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2.0公室付きのナニーとしてモンテドーロ公国へ来て2年。当初、黒縁眼鏡をかけて地味で目立たなかったラニは、今や美しい女性に生まれ変わっていた。ある男性に恋をして。大晦日の舞踏会で皇太子マックスから踊りに誘われたのをきっかけに、以前より胸に秘めていた彼への想いを遂げたのだった。けれど、ラニには封印した過去があった。それをマスコミに知られたら、マックスに迷惑をかけてしまう。身を引く決意を固め宮殿を去ったが、彼を忘れることはできなくて…。
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1.0逃げられないよ、僕の花嫁――妹の結婚式に参列するためグランドリア王国を訪れたリヴは、初対面の貴族フィン・デーンローと月夜の庭園で情熱的に愛しあい、そのまま朝を迎えてしまう。彼は口説き上手なプレイボーイ、いくら祝典で飲みすぎたとは言え、大嫌いなタイプの男とベッドをともにしてしまうだなんて! しかも一夜明けた身体には一族に伝わる妊娠の兆候がはっきりと!! 逃げ帰るように帰国したリヴだが、逃がすつもりのない彼はアメリカまで追いかけてきて!?
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1.0なんてこと! この私がプリンセスですって――…!? 保育園で働くエリがある日帰宅すると、見知らぬ黒ずくめの男性が部屋で待ち伏せていた。驚く彼女の前でその男性はひざまずき、自分は王の戦士で、北欧の王国グランドリア王家の血をひくエリを迎えに来たのだと言う。言葉こそ柔らかいものの拒否を許さない態度と鍛え上げられた肉体――彼から逃れられる人なんているのかしら? 攫われるようにグランドリアを訪れたエリを、北欧の地で待っていた運命とは!?
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1.0デザイン会社を営むメガンは、友人の紹介で高級デパートチェーンと仕事をするチャンスを得た。幸運としか言いようがないが、一方で複雑な気持ちもあった。その会社のCEOグレッグは友人の元夫で、メガンが3年前から密かに憧れていた相手なのだ。仕事の話は順調に進み、楽しい時間はふたりの距離を近づける。恋と呼ぶことは決して許されない想いに揺り動かされ、メガンはグレッグの突然のキスを拒めなかった。でも、大切な人たちを傷つけるような恋なんて私には――。
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1.0「これは、君が金目当てで仕組んだんだろう?」億万長者ジョナスの言葉がエマの胸をえぐる――。エマはテキサス生まれの孤児。成功を夢見てやって来たロスで大金持ちのマダムと意気投合したのだが。まさか彼女が遺言で、エマと息子ジョナスとの結婚を望むなんて! しかも結婚には五百万ドルの謝礼が支払われるという。混乱したエマが、答えを待ってほしいと頼むと、ジョナスは漆黒の瞳に嘲りの色を浮かべ言い放った。「五百万ドルでは足りないということか…?」
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1.0「君は…結婚しているのか?」突然かかってきたマーシュからの電話に、トリーは言葉を失くした。すべてをかけて愛したマーシュに捨てられたのは10年前。その後、彼に出した手紙はすべて封も開けずに戻ってきた。完全に拒否したくせに今さら何? しかも、再会してみれば親の虐待と貧困に喘いでいたはずの彼は、洗練され成功した会社経営者となっていた。トリーがたったひとりで彼の娘を産み、必死に育ててきた苦労も知らず。混乱した彼女は思わず逃げ出してしまい?
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1.0「私の初めての相手になってほしいの」ルーシーは兄の友人のプリンス・ダミアンに悩みを打ち明けた。子供の頃から病弱で恋もキスも知らない私…でも病を克服した今、人並みに恋をしてみたい。プレイボーイのプリンスだけど優しい彼なら、きっと恋の手ほどきをしてくれるはずだわ。一方、ダミアンは困惑していた。無邪気で愛らしいとは言え彼女は友人の妹。頼みを聞くわけにはいかない。ところがまねごとのデートでした軽いキスに、思いがけない情熱が湧きあがって…!?
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1.0二度も恋人に裏切られて男性不信に陥ったシドニーは、専門クリニックで子供をもうけ、ひとりで小さな息子を育てていた。ある日、訪れた百貨店で偶然出会った息をのむほどハンサムな男性ルールに声をかけられる。初めは戸惑ったシドニーだが、息子の事情も受け入れてくれる彼にどんどん惹かれていく…。しかし、驚くことにルールは地中海の公国のプリンスで、さらにシドニーと結婚したいと言いだして!? ――恋に舞いあがる彼女は気づかなかった。彼の重大な秘密を――…。
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1.0ジェナは過去を清算するために、別居して7年になる夫マックと正式に離婚しようと連絡をとった。仕事中毒で家庭を顧みなかったマックは、今や弁護士として成功をおさめ、億万長者になっていた。そして、彼は離婚の書類にサインする条件として、ふたりきりで2週間過ごすことを要求してきたのだ。まあ、なんて人なの! 今さら一緒に暮らしたって、失ったものは取り戻せないのに…。しかし、ジェナはその条件を受け入れるほかなく、波瀾に満ちた2週間の生活がスタートした。
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2.5“2年以内に結婚して子供を産まなければ牧場は相続させない”亡き父の遺言のせいで、どうしても夫と子供が必要だ。メギーは意を決してホテルのロビーで幼なじみのネイサン・ブラボーを待っていた。高校でも大人気だった彼はいなか娘には見向きもせず、都会へ出ていってしまった。あれから12年、メギーは息苦しくなるほど魅力的なのに、なぜかいまだ独身の彼に契約結婚をもちかけるつもりだった。99.9%無理でも、条件つきなら万が一の可能性もあるかもしれない。
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1.0「僕と結婚しよう。明日、ラスベガスへ飛んで」――テキサスの名門ブラボー家の三男ケイレブの家で、家政婦のイリーナが住み込みで働き始めて2年。突然女性をつれて来ても、裸で家をうろついても感情を見せない彼女は、ケイレブにとってなくてはならない存在になっていた。なのに、移民局が彼女をアメリカから追い出そうとしてるって? ケイレブは永住資格を得るための偽装結婚を提案するが、彼女の答えは「私はあなたとセックスできないわ」というもので…!?
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1.0ザックとテスが結婚したとき、周囲の誰もが理想的なカップルと喜んだ。無口だがしなやかな強さをもつ男らしいザックは妻を求めていたし、幼い娘を抱えて頑張るシングルマザーのテスには新しい夫と支えが必要だったから。本当はテスの心には、ひそかに焦がれる別の男性がいたにもかかわらず――。しかし、誰も気づかなかったはずのテスの想いに、ただひとりザックだけが気づいてしまう。ザックは新婚初夜を別々のベッドで過ごそうと提案してきて…。
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1.0リリ王女は子供の頃から隣国の王子との結婚が決められていた。…のに、あろうことか王子は、愛する女性と結婚すると言いだした。涙に暮れるリリを王子の弟アレックスは優しく慰めてくれる。あなたは私を嫌っていたのではなかったの? 戸惑いながらも自分を求める瞳に、リリは純潔を捧げた。2か月後、新しい命を授かったことがわかり、ふたりは結婚することに。ただ、相手を入れ替えただけの結婚なんて…私も本当の愛を知りたい。でも、彼の心にはふれられない闇が…!?
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1.0吹雪のなか全身傷だらけで現れ、突然倒れるなんて…。テッサは助けた男性の意識が戻るのを待っていた。傷だらけでも美しい横顔の彼を。――いいえ、男性に裏切られたばかりで、しかも見ず知らずの彼に惹かれるなんてあり得ない! 起きたら事情を聞こう。しかし目覚めた彼はこの町に来た目的も、自分の名前すらも憶えていなかった! 気づけば吹雪は激しくなり外出はもちろん、電話も不通に。ひとつ屋根の下でふたりきり…急に意識してしまうテッサに彼は…。
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2.0シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。10年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人ブランドだ。彼に結婚を断られたせいで、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーは冷酷な叔母夫婦に預けられた。そして今、妹は身勝手で反抗的な娘に成長している。そんなある朝、シャーリーンは自宅のソファで眠っている赤ん坊を見つけて愕然とした。置き手紙には、信じられない事実が書かれていた。シシーがひそかに産んだこの赤ちゃんの父親はブランドである、と。
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-リリーの胸は押しつぶされそうだった。結婚願望のない恋人、ダニエルと別れる決意をしたばかりなのに、父親が突然亡くなり、とんでもないスキャンダルが発覚したからだ。打ちのめされ、疲れきったリリーに、ダニエルは優しかった。「ぼくを頼ってほしい」と耳もとでささやかれ、甘いキスをされたら、拒否などできはしない。そんなときリリーは美しい屋敷を相続し、ひとりで住もうと決める。いや、ひとりではない――おなかにはダニエルの子供がいる。だからこそ、彼とは別れなければならなかった。愛してくれない男性を、想い続けるのはつらすぎるから……。■作家競作6部作〈狂熱の恋人たち〉がスタート! 人気作家による名門一族のスキャンダラスな恋物語をお楽しみください。トップを飾るのはボス&秘書、シークレットベビーなど人気テーマが得意なキャシー・ディノスキー。
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-「僕と結婚しよう。明日、ラスベガスへ飛んで」――テキサスの名門ブラボー家の三男ケイレブの家で、家政婦のイリーナが住み込みで働き始めて2年。突然女性をつれて来ても、裸で家をうろついても感情を見せない彼女は、ケイレブにとってなくてはならない存在になっていた。なのに、移民局が彼女をアメリカから追い出そうとしてるって? ケイレブは永住資格を得るための偽装結婚を提案するが、彼女の答えは「私はあなたとセックスできないわ」というもので…!?
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4.0公室付きのナニーとしてモンテドーロ公国へ来て2年。当初、黒縁眼鏡をかけて地味で目立たなかったラニは、今や美しい女性に生まれ変わっていた。ある男性に恋をして。大晦日の舞踏会で皇太子マックスから踊りに誘われたのをきっかけに、以前より胸に秘めていた彼への想いを遂げたのだった。けれど、ラニには封印した過去があった。それをマスコミに知られたら、マックスに迷惑をかけてしまう。身を引く決意を固め宮殿を去ったが、彼を忘れることはできなくて…。
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-デザイン会社を営むメガンは、友人の紹介で高級デパートチェーンと仕事をするチャンスを得た。幸運としか言いようがないが、一方で複雑な気持ちもあった。その会社のCEOグレッグは友人の元夫で、メガンが3年前から密かに憧れていた相手なのだ。仕事の話は順調に進み、楽しい時間はふたりの距離を近づける。恋と呼ぶことは決して許されない想いに揺り動かされ、メガンはグレッグの突然のキスを拒めなかった。でも、大切な人たちを傷つけるような恋なんて私には――。
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-「これは、君が金目当てで仕組んだんだろう?」億万長者ジョナスの言葉がエマの胸をえぐる――。エマはテキサス生まれの孤児。成功を夢見てやって来たロスで大金持ちのマダムと意気投合したのだが。まさか彼女が遺言で、エマと息子ジョナスとの結婚を望むなんて! しかも結婚には五百万ドルの謝礼が支払われるという。混乱したエマが、答えを待ってほしいと頼むと、ジョナスは漆黒の瞳に嘲りの色を浮かべ言い放った。「五百万ドルでは足りないということか…?」
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4.0「君は…結婚しているのか?」突然かかってきたマーシュからの電話に、トリーは言葉を失くした。すべてをかけて愛したマーシュに捨てられたのは10年前。その後、彼に出した手紙はすべて封も開けずに戻ってきた。完全に拒否したくせに今さら何? しかも、再会してみれば親の虐待と貧困に喘いでいたはずの彼は、洗練され成功した会社経営者となっていた。トリーがたったひとりで彼の娘を産み、必死に育ててきた苦労も知らず。混乱した彼女は思わず逃げ出してしまい?
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-リリ王女は子供の頃から隣国の王子との結婚が決められていた。…のに、あろうことか王子は、愛する女性と結婚すると言いだした。涙に暮れるリリを王子の弟アレックスは優しく慰めてくれる。あなたは私を嫌っていたのではなかったの? 戸惑いながらも自分を求める瞳に、リリは純潔を捧げた。2か月後、新しい命を授かったことがわかり、ふたりは結婚することに。ただ、相手を入れ替えただけの結婚なんて…私も本当の愛を知りたい。でも、彼の心にはふれられない闇が…!?※この作品はオリジナル版に着色したものとなります。
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-カーラの双子の妹が“息子を取り戻して”と言い残して亡くなった。夫の忘れ形見である赤ん坊を、冷酷な義兄に奪われたという。妹の義兄は、裕福なイタリア人実業家ザンドロ・ブルネレスキ。意を決して彼の豪邸を訪ねたカーラは、案の定、門前払いされる。「死んだ弟も、君も、親として不適格だと言ったはずだ!」彼はわたしを妹だと思っている……カーラは誤りをあえて正さず、亡き妹のために、どれだけ息子を大切に思っているかを訴えた。あまりにもハンサムなザンドロに訝しげに見つめられ、体が震える。彼のまなざしにも、隠しきれない情熱が……いいえ、妹の子を奪ったザンドロに惹かれてしまうなんて、絶対にだめ! ■ハーレクイン・セレクトで初めてお贈りするダフネ・クレアの名作は、人気の姉妹入れ替わりもの。カーラが妹のふりをしていると気づかないまま、彼女の訴えに真心を感じたザンドロは、しばらく息子とともに過ごすことを許しますが……。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.7「私の初めての相手になってほしいの」ルーシーは兄の友人のプリンス・ダミアンに悩みを打ち明けた。子供の頃から病弱で恋もキスも知らない私…でも病を克服した今、人並みに恋をしてみたい。プレイボーイのプリンスだけど優しい彼なら、きっと恋の手ほどきをしてくれるはずだわ。一方、ダミアンは困惑していた。無邪気で愛らしいとは言え彼女は友人の妹。頼みを聞くわけにはいかない。ところがまねごとのデートでした軽いキスに、思いがけない情熱が湧きあがって…!?
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-【特典付き】アナザー・ストーリー4Pを特別収録!亡き夫の思い出にふけるジェニーのもとに、彼の親友ニックが訪れる。ニックは、初めて結婚したいと思う女性が現れたので、その女性にふさわしい男にどうしたらなれるのか教えてほしいと言う。ジェニーは1度は断るが、彼女の娘ポリーがニックに興味津々で、女性に愛される秘訣を教えてあげたいと言いだした。ジェニーは娘の意思を尊重する羽目に。以来、ひんぱんにニックが自宅へやって来るようになった。そして事態はジェニーが予想すらしなかった方向へ動き始めて…!?
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3.8リリ王女は子供の頃から隣国の王子との結婚が決められていた。…のに、あろうことか王子は、愛する女性と結婚すると言いだした。涙に暮れるリリを王子の弟アレックスは優しく慰めてくれる。あなたは私を嫌っていたのではなかったの? 戸惑いながらも自分を求める瞳に、リリは純潔を捧げた。2か月後、新しい命を授かったことがわかり、ふたりは結婚することに。ただ、相手を入れ替えただけの結婚なんて…私も本当の愛を知りたい。でも、彼の心にはふれられない闇が…!?
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-父を知らず母に捨てられ、天涯孤独のレベッカは、ギリシア人大物実業家、ダモン・アステリアデスと一目で恋に落ちた。ところが、レベッカに関する中傷を信じたダモンはよりによって彼女の親友フリスと結婚してしまう。しかし結婚後まもなくフリスは家出。そのまま帰らぬ人となった。本当はフリスにはほかに恋人がいたのだが、何も知らないダモンはすべてをレベッカのせいと思い込み、彼女への憎しみを募らせるばかりだった。――3年後、密かにフリスの子を育てるレベッカのもとに、突然ダモンが現れて……。 ■ダイアナ・パーマーに比肩する、驚異の販売部数を記録! 情熱的な作風で人気を博す、T・ラドリーの珠玉作のリバイバル刊行です。ベテラン翻訳者も絶賛の、ジェットコースターロマンス! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-病室のベッドの上で、シンシアは奇跡的に意識を取り戻した。億万長者と婚約中の、誰もが羨む幸運な女性――それが私だと言われても、何も思い出せない。頭の中は真っ白だ。婚約者のウィルに優しく呼びかけられた瞬間、体はたちまち熱く反応した。でも……彼が私を見るたび眉をひそめるのは、なぜ?事故で記憶を失った婚約者シンシアを見舞うウィルの心は、千々に乱れた。彼女に浮気の証拠を突きつけ、婚約解消を宣言したのは、事故直前のこと。だが、シンシアの驚くべきこの突然の変化を……どう解釈すべきなのだ?類いまれなる美貌とプライドの高さから“氷の女王”の異名をとる彼女が、まさか別人のように――快活で優しい女性に変わってしまうとは。 ■予測不能指数MAX! 億万長者とその美しき婚約者がたどる、数奇な運命の行方は? 本作で鮮烈なデビューを果たし、一躍スター作家となった鬼才アンドレア・ローレンスの、スリリングな記憶喪失ロマンス。リン・グレアムがお好きな方に特におすすめします。 *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-二度も恋人に裏切られて男性不信に陥ったシドニーは、専門クリニックで子供をもうけ、ひとりで小さな息子を育てていた。ある日、訪れた百貨店で偶然出会った息をのむほどハンサムな男性ルールに声をかけられる。初めは戸惑ったシドニーだが、息子の事情も受け入れてくれる彼にどんどん惹かれていく…。しかし、驚くことにルールは地中海の公国のプリンスで、さらにシドニーと結婚したいと言いだして!? ――恋に舞いあがる彼女は気づかなかった。彼の重大な秘密を――…。
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-ジェナは過去を清算するために、別居して7年になる夫マックと正式に離婚しようと連絡をとった。仕事中毒で家庭を顧みなかったマックは、今や弁護士として成功をおさめ、億万長者になっていた。そして、彼は離婚の書類にサインする条件として、ふたりきりで2週間過ごすことを要求してきたのだ。まあ、なんて人なの! 今さら一緒に暮らしたって、失ったものは取り戻せないのに…。しかし、ジェナはその条件を受け入れるほかなく、波瀾に満ちた2週間の生活がスタートした。
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5.0“2年以内に結婚して子供を産まなければ牧場は相続させない”亡き父の遺言のせいで、どうしても夫と子供が必要だ。メギーは意を決してホテルのロビーで幼なじみのネイサン・ブラボーを待っていた。高校でも大人気だった彼はいなか娘には見向きもせず、都会へ出ていってしまった。あれから12年、メギーは息苦しくなるほど魅力的なのに、なぜかいまだ独身の彼に契約結婚をもちかけるつもりだった。99.9%無理でも、条件つきなら万が一の可能性もあるかもしれない。
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2.7「僕と結婚しよう。明日、ラスベガスへ飛んで」――テキサスの名門ブラボー家の三男ケイレブの家で、家政婦のイリーナが住み込みで働き始めて2年。突然女性をつれて来ても、裸で家をうろついても感情を見せない彼女は、ケイレブにとってなくてはならない存在になっていた。なのに、移民局が彼女をアメリカから追い出そうとしてるって? ケイレブは永住資格を得るための偽装結婚を提案するが、彼女の答えは「私はあなたとセックスできないわ」というもので…!?
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-妹レベッカを訪ねてカナリア諸島に向かう飛行機の中でリビーはすてきな男性と知り合った。彼の名はウォリック。なんとレベッカは彼専用の船に住み込んで働いているらしい。だが、リビーがウォリックと共に船へ行ってみるとレベッカは衣類を残したまま、姿を消していて……。
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-亡き夫の思い出にふけるジェニーのもとに、彼の親友ニックが訪れる。ニックは、初めて結婚したいと思う女性が現れたので、その女性にふさわしい男にどうしたらなれるのか教えてほしいと言う。ジェニーは1度は断るが、彼女の娘ポリーがニックに興味津々で、女性に愛される秘訣を教えてあげたいと言いだした。ジェニーは娘の意思を尊重する羽目に。以来、ひんぱんにニックが自宅へやって来るようになった。そして事態はジェニーが予想すらしなかった方向へ動き始めて…!?
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3.0リリーは地中海の小国モンテビアンコの留置場で震えていた。本当は、こんな国になんて足を踏み入れたくもなかった……。仕事でやむなく来ただけで、滞在もわずか2日の予定だったのに、町で買った土産物に盗品があったせいで出国できなかったのだ。でもまさか、ここで彼とでくわすことはないわよね?そんな彼女の心配が現実となった。目の前に、彼が現れたのだ。ニコ・カヴェッリ! かつて夢のような一夜をともにした人――そして彼はあろうことか、モンテビアンコの皇太子でもある。「これはいったいどういうことだ! この子は誰なんだ?」問いつめるニコの手には、彼とそっくりな男の子の写真があった。 ■ロイヤルベビーの誕生は、いつだって世界中を沸かせるおめでたいニュース。けれど、もしもロイヤルベビーが、プレイボーイとして名を馳せる王子の、お忍びの一夜から誕生していたとしたら――?そんなスキャンダラスなロマンスをお届けします。 *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.7吹雪のなか全身傷だらけで現れ、突然倒れるなんて…。テッサは助けた男性の意識が戻るのを待っていた。傷だらけでも美しい横顔の彼を。――いいえ、男性に裏切られたばかりで、しかも見ず知らずの彼に惹かれるなんてあり得ない! 起きたら事情を聞こう。しかし目覚めた彼はこの町に来た目的も、自分の名前すらも憶えていなかった! 気づけば吹雪は激しくなり外出はもちろん、電話も不通に。ひとつ屋根の下でふたりきり…急に意識してしまうテッサに彼は…。
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2.5シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。10年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人ブランドだ。彼に結婚を断られたせいで、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーは冷酷な叔母夫婦に預けられた。そして今、妹は身勝手で反抗的な娘に成長している。そんなある朝、シャーリーンは自宅のソファで眠っている赤ん坊を見つけて愕然とした。置き手紙には、信じられない事実が書かれていた。シシーがひそかに産んだこの赤ちゃんの父親はブランドである、と。
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-真面目で、平凡。間違っても大声で怒鳴ったりしない男性。それがアンジーの理想とする夫だ。都会の生活で傷つき、数年ぶりに地元に戻ったアンジーは、意外なところで夫候補を見つけた――幼なじみのブレットだ。恋に落ちるなんてばかげてる。親友が夫なんて最高じゃない?
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-華麗なるフォーチュン一族の中で、ナタリーはいつも居心地の悪い思いをしていた。女性たちはみな華やかでとびきり美しいのに、彼女だけが地味で冴えないのだ。ある日、ナタリーは祖母が遺した広い屋敷を旅に出かけるあいだ人に貸そうと借家人の募集広告を出した。応募してきたのはハンサムな建築家、リック・ドルトン。出会ったその日から興味をあからさまに示してくる彼にナタリーは疑問を感じながらも急速に惹かれる。そして、何もかもが記録的な速さで進んでいったが……。
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-クレオは、母親と同じような生き方だけはしたくなかった。ダンサーだった母はカジノに集まる大物たちとの恋を繰り返し、奔放な一生を送った。だけど、私は母とはちがうわ……。平凡で真面目な男性との未来を描いていたクレオの前に、ある日突然、カジノの帝王フレッチャーが現れる。
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-優しさが欲しい。心からの愛が欲しい。薔薇の香りの中で私を抱き締めて。■こんなにも愛することができ、こんなにも悲しむことがあるなんて。ブルックは、ジャスティンを養子にして本当の愛と悲しみを知った。内戦にまきこまれて両親を失った赤ん坊を育ててきたけれど、この二年間に何度も繰りされた手術の費用がかさみ、元婚約者のクラークに頼んで家を売ってもらうしかなくなった。見栄っぱりなクラークはブルックをオークション会場に連れていったが、話を聞き終わるなり、知り合いの美女を見つけて姿を消してしまった。惨めさに押しつぶされていると、隣席の男が近づいてきた。どこか見覚えのある目をした男性は、信じられないほどハンサム。見捨てられた女をからかいに来たとも思えない。ブルックは言いようのない不安とともに、胸の中で彼にすがった。どうぞ、私の心をささえて……。
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4.0ザックとテスが結婚したとき、周囲の誰もが理想的なカップルと喜んだ。無口だがしなやかな強さをもつ男らしいザックは妻を求めていたし、幼い娘を抱えて頑張るシングルマザーのテスには新しい夫と支えが必要だったから。本当はテスの心には、ひそかに焦がれる別の男性がいたにもかかわらず――。しかし、誰も気づかなかったはずのテスの想いに、ただひとりザックだけが気づいてしまう。ザックは新婚初夜を別々のベッドで過ごそうと提案してきて…。
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2.0秘書のシーリアは、ボスのアーロン・ブラボーに思いを打ち明けた。「きみに関心はないし、これからも持つつもりはない」冷たく拒まれたけれど、彼女は愛を伝えられただけで十分だった。彼が熱い瞳で見つめているような気がするのも、思い違いだろう。ところが数日後、アーロンがシーリアに言う。「実家に帰るんだが、同行してもらえないだろうか?」
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-未婚のまま息子のサムを育ててきたジョリーンは、悩んでいた。ろくでなしだった元恋人の両親が、サムの養育権を譲れと言うのだ。幼なじみのデッカーはそれを見かねて偽装結婚を提案してきた。億万長者の彼と結婚すれば、祖父母も手出しができないからと。彼女はサムのために申し出を受け入れ、慌ただしく結婚式を挙げた。ところが、“偽装”のはずのキスに激しい戦慄を覚えてしまい……。
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-カリンは木陰に身を潜め、大邸宅の様子をうかがった。海を渡ってイギリスの田園地帯にやってきたのは、ただ一人の肉親にどうしても会いたかったからだ。生き別れになった双子のきょうだい、フィオーナに。けれど立派な邸宅に気後れして、ドアをたたく勇気が出ない。そのとき鬱蒼とした森から、ひとりの男性が歩いてきた。たくましい体、気品あふれる顔立ち。いったい誰かしら?そのとき彼がカリンに気づいて足を止めた。「フィオーナじゃないか。何をしているんだい?」やさしい声……そう思った瞬間、唇を奪われた。
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-月が輝くデビュタントの夜、いつもの冴えない私を忘れて、今日だけは美しいプリンセスになるの――…ドレスショップで働くメアリーは眼鏡におさげの内気な少女。知的でハンサムな弁護士ジェームズに憧れてはいても、そっと窓から見つめるだけで精一杯。見かねた店主のマーガレットは、彼女に1着のドレスをプレゼントする。魔法がかけられた美しいドレスに勇気を得たメアリーは、名前を偽って舞踏会に潜り込み、憧れのジェームズと夢のようなひと時を過ごすが!?
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3.3【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】小国のプリンセスである親友の結婚式に参列するため、ダルシーは異国の宮殿にやって来た。そこで顔に大きな火傷の跡のあるプリンス・ヴァルブランドと出会う。端正な顔に残る、世にも醜い傷跡。彼はいったいどんな過酷な運命を辿ってきたのかしら。舞踏会の夜、ダルシーは好奇心に駆られるまま彼と踊り、いつの間にか恋に落ちてしまったことに気づく。身分の違う私が、こんな気持ちを抱くべきではない。とまどうダルシーを、ある悲劇が待ちかまえていた。
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4.5【最終ページにあとがきが付いて再登場!作品の登場人物や漫画家の素顔に迫れる1ページを最後までお楽しみください。】彼が私の花婿ですって…!? 王家の血筋を守るため結婚を迫られたプリンセス・ブリットは、王宮から逃げ出しはるか遠い北海を目指した。しかしその途上彼女を乗せたセスナは事故に遭い、ブリットは急斜面に投げ出されてしまう。動けない…誰か助けて! その時ブリットの願いが届いたかのように彼女の前に黒い影が…。彼は伝説の黒騎士? いいえ、エリック・グレイフェル――神話の英雄のように美しいけれど、その心も石像のように堅く閉ざされた私の婚約者だわ!
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-★欲しいのはお金じゃなくて彼の愛。でも彼はそのことに気づいてはくれない・・・・・。★「きみを妻にできたらどんなによかったか。でも、きみには出世を望む夫の妻として重要なものが欠けているんだ」ジェシカの恋人はそう言って大物実業家の娘と婚約してしまった。---つまり、お金ね。ジェシカは名家であるベニントン家の出身だったが、一族の没落とともにその財産もなくなっていた。恋人の残酷な仕打ちに打ちひしがれていたジェシカに、彼女のボス---キア・ソーンダーズが取引を持ちかけた。ある大企業との契約による利益をジェシカと折半にするかわりに、その契約を成功させるため、彼の婚約者として社交の場を取り仕切ってほしい、と。キアは会社のため、私はお金のためにお互いを必要としていた。でも、彼のサファイアブルーの瞳に宿る輝きに気づいたとき・・・・・・。
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4.5逃げられないよ、僕の花嫁――妹の結婚式に参列するためグランドリア王国を訪れたリヴは、初対面の貴族フィン・デーンローと月夜の庭園で情熱的に愛しあい、そのまま朝を迎えてしまう。彼は口説き上手なプレイボーイ、いくら祝典で飲みすぎたとは言え、大嫌いなタイプの男とベッドをともにしてしまうだなんて! しかも一夜明けた身体には一族に伝わる妊娠の兆候がはっきりと!! 逃げ帰るように帰国したリヴだが、逃がすつもりのない彼はアメリカまで追いかけてきて!?
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3.3従妹の結婚披露宴で、一人ダンスの輪から外れていたマティは、そばでもの思いにふける男性が気になり声をかけた。彼はセバスチャンといい、ニューヨークの銀行家だった。男性とは楽しくつき合い、決して深入りをしないのが、マティのいつものスタイルだ。悲しいけれど、わたしみたいな人間にはそれがふさわしい。ハンサムなうえに、ウィットに富んだ会話のできるセバスチャンは、この場かぎりの話し相手としては最高だ。だがマティは考えてもいなかった。自分が彼の心に、強烈な印象を残してしまうことまでは……。★RITA賞はじめ数々の受賞歴を誇るリズ・フィールディングが、交通事故で車椅子生活を余儀なくされた女性をヒロインに据えて描く心温まるストーリー。★
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4.3なんてこと! この私がプリンセスですって――…!? 保育園で働くエリがある日帰宅すると、見知らぬ黒ずくめの男性が部屋で待ち伏せていた。驚く彼女の前でその男性はひざまずき、自分は王の戦士で、北欧の王国グランドリア王家の血をひくエリを迎えに来たのだと言う。言葉こそ柔らかいものの拒否を許さない態度と鍛え上げられた肉体――彼から逃れられる人なんているのかしら? 攫われるようにグランドリアを訪れたエリを、北欧の地で待っていた運命とは!?
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-もしも、あの愛に満ち溢れた日々に、もう一度戻れるのなら……。 ローラは屋敷の庭で意識を失い、病院に運ばれた。目覚めると、大富豪で新婚の夫ビショップが傍らにいたが、どこかよそよそしい。なぜ抱きしめてもくれないの?しかも新妻を怪訝な様子でじっと見つめ、赤ちゃんの話に顔をしかめるなんて、あんまりだわ……。まだローラは気づいていなかった──ビショップとの子を流産し、虚しいすれ違いの果てに、みずから離婚を選択したという、つらい記憶を失っていることに。ビショップは、まるで新婚当時のような元妻に戸惑いながらも、ローラに寄り添い、夫を演じきろうと心に決めるが……。 ■“このまま元妻の記憶が戻らなければ、二人はやり直せるのでは?”密かにそう願っていたヒーロー。果たして、ほどけた愛の絆は再び結び直せるのでしょうか? 実力派ロビン・グレイディが描く、情感豊かな夫婦の再生ロマンス決定版です! *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ロマンス版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-知らず知らずのシンデレラ。気づいた瞬間、魔法はとける運命で……。 猛吹雪の日、テッサは林の中で気を失ったハンサムな男性を助けた。高価そうな服は汚れ、体じゅう傷だらけの彼を自宅へ連れ帰ると、ほどなく目覚めた彼は、いっさいの記憶を失っていた。戸惑うテッサだったが、二人きりで過ごすうち彼の人柄のよさに惹かれ、いつしか互いの気持ちを確かめるように、身を捧げたのだった。だが、彼が“アッシュ”という自分の名を思い出したことで、テッサは不安に苛まれた。いつか彼は元の生活に戻っていくのね……。そのときの彼女は、まだ知らなかった――彼が巨万の富を有する大富豪、アッシャー・ブラボーで、1カ月後には美しい婚約者と結婚する予定であることを。 ■日を追うごとにアッシュへの愛が増していくテッサと、少しずつ記憶を取り戻していくアッシュ。二人きりの幸せな暮らしの終焉が刻一刻と近づいていることを知るテッサの思いが切ないです。 *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-■苦しみと悲しみを乗り越え、もう一度あなたと愛の海へ。■救急処置室で看護婦として勤務するテリーは、重傷を負って運ばれてきた夫マイケルの横たわるベッドを呆然と見つめていた。二年前、息子のジョシュを事故で亡くして以来、ふたりの間に埋められない溝ができた。そして、マイケルは突然、一年前に家を出ていってしまった。あれから、どこで何をしているのかまったくわからなかったのにこんな形で再会するなんて……。マイケルに捨てられたという事実を受け入れ、一人で新たな人生を歩もうとやっと決心したこのときに。ところが、奇跡的に回復したマイケルが最初に口にした言葉はテリーがまったく予想していないものだった。「僕は天使に助けられ、この世に戻って君を救えと言われたんだ」
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-“家族になろう”――なんて残酷な言葉。彼は私を愛してはいないのに。 サヴァンナは十代で母を亡くしてから、妹と弟を一人で育てあげた。そして今は、有名ジュエリー会社の臨時秘書として献身的に働き、効率最優先の冷徹なCEO、大富豪リックに想いを寄せていた。二人きりのロンドン出張で、彼はいつもとは別人のようだった。初めて乗る飛行機を怖がるサヴァンナの手を握っていてくれたり、夜、ドレスに着替えた彼女に熱っぽい視線を送ってきたり……。募る恋心を止められず、サヴァンナはリックと一夜をともにしてしまう。結婚も赤ん坊も望まない彼は、生涯続く関係など求めていなかったけれど。ところが数週間後、サヴァンナは妊娠に気づいて愕然とする。彼に父親になると伝えるの? 責任感から求婚されるとわかっていて? ■大好評だったデビュー作、I-2385『天使を抱くシンデレラ』の関連作をお届けします。仕事に人生を捧げ、愛を否定するヒーローからのプロポーズに、どうしてもイエスと言えないヒロイン。本当は愛されたいのに、本心を隠す彼女のいじらしさが切ない作品です。
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3.5美しき公爵が詠む愛の詩に、酔いしれていたかった……。 信じていた人に裏切られてひどく傷ついた大学講師のアビーは、仕事をしばらく休んで、ヨーロッパで心身を癒やすことにした。歴史的な詩人のリサーチを兼ねたその旅はしかし、彼女の心をかつてなく大きく揺さぶることになる。滞在する予定の風光明媚な地所から迎えに現れた男性ラウルを見て、そのあまりの美しさに、アビーは思わず息をのんだ。ずっと妄想の中で思い描いてきた、まさに理想の男性像そのもの。さらに、ラウルの祖父がアビーの探している詩集を所有しているからと、フランスにある彼の家に招待され、彼女は天にも昇る心地になった――まさか彼が公爵で、しきたりを重んじる家族から冷遇されるとも知らず。 ■それぞれ心に傷を抱えた3人のヒロインが、ヨーロッパを旅するなかで運命の人と出会う、3部作〈大富豪の青い鳥〉。第1話の本作は、フランス公爵との身分違いの恋物語です。ロマンティックな舞台にご注目ください!
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-ロンドンの最高級ホテル、リッツのレストラン。スティーブンがポケットから取りだしたダイヤの指輪を見てキャロラインは目をみはった。プロポーズに迷いながらもイエスと答える。やがてお祝いのダンスを終えたとき、社長が近寄ってきた――マーク・ライダー。鋼色の目と漆黒の髪を持つ、彼女の上司。ダンスに誘われ、マークの手がウエストに触れた瞬間、キャロラインの全身に震えが走った。マークの秘書として働き始めて以来、ずっとこの感覚に抗ってきた。彼を見るたび、気持が高ぶり、そして不安になる。わたしはスティーブンを愛しているはずなのに……なぜ?■〈ロマンス・タイムマシン〉と題してその年の名作をお贈りする企画、1994年の今回は、大御所エマ・ダーシーに次ぐ驚異の販売部数を記録した伝説的作家、サラ・ホーランドが登場。究極の傲慢ボスヒーローの熱烈アプローチに、やがて秘書はメロメロになって……。
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3.0忘れえぬあの情熱の夜、小さな命を授かって……。 高級スーツに身を包んだハンサムな新しいCEO、ゼブを見た瞬間、ケーシーは思わず息をのんだ。広い肩、堂々とした物腰、莫大な富と権力の持ち主とすぐわかる強烈なオーラ。まるで魔法にかかったように、たちまち彼女はゼブの虜になった。そして、デートのあとアパートまで送ってくれた彼に身も心も捧げた。ロマンティックにはほど遠かったけれど、今まで経験したこともない絶頂感に満ち足りて。ところが数週間後、予想外の妊娠に気づき彼のもとを訪ねると、ゼブの冷ややかなグリーンの瞳に一瞥されてしまい……。■D-1737『幻の一夜の忘れ物』でデビューしたRITA賞受賞作家、サラ・M・アンダーソン。人気の一夜の恋をテーマに実力派が綴る、スリリングなジェットコースター・ロマンス!
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-お腹を痛めた子が大富豪の手に……そして、我が子と愛したのが彼の子だったなんて。 目標に向かって勉学にはげむヴァレンティーナは、たった1度の過ちで身ごもった子を一人で産み育てる決心をした。生まれてきた息子は愛らしく、母となった幸せをかみしめていた――2週間後に、その赤ん坊がわが子ではないと知らされるまでは!なんと、ほとんど同時刻に生まれた子と取り違えられたというのだ。相手の赤ん坊の父親ジョヴァンニは妻と離婚したばかりで、彼も一人で息子を育てはじめた矢先に、そのつらい知らせが届いた。ただちに交換が行われたが、赤ん坊たちは泣きやまなくなってしまう。すると困り果てたジョヴァンニがヴァレンティーナに、子どもたちがなつくまで一緒に暮らそうと提案してきて……。 ■たぐいまれな想像力で読み手を楽しませるレベッカ・ウインターズの本領が発揮された2部作〈モンタナーリ家の結婚〉がスタート!愛の国イタリアのアマルフィを舞台に、小さなキューピッドたちが頑張り屋のヒロインと魅力的な大富豪のロマンスを盛り上げます。
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3.0生き別れた姉が置き去りにした子――小さな命が起こした、大いなる奇跡。 リリーの家の玄関先に生後まもない赤ん坊が置き去りにされた。今は疎遠で居場所もわからない異父姉が産んだ子とわかったものの、あまりに突然のことに、リリーは呆然と立ち尽くした。改装中のこの家では、まともに育児なんてできないのに!すると偶然にもそこへ親友の兄ニックが訪ねてきて、彼女の窮状を見かねて一緒に赤ん坊を病院へ連れていってくれた。それがきっかけとなり、親友が思いがけない解決策を提案する――兄は大企業の重役で不在がちだから、彼の家で育児をすればいい、と。そんな成り行きで始まった二人と赤ん坊の同居生活だったが、なぜかニックがよそよしくて冷たい態度をとりはじめ……。 ■不慮の事故により母を亡くし、里親に育てられたリリー。生き別れになっていた異父姉が巻き起こした赤ちゃん騒動の渦中で生まれる恋物語を、英国ロマンス界に輝く新作家E・ダーキンズがあたたかな筆致で綴りました。純粋な恋だけでなく家族の絆も感じられる秀作。
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4.0看護師として、ただでさえ働きすぎなのに、ケイティは今日も心臓外科医のマイクに呼び出された。また、研究の手伝いを頼む気なのかしら?幼なじみで、お兄さん代わりだったマイクは、“妹”にわがままを言うのは当然と思っているみたい。でも、こうしてばかりはいられないわ!
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-皇太子とシンデレラの恋は、砂の城のように儚くて……。 公室付きのナニーとしてモンテドーロ公国へ来て2年。当初、黒縁眼鏡をかけて地味で目立たなかったラニは、今や美しい女性に生まれ変わっていた――ある男性に恋をして。大晦日の舞踏会で皇太子マックスから踊りに誘われたのをきっかけに、その夜、以前より胸に秘めていた彼への想いを遂げたのだった。だが、数年前に不慮の事故で妃を失った彼がいまだに亡き妻を愛し、今後も独身を貫くつもりでいることは国じゅうに知られた事実だ。マックス自身の口からも、二度と結婚はしないと聞いたことがあった。しょせん、私はしがないナニー。皇太子に愛されるはずがない……。ラニは身を引く決意を固めると、仕事を辞め、そっと宮殿を去った。 ■身分の差、望むべくもない愛――ラニの恋には、克服しえない障壁が立ちはだかっていました。けれども、ラニとマックスがたがいに知らなかった過去の秘密が明かされ、物語は思わぬ方向に進みます。名門ブラボー家の恋を描いた〈都合のいい結婚〉シリーズの関連作!
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-子供の笑い声が響く幸せな家庭を築きたい。その夢はもう、諦めるほかないの? “あと数年で妊娠できなくなる”医師の言葉にケイティーは耳を疑った。大柄で太めなのがコンプレックスで、ずっと恋には臆病だった。今や町の独身男性はみな婚約中か恋人がいる。ただ一人を除いては。最近越してきた、背が高くハンサムなジェレマイア。彼がカフェに現れるたび、どぎまぎするのはなぜかしら。でもまさか彼に、子供を産みたいので協力してなんて頼めるはずもない。ああ、このまま私はひとりぼっちで人生を終えるの?悩んだ末、勇気を振り絞って願いを伝えた彼女に、ジェレマイアが言った。「昔ながらの方法でなら」――それって、つまり……。彼とベッドを共にすることに怖じ気づいたケイティーは……?! ■赤ちゃんを夢見るヒロインの前に、まるで神様があつらえたかのように現れた、非の打ちどころひとつない魅惑の男性。ヒロインの突拍子もない頼み事を彼が聞き入れた本当の理由とは?
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4.0憧れのプリンスが教えてくれたのは、恋の落ち方。そして……失恋の痛み。 子供のころから病弱だったため恋を知らずに育ったルーシーは、23歳にしてキスさえろくに知らない。ようやく病を克服した今、人並みに恋をしてみたいと心から願っている。それにはまず、手ほどきをしてくれる経験豊富な男性を見つけなくては。思いついたのは兄の友人のプリンス・ダミアン――高貴な身分ながら悪名高いプレイボーイの彼なら、きっと恋の練習台になってくれるはず。ルーシーは期待を胸に、感謝祭でにぎわう彼の国へ飛ぶが、あいにく彼女の頼みを聞いたダミアンは困惑を隠さなかった。だが、しぶしぶ承諾したまねごとのデートの最後に軽くキスをしたとき、彼の瞳に一瞬、情熱の炎が燃えあがったように見え……。 ■名門ブラボー家の恋物語を描いたミニシリーズ〈都合のいい結婚〉の最新関連作第3弾は、名うてのプレイボーイ・プリンスが主人公。純真無垢な平民のヒロインを相手に、軽く願いを叶えてやるつもりが……。放蕩プリンスが“本気”を見せる瞬間をお見逃しなく!
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-記憶を失った元妻は、新婚当時の笑顔で愛を語り、子供を夢見た。 ローラは屋敷の庭で意識を失い、病院に運ばれた。目覚めたところに夫のビショップが来てくれたが、どこかよそよそしい。なぜ抱きしめてもくれないの? 子供がほしいという話をしても、私の心臓病を心配して、頑なに拒むばかりだし……。だけど私たちはまだ結婚したばかり。ゆっくり考えればいいのよね。知らせを受けて病院に駆けつけた大富豪のビショップは、衝撃を受けた。ぼくたちが新婚夫婦? 彼女は頭を打って記憶をなくしてしまったのか?流産をきっかけに離婚を望んだのは、ローラのほうだというのに。なんということだろう……。だが、彼女を放っておくわけにはいかない。彼はいまだ愛おしい元妻が記憶を取り戻すまで、夫を演じることにした。 ■つらい記憶をなくし、幸せな時を生きる元妻にとまどうビショップ。でももし、このままローラの記憶が戻らなければ、ふたりはやり直せるのではないかと考えはじめ……。一度失われた夫婦の愛が甦り、熱望する赤ちゃんをローラが産める日は来るのでしょうか?
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-いつまでも“いい子”ではいられない!お堅いミランダに決意のときがきた。■大学で性科学を教えるミランダは、キャンパス内の“もっとも貞潔な女性賞”の候補者に選出された。ミランダの専門分野は、性(セックス)が体に与える科学的な作用。おまけに、その道の権威であると言われてきたのに、学生新聞に“男性経験はただ一度だけ”と暴かれ、教授としての面目はまるつぶれとなった。だが、彼女に助け船を出そうと考えた人物がいた。ミランダの同僚で、心理学を教えるノア・イエガーが彼女に“実体験”を提供しようと申し出たのだ。ノアはずっと前からミランダに惹かれていた。もう、この気持ちを抑える必要はない。プレイボーイの名にかけて、ミランダの“いい女”の部分を目覚めさせなければ!
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4.0慰められるまま一線を越えたあの日、彼女は純潔と、愛される自信を失った。 長年の恋にやぶれ、涙に暮れていたプリンセス・リリは、モンテドーロ公国のプリンス・アレックスに慰められた。ふだんは冷たく、ろくに口もきかない彼の意外なやさしさに、リリは初めて心を……そして、身を許した。ところが、夢のような情熱の時を過ごしたのもつかのま、彼はもとのよそよそしい態度に戻り、彼女を突き放した。失意のなか自国へ戻ったリリを、さらなる衝撃が待っていた――なんと、アレックスの子を身ごもっていることがわかったのだ!両家の話し合いの結果、彼との結婚を余儀なくされ、リリの心は沈んだ。この先も、あの冷酷なプリンスに愛してもらえるとは思えなくて……。 ■名門ブラボー家の恋物語を描いたミニシリーズ〈都合のいい結婚〉の最新関連作第2弾です。前作『王子と孤独なシンデレラ』にも登場したアレックスとリリが、予期せぬ妊娠をきっかけに結婚。けれど、リリがいくら愛を望んでも、アレックスは無視するばかりで……。
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-教師になって故郷に戻ってきたディライラは、地域活動に積極的で、今日も教会の鐘楼を修理するために寄付集めにまわっている。最後に残ったのが、粗野で乱暴で飲んだくれの男、サムの家。昔から苦手なタイプで、彼とは十年も言葉を交わしていない。ディライラは思い切ってドアを開け、サムと正面から向き合った。そして二人は、成長した互いの姿に目を奪われた。
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-メギーはホテルのロビーで、ただひとり愛した男性を待っていた。幼なじみのネイト・ブラボー。誰より理解し合っていたのに、愛を打ち明けると彼は拒み、故郷を出ていってしまった。あれから十数年。今度こそメギーは彼に頼むつもりだった。わたしと結婚して、子供の父親になってほしいの、と。“2年以内に結婚して子供を産まなければ、財産は相続させない”亡き父の遺言のせいで、私にはどうしても夫と子供が必要だ。今も変わらぬ想いを打ち明け、彼に契約結婚をもちかけよう。けれどネイトは再び拒み、メギーの心は粉々に砕かれた。ところが1週間後、ネイトがふらりと姿を現す。故郷も、わたしのことも捨てたはずなのに、一体なぜ……。 ■クリスティン・リマーの代表作〈都合のいい結婚〉シリーズの2話目、一途に初恋の人を想い続けるメギーの物語です。メギーが別の候補者を探していると聞きつけたネイトは、いてもたってもいられなくなり、故郷に戻ってきてしまいます。 *本書は、初版シルエット・スペシャル・エディションから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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4.0孤独なシンデレラが愛した王子は、大きな秘密を抱えていた……。 二度も恋人に裏切られて男性不信に陥ったシドニーは、専門クリニックで子供をもうけ、独りで小さな息子を育てていた。ある日、同僚の結婚祝いを買いに訪れた百貨店で、高級服に身を包んだ、息をのむほどハンサムな男性に声をかけられる。驚くことに、ルールと名乗る彼は地中海の公国のプリンスだという。初めは戸惑うシドニーだったが、話をするうちにどんどん惹かれ、彼こそずっと夢とあきらめていた理想の男性だと直感した。やがて、息子にも会いたいと言う彼を自宅へ招待することにする。恋に舞いあがった彼女は、そのときまだ気づいていなかった――最愛の息子とルールが、とてもよく似た瞳をしていることに。 ■名門ブラボー家の面々の熱い恋を描く、C・リマーの大人気シリーズ〈都合のいい結婚〉の最新関連作をお届けします! 本作の主人公はブラボー家の血を引く大公家の次男ルールと、孤独なシングルマザーのシドニー。まるで夢のような恋には、落とし穴が潜んでいて……。
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-エリがある日帰宅すると、バイキングが待ち伏せしていた。その全身黒ずくめのたくましい大男は、王の戦士ハウクと名乗り、国に戻れという父王の命令を伝えに来たと言う。エリは父の顔さえ覚えていない。両親の離婚にともない、幼いころ北欧の王国からアメリカに移住したからだ。わたしたちをほうり出した父が、今さらなんの用なの?王国には戻らないわ。エリがきっぱりと断って家から逃げ出そうと身をひるがえしたとき…。「お許しを、殿下」突如大男に押さえつけられ、目の前が真っ暗になった。
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-その夜、リンはシンデレラに変身した。あと必要なのは、お相手だけ…。美容院の鏡に映っているのは、赤いドレスのレディー。いつも地味な服を着て、自分を押し殺している、教師のリン・テイラーではなかった。二十四回目の誕生日を迎えたリンは、親友のダニエルに美容院に連れていかれ、四時間半かけて変身させられたのだ。ダニエルからのバースデイ・プレゼントだった。「先生、舞踏会に行く用意のできたシンデレラみたいよ」ダニエルの娘、サラが叫んだ。「あと必要なのは王子さまが現れてくれることだけだわ」リンがそう言ったとき、弁護士のロス・ギャリソンがやってきた。リンの生徒、ジェニファー・マッカラムについて尋ねるためだった。
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-なんてことなの……彼には美しい婚約者がいたんだわ! 猛吹雪の日、テッサは林の中でひとりの男性に出逢った。その男性は彼女に話しかけてくるやいなや気を失い、地面に倒れた。よく見れば、高価そうな服は汚れ、体じゅう傷だらけ。こんな天候の中、そのまま放っておくこともできず、テッサは苦労して自宅へと彼を連れ帰った。ほどなく目覚めた彼の口から驚くべき言葉がもれる。「僕は自分が誰で、どこから来たかもわからない……」雪に閉じ込められ、ビルと名づけた彼とふたりきりで過ごすうち、テッサはその人柄のよさに魅了され、身も心も捧げてしまった。彼が、巨万の富を持つブラボー家の一員アッシュだとは知らずに。■クリスティン・リマーはこれまでもミニシリーズ〈都合のいい結婚〉で名門ブラボー家の人々の華麗なロマンスを描いてきました。その関連作をイマージュからお届けします。
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-スザンナとダイアナ姉妹には、憧れの女性がいた。それは自らの祖先であるイザベル。100年以上前、先住民族と開拓者たちの抗争が続く時代に、都会育ちのお嬢様だった彼女はシャイアン族の血を引くカウボーイと結婚し、真実の愛を貫いたのだった。姉妹は夢見ていた――いつの日か、イザベルが遺した象牙色のウエディングドレスを身にまとい、愛する人と固い絆で結ばれることを。そして今、彼女たちにもついに恋の季節が巡ってきて……。伝説の街モンタナ州ホワイトホーンを舞台に、稀代の実力派作家たちが描きだす、時を超えて語り継がれる3つの愛の物語。
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-億万長者の夫が提示した離婚の条件に、彼女は茫然とするだけだった。■ジェナには、しなければならないことがあった。別れて数年になる夫、マックと正式に離婚することだ。苦労して消息を突き止め、連絡をとった。仕事中毒で家庭など二の次だったマックは、今や弁護士として成功をおさめ、億万長者になっているという。さっそくジェナが話を切りだすと、彼は離婚の書類にサインする条件として、途方もないことを言った。ジェナとふたりきりで二週間過ごすことを要求してきたのだ。まあ、なんて人なの! こんなの恐喝だわ。今さら一緒に暮らしたって、愛がよみがえるわけないのに。しかし、ジェナはその条件を受け入れるほかなく、波瀾に満ちた二週間の生活がスタートした。
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4.0赤ちゃんの父親は彼だけれど、ぜったい結婚するわけにはいかない。■レイシーは婚約者に逃げられたローガンを慰めようと彼の家を訪ねたところ、思いがけず結ばれてしまった。ほどなく妊娠していることに気づいたが、ローガンにはいっさいそれを伝えなかった。彼の心は、いまだに去った婚約者にあるのを知っていたから。しかし、あと一週間ほどで出産予定日というときになって、やっとレイシーはローガンに事実を知らせた。大あわてで駆けつけた彼が言ったのは、“結婚しよう”という言葉。昔から口うるさい兄のような存在だったローガンのことだから、プロポーズは単なる責任感によるものにすぎないはず。愛のない結婚なんて、ぜったいするわけにはいかない。レイシーはローガンのプロポーズを断固としてはねつけた。
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-形だけの結婚でもいい。ただひとり愛した彼となら。■ロサンゼルスのホテルのロビーで、メギーは生涯でただひとり愛した男性を待っていた。ネイト・ブラボー。幼なじみで、今はロスの私立探偵。少年と少女だったころ、誰より理解しあっていた相手。だが十九歳の夏、メギーが愛を打ち明けると、ネイトは彼女を拒み、故郷の町を出ていってしまった。あれから十数年、今度こそ、メギーは彼に頼むつもりだった。わたしと結婚して、子供の父親になって、と。“二年以内に結婚して子供を産まなければ、牧場は相続させない”亡き父の遺言のせいで、大切な牧場を失わないためには、夫と、子供が必要だ。その相手はネイト以外考えられない。今も変わらぬ思いを打ち明け、契約結婚をもちかけるメギーを、ネイトは今度も拒絶した。だが一週間後、そのネイトが突然現れ、夫になってもいいと言いだした。
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-わたし、妊娠してる!大学で会計学を学ぶアビーにとって、計算はお手のもののはずが、計算外のことに、彼女の頭は大混乱。しかし心のなかでは、すでにひとつの答えが出されていた。なにがあろうと、この子を産みたい。でも、どうやって?誰にも相談はできない。相手のキャッシュにも。アビーより十五歳年上のキャッシュは、彼女にとってなんでも相談できる兄のような存在だったはずなのに…。彼女の胸に、あの夜の出来事がよみがえってくる。突然の父の死が受け入れられず、ひとり泣いていたアビー。彼女を、やさしくなぐさめてくれたキャッシュ。やがて、甘美な思いに包まれて…ふたりは結ばれた。キャッシュがこのことを知ったら、なんて言うかしら?でも、彼には絶対に知らせたくない。妊娠したとわかれば、彼は責任を感じて、必ず結婚を口にするだろうから…。
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-一夜の思い出を手に入れたい。それがそんなに悪いことなの?■ジュリエンヌは三十歳の誕生日を前に決心した。ずっと“いい子”だった自分から卒業しよう。そしてこれからは大いに人生を楽しもう――そう、男の人とも。彼女は自己催眠を使って自分が淫らな女性だという暗示をかけた。キーフレーズはこうだ。“淫らな女性は一か八かやってみる”三週間の特訓の末、いよいよ効果のほどを確かめる時がきた。以前から憧れていた男性が話題の劇場にやってくると聞き、彼に近づいて誘惑することに決めたのだ。はっとするほど魅力的な黒い瞳、日に焼けた肌、頑丈そうな顎。男性を見るやジュリエンヌは息をのみ、もう一度、言い聞かせた。たとえ彼の心が手に入らなくてもいい、爪先立ちして、彼の唇を奪うのよ。
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-たとえ永遠に結ばれなくても、 あなたを愛し続けるわ。 マイサは15年ぶりにかつての恋人と再会し、胸を締めつけられた。 砂漠の国バジュールの王、ラフィーク・メヘディ。 以前にもまして彼は圧倒的なオーラを放っていた。 15年前、二人はバジュールの掟により引き裂かれた。 ラフィークが前国王の決めた相手と婚約するや、会うことを禁じられ、 マイサは30歳も年上の男性との結婚を余儀なくされた。 やがて夫の暴力に耐えかね離婚。ラフィークも半年前、王妃を喪った。 けれどバジュールの因習が存在する限り、彼の花嫁には決してなれない。 どんなに彼を想っても、幸せな未来は永遠にこないのだ。 マイサの悲惨な結婚生活など知るよしもないラフィークは、 元夫への嫉妬もあらわに彼女の唇を奪うが……?!
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3.0ジェインは隣に越してきた男性、ケイド・ブラボーのことが気になって仕方がなかった。かつて札付きの不良だった彼は、今はプロの賭博師だ。女性とは束の間楽しんだあと、冷酷に捨てるという噂もある。絶対に好きになってはいけないタイプの男性なのに気のあるそぶりをされるたび、ジェインは恍惚となってしまう。ある日、とうとうケイドが交際を求めてきた。ジェインは勇気を奮い起こし、震える声で拒絶する。だが翌日、彼女の家の前に高価な贈り物が置かれていた。■『都合のいい結婚:悩める三兄弟』の第二話をお届けします。ブラボー三兄弟の中で最も危険な男性ケイドがヒーローです。
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-病室のベッドの上で、シンシア・デンプシーは奇跡的に意識を取り戻した。億万長者と婚約中の、誰もが羨む幸運な女性――それが私だと言われても、何も思い出せない。頭の中は真っ白だ。婚約者のウィルに優しく呼びかけられた瞬間、体はたちまち熱く反応した。でも……彼が私を見るたび眉をひそめるのは、なぜ? ■飛行機の墜落事故で記憶を失った婚約者、シンシアを連日見舞いながら、ウィルは婚約解消の話をどう切りだそうか、考えあぐねていた。彼女に浮気の証拠を突きつけ、婚約解消を宣言したのは、事故直前のこと。だが、シンシアの驚くべきこの突然の変化を……どう解釈すべきなのだ?類いまれなる美貌とプライドの高さから“氷の女王”の異名をとる彼女が、まさか別人のように――快活で優しい女性に変わってしまうとは。■北米で人気急上昇中の注目作家が、日本語版に鮮烈デビュー!! 奇想天外のストーリー展開は他に類を見ません。飛行機の墜落事故が引き起こした、億万長者とその美しき婚約者の数奇な運命の行方は?! とびきりスリリングな最高傑作をご堪能ください。
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4.0父を知らず母に捨てられ、天涯孤独のレベッカは、ギリシア人大物実業家、ダモン・アステリアデスと一目で恋に落ちた。ところが、レベッカに関する中傷を信じたダモンはよりによって彼女の親友フリスと結婚してしまう。しかし結婚後まもなくフリスは家出。そのまま還らぬ人となった。実はフリスは、金持ちのダモンと結婚したいある理由があったのだが、何も知らないダモンはすべてをレベッカのせいと思い込み、彼女への憎しみを募らせるばかりだった。――3年後、密かにフリスの子を育てるレベッカのもとに、突然ダモンが現れて……。■自分を悪女だと信じ込んでしまったギリシア人億万長者への恋に、身を焦がすヒロインと、そんな彼女の想いをまるで弄ぶかのように激しい情熱だけをぶつけてくる冷酷なヒーロー。とびきりスリリングな恋の駆け引き――最後まで一気読み間違いなしの一作です!
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-アーデンは伯母とともにゲストハウスを営んでいる。世間のことに疎い伯母に代わり、実務を担当しているが、経営は苦しく、みすぼらしくなった建物を改装する資金さえない。ある日、アーデンが買い物から戻ると、新たな客が来ていた。J・スティーブンズと名乗る男性客は徒歩で到着し、何泊するかも告げず、体の具合が悪いのか部屋にこもっているという。そんな話を伯母から聞き、アーデンは不安を覚えた。夕方、部屋から出てこない例の客に夕食を運んでいったところ、アーデンはいきなりどなりつけられ、息をのんだ。「僕の部屋にこっそり忍び込むのはやめてくれ!」■『君に甘いつぐないを』でドラマティックなロマンスを流麗に描き、大好評を得たジェシカ・スティール。本作では謎めいたヒーローが登場し、勝ち気なヒロインのハートをわしづかみにしています。
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4.0キャットは高級レストランで子爵にプロポーズされ感動に震えた。不幸な境遇に生まれ、モデルになったものの、五年前に大富豪アンゲロスの誘いを断ったせいで人生を破滅させられた。どん底から再度這い上がり、今はシーアと名前も変え、人並みの生活を手に入れたばかりかこうして幸せもつかんだのだ。ところが、ちょうどそこに入ってきた男性を見て全身が凍りついた。アンゲロス! あれ以来、一日たりとも彼を恨まない日はなかった。なのにまた私の前に現れるなんて、どういうつもりだろう。口もきけないキャットの前に彼は名刺を置き、電話するよう言って去る。キャットの地獄の苦しみが再び始まろうとしていた。■本当は互いに惹かれながらも、重なる誤解のせいで憎み合うことしかできないアンゲロスとキャット。この恋のゆくえは? 人気作家が描くせつないラブストーリーをご堪能ください。
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3.0ある日、自宅に送られてきた写真を見てアンジェルは色を失った。婚約者のザーヒルと恋人らしき女性の密会写真!中東の小国のプリンスであるザーヒルとは13歳のときに婚約し、恋い焦がれてきたものの彼はキスさえしてくれたことがない。それなのに、写真の中の彼は明らかに情熱に満たされ、心から幸せそうにほほ笑んでいる。愛されていないのなら身を引くべきね。アンジェルは決心し、ザーヒルを自由の身にしようとするが、その条件として、最後の願いを聞いてほしいと懇願した。「ひと晩だけ、あなたの花嫁になりたいの」■セクシーなストーリーの中にヒロインの心の機微を丁寧に描くルーシー・モンローの砂漠の国を舞台にしたストーリーです。10年間恋したシークとのせつない恋のゆくえは?
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-★〈ホテル・マルシャン〉ではじまる、恋と謎に彩られた1週間。★婚約者に捨てられて以来ふさぎ込んでいたケリーに、友人たちが1週間のニューオリンズ旅行をプレゼントした。旅の初日、ケリーはさっそく街の占い師に、“輝ける恋の冒険があなたを待っている”と告げられる。その夜――隣の部屋から何か不審な物音が聞こえ、ケリーが様子を見に行くと、男性が慌てた様子で飛び出してきた。「ぼくの部屋に、見知らぬ女性が倒れている」ブロンドに青い瞳が魅力的な彼に、思わずケリーの胸は高鳴るが、今はそれどころではない。おそるおそる彼の部屋に入ってみると、そこに横たわっていたのは、なんと先刻の占い師だった。
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3.0信じていた恋人に手ひどく裏切られ、エミリーの心は深く傷ついていた。そんな折、エミリーはローマを訪れることになった。勤め先の旅行会社から、現地のホテルやレストランの調査を命じられたのだ。暑いローマの通りを歩いていたとき、エミリーはジョバンニという魅力的なイタリア人男性と出会う。驚くほどハンサムな顔に浮かぶ、輝くような笑み。こんな男性に心をかき乱されてはだめ!男性不信に陥っているエミリーは冷たい態度をとろうとしたが……。
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3.0クリスタルとタナーは、正反対のカップルだった。カップルといっても、家族ぐるみの夕食会で知り合った二人は、誰にも内緒で、夜こっそり互いの家を行き来するだけだ。一目で激しく惹かれ合った二人の相性は抜群で、なんの約束もないが面倒もない関係を楽しんでいた。ところが、クリスタルが妊娠した。ベッド以外は合わない二人なのだから、結婚なんてありえない。彼の子だと事実は告げても、わたし一人で育てよう。クリスタルはそう決心し、驚きのニュースを彼に伝えたが、タナーは意外にも冷静で、二人で育てようと言い出して……。■クリスティン・リマーの人気シリーズ〈都合のいい結婚〉から、『初恋の忘れ物』(HP-9)の関連作をお届けします。タナーの提案をかたくなに拒む彼女には、何か訳がありそうですが――。
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3.69年ぶりにロンドンの自宅に戻ったジェニファーは決心していた。夫であるロクサム侯爵と正式に離婚し、自分の道を歩むのだと。あの日、彼のもとを去ったのは、不貞の罪を決めつけられたから。誤解を解こうにも、夫は固く心を閉ざしてしまった。以後、人の助けも借りて、貧しいけれど幸せな日々を得たのだ。一方、ロクサム侯爵は不信と感慨、そして嫉妬に駆られていた。彼が酒にひたって放蕩の日々を過ごしているうちに、幼かった妻は、美しく自信あふれるレディに変身してしまった!秘密めいたその瞳に、どんな過去を隠しているのだ?
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3.3リリーは地中海の小国モンテビアンコの留置場で震えていた。本当はこんな国になんて足を踏み入れたくなかった……。仕事でやむなく来ただけで、滞在もわずか二日の予定だったのに、街で買った土産物に盗品があったせいで出国できなかったのだ。でもまさか、ここで彼と出くわすことはないわよね?そんな彼女の心配が現実となった。目の前に男性が現れたのだ。ニコ・カヴェリ! かつて夢のような一夜をともにした男性――そして彼はあろうことか、この国の皇太子でもある。「これはどういうことだ! この子は誰なんだ?」問いつめるニコの手には、彼とそっくりな男の子の写真があった。■お互いに惹かれながらも、素直になれずにすれ違うリリーとニコ。二人の恋のゆくえは? 実力派新人作家リン・レイ・ハリスが描く、華やかな王族のロマンスをお楽しみください。
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-やはり最初から話ができすぎだった。シェリーはすばらしい仕事にようやく就いたばかりなのに、叔父からの電話を受けたとたん、わき起こる疑念にさいなまれた。大企業の最高幹部のアシスタントのポストに空きができそうだと、叔父はどこからか内部情報をつかんで、シェリーに勧めた。失業中だった彼女はこの話に飛びつき、最高財務責任者トムのアシスタントにみごと採用されたのだった。しかもシェリーは面接で会ったトムにひと目で惹かれてしまい、彼の下で働ける喜びに胸を躍らせていたのだが……。いったい叔父とトムの間で、過去に何があったのだろう?★人気シリーズ「都合のいい結婚」で、日本の読者にもすっかりおなじみになったクリスティン・リマー。今作は豪腕ビジネスマンとアシスタントの物語をお届けします。シカゴを拠点に、出張でめぐるサンフランシスコや京都のようすもお楽しみください。★
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4.0ひさしぶりに故郷に戻ったローリは、声をかけてきた男性を見て息をのんだ。タッカー・ブラボー!今も私が愛するただ一人の男性。十一年前タッカーは、ローリの双子の妹リーナの恋人だった。だが彼との別離を決めたリーナに、ある日デートの身代わりを頼まれ、ローリはタッカーと情熱的な一夜を過ごしたのだ。ずっと秘めていた彼への思いのたけを、ぶつけるかのように……。今、タッカーを前にして、ローリはとまどいを感じていた。あの夜の真実を、彼には決して知られたくない。ローリは急いでその場を立ち去ろうとした――タッカーの面影のある、ハンサムな息子の手を引いて。
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-モリーは自分自身を嘲っていた。反発し合っているテイトと、夜をともにするなんて!美容院を経営するモリーと町の有力者テイトは、ことあるごとに火花を散らしてきた。そして数カ月前、彼女がテイトの傲慢な政策に異を唱えて以来、二人の関係はさらに悪化したのだ。だがそんな憎しみは、ある夜思わぬ激情へと変わってしまった……。すべてを彼の思うままにさせ、美容院を失うわけにはいかない。そう決心した矢先、モリーは妊娠していることに気づいた。★モリーの妊娠をきっかけに、徐々に二人の関係は変わっていきますが……。★
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-「夏のあいだだけ、恋人同士にならないか」久しぶりに再会したボーの言葉にスターは動揺した。六年前、スターはつき合っていたボーから突然別れを告げられた。あのとき彼に投げつけられたひどい言葉は、今も心の傷となっているのに……。とまどいつつも、引かれる気持ちを抑えられず、スターは彼と一夜をともにしてしまう。愛を信じないと、言い続けるボーをいつのまにか本気で愛しながら、夏が終わろうとするころスターは体調の変化に気づいた。
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4.0冷徹なイタリア人実業家として知られるザンドロ・ブルネレスキは、亡き弟が遺した赤ん坊を引き取ることになった。そうさ、間違ってもリア・カメロンなどにこの子を渡すものか!リアは弟の恋人で、赤ん坊の母親だ。精神的に不安定で、信頼が置けない女。彼女にブルネレスキ家の一員を育てさせるわけにはいかない。だが、そのリアがザンドロの前に現れ、息子を返せと要求してきた。彼女は以前とはどこか違い、澄んだ瞳には芯の強さがかいま見える。恋人の死にショックを受け、母親としての自覚が芽生えたのかもしれない。ザンドロはそう思っていたが、違和感は日ごとに増すばかりだった。
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4.0若くして爵位を継承したチェヴァリー伯爵は、ロンドンで帽子店を営む未亡人エミリーに一目で心を奪われた。つややかな黒髪に象牙色の肌、花びらのような唇に菫色の瞳。たぐいまれな美人が事業に行きづまっていることを知り、伯爵は援助を申し出た――もちろん、下心を抱きつつ。強引な求愛に戸惑いながらも、エミリーは伯爵の情熱に応えた。初めて二人が結ばれた夜に流した涙と亡き夫への愛に偽りはない。だがその夜に身を貫いた強烈な歓びは、エミリーに罪深い胸のざわめきをもたらした……。
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3.0完璧に着飾った姿を鏡に映し、ヘレンはまたため息をついた。今夜こそ、はっきりとした返事をしなければ。この一年、コンビを組んで仕事をしてきたマックスは、プロモーターとしても男性としても一流で、申し分ない。彼からプロポーズを受けた女性なら誰だって喜びで舞い上がり、即答でイエスと答えるはずなのに……。今日はこれから、このクルーズ船上のレストランでマックスの誕生パーティーが開かれる。ヘレンの心は決まっていた。もうつらい過去は忘れて、彼と一歩前に進む時なのだ。だが会場である男性を一目見たとたん、彼女の決意は音をたてて崩れた。■Bエマ・ダーシーの1985年の作品を初邦訳でお届けします。豪華クルーズ船上で繰り広げられる、10人の男女の複雑に絡み合う愛憎劇――作家の真骨頂ともいうべき情感たっぷりのロマンスです!
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-クレアの住むバンガラータの町で、舞踏会が開かれることになった。主賓は人気TVドラマのヒーロー、マット・シェフィールド。その彼の隣に座ることになり、クレアは不安に襲われた。マットは自分を傷つけたかつての恋人に驚くほど似ているのだ。魅力的な笑顔の美男子。でも本当は浅はかで不誠実な男に違いない。そんな偏見は、マットがバンガラータを悪く言うのを偶然聞いた瞬間、怒りに変わった。見ていなさい、マット。思い知らせてあげる。ドレスアップして席に着いたクレアはそっけない態度をとり続けた。にもかかわらず、マットは二人きりで会いたいと言いだした。なんて恥知らずな男なの。下心が見え見えじゃない。彼がその気になったところで冷たくあしらってやるわ!作戦は順調に見えたが、蠱惑的なマットにペースを乱されてしまう。