず、それが彼女の初恋となった。10年たち、今や彼はギリシャ造船業界のトップでペトラの継父のライバル。ゴシップ誌を騒がすプレイボーイとなって彼女のことを忘れているようだった。ペトラは彼に近づくが、あの涙の裏に狂おしいほど悲しい両家の因縁があったことを知り…!?
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-シェトランドのフェラ島にカトリオーナは兄のマグナスと暮らしていた。兄は地質学者として中東の油田で働いていたが、事故にあい後遺症に悩んでいた。なんとか元の兄に戻って欲しいカトリオーナだったが、お金を工面できずに悩んでいた。そんな時、島で油田の開発をするためにやって来たのが・・・。
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-かつて暮らした豪邸ハンタース・コートが売りに出されたと聞き、コートニーは足を向けずにはいられなかった。父が親友の裏切りにあい破産して3年…もう一度この屋敷で家族と暮らすことを夢みてきたのだ。屋敷を訪れたコートニーは、現れた男性に凍りついた。ブレア…父を裏切った男の甥。彼は「君は僕と結婚する。ハンタース・コートを買い取ったのは君と暮らすためだ」と告げてきた。父を追いつめ、私の淡い恋心を粉々にしたくせに…いったい何を企んでいるの…!?
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-クリスティは幼い頃から、いつも自分を守ってくれた王子様であるドミニクにひそかに想いを寄せていた。17歳のバレンタイン当日、彼にヴァージンを捧げようとするが、思いもよらず冷たくあしらわれ、その幼い感情は無残にも打ち砕かれた。逃げるように故郷を離れたクリスティ。それから8年、母の世話をするため故郷に帰ってきたクリスティは、医師として働く彼と思いがけない再会を果たす。端正な顔に逞しい腕。昔以上に魅力的に成長した彼に一瞬で心奪われて――!!
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1.0エリーズはくずおれそうになるのを必死にこらえていた。散財と浮気を繰り返していた夫が、莫大な借金を残したまま突然死んでしまったのだ。霧雨の降る葬儀の列席者のなかに、ひときわ目立つ男性の姿があった。見覚えのないその男性――夫の雇主で大企業の経営者ヴィンチェンテは葬儀のあと、なぜかエリーズを食事に誘ってきた。危険な光を放つヴィンチェンテの瞳に不安を覚えつつもエリーズはその誘いを受けてしまう。彼の目的はいったいなんなのかしら?
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1.016歳の誕生日、アシュリーは兄妹同然に育ったジェイクに想いを伝える決心をした。幼い頃から憧れ続けた8歳年上の彼。今日までずっと、ジェイクの1番近くにはいつも私がいた。大丈夫、きっと彼も同じ気持ちよ。だがジェイクは少女の突然のキスに動揺し、激しく彼女を詰ってしまう。あの失恋から9年、深夜の電話でアシュリーは彼から思わぬ依頼を受けた。私の心を踏みにじっておきながら、こんな時だけ助けを求めてくるなんて…。だが結局は彼の求めに応じてしまい…!?
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-美しく才能溢れる弁護士ギデオンの結婚式のプランをまかされたアリスは、壮大な彼の邸を訪れ驚いた。庭師も家政婦もそろって若き美女なのだ。まるでハーレムだわ。使用人でこれなら、彼の結婚相手はきっとすごい美人よね。ところが会ってみると婚約者は平凡な女性で、しかも結婚に乗り気でない様子をみせる。彼ほどの男性になんの不満があるのかしら? そう思ってアリスは愕然とした。私、婚約者のいる男性に心を奪われてしまっている…。
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-不幸な生い立ちの歌姫アイーシャ。そんな彼女を救ってくれたのはルイーズという裕福な婦人だった。婦人の浮気性の夫のせいで1度は関係を断つが、今、アイーシャは再びルイーズの屋敷に身を寄せていた。その矢先、ルイーズの息子で実業家のジェームズと再会する。彼にとっては、アイーシャは家庭を崩壊させた憎い女。なのにひと目見て彼女から目が離せなくなった。ただの妖婦としては魅力的すぎる――美しい瞳の奥に沈む憂いの理由を、探らずにはいられないほどに。
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-エイミーとジェイクが出会ったのは、友人の赤ん坊の洗礼式。一目でひかれあう二人だったが、ジェイクは言った。 「責任は取らない」 妊娠に気がついたエイミーは一人で産み育てるつもりだったがジェイクからは小切手、身の回りを世話する家政婦などが次々と送られてくる・・・。欲しいのは彼のお金ではなく心なのに・・・!?
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-事業に失敗した両親を支えるため、身重の体でケータリング業を営むアンナ。依頼先のパーティーで、彼女は客のなかにこの世で最も会いたくなかった男の姿を見つけて凍りついた。あの残酷な悪魔フランチェスコがどうしてここに!? 彼はお腹の子の父親。バカンスで訪れたイタリアで出会い、強く惹かれあって結ばれた。けれどある日突然、嘲りの言葉を残して去ってしまったのだ! フランチェスコが憎しみの目を向けてくる。この上なぜ私にそんな仕打ちができるの?
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-「借金はその体で返してもらおう」ギデオンの言葉にカレッジは耳を疑った。雇い主である大富豪ギデオンから祖母の治療費を借りたことがこんな事態を招くなんて。少女の頃、甘い官能というものを少しだけ教えてくれた“あの人”かもしれないと、胸をときめかせていたのに。彼がさらに残酷な言葉を投げつける。「自分で服を脱ぐか、それとも脱がせてほしいか?」壁に追いつめられたカレッジは、絶望的な思いで目を閉じた。これが、わたしが憧れ続けてきた人の正体なの!?
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-赴任先の病院に低い笑い声が響き、リビーが振り返ると、長身で金髪の男性が談笑しているのが見えた。ところが彼はリビーを見るや表情を一変させ、冷たい目でにらみつけてきた。なぜ…? 戸惑いの底から昔の記憶が浮かびあがった。ニック! 学生時代に密かに憧れていた同級生だ。だが口を利くことなく別れ別れになった。彼女が事故に遭い、長い入院のあと、別の大学に移ったからだ。今もあの頃の記憶は抜け落ちたまま…。まさか彼との間に何かあったのかしら…?
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1.0「ロマンスの達人」と情熱的な一夜を過ごし、違う自分に生まれ変わりたい。女性としての自信を失っていたミーガンは、勇気を出してデートツアーに申し込んだ。ツアー中、積極的になれず委縮してばかりの彼女の前に、美しい男性ルークが現れる。優しく見つめられミーガンは確信した。彼が私の「ロマンスの達人」に違いない。導かれるままルークとベッドをともにし、夢のような数日を過ごすミーガン。でも恋をしてはダメ。私の秘密を彼に知られるわけにはいかないから…。
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-やっとあなたを忘れる決心がついた頃に現れるなんて! 3年前、私が身ごもったのは愛人の子だと非難した非情な男アンゴロス・コンスタンティン。身分違いの恋に周囲から誹謗中傷を受けても、私はあなたひとすじに愛したというのに。その時、運悪く息子のニッキーが駆け寄ってきた。アンゴロスは自分にそっくりな子供を見て凍りついた! そう、この子はまぎれもなくあなたの息子。なぜあの時信じてくれなかったの。今さらなんの目的で私に会いに来たというの――!!
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1.0「君は弟の責任をとって僕と結婚するんだ」王子リュクの有無を言わさぬ命令に、キャリーは言葉を失った。冗談でしょう、リュク。いくら私の弟があなたの許嫁と 結婚したからって、私は代わりのお妃になんてならないわ。8年前に受けたひどい仕打ちをまだ忘れていないのだから。キャリーは絶対に従うまいとリュクを睨みつけた。しかし王子は昔以上に魅力的で、心が揺れそうになる。それを嘲笑うかのように、リュクは彼女を脅かす、驚くべき最後の切り札を出してきて…。
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-グレイスは16歳のときに両親を亡くしたあと、叔父に引き取られた。最初は優しかった叔父だが、ある晩を境に豹変し、グレイスは虐待を受けるようになった。それから数年後。やっと舞踏会への出席を許されたのだが…。みすぼらしいドレスをまとった娘を誰が花嫁にしたいと言うの? 財産も持参金もない私は、見向きもされない壁の花――。ところが彼女に、伯爵位継承者のケイン・モーリーがいきなり結婚を申しこんできた。負傷して失った片目に、ある思惑を忍ばせて…。
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1.0親が決めた政略結婚を間近に控えたアレグラは、仮面舞踏会に出席した。独身最後のパーティー…いつもと違う自分を解放したい。そんな彼女の前に、死神の仮面の男性が颯爽と現れた。まるで運命の導きのように惹かれあい、気がつくとアレグラはバージンを捧げていた。数週間後、妊娠した彼女は、仮面の男性の正体を調べて愕然とする。クリスチャン・アコスタ…兄の親友で私にコンプレックスを植えつけた男性。あの傲慢なスペイン公爵がお腹の子の父親だなんて嘘よ…!
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-恋人の裏切りを目撃し、家を飛び出したララはどしゃ降りの中、絶望にうちひしがれる。なんの取り柄もない私に映画のような恋愛なんて無理だったんだわ…。行くところもない彼女が思わずナニーとして働く屋敷を頼ると、雇い主は優しく、夫妻が旅行の間の留守をまかされる。しばらくひとりになって落ち着いてこれからを考えようと思ったのだが…その夜、雇い主の親友である大富豪ルーベン・タイラーが訪ねてきた。彼が手をさしのべてくれた瞬間からララの人生は一変し!?
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4.0私の人生、失敗だらけの情けない女だわ。ルーシーが親友3人で立ち上げた会社プレタ・パーティーは元夫の横領のせいで経営の危機に瀕していた。管財人であるマーカスに相談することだけは避けたい。なぜなら彼女は初めて会ったときから彼を愛していたが、ずっと甘やかされた子供扱いされていたからだ。結婚も彼への反抗心のため。ある日、パーティーで会ったマーカスに強引に送られる途中、突然キスをされる! そのまま熱い一夜を過ごすが、翌朝の彼は冷たく…!?
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1.0シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。10年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人ブランドだ。彼に結婚を断られたせいで、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーは冷酷な叔母夫婦に預けられた。そして今、妹は身勝手で反抗的な娘に成長している。そんなある朝、シャーリーンは自宅のソファで眠っている赤ん坊を見つけて愕然とした。置き手紙には、信じられない事実が書かれていた。シシーがひそかに産んだこの赤ちゃんの父親はブランドである、と。
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-身勝手な弟に泣きつかれ、通販カタログの撮影をひき受けたリリィ。すると撮影中、ひとりの男性がやって来た。背の高い黒髪の彼は、全身からいらだちと傲慢さをにじませ言い放った。「君が僕の甥をモデルに雇った責任者か? 無知な若者を甘い言葉で誘い、やがて悪徳と堕落の世界へひきずりこむ。君のような人間には吐き気を催す」誰だか知らないけど、恐ろしい誤解だわ! あまりのショックにリリィがめまいを起こすと、彼は腕のなかに彼女を抱きとめて…。
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-美術館で働くシャーロットは、ギリシアの彫刻展を成功させようと奔走していた。なのに、よりによって最大のスポンサーが、ギリシアの億万長者デイモンだなんて! 彼はかつてシャーロットに情熱のすべてを教えてくれた愛しい恋人。けれどほどなく身に覚えのない盗みの濡れ衣を着せられ、捨てられたのだ。4年ぶりに再会した彼は、シャーロットの不安を弄ぶように、高額の手当で愛人になれと迫った。なぜ彼は、私を卑しい女と辱めながら、ほっておいてくれないの?
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1.0サーシャは女性レーサーだ。そして同じチームのラファエルの乗ったマシンがクラッシュした。昨夜、彼は彼女にプロポーズをして、それを断ったばかり…。とまどう彼女の前に現れたのは、ラファエルの兄のマルコだった。チームのオーナーであるマルコは彼女を解雇しようとしたが、彼女の必死の説得に応じた。ただ次のレースに勝つことが条件だった。彼女には、レーサーを続けたいと強い思いがあったのだ。練習を続ける彼女は、ある時マルコの熱い視線を感じてしまう!!