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4.31~8巻858~860円 (税込)第一王子、幼馴染の将軍、護衛兼暗殺者――憧れの彼から突然愛を求められたら…!? 令嬢と魅力的な男性たちの溺愛ストーリーを集めた、「ムーンライトノベルズ発」アンソロジー! ラブ甘なRシーンがたっぷりの読み切り4編を収録。ちょっぴり大人なラブロマンス、糖度高めでお贈りします! <収録作品>「悪役令嬢は逃げ出したい」漫画:冬草もも 原作:茜菫/「婚約破棄のご利用は計画的に」漫画:北村シン 原作:たちばな樹/「姫君は若き将軍に溺れる」漫画:猫乃森シマ 原作:逢矢沙希/「もうじき乙女ゲームの始まる季節ですが、モブのわたしも大変です」漫画:津々見はと 原作:うすいかつら
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-この愛は──ふたりは──散りきったわけではないと、信じても……。 すれ違ってしまった相愛夫婦の、深い愛と許しの物語。 ウィンドハースト伯爵ゴードンに見初められ、伯爵夫人となった田舎娘オフェーリア。ゴードンに熱く愛され、オフェーリアもまた彼を愛し、幸せな関係を築いていた。だが、ゴードンの親友の告白で関係は一変。ゴードンはオフェーリアの不貞を疑い、彼女を深く傷つけてしまう。狂乱のまま放浪するゴードンだったが、ひと月ぶりに屋敷へ帰り、今は亡き親友からの手紙を読んでさらに絶望する――『これがわたしの叶わぬ愛への復讐だったとも知らずに』オフェーリアは無実だった。しかし最愛の彼女は既に屋敷から姿を消していて?
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-この愛は──ふたりは──散りきったわけではないと、信じても……。 すれ違ってしまった相愛夫婦の、深い愛と許しの物語。 ウィンドハースト伯爵ゴードンに見初められ、伯爵夫人となった田舎娘オフェーリア。ゴードンに熱く愛され、オフェーリアもまた彼を愛し、幸せな関係を築いていた。だが、ゴードンの親友の告白で関係は一変。ゴードンはオフェーリアの不貞を疑い、彼女を深く傷つけてしまう。狂乱のまま放浪するゴードンだったが、ひと月ぶりに屋敷へ帰り、今は亡き親友からの手紙を読んでさらに絶望する――『これがわたしの叶わぬ愛への復讐だったとも知らずに』オフェーリアは無実だった。しかし最愛の彼女は既に屋敷から姿を消していて?
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5.0組織の命を受け、ミッドランド王国王太子・エドワードの護衛となったセレスト。同じ時を過ごす中で、エドワードの強さと脆さに触れ、自らの意志で彼を守ることを決めていく。エドワードもまた、セレストを守れるようにと、心身を鍛えるように。「僕はお前だけを愛してる」数々の困難を乗り越え、惹かれ合っていく2人――。しかし王太子と一介の護衛という身分差の壁が立ち塞がり……。重い役目と過去を背負う2人の、成長と戦いと、愛の物語。
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4.8
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5.0「俺に君の全部をくれ」 契約婚なのに、再会した凄腕ドクターの愛に囲われて!? 実家の破産、多額の借金、母の入院と不幸続きの惣菜店の娘・七菜。ひとり奮闘していたある日、幼い頃に姿を消した初恋の人・廉が現れる。実は大病院の御曹司で外科医になっていた彼は、七菜の両親に恩返しがしたいと援助と共に七菜に結婚を申し出てきて!? 実家のピンチを救うため、形式的な結婚のはずが――「ずっと触れたくてたまらなかった」積もり積もった廉の一途な深愛が溢れ出し…!?
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5.0「俺が抱きたいのは、紛れもなく今の瑞紀ちゃんだよ」 瑞紀は今日も上階の住民による、騒音被害に悩んでいた。引っ越したばかりなのに新居でも同じ目に遭い、瑞紀は同僚の薦めを受けて弁護士に相談してみることに。事務所を訪れた先で待っていたのは――かつての家庭教師で初恋の人、理一郎だった!? 親身に話を聞いてくれる理一郎。予想以上に事態は深刻なようで、危険だからと彼の家に身を寄せることになるのだが―― 「瑞紀ちゃんの、素の姿を知ってるのは俺だけだよね」 ずぶずぶに甘やかされ、その腕の中へと閉じ込められる。理一郎はこんな状況だから優しくしてくれているだけ。そう思うのに瑞紀は彼への思いが再燃してしまい……?
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4.2「明日も会ってくれないか。明後日も、その次も、君が可能な限り」 正義の騎士団長×没落伯爵令嬢 魔力吸引体質の没落伯爵令嬢が結婚することになったのは女子憧れの騎士公爵サマ 伯爵令嬢アガサは突然、憧れの美形騎士ローガンにプロポーズをされる。 聞けば彼は竜の呪いにより魔力が暴走してしまう状態で 魔力吸引体質のアガサに性交渉で力を吸い取ってもらうしかないらしい。 「君を大切にし、夫としての務めをまっとうする」 彼を救う為の契約結婚のはずが彼はアガサを愛すると誓い甘い接触を繰り返し、 戸惑いつつも蕩けるような日々を過ごす。 そんなある日、魔獣討伐途中の彼の魔力が暴走してしまい―――!?
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5.0
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4.6
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3.0【紹介文】 巻き込まれ聖人王子×落ちこぼれ呪術師令嬢 裏切り者には呪いを…と思ったらキラキラ王子に発情の呪いをかけちゃった!! なのにどうして私恋人指名されてるの!?!? 伯爵令嬢ナディアは復讐の為、自分を裏切った元婚約者に呪いをかけた。 しかし呪いは近くにいた憧れの第二王子エドワードに降りかかり更には 『強制発情』の呪いに変貌しててしまった。 苦しむ彼に責任を感じ、ナディアはその身を捧げ、 彼に甘く激しく抱かれてしまう。正気に戻った彼に、 ナディアは解呪の方法を見つけるまで、 発情の衝動を抑える役目を申し出ると 「俺の恋人になってほしい」 と頼まれ彼と束の間の恋人となり―――!?
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4.5
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4.5ゲーム大好きな干物OLの華子は、後輩をいじめたと濡れ衣を着せられ、「悪役令嬢」よろしく断罪。婚約破棄され花形の広報部から開発部に異動することになる。もともと開発志望だった華子にとっては願ったり叶ったりだったけど、コミュ障の開発者・葛城のサポートに大苦戦! あの手この手で彼とコミュニケーションを取ろうとするもことごとく失敗する。しかし、ひょんなことからなんと彼がオンラインゲームの仲間だと判明し……!? おまけに大企業の御曹司という葛城との距離が縮まり、「ずっと一緒にいたい」と愛の告白をされるけれど……。 ※全編書き下ろし!
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3.9大企業の次期社長・亮介と愛し合っていた彼の元秘書・里帆。身分の差を突き付けられて身を引いた矢先、妊娠が発覚! 亮介への愛を胸に秘め、ひとり産んで育てる覚悟をする里帆だったが、ある日社長になった亮介と突然再会する。ずっと里帆を探していたという彼はすぐに里帆を娶ると宣言。「もう手放さない」と空白の時間を埋めるような寵愛の日々が始まり、里帆の心は熱く揺さぶられて…。
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4.2「離れている間、君のことを考えない日はなかった。」 悪役令嬢だとして王太子に断罪された母を持つセレスティナ。社交界でも冷遇され、結婚に夢を持てずにいたある時、お互いに正体を知らぬままに、王太子の息子である美しく誠実な青年アリオスと恋に落ちる。しかし彼の素性を知り別れを決めた矢先、セレスティナは何者かに誘拐されアリオスに助けられる。「お願いだから俺のものになって」家にも帰してもらえず、彼との溺愛囲われ生活がはじまり―!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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3.0両親を早くに亡くし、兄と養護施設で育った菜々美。高校時代に初恋を体験するが、相手の母親から差別的な扱いを受け、自ら別れを告げた。10年後、ファッション関係企業で営業をしている菜々美を、再び不幸が襲う。兄が突然の事故で亡くなったのだ。離婚している兄が残した幼い男児を引き取った菜々美の前に、10年前に別れた祥生が現れる。不慣れな育児に四苦八苦する菜々美を、優しくフォローしてくれる祥生。彼の隣に立つのに相応しいのは自分ではない、と恋する気持ちを封印しようとするが……。初恋が再燃!? 御曹司の元カレとの、再会リバイバルラブストーリー。
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4.0
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4.7
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4.7ヒストリカルラブロマンス待望のコミックス化 コミックス限定の原作・逢屋先生の書き下ろしSSも収録! ▽STORY アルストリア王国で唯一の王の子である、王女ユレイア。彼女の存在は国にとって重大な意味をもつ。なぜなら、この国では女性に王位や家督の継承権は存在せず、その「夫」が王となり、生まれた子が次世代の王となるからだ。たった一人の王女を巡り、蠢く悪意と渦巻く陰謀。そんな彼女を傍らで守り続けたのは、幼馴染でもあり、将軍の称号をもつレギウスだった。
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5.0星を詠む少女リーゼロッテは、森で怪我をした黒竜を助け、お礼としてきれいな指輪をもらう。その日以降、夢で頻繁にヴィーという少年に出会うようになる。彼女はヴィーに恋をしたが、やがて彼はぷつりと夢に姿を現さなくなった。月日は過ぎて、育ての親を亡くしひとりぼっちになったリーゼロッテは占いをして生計を立てていたところ、当たると評判になり「星詠みの聖女」と呼ばれるようにまでなる。しかし、王室をめぐる権力争いに巻き込まれ、賊にさらわれそうになったリーゼロッテを助けたのが、黒竜大公と呼ばれるヴィーによく似た男だった。男は「聖女でなくしてしまえば危機は去る」と言い、リーゼロッテを抱いた……。初恋を思い出させる謎めいたこの男の正体は?
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4.2父親が所長を勤める小さな弁護士事務所で事務を務める理香にとって、父の同業者である剣持弁護士は気になる存在。 しかし剣持はいつだって理香のことを子ども扱いしてからかってばかり。とはいえ理香も剣持と兄弟のようにじゃれあう時間を、暖かく心地よくも感じていた。 そんなある日、理香の父親が交通事故に遭ってしまう。 事務所の弁護士は父一人。公判が間近に迫った案件もあり、引継ぎを頼める弁護士を探し出すにも時間が足りない。困った理香は父親が抱える案件の代行を剣持に頼むことに。 そんな理香に提示されたのは、「一案件につき100万円の報酬」という、とんでもない条件だった。 そんな金額とても払えないと焦る理香に、剣持は信じられないような提案をしてきて――!? 「理香がその体で払うのなら、全部チャラで引き受けてやる」 理香の知らない男の顔をして、甘くやさしく抱いてくる剣持。 この行為は「報酬」でしかないはずなのに、どうして……?
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3.7土の精霊が守護するこの国の庭を管理する庭師は、「影」の存在。 新米庭師のアゼリアも人目を避けて暮らしている。 ある夜、社交界の花形騎士・ディモルが精霊の呪い持ちだと知り!? 秘密を守る対価に始まった真夜中のお茶会で彼の優しさに惹かれるアゼリア。 そんな時、土の精霊に死が訪れ!? 「きみが育てた花を見たい」蔑まれていた自分にそう笑う彼のため、アゼリアは立ち上がる。 孤独な少女と騎士のラブ・ファンタジー! 巻末には、想いを伝えあったアゼリアとディモルの甘いお茶会のひとときを描いた書き下ろしエピソード『終わった後の思い出話』を特別収録!
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3.5伯爵令嬢オリヴィアの社交界での評判は最悪だ。妹の婚約者候補をことごとく誘惑する、ふしだらな女と噂されているのだ。それは間違いなく事実だった。天使のように愛らしい妹カミラは、「秘密の恋をしている」とオリヴィアに打ち明けてくれた。だから、カミラの恋を守るため、妹に近づく男たちを誘惑することにしたのだ。本当は男性が苦手で、ふしだらとは無縁の生活を送っているにも関わらず……。しかし、侯爵家当主エドガーの出現により、オリヴィアの計画に暗雲が立ち込め始める。社交界で浮き名を流すエドガーは、カミラに熱心に言い寄った。他の男達と違って、オリヴィアの誘惑にもなびく様子がない。侯爵家から正式に結婚の申し込みがあれば、伯爵家は断れないだろう。だからオリヴィアは焦っていた。――そして、ついにエドガーから伯爵家に結婚の申し込みがきてしまう。ところが、その相手は妹ではなく、オリヴィアで……。
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-黒髪黒目という見た目から、シェリルは魔物の生まれ変わりだと村の人間から不当に虐げられていた。ある日、村が魔物に襲われる。生き延びるべく魔の森に入ったシェリルを救ったのは、過去に出会った黒髪黒目の辺境伯ノアベルトだった。シェリルを忌避せず、寝床と食事を与えてくれる彼に次第に惹かれていく。シェリルはノアベルトのそばにいるために、女としての自分を彼に差しだそうとするが、すげなく断られ、いずれ他の貴族に嫁がせると言われてしまう。たとえ気持ちが通じあわなくとも、ノアベルトの役に立ちたい、そばにいたい、彼に可愛いと思ってほしい。「ノアが、好きなの」そう言うシェリルに、ノアベルトは突然、口づけを返してきて?
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4.4
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4.2組織の命を受け、ミッドランド王国王太子・エドワードの護衛となったセレスト。同じ時を過ごす中で、エドワードの強さと脆さに触れ、自らの意志で彼を守ることを決めていく。エドワードもまた、セレストを守れるようにと、心身を鍛えるように。「僕はお前だけを愛してる」数々の困難を乗り越え、惹かれ合っていく2人――。しかし王太子と一介の護衛という身分差の壁が立ち塞がり……。重い役目と過去を背負う2人の、成長と戦いと、愛の物語。
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4.8誰もが神の加護を授かるルヴォイア王家で、ただ一人〈半神〉の加護しか持たない半人前の王女セレスティナ。彼女は嫁入り先のイオス王国で信じがたい裏切りに遭い、暗い牢に繋がれて過酷な日々に耐えてきた。そして数年後……祖国へ連れ戻された彼女に再び縁談が舞い込む。それは大国フォルヴィオン帝国の英雄、黒騎士リカルドからのものだった。けれど初夜に現れたリカルドは「あなたを抱くつもりはない」と告げて去ってしまう。今回も愛のない結婚だったと嘆くセレスティナだが、夫はなにかを隠しているらしい――と気づき、彼の部屋へ向かうことにする。すると、なぜだか様子のおかしな彼に、突然唇を奪われて……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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3.7ノースウッド伯爵家の長女アリエラは、第三王子・ジェスランの乳母になるため家を出ていった母に複雑な感情を抱いていた。幼い弟妹たちの母親代わりを務める彼女は母からジェスランの遊び相手に任命され、以降彼と交友を深めていくことに。年月が過ぎ、26歳になったアリエラには縁談の話もなく、行き遅れていたのだが――? 妹の結婚披露宴の夜、参加していたジェスランからプロポーズをされて……!? 真剣な彼の姿を見たアリエラは、いつの間にか芽生えていた恋心に揺れ動く。だが、彼の立場を考え、彼女は自身の気持ちを堪え、その場を去ってしまう。その後、貴族青年たちにお酒を勧められて困っていたところをジェスランに助けられて――? 再びプロポーズを受けたアリエラは感情を抑えることができず彼へ想いを告げると、一途な口づけが落とされ……。 「……ずっと、あなたの心にも体にも触れたくて仕方がなかった」 ジェスランから甘く情熱的に抱かれ、一線を超えてしまったアリエラだったが……!?
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-1月と7月は、出版社「1月と7月」が毎年「1月」と「7月」に出す漫画雑誌です。 少しずつ親交を深めさせて頂いていた作家の皆様と大切に作りました。小さな本です。 表紙絵: またよし 漫画: 片山若子 / すえみつぢっか / トミイマサコ / のばら / panpanya / 水谷フーカ 装丁: pajamadesign (多治見武昭・高田麻理) ・水谷フーカ「Cl6」 ・すえみつぢっか「廃墟エクスプローラー 3.彼の本能」 ・トミイマサコ「一月怪談」 ・のばら「ほんとうのきみ」 ・panpanya「1月か7月 第6回 7月」 ※基本的に読み切りとして読める作品です。
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4.2百貨店勤務の葵は、元婚約者で最大手飲料メーカーの御曹司・蒼佑と偶然再会する。8年前、一方的に婚約を破棄し、葵の前から姿を消した蒼佑。それなのに再会したその日に「葵が欲しい。愛してる」と言って、いきなり葵を抱きしめて熱烈キス! それ以来、迫り続ける蒼佑の一途な想いに気づき始めた葵。そしてなんと、婚約破棄が彼の意思ではなかった衝撃の事実が発覚! 葵は心を許し、再燃したふたりの愛は止まるところを知らなくて……!?
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-これまで王太子妃になるのみに努力してきた侯爵令嬢セリア・ハーベルト。 大舞踏会の最中、突然、王太子より王太子妃候補から除外すると宣言されてしまう!? 「悪女」と非難された彼女を助けたのは、王弟殿下でありレザーローグ公爵家当主のアスターであった。 彼は「王家の落ちこぼれ」であり放蕩公爵と噂されている人物なのだが……? その後、後ろ盾がいなくなったセリアは貴族子息に襲われかけるものの、再び彼女を助けてくれたのもまたアスターでーー。 「私に、悪いことを教えていただきたいのです」 王太子妃候補から外されたことで、自身に何もないことに気づいたセリアはアスターに一つの提案を持ちかけるーー!?
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4.4秘密結社で育ち手練れとなったセレストは、王位継承権を巡って立場が危うい若き王太子・エドワードの護衛に十四歳でつく。それから五年。脆さが消え、威厳をも見せるエドワードに、もう自分は必要ないのだと複雑な気持ちを覚えるセレスト。しかし――「この肌に触れるたびに、どれだけ嬉しくてたまらないか知らないだろう」。逞しくなった彼に女性として求められ、身体は歓喜で沸き立つ。立場も何もかもを忘れ、孤独を埋め合うような熱い蜜夜に溺れ…。そしてセレストは、愛の結晶を育てるために一人王宮を出る――。愛する者のために強くなった王太子と、彼の幸せのために身を引く護衛女子の運命は…。 ※こちらは単話1~5話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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4.1「僕は前世で君を殺したんだ」父親が詐欺に遭い、家族が路頭に迷いかけた男爵令嬢・サラは、自らの結納金に一縷の望みをかけ、結婚を決意する。結婚相手を探しに出かけた夜会で、眉目秀麗だけれど冷淡だと有名な伯爵・フェリクスと出会う。初対面にもかかわらず、彼は涙ながらに前世の夫だと言って求婚してきて……。戸惑うサラに「どうか今世で罪を償わせてほしい」と懇願してくる。結婚生活が始まってもなお、彼の話を信じられないサラだったが、やがて想像を越える「前世」の全貌を知ることになって……。 ※こちらは単話1~6話のセット版です。重複購入にご注意ください。
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4.0【あらすじ】 「聖女の力がなくなるまで何度でも貴女を抱こう」 国王に次ぐ権力を持つ冷たい目をした大公×聖女に育てられ未来を見る力を持つ占い師 〈あらすじ〉 初恋の人に似た謎の男に拉致され純血を奪われて――。聖女に育てられた少女リーゼロッテは森で怪我をした黒竜を助け、そのお礼に不思議な指輪をもらう。その日から彼女は、夢の中でヴィーという少年に会うようになり彼に恋をするが、やがて彼は姿を見せなくなった。大人になったリーゼロッテは王都に出て占いで生計を立てていたが、当たると評判になったことから王室をめぐる権力争いに巻き込まれ……。
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5.0サヴァス帝国の皇帝イルティオスと幼い頃に出会った、その属国カリスタの第二王女エルテシア。はじめて出会ったその時、エルテシアはイルティオスに恋に落ちた……。それから8年もの間、エルテシアはサヴァス帝国を訪れたときにだけ会える、イルティオスとの時間に胸をときめかせていた。しかし、そんな時も長くは続かない。エルテシアも18歳になり、王女として結婚を考えなければいけなかった。実はふたりは互いに想い合っていたものの、そこには帝国とその属国という大きな隔たりが存在し、イルティオスは皇帝としての立場から、エルテシアを皇妃としない選択をしたのだった。するとアントーレ帝国の皇帝ルキアノスが、エルテシアにちょっかいを出し始める。それを気にするイルティオスだったが、エルテシアを皇妃としない選択は変わらない。そんな中、ルキアノスがエルテシアを皇妃に迎えようとして……。
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4.0「悪いが、もう手加減しない」――離婚を決めた政略妻に冷徹旦那様の激愛が押し寄せて!? 没落名家の令嬢・沙織は、大企業の社長・瑛士に一億円で買われることに。瑛士はビジネスのため歴史ある家名との繋がりを求めていたようで、冷めた結婚生活が始まるが…。家のしがらみを絶ち、自分の人生を生きたかった沙織。「お金は働いて必ず返します」と離婚を宣言。すると瑛士の秘めた溺愛が溢れ出し!? 「離さないと言っただろう」――初めて注がれる熱情に、沙織の心は溶かされてゆき…!
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-「悪いことをしたと思っているんだろう? 足を開きなさい」 悪女ぶる元王女に、旦那様からの甘いお仕置き!? 「可愛いな…可愛くてたまらない」そう囁く熱い唇が体をなぞる…。“稀代の悪女”と噂されるルジアーナ王国・第一王女カルディナ。親が決めた婚約者に裏切られ、隣国ベルスナーの王太子に嫁ぐ筈が、再び婚約破棄された彼女は、ベルスナーの公爵ヒューゴからの求婚を受け入れる。噂と違うカルディナの一面に惹かれていた彼は、「その仮面を外してみたい」と真摯な眼差しで情熱的に彼女に迫る。あられもない姿を晒しているのに、こんなにも嬉しいなんて…。身も心も溶けそうな甘い日々。だけどカルディナにとって、この結婚には別の目的があって――!?
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4.5エドライド王国の第一王女、18歳のアニは両親と血の繋がりがないものの、仲のよい家族として幸せに暮らしていた。ある日、自分の政略結婚の話が進んでいると聞き、動揺する。14歳の頃に求婚してくれた、弟カストルの学友・アークロッドを忘れられずにいたからだ。身分の違いを理由に告白を受け入れられず別れた直後、彼は学院を去り行方知れずになっていた。そんなアニとは対照的に妹ベガの幸せな婚約が決まり、鬱々としていたアニが王宮に招き入れた人物に母の王妃カティアが刺されてしまう。すべてが自分に罪を着せるための罠だったことに気づいたアニは、無実を証明するために護衛騎士と王宮から逃亡。だが途中で騎士とはぐれ、娼館の主人に騙されて身を売られそうになる。その寸前に助け出してくれたのは、精悍な大人の男性に成長したアークロッドだった……。
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4.727歳処女の乃梨子は、家業を救うためお見合いをすることに。しぶしぶ向かうと相手は勤務先の天敵上司・鷹取で!? 「見合いは俺が所望した」と強引に話を進め、まさかの婚前同居がスタートする。いつもイジワルばかりだけど、乃梨子に見せる素顔は意外にも極甘。さらにある日「俺がお前に何をしたかったか、どれだけ我慢したか」と独占欲全開で組み敷かれ、ウブな乃梨子は陥落寸前で…!?
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4.3彩佳は25歳のウェディングプランナー。尊敬する先輩社員の早月に触発され、仕事に励み素敵な結婚を夢見ている。そんな彼女に飲み友達の上原賢人から「俺と付き合ってみない?」と何度もアプローチが。賢人は社交性も容姿も勤め先も一流で一見結婚に向いていそうだが、彩佳は彼の二面性がありそうな性格を敏感に察知して、断り続けていた。しかしある日、仕事で落ち込んでいるところを賢人に慰められ、弾みで体の関係を持ってしまう。その日以降、いっそう一途な好意を向けられ彩佳も徐々に彼に心惹かれていくが、二度目にベッドに誘われた際、有無を言わせずアブノーマルな行為をされ、戸惑いを隠せない。やがて彼の執着には意外な理由があることを知った彩佳は……。
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4.8大手電気機器メーカー大東産業株式会社(通称DTI)に入社してそろそろ1年。藤崎真由は、約一ヶ月ぶりに恋人と会った。二人とも仕事が忙しく真由は、この日、思い切って同棲の提案をするつもりだった。雰囲気のいい居酒屋のカップルシート。ところが、着席間もなく彼から告白されたのは、他に好きな人ができたということ——。ひとり残って食事をする真由に声をかけてきたのは、取引先社員の渡瀬睦実。さきほど連れの女性に出て行かれたばかりの渡瀬。よくよく話を聞いてみると、その原因は真由に。カップルシートでひとり泣きながら食事をする真由を見つめる渡瀬に彼女は怒って帰ってしまったというのだ。同じテーブルについて二人は飲みはじめた。その夜、真由は渡瀬を誘った。そして二週間。仕事を通じて二人は再会。今度は渡瀬が真由に提案した。俺と、遊びの恋愛をしよう、と。
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4.1家業の和菓子屋のため、大手製菓会社の御曹司・斗和と政略結婚をしたウブ女子の蓮香。「子供を産んでくれるだけで十分だ」――自分に求められているのは世継ぎを産むことだけ。毎晩のように抱かれ、甘い言葉を囁かれるも、そこに愛はなく蓮香は寂しく思う。しかも、斗和にはほかに好きな人がいると噂を聞き…!? そんな折、蓮香の妊娠が発覚! すると、「もう限界だ。お前のすべてが欲しい」――独占欲全開で溺愛され、いつしか彼一色に染められていき…。
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4.2ウブなOLの和沙は御曹司の湊に密かに憧れているも、自分は妹のような存在だと恋心を抑えていた。そんなある日、和沙がストーカーに襲われ、心配した湊から同居を提案される。半ば強引に始まった同居生活、今まで紳士だった湊の態度が豹変! 男の色気たっぷりに迫られ、呼吸ができなくなるほどの激しいキスをされ、和沙はドキドキが止まらなくなり…!? 「お前が欲しくてもう限界だ」――初めてを捧げた和沙は、夜ごとを情欲を刻み込まれていき…。
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3.9「俺の妾にならないか……」――運命の出会いを果たし、婚約者として愛を育んできた皇帝リカルドから、信じられない言葉を聞き、ショックを受ける侯爵令嬢マレーネ。聞けば、この国で絶対と言われる神殿の神託により、リカルドは幼馴染みのエリスと結婚しなければならないという。その神託に背けばエリスの命は……。それでもマレーネを手放したくない皇帝は、マレーネを愛妾にするという苦痛の判断をする。しかし、エリスの望みで、婚前の儀式である、神前での契りは、影嫁としてマレーネが行うことになり……。神前での隠微で背徳的な行為がふたりの心を一層結び付ける!! はたしてふたりの運命は?
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3.0言い訳なんか、聞きたくない。社内恋愛で結ばれ、婚約までしていたのに……浮気された。許せなかった。指輪を投げつけ、会社も辞めた芽衣。恋はもう、いらない。そんな傷心の芽衣を慮って、友人の明日香は自分の結婚式の二次会の幹事を芽衣に依頼する。新郎側の担当は、この日初めて顔をあわせた超イケメンの長谷川直哉。おまけに対応も迅速で、彼の機転で二次会も大成功。二人は、会場となったラグジュアリーホテルの最上階のバーで打ち上げをすることに。酔いが回った芽衣は、長谷川に「こんな素敵な人だったなんて。本当にびっくりですよ」と口に出してしまう。長谷川も「今日初めて会って、芽衣さんのことをすごくタイプだと思ったから」と……。その夜、二人は肌を合わせるが、これは恋ではない、一夜限りの関係なのだと自分に言い聞かせ、芽衣はこっそり部屋を出る。靴擦れだったせいか、靴を部屋に忘れるという失態に自己嫌悪に陥った芽衣は、あらためてこんなことはもうしないと誓うのだった。半月後、気持ちもあらたに転職先に初出社した芽衣は、そこで長谷川とばったり! なぜ? 長谷川が答える。「ここ、俺の会社なんだけど……」
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3.9伯爵家の末娘・アマリアは、知性の高さゆえに世を疎み、人を見下すことが身についてしまった無気力王子・テオドールの護衛騎士を務めている。しかし、アマリアは知っていた。テオドールが本当は、民や従者のことを愛し、守る優しさをもった優秀な主君であることを。そして繰り返し語られる「きみが私の妻になってくれればいいのに」という戯れに込められた願いを。けれどアマリアにとってテオドールは、愛する男性である前に、命に変えても守るべき大切な主君であった。身分違いの恋を胸に秘め、愛する人をひたむきに守ろうとする少女騎士と、鋭い知性がゆえに心を閉ざしてしまった王子。触れ合うことはできずとも、ずっとこうして共にあるのだと信じていた二人の日常は、テオドールの命を狙う賊により壊されてしまう。命の危機に際し、勇敢な騎士としてアマリアが下した決断は……!?
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3.6領主の娘であるケイトリンは両親を失って以来、叔母と従姉妹に使用人のように虐げられながら日々を送っていた。そんな彼女の唯一の楽しみは紅茶。香り高い紅茶を楽しんでいるときだけ、心からの安らぎを得ることができた。そんなある日、ケイトリンは叔母の一存により、女中見習いとして城へ奉公に出ることに。奉公初日、ケイトリンは城の庭園で居眠りをする美しい男と、彼にキスをしようとする令嬢の姿を目撃してしまう。ケイトリンのたてた物音に驚き、令嬢は逃げるように去ってしまい、後に残されたのは美しい男とケイトリン。 男は、混乱するケイトリンに向け「君も僕とキスしたいの?」と言ったかと思うと、濃厚なキスをしてきて……。
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3.0
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-勝ち気な高校生・井上左近の人生は人気少女マンガ家の母親と、甘ったれの双子の弟・右近のせいでおかしなことに。普通の生活がしたいだけなのに、気がつけばネット界の人気ナンバーワン美少女になっていた!! 誰にも知られたくない秘密だったのに……。そんなある日、左近の前にストーカーが現れて!?
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3.7うなじから背中にかけて大きな傷のあるフィオナは、いつも首元までしっかりと隠れた質素なドレスに身を包んでいる。結婚も諦め、自立した職業婦人として生きていく決意を固めている彼女だったが、ある日、妹・アリシアの結婚式で美貌の大富豪・トンプソン伯爵からダンスに誘われる。男性に声をかけられることなど初めてのフィオナは、驚きつつも喜びに胸をときめかせるが、自分に自信を持てないあまり、トンプソン伯爵の何気ない言葉に傷つき、その場を逃げ出してしまう。数日後、家庭教師の職を探して街を歩いていたフィオナは、トンプソン伯爵と再会する。成り行きで「住み込みの職を探している」と説明すると、トンプソン伯爵は信じられないような提案をしてきて……。
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3.5恋愛経験のない美織は、密かに憧れていたホテルグループの御曹司・匡と親の勧めで結婚することに。自分に関心のないはずの匡になぜか束縛され、まるで籠の中の鳥のように囲われる日々。さらに夫婦の義務として肌を重ね、それが甘く情熱的であればあるほどそこに愛はないと落ち込んでしまう。そんな折、妊娠が発覚。美織への愛を隠し切れなくなった匡は、過保護を通りこし執着溺愛を加速させ…!
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4.4
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-「可愛いな…可愛くてたまらない」そう囁く熱い唇が体をなぞる…。“稀代の悪女”と噂されるルジアーナ王国・第一王女カルディナ。親が決めた婚約者に裏切られ、隣国ベルスナーの王太子に嫁ぐ筈が、再び婚約破棄された彼女は、ベルスナーの公爵ヒューゴからの求婚を受け入れる。噂と違うカルディナの一面に惹かれていた彼は、「その仮面を外してみたい」と真摯な眼差しで情熱的に彼女に迫る。あられもない姿を晒しているのに、こんなにも嬉しいなんて…。身も心も溶けそうな甘い日々。だけどカルディナにとって、この結婚には別の目的があって――!?
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4.9「俺にとっては睡眠より、お前を抱いているほうがいい」 公爵令嬢オクタヴィアは前世の記憶を思い出し自分が小説のキャラであり、最推しの悪役皇帝シグベルドと結婚した後に殺される皇妃だと気付く。 推しは愛しいが死ぬのは嫌だと婚約破棄を画策していたが、彼の窮地を救った事で今まで無関心だったのに興味を持たれてしまう。 「お前は俺のものであることを忘れるな」 彼に詰め寄られ、甘く情熱的に抱かれてますます彼から逃げられなくなってしまい!? 書き下ろし番外編も収録! ※こちらの作品にはイラストが収録されています。 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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4.3看護師になって10年になる美月は、大学時代のトラウマがきっかけで男性が苦手。病院内でも、男性医師の誘いを蹴散らし、仕事一筋のストイックな堅物と思われていた。そんな美月の前に、新任の外科医として現れたのが合田千成。彼は美月の大学時代の同級生で“憧れの人”だった。しかし、美月のことなど忘れてしまったのか、素っ気ない態度で嫌味ばかり言ってくる。ある日、ナースステーションに忘れていった合田の時計を届けるため、彼の部屋を訪れた美月は突然抱きしめられて…。学生時代の憧れの医学生と再会したら、どうしようもないヘンタイDr.に!? 戸惑いながらも翻弄される院内LOVE。
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3.5本社から異動して早々『王子』と呼ばれ、女子社員の憧れの的であるエリート社員の芦屋。経理部で働く美音は、ある日故障したエレベーターに彼と二人で閉じ込められてしまう。思わずパニックになる美音は落ち着かせようと声を掛けてきた芦屋にわずかな興味を抱く……。ところが彼がアパートの隣人として引っ越してきたことで、偶然真の姿を見てしまう。外では猫を被っていたのだ。本性を知られたことを警戒し家に乗り込んでくる芦屋に、興味ない! と言い返してしまう美音。意地悪でひねくれ者だと思っていたのに、時々見せる不器用な優しさや寂しげな表情が気になってしまい――猫被りに隠された彼の本当の思いとは……?
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4.6「すべてをかけて愛してやる。容赦はしない」 内緒の出産発覚で、再会執愛にさらわれて…!? マーマレード文庫創刊5周年SS特典付き! 姉の身代わりとして、政治家御曹司・恭輔との結納に臨んだ柚花。密かに恋心を抱いていた恭輔から予想外に熱く迫られ、愛を育んでいたものの、ある事情で彼の元を去ることに。しかも離れてすぐ妊娠が発覚し…! 遠い地で息子を秘密で産み育てる中、恭輔と再会。「もう二度と離さない」――彼の溢れる情愛で、子どもごと独占される日々が始まって…!?
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-時間旅行、往復25万8千円(税込・宿泊料別途)――25歳のOL春架は、ある日ふらりと立ち寄った旅行代理店でどんな過去にも行ける「時間旅行」を勧められる。騙されていると思いつつも興味を抑えきれずに契約することに決め、本当に1923年8月の東京・銀座へ出発した春架。しかし到着早々荷物を全部盗まれてしまう。そのとき助けてくれたアキラ少年との出会いをきっかけに思いもよらない旅が始まり、アキラや居候先である水木医院の兄妹とかけがえのない時間を過ごすことに。やがて9月1日を迎え、事態は大きく変化して……。過去と現在がつながったとき、春架の前に現れたのは? 時空を超える感動の物語。
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5.0
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3.9推し激似の魔法使い×お疲れOL!? 「オレと結ばれたくなったら教えてくれ 」 起きたら推しそっくりの美形が全裸で布団の中に!? 推しキャラの死で傷心だったリサは 突然現れた推しそっくりの美形魔法使い、ファティスに異世界につれて来られる。 リサは元々こちらの人間で彼と愛し合っていたというのだ。 聖乙女の力を持ち、誰かと契らなければ狙われ続けるというリサを、 ファティスは無理強いせず、守ろうとしてくれる。 「思い出さなくていい、もう一度俺を愛するんだ」 大事にされ熱い情熱を傾けられ彼に惹かれていくリサ。 望んで結ばれた途端、辛い記憶が蘇り!?
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4.8おひとり様生活を謳歌するウェディングプランナーの瑠璃。取引先の社長・相川からは会うたびに「お嫁さんにしたい」とからかわれるが、女性慣れしていそうな彼に線を引いて接していた。だがある日、ひょんなことから相川が本気モードに豹変! 抱きしめられ、甘くささやかれてどきどきが止まらない瑠璃。そして普段は優しい相川の強引かつ真摯な溺愛にほだされ始めて…。 「俺のことだけ見て、全部委ねて」――彼の一途で極甘な愛に、身も心も陥落寸前で…。
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4.3――たっぷりと彼女に教えてやれば良い。これまでに誰にも執着したことのなかった男の執着を一身に受けることが、どれほど重く、そしてしつこいものなのかを。 金に煩い性悪だと一部の貴族に煙たがられている聖女アルセーラは、任期満了まであと三か月と迫ったある日、傲慢な王太子が自分を娶ろうと企んでいることを知る。やっと自由になれるはずだったのに王太子の妃など絶対にごめんだと、王族に嫁ぐ条件である〝純潔〟を失うため、幼馴染の公爵ウィルヘルムに一夜の関係を持ちかけたのだが……驚くほど甘く執拗に抱き潰され、さらには求婚されて!? 予想外の彼の執着愛を、性悪鈍感聖女は責任を取るためだと思っていたけれど?
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4.6ホテルのコンシェルジュとして働く杏香は、トラウマから恋愛ができずにいた。大学時代、付き合っていた恋人に処女を捧げたら、翌朝、彼が姿を消しており、自分は捨てられたと思い込んでいたのだった。それから十年経ったある日、杏香は都内の有名ホテルからヘッドハンティングされる。ところがそこはなんと、家業を拡大させ今や若きホテル王と称されるようになった元彼・深冬が経営しているホテルで!? 「俺はお前を…ずっと探していたんだ」――空白の時間を埋めるかのように彼が甘く迫ってきて、杏香の心は揺さぶられていき…。
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4.3
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4.5公衆の面前で恋人からフラれショックを受けるつかさは、そこに居合わせたモデルのようなイケメンから突然その場でプロポーズされる。由緒ある呉服屋の若旦那・忠春は、つかさを不憫に思って助けてくれたのだ。しかし彼は紳士的な態度から一転、見返りとして本当に自分の妻になるよう迫ってきて…!? 忠春の祖父を騙すため、すぐに始まった偽りの夫婦生活。イジワルで腹黒な彼は、なぜかつかさをまるで本当の妻のように甘く抱き寄せ特別扱いしてくる。加速する忠春の溺愛に、つかさは身も心も溺れていき…!?
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4.1FG物産で派遣秘書をしている莉緒は、怖いお局秘書に歯向かって秘書課を追い出されてしまう。異動先は謎多き海外企画室で、メンバーはイケメン四人のみ。しかも、そのひとりは幼馴染でFG物産御曹司の誉だった!かつて誉のパシリにされていた莉緒は戦々恐々。しかし再会したその日にお酒を飲みすぎ、翌朝目が覚めると誉のベッドで寝ていて…。「俺の恋人のふりをしろ」と命令されて無理やり同居がスタート。またパシリにされるのかと思えば、始まったのは溺愛ライフ!?「ずっと我慢してたのに、本気にさせたお前が悪い」と独占欲を露わに迫ってくる誉に翻弄されっぱなし。昼夜問わず注がれる愛に、莉緒は身も心も捕獲されてしまい…!?
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4.0
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-舌、出して 料理を教わるはずが、この淫らなキスはなんですかっ!? 料理も仕事もセンス抜群、営業部のエース×恋も料理も初心者な入社2年目女子 〈あらすじ〉 会社では仕事のデキる男、私生活はプロ並の料理でSNSを賑わせる有名人が私の恋人に!? 一人暮らしを始めたものの料理センスがゼロな美紗の憧れは、SNSにおしゃれな手料理写真をアップする“ケイ”。ケイの正体が同じ会社の営業のエース本橋だと知った美紗は、口止めがわりに料理を教えてもらうことに。しかし、いきなりキスされたうえに偽の彼女になることを約束させられ……。 著者プロフィール 水城のあ(みずき のあ) 東京出身、B型、フリーライター。 最近はお仕事以外の時間はずーっとHuluを見て過ごしています。 見逃したアニメや海外ドラマ、映画などを一気見していると、あっという間に一日が終わっています(笑)。 かなりの確率で、このまま春まで引きこもってしまいそうな予感……。 イラストレータープロフィール 蜂不二子(はち ふじこ) 挿絵を担当させていただきました蜂不二子と申します。お料理ものということでエプロンというおいしいアイテムをまとったヒーロー&ヒロインを楽しく描かせていただきました!
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4.4「君を誰にも渡したくない」 イケメン警視の独占欲に火がついたら……!? 逃げられない IT企業に勤める里紗は、不審者から助けてくれたイケメンの男性・涼真と恋に落ちる。自分のことを話したがらない彼に違和感を覚えつつも惹かれていくが、なんと勤務先に派遣社員として涼真が現れた! しかも彼は偽名を使っており、会社では他人のふりをしてほしいと告げる。彼の目的は一体なに!? 信じたいのに信じきれない里紗の恋心は揺れて……。
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-「君を、もう二度と逃がしてやれない」──かつて最強の魔術師一族とうたわれたアイゼンフレイム家の末裔でありながら魔力を持たないレティシアは魔術師のルークと運命的な出会いを果たし、やがて彼との子どもを授かる。思いがけない奇跡に胸をいっぱいにするレティシアだったが、ルークの母親から実は彼が王弟と隣国の王女を両親に持つ公爵家の嫡男であると告げられ、別れるよう脅される。レティシアはルークに何も告げず王都を離れ、息子を出産。それから5年、レティシアの居場所を突き止めたルークは子どもが生まれていたことを初めて知り、怒りを覚える。互いの事情を知らないままの二人は反発し合うけれど、想いは消えていなくて……?
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4.7国を腐敗させる『破滅王』として人々に憎まれる愚王を父に持つ王女・アウローラ。王宮の中で寂しい幼少期を過ごしていた彼女は、10歳になったとき、運命の出会いを果たす――「この命ある限り、あなたをお守りいたします」 アイゼンバルド公爵家の長男・グレイヴがアウローラに騎士の誓いを捧げた。可愛らしい王女と彼女の専属護衛騎士として、その関係以上の想いをひそかに募らせながら過ごす二人。アウローラはいつか彼のもとへ降嫁して幸せに暮らせるかもしれないと淡い夢を抱いていた。しかし二人を待ち受けていたのは残酷な別れ、そして鮮血の再会だった――。
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4.1
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3.9男爵令嬢ローズマリーの結婚が決まった。お相手は、幼馴染みのレイドリック次期子爵。彼は容姿端麗で、王宮騎士としても取り立てられる実力者だが、とんでもない通称があった。『渡り鳥の君』――女性から女性を渡り歩く、ひどい不誠実男! 結婚を嫌がるローズマリーにレイドリックは、お互いを結婚相手として見られるよう、お試しで恋人を演じる提案をしてきて…?
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3.9「旦那様を躾ければ良いのよ。上手に、こちらの望みを聞いてくれるように」──とある事情から男嫌いで有名な伯爵令嬢のルルティアは縁談の全てを片っ端から拒否し続けてきた。しかし、ついに両親から「望む相手がいないなら縁談を進める」と言われ咄嗟に幼馴染みの名前を上げてしまう。爵位のない次男のジオレイドとの結婚を両親が許すはずもなく多少の時間稼ぎになるかも──と思った目論見とは裏腹に彼との婚約はトントン拍子に進んでしまう! 後戻りできなくなったルルティアは友人の言葉を思い出し、結婚するなら『理想の夫』としての振る舞いを彼に求めることにしたけれど……あれっ? これって私のほうが『理想の妻』に躾けられてない?
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1.0それ以上は勘弁してください 推しが私の股間をのぞきこみ―― 〈あらすじ〉 両親を亡くし自分を引き取ってくれたアンダルト伯爵家の城で働くダリアは、若き当主ユージーンが“推し”。やがてユージーンは見合い相手の美女メロウと結婚したが、彼が率いる魔法騎士団が魔獣討伐に出かけた隙に、メロウは城に居残っていたダリアの婚約者と駆け落ちしてしまう。そしてダリアの体にはなぜかユージーンがメロウにつけさせていた貞操帯が!? ダリアとユージーンは貞操帯を外す旅に出る。 顔面偏差地の高い魔法騎士団を率いる若き辺境伯×推し(あるじ)に迫られつつも理性と戦う侍女
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1.0聖女候補と期待されていたが、暴漢に純潔を奪われ、ほとんど魔力を失ってしまったレティシア。本来なら体を触れ合わなくても使役した悪魔に魔力を与えられるのだけど、魔力量が少なくなった彼女は、身体を繋げなければ供給できなくなっていた。そのため、契約した悪魔・アートラムに自ら身体を差し出すことに。ただ、魔力を与えればいいだけの情交なのに、彼の愛撫は官能を誘い……!? 「もっと気持ちよくなれよ」と甘く囁かれ、レティシアは望まないのに快楽に悦び、さんざん啼かされてしまい……。 ※全編書き下ろし!
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5.0「俺たちは夫婦なんだ。妻の身体を愛してなにが悪い」――香料メーカーに勤める調香師の紫織は、次期社長の悠真から突然、契約結婚を持ちかけられる。なぜ自分に?と戸惑いながらも、とある問題を抱えていた紫織は、その提案を受けることに。仕事第一だと言う彼と愛のない結婚生活を送るはずが――予想外にも「仮面夫婦になるつもりはない」と宣言した悠真は、夫婦らしく触れ合いたいと告げ、唇を奪っていく。慣れない紫織の反応を楽しむように、彼はどんどん甘く遠慮がなくなっていき……!? その甘い熱にすべてを委ねたいと思い始めるも、紫織にはすべてを捧げられない事情があって……?
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4.5地方銀行の窓口で働く天音は、2年前手ひどい失恋を経験し恋愛には臆病になっていた。そんな彼女に支店長から見合いの話がもたらされる。顧客に有力な取引先を紹介して貰う見返りに、見合いをセッティングしなければならなくなった支店長たっての依頼。断り切れず承諾した天音の相手として現れたのは、何と2年前に自分を振った大輝だった。食事の後、スイートルームに連れ込まれた天音はなし崩し的に、大輝に抱かれてしまう。それは、信じられないほどの甘い時間で…。好きな人との再会は吉と出るか、それとも銀行の不正を巡る陰謀!? 一筋縄ではいかないお見合いラブストーリー。
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2.0尚美は恋人を作らず、仕事で忙しい毎日を送っていた。そんなある日、お節介な伯母から突然見合い話をされる。相手は伯母の友人の甥・晴嘉(はるよし)。伯母に顔を立ててほしいと言われ、渋々写真を見てみると……そこに写っていたのはかなりのイケメン。この容姿で見合いだなんて性格に問題があるに違いないと、断る気満々の尚美だったが、実際に会った彼は容姿だけでなく身のこなしも素敵な男性だった。……ところが文芸の編集者である彼は、二人になった途端、言葉の誤用を指摘してくるし会話は小難しい話ばかり! 上手くいくはずないと思っていた尚美だが、相手はそうではないみたいで……? 三回会ったら、結婚……!?
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3.6デザイン会社で働く水澤千尋は、すらりとした長身と整った顔立ちのせいで、『なんでも出来る完璧な女性』と誤解されがちだが、実は家事が大の苦手。彼氏の賢治にも家庭的な女性だと勘違いされている節があり、「家事ができないことが知られたら、嫌われてしまうかも…」と不安を覚えていた。そんなある日、千尋は自身の勤めているデザイン会社の社長兼デザイナーである瀬戸聖が、お手製弁当を食べている光景を目にする。口数少なく真面目でストイック、どんなに魅力的な女性からのアプローチにもなびかない「堅物社長」である聖のイメージからかけ離れた、色合いよくバランスのとれたおかずが詰められたお弁当(しかもとってもおいしい!)に惚れ込んだ千尋は思い切って、あるお願いをすることに。「私に料理を教えてくれませんか!?」大好きな賢治のため、おいしい料理を作りたい! その一心で約束を取り付けた堅物社長のお料理教室。なのにキッチンでの社長はとても優しくて、職場とのギャップに魅了されてしまいそう!?【著者紹介】田崎くるみ(タサキ クルミ)茨城県出身。ショッピングと読書が趣味で、特に漫画が大好き。執筆のお供はMr.children。作風に合った曲を流しながらPCに向かう日々。代表作は『この度、友情結婚いたしました。』『ツンデレ社長の甘い求愛』『全力片想い』など。
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4.3OLの美咲は、ある日帰宅しようと会社を出たところで「姫様!」と、自分を呼んでいるらしい声を聞く。その声の主は、美咲が10年前、異世界に転生して勇者となり、魔王の手から救ってやった王国の仲間、アルフレッドだった。彼がニホンを訪ねてきた目的は、異世界の王国エルディアスと美咲の務めている商社との業務提携を進めること。思いがけない再会に、美咲の胸は熱くなる。それは、エルディアスの王太子・ローラントへの秘めた思いがあったからだ。エルディアスとニホンを頻繁に行き来することになった美咲は、ある陰謀の匂いを嗅ぎつけるのだが…。愛しい男のため、10年ぶりに勇者として立ち上がる美咲の愛と戦いのファンタジー。
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3.86年前の痛い失恋を乗り越えるため、元彼との思い出の場所をひとり巡っていた蒼生は、バーで爽やか系のイケメン・優貴に出会う。彼の連れの女性とつまらないことで揉め、足を挫いてしまった蒼生は、優貴に家まで送ってもらうことに。もしかしたら、新しい恋かも…!? ときめいたのも束の間、彼の予想外な辛口の言葉に傷つけられ、あえなく撃沈。しかし、その後蒼生は社内翻訳者として短期に派遣された会社で優貴に再会する。相変わらず辛口な優貴と蒼生は、何かとぶつかり合いながらも、お互いを認め合っていき…。蒼生の失恋の傷を、優貴は癒すことができるのか…!? ピリッと辛口が、極上のアクセントになる甘甘ラブストーリー。
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4.8グリーンフィールド王国第二王子リアムは、ローレック侯爵令嬢ダイアナの幼なじみで婚約者。しかし、ここ四年の間リアムはダイアナと視線を合わせたことは数える程度しかなく、会話を楽しむこともない。二人でいる時間が苦痛で仕方ない、とでも言うように。少しでも仲を改善したいと望むダイアナは努力を重ねたものの、もう自分のことなどどうとも思っていないのだろう。そう思うくらい、彼の反応は手厳しい。悪化していくリアムの態度に心を痛めるダイアナを見かねて、兄のウィリアムから婚約破棄を考えてもいいと告げられたダイアナだが、それでもリアムへの想いはなかなか断ち切れずにいた。 一方リアムは思春期をこじらせたまま、ダイアナに素直に接することが出来なくなってしまった自分に焦りを感じていたが……
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3.5伯爵令嬢のアグネスは恋人を二度も妹にとられている。妖精のように可憐な妹・エリーゼは、男性をひと目で虜にしてしまう。だからアグネスは、伯爵子息のトビアスと交際を始めても、周囲には秘密にしていた。けれど悲劇は繰り返される。トビアスがエリーゼと婚約したのだ。じつはトビアスの狙いは端からエリーゼで、アグネスは利用されていたらしい。しかも時を同じくして、社交界に根も葉もない噂が流れ始める。「アグネスは毎晩、男をとっかえひっかえしている」と。悲しみに暮れるアグネス。彼女に手を差し伸べたのは、犬猿の仲である騎士団長のデニスだった。デニスに鼓舞されたアグネスは、彼と共に噂を立てた犯人を捜す決意をする。デニスは手始めに「噂を打ち消すための婚約」を提案してきた。すでに破談を経験しているアグネスは破棄前提の偽装婚約など嫌だと断るが、どうやら彼は偽装ではなく本当の意味での夫婦になりたいと思っているようで……。
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4.0秘密結社で育ち手練れとなったセレストは、王位継承権を巡って立場が危うい若き王太子・エドワードの護衛に十四歳でつく。それから五年。脆さが消え、威厳をも見せるエドワードに、もう自分は必要ないのだと複雑な気持ちを覚えるセレスト。しかし――「この肌に触れるたびに、どれだけ嬉しくてたまらないか知らないだろう」。逞しくなった彼に女性として求められ、身体は歓喜で沸き立つ。立場も何もかもを忘れ、孤独を埋め合うような熱い蜜夜に溺れ…。そしてセレストは、愛の結晶を育てるために一人王宮を出る――。愛する者のために強くなった王太子と、彼の幸せのために身を引く護衛女子の運命は…。 ※セット版との重複購入にご注意ください。
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4.5社内の結婚したい男No.1の御曹司・光一にプロポーズされた地味受付嬢の華。幸せの絶頂…のはずの初夜、「仮面夫婦でいよう」と旦那様からまさかの爆弾発言! 冷めた新婚生活を送っていたある日、ひょんなことから彼の態度が一変する。色気たっぷりにキスを迫り、「俺が女として見てるのはお前だけ」と独占欲露わに抱きしめる光一。彼が望んだのは偽りの関係なのに、なぜか甘く求められて…。
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3.3深山椿は、大学の同級生だった総士が社長兼デザイナーを勤める大手アパレルメーカー『sindo』に勤務するOL。大学生の頃、総士に恋路を邪魔されて以来、総士のことが大嫌い。「こんな状態だから、28歳になった今も彼氏の一人もいないのだ」と、男っ気のない仕事中心の生活を、ことあるごとにちょっかいをかけてくる総士のせいにしてやり過ごしていた。そんなある日、総士自らに指名され、新ブランドの主任に抜擢された椿。 「俺のサポートができる人間は、おまえしかいない」俺様で傲慢な性格の総士に怒り心頭なはずなのに、ひょんなことから二人は一夜を共にしてしまい……。犬猿の仲だったはずなのに、どうして胸がときめくの!?【著者紹介】黒羽 緋翠。とろけるように甘いストーリーからせつない系まで、幅広い作風の書き分けを得意とする。乙女系・TL小説、漫画、乙女ゲーム、アニメをこよなく愛している。
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-総合病院で働く薬剤師の三葉は、整形外科医の大倉から告白されて付き合うが、とあるトラブルのせいで、親戚の経営する歌舞伎町ホテル街の薬局に逃げるように転職する。しかしまるでストーカーのような大倉から居場所を特定され、仲直りしたいからと突撃されて……。愛の告白かと思えば、「君がいなくなってから、勃たないんだけど、どうしてくれる?」会えないストレスで勃たなくなったと、なぜかクレームを受けて!? 繰り返される愛撫と灼熱の楔に貫かれ、ココロもカラダも奪われる――。性癖に問題アリなハイスペックドクターと健気乙女の不器用ラブ!!《第4回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞銀賞受賞作》 ※全1~6話のお得なセット版もご用意しております。是非そちらもご確認ください。
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3.7精一杯努力したけれど、身体の弱かった里歩は勤めていた会社を退職に追い込まれてしまう。家にこもりがちだったある日、母の友人宅で食事を作る仕事を勧められる。料理は自分の数少ない取り柄。はじめは戸惑うものの、自分が誰かの役に立てることに喜びを感じる。ある時、母の友人から甥の所でも腕をふるって欲しいと提案され、引き受けた里歩。そうして、青年実業家・透真のもとで料理を作るように。しかし頑張りすぎた里歩は眩暈を起こし、彼の腕の中で介抱されてしまう。その時彼への想いを自覚した里歩。でも自分は不釣り合いだと気持ちを閉じ込めようとする。しかし透真もすでに里歩なしではいられず、彼女を気遣いつつ距離を縮めはじめ──
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-ルルディ帝国の皇女・ルゥエリンは、「帝国の太陽」と崇められる尊い存在で、国民から絶大な人気を得ている。公務で飛行船カムエル号に乗船することになったルゥエリンは、じつは高所恐怖症。就航記念式典に集まった記者たちの質問に健気に応じるルゥエリンの目に留まったのは、彫刻のように美しく、船体に広告を貼り付けるという大胆な発想で耳目を集めるセオドアだった。ダイヤモンド産業で財を成した名門一族、ボイド家の御曹司であるセオドアもまた、皇女のファンであり、ルゥエリンに心酔する一人にすぎなかったが、タラップを昇るのもおぼつかない皇女をエスコートして親しくなる。二人は飛行船の旅を通じて惹かれ合い、やがて皇女が以前から構想していた美術館運営というビジネスの体を取りながら距離を縮めていく。だが、そんな二人の写真が新聞に掲載され、父皇帝から大公家の男子と結婚するよう申し渡されて……
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4.4黒百合の毒婦──手段を選ばず、瞬く間に公爵夫人にまでのぼりつめたリネットを貴族たちはそう呼んだ。とある事情から、爵位と後見人を次々と乗り換えて成り上がったリネットは、ついに若き公爵・ギゼイルの妻となる。その婚姻は彼を罠に嵌めた結果のものだったが、リネットの思惑を知ってもなお誠実に、優しく接してくれるギゼイルにリネットは惹かれていく。しかし一方で彼を利用している罪悪感も膨れ上がっていった。そして、目的を果たしたのちギゼイルのもとを離れようと決意した夜。「悪いが、逃がすつもりはない」ギゼイルはリネットを熱く求め、二人はようやく結ばれた──かのように思えたのだが、未だ互いに秘密を抱えていて……?
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